JP2015113430A - 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 - Google Patents
着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015113430A JP2015113430A JP2013257815A JP2013257815A JP2015113430A JP 2015113430 A JP2015113430 A JP 2015113430A JP 2013257815 A JP2013257815 A JP 2013257815A JP 2013257815 A JP2013257815 A JP 2013257815A JP 2015113430 A JP2015113430 A JP 2015113430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- group
- parts
- coloring composition
- meth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 *C(N(*)*O)=O Chemical compound *C(N(*)*O)=O 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Filters (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
Description
(A)着色剤、
(B)溶媒、
(C)下記式(1)で表される基を有する化合物、及び
(D)重合性化合物
を含み、成分(B)としてアルコールを含有し、成分(B)中のアルコールの含有割合が26〜70質量%である、着色組成物を提供するものである。
したがって、本発明の着色組成物は、カラー液晶表示素子、有機EL表示素子、電子ペーパー等の表示素子、CMOSイメージセンサ等の固体撮像素子の作製に極めて好適に使用することができる。
着色組成物
以下、本発明の着色組成物の構成成分について詳細に説明する。
本発明における(A)着色剤としては、着色性を有すれば特に限定されるものではないが、カラーフィルタには高い色純度、輝度、コントラスト等が求められることから、顔料及び染料から選ばれる少なくとも1種が好ましい。
本発明において顔料及び染料は、それぞれ単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
本発明の着色組成物は、(B)溶媒としてアルコールを含有する。ここで、本明細書において「アルコール」とは、鎖状又は環状の炭化水素の水素原子を水酸基で置換した化合物の総称であり、1価アルコールでも、多価アルコールでもよいが、保存安定性、耐溶剤性のより一層の向上の観点から、1価アルコールが好ましい。また、炭化水素は、C−C結合間に−O−及び−CO−から選ばれる1以上の2価の基を有していてもよい。
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル等の(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテル;
メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソプロパノール、イソブタノール、t−ブタノール、3−メトキシブタノール、オクタノール、2−エチルヘキサノール等のアルキルアルコール;
シクロヘキサノール等のシクロアルキルアルコール;
乳酸メチル、乳酸エチル等の乳酸アルキルエステル;
ジアセトンアルコール等のケトアルコール
等を挙げることができる。
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3−メトキシブチルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート等の(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテルアセテート;
ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等の他のエーテル;
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン等のケトン;
3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、3−メチル−3−メトキシブチルプロピオネート等のアルコキシカルボン酸エステル;
酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸i−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、ぎ酸n−アミル、酢酸i−アミル、プロピオン酸n−ブチル、酪酸エチル、酪酸n−プロピル、酪酸i−プロピル、酪酸n−ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸n−プロピル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、2−オキソブタン酸エチル等の他のエステル;
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド又はラクタム等を挙げることができる。
本発明の着色組成物は、成分(C)として、下記式(1)で表される基を有する化合物を含む。
R1は、炭素数1〜2のアルカンジイル基を示し、
R2は、水素原子又は有機基を示し、
*は、結合手を示す。〕
Xは、炭素原子、水素原子、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、及びハロゲン原子のいずれかを含むn価の基を示し、
nは、2〜6の整数を示し、
