JP2015108888A - 地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置およびその提供方法、および装置運用のコンピュータに用いられる媒体 - Google Patents

地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置およびその提供方法、および装置運用のコンピュータに用いられる媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2015108888A
JP2015108888A JP2013250356A JP2013250356A JP2015108888A JP 2015108888 A JP2015108888 A JP 2015108888A JP 2013250356 A JP2013250356 A JP 2013250356A JP 2013250356 A JP2013250356 A JP 2013250356A JP 2015108888 A JP2015108888 A JP 2015108888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collapse risk
collapse
inclination
tilt
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013250356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5804034B2 (ja
Inventor
寛 土田
Hiroshi Tsuchida
寛 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GEOTECH KK
Original Assignee
GEOTECH KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GEOTECH KK filed Critical GEOTECH KK
Priority to JP2013250356A priority Critical patent/JP5804034B2/ja
Publication of JP2015108888A publication Critical patent/JP2015108888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5804034B2 publication Critical patent/JP5804034B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

【課題】市町村役場の防災担当者がリアルタイムに取得される斜面状態を時々刻々に監視して、測定対象地点の崩壊危険予兆をより具体的に把握することが出来ることで、その責務を安全に全うできるようにしたモニター画面を提供する。【解決手段】段階的崩壊危険報知モニター手段が、傾斜測定装置の配置位置を持つ崩壊危険指定域の地図の表示画面上に、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報に基づいて、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置配置位置を同一区域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を形成し、画面表示手段に画像表示させる。【選択図】図9

Description

本発明は、地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置およびその方法、およびシステム運用のコンピュータに用いられる媒体に関する。
地域ののり面、急傾斜地の傾斜に関するデータを取得して、傾斜の変動を予測し、傾斜を監視することがなされている。
崩壊危険報知コンピュータシステムは、警戒・避難・規制情報を配信し、これらの情報を解除する情報を発令する。
特許文献1には、斜面状態データを得て崩壊危険度スコア値を計算し、警戒・避難・規制情報を発令し、解除することが記載されている。
特許文献2には、斜面表層の複数位置の変位をリアルタイムで計測して、防災情報画面データを作成してインターネット回線に送出することが記載されている。
特許文献3には、複数台の傾斜測定装置が測定対象地点である傾斜面、のり面の傾斜を監視することが記載され、傾斜測定装置が気泡管センサおよび加速度センサを備えて構成されることが記載されている。
特開2004−280204号公報 特開2009−93594号公報 特開2013−447339号公報
傾斜面、のり面の傾斜の変化状態を測定するために各種の傾斜測定装置が開発され、提案されている。特許文献3に記載された傾斜測定装置もそのひとつである。
特許文献に記載されているように、測定対象地点の複数の傾斜測定装置を配置し、斜面状態データを取得して、防災情報画面データを作成することが提案されている。
しかしながら、これらの特許文献は、防災情報画面データの詳細について記述するところではない。市町村役場における防災担当者がその責務を全うし、適切な警戒・避難・規制情報を発令するには単に防災情報画面がコンピュータ画面に表示されるだけでは足りず、リアルタイムに取得される斜面状態を時々刻々に監視して、測定対象地点の崩壊危険予兆をより具体的に把握することが必要となる。
本発明は、かかることに鑑みて市町村役場の防災担当者がリアルタイムに取得される斜面状態を時々刻々に監視して、測定対象地点の崩壊危険予兆をより具体的に把握することが出来ることで、その責務を迅速に安全に全うできるようにしたモニター画面を提供することを目的とする。
本発明は、測定対象地点の傾斜を予め定めた測定タイミングで傾斜変化測定装置が測定した傾斜変化量を、傾斜変化監視センターのコンピュータシステムに入力させ、崩壊危険報知情報を生成し、サービス提供する崩壊危険報知サービス提供装置であって、
測定対象地点が崩壊危険監視指定域として設定され、複数一群の傾斜測定装置が設置された崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および各地図内に配置された複数一群の傾斜測定装置の配置情報を格納するデータベースと、
崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に複数一群の傾斜測定装置の配置位置を画面に表示する画面表示手段と、
各傾斜変化測定装置から通信手段を介して送信された、傾斜変化測定データを受信する受信手段と、
受信された傾斜変化測定データから、段階的な傾斜変化データを取得し、取得された傾斜変化データから崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさを特定し、該恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成する演算処理手段と、
生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報および傾斜測定装置配置位置に基づいて、傾斜測定装置配置位置を持つ画面領域を取得し、該画面領域に同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した崩壊危険予兆区域画像を順次取得して、画面表示手段に段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次画像表示させる段階的崩壊危険報知モニター手段と、からなること
を特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置を提供する。
また、本発明は、測定対象地点の傾斜を予め定めた測定タイミングで傾斜変化測定装置が測定した傾斜変化量を、傾斜変化監視センターのコンピュータシステムに入力させ、崩壊危険報知情報を生成し、サービス提供する崩壊危険報知サービス提供装置であって、
測定対象地点が崩壊危険監視指定域として設定され、複数一群の傾斜測定装置が設置された崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および各地図内に配置された複数一群の傾斜測定装置の配置情報を格納するデータベースと、
崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に複数一群の傾斜測定装置の配置位置を画面に表示する画面表示手段と、
各傾斜変化測定装置から通信手段を介して送信された、傾斜変化測定データを受信する受信手段と、
受信された傾斜変化測定データから、微小な傾斜変化を示す傾斜変化データ、および傾斜度変化が継続したことを示す傾斜変化データあるいは該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを取得し、取得された傾斜変化データから崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさを特定し、該恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成する演算処理手段と、
