JP2015105248A - 染毛剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の非酸化型の染毛剤に比して保存安定性に優れる非酸化型の染毛剤の提供。【解決手段】鉄と反応して発色する物質を含有し容器に充填される第1剤と、鉄塩を含有し容器に充填される第2剤とを含み、かつ、少なくとも第1剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下である染毛剤。【選択図】なし
Description
本発明は、染毛剤に関する。
染毛剤は、一般的に、酸化染料、イオン染料、一時染料、及びその他の染料の4種類に分けられる。
この内、現在最も広く用いられている酸化染料は、永久染料と呼ばれることがある。酸化染料は、過酸化水素によって酸化されて活性な反応中間体となるパラフェニレンジアミン類やパラアミノフェノール類を主原料として構成されている。活性化された反応中間体は、毛髪内で染料のカップラー分子と反応し、シャンプーへの耐久性を有する染料に変化する。
酸化染料は、毛髪の損傷や接触性皮膚炎を引き起こす原因になり得ることがあり、また、長期にわたり人体に残留するため、変異原性物質や発ガン性物質になり得る可能性がある。
この内、現在最も広く用いられている酸化染料は、永久染料と呼ばれることがある。酸化染料は、過酸化水素によって酸化されて活性な反応中間体となるパラフェニレンジアミン類やパラアミノフェノール類を主原料として構成されている。活性化された反応中間体は、毛髪内で染料のカップラー分子と反応し、シャンプーへの耐久性を有する染料に変化する。
酸化染料は、毛髪の損傷や接触性皮膚炎を引き起こす原因になり得ることがあり、また、長期にわたり人体に残留するため、変異原性物質や発ガン性物質になり得る可能性がある。
イオン染料は、半永久染料と呼ばれることがある。イオン染料は毛髪を損傷させることはないが、染毛の際に、イオン染料によって皮膚が着色することがある。また、イオン染料は、4〜10回のシャンプー操作によって毛髪から流れ落ちてしまうことがある。
一時染料は、毛髪を損傷させることもなく、皮膚への着色も洗い流しが可能であるため、問題にならないが、1回のシャンプー操作によって一時染料が毛髪から流れ落ちてしまう。
一時染料は、毛髪を損傷させることもなく、皮膚への着色も洗い流しが可能であるため、問題にならないが、1回のシャンプー操作によって一時染料が毛髪から流れ落ちてしまう。
一方、その他の染料として、安全性の高い多価フェノール類及び鉄塩を利用した非酸化型の染毛剤が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
しかしながら、非酸化型の染毛剤に含まれる多価フェノール、鉄塩等の成分は、安全性が高い反面、酸素に起因する変質が生じ易く、これらの成分を含有する染毛剤は、保存中に染毛性が低下することがあった。
そのため、安全性が高く、かつ、保存安定性に優れる染毛剤の開発が所望されている。
そのため、安全性が高く、かつ、保存安定性に優れる染毛剤の開発が所望されている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、従来の非酸化型の染毛剤に比して保存安定性に優れる非酸化型の染毛剤を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するための具体的な手段は、以下の通りである。
<1> 鉄と反応して発色する物質を含有し容器に充填される第1剤と、鉄塩を含有し容器に充填される第2剤とを含み、かつ、少なくとも第1剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下である染毛剤。
<2> 第1剤における容器及び第2剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下である<1>に記載の染毛剤。
<1> 鉄と反応して発色する物質を含有し容器に充填される第1剤と、鉄塩を含有し容器に充填される第2剤とを含み、かつ、少なくとも第1剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下である染毛剤。
<2> 第1剤における容器及び第2剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下である<1>に記載の染毛剤。
<3> 温度4℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色された毛髪の色E4℃と、温度50℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色された毛髪の色E50℃との色差ΔEが、温度4℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色された毛髪の色E4℃を100%とした場合に、30%未満である<1>又は<2>に記載の染毛剤。
<4> 鉄と反応して発色する物質が、タンニン酸、没食子酸、没食子酸誘導体、五倍子、ピロガロール、ログウッド、ヘマテイン、カテコール、サリチル酸、サリチル酸誘導体、フタル酸、オイゲノール、イソオイゲノール、ニコチン酸アミド、デヒドロ酢酸、ピリドキシン、エラグ酸、コウジ酸、マルトール、フェルラ酸、ヒノキチオール、ウコンエキス、クルクミン、オウゴンエキス、タマネギエキス、クエルセチン、ルチン、ヘスペレチン、ヘスペリジン、生コーヒー豆抽出物、カフェー酸、クロロゲン酸、チャエキス、カテキン、エピカテキン、シコンエキス、シソエキス、シソニン、ブドウ葉エキス、ブトウエキス、エノシアニン、ラッカイン酸、ラック、コチニール、カルミン酸、エルダーベリー、アカキャベツ、ムラサキイモ、タマリンド、コウリャン、アピゲニニジン、及びルテオリニジンからなる群より選ばれる少なくとも1種である<1>〜<3>のいずれか1つに記載の染毛剤。
<4> 鉄と反応して発色する物質が、タンニン酸、没食子酸、没食子酸誘導体、五倍子、ピロガロール、ログウッド、ヘマテイン、カテコール、サリチル酸、サリチル酸誘導体、フタル酸、オイゲノール、イソオイゲノール、ニコチン酸アミド、デヒドロ酢酸、ピリドキシン、エラグ酸、コウジ酸、マルトール、フェルラ酸、ヒノキチオール、ウコンエキス、クルクミン、オウゴンエキス、タマネギエキス、クエルセチン、ルチン、ヘスペレチン、ヘスペリジン、生コーヒー豆抽出物、カフェー酸、クロロゲン酸、チャエキス、カテキン、エピカテキン、シコンエキス、シソエキス、シソニン、ブドウ葉エキス、ブトウエキス、エノシアニン、ラッカイン酸、ラック、コチニール、カルミン酸、エルダーベリー、アカキャベツ、ムラサキイモ、タマリンド、コウリャン、アピゲニニジン、及びルテオリニジンからなる群より選ばれる少なくとも1種である<1>〜<3>のいずれか1つに記載の染毛剤。
<5> 鉄塩が、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、酢酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩酸第二鉄、及び酢酸第二鉄からなる群より選ばれる少なくとも1種である<1>〜<4>のいずれか1つに記載の染毛剤。
<6> 少なくとも第1剤における容器の内面が樹脂である<1>〜<5>のいずれか1つに記載の染毛剤。