R4及びR5は、それぞれ独立に、水素原子、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基、下記一般式(4)で表される基、又は下記一般式(5)で表される基を示す。
R6〜R9は、それぞれ独立に、水素原子、炭化水素基、又はヒドロキシル基で置換された炭化水素基を示し、
R10は、ヒドロキシル基と反応しうる官能基を有する化合物の残基を示し、
*は、結合手を示す。)
但し、R4及びR5のうち少なくとも1つは下記一般式(4)で表される基であって、R6〜R9が水素原子である。〕
式(3)において、Xは、炭素原子、水素原子、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、又はハロゲン原子のいずれかを含むn価の基であり、nは2〜6の整数である。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられ、中でも、フッ素原子、塩素原子、臭素原子が好ましい。
n価の基としては、化合物からn個の水素原子を取り除くことで得られる基であり、例えば、n価の炭化水素基、ヘテロ原子(酸素原子、窒素原子、硫黄原子又はハロゲン原子)を有するn価の炭化水素基がある。ここで、「炭化水素基」とは、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基及びこれらの組み合わせをいう。
n価の脂肪族炭化水素基としては、アルカン、アルケン、アルキンに由来するn価の基が挙げられる。アルカンに由来するn価の基として、例えば、1,6−ヘキシル基、1,3,6−ヘキシル基等が挙げられ、アルケンに由来するn価の基としては、例えば、1,6−(2−ヘキセニル)基、1,3,6−(2−ヘキセニル)基等が挙げられ、アルキンに由来するn価の基としては、例えば、1,6−(2−ヘキシニル)基、1,3,6−(2−ヘキシニル)基等が挙げられる。
n価の脂環式炭化水素基としては、シクロアルカンに由来するn価の基として、例えば、1,1−シクロヘキシル基、1,2,4−シクロヘキシル基等が挙げられる。
n価の芳香族炭化水素基としては、ベンゼンに由来するn価の基として、例えば、フェニレン基、トリレン基等が挙げられる。
ヘテロ原子(酸素原子、硫黄原子、窒素原子、ハロゲン原子)を有するn価の基としては、例えば、エタノール、アセトン、エチルアミン、エチルメチルアミン、テトラフルオロエタン、ベンゼンスルホン酸等に由来するn価の基が挙げられる。
中でも、Xとしては、炭素数6〜12の、脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基に由来するn価の基が好ましい。
脂肪族炭化水素基としては、メチル基、エチル基等のアルキル基、ビニル基、1−プロペニル基等のアルケニル基、エチニル基、1−プロピニル基等のアルキニル基が挙げられる。脂環式炭化水素基としては、シクロプロピル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基が挙げられる。また、芳香族炭化水素基としては、フェニル基、ベンジル基等の単環芳香族炭化水素基、ナフチル基、アンスリル基等の縮合環芳香族炭化水素基、ビフェニリル基等の環集合芳香族炭化水素基が挙げられる。
中でも、式(4)及び式(5)以外のR4及びR5としては、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素、単環芳香族炭化水素基が好ましい。
炭化水素基としては、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基及びこれらの組み合わせが挙げられ、炭素数6〜12の、脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基が好ましい。
ヒドロキシル基で置換された炭化水素基としては、例えば、ヒドロキシメチル基等の水酸基置換アルキル基、ヒドロキシシクロヘキシル基等の水酸基置換シクロアルキル基、ヒドロキシフェニル基等の水酸基置換芳香族炭化水素基が挙げられる。
R10におけるヒドロキシル基と反応しうる官能基を有する化合物の残基としては、例えば、イソシアネート、カルボン酸、カルボン酸ハロゲン化物、カルボン酸無水物、カルボン酸エステル、シラノール、アルコキシシラン、シラノールエステル、アミノ樹脂、エポキシを有する化合物に由来の1価の基が挙げられる。中でも、イソシアネート、カルボン酸、カルボン酸ハロゲン化物、カルボン酸無水物に由来の1価の基が好ましい。
なお、R4及びR5のうち少なくとも1つは式(4)で表される基であって、R6〜R9が水素原子である。
式(1)で表される基を側鎖に有する重合体は、式(1)で表される基を有するエチレン性不飽和単量体(以下、「不飽和単量体(c1)」とも称する。)を単量体単位として有するものである。
不飽和単量体(c3)としては、例えば、
N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドの如きN−位置換マレイミド;
スチレン、α−メチルスチレン、p−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−ビニルベンジルグリシジルエーテル、アセナフチレンの如き芳香族ビニル化合物;
ポリスチレン、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリ−n−ブチル(メタ)アクリレート、ポリシロキサンの如き重合体分子鎖の末端にモノ(メタ)アクリロイル基を有するマクロモノマー等を挙げることができる。なお、不飽和単量体(c3)は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
また、式(1)で表される基を側鎖に有する重合体の重量平均分子量(Mw)と、数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)は、好ましくは1.0〜5.0、より好ましくは1.0〜3.0である。なお、ここでいう、Mnは、GPC(溶出溶媒:テトラヒドロフラン)で測定したポリスチレン換算の数平均分子量をいう。