複数一群の傾斜測定装置の配置位置を持つ崩壊危険監視指定域の地図の表示画面上に、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報に基づいて、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応して傾斜測定装置配置位置を同一区域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次形成し、画面表示手段に段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次画像表示させる段階的崩壊危険報知モニター手段と、からなること
を特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置を提供する。
上述された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、受信された傾斜変化データが、計測データおよび撮像装置で撮像された傾斜変化画像を含み、演算処理手段が、傾斜変化画像を含む傾斜変化データを取得し、段階的崩壊危険報知モニター手段が、該傾斜変化データ‐を用いて崩壊の恐れの大きさ段階に対応して段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次形成することを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置を提供する。
上述された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、市町村役場の傾斜変化監視センターに設置されたコンピュータに設けられたコンピュータシステムに段階的崩壊危険報知モニター手段が備えられ、市町村内地域における段階的な崩壊危険予兆区域画像を直接的に画像表示させることを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置を提供する。
上述された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、サービス情報提供企業の傾斜変化監視センターに設置されたコンピュータシステムが、受信手段、演算処理手段および段階的崩壊危険報知モニター手段を備え、段階的崩壊危険報知モニター手段が画面表示された段階的な崩壊危険予兆区域画像を、通信手段を介して、当該市町村役場に設置されたコンピュータシステムに送信させることを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置を提供する。
上述された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、傾斜変化データに、傾斜測定装置が倒れたことを示す傾斜変化データが含まれ、傾斜変化測定装置に備えられた集音装置によって集音された音情報がコンピュータシステムに提供されることを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置を提供する。
上述された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、演算処理手段が、傾斜測定装置からの傾斜変化測定データから、微小な傾き角度変化を示す傾斜変化データ、傾き角度変化が継続したことを示す傾斜変化データ、該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを形成することを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置を提供する。
上述された崩壊危険報知サービス情報提供装置、崩壊危険監視指定域に設置された複数一群の傾斜測定装置およびこれらの装置を接続する通信手段からなり、画面表示手段に段階的に表示された崩壊危険予兆区域画像を画面上に静止して再現することを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供システムを提供する。
本発明は、測定対象地点の傾斜を予め定めた測定タイミングで測定する傾斜変化測定装置が測定した傾斜変化量を、傾斜変化監視センターのコンピュータシステムに入力させ、崩壊危険情報を生成し、サービス提供する地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置の運用コンピュータプログラムからなる媒体であって、
データベースに、測定対象地点が崩壊危険監視指定域として設定され、複数一群の傾斜測定装置が設置された崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および各地図内に配置された複数一群の傾斜測定装置の配置情報を格納させ、
画面表示手段に、崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に複数一群の傾斜測定装置の配置位置を画面に表示させ、
受信手段に、各傾斜変化測定装置から通信手段を介して送信された、傾斜変化測定データを受信させ、
演算処理手段に、受信された傾斜変化測定データから、微小な傾斜変化を示す傾斜変化データ、および傾斜度変化が継続したことを示す傾斜変化データあるいは該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを取得し、取得された傾斜変化データから崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさを特定し、該恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成させ、
段階的崩壊危険報知モニター手段が、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報および傾斜測定装置配置位置に基づいて、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した画面領域を生成し、該画面領域に傾斜測定装置配置位置を持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次形成し、画面表示手段に段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次画像表示させること、からなること
を特徴とするサービス提供する崩壊危険報知サービス情報提供装置の運用コンピュータプログラムからなる媒体を提供する。
本発明は、測定対象地点の傾斜を予め定めた測定タイミングで測定する傾斜測定装置が測定した傾斜変化量を、傾斜変化監視センターのコンピュータシステムに入力させ、崩壊危険情報を生成し、提供する崩壊危険報知サービス情報提供装置によって実行される崩壊危険情報を提供するサービス情報提供方法であって、
データベースに、測定対象地点が崩壊危険監視指定域として設定され、複数一群の傾斜測定装置が設置された崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および各地図内に配置された複数一群の傾斜測定装置の配置情報を格納させ、
画面表示手段が、崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に複数一群の傾斜測定装置の配置位置を画面に表示し、
受信手段が、各傾斜変化測定装置から通信手段を介して送信された、傾斜変化測定データを受信し、
演算処理手段が、受信された傾斜変化測定データから、微小な傾斜変化を示す傾斜変化データ、および傾斜度変化が継続したことを示す傾斜変化データあるいは該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを取得し、取得された傾斜変化データから崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさを特定し、該恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成し、
段階的崩壊危険報知モニター手段が、段階的崩壊危険報知モニター手段が、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報および傾斜測定装置配置位置に基づいて、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した画面領域を生成し、該画面領域に傾斜測定装置配置位置を持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次形成し、画面表示手段に段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次画像表示させること
を特徴とする崩壊危険サービス情報提供装置によって実行される崩壊危険情報を提供するサービス情報提供方法を提供する。
本発明は、上述したように傾斜測定装置の配置位置を持つ崩壊危険監視指定域の地図の表示画面上に、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報に基づいて、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置配置位置を同一区域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を形成される。この構成によれば、測定対象地点である地域に、何段階にも渡る傾斜面計測状態を複数の傾斜測定装置で測定し、当該地域を示す地図上に崩壊予兆画像を段階的に表示することが出来、市町村役場の防災担当者がリアルタイムに取得される斜面状態を時々刻々に監視して、測定対象地点の崩壊危険予兆をより具体的に視覚的に把握することが出来ることで、その責務を迅速に安全に全うできるようにしたモニター画面を提供することが出来る。
