JP2015106225A - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッタ機構を紙幣取扱ユニットに装着した上でシャッタに関する調整作業の簡便化を図った、紙葉類取扱装置を提供する。【解決手段】ATMは、筐体の傾斜正面板112に入出金口115を備え、筐体の収納位置に収納されると入出金口115に凹状開口部206を対向させる紙幣取扱ユニットのユニット傾斜面207に、シャッタ機構を装着して備える。シャッタ機構は、入出金口115と紙幣取扱ユニットとの間にシャッタ131と共に介在し、シャッタ131により入出金口115と凹状開口部206を開閉する。ATMは、紙幣取扱ユニットに、シャッタ131を凹状開口部206および入出金口115の開口幅方向に変位可能に支持し、筐体には、シャッタ131の傾斜側壁131bに接触すると、入出金口115に対するシャッタ131の開口幅方向の変位を誘起する位置決めローラー140を備える。【選択図】図10

Description

本発明は、紙葉類取扱装置に関する。
紙葉類取扱装置は、現金自動取引装置(Automated Teller Machine; 以下、単にATMとも称する)を構成し、装置外観をなす筐体に、紙幣取扱ユニットや制御部、電源等の各種機器ユニットを収納している。こうしたATMでは、顧客との間での紙幣や硬貨と云った紙葉類の取引を行うに当たり、筐体の接客操作面に紙葉類の受入口と放出口を兼ねる受入放出口を備え、この受入放出口と、紙幣取扱ユニットが備える紙葉類出入り用の凹状開口部との間にシャッタを配設し、このシャッタにて受入放出口と凹状開口部を開閉している。
紙葉類取扱ユニットは、ATMの運用状況下では、筐体の所定の収納位置に収納されているが、例えば紙葉類の回収や補充と云った保守作業を伴う都合上、筐体の内部から引出可能とされ、保守作業後に、再度、所定の収納位置に収納される。こうした紙葉類取扱ユニットの引出・収納の度に、筐体の受入放出口と紙幣取扱ユニットの凹状開口部との位置関係の調整のみならず、シャッタの位置調整も必要であった。こうした事態への対処として、シャッタ機構を、筐体に対して変位可能に取り付ける手法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2011−170655号公報
シャッタ機構は、シャッタを開閉駆動する都合上、シャッタ駆動のためのモーターを内蔵し、このモーターには装置制御部から電源或いは信号線等のケーブル類が配線されている。よって、筐体に装着したシャッタ機構自体の変位については勿論のこと、紙幣取扱ユニットの引出・収納に支障が起きないよう、取り回しする必要があり、煩雑であった。加えて、シャッタ機構自体が筐体の内部に装着されて、筐体内部の側において変位可能な構成となるので、筐体内部という限られた作業スペースにおいて、シャッタ機構の取付が必要となり、その取付作業ばかりか保守作業も繁雑であった。ところで、ケーブル類の取り回しやシャッタ機構の取付・保守作業の簡便化は、シャッタ機構を紙幣取扱ユニットに装着することで解決できるものの、紙葉類取扱ユニットの引出・収納の度の筐体の受入放出口とシャッタとの位置調整は、依然として必要であり、シャッタ機構を紙幣取扱ユニットに装着した上でシャッタに関する調整作業の簡便化が要請されるに到った。なお、特許文献1は、シャッタ機構を筐体に設けることを前提とするので、特許文献1で提案された構成をそのまま適用できないのが実情である。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、次の形態として実現することが可能である。本発明の形態は、
紙葉類取扱装置であって、
紙葉類の受入口と放出口を兼ねる受入放出口を接客操作面に備えた筐体と、
紙葉類出入り用の凹状開口部を有し、前記筐体の内部の所定の収納位置に収納されると前記受入放出口に前記凹状開口部を対向させる紙葉類取扱ユニットと、
前記対向した前記受入放出口と前記凹状開口部の開口との間にシャッタを介在させて有し、該シャッタを駆動して前記受入放出口と前記凹状開口部とを開閉するシャッタ機構とを備え、
前記紙葉類取扱ユニットは、前記凹状開口部を開閉する前記シャッタを変位可能に支持した状態で、前記シャッタ機構を前記凹状開口部の側に装着して備え、
前記筐体は、前記収納位置に収納される前記紙葉類取扱ユニットの前記凹状開口部を閉鎖する前記シャッタとの接触により、前記受入放出口に対する前記シャッタの変位を誘起して、前記シャッタと前記受入放出口との相対的な位置合わせを図るシャッタ変位誘起部を備える。