<6> 少なくとも第1剤における容器の内面が樹脂である<1>〜<5>のいずれか1つに記載の染毛剤。
本明細書において、「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値をそれぞれ下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
本明細書において、組成物中の各成分の量は、各成分に該当する物質が組成物中に複数存在する場合には、特に断らない限り、組成物中に存在する複数の物質の合計量を意味する。
本明細書において、組成物中の各成分の量は、各成分に該当する物質が組成物中に複数存在する場合には、特に断らない限り、組成物中に存在する複数の物質の合計量を意味する。
本発明によれば、従来の非酸化型の染毛剤に比して保存安定性に優れる非酸化型の染毛剤を提供することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。
[染毛剤]
本発明の染毛剤は、鉄と反応して発色する物質を含有し容器に充填される第1剤と、鉄塩を含有し容器に充填される第2剤とを含み、かつ、少なくとも第1剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下の染毛剤である。本発明の染毛剤は、上記構成を満たすことで、染毛剤の酸素に起因する変質が抑制される結果、保存安定性が優れたものとなる。
本発明においては、温度4℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色される毛髪の色E4℃と、温度50℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色される毛髪の色E50℃との色差ΔEが、温度4℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色される毛髪の色E4℃を100%とした場合に、30%未満であることが好ましい。
なお、本明細書における色E4℃、色E50℃、及び色差ΔEの値は、ミノルタ社製の色彩色差計(型番:CR200型)を用いて測定される値である。
本発明の染毛剤は、鉄と反応して発色する物質を含有し容器に充填される第1剤と、鉄塩を含有し容器に充填される第2剤とを含み、かつ、少なくとも第1剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下の染毛剤である。本発明の染毛剤は、上記構成を満たすことで、染毛剤の酸素に起因する変質が抑制される結果、保存安定性が優れたものとなる。
本発明においては、温度4℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色される毛髪の色E4℃と、温度50℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色される毛髪の色E50℃との色差ΔEが、温度4℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色される毛髪の色E4℃を100%とした場合に、30%未満であることが好ましい。
なお、本明細書における色E4℃、色E50℃、及び色差ΔEの値は、ミノルタ社製の色彩色差計(型番:CR200型)を用いて測定される値である。
<第1剤>
第1剤は、鉄と反応して発色する物質を含有し容器に充填されるものである。
本明細書においては、第1剤における内容物を「第1剤組成物」、また、第1剤における容器を「第1剤容器」ともいう。まず、第1剤組成物について説明し、第1剤容器については、後述する。
第1剤は、鉄と反応して発色する物質を含有し容器に充填されるものである。
本明細書においては、第1剤における内容物を「第1剤組成物」、また、第1剤における容器を「第1剤容器」ともいう。まず、第1剤組成物について説明し、第1剤容器については、後述する。
(鉄と反応して発色する物質)
鉄と反応して発色する物質としては、特に限定されるものではなく、公知のものを用いることができ、有機合成した化合物又は植物抽出物のいずれであってもよい。
鉄と反応して発色する物質としては、具体的には、タンニン酸、没食子酸、没食子酸誘導体、五倍子、ピロガロール、ログウッド、ヘマテイン、カテコール、サリチル酸、サリチル酸誘導体、フタル酸、オイゲノール、イソオイゲノール、ニコチン酸アミド、デヒドロ酢酸、ピリドキシン、エラグ酸、コウジ酸、マルトール、フェルラ酸、ヒノキチオール、ウコンエキス、クルクミン、オウゴンエキス、タマネギエキス、クエルセチン、ルチン、ヘスペレチン、ヘスペリジン、生コーヒー豆抽出物、カフェー酸、クロロゲン酸、チャエキス、カテキン、エピカテキン、シコンエキス、シソエキス、シソニン、ブドウ葉エキス、ブトウエキス、エノシアニン、ラッカイン酸、ラック、コチニール、カルミン酸、エルダーベリー、アカキャベツ、ムラサキイモ、タマリンド、コウリャン、アピゲニニジン、及びルテオリニジンからなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、タンニン酸、没食子酸、没食子酸誘導体、サリチル酸、サリチル酸誘導体、フェルラ酸、ウコンエキス、オウゴンエキス、及びクエルセチンからなる群より選ばれる少なくとも1種であることがより好ましく、発色性及びコストの観点から、タンニン酸、没食子酸、及び没食子酸誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが更に好ましい。
第1剤組成物は、鉄と反応性して発色する物質を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
鉄と反応して発色する物質としては、特に限定されるものではなく、公知のものを用いることができ、有機合成した化合物又は植物抽出物のいずれであってもよい。
鉄と反応して発色する物質としては、具体的には、タンニン酸、没食子酸、没食子酸誘導体、五倍子、ピロガロール、ログウッド、ヘマテイン、カテコール、サリチル酸、サリチル酸誘導体、フタル酸、オイゲノール、イソオイゲノール、ニコチン酸アミド、デヒドロ酢酸、ピリドキシン、エラグ酸、コウジ酸、マルトール、フェルラ酸、ヒノキチオール、ウコンエキス、クルクミン、オウゴンエキス、タマネギエキス、クエルセチン、ルチン、ヘスペレチン、ヘスペリジン、生コーヒー豆抽出物、カフェー酸、クロロゲン酸、チャエキス、カテキン、エピカテキン、シコンエキス、シソエキス、シソニン、ブドウ葉エキス、ブトウエキス、エノシアニン、ラッカイン酸、ラック、コチニール、カルミン酸、エルダーベリー、アカキャベツ、ムラサキイモ、タマリンド、コウリャン、アピゲニニジン、及びルテオリニジンからなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、タンニン酸、没食子酸、没食子酸誘導体、サリチル酸、サリチル酸誘導体、フェルラ酸、ウコンエキス、オウゴンエキス、及びクエルセチンからなる群より選ばれる少なくとも1種であることがより好ましく、発色性及びコストの観点から、タンニン酸、没食子酸、及び没食子酸誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが更に好ましい。
第1剤組成物は、鉄と反応性して発色する物質を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