本発明の実施例であるいずれかの市町村の地図および傾斜測定装置の配置を示す図。 本発明の他の実施例であるいずれかの市町村の地図および傾斜測定装置の配置を示す図。 本発明の実施例の1形態を示す図。 本発明の実施例の他の形態を示す図。 本発明の実施例の通信状態を示す図。 本発明の実施例の形態をブロックで示す図。 本発明の実施例に使用可能な傾斜測定装置を説明する図。 撮像状態を示す図。 本発明の実施例である画面の1例を示す図。 他の画面の1例を示す図。 本発明の実施例のフローチャートを示す図。 本発明の実施例である段階的崩壊危険報知ステップを示す図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、いずれかの市町村の地図1、この地図上に設定された崩壊危険監視指定域2(2A、2B、2C、2D)および市町村役場3を示す。地図2には、通常の地図が示すように山4、川5、民家6、道路7が示される。他の施設が表示されてもよい。
図2に示すように、一つの山4を、複数一群の傾斜測定装置で集中的に監視をするようにする場合にも本件の実施例は適用可能である。このような場合、市町村役場の崩壊危険監視担当者である防災担当者は、地元に精通しているのが常であるので、崩壊の危険予測領域を図2に示すように予め定めた危険予測域として数字9で示すように予め予測している。本願は、この予測を画面表示して、崩壊を模擬してシュミレーションする場合にも適用することが出来る。
測定対象地点が崩壊危険監視指定域2として市町村役場3によって予め設定される。市町村役場3には、傾斜監視センター21が設置される。複数一群とされた傾斜測定装置の配置位置を持つ崩壊危険指定域の地図の表示画面上に、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報および傾斜測定装置の配置位置情報に基づいて、同一の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置配置位置を同一区域、すなわち画像領域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を形成し、画面表示手段に段階的な崩壊危険予兆区域画像を画像表示させる。以下、詳述する。
崩壊危険監視指定域2内には、クロス(x)で示す複数の傾斜測定装置10が配置される。崩壊危険監視指定域2内に設置された複数一群の傾斜測定装置10は、セットである複数一群をなしてこの崩壊危険監視指定域2についての崩壊危険監視情報を提供することができる。傾斜測定装置10は、単独に他の測定対象地点に設置されてもよい。
図3に、傾斜測定装置10で観測、取得した傾斜情報を市町村役場3に設置した傾斜変化監視センター11内のコンピュータ12(PC)に取り込み、コンピュータシステムによって所定の演算処理をすることを示す。このコンピュータ12がサーバの機能を有する。図3では、親機13、中継機14を介して子機としての各傾斜装置10からの傾斜情報をコンピュータ12に取り込んでいるが、親機13、中継機14を設けることなく、各傾斜情報を無線で各傾斜測定装置10から直接的にコンピュータ12に取り込むようにしてもよい。コンピュータ12には、監視を行うためのソフトが装着されるが、ソフトは媒体25組み込まれてコンピュータ12に装着される。媒体25については、その機能を後述する。
図3、図4に示す構成にすることによって、崩壊危険監視指定域2内に設置された複数一群の傾斜測定装置10を含めてのシステムが簡便化され、迅速な報知サービス情報提供が可能になる。
図3にあっては、市町村役場3内の傾斜変化センター11に設置した通信機能のあるコンピュータ機能のあるユーザー端末12に直接的に傾斜情報を取り込むようにしているが、図4に示すようにサービス提供会社20内に設けた傾斜変化監視センター21のサーバ22(PC)のよって形成されるコンピュータシステムに取り込むようにしてもよい。サーバをコンピュータと言い換えても同じことである。
図4において、市町村3(3A、3B、3C、3D)は、インターネット回線24を介してサービス会社20に連携付けられる。具体的には、各市町村内の崩壊危険監視指定域2には複数一群となった傾斜測定装置10が設置され、各親機13、中継機14を介し、インターネット回線24を介してサーバ22に接続され、各傾斜測定情報が取り込まれる。サーバ22で演算処理され、生成された崩壊危険報知サービス情報は、インターネット回線24を介して市町村役場のコンピュータ12に送信される。このようなシステムとすることで、各市町村役場に設置したユーザー端末12の負荷を軽減し、防災担当者の負荷を軽減することが出来る。
図5は、図4に示す通信網を通信回路網で示す図である。
図5において、各市町村内の崩壊危険監視指定域2に傾斜測定装置10が配置される。複数一群のサービス提供会社20は、サーバ22内に崩壊危険報知サービス提供システム100、崩壊危険報知サービス提供装置101を運用実行するコンピュータシステムを有する。崩壊危険報知サービス提供システム100は、崩壊危険報知サービス提供装置101およびこれに通信手段で接続される複数一群の傾斜測定装置10等によって構成される。このようにサーバ22には、崩壊危険報知サービス提供装置101からの測定データが取り込まれる。また、サーバ22は、防災担当者からの人為的な情報も取り込むことが出来る。サーバ22は、インターネット回線24を介して、親機13、中継機14、ユーザー端末26、県庁7に接続される。崩壊危険報知サービス提供装置101は、主なる構成として、受信手段51、演算処理手段52および段階的崩壊危険報知モニター手段53を備え、通信手段を介してインターネット回線24に接続される。
一方、各市町村に属する各一群の傾斜測定装置10は(10A、10B,10C,10D)、通信回路25を介してインターネット回線24に接続される。また、インターネット回線24は、ユーザー端末12に接続される。
図3に示す事例を採用する場合には、コンピュータ12が、コンピュータシステムとしての機能によって崩壊危険情報演算処理機能およびモニター画面情報生成・表示機能を持つように構成されることになる。図3には、サービス提供会社20が記載されていないが、サービス提供会社20が市町村役場に媒体25を提供することで、コンピュータ12が、コンピュータシステムとしての機能によって崩壊危険情報演算処理機能およびモニター画面情報生成・表示機能を持つように構成されることになる。サービス提供会社20が持つサーバから電子情報として提供されるようにしてもよい。
傾斜変化監視センター11のコンピュータシステムは、崩壊危険情報演算処理機能およびモニター画面情報生成・表示機能を持ち、崩壊危険情報およびモニター画像情報を提供する。これらの情報を使用して、図1に示す地域の市町村役場のユーザー端末12を介して住民にモニター画像情報が提供され、加えて警告、避難、規制情報が形成され、提供される。このような情報提供に際しては、市町村役場3とサービス提供会社20との間で契約が締結され、市町村役場でのサービス提供の運用がスムーズになされることになる。この契約には、サービス運用のためのコンピュータ接続可能の媒体の提供、傾斜測定装置の提供と管理、コンピュータ運用と管理、その他のサービス支援、対価の条項が含まれることになる。
図6は、崩壊危険報告サービス提供システム100を示す。崩壊危険報告サービス提供システム100は、崩壊危険報告サービス提供装置101と複数一群の傾斜測定装置10を含んだ傾斜測定システム102とから構成される。崩壊危険報告サービス提供装置101と複数一群の傾斜測定装置10との間の情報通信には、インターネット回線24などの通信回路が利用される。上述したように、複数一群の傾斜測定装置10は、直接的に崩壊危険報告サービス提供装置101に接続されてもよい。
崩壊危険報告サービス提供装置101は、測定対象地点の傾斜を予め定めた測定タイミングで測定する傾斜測定装置が測定した傾斜変化量を、傾斜変化監視センターのコンピュータシステムに入力させ、崩壊危険情報を生成し、提供する崩壊危険サービス情報提供装置によって実行される崩壊危険情報を提供するサービス情報提供方法を提供する。
図6には、4つからなる複数一群の傾斜測定装置10が記載されているが、これらの数には限定されない。これらの数よりも多くてもよいし、少なくてもよい。各傾斜測定装置10は、通信機能を備え、通信回線を介して測定データをその他の情報と共に崩壊危険報告サービス提供装置101に送信する。傾斜測定データは、主に傾き角度変化測定データ、傾斜方向測定データおよび測定画像データからなる。集音データが追加されてもよい。
崩壊危険報告サービス提供装置101は、受信手段51、演算処理手段52、段階的崩壊危険報知モニター手段53(モニター手段という場合がある)、データベース54および画面表示手段55を備える。
データベース54には、傾斜測定装置が複数設置された崩壊危険監視指定域の情報、当該崩壊危険監視指定域に設置された傾斜測定装置の情報および崩壊危険監視指定域についての地図情報および各地図内に配置された傾斜測定装置の配置情報が格納される。崩壊状態経過画像も格納され、後日の検証再現時に利用可能とされる。
画面表示手段55は、崩壊危険監視指定域情報、傾斜測定装置情報、地図情報および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に配置位置が設定された傾斜測定装置配置位置を画面に表示することが出来る。また、崩壊状態経過画像も表示出来る。
