JP2015110439A - 液体貯蔵袋 - Google Patents

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照久 藤原
明日美 山本
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Abstract

【課題】液体の注出供給が容易にスムーズに行われる、詰め替え補充用袋等に好適に使用される液体貯蔵袋を提供する。
【解決手段】隙間状の注出流路14を備える扁平形態のノズル部6が周縁の一部に突出形成される液体貯蔵袋1において、ノズル部6の幅寸法が、ノズル部6が液体供給の際に挿し入れられる容器20の注入開口部22の開口寸法より大きくされ、ノズル部6の両側にノズル部6を注出流路14方向に直交する方向において湾曲させるための一対の持ち手部7が設けられてなる液体貯蔵袋。
【選択図】図7

Description

この発明は、洗浄剤や柔軟剤、醤油やソース等の液体の詰め替え補充用袋等として使用される液体貯蔵袋に関する。
液体洗浄剤等の詰め替え補充用袋として、フィルムが重ね合わされその周縁がシール固着されることで、内部に液体の貯蔵部が形成されるものが提供されている。その詰め替え補充用袋は周縁の一部に外方に突出する扁平のノズル部が一体に形成されている。(特許文献1参照)
特開2008−62939号公報
なし
上記詰め替え補充用袋からボトル等の本体容器への液体の補充は、そのノズル部が本体容器の注入開口に挿し入れられて行われるが、ノズル部における注出流路は2枚のフィルムの重ね部の隙間部分となるので狭く、液体の注入がスムーズになされず、注入に手間がかかった。特に液体の粘度が高い場合、注出流路のフィルムの内面どうしが密着し隙間部分が閉じる現象が起こることがあった。ノズル部を湾曲することで隙間部分は拡がるが、注入している間継続してノズル部を湾曲しているのは困難であった。
この発明では、液体の注出供給が容易にスムーズに行われる、詰め替え補充用袋等に好適に使用される液体貯蔵袋を提供することを目的とする。
この発明では、隙間状の注出流路を備える扁平形態のノズル部が周縁の一部に突出形成される液体貯蔵袋において、前記ノズル部の幅寸法が、前記ノズル部が液体供給の際に挿し入れられる容器の液体注入開口の開口寸法より大きくされてなることを特徴とする液体貯蔵袋を提供する。
上記構成によれば、ノズル部の幅寸法が容器の注入開口部の開口寸法より大きくされていることで、ノズル部は湾曲されて注入開口部に挿入される。これにより、ノズル部が湾曲する際、その注出流路の内側部分が緩み状態となって外側部分との間の注出流路隙間が若干拡がる。その隙間に液体が流れ込むことで内側部分は撓み変形して注出流路が開き状態に維持され、注出流路を通して液体が注入開口部内にスムーズに注入される。ノズル部の幅寸法は、好ましくは注入開口部の開口寸法より1.5倍までであり、さらにより好ましくは注入開口部の開口寸法の1.3〜1.4倍である。ノズル部の幅寸法が注入開口部の開口寸法の1.5倍を超えると注入開口部内に挿入しにくく、またノズル部の撓み変形が過剰となり注出が困難となる。
ノズル部の両側に、ノズル部を注出流路方向に直交する方向において湾曲させるための一対の持ち手部が設けられた構成とすることで、持ち手部を持ってノズル部の湾曲が容易になされる。
液体の貯蔵部からノズル部へ液体を導くように一対の円弧状の液体流動案内部が設けられた構成とすることで、液体が液体流動案内部に沿って案内移動されて注出流路に導かれ、これにより、さらに、液体の注入開口部内への注入がスムーズになされる。液体流動案内部の円弧形態はノズル部の注出流路寸法の幅寸法と相関し、円弧は液体のスムーズな流れを可能とする範囲において注出流路寸法の幅に比してあまり大きくならないように設計され、円弧半径は、好ましくは注出流路の幅寸法の1.2〜1.5倍、さらにより好ましくは1.3〜1.4倍とされる。液体流動案内部の円弧がノズル部の注出流路の幅寸法に比してあまり大きくなると、注出流路の実質長さがその基本長さより大きくなって液体の通過がスムーズに行われなくなる。