上記形態の紙葉類取扱装置によれば、シャッタ機構を紙幣取扱ユニットに装着した上でシャッタに関する調整作業の簡便化を図ることができる。
上記した以外の課題、並びにこれを解決する構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態の現金自動取引装置100の全体的な外観を概略的に示す説明図である。 ATM100の取引処理を制御する制御構成を示すブロック図である。 図1における3−3線に沿って要部を断面視した構成を概略的に示す説明図である。 図3における4−4線に沿って要部を断面視した構成を概略的に示す説明図である。 シャッタ131により入出金口115と凹状開口部206を閉鎖した状態でシャッタ機構130を正面視して示す説明図である。 シャッタ131により入出金口115と凹状開口部206を開放した状態でシャッタ機構130を正面視して示す説明図である。 傾斜正面板112をローラー配設箇所にて破断して位置決めローラー140の配設の様子を斜視にて示す説明図である。 位置決めローラー140の配設の様子をローラー側面側から側面視して示す説明図である。 傾斜正面板112と離間している紙幣取扱ユニット200を収納位置に復帰させる際の機器配置やその駆動状況の様子を側方側から表して説明する説明図である。 傾斜正面板112と離間している紙幣取扱ユニット200を収納位置に復帰させる際の機器配置やその駆動状況の様子を図9におけるA方向から表して説明する説明図である。 紙幣取扱ユニット200から離間している傾斜正面板112をシャッタ機構130に近接することで位置調整を図る機器構成を側方側から表して説明する説明図である。 また別の実施形態における要部を図4相当に概略的に示す説明図である。 シャッタ機構130そのものを開口幅方向に変位可能とした実施形態の要部を図4相当に概略的に示す説明図である。 シャッタ機構130そのものを開口幅方向に変位可能とした実施形態のシャッタ機構130を正面視して図5相当に示す説明図である。 シャッタ機構変位部138を図14の15−15線に沿って断面視して示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。図1は本実施形態の現金自動取引装置100の全体的な外観を概略的に示す説明図である。なお、以下、現金自動取引装置100を単にATM100と称する。
本実施形態のATM100は、箱形状の装置外観をなす筐体110を備え、この筐体110は、縦横寸法が1000mx500mm程度とされている。ATM100は、筐体110の前面上端側から垂直に延びる上部正面板111と、その下端から傾斜して延びる傾斜正面板112とを顧客に対面させ、上部正面板111にカードスロット113と第1顧客操作部114とを備え、傾斜正面板112に入出金口115と第2顧客操作部116とを備える。カードスロット113は、顧客からのカードの挿入と顧客へのカード払出のための開口であり、カード・明細票処理ユニット120との間でカードの受け渡しを行う。明細票処理ユニット120は、上部正面板111の筐体内部に配設され、顧客がカードスロット113に挿入したカードの各種情報を読み取ってデータ処理し、顧客が行った取引の明細票を印字してカードスロット113に放出する。第1顧客操作部114は、顧客が所望する取引内容一覧と云ったATM機能に関する表示を行うと共に、顧客所望の取引内容を顧客操作を経て後述の本体制御部102に出力する。
傾斜正面板112は、取引する顧客が視認し易い傾斜角度で傾斜し、この傾斜正面板112に設けられた第2顧客操作部116は、顧客所望の取引を支援するための数字キー等の表示や、操作内容の案内表示、後述の操作支援表示等を行うと共に、顧客のキー操作に応じた信号を本体制御部102に出力する。第2顧客操作部116の右方に位置する入出金口115は、紙幣の受入口と放出口を兼ねるよう横長に形成された開口であり、通常は、シャッタ131により閉鎖されており、取引時において開口される。ATM100は、この入出金口115の奥側である筐体内部に紙幣取扱ユニット200を収納し、入出金口115と紙幣取扱ユニット200との間に、シャッタ機構130を介在させている。シャッタ機構130は、シャッタ131を駆動して、入出金口115と紙幣取扱ユニット200が有する後述の凹状開口部206とを開閉する。シャッタ機構130の構成とシャッタ駆動については後述する。