受信手段51は、各傾斜変化測定装置10から通信回路を介して送信された、傾き角度変化測定データ、傾斜方向測定データおよび測定画像データからなる傾斜測定データを受信する。
演算処理手段52は、受信された測定データから、微小な傾斜変化を示す傾斜変化データ、および傾斜変化が継続したことを示す傾斜変化データあるいは該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを生成する。崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成する。受信された傾斜変化測定データから、微小な傾斜変化を示す傾斜変化データ、および傾斜度変化が継続したことを示す傾斜変化データあるいは該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを取得し、取得された傾斜変化データから崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさを特定し、該恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成する。傾斜変化データには、傾斜測定装置自体の倒れ情報が含まるようにしてよい。傾斜変化データの典型的な例は、図示するように傾き角度変化データであり、傾斜方向データである。
段階的崩壊危険報知モニター手段53は、傾斜測定装置の配置位置を持つ崩壊危険監視指定域の地図の表示画面上に、複数の段階的な崩壊危険予兆情報に基づいて、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置配置位置を同一区域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を形成する。画面表示手段55に段階的な崩壊危険予兆区域画像を画像表示させる。崩壊危険監視指定域の地図は、傾斜測定装置の配置位置を持つが、画面上に傾斜測定装置の配置位置は消去され得る。常に表示されることを要しない。防災担当者にとって崩壊危険予兆画面が重要なのであって、この表示の中に傾斜測定装置の配置位置が表示されるかどうかは崩壊危険予兆画面に比べて大きなものではない。傾斜測定装置の配置位置が表示された崩壊危険予兆画面であることは、それだけ情報量が多いということでありより望ましいことである。崩壊危険予兆画面は、モニター時の予測崩壊危険予兆画面を含む。
段階的崩壊危険報知モニター手段は、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報および傾斜測定装置配置位置に基づいて、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した画面領域を生成し、該画面領域に傾斜測定装置配置位置を持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次形成し、画面表示手段に段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次画像表示させる。
受信された傾斜変化データが、計測データおよび撮像装置で撮像された傾斜変化画像を含み、演算処理手段52が、傾斜変化画像を含む傾斜変化データを取得し、段階的崩壊危険報知モニター手段53が、この傾斜変化データ‐を用いて崩壊の恐れの大きさ段階に対応して段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次形成することが出来る。
段階的崩壊危険報知モニター手段53は、段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次画像表示し、収集したその他の情報を含めて順次各種端末、記録装置に発信することが出来る。これらの手段、装置は内部の通信回路57によって互いに結ばれ、情報、データの授受が可能とされる。
画面表示手段55は、モニター画面56を備える。
図7は、公知の傾斜測定装置10の一例を示す。この例に示す傾斜測定装置10は、気泡管センサ(気泡センサともいう)61、加速度センサ62、制御マイコン63、無線モジュール64、電源65および発光ダイオード(LED)66を含んで構成される。
制御マイコン63は、気泡管センサ61と加速度センサ62に接続され、気泡センサ61と加速度センサ62とからの傾き角度変化測定データ、傾斜方向データを取り込む。無線モジュール64は、無線送信機能を有して、制御マイコン63からの傾き角度変化測定データ、傾斜方向データを、親機13、中継機14を備えた中継手段70の無線モジュール67に送信する。無線モジュール67で受けたシリアル通信データをUSBモジュール68でA/D変換する。変換されたシリアル通信データは、サービス情報提供会社20の傾斜変化監視センター21のサーバ22あるいは図3におけるユーザー端末12に送信される。サービス情報提供会社20のサーバ22あるいはユーザー端末12は、上述したようにこれらに組み込まれたコンピュータシステムが該当する。
傾斜測定装置10は、崩壊危険監視指定域として観測対象地点とされた急斜面、のり面あるいは観測が必要な地点に設置される。
これらのコンピュータシステムは、データロガー機能を有して、データベース54に格納された各種データを用いることで、上述した演算処理手段52、段階的崩壊危険報知モニター手段53を形成することが出来る。
図7には、上述したように気泡管センサ61および加速度センサ62からなる傾斜測定装置10を示したが、本実施例には、段階的な測定データを形成出来る装置であれば、他の傾斜測定装置を採用することが出来る。
図8は、傾斜測定装置10が備える画像撮像装置を示す。傾斜測定装置10の直上には、傾斜測定装置10が計測する現象を画像として撮影する撮像装置、すなわちカメラ71を備える。撮影された画像は、画像信号になって傾斜測定データに同期して共に子機から親機13に送信される。
図9、図10は、画面表示手段55のモニター画面56に表示する画面の一例を示す。
画面表示手段55は、市町村名(IDで登録)、崩壊危険監視指定域・配置、市町村全体・崩壊危険監視指定域地図、連絡要機関をスクロール出来る機能があり、また画面に、モニター状況としての撮影された傾斜撮像画像、崩壊の恐れの大きさ、集音状況、住民への説明状況を表示できる。これらのモニター状況の画面表示に際してもスクロール機能を用いるようにすることが出来る。
図9において、画面56の中央部には、崩壊危険監視指定域・傾斜測定装置の配置状態図2Aが表示される。上部には、崩壊危険監視指定域・配置のスクロール指示、市町村全体・崩壊危険監視指定域地図スクロール指示、連絡要機関スクロール指示が設定される。下部には、崩壊の恐れの大きさ(グレード、ランク)の表示、画像表示、集音状況表示、住民への伝達状況表示欄が表示される。右方部には、モニター状況によって予め設定された警告、避難勧告、避難指示、規制が表示される。
図9には、図2に示す予め定めた危険予測域11をラップして表示することが出来る。
このようにして、上述したように崩壊危険監視指定域情報、傾斜測定装置情報、地図情報および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に配置位置が設定された傾斜測定装置配置位置を画面に表示することが出来、またモニター状況を刻々に画面表示することが出来る。他の崩壊危険監視指定域の情報を並列して表示するようにしてもよい。
崩壊の恐れの大きさに対応して、予め警告、避難勧告・指示、規制との関係を決めておいてモニター画面上でこれらの設定を自動的に行うことが出来る。
図10は、画像72に、画像表示を指令した時に表示した画像表示の例を示し、傾斜変化測定結果が表示される。崩壊の恐れの大きさ段階に対応した画面領域を表示するようにしてもよい。傾斜変化測定結果は、サンプリング周期(分)、各傾斜測定装置による最新画像、測定時刻が示される。図10に示すように、計測データ、生成処理データに加えて測定画像データを加えることで、崩壊の進行状況を視覚的に確認出来、機器および計測データの測定確認を行うこと出来、自動的に生成された予め警告、避難勧告・指示、規制との関係の安全性を確認することが出来る。
図11は、実施例のフローチャートを示す。
図11において、傾斜測定装置が傾きを読取り親機に測定データを渡す。(S1) 親機が渡された測定データを中継機に渡す。(S2) 中継機が集めた読取りデータをサーバに渡す。(S3) サーバが渡された測定データから階段的崩壊危険情報を生成する。(S4) 崩壊危険予兆情報を生成する。(S5) 崩壊危険報知サービス情報画面を表示する。(S6) 防災担当者によって改訂された崩壊危険報知サービス情報画面が作成される。(S7) 市町村の住民に伝達される。(S8)
図12は、傾斜測定装置の配置位置を持つ崩壊危険監視指定域の地図の表示画面上に、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報に基づいて、同一の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置配置位置を同一区域、領域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を複数順次形成し、画面表示手段に順次画像表示させるステップを示す。