タンニン酸としては、例えば、加水分解型タンニン、縮合型タンニン等が挙げられる。
加水分解型タンニンは、没食子酸、エラグ酸等の芳香族化合物と、グルコース等の糖とがエステル結合を形成した化合物である。加水分解型タンニンとしては、具体的には、五倍子、没食子、スマック、タラ、チェスナット、ミロバラン、オーク、ディビディビ、アルガロビア、ゲンノショウコ等の植物由来のタンニン酸が挙げられる。
縮合型タンニンは、フラバノール骨格を持つ化合物が重合した化合物である。縮合型タンニンとしては、具体的には、ガンビア、ゲブラチョ、ミモザ、マングローブ、ヘムロック、スプルース、ビルマカッチ、カシワ樹皮、柿渋等の植物由来のタンニン酸が挙げられる。
第1剤組成物では、タンニン酸を含有する場合、タンニン酸を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
加水分解型タンニンは、没食子酸、エラグ酸等の芳香族化合物と、グルコース等の糖とがエステル結合を形成した化合物である。加水分解型タンニンとしては、具体的には、五倍子、没食子、スマック、タラ、チェスナット、ミロバラン、オーク、ディビディビ、アルガロビア、ゲンノショウコ等の植物由来のタンニン酸が挙げられる。
縮合型タンニンは、フラバノール骨格を持つ化合物が重合した化合物である。縮合型タンニンとしては、具体的には、ガンビア、ゲブラチョ、ミモザ、マングローブ、ヘムロック、スプルース、ビルマカッチ、カシワ樹皮、柿渋等の植物由来のタンニン酸が挙げられる。
第1剤組成物では、タンニン酸を含有する場合、タンニン酸を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
タンニン酸は、公知の方法により化学合成したものでもよく、上述した植物から単離したものでもよい。また、上述した植物から単離したものに、更に化学合成を加えたものでもよく、上述した植物から得られたタンニン酸を含有するエキスを、そのまま用いてもよい。
また、タンニン酸としては、市販品を使用することができる。市販品としては、例えば、レクソードP(商品名、一丸ファルコス社製)、Gタンニン酸(商品名、DSP五協フード&ケミカル社製)等が挙げられる。
また、タンニン酸としては、市販品を使用することができる。市販品としては、例えば、レクソードP(商品名、一丸ファルコス社製)、Gタンニン酸(商品名、DSP五協フード&ケミカル社製)等が挙げられる。
没食子酸(gallic acid、別名:3,4,5−トリヒドロキシ安息香酸、CAS登録番号:149−91−7)は、示性式C6H2(OH)3CO2Hで表される分子量170.12の芳香族カルボン酸である。
没食子酸は、公知の方法により化学合成したものでもよく、マメ科植物、ウルシ科植物等から単離したものでもよい。また、これらの植物から単離したものに、更に化学合成を加えたものでもよく、これらの植物から得られた没食子酸を含有するエキスを、そのまま用いてもよい。
また、没食子酸としては、市販品を使用することができる。市販品としては、例えば、精製没食子酸(商品名、DSP五協フード&ケミカル社製)等が挙げられる。
没食子酸は、公知の方法により化学合成したものでもよく、マメ科植物、ウルシ科植物等から単離したものでもよい。また、これらの植物から単離したものに、更に化学合成を加えたものでもよく、これらの植物から得られた没食子酸を含有するエキスを、そのまま用いてもよい。
また、没食子酸としては、市販品を使用することができる。市販品としては、例えば、精製没食子酸(商品名、DSP五協フード&ケミカル社製)等が挙げられる。
没食子酸誘導体としては、例えば、没食子酸のアルキルエステル、2,3,4−Trihydroxybenzophenone(3THBP)、2,3,4,4′−Tetrahydroxybenzophenone(4THBP)等が挙げられる。
没食子酸のアルキルエステルとしては、例えば、炭素数1〜10、好ましくは炭素数2〜5の直鎖状又は分岐状のアルキル基を分子内に含むものが挙げられる。具体的には、没食子酸メチル、没食子酸エチル、没食子酸プロピル等である。
没食子酸誘導体は、いずれの種類の没食子酸誘導体であってもよい。染毛性の観点からは、ClogPが1〜5の没食子酸誘導体を好ましく用いることができる。なお、logPは、疎水性を表すパラメーターであり、水とオクタノールとの分配係数を示す。近年の計算化学の発展により、コンピューター上において、計算によりlogPの値を求めることができるようになり、この値のことをClopPという。本発明では、ChemDrawPro(CambridgeSoft社製)で算出された値を流用するが、これに限定されるものではない。
第1剤組成物では、没食子酸誘導体を含有する場合、没食子酸誘導体を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
没食子酸のアルキルエステルとしては、例えば、炭素数1〜10、好ましくは炭素数2〜5の直鎖状又は分岐状のアルキル基を分子内に含むものが挙げられる。具体的には、没食子酸メチル、没食子酸エチル、没食子酸プロピル等である。
没食子酸誘導体は、いずれの種類の没食子酸誘導体であってもよい。染毛性の観点からは、ClogPが1〜5の没食子酸誘導体を好ましく用いることができる。なお、logPは、疎水性を表すパラメーターであり、水とオクタノールとの分配係数を示す。近年の計算化学の発展により、コンピューター上において、計算によりlogPの値を求めることができるようになり、この値のことをClopPという。本発明では、ChemDrawPro(CambridgeSoft社製)で算出された値を流用するが、これに限定されるものではない。
第1剤組成物では、没食子酸誘導体を含有する場合、没食子酸誘導体を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
没食子酸誘導体は、公知の方法により化学合成したものでもよく、五倍子等の植物などから単離したものでもよい。また、五倍子等の植物から単離したものに、更に化学合成を加えたものでもよく、五倍子等の植物から得られる没食子酸誘導体を含有するエキスを、そのまま用いてもよい。
また、没食子酸誘導体としては、市販品を使用することができる。市販品としては、例えば、テアビゴ(商品名、DSMニュートリションジャパン社製)、没食子酸プロピル(商品名、DSP五協フード&ケミカル社製)等が挙げられる。
また、没食子酸誘導体としては、市販品を使用することができる。市販品としては、例えば、テアビゴ(商品名、DSMニュートリションジャパン社製)、没食子酸プロピル(商品名、DSP五協フード&ケミカル社製)等が挙げられる。
サリチル酸誘導体には、サリチル酸のエステル及びサリチル酸の塩が含まれる。サリチル酸の塩としては、例えば、サリチル酸のアルカリ金属塩が挙げられ、具体的には、サリチル酸ナトリウムが挙げられる。サリチル酸のエステルとしては、例えば、サリチル酸メチル、サリチル酸エチル等が挙げられる。
第1剤組成物では、サリチル酸誘導体を含有する場合、サリチル酸誘導体を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
第1剤組成物では、サリチル酸誘導体を含有する場合、サリチル酸誘導体を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