本発明において(D)重合性化合物とは、2個以上の重合可能な基を有する化合物をいう。重合可能な基としては、例えば、エチレン性不飽和基、オキシラニル基、オキセタニル基、N−アルコキシメチルアミノ基等を挙げることができる。本発明において、重合性化合物としては、2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物、又は2個以上のN−アルコキシメチルアミノ基を有する化合物が好ましい。
本発明において、(D)重合性化合物は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
本発明における(E)バインダー樹脂としては、特に限定されるものではないが、カルボキシル基、フェノール性水酸基等の酸性官能基を有する樹脂であることが好ましい。中でも、カルボキシル基を有する重合体(以下、「カルボキシル基含有重合体」とも称する。)が好ましく、例えば、1個以上のカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(以下、「不飽和単量体(e1)」とも称する。)と他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(以下、「不飽和単量体(e2)」とも称する。)との共重合体を挙げることができる。
本発明の着色組成物には、光重合開始剤を含有せしめることができる。これにより、着色組成物に感放射線性を付与することができる。本発明に用いる光重合開始剤は、可視光線、紫外線、遠紫外線、電子線、X線等の放射線の露光により、上記重合性化合物の重合を開始しうる活性種を発生する化合物である。
本発明の着色組成物は、必要に応じて、種々の添加剤を含有することもできる。
添加剤としては、例えば、ガラス、アルミナ等の充填剤;ポリビニルアルコール、ポリ(フロオロアルキルアクリレート)類等の高分子化合物;フッ素系界面活性剤、シリコン系界面活性剤等の界面活性剤;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルメチルジメトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロイロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等の密着促進剤;2,2−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、3,9−ビス[2−[3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−プロピオニルオキシ]−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−テトラオキサ−スピロ[5・5]ウンデカン、チオジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等の酸化防止剤;2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、アルコキシベンゾフェノン類等の紫外線吸収剤;ポリアクリル酸ナトリウム等の凝集防止剤;マロン酸、アジピン酸、イタコン酸、シトラコン酸、フマル酸、メサコン酸、2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、5−アミノ−1−ペンタノール、3−アミノ−1,2−プロパンジオール、2−アミノ−1,3−プロパンジオール、4−アミノ−1,2−ブタンジオール等の残渣改善剤;こはく酸モノ〔2−(メタ)アクリロイロキシエチル〕、フタル酸モノ〔2−(メタ)アクリロイロキシエチル〕、ω−カルボキシポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート等の現像性改善剤等を挙げることができる。このほか、p-トルエンスルホン酸等の酸成分、光酸発生剤、熱酸発生剤を加えることもできる。このような酸成分、光酸発生剤、熱酸発生剤を加えることにより、(C)成分の反応を促進し、本願発明の効果をより高めることができる。
本発明の着色硬化膜は、本発明の着色組成物を用いて形成されたものであり、具体的には、カラーフィルタに用いられる各色画素、ブラックマトリックス、ブラックスペーサー等を意味する。
カラーフィルタを構成する着色硬化膜を形成する方法としては、第一に次の方法が挙げられる。まず、基板の表面上に、必要に応じて、画素を形成する部分を区画するように遮光層(ブラックマトリックス)を形成する。次いで、この基板上に、例えば、青色の本発明の感放射線性着色組成物の液状組成物を塗布したのち、プレベークを行って溶媒を蒸発させ、塗膜を形成する。次いで、この塗膜にフォトマスクを介して露光したのち、アルカリ現像液を用いて現像して、塗膜の未露光部を溶解除去する。その後、ポストベークすることにより、青色の画素パターン(着色硬化膜)が所定の配列で配置された画素アレイを形成する。
また、これらの基板には、所望により、シランカップリング剤等による薬品処理、プラズマ処理、イオンプレーティング、スパッタリング、気相反応法、真空蒸着等の適宜の前処理を施しておくこともできる。
また、上記アルカリ現像液としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、コリン、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−5−ノネン等の水溶液が好ましい。
現像処理法としては、シャワー現像法、スプレー現像法、ディップ(浸漬)現像法、パドル(液盛り)現像法等を適用することができる。現像条件は、常温で5〜300秒が好ましい。
このようにして形成された画素の膜厚は、通常0.5〜5μm、好ましくは1.0〜3μmである。
着色硬化膜を形成する際に使用される基板や放射線の光源、また、プレベークやポストベークの方法や条件は、上記した第一の方法と同様である。このようにして、インクジェット方式により形成された画素の膜厚は、隔壁の高さと同程度である。