各ステップのモニター状況は、図10に示す画面によって測定計数データ、測定画像データによって確認がなされ得る。また、傾斜変化測定結果を用い、予め定めた予測と予測結果規模との関係から崩壊危険の規模について同一規模を設定することが出来る。
図12(a)は、図1における崩壊危険監視指定域2A内に、クロスで示す複数の傾斜測定装置10が配置された状態を示す。クロスで示す複数の傾斜測定装置10は、崩壊危険監視指定域2A内に格子状に、千鳥足跡状に、高低差状にあるいは任意に配置することが出来る。多くの市町村役場は、管理地域内における監視要とされる測定地点を多数持っていて、また地図上を持っている。測定地点をGP計測するようにしてデータ化してもよい。測定対象地点が崩壊危険監視指定域2として市町村役場3によって予め設定される。これらの傾斜測定装置10の配置状況81は、崩壊危険監視指定域地図上に予め決められ、データベース54に格納され、サービス提供会社によって傾斜測定装置10が現場に設定、配置される。この格納されたデータの基づき、モニター画面56には図12(a)に示す図を表示することが出来る。
図12(b)は、気泡管センサ61から微小な傾斜信号が発せられた状態82を示す図である。これらの傾斜信号には、傾斜方向が表示されるようにしてもよい。図は、上方が傾斜上方側を示し、下方が傾斜下方側を示す。クロスに○を付けた状態の傾斜測定装置10は、微小な傾斜信号を検出した。これらの傾斜測定装置10は、同一の崩壊の恐れの大きさを持つものとして判定された。同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置配置位置を持つ。同一区域、領域は、同一規模の大きさを示す傾斜測定装置配置位置によって特定される。この同一区域、領域は、同一規模の大きさを示す傾斜測定装置配置位置に依存する形で点線に示されるように仕切られる。この同一区域、領域は、クロスに○を付けた傾斜測定装置10の全てを含む領域であり、画像表示される。サーバ22、図3に示すユーザ端末12コンピュータは、この領域を作図するプログラムを持つ。この領域に彩色が施されると視認性がよくなるので彩色することが勧められる。この点線区分けあるいは色分けによって全く検出がなかった領域と微小な検出があった領域とが明確に区分けされて画像表示される。第一段階表示となる。
図12(b)では、上方から下方までの全ての傾斜測定装置10に○が付いている。したがって、崩壊予兆が継続した次のステップに進行したことを示す。継続状況は、予め定められる。雨量状況によっては最下位の傾斜測定装置に○がつかず、クロスのままであることが計測されることがある。このような時は、中段領域にある地層が崩壊し易いことを示している。他の領域も同様である。
このようにして、第二段階にある同一の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置の配置位置を同一区域、領域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像が形成される。
図12(c)は、気泡管センサ61から傾斜信号が発せられ、予め定められた長い時間継続して傾斜信号が発せられた状態83である段階にあることを示す図である。この段階にある傾斜測定装置には、◎が付されている。◎の付された傾斜測定装置を取り囲むように一点鎖線が付されている。この領域に異なった彩色を施すことで、視認性がよくなる。この一点鎖線区分けによって微小検出があった領域と継続した検出があった領域とが明確に区分けされる。このようにして、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置の配置位置を同一区域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像が第二段目として形成される。◎でなくて、他の表示方法で表示してもよい。
図12(c)には、長時間継続による画像図面が表示されているが、継続時間に対応して複数の画像表示をするようにしてもよい。継続時間は、複数設定することが出来る。
防災担当者は、自己が所有する崩壊危険指定領域についての知識からあるいは画像表示された状況から図12(c)に表示された領域の一部を変更することが出来る。図12(c)には、一部変更された領域が2点鎖線で示してある。例えば、領域の一部に亀裂が発生したような時に計測信号が出て、画面表示される。亀裂が発生していないような場合にあっても、急激に崩壊が発生することが観測され得る。このような兆候は、観測画面を視覚的に見ていることで判断され得る。観測画像の重要性は、この兆候を見つけて、画面表示を適切な状態とさせるような変更を可能とさせることにある。上述したように、防災担当者は、自己が所有する崩壊危険指定領域について画像表示された状況から図12(c)に表示された領域の一部を変更することが出来る。
図12(d)は、気泡管センサ61から傾斜信号が発せられ、予め定められた限界値を超えた傾斜信号が発せられた状態84の段階にあることを示す図である。この段階にある傾斜測定装置には、三重○が付されている。三重○の付された傾斜測定装置を取り囲むように実線が付されている。コンピュータシステムによる設計によって傾斜測定装置を取り囲むように実線を付すことが出来る。この段階では、気泡管センサ61ばかりでなく加速度センサ62からも傾斜信号が発せられている。よく知られているように、気泡管センサは、検出精度が高く、小さな傾斜を測定するのに向き、加速度センサは、精度は低いが高範囲の角度を検出するのに向いている。この領域に異なった彩色を施すことで、視認性がよくなる。この実線区分けによって一定時間検出があった領域と限界値に達した信号の検出があった領域とが明確に区分けされる。このようにして、同一の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置の配置位置を同一区域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像が第三段目として形成される。
防災担当者は、自己が所有する経験・知識からあるいは画像表示された状況から視覚的に図12(d)に表示された領域の一部を変更することが出来る。図12(d)には、一部変更された領域が2点鎖線で示してある。第四段階の表示となる。
図12(c)、図12(d)に示されるように2点鎖線で示す領域で変更するのは、崩壊した現場を観察すると、亀裂が観測されてもこの亀裂を境にして崩壊が発生せず、亀裂が観測されていないところから崩壊が開始することがよくあることに基づくもので、防災担当者の感性を画面に表示することが求められることによる。その場合にあっても、基本は、傾斜測定装置10によって測定された傾斜測定データあるいは/および観測画像が基礎になる。傾斜測定装置10によって測定された傾斜測定データあるいは/および観測画像で観測された崩壊進行状況に合わせることを予め定めておくことで図2に示す段階的な危険予測域9を用い、各段階の崩壊を画面に表示するようにすることが出来る。この場合にあっても、各危険領域の画面には各危険領域に配置の傾斜観測装置が表示される。この場合に、傾斜測定データあるいは/および観測画像によって表示された段階的な崩壊予兆画面と交互に画面に表示して対比出来るようにしてもよい。
次の段階は、図示していないが、傾斜測定装置が倒れた信号を発した状況にある。このような段階に至ると傾斜面に亀裂が発生して斜面の崩壊が始まっていることを示す。
このように、崩壊危険予兆区域画像が各段階に区分けされて順次表示される、最新の崩壊危険予兆区域が市町村管轄の地図に表示されるようにしてもよい。このように画面に表示することで、崩壊危険サービス情報提供が迅速に刻々にリアルタイムでなされることになり、市町村役場11で傾斜監視している防災担当者の監視負担を軽減することが出来る。
図12に示す段階的崩壊危険報知モニター図面56は、市町村役場の傾斜変化監視センターに設置されたコンピュータに設けられたコンピュータシステムに段階的崩壊危険報知モニター手段53が備えられることで達成される。
また、図12に示す段階的崩壊危険報知モニター図面56は、サービス情報提供企業20の傾斜変化監視センター21に設置されたコンピュータに設けられたコンピュータシステムに段階的崩壊危険報知モニター提供手段53が設けられる。このコンピュータシステムが受信手段51、演算処理手段52および段階的崩壊危険報知モニター提供手段53を備えられることで達成される。
この場合には、サービス情報提供企業20の傾斜変化監視センター21に設置されたサーバ22に設けられたコンピュータシステムに段階的崩壊危険報知モニター供手段53が設けられ、このコンピュータシステムが受信手段51、演算処理手段52および段階的崩壊危険報知モニター提供手段53を備える。また、データベース54および画面表示手段55を備える。受信手段51が各市町村役場の管轄する管轄領域内の測定対象地点に設置された傾斜測定装置10からの各傾き角度変化測定データ、傾斜方向を受信し、演算処理手段52が崩壊危険監視指定域2の崩壊する恐れの大きさを段階的に示す各段階的崩壊危険予兆情報81−84(図12)を生成し、段階的崩壊危険報知モニター手段53が画面表示された同一の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置配置位置を同一区域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を、通信回線を介して、当該市町村役場11に設置されたコンピュータシステムに送信されることを特徴とする崩壊危険サービス情報提供装置が構成される。コンピュータシステムは送信された画面データを表示することで、画面状態が得られることになる。