図2はATM100の取引処理を制御する制御構成を示すブロック図である。ここではATM100の一例として、カード、紙幣、明細票を媒体とし、紙幣の預け入れ、支払い、振り込みなどの処理を行う場合を示している。そして、このATM100に備えられている前述したカード・明細票処理ユニット120、紙幣取扱ユニット200、第1顧客操作部114および第2顧客操作部116は、それぞれ高速通信回線によって本体制御部102に接続されている。本実施形態では、シャッタ機構130を紙幣取扱ユニット200に装着したので、図2に示す紙幣取扱ユニット200には、シャッタ機構130が含まれていることになる。ATM100は、この本体制御部102の制御下で、第1顧客操作部114や第2顧客操作部116の顧客操作に応じた取引内容に関する処理動作を実行する。この他、本体制御部102には、外部インタフェース部103、係員操作部104、外部記憶装置105がバス接続等により接続されており、これらに対して必要なデータのやりとりを行なう。電源部106は、上記の各機器への電力供給に関与する。
次に、シャッタ機構130を含む紙幣取扱ユニット200と傾斜正面板112の入出金口115との関係について詳述する。図3は図1における3−3線に沿って要部を断面視した構成を概略的に示す説明図、図4は図3における4−4線に沿って要部を断面視した構成を概略的に示す説明図である。
紙幣取扱ユニット200は、図1において、筐体内部から外部に引出可能とされ、図3に示す所定の収納位置に収納される。紙幣取扱ユニット200は、そのユニット上部の前面をユニット傾斜面207とし、このユニット傾斜面207に紙葉類出入り用の凹状開口部206を開口して備える。ユニット傾斜面207は、筐体110の傾斜正面板112の傾斜に倣って傾斜している。紙幣取扱ユニット200は、図3に示す収納位置に収納された状況において、凹状開口部206を筐体110の入出金口115に対向させ、この凹状開口部206と入出金口115との間にシャッタ機構130を介在させる。紙幣取扱ユニット200は、紙幣の収納、回収、保守点検、補充等を伴うため、その際には、図示しない筐体後扉を開けて、筐体内部から外部に引出可能とされる。そして、図3の収納位置への紙幣取扱ユニット200の収納および筐体外部への引出は、ユニット底部の図示しないローラー機構やレール案内機構等により支援してなされる。
シャッタ機構130は、シャッタ131と、ベースプレート132と、シャッタケース133と、シャッタ駆動モーターMとを備え、シャッタケース133を介して、紙幣取扱ユニット200のユニット傾斜面207に固定装着されている。図5はシャッタ131により入出金口115と凹状開口部206を閉鎖した状態でシャッタ機構130を正面視して示す説明図、図6はシャッタ131により入出金口115と凹状開口部206を開放した状態でシャッタ機構130を正面視して示す説明図である。
シャッタ131は、凹状開口部206および入出金口115の開口領域を塞ぎ得る縦横寸法とされ、図3の白抜き矢印のように、凹状開口部206および入出金口115の上下方向に沿って開閉駆動する。このシャッタ131は、図4に示すように、開閉駆動方向と交差する凹状開口部206および入出金口115の開口幅方向のシャッタ側壁を、凹状開口部206の側ほど幅広となるように傾斜した傾斜側壁131bとし、両側壁の間にシャッタ下面から凸状片131aを突出させている。ベースプレート132は、図4〜図6に示すように、プレート上面に対向する支持脚132aを突出して備える。この支持脚132aは、上記各図に示すように、シャッタ131の凸状片131aの両側に配設され、係合ピン145を保持する。支持脚132aで保持された係合ピン145は、凸状片131aを貫通していることから、シャッタ131は、支持脚132aの対向間隔から凸状片131aの厚みを差し引いた数値範囲において、図における矢印Wに示すように、ベースプレート132に対して変位可能となり、この数値範囲が変位許容量となる。シャッタ131の変位方向は、開閉駆動方向と交差する入出金口115の開口幅方向であることから、シャッタ131は、入出金口115に対して、その開口幅方向に変位可能となる。凹状開口部206に対しても同様である。この場合、上記した変位幅でシャッタ131が開口幅方向に変位したとしても、図5に示すように、シャッタ131は、凹状開口部206および入出金口115の開口領域を総て閉鎖する。上記したシャッタ131の変位許容量は、後述するように紙幣取扱ユニット200を筐体110の内部の収納位置に収納する際に、入出金口115に対するシャッタ131の位置合せを図るためのシャッタ131の変位量であり、シャッタ131と筐体110との間での幅方向への最大位置ズレ量を矯正できる量に設定されている。つまり、変位許容量が得られるよう、支持脚132aの対向幅や凸状片131aの厚みが規定されている。