本発明の着色組成物は、上記カラーフィルタに用いられる各色画素、ブラックマトリックス、ブラックスペーサー等のいずれの着色硬化膜の形成においても、好適に用いることができる。
本発明の表示素子は、本発明の着色硬化膜を具備するものである。表示素子としては、カラー液晶表示素子、有機EL表示素子、電子ペーパー等を挙げることができる。
本発明の着色硬化膜を具備するカラー液晶表示素子は、透過型でも反射型でもよく、適宜の構造を採ることができる。例えば、カラーフィルタを、薄膜トランジスター(TFT)が配置された駆動用基板とは別の基板上に形成して、駆動用基板とカラーフィルタを形成した基板とが、液晶層を介して対向した構造を採ることができ、さらに薄膜トランジスター(TFT)が配置された駆動用基板の表面上にカラーフィルタを形成した基板と、ITO(錫をドープした酸化インジュウム)電極を形成した基板とが、液晶層を介して対向した構造を採ることもできる。後者の構造は、開口率を格段に向上させることができ、明るく高精細な液晶表示素子が得られるという利点を有する。なお、後者の構造を採用する場合、ブラックマトリックスやブラックスペーサーは、カラーフィルタを形成した基板側、並びにITO電極を形成した基板側のどちらに形成されていても良い。
また、本発明の着色硬化膜を具備する電子ペーパーは、適宜の構造をとることが可能であり、例えば、特開2007−41169号公報に開示されている構造を挙げることができる。
樹脂溶液(E−1)
冷却管と攪拌機を備えたフラスコに、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート80質量部を仕込んで窒素置換した。80℃に加熱して、同温度で、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート50質量部、メタクリル酸20質量部、スチレン10質量部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート15質量部、2−エチルヘキシルメタクリレート28質量部、N−フェニルマレイミド12質量部、こはく酸モノ(2−アクリロイロキシエチル)15質量部及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート20質量部、2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)6質量部の混合溶液を2時間かけて各々滴下し、この温度を保持して1時間重合した。その後、反応溶液の温度を90℃に昇温させ、さらに1時間重合することにより、樹脂溶液(固形分濃度=40質量%)を得た。得られた樹脂は、Mw=10500、Mn=5900、Mw/Mn=1.78であった。この樹脂は(E)バインダー樹脂である。これを樹脂溶液(E−1)とする。
重合体溶液(C−2)
冷却管と攪拌機を備えたフラスコに、プロピレングリコールモノメチルエーテル95質量部を仕込んで窒素置換した。70℃に加熱して、同温度で、プロピレングリコールモノメチルエーテル50質量部、N−フェニルマレイミド12質量部、スチレン10質量部、メタクリル酸−2−エチルヘキシル14質量部、メタクリル酸ベンジル19質量部、ヒドロキシメチルアクリルアミド(MRCユニテック株式会社製、商品名:N−メチロールアクリルアミド)15質量部、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル15質量部、メタクリル酸15質量部及び2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)3質量部、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)5質量部を2時間かけて滴下し、この温度を保持して2時間重合し、重合体溶液(固形分濃度=40質量%)を得た。得られた重合体は、Mw=8900、Mn=4300、Mw/Mn=2.07であった。この重合体は式(1)で表される基を側鎖に有する重合体であり、且つバインダー樹脂としても機能する。これを重合体溶液(C−2)とする。
重合体溶液(C−3)
合成例2において、ヒドロキシメチルアクリルアミド15質量部に代えて2−ヒドロキシエチルアクリルアミド(興人株式会社製、商品名:HEAA)15質量部を用いた以外は合成例2と同様にして、重合体溶液(固形分濃度=40質量%)を得た。得られた重合体は、Mw=8500、Mn=4800、Mw/Mn=1.77であった。この重合体は式(1)で表される基を側鎖に有する重合体であり、且つバインダー樹脂としても機能する。これを重合体溶液(C−3)とする。
重合体溶液(E−4)
合成例2において、ヒドロキシメチルアクリルアミド15質量部に代えて3−ヒドロキシプロピルアクリルアミド15質量部を用いた以外は合成例2と同様にして、樹脂溶液(固形分濃度=40質量%)を得た。得られた樹脂は、Mw=8800、Mn=4700、Mw/Mn=1.87であった。この樹脂は(E)バインダー樹脂である。これを樹脂溶液(E−4)とする。なお、3−ヒドロキシプロピルアクリルアミドは、Dmitry A.; Edgar A. A., Anal. Chem, 2007, 14, 5474-5478を参考に合成した。
重合体溶液(C−5)
冷却管と攪拌機を備えたフラスコに、プロピレングリコールモノメチルエーテル95質量部を仕込んで窒素置換した。70℃に加熱して、同温度で、プロピレングリコールモノメチルエーテル50質量部、N−フェニルマレイミド12質量部、スチレン10質量部、メタクリル酸−2−エチルヘキシル14質量部、アクリル酸イソボルニル(共栄社化学社製、商品名:ライトアクリレートIB−XA)38.48質量部、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド(興人株式会社製、商品名:HEAA)15質量部、メタクリル酸グリセロール(日油株式会社製、商品名:ブレンマーGLM)15質量部、メタクリル酸15質量部及び2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)3質量部、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)5質量部を2時間かけて滴下し、この温度を保持して2時間重合し、重合体溶液(固形分濃度=40質量%)を得た。得られた重合体は、Mw=9200、Mn=4700、Mw/Mn=1.96であった。この重合体は式(1)で表される基を側鎖に有する重合体であり、且つバインダー樹脂としても機能する。これを重合体溶液(C−5)とする。