段階的崩壊危険報知モニター手段53が、傾斜測定装置10に備えられた集音装置(図示せず)によって修おとされた当該崩壊危険監視していい木で生じた音情報を提供するようにしてもよい。また、当該崩壊危険監視指定域に雨量計を設け、表示画面2Aに他の情報として表示するようにしてもよい。
図4に示す例の場合、サービス提供会社によって作成される媒体25は次のように構成される。図5に示す例の場合には、媒体13は必要とされない。
測定対象地点の傾斜を予め定めた測定タイミングで測定する傾斜測定装置10が測定した傾斜変化量を、傾斜変化監視センター11のコンピュータシステムに入力させ、崩壊危険情報を生成し、サービス提供する地域内の崩壊危険サービス情報提供装置の運用コンピュータプログラムからなる媒体である。
データベースに、該傾斜測定装置が複数設置された崩壊危険監視指定域の情報、当該崩壊危険監視指定域に設置された傾斜測定装置の情報および崩壊危険監視指定域についての地図情報および各地図内に配置された傾斜測定装置の配置情報を格納させる。
画面表示手段に、崩壊危険監視指定域情報、傾斜測定装置情報、地図情報および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に配置位置が設定された傾斜測定装置配置位置を画面に表示させる。
受信手段に、各傾斜変化測定装置から通信手段を介して送信された、傾き角度変化測定データを受信させる。
演算処理手段に、受信された傾き角度変化測定データから、微小な傾き角度変化を示す傾斜変化データ、および傾き角度変化が継続したことを示す傾斜変化データあるいは該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを生成し、生成された傾斜変化データが持つ崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成させる。
段階的崩壊危険報知モニター手段に、傾斜測定装置の配置位置を持つ崩壊危険監視指定域の地図の表示画面上に、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報に基づいて、同一の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した傾斜測定装置配置位置を同一区域、領域に持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を形成し、画面表示手段に画像表示させる。
媒体は、このような機能を有するようにして構成される。
以上のように、本実施例によれば、測定対象地点である地域に、何段階にも亘る傾斜面状態を複数一群の傾斜測定装置で測定することで、土地内部での水含有あるいは土壌の詳細なる分析を要することなく、当該地域を示す地図上に崩壊予兆画像を段階的に表示することが出来、市町村役場の防災担当者がリアルタイムに取得される斜面状態を時々刻々に監視して、測定対象地点の崩壊危険予兆をより具体的に視覚的に把握することが出来ることで、その責務を迅速に安全に全うできるようにしたモニター画面を提供することが出来る。
本実施例は、雪崩現象にも適用することが出来る。例えば、スキー場にあっては、スキーゲレンデが測定対象地点であり、崩壊危険監視指定域となる。雪崩現象対応に当たっては、積雪量、すなわち積雪高さを考量して背を高くして傾斜測定装置を設置するなどの工夫を行う。積雪の移動に対する検知能力を向上させるために斜面方向の直角方向に設定した板を傾斜測定装置に設けてもよい。
1…いずれかの市町村の地図、2…崩壊危険監視指定域、3…市町村、9…危険予測域、10…傾斜測定装置、11…市町村役場3内の傾斜変化センター、12…コンピュータ、14…中継機、20…サービス提供会社、21…サービス提供会社の傾斜変化監視センター、22…サービス提供会社のサーバ(コンピュータ)、24…インターネット回線、25…媒体、51…受信手段、52…演算処理手段、53…段階的崩壊危険報知モニター手段、54…データベース、55…画面表示手段、56…モニター画面、100…崩壊危険報知サービス提供システム、101…崩壊危険報知サービス提供装置。

Claims (9)

  1. 測定対象地点の傾斜を予め定めた測定タイミングで傾斜変化測定装置が測定した傾斜変化量を、傾斜変化監視センターのコンピュータシステムに入力させ、崩壊危険報知情報を生成し、サービス提供する崩壊危険報知サービス提供装置であって、
    測定対象地点が崩壊危険監視指定域として設定され、複数一群の傾斜測定装置が設置された崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および各地図内に配置された複数一群の傾斜測定装置の配置情報を格納するデータベースと、
    崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に複数一群の傾斜測定装置の配置位置を画面に表示する画面表示手段と、
    各傾斜変化測定装置から通信手段を介して送信された、傾斜変化測定データを受信する受信手段と、
    受信された傾斜変化測定データから、段階的な傾斜変化データを取得し、取得された傾斜変化データから崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさを特定し、該恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成する演算処理手段と、
    生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報および傾斜測定装置配置位置に基づいて、傾斜測定装置配置位置を持つ画面領域を取得し、該画面領域に同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した崩壊危険予兆区域画像を順次取得して、画面表示手段に段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次画像表示させる段階的崩壊危険報知モニター手段と、からなること
    を特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置。
  2. 請求項1に記載された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、受信された傾斜変化データが、計測データおよび撮像装置で撮像された傾斜変化画像を含み、演算処理手段が、傾斜変化画像を含む傾斜変化データを取得し、段階的崩壊危険報知モニター手段が、該傾斜変化データ‐を用いて崩壊の恐れの大きさ段階に対応して段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次形成することを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置。
  3. 請求項1に記載された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、市町村役場の傾斜変化監視センターに設置されたコンピュータに設けられたコンピュータシステムに段階的崩壊危険報知モニター手段が備えられ、市町村内地域における段階的な崩壊危険予兆区域画像を直接的に画像表示させることを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置。
  4. 請求項1に記載された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、サービス情報提供企業の傾斜変化監視センターに設置されたコンピュータシステムが、受信手段、演算処理手段および段階的崩壊危険報知モニター手段を備え、段階的崩壊危険報知モニター手段が画面表示された段階的な崩壊危険予兆区域画像を、通信手段を介して、当該市町村役場に設置されたコンピュータシステムに送信させることを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置。
  5. 請求項1または2に記載された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、傾斜変化データに、傾斜測定装置が倒れたことを示す傾斜変化データが含まれ、傾斜変化測定装置に備えられた集音装置によって集音された音情報がコンピュータシステムに提供されることを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載された崩壊危険報知サービス情報提供装置において、演算処理手段が、傾斜測定装置からの傾斜変化測定データから、微小な傾き角度変化を示す傾斜変化データ、傾き角度変化が継続したことを示す傾斜変化データ、該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを形成することを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載された崩壊危険報知サービス情報提供装置、崩壊危険監視指定域に設置された複数一群の傾斜測定装置およびこれらの装置を接続する通信手段からなり、画面表示手段に段階的に表示された崩壊危険予兆区域画像を画面上に静止して再現することを特徴とする崩壊危険報知サービス情報提供システム。