第1剤組成物において、鉄と反応性して発色する物質の含有量は、特に限定されるものではないが、染毛性の観点から、第1剤組成物の全質量に対して0.01質量%〜10質量%であることが好ましく、0.05質量%〜5質量%であることがより好ましい。
(酸化防止剤)
第1剤組成物は、鉄と反応して発色する物質の他に、更に酸化防止剤を含有していてもよい。
酸化防止剤としては、通常の染毛剤に使用できるものを用いることができ、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫酸塩、アスコルビン酸類、チオグリコール酸類、システイン類、メルカプト化合物等が挙げられる。具体的には、酸化防止剤としては、亜硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸の塩、チオグリコール酸、チオグリコール酸の塩、L−システイン、L−システインの塩、N−アセチル−L−システイン、及びN−アセチル−L−システインの塩が好ましい例として挙げられる。中でも、亜硫酸ナトリウムは、染料前駆物質である上述の鉄と反応して発色する物質の安定化に寄与するだけでなく、染色力をも向上させる点において、より好ましい。
第1剤組成物では、酸化防止剤を含有する場合、酸化防止剤を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
酸化防止剤は、保存安定性と染毛性の観点から、第1剤組成物の全質量に対して、0.1質量%〜10質量%含有してもよく、0.5質量%〜5質量%含有することがより好ましい。
第1剤組成物は、鉄と反応して発色する物質の他に、更に酸化防止剤を含有していてもよい。
酸化防止剤としては、通常の染毛剤に使用できるものを用いることができ、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫酸塩、アスコルビン酸類、チオグリコール酸類、システイン類、メルカプト化合物等が挙げられる。具体的には、酸化防止剤としては、亜硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸の塩、チオグリコール酸、チオグリコール酸の塩、L−システイン、L−システインの塩、N−アセチル−L−システイン、及びN−アセチル−L−システインの塩が好ましい例として挙げられる。中でも、亜硫酸ナトリウムは、染料前駆物質である上述の鉄と反応して発色する物質の安定化に寄与するだけでなく、染色力をも向上させる点において、より好ましい。
第1剤組成物では、酸化防止剤を含有する場合、酸化防止剤を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
酸化防止剤は、保存安定性と染毛性の観点から、第1剤組成物の全質量に対して、0.1質量%〜10質量%含有してもよく、0.5質量%〜5質量%含有することがより好ましい。
(他の成分)
第1剤組成物は、上述した各成分に加えて、他の成分を含んでいてもよい。
他の成分としては、例えば、基剤、界面活性剤、溶剤、pH調整剤、湿潤剤、増粘剤、油脂類、有機酸、防腐剤、香料、金属臭のマスキング剤、着色剤等が挙げられる。
また、第1剤組成物には、他の成分として、所望の剤型にするために必要な公知の成分を含んでいてもよい。
さらに、第1剤組成物には、他の成分として、本発明の目的を損なわない範囲内で、通常の化粧品等に用いられる成分、例えば、育毛養毛剤、フケ防止剤、抗菌剤、柔軟剤、保湿剤、活性酸素除去剤、抗微生物剤、アスタキサンチン、シリコーン、ミネラル、加水分解タンパク、ペプチド、アミノ酸、コラーゲン、コラーゲン加水分解物等を適宜配合することもできる。
他の成分の含有量は、本発明の効果を奏する範囲内で、適宜設定することができる。
第1剤組成物は、上述した各成分に加えて、他の成分を含んでいてもよい。
他の成分としては、例えば、基剤、界面活性剤、溶剤、pH調整剤、湿潤剤、増粘剤、油脂類、有機酸、防腐剤、香料、金属臭のマスキング剤、着色剤等が挙げられる。
また、第1剤組成物には、他の成分として、所望の剤型にするために必要な公知の成分を含んでいてもよい。
さらに、第1剤組成物には、他の成分として、本発明の目的を損なわない範囲内で、通常の化粧品等に用いられる成分、例えば、育毛養毛剤、フケ防止剤、抗菌剤、柔軟剤、保湿剤、活性酸素除去剤、抗微生物剤、アスタキサンチン、シリコーン、ミネラル、加水分解タンパク、ペプチド、アミノ酸、コラーゲン、コラーゲン加水分解物等を適宜配合することもできる。
他の成分の含有量は、本発明の効果を奏する範囲内で、適宜設定することができる。
基剤としては、例えば、高級アルコール類、炭化水素、脂肪酸エステル、植物油、脂肪酸等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルグルコシド、N−アシルアミノ酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキル硫酸塩、スルホン酸塩、アルキルアンモニウム塩、アルキルアミドプロピルベタイン等が挙げられる。
溶剤としては、例えば、水、エタノール、イソプロピルアルコール、1,3−ブチレングリコール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、グリセリン、プロピレングリコール等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、アンモニア、炭酸アンモニウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、アスコルビン酸、アスコルビン酸の塩、塩酸等が挙げられる。
湿潤剤としては、例えば、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、アミノ酸、植物油等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、キサンタンガム、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。中でも、キサンタンガムは、製剤の安定性の観点から、好適な増粘剤の一つとして挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルグルコシド、N−アシルアミノ酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキル硫酸塩、スルホン酸塩、アルキルアンモニウム塩、アルキルアミドプロピルベタイン等が挙げられる。
溶剤としては、例えば、水、エタノール、イソプロピルアルコール、1,3−ブチレングリコール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、グリセリン、プロピレングリコール等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、アンモニア、炭酸アンモニウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、アスコルビン酸、アスコルビン酸の塩、塩酸等が挙げられる。
湿潤剤としては、例えば、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、アミノ酸、植物油等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、キサンタンガム、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。中でも、キサンタンガムは、製剤の安定性の観点から、好適な増粘剤の一つとして挙げられる。