シャッタケース133は、図3と図5〜図6に示すように、ケース下端側にケース開口部134を備え、ケース上端側にシャッタ収納部135を備える。ケース開口部134は、シャッタ131により開閉され、シャッタ131を挟んで対向する入出金口115と凹状開口部206と略同じ大きさで開口されている。シャッタ収納部135は、ケース開口部134の上端側側壁から延びた中空状凹所とされ、シャッタ131をベースプレート132と共に収容する。シャッタ131が開口開放駆動してベースプレート132と共にシャッタ収納部135に収容されると、図6に示すように、シャッタ131は、シャッタケース133のケース開口部134から退避して、傾斜正面板112の入出金口115および紙幣取扱ユニット200の凹状開口部206を全開に開放し、ケース開口部134は、入出金口115と凹状開口部206とを繋いで両開口を連通する。その一方、シャッタ131がシャッタ収納部135での収容状態から開口閉鎖駆動すると、図5に示すように、シャッタ131は、ケース開口部134のみならず、入出金口115と凹状開口部206とについても、これらを閉鎖する。
上記したシャッタ131の開閉駆動は、本体制御部102の制御を受けて正逆回転するシャッタ駆動モーターMによりなされ、このシャッタ駆動モーターMは、その正逆駆動力を図示しない伝達機構を介してベースプレート132に及ぼす。ここで、シャッタ131の開閉動作を紙幣取扱と関連付けて説明する。顧客が第1顧客操作部114(図1参照)を操作して、例えば、両替に伴う紙幣の入出金取引を所望したとすると、その操作を受けて、本体制御部102は、シャッタ駆動モーターMを正転駆動する。この駆動力が伝達されたベースプレート132は、支持脚132aと係合ピン145で支持するシャッタ131と共に、シャッタ収納部135に収容されるよう後退駆動(開放駆動)し、ケース開口部134のみならず、入出金口115と凹状開口部206を全開に開放する。紙幣の受け入れが終わると、本体制御部102は、シャッタ駆動モーターMを逆転駆動するので、シャッタ131は、この駆動力が伝達されたベースプレート132と共に、ケース開口部134の側に前進駆動(閉鎖駆動)し、ケース開口部134のみならず、入出金口115と凹状開口部206を閉鎖する。シャッタ131の閉鎖駆動に伴い、紙幣取扱ユニット200は、本体制御部102の制御を受けて、凹状開口部206に受け入済みの紙幣(入金紙幣)を、ユニット内の図示しない紙幣処理機構にて受け付け、両替済みの所定枚数の出金紙幣を凹状開口部206へと繰り出す。凹状開口部206に繰り出された出金紙幣の顧客への払出の際にあっても、既述したようにシャッタ131の開閉駆動がなされる。
上記のように開閉駆動するシャッタ131は、既述したようにベースプレート132に対して入出金口115や凹状開口部206の開口幅方向に変位可能に支持され、ベースプレート132は、シャッタ131と共に駆動するものの、シャッタケース133に対しては、上記の開口幅方向において固定されている。つまり、シャッタ機構130は、シャッタ131を開口幅方向に変位可能に支持した上で、紙幣取扱ユニット200のユニット傾斜面207に装着され、シャッタ131を対向した入出金口115と凹状開口部206との間に介在させる。紙幣取扱ユニット200から見れば、この紙幣取扱ユニット200は、その有する凹状開口部206を開閉するシャッタ131を開口幅方向に変位可能に支持した状態で、シャッタ機構130を凹状開口部206の側のユニット傾斜面207に装着して備えることになる。
筐体110は、上記のようにシャッタ131にて開閉される入出金口115の開口幅方向の両側壁を、シャッタ131の傾斜側壁131bに倣って傾斜した開口傾斜側壁112aとし、この開口傾斜側壁112aに、位置決めローラー140を備える。この位置決めローラー140は、図4に示すように、開口傾斜側壁112aから、シャッタ131の傾斜側壁131bに向けてローラー外周面を突出させている。また、位置決めローラー140は、図5〜図6に示すように、入出金口115の上端よりも上方に位置し、シャッタ131がシャッタ収納部135に収容された領域において、傾斜側壁131bに向けてローラー外周面を突出させている。なお、図5〜図6は、概略構成図であるため、位置決めローラー140は、シャッタケース133と干渉して描かれているが、次のような位置関係とされている。図7は傾斜正面板112をローラー配設箇所にて破断して位置決めローラー140の配設の様子を斜視にて示す説明図、図8は位置決めローラー140の配設の様子をローラー側面側から側面視して示す説明図である。
