JP2015110232A - 自動車用ホイールリムの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リムの形状および強度に悪影響を及ぼすことなく、リムの厚さを部分的に薄くすること【解決手段】円筒状のリム素材10の一部を縮径または拡径して変径部18を形成した後、変径部18を平らに成形して、該リム素材の一部を減肉する。【選択図】図5

Description

本発明は、自動車用ホイールリムの製造方法に関する。
図1に示すように、自動車用ホイール1は、リム1aとディスク1bとで構成される。リム1aは、ドロップ2、ウエル3a,3b、レッジ4、ビードシート5a,5b、フランジ6a,6bなどで構成されている。
自動車用ホイールリムの製造方法は、一般に、平板から円筒状リム素材を得る工程、円筒状リム素材両端の開口縁を拡口するフレア工程、リム形状を形成する複数のロール工程およびリム径を整えるエキスパンダー工程を備える。ロール工程は、図2に示すように、円筒状リム素材10を周方向に所定の凹凸を形成したロール対11a,11b、12a,12b,13a,13bで挟みつつ圧延して、リム形状に成形する工程である。ロール工程は、例えば、図2(a)に示すドロップ成形工程、図2(b)に示すフランジ成形工程、図2(c)に示す仕上成形工程に大別される。
ここで、自動車用ホイールのリムには、軽量であるとともに、十分な強度を有することが求められる。リムに発生する応力は、部位により、また、使用状況により様々である。例えば、定常走行時は、ドロップの応力が高くなり、縁石衝突時は、フランジの応力が高くなる。このため、これらの部位は、高い強度が求められ、厚さを薄くすることができないが、高い強度を有しなくても良い部位もある。そのような部位については、ある程度の強度を確保できれば、厚さを薄くすることができ、その結果、リムの軽量化が可能となる。
従来、リムの厚さを部分的に薄くする方法が種々開示されている。特許文献1〜3には、厚さを部分的に薄くした板(ブランク)から円筒状リム素材を作製する方法が開示されている。特許文献4〜10には、ロール工程前またはロール工程中に円筒状リム素材にしごき加工(スピニング)を行い、リムの厚さを部分的に薄くする方法が開示されている。
特許文献11には、リブの幅方向の移動を規制しながら、ロール工程時に転圧加工を行い、リムの厚さを部分的に薄くする方法が開示されている。また、特許文献12には、ロール成形工程において、ドロップからビードシートの領域をストレート面形状に成形した後、ストレート面領域を屈曲延伸して、ドロップ、ウエルおよびレッジを形成して、リムの厚さを部分的に薄くする方法が開示されている。
特開平10−180387号公報 特開2000−167673号公報 特開2004−330834号公報 特開平4−55029号公報 特開2000−288669号公報 国際公開第2002−38303号 国際公開第2011−102357号 特開2011−240360号公報 特開2012−24551号公報 特開2013−52442号公報 特開2000−254746号公報 特開2003−275837号公報
特許文献1〜3の方法では、厚さが異なる板同士を溶接するための設備、圧延設備などを別途用意する必要があり、製造効率を劣化させる。また、特殊な溶接設備、圧延設備などの導入には多大なコストを要する。さらに、これらの方法は、幅方向に剛性分布の異なる板材から曲げ成形によって円筒状リム素材を得る必要があるが、そのような曲げ成形の制御は困難であり、寸法精度の良い円筒状リム素材を得るためには製造工程が複雑になるという問題がある。
特許文献4、5、6および9の方法では、スピニング設備などを別途用意する必要があるがスピニング設備によってリムの厚さを部分的に薄くする場合、ロール工程の3倍程度の時間を要するので、製造効率を劣化させる。また、スピニング設備の導入には多大なコストを要する。また、特許文献7、8および10の方法では、しごき加工後の形状が概略リム素材ままであり、その後に、ロール加工を施すと、局所的な負荷がかかり易くなり、リムにしわ、ひけ、座屈が発生することがある。
特許文献11の方法では、転圧加工によって局部的に強い押圧力を与える必要があり、ロール成形設備への負荷が高いという問題がある。また、この方法では転圧時に円筒状リム素材の幅方向の移動を規制しているため、局所的に強い押圧を与えた時にリム円周方向に増肉変形または延伸変形が作用する。このようなリム円周方向の増肉および延伸は、その後のロール工程において改善することは困難であり、リムの円周方向の偏肉および延伸が残存することがある。