この発明によれば、液体の注出供給が容易にスムーズに行われる、詰め替え補充用袋等に好適に使用される液体貯蔵袋が得られる。
この発明の液体貯蔵袋の実施形態の正面図 この発明の液体貯蔵袋の実施形態の中央位置縦方向断面図 この発明の液体貯蔵袋の実施形態の要部拡大断面図 この発明の液体貯蔵袋の実施形態の要部拡大図 この発明の液体貯蔵袋の実施形態の要部拡大断面図 この発明の液体貯蔵袋の実施形態の使用説明図 この発明の液体貯蔵袋の実施形態の使用時の要部拡大断面図 この発明の液体貯蔵袋における注出流路長さの説明図
図1はこの発明の液体貯蔵袋の実施形態の正面図、図2は同中央位置縦方向断面図、図3は図1におけるA−A部分の拡大断面図である。1は合成樹脂製の液体貯蔵袋であり、その正面形態を縦長の長方形としている。液体貯蔵袋1は所定形態とされた1枚のフィルム片2が折り畳まれ、その周縁がヒートシールされて袋形態とされ、内部を液体の貯蔵部4としており、通常パウチと称されている。図1においてライン5で示す位置の外側部分がヒートシール部3a、3b、3c、3dとなっている。
フィルム片2は外層フィルム10と中間層フィルム11と内層フィルム12との3層構造で、それぞれが接着剤15で積層固定されている。外層フィルム10としては耐久性、透明性に優れるPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムが、中間層フィルム11としてはガスバリア性に優れる特殊ナイロンフィルムが、内層フィルム12としてはヒートシールが可能で耐薬品性に優れるLLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)フィルムが使用される。外層フィルム10の内面には、ノズル部6の一部を除きその全体に印刷層16が付されていて、図示していないが、液体貯蔵袋1はその表裏面に印刷層16による商品名やデザイン模様等を呈している。相対する内層フィルム12の内面周縁どうしがヒートシールされて固着され、そのヒートシール部3a、3b、3c、3dの内側を液体の貯蔵部4とし、一方の上角部にはノズル部6が突出形成されている。8は折り込み部で、この部分が開かれ底部とされることで液体貯蔵袋1は立設できるようになっている。上記ヒートシールは、両辺部と下辺部とのヒートシール部3b、3d、3cが先に行われ、液体を貯蔵部4へ充填した後に上辺部のヒートシール部3aが行われる。K1はヒートシール部3aとヒートシール部3bとの境界位置、K2はヒートシール部3aとヒートシール部3dとの境界位置を示す。
図4はノズル部6の拡大図である。ノズル部6は扁平形態を呈して内部に隙間状の注出流路14を備えており、ノズル部6の幅寸法W1は約23mmで、両側に約5mm幅のヒートシールを行うことで注出流路14の幅寸法W2を約13mmとしている。ノズル部6の両側には湾曲状の凹部8がそれぞれ設けられ、凹部8それぞれの外側は持ち手部7a、7bとなっている。ノズル部6は非使用時においてはその先端側に両側の切欠き12位置で切り取られる切り取り部9を備え、内部の注出流路14に相当する部分は透明部13となっている。図5は図1におけるB−B位置の断面図であり、フィルム片2それぞれのヒートシールされない隙間部分が注出流路14となっており、この部分は外層フィルム10それぞれの内面に印刷層16が付されていないことで透明部13となっている。注出流路14の基部両側のそれぞれは円弧状縁部(液体流動案内部)18a、18b、18cとなって貯蔵部4の縁部19につながり、その外側位置のヒートシール部(ともにヒートシール部3dの一部)のそれぞれが持ち手部7a、7bとなっている。上記円弧状縁部18a、円弧状縁部18bは半径17.8mmの円弧となっており、円弧状縁部18bに連続する円弧状縁部18cは半径32.0mmの円弧となっている。ノズル部6は、液体供給使用時に切り取り部9が切除された状態とされる。