重合体溶液(C−6)
冷却管と攪拌機を備えたフラスコに、プロピレングリコールモノメチルエーテル95質量部を仕込んで窒素置換した。70℃に加熱して、同温度で、プロピレングリコールモノメチルエーテル50質量部、N−フェニルマレイミド12質量部、スチレン10質量部、メタクリル酸−2−エチルヘキシル14質量部、メタクリル酸ベンジル14質量部、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド20質量部、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル15質量部、メタクリル酸15質量部及び2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)3質量部、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)5質量部を2時間かけて滴下し、この温度を保持して2時間重合し、重合体溶液(固形分濃度=40質量%)を得た。得られた重合体は、Mw=7300、Mn=4000、Mw/Mn=1.84であった。この重合体は式(1)で表される基を側鎖に有する重合体であり、且つバインダー樹脂としても機能する。これを重合体溶液(C−6)とする。
樹脂溶液(E−7)
冷却管と攪拌機を備えたフラスコに、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート1056質量部を仕込んで窒素置換した。80℃に加熱して、同温度で、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート544質量部、メタクリル酸ブチル160質量部、メタクリル酸メチル160質量部、メタクリル酸グリシジル480質量部、及び2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7質量部を2時間かけて滴下し、この温度を保持して1時間重合した。その後、反応溶液の温度を90℃に昇温させ、さらに1時間重合することにより、樹脂溶液(固形分濃度=33質量%)を得た。得られた樹脂は、Mw=7200、Mn=4000、Mw/Mn=1.78であった。この樹脂溶液を(1)とする。
冷却管と攪拌機を備えたフラスコに、樹脂溶液(1)を921質量部、テトラブチルアンモニウムブロミド6.15質量部、4−メトキシフェノール1.04質量部を仕込んで空気バブリングした。110℃に加熱して、同温度でメタクリル酸109.2質量部(メタクリル酸グリシジルのモル数に対して1.0 mol%)を加え、樹脂溶液(固形分濃度=37質量%)を得た。得られた樹脂は、Mw=9600、Mn=5500、Mw/Mn=1.75であった。この樹脂溶液を(2)とする。
冷却管と攪拌機を備えたフラスコに、樹脂溶液(2)を414.9質量部、テトラヒドロ無水フタル酸10.32質量部を仕込んで空気バブリング条件下、100℃にて6時間加熱攪拌し、付加反応を行なうことにより、樹脂溶液(固形分濃度=40質量%)を得た。得られた樹脂は、Mw=10300、Mn=6200、Mw/Mn=1.66であった。この樹脂は(D)バインダー樹脂である。これを樹脂溶液(E−7)とする。
β−ヒドロキシアルキルアミド溶液(C−8)
特開2012−198527号公報の合成例1に記載の方法により、β−ヒドロキシアルキルアミドのシクロヘキサノン溶液(C−8)(固形分濃度=20質量%)を得た。このβ−ヒドロキシアルキルアミドは、前記式(3)で表される化合物である。
調製例1
着色剤としてC.I.ピグメントブルー15:6を12.0質量部、分散剤としてBYK167(ビックケミー(BYK)社製)を9.23質量部(固形分濃度=52質量%。溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート34質量%及び酢酸n−ブチル14質量%を含む)、樹脂溶液(E−1)を12.5質量部、溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート78.0質量部を用いて、ビーズミルにより混合・分散して青色の顔料分散液(A−1)を調製した。
調製例1
下記式(α)で表される染料20gをプロピレングリコールモノメチルエーテル192gに溶解して、染料溶液(A−2)を得た。なお式(α)で表される染料は、特開2013−190776号公報の合成例1に従って合成した。
下記式(β)で表される染料10gをプロピレングリコールモノメチルエーテル190gに溶解して、染料溶液(A−3)を得た。なお式(β)で表される染料はC.I.Solvent Blue 45であり、有本化学工業株式会社製Plast Blue 463を用いた。
比較例1
着色組成物の調製
(A)着色剤として顔料分散液(A−1)291質量部、染料溶液(A−2)105質量部並びに染料溶液(A−3)100質量部、樹脂として樹脂溶液(E−1)113.5質量部、(D)重合性化合物としてジペンタエリスリトールペンタアクリレート/ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの混合物(日本化薬株式会社製、商品名KAYARAD DPHA)90質量部、(F)光重合開始剤として2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルフォリノプロパン−1−オン(BASF社製、商品名IRGACURE907)10質量部、2,4−ジエチルチオキサントン(日本化薬株式会社製)5質量部並びにアデカアークルズNCI−831(株式会社ADEKA製)2質量部、界面活性剤としてメガファックF−554(DIC株式会社製)のプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート5質量%溶液を6質量部、並びに(B)溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート35質量部、プロピレングリコールモノメチルエーテル210.5質量部、及びメトキシブチルアセテート316質量部を混合して、着色組成物(S−1)を調製した。着色組成物(S−1)におけるアルコールの含有量は、(B)溶媒中に38質量%である。