特許文献12の方法では、ロール成形工程において、ドロップからビードシートの領域に形成されるストレート面は、リムのドロップ、ウエルおよびレッジの形状に依存するので、それによって減肉される部位および量は限定的となる。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するべくなされたものであり、リムの形状および強度に悪影響を及ぼすことなく、リムの厚さを部分的に薄くすることが可能な自動車用ホイールリムの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、下記の(1)〜(8)に示す自動車用ホイールリムの製造方法を要旨とする。
(1)円筒状のリム素材を複数のロール工程によってリム形状に成形する自動車用ホイールリムの製造方法であって、該リム素材の一部を縮径または拡径して変径部を形成した後、該変径部を平らに成形して、該リム素材の一部を減肉する工程を含む、自動車用ホイールリムの製造方法。
(2)前記リム素材がその軸方向に移動可能な状態で前記変径部を平らに成形する、
上記(1)の自動車用ホイールリムの製造方法。
(3)前記変径部を複数形成する、上記(1)または(2)の自動車用ホイールリムの製造方法。
(4)前記変径部の幅Wが10〜20mmであり、前記変径部の深さTと該幅Wとの比T/Wが0.5〜5.5であり、前記変径部先端の曲率半径Rが3以上である、上記(1)〜(3)のいずれかの自動車用ホイールリムの製造方法。
(5)前記変径部が、自動車用ホイールリムのレッジに対応する位置に形成される、上記(1)〜(4)のいずれかの自動車用ホイールリムの製造方法。
(6)前記ロール工程の少なくとも一対以上のロール対が、大径部を有する第一ロールと、該大径部に対向する小径部を有する第二ロールとを備え、該ロール対による成形時に前記変径部が形成される、上記(1)〜(5)のいずれかの自動車用ホイールリムの製造方法。
(7)前記ロール工程が、ドロップ成形工程、フランジ成形工程および仕上成形工程を備え、該ドロップ形成工程において前記変径部が形成される、上記(1)〜(6)のいずれかの自動車用ホイールリムの製造方法。
(8)前記ロール工程が、ドロップ成形工程、フランジ成形工程および仕上成形工程を備え、該仕上成形工程において前記変径部が平らに成形される、上記(1)〜(7)のいずれかの自動車用ホイールリムの製造方法。
本発明に係る自動車用ホイールリムの製造方法は、安価かつ高効率で、しかもリムの形状に悪影響を及ぼすことなく、リムの厚さを部分的に薄くすることができるので、十分な強度を有し、かつ軽量な自動車用ホイールリムを得ることが可能である。
ホイールの構成例を示す断面図 リムの製造方法の例を示す図 変径部を形成する工程におけるリム素材の変形状態を例示した図 本発明における変径部を形成する工程を例示した図 変径部を平らに成形する工程におけるリム素材の変形状態を例示した図 本発明における変径部を平らに成形する工程を例示した図 実施例1および比較例1におけるシミュレーション結果を示す図 実施例1および比較例1におけるリム形状を示す図(a) 実施例1のリム形状、(b) 比較例1のリム形状 縁石衝突試験装置を示す図
本発明に係る自動車用ホイールリムの製造方法において、まず、平板から円筒状リム素材を得る必要があるが、その方法については一般的な方法を採用すればよい。例えば、コイル化された平板を所定の寸法に切断し、これを曲げてフープ状にし、突合溶接し、溶接時のバリなどを除去した後、フレアリングしてリム素材を得ることができる。本発明では、このようにして得られたリム素材の一部を縮径または拡径して変径部を形成した後、該変径部を平らに成形して、該リム素材の一部を減肉する。
ここで、変径部とは、円筒状のリム素材の軸方向の一部を全周にわたって膨出させるか、絞ることにより、局所的に縮径または拡径させた部分である。この局所的な縮径または拡径の過程において当該部分が減肉する。この部分的な減肉は、変径部を平らに戻した後も残るため、リムの厚さを部分的に薄くすることができる。変径部は、ドロップ、フランジなどの高い強度が求められる部分以外の部分、例えば、レッジに対応する位置に形成することが好ましい。当該部分であれば、リムに求められる強度を維持しつつ、軽量化に寄与するからである。
変径部を複数形成することが好ましい。変径部の数が増えるほどに減肉量を容易に増加させることができるからである。ただし、変径部の数は、高い強度が求められる部位およびそれ以外の部位の位置関係によって適切に設定することが重要である。