図示するように、位置決めローラー140は、保持ブラケット142に、回転軸144にて正逆回転(従動回転)可能に片持ち支持され、保持ブラケット142を介して傾斜正面板112の裏面に固定されている。保持ブラケット142は、位置決めローラー140が後述するように紙幣取扱ユニット200の収納位置を規定する都合上、図示しない側壁やリブ等により、十分な強度を有するよう、構成されている。シャッタ131を収容するシャッタケース133は、この位置決めローラー140の配設箇所を避けるようにして切り欠かれているので、位置決めローラー140は、そのローラー面を、シャッタケース133と非接触の状態で、シャッタ131の傾斜側壁131bに接触させる。本実施形態では、入出金口115の両側の位置決めローラー140は、それぞれのローラーがシャッタ131の傾斜側壁131bにほぼ均等に接触した場合に、紙幣取扱ユニット200の収納位置を規定するよう、傾斜正面板112に保持ブラケット142を介して固定されている。
次に、紙幣取扱ユニット200を筐体110から引き出した後に、その収納位置に復帰させる様子について説明する。図9は傾斜正面板112と離間している紙幣取扱ユニット200を収納位置に復帰させる際の機器配置やその駆動状況の様子を側方側から表して説明する説明図、図10は傾斜正面板112と離間している紙幣取扱ユニット200を収納位置に復帰させる際の機器配置やその駆動状況の様子を図9におけるA方向から表して説明する説明図である。
紙幣取扱ユニット200が傾斜正面板112から離れている状態では、筐体110が入出金口115の周囲の傾斜正面板112に備える位置決めローラー140は、シャッタ131の傾斜側壁131bと非接触である。よって、シャッタ131は、係合ピン145や支持脚132aで支持されているとは言えフリーであるので、図9における紙面奥側から手前側に向かう方向および図10における左右方向、即ち入出金口115の開口幅方向において変位可能である。なお、このように変位可能な様子は、図5や図6において左右方向の矢印Wとして示されている。
このようにシャッタ131が変位可能な状態で、紙幣取扱ユニット200は、傾斜正面板112の側に押し込まれて収納される。そうすると、その収納過程で、筐体110の位置決めローラー140は、紙幣取扱ユニット200のシャッタ131の傾斜側壁131bに接触する。図10では、一方の位置決めローラー140のみがシャッタ131の傾斜側壁131bに接触した状況を示している。この状況では、一方の位置決めローラー140は、シャッタ131の傾斜側壁131bとの接触により、図10の黒塗り矢印に示す方向の力を、傾斜側壁131bを介してシャッタ131及ぼす。そうすると、変位可能であったシャッタ131は、図10の黒塗り矢印方向の力を受けて、図10の白塗り矢印に変位するので、それまで傾斜側壁131bと非接触であった他方の位置決めローラー140が傾斜側壁131bと接触する。こうして入出金口115の開口幅方向の二つの位置決めローラー140がシャッタ131の傾斜側壁131bにほぼ均等に接触すると、紙幣取扱ユニット200のそれ以上の押し込みは不要となり、紙幣取扱ユニット200は、筐体110の位置決めローラー140を介して所定の収納位置に収納されることになる。
こうして紙幣取扱ユニット200が収納位置に収納された状況では、入出金口115の開口幅方向の二つの位置決めローラー140とシャッタ131の傾斜側壁131bとの均等な接触により、紙幣取扱ユニット200の収納前には崩れていた入出金口115とシャッタ131との相対的な位置関係は、入出金口115の開口幅方向において均等となるよう、位置合わせされる。つまり、筐体110の有する位置決めローラー140は、紙幣取扱ユニット200の凹状開口部206を閉鎖するシャッタ131の傾斜側壁131bに接触することにより、入出金口115に対するシャッタ131の変位を誘起して、シャッタ131と入出金口115との相対的な位置合わせを図る。図9や図10では、位置決めローラー140は、凹状開口部206を閉鎖した状態のシャッタ131に対して接触する様子を示しているが、位置決めローラー140の配設位置は、入出金口115の上端よりも上方であることから、紙幣取扱ユニット200の収納の際、シャッタ131が凹状開口部206を開放していてもよい。