キサンタンガムは、キサントモナス属菌を用いて炭水化物を醗酵させて得られた多糖類である。
キサントモナス属菌としては、具体的には、キサントモナス・カンペストリスキサントモナス、キサントモナス・カロタテ、キサントモナス・インカナエ、キサントモナス・ベゴニアエ、キサントモナス・パパベリコラ、キサントモナス・トランスセルセンス、キサントモナス・バスクロルム、キサントモナス・ヘデラエ等が挙げられる。
炭水化物としては、例えば、デンプン、グルコース、ショ糖等が挙げられる。
炭水化物の醗酵の際には、カウンターイオンとして、ナトリウム、カリウム、又はカルシウムを使用することが好ましい。
醗酵後は、精製を行ない、キサンタンガムを得ることができる。
精製の方法としては、例えば、遠心分離法、ろ過法、酵素処理による精製法、加熱及び/又は有機溶媒による処理法等が挙げられる。
キサンタンガムは、更にセルラーゼを含んでいてもよい。また、キサンタンガムは、粉末状でもよく、また、顆粒状でもよい。
キサントモナス属菌としては、具体的には、キサントモナス・カンペストリスキサントモナス、キサントモナス・カロタテ、キサントモナス・インカナエ、キサントモナス・ベゴニアエ、キサントモナス・パパベリコラ、キサントモナス・トランスセルセンス、キサントモナス・バスクロルム、キサントモナス・ヘデラエ等が挙げられる。
炭水化物としては、例えば、デンプン、グルコース、ショ糖等が挙げられる。
炭水化物の醗酵の際には、カウンターイオンとして、ナトリウム、カリウム、又はカルシウムを使用することが好ましい。
醗酵後は、精製を行ない、キサンタンガムを得ることができる。
精製の方法としては、例えば、遠心分離法、ろ過法、酵素処理による精製法、加熱及び/又は有機溶媒による処理法等が挙げられる。
キサンタンガムは、更にセルラーゼを含んでいてもよい。また、キサンタンガムは、粉末状でもよく、また、顆粒状でもよい。
(pH)
第1剤組成物のpHは、好ましくはpH5〜10であり、より好ましくはpH6〜9である。第1剤組成物のpH調整には、水酸化ナトリウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸の塩、塩酸等のpH調整剤が好ましく用いられる。
第1剤組成物のpHは、好ましくはpH5〜10であり、より好ましくはpH6〜9である。第1剤組成物のpH調整には、水酸化ナトリウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸の塩、塩酸等のpH調整剤が好ましく用いられる。
<第2剤>
第2剤は、鉄塩を含有し容器に充填されるものである。
本明細書においては、第2剤における内容物を「第2剤組成物」、また、第2剤における容器を「第2剤容器」ともいう。まず、第2剤組成物について説明し、第2剤容器については、第1剤容器とともに後述する。
第2剤は、鉄塩を含有し容器に充填されるものである。
本明細書においては、第2剤における内容物を「第2剤組成物」、また、第2剤における容器を「第2剤容器」ともいう。まず、第2剤組成物について説明し、第2剤容器については、第1剤容器とともに後述する。
(鉄塩)
鉄塩としては、第1剤組成物に含まれる、鉄と反応して発色する物質を、発色させることができるものであれば、特に限定されるものではなく、公知のものを用いることができる。
鉄塩としては、具体的には、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、酢酸第一鉄、リン酸第一鉄、シュウ酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、酢酸第二鉄等が挙げられる。中でも、鉄塩としては、発色性の観点から、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、酢酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、及び酢酸第二鉄からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、及び塩化第二鉄からなる群より選ばれる少なくとも1種であることがより好ましい。
本発明における第2剤組成物は、鉄塩を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
また、鉄塩としては、市販品を使用することができる。
鉄塩としては、第1剤組成物に含まれる、鉄と反応して発色する物質を、発色させることができるものであれば、特に限定されるものではなく、公知のものを用いることができる。
鉄塩としては、具体的には、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、酢酸第一鉄、リン酸第一鉄、シュウ酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、酢酸第二鉄等が挙げられる。中でも、鉄塩としては、発色性の観点から、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、酢酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、及び酢酸第二鉄からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、及び塩化第二鉄からなる群より選ばれる少なくとも1種であることがより好ましい。
本発明における第2剤組成物は、鉄塩を1種含有していてもよいし、2種以上含有していてもよい。
また、鉄塩としては、市販品を使用することができる。
第2剤組成物において、鉄塩の含有量は、特に限定されるものではないが、発色性の観点から、第2剤組成物の全質量に対して、0.5質量%〜10質量%であることが好ましく、1質量%〜6質量%であることがより好ましく、2質量%〜5質量%であることが更に好ましい。
(他の成分)
第2剤組成物は、上述した鉄塩に加えて、他の成分を含んでいてもよい。
他の成分としては、例えば、基剤、界面活性剤、溶剤、酸化防止剤、pH調整剤、湿潤剤、増粘剤、油脂類、有機酸、防腐剤、香料、金属臭のマスキング剤、着色剤等が挙げられる。なお、これらの具体例は、第1剤組成物と同様のため、説明は省略する。
また、第2剤組成物には、他の成分として、所望の剤型にするために必要な公知の成分を含んでいてもよい。
さらに、第2剤組成物には、第1剤組成物と同様に、他の成分として、本発明の目的を損なわない範囲内で、通常の化粧品等に用いられる成分、例えば、育毛養毛剤、フケ防止剤、抗菌剤、柔軟剤、保湿剤、活性酸素除去剤、抗微生物剤、アスタキサンチン、シリコーン、ミネラル、加水分解タンパク、ペプチド、アミノ酸、コラーゲン、コラーゲン加水分解物等を適宜配合することもできる。
他の成分の含有量は、本発明の効果を奏する範囲内で、適宜設定することができる。
第2剤組成物は、上述した鉄塩に加えて、他の成分を含んでいてもよい。
他の成分としては、例えば、基剤、界面活性剤、溶剤、酸化防止剤、pH調整剤、湿潤剤、増粘剤、油脂類、有機酸、防腐剤、香料、金属臭のマスキング剤、着色剤等が挙げられる。なお、これらの具体例は、第1剤組成物と同様のため、説明は省略する。