着色組成物(S−1)を、ガラス基板上に、スピンコーターを用いて塗布した後、80℃のオーブンで10分間プレベークを行って塗膜を形成した。スピンコーターの回転数を変えて同様の操作を行い、膜厚の異なる3枚の塗膜を形成した。
次いで、これらの基板を室温に冷却したのち、基板上の塗膜に、高圧水銀ランプを用い、フォトマスクを介さずに、365nm、405nm及び436nmの各波長を含む放射線を照度35mW、600J/m2の露光量で露光した。その後、基板上の塗膜に対して、23℃の0.04質量%水酸化カリウム水溶液からなる現像液を現像圧1kgf/cm2(ノズル径1mm)で吐出することにより、シャワー現像を行った。その後、これらの基板を超純水で洗浄し、風乾した後、更に230℃のクリーンオーブン内で30分間ポストベークを行うことにより、青色の硬化膜を作製した。
得られた3枚の硬化膜について、カラーアナライザー(大塚電子(株)製MCPD2000)を用い、C光源、2度視野にて、CIE表色系における色度座標値(Bx,By)及び刺激値(Y)を求めた。測定結果より、色度座標値By=0.098のときの色度座標値Bx及び刺激値(Y)を求めた。評価結果を表2に示す。
次に、上記の色度評価後の硬化膜について、230℃のクリーンオーブン内で60分間追加ベークを行った。この追加ベーク後の硬化膜について、上記と同様にして色度座標値By=0.098のときの色度座標値Bx及び刺激値(Y)を求めた。評価結果を表3に示す。
着色組成物(S−1)を、ガラス基板上に、スピンコーターを用いて塗布した後、90℃のホットプレートで1分間プレベークを行って膜厚2.5μmの塗膜を形成した。次いで、この基板を室温に冷却したのち、高圧水銀ランプを用い、フォトマスクを介さずに、各塗膜に365nm、405nm及び436nmの各波長を含む放射線を600J/m2の露光量で露光した。その後、この基板に対して、23℃の0.04質量%水酸化カリウム水溶液からなる現像液を現像圧1kgf/cm2(ノズル径1mm)で吐出することによりシャワー現像を行った。その後、これらの基板を超純水で洗浄し、風乾した後、更に230℃のクリーンオーブン内で30分間ポストベークを行うことにより、青色の硬化膜を作製した。
ポストベーク後の硬化膜について、カラーアナライザー(大塚電子(株)製MCPD2000)を用いて透過スペクトルを測定し、波長450nmでの透過率を確認した。また、得られた透過スペクトルから、CIE1931表色系における色度座標値(x,y)及び刺激値(Y)を求めた(C光源より)。
得られた硬化膜を60℃のN−メチルピロリドンに15分間浸漬させた後、この硬化膜について、カラーアナライザー(大塚電子(株)製MCPD2000)を用いて透過スペクトルを測定し、波長450nmでの透過率を確認した。また、得られた透過スペクトルから、CIE1931表色系における色度座標値(x,y)及び刺激値(Y)を求め、浸漬前の色度データとの比較よりΔEab*を算出した。ΔEab*が3未満の場合を「○」、ΔEab*が3以上5未満の場合を「△」、ΔEab*が5以上の場合を「×」とした。評価結果を表4に示す。ΔEab*が小さいほど耐溶剤性が良好であるといえる。
着色組成物(S−1)をE型回転式粘度計(東機産業株式会社製、RE80型粘度計)にて粘度測定を行い、このときの値を初期粘度とした。次に着色組成物(S−1)を40℃の恒温槽に7日間静置した。7日間静置後の着色組成物について粘度測定を行い、これを7日後粘度とした。次式により計算される粘度変化率が、±3%未満のものを「○」、+3〜+5%又は−3〜−5%のものを「△」、それ以外を「×」とした。評価結果を表4に示す。粘度変化率が0%に近いほど、保存安定性は良好であると言える。
比較例1において、各成分の種類及び量を表1に示すように変更した以外は比較例1と同様にして、着色組成物(S−2)〜(S−14)を調製した。そして、得られた着色組成物(S−2)〜(S−14)について、比較例1と同様にして評価を行った。結果を表2〜4に示す。
また、表2には、230℃30分間のポストベーク後の刺激値(Y)について、比較例1の刺激値(Y)との差ΔYを示した。ΔYが小さいほど、輝度の低下が少なく良好であると言える。
同様に、表3には、230℃60分間の追加ベーク後の刺激値(Y)について、比較例1の刺激値(Y)との差ΔYを示した。ΔYが小さいほど、輝度の低下が少なく良好であると言える。
なお、比較例6においては、着色組成物(S−13)中に析出物が認められるため、硬化膜による上記の各種評価を行うことはできなかった。
D−1:ジペンタエリスリトールペンタアクリレート/ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの混合物(日本化薬株式会社製、商品名KAYARAD DPHA)
F−1:2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルフォリノプロパン−1−オン(BASF社製、商品名IRGACURE907)
F−2:2,4−ジエチルチオキサントン(日本化薬株式会社製)
F−3:アデカアークルズNCI−831(株式会社ADEKA製)
G−1:メガファックF−554(DIC株式会社製)のプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート5質量%溶液(界面活性剤)