紙幣取扱ユニット200が既述したように収納位置に収納されると、入出金口115の開口幅方向の二つの位置決めローラー140は、シャッタ131の傾斜側壁131bにほぼ均等に接触している。よって、シャッタ131は、ATM100の運用期間において、シャッタ両側の傾斜側壁131bに接触する位置決めローラー140の案内を受けながら、入出金口115とこれに対向する凹状開口部206、並びにその間のケース開口部134を開閉駆動する。この際、位置決めローラー140は、シャッタ131の開閉動作に応じて従属回転する。
以上説明した構成を備える本実施形態のATM100は、筐体110の傾斜正面板112に紙葉類の受入口と放出口を兼ねる入出金口115を備え、筐体110の収納位置に収納されると入出金口115に対向する凹状開口部206を有する紙幣取扱ユニット200のユニット傾斜面207に、シャッタケース133を介してシャッタ機構130を装着して備える。このシャッタ機構130は、入出金口115と紙幣取扱ユニット200との間にシャッタ131と共に介在し、シャッタ131により入出金口115と凹状開口部206とを開閉する。その上で、本実施形態のATM100は、紙幣取扱ユニット200に、凹状開口部206を開閉するシャッタ131を凹状開口部206および入出金口115の開口幅方向に変位可能に支持し、筐体110には、シャッタ131の傾斜側壁131bと向かい合って当該側壁に接触すると、入出金口115に対するシャッタ131の開口幅方向の変位を誘起する位置決めローラー140を備える。本実施形態のATM100では、筐体110の傾斜正面板112に近づくよう紙幣取扱ユニット200をその収納位置に近づければ、仮にシャッタ131が開口幅方向において入出金口115と相対的に位置ズレしていても(図10参照)、この位置ズレが矯正されるよう、シャッタ131を開口幅方向に変位させて、シャッタ131と入出金口115との相対的な位置合わせを図ることができる。この結果、本実施形態のATM100によれば、シャッタ機構130を紙幣取扱ユニット200に装着することで、シャッタ機構130に付属のケーブル類を、シャッタ機構自体の変位については勿論のこと、紙幣取扱ユニット200の引出・収納に支障が起きないよう、簡便に取り回しできると共に、シャッタ機構130の周辺に十分な作業スペースを確保して、シャッタ機構130の取付作業や保守作業を簡便とできる。これらに加え、本実施形態のATM100によれば、紙幣取扱ユニット200の引出・収納の度の筐体110の入出金口115とシャッタ131との位置調整の簡便化を図ることができる。
本実施形態のATM100は、シャッタ131をシャッタ機構130において変位可能に支持し(図8参照)、このシャッタ機構130そのものを紙幣取扱ユニット200のユニット傾斜面207に装着固定した。よって、シャッタ機構130を装着すればよく、簡便となる。
本実施形態のATM100は、シャッタ131を入出金口115の開口幅方向に変位しても、入出金口115の全域、および凹状開口部206の全域を閉鎖するので、入出金口115の開口上下方向の位置調整が不要となり、簡便である。
本実施形態のATM100は、シャッタ131のシャッタ側壁を、凹状開口部206の側ほど幅広となるように傾斜した傾斜側壁131bとし、この傾斜側壁131bに位置決めローラー140を接触させて、シャッタ131に開口幅方向の力を及ぼし、シャッタ131を開口幅方向に変位させる。よって、本実施形態のATM100によれば、より確実、且つ円滑にシャッタ131の変位を起こすことで、入出金口115とシャッタ131との位置調整をより簡便とできる。この場合、入出金口115に対するシャッタ131の位置関係は、開口幅方向両側において均等となることから、シャッタ131による入出金口115の閉鎖状態での見栄えの向上や、シール材を併用した効果的な防塵・防滴を図ることができる。
これに加え、本実施形態のATM100は、位置決めローラー140を、入出金口115の上端よりも上方に配設しているので、紙幣取扱ユニット200の凹状開口部206を閉鎖しているシャッタ131であっても、凹状開口部206を開放しているシャッタ131であっても、その傾斜側壁131bに接触させる。よって、本実施形態のATM100によれば、紙幣取扱ユニット200を収納する際のシャッタ131の開口開放・閉鎖を問わず、入出金口115とシャッタ131との位置調整を図ることができる。しかも、本実施形態のATM100では、入出金口115の開口幅方向の二つの位置決めローラー140をシャッタ131の傾斜側壁131bにほぼ均等に接触させているので、ATM100の運用期間において、シャッタ131を、シャッタ両側の位置決めローラー140にて案内しながら支障なく開閉駆動できる。この際、位置決めローラー140は、シャッタ131の開閉動作に応じて従属回転するので、シャッタ131の開閉駆動を妨げることはなく、円滑なシャッタ駆動をもたらすことができる。
