JP2015105608A - 弁開閉時期制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動側回転体1と、従動側回転体3と、駆動側回転体1と従動側回転体3との間の流体圧室5を区画して形成される進角室5aおよび遅角室5bと、従動側回転体3に貫通形成された進角流路11aまたは遅角流路11bを通して進角室5aまたは遅角室5bに加圧流体を供給する位相制御部7とを備え、従動側回転体3は外周部材3aと内周部材3bを同芯状に一体形成してあり、進角流路11aと遅角流路11bとが所定角度をなすように配置され、全ての進角流路11aと遅角流路11bとの間において、外周部材3aの内周面20と内周部材3bの外周面21とのいずれか一方に溝部23が形成され、他方の溝部23に対応する位置に突条部24が形成されている。
【選択図】図1
Description
進角室に連通する加圧流体供給用の進角流路および遅角室に連通する加圧流体供給用の遅角流路は、従動側回転体にその径方向に貫通するように形成してある。
特に、外周部材と内周部材の材料が互いに異なる場合は、材料の熱膨張率の違いなどに起因して、そのような隙間が生じる可能性が高くなる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、進角流路および遅角流路を外周部材と内周部材とに亘って径方向に一連に貫通形成してある場合でも、駆動側回転体に対する従動側回転体の回転位相をタイミング良く制御し易い弁開閉時期制御装置を提供することを目的とする。
なお、回転方向とは、回転軸芯に直交する仮想の平面に沿って回転軸芯の周りを回転する方向を意味する。
また、内周部材の外周部を外周部材により鋳ぐるむことにより、内周部材の外周面に形成された突部を外周部材の内周面に埋め込んで、外周部材と内周部材との回転方向および回転軸芯方向の相対変位を防止することができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図4は、自動車用ガソリンエンジン(内燃機関)Eに装備される本発明による弁開閉時期制御装置Aを示す。
弁開閉時期制御装置Aは、図1,図2に示すように、エンジンEのクランクシャフトE1と同期回転する「駆動側回転体」としてのハウジング1と、ハウジング1の内周側にハウジング1の回転軸芯Xと同一回転軸芯上に相対回転可能に配置され、エンジンEの弁開閉用のカムシャフト2と同期回転する「従動側回転体」としての内部ロータ3と、内部ロータ3の内周側を回転軸芯Xの周りで回転自在に支持する固定軸部4と、ハウジング1と内部ロータ3との間に形成された流体圧室5と、内部ロータ3の外周側に一体に設けられた仕切部6で流体圧室5を仕切ることにより形成される進角室5aおよび遅角室5bと、進角室5aまたは遅角室5bに「加圧流体」としての作動油(エンジンオイル)を供給することにより、ハウジング1に対する内部ロータ3の回転位相を制御する位相制御部7とを備えている。
カムシャフト2は、エンジンEのシリンダヘッド(図示せず)に回転自在に組み付けてある。固定軸部4は、エンジンEのフロントカバー等の静止部材に固定してある。
外部ロータ1aおよびフロントプレート1bは、鉄系材料よりも軽量のアルミニウム合金などのアルミニウム系材料で形成してある。
リアプレート1cは、スプロケット1eを外周側に一体に備え、鋼などの鉄系材料で形成してある。
内部ロータ3は、ハウジング1の回転に伴って、矢印Sで示す方向に従動回転する。
内部ロータ3のハウジング1に対する回転位相を進角側に付勢する捩りコイルバネ18を、内部ロータ3とリアプレート1cとに亘って装着してある。
各突出部9は、突出端部がシール部材9aを介して内部ロータ3の外周面に対して摺接移動するように設けてある。
連結ボルト1dは、各突出部9に挿通して、外部ロータ1aとフロントプレート1bとリアプレート1cとを一体に固定している。
各仕切部6は、突出端部がシール部材6aを介して外部ロータ1aの内周面に対して摺接移動するように設けてある。
各流体圧室5は、これらの仕切部6によって、回転方向で隣り合う進角室5aと遅角室5bとに仕切られている。
作動油は進角流路11aを通して進角室5aに給排され、遅角流路11bを通して遅角室5bに給排される。
したがって、隣り合う進角流路11aと遅角流路11bとを、回転軸芯Xに沿う方向視において、進角流路11aの長手方向における進角流路11aの中心線と遅角流路11bの長手方向における遅角流路11bの中心線とが所定角度をなすように、内部ロータ3の回転方向に沿って異なる位置に配置してある。
したがって、隣り合う進角流路11aと遅角流路11bとを、回転軸芯Xに直交する方向視において、回転軸芯Xに沿って異なる位置に配置してある。