また、第2剤組成物には、他の成分として、所望の剤型にするために必要な公知の成分を含んでいてもよい。
さらに、第2剤組成物には、第1剤組成物と同様に、他の成分として、本発明の目的を損なわない範囲内で、通常の化粧品等に用いられる成分、例えば、育毛養毛剤、フケ防止剤、抗菌剤、柔軟剤、保湿剤、活性酸素除去剤、抗微生物剤、アスタキサンチン、シリコーン、ミネラル、加水分解タンパク、ペプチド、アミノ酸、コラーゲン、コラーゲン加水分解物等を適宜配合することもできる。
他の成分の含有量は、本発明の効果を奏する範囲内で、適宜設定することができる。
(pH)
第2剤組成物のpHは、好ましくはpH2〜6であり、より好ましくはpH3〜5である。第2剤組成物のpH調整には、水酸化ナトリウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸の塩、塩酸等のpH調整剤が好ましく用いられる。
第2剤組成物のpHは、好ましくはpH2〜6であり、より好ましくはpH3〜5である。第2剤組成物のpH調整には、水酸化ナトリウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸の塩、塩酸等のpH調整剤が好ましく用いられる。
<形態>
本発明の染毛剤の形態は、一般的な染毛剤の形態に囚われず、毛髪に付与できる形態であれば、特に限定されるものではない。
本発明の染毛剤の形態としては、例えば、ジェル、クリーム、液体、エマルション、泡等が挙げられ、好ましくはジェルである。本発明の染毛剤は、例えば、ヘアークリーム、ヘアーリキッド、ヘアーワックス、ヘアームース、ヘアースプレー、シャンプー、リンス、コンディショナー等としても適用することができる。
なお、第1剤組成物の形態と第2剤組成物の形態とは、同一であっても、異なっていてもよい。
本発明の染毛剤の形態は、一般的な染毛剤の形態に囚われず、毛髪に付与できる形態であれば、特に限定されるものではない。
本発明の染毛剤の形態としては、例えば、ジェル、クリーム、液体、エマルション、泡等が挙げられ、好ましくはジェルである。本発明の染毛剤は、例えば、ヘアークリーム、ヘアーリキッド、ヘアーワックス、ヘアームース、ヘアースプレー、シャンプー、リンス、コンディショナー等としても適用することができる。
なお、第1剤組成物の形態と第2剤組成物の形態とは、同一であっても、異なっていてもよい。
<容器>
本発明の染毛剤では、第1剤組成物と第2剤組成物とが異なる容器に充填されている。ここで、「第1剤組成物と第2剤組成物とが異なる容器に充填されている」とは、第1剤組成物と第2剤組成物とがそれぞれ独立して容器内に収容されていることを意味し、必ずしも外見上独立した2つの容器に充填されている必要はない。例えば、ディスペンパック(登録商標)のように、外見上1つの容器であっても、その容器内に区画された2つの空間があり、その2つの空間に第1剤組成物と第2剤組成物とがそれぞれ独立して収容されている場合も本発明における容器に含まれる。
本発明の染毛剤では、第1剤組成物と第2剤組成物とが異なる容器に充填されている。ここで、「第1剤組成物と第2剤組成物とが異なる容器に充填されている」とは、第1剤組成物と第2剤組成物とがそれぞれ独立して容器内に収容されていることを意味し、必ずしも外見上独立した2つの容器に充填されている必要はない。例えば、ディスペンパック(登録商標)のように、外見上1つの容器であっても、その容器内に区画された2つの空間があり、その2つの空間に第1剤組成物と第2剤組成物とがそれぞれ独立して収容されている場合も本発明における容器に含まれる。
本発明の染毛剤では、少なくとも第1剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下であり、第1剤における容器及び第2剤における容器が共に、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下であることが好ましい。
第1剤組成物及び第2剤組成物に含まれる成分は酸素により変質し易く、特に第1剤組成物において、そのような傾向が認められる。そのため、第1剤容器の酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atmを超えると、第1剤組成物の保存安定性が低下し、染毛剤の染毛性の低下、色調の変化、及び臭気の発生がより顕著に生じる。
本発明では、少なくとも第1剤容器の酸素透過度を2000ml/m2・24hr・atm以下とすることで、酸素に起因する染毛剤成分の変質が抑制され、保存安定性が優れたものとなる。また、第1剤容器及び第2剤容器の酸素透過度が、共に2000ml/m2・24hr・atm以下であると、第2剤組成物に含まれる成分の酸素による変質も抑制されるため、染毛剤の保存安定性がより優れたものとなる。
第1剤組成物及び第2剤組成物に含まれる成分は酸素により変質し易く、特に第1剤組成物において、そのような傾向が認められる。そのため、第1剤容器の酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atmを超えると、第1剤組成物の保存安定性が低下し、染毛剤の染毛性の低下、色調の変化、及び臭気の発生がより顕著に生じる。
本発明では、少なくとも第1剤容器の酸素透過度を2000ml/m2・24hr・atm以下とすることで、酸素に起因する染毛剤成分の変質が抑制され、保存安定性が優れたものとなる。また、第1剤容器及び第2剤容器の酸素透過度が、共に2000ml/m2・24hr・atm以下であると、第2剤組成物に含まれる成分の酸素による変質も抑制されるため、染毛剤の保存安定性がより優れたものとなる。
本発明の染毛剤では、少なくとも第1剤容器(好ましくは第1剤容器及び第2剤容器)の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が500ml/m2・24hr・atm以下であることが好ましく、50ml/m2・24hr・atm以下であることがより好ましい。
容器の材質は、特に限定されるものではなく、例えば、樹脂材料、金属材料、ガラス等の無機材料、樹脂と金属とを複合した材料等が挙げられる。
容器の腐食を防止する観点からは、少なくとも容器の内面、すなわち、第1剤組成物が接する面の材質は、樹脂であることが好ましく、第1剤組成物及び第2剤組成物が接する面の材質のそれぞれが樹脂であることがより好ましい。例えば、容器の内面が金属を含む材料で構成されていると、第1剤組成物及び第2剤組成物により金属が腐食し、容器にピンホールが生じる場合がある。少なくとも内面の材質が樹脂である容器としては、例えば、単層又は多層構造の樹脂材料で形成された容器、金属箔がラミネートされた樹脂材料を用い、樹脂面が内面となるように形成された容器、金属が蒸着された樹脂材料を用い、樹脂面が内面となるように形成された容器等が挙げられる。
容器の腐食を防止する観点からは、少なくとも容器の内面、すなわち、第1剤組成物が接する面の材質は、樹脂であることが好ましく、第1剤組成物及び第2剤組成物が接する面の材質のそれぞれが樹脂であることがより好ましい。例えば、容器の内面が金属を含む材料で構成されていると、第1剤組成物及び第2剤組成物により金属が腐食し、容器にピンホールが生じる場合がある。少なくとも内面の材質が樹脂である容器としては、例えば、単層又は多層構造の樹脂材料で形成された容器、金属箔がラミネートされた樹脂材料を用い、樹脂面が内面となるように形成された容器、金属が蒸着された樹脂材料を用い、樹脂面が内面となるように形成された容器等が挙げられる。