次に、他の実施形態について説明する。この実施形態は、筐体110の傾斜正面板112を、紙幣取扱ユニット200に装着済みのシャッタ機構130に対して近づけて、入出金口115とシャッタ131との位置決め調整を図る点に特徴がある。図11は紙幣取扱ユニット200から離間している傾斜正面板112をシャッタ機構130に近接することで位置調整を図る機器構成を側方側から表して説明する説明図である。
図示するように、この実施形態の傾斜正面板112は、図11における上方側の図示しない揺動支点を中心に揺動可能とされている。傾斜正面板112が図示するようにシャッタ機構130から離れている状況では、シャッタ131は、既述したように入出金口115の開口幅方向に変位可能である。よって、紙幣取扱ユニット200の保守点検等の際に紙幣取扱ユニット200がその収納位置におおよそ配置されていれば、次のようにして入出金口115とシャッタ131とを位置合わせできる。紙幣取扱ユニット200がおおよその収納位置にあれば、傾斜正面板112をシャッタ機構130の側に揺動する過程で、位置決めローラー140は、既述したように少なくとも一方がシャッタ131の傾斜側壁131bに接触し、シャッタ131を変位させる。よって、この実施形態によって、既述した効果を奏することができる。
図12はまた別の実施形態における要部を図4相当に概略的に示す説明図である。この実施形態は、位置決めローラー140に代えて、位置決め半球体141を開口傾斜側壁112aから突出して備える。この実施形態であっても、位置決め半球体141がシャッタ131の傾斜側壁131bと接触することで、シャッタ131の変位を誘起するので、既述した効果を奏することができる。この他、位置決め半球体141に代え、半球状の先端を有する棒状体としてもよい。また、開口傾斜側壁112aの壁面に、低摩擦係数の樹脂材を平面的に配設したり、樹脂製の突起を点在配設するようにしてもよい。
図13はシャッタ機構130そのものを開口幅方向に変位可能とした実施形態の要部を図4相当に概略的に示す説明図、図14はシャッタ機構130そのものを開口幅方向に変位可能とした実施形態のシャッタ機構130を正面視して図5相当に示す説明図、図15はシャッタ機構変位部138を図14の15−15線に沿って断面視して示す説明図である。この実施形形態では、図13〜図14に示すように、ベースプレート132は、シャッタ131の凸状片131aの厚みとほぼ同じ幅で支持脚132aを備え、この支持脚132aにて凸状片131aを挟持して係合ピン145にてシャッタ131を係合する。つまり、シャッタ131は、変位不能にベースプレート132と一体とされ、このベースプレート132と共に、既述したように開閉駆動する。その上で、シャッタ機構130は、シャッタケース133に、シャッタ機構変位部138を備える。
このシャッタ機構変位部138は、図15に示すように、紙幣取扱ユニット200のユニット傾斜面207に締め込み固定された六角穴付ボルト138aと、シャッタケース133に形成された長円形の第1長孔138bと、第2長孔138cとからなる。第1長孔138bは、六角穴付ボルト138aのボルトヘッドより大径の長円形とされ、第2長孔138cは、六角穴付ボルト138aのボルト部位より僅かに大径の長円形とされ、シャッタ機構130は、シャッタケース133ごと、第2長孔138cの軸方向に沿って、変位可能に紙幣取扱ユニット200のユニット傾斜面207に装着固定されている。この実施形態では、紙幣取扱ユニット200は、シャッタ機構130そのものをシャッタ機構変位部138にて既述したように入出金口115の開口幅方向に変位可能に装着して備え、シャッタ131を、位置決めローラー140と傾斜側壁131bとの接触により、シャッタ機構130ごと変位可能とする。よって、この実施形態によっても、既述した効果を奏することができる。この場合、シャッタケース133の底面とユニット傾斜面207との間に、低摩擦係数の樹脂シートを介在させたり、平面摺動をもたらすベアリングを配置すれば、シャッタ機構130を、位置決めローラー140と傾斜側壁131bとの接触により、より容易に変位させることができる。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、或いは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。この他、本発明は、特許請求の範囲に記載した形態以外の種々の形態で実現することも可能であり、例えば、紙幣のみを取り扱うATMにおける紙葉類取扱装置や、紙幣と硬貨の両者を取り扱うATMにおける紙葉類取扱装置としての形態等で実現することが可能である。