以下、図6、図7を参照して、液体貯蔵袋1の液体供給時の使用方法を説明する。20は供給される液体を使用するためのボトル(容器)であり、上部に円筒形状の注入開口部22を備えており、その注入開口部22の開口寸法W3を約17mmとしている。ノズル部6の幅寸法W1が注入開口部22の開口寸法W3より大きくされていることで、図6に示すように、両手で持ち手部7a、7bそれぞれを持ってノズル部6を矢印方向に湾曲させて注入開口部22内に挿入する。これにより、ノズル部6の重なり合うフィルム片2それぞれが湾曲する際、内側のフィルム片2が緩み状態となることで外側のフィルム片2との間の注出流路14隙間が若干拡がり、そこに液体が流れ込むことで内側のフィルム片2は撓み変形し、図7に示すように、注出流路14が開き状態となってその状態が維持される。この開き状態の注出流路14を通して貯蔵部4内の液体が注入開口部22内にスムーズに注入される。上記のように、ノズル部6のフィルム片2それぞれが湾曲することでフィルム片2が緩み状態となって注出流路14隙間が若干拡がるためには、ノズル部6の幅寸法W1に対して注出流路14の幅寸法W2が2/5〜3/5とされることが好ましい。
上記注入の際には貯蔵部4内の液体は両側の円弧状縁部18a、18bに沿って案内移動されることで注出流路14にスムーズに導かれる。円弧状縁部18a、18bはあまり大きくなることは好ましくない。円弧が大きくなることで、図8に示すように、注出流路14の実質長さL2がその基本長さL1より大きくなる。注入に際してノズル部6の注入開口部22に差し込まれる部分では注出流路14隙間は拡がるが、注出流路14の基部においてはフィルム片2の内面どうしが密着しており、その部分が長く存在すると液体の通過がスムーズに行われなくなる。
さらに、円弧状縁部18bに連続して円弧状縁部18bより大きい円弧を持つ円弧状縁部18cを設けていることで、液体が注出流路14へスムーズな流れ込みが促進されている。液体の注入は、図6に示すように、通常において液体貯蔵袋1の長辺側を下方として行うもので、その長辺側においてよりスムーズに液体が注出流路14側に至るように半径が大きい円弧状縁部18cを円弧状縁部18bに連続して設けている。上記円弧状縁部18bと円弧状縁部18bとは滑らかに連続することで液体のスムーズな注出流路14への流れ込みを可能とし、その点において、円弧状縁部18cの半径は好ましくは円弧状縁部18bの半径の1.65〜2.00倍、より好ましくは、1.75〜1.90倍とされる。
円弧状縁部18a側においては、液体注入時に上方に位置させるので上記円弧状縁部18cに相当する形状を備えなくても液体の流れはスムーズに行われる。また、液体を貯蔵部4へ充填するための開口幅となる境界位置K1、K2間の距離を大きく保つためには、円弧状縁部18aのみであることが好ましい。
注入に際しては、ノズル部6に透明部13があることで液体の移動が確認でき、ボトル20への液体の供給が確実になされる。
1 液体貯蔵袋
6 ノズル部
7 持ち手部
14 注出流路
20 ボトル(容器)
22 注入開口部

Claims (3)

  1. 隙間状の注出流路を備える扁平形態のノズル部が周縁の一部に突出形成される液体貯蔵袋において、
    前記ノズル部の幅寸法が、前記ノズル部が液体供給の際に挿し入れられる容器の液体注入開口部の開口寸法より大きくされてなることを特徴とする液体貯蔵袋。
  2. 前記ノズル部の両側に、前記ノズル部を前記注出流路方向に直交する方向において湾曲させるための一対の持ち手部が設けられてなることを特徴とする請求項1記載の液体貯蔵袋。
  3. 液体の貯蔵部から前記ノズル部へ液体を導くように一対の円弧状の液体流動案内部が設けられてなることを特徴とする請求項1または2記載の液体貯蔵袋。
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