容器の材質として使用される樹脂としては、特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、無延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリカーボネート(PO)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ナイロン(NY)、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリビニルアルコール(PVA)、無延伸ナイロン(CN)、二軸延伸ナイロン(ON)等が挙げられる。
これらの中でも、容器の内面の材質に使用する樹脂としては、第1剤組成物及び第2剤組成物に対する耐久性の観点から、PET、LLDPE、OPP、HDPE、及びEVOHからなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、PET、LLDPE、及びOPPからなる群より選ばれる少なくとも1種であることがより好ましい。
これらの樹脂の分子量、密度、厚み等を調整したり、異なる種類の樹脂を積層したりすることで、容器の酸素透過度を調整することができる。
これらの中でも、容器の内面の材質に使用する樹脂としては、第1剤組成物及び第2剤組成物に対する耐久性の観点から、PET、LLDPE、OPP、HDPE、及びEVOHからなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、PET、LLDPE、及びOPPからなる群より選ばれる少なくとも1種であることがより好ましい。
これらの樹脂の分子量、密度、厚み等を調整したり、異なる種類の樹脂を積層したりすることで、容器の酸素透過度を調整することができる。
異なる種類の樹脂を積層する方法としては、例えば、異なる種類の樹脂フィルム同士をラミネートする方法、1の樹脂フィルムに他の種類の樹脂をコーティングする方法、コーティングされた樹脂フィルムを他の樹脂フィルムにラミネートする方法等が挙げられる。
多層構造の樹脂材料としては、例えば、OPP/PE、OPP/EVA、OPP/LLDPE、OPP/CPP、OPP/EVOH/PE、片面にPVDCをコーティングしたOPPフィルム(KOP)/PE、LLDPE/EVOH/LLDPE、KOP/EVA、KOP/LLDPE、KOP/CPP、PET/PE、PET/EVA、PET/LLDPE、PET/CPP、片面にポリ塩化ビニリデンをコーティングしたPETフィルム(KPET)/PE、KPET/EVA、KPET/LLDPE、KPET/CPP、ON/PE、ON/EVA、ON/LLDPE、ON/CPP、片面にポリ塩化ビニリデンをコーティングしたONフィルム(KON)/PE、KON/CPP等が挙げられる。これらの中でも、多層構造の樹脂材料としては、コストの観点から、LLDPE/EVOH/LLDPE、PET/PET/PE、又はOPP/EVOH/PEが好ましく、LLDPE/EVOH/LLDPE、又はPET/PET/PEがより好ましい。
多層構造の樹脂材料としては、例えば、OPP/PE、OPP/EVA、OPP/LLDPE、OPP/CPP、OPP/EVOH/PE、片面にPVDCをコーティングしたOPPフィルム(KOP)/PE、LLDPE/EVOH/LLDPE、KOP/EVA、KOP/LLDPE、KOP/CPP、PET/PE、PET/EVA、PET/LLDPE、PET/CPP、片面にポリ塩化ビニリデンをコーティングしたPETフィルム(KPET)/PE、KPET/EVA、KPET/LLDPE、KPET/CPP、ON/PE、ON/EVA、ON/LLDPE、ON/CPP、片面にポリ塩化ビニリデンをコーティングしたONフィルム(KON)/PE、KON/CPP等が挙げられる。これらの中でも、多層構造の樹脂材料としては、コストの観点から、LLDPE/EVOH/LLDPE、PET/PET/PE、又はOPP/EVOH/PEが好ましく、LLDPE/EVOH/LLDPE、又はPET/PET/PEがより好ましい。
単層又は多層構造の樹脂フィルムを材料に用いて容器を形成する場合、樹脂フィルムの厚み(多層構造の場合は、総厚み)は、特に限定されるものではなく、酸素透過度を考慮し、適宜、設定するとよい。取り扱い容易性の観点からは、樹脂フィルムの厚みは、20μm〜1,000μmの範囲内であることが好ましく、40μm〜300μmの範囲内であることがより好ましい。
金属箔がラミネートされた樹脂材料や金属が蒸着された樹脂材料は、酸素透過度を低く保つという観点から、容器の材料として好ましく用いられる。
金属箔がラミネートされた樹脂材料としては、アルミニウム箔がラミネートされたフィルムが一般的である。また、金属が蒸着された樹脂材料としては、堅牢性及び取り扱い容易性の観点から、アルミニウム蒸着フィルムが好ましい。金属箔がラミネートされる基体となる樹脂及び金属が蒸着される基体となる樹脂としては、コスト及び金属箔との密着性の観点から、PET、EVA、ポリプロピレン(PP)、又はポリエチレン(PE)が好ましい。
金属箔がラミネートされた樹脂材料としては、例えば、PET/アルミニウムラミネート(アルミニウム箔、AL)、PET/AL/CPP、PET/AL/PE等が挙げられる。
金属が蒸着された樹脂材料としては、例えば、PET/アルミニウムが蒸着されたPET(VMPET)/EVA、PET/VMPET/PE、PET/VMPET/LLDPE、OPP/VMPET/CPP、OPP/アルミニウムが蒸着されたCPP(VMCPP)等が挙げられる。
金属箔がラミネートされた樹脂材料としては、アルミニウム箔がラミネートされたフィルムが一般的である。また、金属が蒸着された樹脂材料としては、堅牢性及び取り扱い容易性の観点から、アルミニウム蒸着フィルムが好ましい。金属箔がラミネートされる基体となる樹脂及び金属が蒸着される基体となる樹脂としては、コスト及び金属箔との密着性の観点から、PET、EVA、ポリプロピレン(PP)、又はポリエチレン(PE)が好ましい。
金属箔がラミネートされた樹脂材料としては、例えば、PET/アルミニウムラミネート(アルミニウム箔、AL)、PET/AL/CPP、PET/AL/PE等が挙げられる。
金属が蒸着された樹脂材料としては、例えば、PET/アルミニウムが蒸着されたPET(VMPET)/EVA、PET/VMPET/PE、PET/VMPET/LLDPE、OPP/VMPET/CPP、OPP/アルミニウムが蒸着されたCPP(VMCPP)等が挙げられる。
容器の形態は、第1剤組成物及び第2剤組成物を封入した場合に密閉性が維持できるものであれば、特に限定されるものではない。
容器の形態としては、例えば、樹脂の押出成型、ブロー成型等により製造されるチューブ容器、樹脂のインジェクション成型、延伸ブロー成型等により製造されるジャー容器等で、気密性を保持するための蓋機構を有する容器が挙げられる。
また、樹脂フィルムの四方をヒートシールして袋状の形態としたパウチ容器、内層が樹脂でコーティングされているか、或いは、内袋を有するエアゾール容器や金属チューブ容器等も本発明に用いられる。エアゾール容器入りの染毛剤は、染毛剤と、圧縮ガス、界面活性剤、増粘剤、液化ガス等と、を嫌気雰囲気下で耐圧容器に充填することにより製造することができる。圧縮ガスとしては、窒素ガス、炭酸ガス、アルゴンガス等が好ましい。