  8. 測定対象地点の傾斜を予め定めた測定タイミングで測定する傾斜変化測定装置が測定した傾斜変化量を、傾斜変化監視センターのコンピュータシステムに入力させ、崩壊危険情報を生成し、サービス提供する地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置の運用コンピュータプログラムからなる媒体であって、
    データベースに、測定対象地点が崩壊危険監視指定域として設定され、複数一群の傾斜測定装置が設置された崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および各地図内に配置された複数一群の傾斜測定装置の配置情報を格納させ、
    画面表示手段に、崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に複数一群の傾斜測定装置の配置位置を画面に表示させ、
    受信手段に、各傾斜変化測定装置から通信手段を介して送信された、傾斜変化測定データを受信させ、
    演算処理手段に、受信された傾斜変化測定データから、微小な傾斜変化を示す傾斜変化データ、および傾斜度変化が継続したことを示す傾斜変化データあるいは該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを取得し、取得された傾斜変化データから崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさを特定し、該恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成させ、
    生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報および傾斜測定装置配置位置に基づいて、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した画面領域を生成し、該画面領域に傾斜測定装置配置位置を持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次形成し、画面表示手段に段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次画像表示させること、からなること
    を特徴とするサービス提供する崩壊危険報知サービス情報提供装置の運用コンピュータプログラムからなる媒体。
  9. 測定対象地点の傾斜を予め定めた測定タイミングで測定する傾斜測定装置が測定した傾斜変化量を、傾斜変化監視センターのコンピュータシステムに入力させ、崩壊危険情報を生成し、提供する崩壊危険報知サービス情報提供装置によって実行される崩壊危険情報を提供するサービス情報提供方法であって、
    データベースに、測定対象地点が崩壊危険監視指定域として設定され、複数一群の傾斜測定装置が設置された崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および各地図内に配置された複数一群の傾斜測定装置の配置情報を格納させ、
    画面表示手段が、崩壊危険監視指定域の地図情報を含む指定域情報、および傾斜測定装置の配置情報に基づいて各崩壊危険監視指定域の地図上に複数一群の傾斜測定装置の配置位置を画面に表示し、
    受信手段が、各傾斜変化測定装置から通信手段を介して送信された、傾斜変化測定データを受信し、
    演算処理手段が、受信された傾斜変化測定データから、微小な傾斜変化を示す傾斜変化データ、および傾斜度変化が継続したことを示す傾斜変化データあるいは該傾斜変化データが予め定めた限界値に達したことを示す傾斜変化データを取得し、取得された傾斜変化データから崩壊危険監視指定域の崩壊する恐れの大きさを特定し、該恐れの大きさに対応して段階的な崩壊危険予兆情報を生成し、
    段階的崩壊危険報知モニター手段が、生成された複数の段階的な崩壊危険予兆情報および傾斜測定装置配置位置に基づいて、同一規模の崩壊の恐れの大きさ段階に対応した画面領域を生成し、該画面領域に傾斜測定装置配置位置を持つ段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次形成し、画面表示手段に段階的な崩壊危険予兆区域画像を順次画像表示させること、からなること
    を特徴とする崩壊危険サービス情報提供装置によって実行される崩壊危険情報を提供するサービス情報提供方法。
JP2013250356A 2013-12-03 2013-12-03 地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置およびその提供方法、および装置運用のコンピュータに用いられる媒体 Active JP5804034B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250356A JP5804034B2 (ja) 2013-12-03 2013-12-03 地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置およびその提供方法、および装置運用のコンピュータに用いられる媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250356A JP5804034B2 (ja) 2013-12-03 2013-12-03 地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置およびその提供方法、および装置運用のコンピュータに用いられる媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015108888A true JP2015108888A (ja) 2015-06-11
JP5804034B2 JP5804034B2 (ja) 2015-11-04

Family

ID=53439208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013250356A Active JP5804034B2 (ja) 2013-12-03 2013-12-03 地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置およびその提供方法、および装置運用のコンピュータに用いられる媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5804034B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6028119B1 (ja) * 2016-05-09 2016-11-16 有限会社 ジオテック 建物健康管理装置及びこの建物健康管理装置を用いた建物健康管理方法
JPWO2017126481A1 (ja) * 2016-01-18 2018-10-11 日本電気株式会社 表示制御装置、安全率の表示方法及びコンピュータプログラム
CN112288151A (zh) * 2020-10-22 2021-01-29 武汉大学 一种面向灾害应急的灾害链构建与灾害分析方法
JP2021174013A (ja) * 2020-04-17 2021-11-01 シンメトリー・ディメンションズ・インク 災害予測システム、および災害予測方法
WO2023047441A1 (ja) * 2021-09-21 2023-03-30 日本電気株式会社 情報提供装置、情報提供方法、記録媒体、および観測システム
CN116052399A (zh) * 2023-01-10 2023-05-02 深圳市地质局 斜坡类地质灾害监测方法、装置、设备及介质

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0997391A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Nec Corp 土砂崩れ監視システム
JPH10318994A (ja) * 1997-05-20 1998-12-04 Takenaka Komuten Co Ltd 岩盤崩落予知における検出信号処理方法
JP2001283348A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Fujitsu General Ltd 被災者検出方法と被災者検出システム
JP2002070029A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Dai Nippon Construction 斜面の危険判定および対応システム並びに対策工の安全度評価方法
JP2003247238A (ja) * 2001-12-13 2003-09-05 Asia Air Survey Co Ltd 土砂災害危機管理システム
JP2004062367A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Sabo Jisuberi Gijutsu Center 土砂災害情報の相互通報システム
JP2005117424A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Mitsubishi Electric Corp 監視システム
JP2006195650A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Chuo Kaihatsu Kk 斜面崩壊監視予測システム