G−2:下記式で表される化合物(株式会社ADEKA製)(熱酸発生剤)
B−2:プロピレングリコールモノメチルエーテル
b−3:3−メトキシブチルアセテート
B−4:乳酸エチル
b−5:シクロヘキサノン
Claims (8)
- 成分(B)中のアルコールの含有割合が30〜50質量%である、請求項1に記載の着色組成物。
- アルコールが(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテル、ケトアルコール及び乳酸アルキルエステルから選ばれる少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の着色組成物。
- R1がエチレン基であり、R2が水素原子である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の着色組成物。
- 成分(C)が前記式(1)で表される基を側鎖に有する重合体である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の着色組成物。
- 成分(A)として染料を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の着色組成物。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の着色組成物を用いて形成された着色硬化膜。
- 請求項7に記載の着色硬化膜を具備する表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013257815A JP6187223B2 (ja) | 2013-12-13 | 2013-12-13 | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013257815A JP6187223B2 (ja) | 2013-12-13 | 2013-12-13 | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015113430A true JP2015113430A (ja) | 2015-06-22 |
JP6187223B2 JP6187223B2 (ja) | 2017-08-30 |
Family
ID=53527540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013257815A Active JP6187223B2 (ja) | 2013-12-13 | 2013-12-13 | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6187223B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016208524A1 (ja) * | 2015-06-22 | 2016-12-29 | 富士フイルム株式会社 | ネガ型硬化性着色組成物、硬化膜、カラーフィルタ、パターン形成方法及び装置 |
JP2017173734A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 株式会社日本触媒 | 感光性樹脂組成物及びその硬化物 |
WO2017169574A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 東レ株式会社 | 感光性接着剤組成物、硬化物、感光性接着剤シート、積層基板および接着剤パターン付積層基板の製造方法 |
JP2021116400A (ja) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | Jsr株式会社 | 重合体組成物、硬化膜及び有機el素子 |
WO2023162889A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | 株式会社日本触媒 | 重合体及びその感光性樹脂組成物 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011002694A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Nippon Shokubai Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JP2013178460A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-09-09 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 着色組成物、およびそれを用いたカラーフィルタ |
JP2013234319A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-11-21 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 着色剤分散液 |
-
2013
- 2013-12-13 JP JP2013257815A patent/JP6187223B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011002694A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Nippon Shokubai Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JP2013178460A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-09-09 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 着色組成物、およびそれを用いたカラーフィルタ |