上記の実施形態では、筐体110に対して、紙幣取扱ユニット200が後方より収納引出されるATM100について記述したが、逆に固定された紙幣取扱ユニット200に対して筐体110が前方に収納引出される構造にも適用可能である。さらに、設置環境においても屋外や屋内で使用するATM100にも適用できる。
なお、前述した各実施形態における構成要素の中の、請求項で記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。
100…現金自動取引装置(ATM)
102…本体制御部
103…外部インタフェース部
104…係員操作部
105…外部記憶装置
106…電源部
110…筐体
111…上部正面板
112…傾斜正面板
112a…開口傾斜側壁
113…カードスロット
114…第1顧客操作部
115…入出金口
116…第2顧客操作部
120…明細票処理ユニット
130…シャッタ機構
131…シャッタ
131a…凸状片
131b…傾斜側壁
132…ベースプレート
132a…支持脚
133…シャッタケース
134…ケース開口部
135…シャッタ収納部
138…シャッタ機構変位部
138a…六角穴付ボルト
138b…第1長孔
138c…第2長孔
140…位置決めローラー
141…位置決め半球体
142…保持ブラケット
144…回転軸
145…係合ピン
200…紙幣取扱ユニット
206…凹状開口部
207…ユニット傾斜面
M…シャッタ駆動モーター
W…矢印

Claims (7)

  1. 紙葉類取扱装置であって、
    紙葉類の受入口と放出口を兼ねる受入放出口を接客操作面に備えた筐体と、
    紙葉類出入り用の凹状開口部を有し、前記筐体の内部の所定の収納位置に収納されると前記受入放出口に前記凹状開口部を対向させる紙葉類取扱ユニットと、
    前記対向した前記受入放出口と前記凹状開口部の開口との間にシャッタを介在させて有し、該シャッタを駆動して前記受入放出口と前記凹状開口部とを開閉するシャッタ機構とを備え、
    前記紙葉類取扱ユニットは、前記凹状開口部を開閉する前記シャッタを変位可能に支持した状態で、前記シャッタ機構を前記凹状開口部の側に装着して備え、
    前記筐体は、前記収納位置に収納される前記紙葉類取扱ユニットの前記凹状開口部を閉鎖する前記シャッタとの接触により、前記受入放出口に対する前記シャッタの変位を誘起して、前記シャッタと前記受入放出口との相対的な位置合わせを図るシャッタ変位誘起部を備える、紙葉類取扱装置。
  2. 前記シャッタ機構は、前記シャッタを変位可能に支持して、前記紙葉類取扱ユニットに装着されている請求項1に記載の紙葉類取扱装置。
  3. 前記紙葉類取扱ユニットは、前記シャッタを前記シャッタ機構ごと変位可能に支持して備える請求項1に記載の紙葉類取扱装置。
  4. 前記シャッタは、開閉駆動方向と交差する前記受入放出口の開口幅方向に変位可能に支持されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の紙葉類取扱装置。
  5. 前記シャッタは、前記開口幅方向のシャッタ側壁を、前記凹状開口部の側ほど幅広となるように傾斜した傾斜側壁とし、
    前記シャッタ変位誘起部は、前記シャッタの前記傾斜側壁と接触して、前記シャッタに前記開口幅方向の力を及ぼす、請求項4項に記載の紙葉類取扱装置。
  6. 前記シャッタ変位誘起部は、前記シャッタの前記傾斜側壁と接触し、前記シャッタの開閉動作に応じて従属回転する回転ローラーを有する請求項5に記載の紙葉類取扱装置。
  7. 前記筐体は、前記受入放出口の前記開口幅方向の放出口側壁を、前記シャッタの前記傾斜側壁と対向して傾斜した傾斜側壁とする請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の紙葉類取扱装置。
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