JP2006252128A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Shimizu Corp 斜面崩壊予測および周辺地域への避難情報伝達システム
JP2007101502A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Koshin Kensetsu Kk 変位情報取得システム
JP2007122550A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Nec Tokin Corp センサー端末、センサーネットシステム及びその制御方法
JP2008159036A (ja) * 2006-12-01 2008-07-10 Ripuro:Kk 情報発信杭
JP2012154708A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Chuo Kaihatsu Kk 斜面崩壊感知装置
JP2012160118A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Panasonic Corp 窓用戸締センサ
JP2012203747A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Yasuaki Iwai 表示装置、描画用プログラム、防災システム

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0997391A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Nec Corp 土砂崩れ監視システム
JPH10318994A (ja) * 1997-05-20 1998-12-04 Takenaka Komuten Co Ltd 岩盤崩落予知における検出信号処理方法
JP2001283348A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Fujitsu General Ltd 被災者検出方法と被災者検出システム
JP2002070029A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Dai Nippon Construction 斜面の危険判定および対応システム並びに対策工の安全度評価方法
JP2003247238A (ja) * 2001-12-13 2003-09-05 Asia Air Survey Co Ltd 土砂災害危機管理システム
JP2004062367A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Sabo Jisuberi Gijutsu Center 土砂災害情報の相互通報システム
JP2005117424A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Mitsubishi Electric Corp 監視システム
JP2006195650A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Chuo Kaihatsu Kk 斜面崩壊監視予測システム
JP2006252128A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Shimizu Corp 斜面崩壊予測および周辺地域への避難情報伝達システム
JP2007101502A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Koshin Kensetsu Kk 変位情報取得システム
JP2007122550A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Nec Tokin Corp センサー端末、センサーネットシステム及びその制御方法
JP2008159036A (ja) * 2006-12-01 2008-07-10 Ripuro:Kk 情報発信杭
JP2012154708A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Chuo Kaihatsu Kk 斜面崩壊感知装置
JP2012160118A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Panasonic Corp 窓用戸締センサ
JP2012203747A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Yasuaki Iwai 表示装置、描画用プログラム、防災システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017126481A1 (ja) * 2016-01-18 2018-10-11 日本電気株式会社 表示制御装置、安全率の表示方法及びコンピュータプログラム
JP6028119B1 (ja) * 2016-05-09 2016-11-16 有限会社 ジオテック 建物健康管理装置及びこの建物健康管理装置を用いた建物健康管理方法
JP2021174013A (ja) * 2020-04-17 2021-11-01 シンメトリー・ディメンションズ・インク 災害予測システム、および災害予測方法
CN112288151A (zh) * 2020-10-22 2021-01-29 武汉大学 一种面向灾害应急的灾害链构建与灾害分析方法
CN112288151B (zh) * 2020-10-22 2022-05-13 武汉大学 一种面向灾害应急的灾害链构建与灾害分析方法
WO2023047441A1 (ja) * 2021-09-21 2023-03-30 日本電気株式会社 情報提供装置、情報提供方法、記録媒体、および観測システム
CN116052399A (zh) * 2023-01-10 2023-05-02 深圳市地质局 斜坡类地质灾害监测方法、装置、设备及介质
CN116052399B (zh) * 2023-01-10 2024-02-06 深圳市地质局 斜坡类地质灾害监测方法、装置、设备及介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP5804034B2 (ja) 2015-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5804034B2 (ja) 地域内の崩壊危険報知サービス情報提供装置およびその提供方法、および装置運用のコンピュータに用いられる媒体
CN109686061B (zh) 基于gis与bim的桥梁监测辅助决策系统
CN114118677A (zh) 基于物联网的尾矿库风险监测预警系统
WO2016129715A1 (ko) 환경 재난, 재해 조기감지를 위한 대기질 예측 및 관리 시스템
JP2008057994A (ja) 画像処理による水位観測システム
CN104267698A (zh) 基于网络通信技术的电缆井安全运行监控系统及监控方法
JP2017101992A (ja) 災害状況監視・警報・避難誘導システム
US20180148898A1 (en) Road state management apparatus and method
KR20110125045A (ko) 이종 시설물의 통합 안전 관리 시스템 및 방법
JPWO2016006283A1 (ja) 構造物維持管理システムおよび構造物維持管理方法
WO2019235415A1 (ja) 災害状況判定システムおよび災害判定飛行システム
JP2012103919A (ja) 通行車両監視システム
JP2008052453A (ja) 走行支援システム
JP6520290B2 (ja) 土砂災害予測システム、及び土砂災害予測方法
JP2016180681A (ja) 地盤崩壊検知システム
JP6518109B2 (ja) サーバ装置、情報提示方法、およびコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP2021162868A (ja) 劣化表示システム、劣化表示方法、及び、プログラム
CN112284657A (zh) 一种桥梁监测系统及监测方法
KR101129815B1 (ko) 룰 엔진을 통한 이종 시설물의 센서 데이터 분석 방법
JP2007155347A (ja) 地震被害管理システム及び方法
KR20160038596A (ko) 도로상 또는 지하에서 발생하는 위험에 대비하는 방법
JP6635296B2 (ja) 土石流発生予測システムおよび土石流発生予測方法
JP2005200972A (ja) 災害情報サービスシステム
CN214149734U (zh) 一种桥梁监测系统
Pieš et al. Wireless measuring system for monitoring the condition of devices designed to protect line structures

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5804034

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250