変径部の幅は広いほど、広範囲を薄肉化できる。しかし、後段で詳しく説明するように、変径部を形成する工程および変径部を平らに成形する工程を他の成形工程と同時に行う場合にはリムのフラットな幅の制約がある。よって、リム素材の一部に形成する変径部の形状としては、変径部の幅(リム素材の軸を含む断面における凹部の内寸幅)Wが10〜20mmであることが好ましい。幅Wが10mm未満では減肉される範囲が小さく、軽量化効果が小さい。幅Wが20mmを超えると例えば、ウエルのようなフラットな形状でない部分に変径が生じ、平らに成形する工程で所望のリム形状が得られないことがある。幅Wの下限は15mmとするのが好ましい。また、幅Wの上限は20mmとするのが好ましい。
板厚減少率は、変径部形成前後における線長変化率と正の相関関係があり、線長変化率は、変径部の深さ(リム素材の軸を含む断面における凹部の深さ)Tと幅Wとの比T/Wと相関がある。この比T/Wが小さすぎると、減肉量が不十分となる。また、比T/Wが大きすぎると、リム素材が成形中に破断する。このため、比T/Wは0.5〜5.5であることが好ましい。比T/Wの下限は1.00とするのが好ましい。また、比T/Wの上限は1.73とするのが好ましい。
変径部先端の曲率半径(リム素材の軸を含む断面における凹部内面の曲率半径)Rが小さすぎると、局所的な曲げ変径によりリム素材が成形中に破断する。このため曲率半径Rは3mm以上であることが好ましい。曲率半径Rは5mm以上とするのがより好ましい。
変径部を形成する工程および変径部を平らに成形する工程は、いずれもロール工程において行われる。以下、それぞれの工程について詳しく説明する。
図3および図4に示すように、例えば、大径部15を有する第一ロール14aと、大径部15に対向する位置に小径部16を有する第二ロール14bとを備えるロール対を用い、第一ロール14aおよび第二ロール14bでリム素材10を挟みつつ圧延することにより、変径部を形成することができる。このとき、リム素材は、大径部15に押し込まれ、周方向への変形がほとんどない状態で、軸方向にのみ塑性変形するので、その一部には変径部が形成される。変径部の形成は、他の成形工程とは独立したロール対で行ってもよい。ただし、この場合、別途のロールを用意する必要があり、また、工程数が増え、製造コストの上昇および製造効率の悪化を招く。このため、他の成形工程、例えば、ドロップ成形工程とともに行うことが好ましい。特に、図3および図4に示す例のように、ドロップ成形用ロール対の一方のロール14aに大径部15を、他方のロール14bに小径部16を設けることが好ましい。
なお、図3および図4に示す例では、リム素材10の外側に配置したロール14aに大径部15を、リム素材10の内側に配置したロール14bに小径部16を設けた構成例を示しているが、内側ロール14bに大径部を、外側ロール14aに小径部を設ける構成としてもよい。また、大径部15によるリム素材10の押し込み時には、リム素材は小径部16の最深部に接触しないことが好ましい。大径部15と小径部16との間で転圧する構成であると、ロールへの負荷が大きくなるからである。このとき、大径部15によるリム素材の押し込みに際しては、リム素材10の軸方向において大径部15の両側に押さえとして機能する部位(図3中のAで示す部位)を有することが好ましい。押さえとして機能する部位とは、大径部15によるリム素材10の押し込み力よりも強い力でリム素材10を挟みこむ部位のことを意味する。
図5および図6に示すように、変径部18が形成されたリム素材10は、その後のロール工程のロール対17a,17bによって圧延され、変径部18が拡径または縮径されて平らに成形される。このとき、縮径によって形成された変径部18は拡径され、拡径によって形成された変径部18は縮径されることになる。この工程は、リム素材10がその軸方向に移動可能(図5に示す例では、図中左方向に移動可能)な状態、すなわち、変径部18からリム素材10のいずれか一方の開口縁19への間(図5中のBで示す部分)において移動可能な状態で行うことが好ましい。このような構成であれば、変径部18が平らにされることによるリム素材10の幅の増加を妨げないので、変径部18を形成した際の厚さを維持することが可能である。
なお、変径部を平らに成形する工程は、図5および図6に示す例のように、他の成形工程とは独立したロール対で行ってもよい。ただし、この場合、別途のロールを用意する必要があり、また、工程数が増え、製造コストの上昇および製造効率の悪化を招く。このため、他の成形工程、例えば、仕上成形工程とともに行うことが好ましい。
本発明の効果を確認するため、2.1mmまたは1.9mmの厚さ炭素鋼板(引張強度780MPa相当 JIS表記PFH780)から作製した円筒状リム素材にロール成形にてリム径15インチ、リム幅5.5インチのホイールリムを製作するシミュレーションを実施した。比較例1および2では、図2に示すように、通常通り、ドロップ成形工程、フランジ成形工程および仕上成形工程によりリムを製造した。これに対し、実施例1および実施例2では、ドロップ成形工程において図4に示すロール対を用いてリム素材に変径部を形成し、図5および図6に示すロール対を用いて変径部を平らに成形した後、通常のフランジ成形工程および仕上成形工程によりリムを製造した。表1、図7および図8に、シミュレーション結果を示す。
なお、実施例2、比較例1および比較例2については、縁石衝突試験を想定した数値解析を行った。この数値解析は、図9に示す試験装置〔主錘重量:910(kg)、副錘重量:137(kg)、バネのバネ定数:0.35(kN/mm)、インパクター形状:90°三角、落下高さ:30(mm)〕による縁石衝突試験を想定したものである。
なお、表1中、W、TおよびRは、それぞれ変径部の幅、深さおよび先端の曲率半径である。
図7および図8に示すように、実施例1および実施例2のリム形状は、通常のリム成形工程で製造した比較例1とほとんど差がない。また、表1、図7および図8に示すように、実施例1および実施例2では変径部が形成され、その部分の板厚が比較例1に比べて薄くなっており、その分、リム幅が長くなっている。リム幅が長くなった部分は、リムの製造には不要な部分であるので、予め通常よりも狭い幅のリム素材を用意すれば、その分の軽量化を実現できる。
ここで、比較例2のように、平板板厚を1.9mmと薄くすれば、その分、軽量を実現できるが、縁石衝突時のリム変径量が、平板板厚2.1mmの比較例1に比べて大きくなり、必要な強度が得られない。一方、実施例2のように、強度への影響が小さい部分のみを局部的に減肉すれば、そのリムの変形量は、局所的な減肉を行わない比較例1と同程度となり、リムとして十分な強度を維持している。
本発明に係る自動車用ホイールリムの製造方法は、安価かつ高効率で、しかもリムの形状に悪影響を及ぼすことなく、リムの厚さを部分的に薄くすることができるので、十分な強度を有し、かつ軽量な自動車用ホイールリムを得ることが可能である。
1 自動車用ホイール
1a リム
1b ディスク
2 ドロップ
3a,3b ウエル
4 レッジ
5a,5b ビードシート
6a,6b フランジ
10 リム素材
11a,11b ドロップ成形用ロール対
12a,12b フランジ成形用ロール対
13a,13b 仕上成形用ロール対
14a,14b ロール対
15 大径部
16 小径部
17a,17b ロール対
18 変径部
19 開口縁

Claims (8)

  1. 円筒状のリム素材を複数のロール工程によってリム形状に成形する自動車用ホイールリムの製造方法であって、該リム素材の一部を縮径または拡径して変径部を形成した後、該変径部を平らに成形して、該リム素材の一部を減肉する工程を含む、自動車用ホイールリムの製造方法。
  2. 前記リム素材がその軸方向に移動可能な状態で前記変径部を平らに成形する、請求項1に記載の自動車用ホイールリムの製造方法。
  3. 前記変径部を複数形成する、請求項1または2に記載の自動車用ホイールリムの製造方法。
  4. 前記変径部の幅Wが10〜20mmであり、前記変径部の深さTと該幅Wとの比T/Wが0.5〜5.5であり、前記変径部先端の曲率半径Rが3以上である、請求項1から3までのいずれかに記載の自動車用ホイールリムの製造方法。
  5. 前記変径部が、自動車用ホイールリムのレッジに対応する位置に形成される、請求項1から4までのいずれかに記載の自動車用ホイールリムの製造方法。
  6. 前記ロール工程の少なくとも一対以上のロール対が、大径部を有する第一ロールと、該大径部に対向する小径部を有する第二ロールとを備え、該ロール対による成形時に前記変径部が形成される、請求項1から5までのいずれかに記載の自動車用ホイールリムの製造方法。
  7. 前記ロール工程が、ドロップ成形工程、フランジ成形工程および仕上成形工程を備え、該ドロップ形成工程において前記変径部が形成される、請求項1から6までのいずれかに記載の自動車用ホイールリムの製造方法。
  8. 前記ロール工程が、ドロップ成形工程、フランジ成形工程および仕上成形工程を備え、該仕上成形工程において前記変径部が平らに成形される、請求項1から7までのいずれかに記載の自動車用ホイールリムの製造方法。
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