進角側供給流路12aは、固定軸部4の軸方向一端側から固定軸部4と底板部8bとの間の空間に連通し、遅角側供給流路12bは、固定軸部4の外周面に形成した環状周溝13に連通している。
環状周溝13の両側と固定軸部4の軸方向一端側との夫々に、固定軸部4の外周面と凹部8の内周面8aとの隙間を塞ぐシールリング14を装着してある。
ロック機構15は、内部ロータ3の仕切部6の一つに、リアプレート1cに形成した凹部(図示せず)に対して回転軸芯Xに沿う方向に出退自在な先端部を備えたロック部材15aを装着して構成してある。
ロック機構15は、進角室5aに作動油を供給する動作でロック油路11cを通して作動油が供給されて、ロック状態からロック解除状態に切り換わる。
内周部材3bは、例えば鉄系材料により形成された高強度の焼結品や鍛造品で構成されている。外周部材3aは、内周部材3bを形成する鉄系材料よりも軽量の材料、例えばアルミニウム合金などのアルミニウム系材料により形成されている。内周部材3bの外周部は外周部材3aにより鋳ぐるまれている。
内周部材3bに凹部8を形成し、内周部材3bとカムシャフト2とをボルト10で一体に接続固定してある。
つまり、回転径方向から互いに嵌合する溝部23と突条部24とが、外周部材3aの内周面20と内周部材3bの外周面21とに振り分けて、隣り合う進角流路11aと遅角流路11bとの間の全ての位置に配置されている。
このため、仕切部6の回転方向での厚さを薄くして、流体圧室5の回転方向での長さを長く設定することができ、相対位相を変更できる角度範囲を大きく確保し易い。
軸方向溝部23aと軸方向突条部24aとの嵌合により、外周部材3aと内周部材3bとの回転方向での相対移動および回転軸芯Xの方向での相対移動が阻止されている。
図5〜図7は、本発明の別実施形態を示す。
本実施形態では、外周部材3aの内周面20と内周部材3bの外周面21との接合部22の構成が第1実施形態と異なる。
すなわち、接合部22は、内周部材3bの外周面21に鍛造や焼結成形または切削により形成された溝部23と、その溝部23に嵌合するように外周部材3aの内周面20に形成された突条部24との組み合わせの複数組を備えている。
そして、回転軸芯Xに沿う方向視で回転方向に隣り合う進角流路11aと遅角流路11bとの間の全ての位置において、それらの組み合わせの少なくとも一組を進角流路11aと遅角流路11bから離して配置して、ラビリンスシール部を設けてある。
軸方向溝部23aは、一端側がフロントプレート1bとリアプレート1cとの間の中間に位置し、他端側がフロントプレート1bの側の端面に開口するように設けてある。
周方向溝部23bと周方向突条部24bとの嵌合により、外周部材3aと内周部材3bとの回転軸芯Xの方向での相対移動が阻止されている。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図8,図9は、本発明の別実施形態を示す。
本実施形態では、外周部材3aの内周面20と内周部材3bの外周面21との接合部22の構成が第1実施形態と異なる。
すなわち、接合部22は、内周部材3bの外周面21に鍛造加工により形成された軸方向溝部23a(23)と、その軸方向溝部23aに嵌合するように外周部材3aの内周面20に形成された軸方向突条部24a(24)との組み合わせの複数組を回転方向に等間隔で備えている。
また、内周部材3bの外周面21には、軸方向溝部23aの一端部が当該軸方向溝部23aの鍛造加工に伴って生じた余肉により他の部分よりも盛り上がる突部25が形成されている。
軸方向溝部23aは、一端側がフロントプレート1bとリアプレート1cとの間の中間に位置し、他端側がフロントプレート1bの側の端面に開口するように設けてある。
突部25と凹部26との嵌合により、外周部材3aと内周部材3bとの回転軸芯Xの方向での相対移動が阻止されている。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図10は、本発明の第1又は第3実施形態の変形例を示す。
本実施形態では、軸方向溝部23aを内周部材3bの外周面21に形成し、軸方向溝部23aに嵌合する軸方向突条部24aを外周部材3aの内周面20に形成してある。
そして、軸方向溝部23aの底面を貫通するように、進角流路11aおよび遅角流路11bを形成してある。
その他の構成は第1又は第3実施形態と同様である。
図11は、本発明の第2実施形態の変形例を示す。
本実施形態では、周方向溝部23bを内周部材3bの外周面21に形成し、周方向溝部23bに嵌合する周方向突条部24bを外周部材3aの内周面20に形成してある。
そして、周方向溝部23bの底面を貫通するように、進角流路11aおよび遅角流路11bを形成してある。
その他の構成は第2実施形態と同様である。
図12〜図14は、本発明の別実施形態を示す。
本実施形態では、外周部材3aの内周面20と内周部材3bの外周面21との接合部22が、内周部材3bの外周面21にローレット加工により網目状に配置した溝部23と、それらの溝部23に嵌合するように外周部材3aの内周面20に形成した突条部24とを備えている。
この網目状に配置した溝部23と突条部24との嵌合により、外周部材3aと内周部材3bとの回転方向での相対移動および回転軸芯Xの方向での相対移動が阻止されている。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図15,図16は、本発明の別実施形態を示す。
本実施形態では、先端面27が外周部材3aの外周面21に面一で露出する高さを有する円柱状部28が、内周部材3bの外周面21から延びて内周部材3bに一体形成されている。
進角流路11aおよび遅角流路11bは、その全部が円柱状部28の先端面27と同一の面まで延び、かつ内周部材3bを貫通している。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図17,図18は、本発明の別実施形態を示す。
本実施形態では、回転径方向に貫通する断面円形の貫通孔29が内周部材3bに形成されている。
そして、この貫通孔29が形成された内周部材3bの外周部を外周部材3aを形成するアルミニウム系材料で鋳ぐるむことにより、アルミニウム系材料が内周部材3bの内周面側に亘って貫通孔29に入り込むように外周部材3aと内周部材3bとを接合して内部ロータ3を構成してある。
進角流路11aおよび遅角流路11bは、その全部が貫通孔29に充填された外周部材3aの部分30に貫通している。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
1.本発明による弁開閉時期制御装置は、進角流路や遅角流路に交差する位置において溝部および突条部を形成せず、隣り合う進角流路と遅角流路との間の全ての位置においてのみ、ラビリンスシール部を構成する互いに嵌合する溝部と突条部とが外周部材の内周面と内周部材の外周面とに振り分けて形成されていてもよい。
2.本発明による弁開閉時期制御装置は、溝部を外周部材の内周面と内周部材の外周面とに交互に形成し、それらの交互に形成した溝部に嵌合する突条部を外周部材の内周面と内周部材の外周面とに交互に形成してあってもよい。
3.本発明による弁開閉時期制御装置は、隣り合う進角流路と遅角流路との間の全部または一部の位置において、溝部と突条部とを回転方向に対して斜めに交差する方向に沿って延設してあってもよい。
4.本発明による弁開閉時期制御装置は、アルミニウム系材料に代えて、鉄系材料よりも軽量の樹脂材料などで外周部材を形成してあってもよい。
5.本発明による弁開閉時期制御装置は、外周部材または内周部材を鍛造品で構成してあってもよい。
この場合、軸方向溝部は、外周部材または内周部材を回転軸芯に沿った方向から加圧する鍛造加工により形成されていてもよい。
6.本発明による弁開閉時期制御装置は、自動車用以外の各種内燃機関に装備されるものであってもよい。
2 カムシャフト
3 従動側回転体
3a 外周部材
3b 内周部材
5 流体圧室
5a 進角室
5b 遅角室
6 仕切部
7 位相制御部
11a 進角流路
11b 遅角流路
20 外周部材の内周面
21 内周部材の外周面
23 溝部
24 突条部
25 突部
28 柱状部
29 貫通孔
30 アルミニウム系材料部分
E 内燃機関
E1 クランクシャフト
X 回転軸芯
Claims (10)
- 内燃機関のクランクシャフトと同期回転する駆動側回転体と、
前記駆動側回転体の内周側に前記駆動側回転体の回転軸芯と同一回転軸芯上に相対回転可能に配置され、前記内燃機関の弁開閉用のカムシャフトと同期回転する従動側回転体と、
前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間に形成された流体圧室と、
前記従動側回転体の外周側に設けられた仕切部で前記流体圧室を仕切ることにより形成される進角室および遅角室と、
前記従動側回転体の径方向に貫通するように前記従動側回転体に形成された少なくとも一つの進角流路および少なくとも一つの遅角流路と、
前記進角流路または前記遅角流路を通して前記進角室または前記遅角室に加圧流体を供給することにより、前記駆動側回転体に対する前記従動側回転体の回転位相を制御する位相制御部と、を備え、
前記従動側回転体は、前記仕切部が設けられた筒状の外周部材と、前記外周部材よりも径方向内側に配置される筒状の内周部材とを有し、前記外周部材および前記内周部材は同芯状に一体形成され、
前記進角流路の長手方向における前記進角流路の中心線と前記遅角流路の長手方向における前記遅角流路の中心線とが所定角度をなすように、前記進角流路および前記遅角流路が配置され、
全ての前記進角流路と前記遅角流路との間において、前記外周部材の内周面と前記内周部材の外周面とのいずれか一方に溝部が形成され、前記外周部材の内周面と前記内周部材の外周面との他方の前記溝部に対応する位置に突条部が形成されている弁開閉時期制御装置。 - 前記進角流路と前記遅角流路は、前記従動側回転体の回転方向に沿って異なる位置に配置され、
前記溝部と前記突条部は、前記回転軸芯の方向に沿って延設されている請求項1記載の弁開閉時期制御装置。 - 隣り合う前記進角流路と前記遅角流路は、前記回転軸芯に沿って異なる位置に配置され、
前記溝部と前記突条部は、前記従動側回転体の回転方向に沿って延設されている請求項1記載の弁開閉時期制御装置。 - 前記内周部材の外周面に前記溝部が形成され、且つ当該溝部の一端部が他の部分よりも盛り上がる突部が前記内周部材の外周面に形成され、
前記内周部材の外周部は前記外周部材により鋳ぐるまれている請求項2記載の弁開閉時期制御装置。 - 前記溝部は、前記外周部材又は前記内周部材を前記回転軸芯に沿った方向から加圧する鍛造加工により形成されている請求項1〜4のいずれか1項記載の弁開閉時期制御装置。
- 前記進角流路および前記遅角流路は、前記内周部材に形成された前記溝部の底面を貫通している請求項1〜5のいずれか1項記載の弁開閉時期制御装置。
- 内燃機関のクランクシャフトと同期回転する駆動側回転体と、
前記駆動側回転体の内周側に前記駆動側回転体の回転軸芯と同一回転軸芯上に相対回転可能に配置され、前記内燃機関の弁開閉用のカムシャフトと同期回転する従動側回転体と、
前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間に形成された流体圧室と、
前記従動側回転体の外周側に設けられた仕切部で前記流体圧室を仕切ることにより形成される進角室および遅角室と、
前記従動側回転体の径方向に貫通するように前記従動側回転体に形成された少なくとも一つの進角流路および少なくとも一つの遅角流路と、
前記進角流路または前記遅角流路を通して前記進角室または前記遅角室に加圧流体を供給することにより、前記駆動側回転体に対する前記従動側回転体の回転位相を制御する位相制御部と、を備え、
前記従動側回転体は、前記仕切部が設けられた筒状の外周部材と、前記外周部材よりも径方向内側に配置される筒状の内周部材とを有し、前記外周部材および前記内周部材は同芯状に一体形成され、
先端面が前記外周部材の外周面に露出する高さを有する柱状部が、前記内周部材の外周面から延びて前記内周部材に一体形成されると共に、前記内周部材の外周部が前記外周部材により鋳ぐるまれることにより、前記外周部材と前記内周部材とが接合され、
前記進角流路および前記遅角流路は、前記柱状部の前記先端面と同一の面まで延び、且つ前記内周部材を貫通している弁開閉時期制御装置。 - 内燃機関のクランクシャフトと同期回転する駆動側回転体と、
前記駆動側回転体の内周側に前記駆動側回転体の回転軸芯と同一回転軸芯上に相対回転可能に配置され、前記内燃機関の弁開閉用のカムシャフトと同期回転する従動側回転体と、
前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間に形成された流体圧室と、
前記従動側回転体の外周側に設けられた仕切部で前記流体圧室を仕切ることにより形成される進角室および遅角室と、
前記従動側回転体の径方向に貫通するように前記従動側回転体に形成された少なくとも一つの進角流路および少なくとも一つの遅角流路と、
前記進角流路または前記遅角流路を通して前記進角室または前記遅角室に加圧流体を供給することにより、前記駆動側回転体に対する前記従動側回転体の回転位相を制御する位相制御部と、を備え、
前記従動側回転体は、前記仕切部が設けられた筒状の外周部材と、前記外周部材よりも径方向内側に配置される筒状の内周部材とを有し、前記外周部材および前記内周部材は同芯状に一体形成され、
前記従動側回転体の径方向に貫通する貫通孔が前記内周部材に形成され、前記内周部材の外周部が前記外周部材により鋳ぐるまれることにより、前記外周部材の部分が前記貫通孔に入り込むように前記外周部材と前記内周部材とが接合され、
前記進角流路および前記遅角流路は、前記貫通孔に充填された前記外周部材の部分に貫通している弁開閉時期制御装置。 - 前記内周部材は、鉄系材料により形成されている請求項1〜8のいずれか1項記載の弁開閉時期制御装置。
- 前記外周部材は、鉄系材料よりも軽量の材料より形成されている請求項1〜8のいずれか1項記載の弁開閉時期制御装置。
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