JP2013234319A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-11-21 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 着色剤分散液 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016208524A1 (ja) * | 2015-06-22 | 2016-12-29 | 富士フイルム株式会社 | ネガ型硬化性着色組成物、硬化膜、カラーフィルタ、パターン形成方法及び装置 |
JPWO2016208524A1 (ja) * | 2015-06-22 | 2018-03-29 | 富士フイルム株式会社 | ネガ型硬化性着色組成物、硬化膜、カラーフィルタ、パターン形成方法及び装置 |
JP2017173734A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 株式会社日本触媒 | 感光性樹脂組成物及びその硬化物 |
WO2017169574A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 東レ株式会社 | 感光性接着剤組成物、硬化物、感光性接着剤シート、積層基板および接着剤パターン付積層基板の製造方法 |
JP2021116400A (ja) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | Jsr株式会社 | 重合体組成物、硬化膜及び有機el素子 |
JP7229187B2 (ja) | 2020-01-29 | 2023-02-27 | Jsr株式会社 | 重合体組成物、硬化膜及び有機el素子 |
WO2023162889A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | 株式会社日本触媒 | 重合体及びその感光性樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6187223B2 (ja) | 2017-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5919657B2 (ja) | 着色組成物、カラーフィルタ及び表示素子 | |
JP6256221B2 (ja) | 着色組成物、着色硬化膜、並びに表示素子及び固体撮像素子 | |
JP6428393B2 (ja) | 感放射線性組成物、硬化膜、表示素子及び着色剤分散液 | |
JP6265093B2 (ja) | 着色組成物、着色硬化膜、並びに表示素子及び固体撮像素子 | |
JP6135314B2 (ja) | 着色組成物、カラーフィルタ及び表示素子 | |
JP6281305B2 (ja) | 着色組成物、着色硬化膜、表示素子及び固体撮像素子 | |
JP6248838B2 (ja) | 着色組成物、着色硬化膜、並びに表示素子及び固体撮像素子 | |
JP6206211B2 (ja) | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 | |
JP2014205746A (ja) | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 | |
JP6303936B2 (ja) | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 | |
JP2016210973A (ja) | 着色剤分散液及びその製造方法、着色組成物及びその製造方法、着色硬化膜、表示素子並びに固体撮像素子 | |
JP6187223B2 (ja) | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 | |
JP2018188488A (ja) | 着色組成物、着色硬化膜、並びに表示素子及び固体撮像素子 | |
JP2015161715A (ja) | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 | |
JP6064411B2 (ja) | 着色組成物、カラーフィルタ及び表示素子 | |
JP2015004968A (ja) | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 | |
JP6459477B2 (ja) | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 | |
JP6326994B2 (ja) | カラーフィルタ用着色組成物、カラーフィルタ用着色硬化膜、表示素子及びカラーフィルタ用着色剤分散液 | |
JP5900203B2 (ja) | 着色組成物、カラーフィルタ及び表示素子 | |
JP2015180712A (ja) | 着色組成物、着色硬化膜、並びに表示素子及び固体撮像素子 | |
WO2012005203A1 (ja) | トリアリールメタン系着色剤、着色組成物、カラーフィルタ及び表示素子 | |
JP5742407B2 (ja) | 着色組成物、カラーフィルタ及び表示素子 | |
JP2011180169A (ja) | カラーフィルタ用着色組成物、カラーフィルタ及びカラー液晶表示素子 | |
JP2013227495A (ja) | 着色組成物、カラーフィルタ及び表示素子 | |
JP2011158501A (ja) | 着色組成物、カラーフィルタ及びカラー液晶表示素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170523 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170717 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6187223 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |