JP2015109143A - 回転コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フラットケーブルFCの一端FCa側を外部の相手側端子に接続するコネクタ部240の内部に有するコネクタ内部空間242と、フラットケーブルFCを収容する収容空間Sとの間でフラットケーブルFCを差し込み収容するケーブルガイド溝260gを構成し、該ケーブルガイド溝260gを構成するケーブルガイド壁260に、フラットケーブルFCを係合する係合手段261を形成した。
【選択図】図6
Description
特許文献1の「回転コネクタ」は、互いに重合した2枚一組のフラットケーブルを収容空間に収容するとともに、リードブロック(ターミナル片)をステータ側とロテータ側とのそれぞれのコネクタ部の内部に有するリードブロック収容空間(ターミナル片収容空間)に収容する。さらに、その際に、ステータ側とロテータ側とのそれぞれにおいて、収容空間とリードブロック収容空間との間に有するガイド溝に、一組のフラットケーブルを差し込んで収容する構成である。
従って、回転コネクタの組み立て作業を容易に行うことができる。
詳述すると、例えば、回転コネクタを組み立てる際に、可撓性を有するフラットケーブルに外力がかかるなどした場合、前記ケーブルガイド溝に差し込み収容したフラットケーブルが前記ケーブルガイド溝への差し込み方向と反対側へ浮き上がるなどして、前記ケーブルガイド溝から意に反して抜け出すおそれがあるが、このような事態を防ぐことができる。
また、本発明の回転コネクタは、1枚のフラットケーブルを備えるに限らず、複数枚のフラットケーブルを備えてもよい。
前記内側ガイド壁におけるフラットケーブルの前記折返し部分に相当する端部に、前記係合手段を形成することができる。
本実施形態の回転コネクタ1(ステアリングロールコネクタ)は、コンビネーションスイッチ側(下方側)に固定する固定側部材としてのステータ200と、ステアリングホイール側(上方側)に位置するとともに、ステータ200に対して相対回転可能なロテータ300と、少なくとも1本のフラットケーブルFCを備え、中心部にステアリングシャフトを貫通可能な貫通孔Hを有した円筒状に形成している。
なお、図1は回転コネクタ1を上方から視た外観図であり、図2は回転コネクタ1を下方から視た分解斜視図である。図3は回転コネクタ1を底面側から視た構成説明図であり、詳しくは、図3(a)は回転コネクタ1の底面におけるコネクタフランジ部250を含む略片側半分を示した構成説明図であり、図3(b)は図3(a)に示す状態から固定側リング板部材220を外した状態の回転コネクタ1の底面におけるコネクタフランジ部250を含む略片側半分を示した構成説明図である。
外周筒部材230と固定側リング板部材220とは、外周筒部材230におけるシャフト軸方向の下方Ddで開口するステータ底面開口部Aを、固定側リング板部材220によって閉塞するように、ステータ底面開口部Aの外周縁部を固定側リング板部材220に係合して一体化している。
コネクタハウジング241の内部には、ターミナル片245を収容可能なターミナル片収容空間242を備えている。ターミナル片収容空間242には、ターミナル片245を差し込みにより装着するターミナル片装着部242aを形成している。
コネクタフランジ部250は、該ステータ側コネクタ部240と外周筒部材230との間に有し、該コネクタフランジ部250の内部(以下「フランジ内部」という。)には、収容空間Sとターミナル片収容空間242との間においてフラットケーブルFCをガイドするケーブルガイド溝260gを構成している。
詳しくは、図6に示すように、係合突部261は、内側ガイド壁折返し側端部260aaから直線状の内側ガイド壁部260aの壁形成方向Dgに対して直角に収容空間側ケーブルガイド溝260g1に向けて突出するとともに、該収容空間側ケーブルガイド溝260g1における係合突部261の先端部261aと外側ガイド壁260bとの間の溝幅がフラットケーブルFC少なくとも1本分の厚みに相当する隙間となる突出長さで突出している。
例えば、回転コネクタ1の組み立て作業の際を行う際には、回転コネクタ1をステータ200とロテータ300に分解したり、ステータ200を固定側リング板部材220と外周筒部材230とに分解した状態にする。
詳述すると、本実施形態の回転コネクタ1は、ケーブルガイド壁260に、前記フラットケーブルFCを係合する係合突部261を形成したため、ケーブルガイド溝260gに差し込み収容したフラットケーブルFCをしっかりと係合することができる。
そうすると、フラットケーブルFCに冗長部分が生じ、その分、全体の長さが長くなるため、結果として回転コネクタの重量が重くなるなどの課題が生じることになる。
従って、回転コネクタ1の軽量化、及びコンパクト化を図ることができる。
但し、以下で説明する回転コネクタ1A,1Bの構成のうち、上述した第1実施形態における回転コネクタ1と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
第2実施形態の回転コネクタ1Pは、図8、及び図9に示すように、フラットケーブルFCにおける、折返し部分FCtには、該フラットケーブルFCを係合突部261に向けて幅方向全体に山折りした山折り状折り曲げ部FCsを形成している。
なお、図8は第2実施形態の回転コネクタ1Pにおけるコネクタフランジ部250の内部構成を示す図6に相当する構成説明図であり、図9は図8中のG−G断面である。
第3実施形態の回転コネクタ1Aは、図11に示すように、内側ガイド壁折返し側端部260aaに、係合突部261Aを備えている。
なお、図11は第3実施形態の係合突部261Aを備えた回転コネクタ1Aを示す図6に相当する構成説明図である。
第4実施形態の回転コネクタ1Bは、図12に示すように、フラットケーブルFCに係合する係合手段として、上述したような係合突部261,261Aではなく、内側ガイド壁部260aを厚み方向、すなわち壁形成方向Dgに対して直交方向に連通させた係合孔261Bで形成している。
この発明のコネクタ部は、実施形態のステータ側コネクタ部240に対応し、
以下同様に、
コネクタ内部空間は、ターミナル片収容空間242に対応し、
係合手段は、係合突部261,261A、後述する係合突部261C、及び/又は係合孔261B1,261B2に対応し、
折り曲げ部は、山折り状折り曲げ部FCs、及び/又は後述する谷折り状折り曲げ部FCvに対応し、
山折り部FCsは、山折り状折り曲げ部に対応し、
フラットケーブルの長手方向における前記係合手段に相当する箇所は、内側ガイド壁折返し側端部260aaに対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、本発明の回転コネクタは、第1、又は第2実施形態の係合突部261や、第3実施形態の係合突部261Aのように、内側ガイド壁折返し側端部260aaから収容空間側ケーブルガイド溝260g1に向けて突出させるに限らず、コネクタ側ケーブルガイド溝260g2に向けて突出させてもよく、また、上述したように、係合突部261を内側ガイド壁部260aの壁形成方向Dgに対して直角に突出させたり、135度の角度で突出させるに限らず、任意の突出角度で突出させてもよい。
200…ステータ
300…ロテータ
240…ステータ側コネクタ部
242…ターミナル片収容空間
260g…ケーブルガイド溝
260…ケーブルガイド壁
260a…内側ガイド壁部
260b…外側ガイド壁部
260aa…内側ガイド壁折返し側端部
261,261A,261C…係合突部
261B1,261B2…係合孔
FC…フラットケーブル
FCt…折返し部分
FCs…山折り状折り曲げ部
FCv…谷折り状折り曲げ部
S…収容空間
Dd…シャフト軸方向の下方
Du…シャフト軸方向の上方(差し込み方向)
Claims (5)
- ステータと、該ステータに対してステアリングシャフトと同心状に回転するロテータとで構成し、前記ステータ側と前記ロテータ側とを電気的に接続するフラットケーブルを収容する収容空間を内部に備えるとともに、前記ステータの周方向の所定箇所に、フラットケーブルの一端側を外部の相手側端子に接続するコネクタ部を備えた回転コネクタであって、
前記コネクタ部の内部に有するコネクタ内部空間と、前記収容空間との間でフラットケーブルを差し込み収容するケーブルガイド溝を構成し、
前記ケーブルガイド溝を構成するケーブルガイド壁に、前記フラットケーブルの前記ケーブルガイド溝への差し込み方向において前記フラットケーブルに係合する係合手段を形成した
回転コネクタ。 - 前記係合手段を、前記内側ケーブルガイド壁から前記ケーブルガイド溝に向けて突出した係合突部で形成した
請求項1に記載の回転コネクタ。 - 前記ケーブルガイド壁を、
フラットケーブルを折返し形状にガイド可能に、フラットケーブルの折返し部分の内側でガイドする内側ガイド壁部と、前記折返し部分の外側でガイドする外側ガイド壁部とで構成し、
前記内側ガイド壁におけるフラットケーブルの前記折返し部分に相当する端部に、前記係合手段を形成した
請求項1、又は2に記載の回転コネクタ。 - 前記フラットケーブルの長手方向における前記係合手段に相当する箇所に、前記フラットケーブルを幅方向に沿って折り曲げた折り曲げ部を形成した
請求項1乃至3のいずれかに記載の回転コネクタ。 - 前記折り曲げ部を、前記係合手段に向けて山折りした山折り部で形成した
請求項4に記載の回転コネクタ。
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