容器の形態としては、例えば、樹脂の押出成型、ブロー成型等により製造されるチューブ容器、樹脂のインジェクション成型、延伸ブロー成型等により製造されるジャー容器等で、気密性を保持するための蓋機構を有する容器が挙げられる。
また、樹脂フィルムの四方をヒートシールして袋状の形態としたパウチ容器、内層が樹脂でコーティングされているか、或いは、内袋を有するエアゾール容器や金属チューブ容器等も本発明に用いられる。エアゾール容器入りの染毛剤は、染毛剤と、圧縮ガス、界面活性剤、増粘剤、液化ガス等と、を嫌気雰囲気下で耐圧容器に充填することにより製造することができる。圧縮ガスとしては、窒素ガス、炭酸ガス、アルゴンガス等が好ましい。
本発明における容器の形態としては、上述した容器の中でも、容器内部に余分な空間を残さずに染毛剤を包装できるという点で、チューブ容器が好ましい。一度開封した後でも、再度密閉状態を保つことができるという観点から、チューブ容器としては、チューブの口元が逆止弁であるチューブ容器が好ましい。なお、同様の観点から、その他の容器として、使用と共に内部の空隙が減少するエアレスポンプ式容器も好ましい例として挙げられる。
本発明における容器としては、特に、コスト、使い易さ、及び酸素透過度の観点から、胴体部の材質が多層構造のポリエチレン複合材料であり、口元が逆止弁であるチューブ容器が好ましい。
また、本発明においては、容器に染毛剤を充填する際には、減圧攪拌等により、容器内の酸素をできるだけ減らし、かつ、窒素雰囲気下で充填することが好ましい。充填方法は、特に限定されるものではなく、従来公知の方法を用いることができる。
本発明における容器としては、特に、コスト、使い易さ、及び酸素透過度の観点から、胴体部の材質が多層構造のポリエチレン複合材料であり、口元が逆止弁であるチューブ容器が好ましい。
また、本発明においては、容器に染毛剤を充填する際には、減圧攪拌等により、容器内の酸素をできるだけ減らし、かつ、窒素雰囲気下で充填することが好ましい。充填方法は、特に限定されるものではなく、従来公知の方法を用いることができる。
本発明における容器の厚みは、特に限定されるものではなく、酸素透過度を考慮し、容器の形態に応じて、適宜、設定するとよい。
本発明における容器の容量は、特に限定されるものではなく、取り扱い容易性を考慮し、容器の形態に応じて、適宜、設定するとよい。
第1剤容器における第1剤組成物の充填量及び第2剤容器における第2剤組成物の充填量は、共に限定されるものではなく、使用方法、使用用途、及びコストを考慮し、適宜、設定するとよい。
本発明における容器の容量は、特に限定されるものではなく、取り扱い容易性を考慮し、容器の形態に応じて、適宜、設定するとよい。
第1剤容器における第1剤組成物の充填量及び第2剤容器における第2剤組成物の充填量は、共に限定されるものではなく、使用方法、使用用途、及びコストを考慮し、適宜、設定するとよい。
<使用方法>
本発明の染毛剤は、第1剤組成物と第2剤組成物とを含む2剤式の染毛剤であり、第1剤組成物と第2剤組成物とを混合させることで毛髪を染毛することが可能となる。
第1剤組成物と第2剤組成物との混合比率(第1剤組成物:第2剤組成物)としては、質量比で1:0.5〜1:2の範囲内であることが好ましく、1:0.8〜1:1.2の範囲内であることがより好ましく、1:1であることが更に好ましい。
本発明の染毛剤は、第1剤組成物と第2剤組成物とを含む2剤式の染毛剤であり、第1剤組成物と第2剤組成物とを混合させることで毛髪を染毛することが可能となる。
第1剤組成物と第2剤組成物との混合比率(第1剤組成物:第2剤組成物)としては、質量比で1:0.5〜1:2の範囲内であることが好ましく、1:0.8〜1:1.2の範囲内であることがより好ましく、1:1であることが更に好ましい。
本発明の染毛剤の使用方法としては、例えば、毛髪に第1剤組成物を付与し、一定時間放置した後、第2剤組成物をそのまま、或いは、適量の水と混合して、付与し、更に一定時間放置し、染毛する方法が挙げられる。
また、別の使用方法としては、例えば、第2剤組成物をそのまま、或いは、適量の水と混合して、毛髪に付与し、一定時間放置した後、第1剤組成物を付与し、更に一定時間放置し、染毛する方法が挙げられる。
さらに、別の使用方法としては、第1剤組成物及び第2剤組成物を同時に毛髪に付与し、一定時間放置し、染毛する方法が挙げられる。
また、別の使用方法としては、例えば、第2剤組成物をそのまま、或いは、適量の水と混合して、毛髪に付与し、一定時間放置した後、第1剤組成物を付与し、更に一定時間放置し、染毛する方法が挙げられる。
さらに、別の使用方法としては、第1剤組成物及び第2剤組成物を同時に毛髪に付与し、一定時間放置し、染毛する方法が挙げられる。
染毛条件は、特に限定されるものではないが、例えば、毛髪に第1剤組成物を付与した後、第2剤組成物を付与する場合には、第1剤組成物は、毛髪への付与後、約20℃〜45℃で、数分〜30分程度放置し、また、第2剤組成物は、約20℃〜45℃で、数分〜20分程度放置して染毛する。染毛した後は、毛髪を水で濯ぎ、乾燥し、仕上げる。
第1剤組成物及び第2剤組成物の濃度、染毛温度、染毛時間等の設定により、染毛の濃淡を調整することができ、また、色調の選択の幅を広げることができる。
第1剤組成物及び第2剤組成物の濃度、染毛温度、染毛時間等の設定により、染毛の濃淡を調整することができ、また、色調の選択の幅を広げることができる。
染毛剤の毛髪への付与量は、適宜設定することができる。例えば、長さ20センチ程度の頭髪を例に取ると、第1剤組成物を30g〜70g程度、第2剤組成物を30g〜70g程度付与することが好ましく、第1剤組成物を40g〜60g程度、第2剤組成物を40g〜60g程度付与することが更に好ましい。付与量の一例としては、第1剤組成物を50g及び第2剤組成物を50g付与する態様が挙げられる。
また、本発明の染毛剤を、ヘアークリーム、ヘアーリキッド、ヘアーワックス、ヘアームース、ヘアースプレー、シャンプー、リンス、コンディショナー等として適用した場合には、例えば、第1剤組成物を含むヘアークリーム、ヘアーリキッド、ヘアーワックス、ヘアームース、ヘアースプレー等で毎日、整髪を行ない、第2剤組成物を含むシャンプー、リンス、コンディショナー等を使用することで、日常のヘアケア行動等の手軽な染毛処理により、染毛効果及び白髪隠し効果を得ることができる。
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明はその主旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1〜4及び比較例1〜2]
下記の表1に示す組成の第1剤組成物及び第2剤組成物を、常法により製造した。なお、得られた第1剤組成物のpHは6〜9の範囲内であり、また、得られた第2剤組成物のpHは3〜5の範囲内であった。
各成分についての表1中の数値は、第1剤組成物又は第2剤組成物の全質量に対する質量%を示す。また、表1中の水酸化ナトリウム及び塩酸の量は、第1剤組成物のpHを6〜9の範囲内に調整するために必要な量を示す。
表1中のタンニン酸は、「日本薬局方 タンニン酸『製造専用』」の商品名にて一丸ファルコス社により市販されているものであり、硫酸第一鉄は、「硫酸鉄」の商品名にて古河ケミカルズ社により市販されているものである。
得られた第1剤組成物及び第2剤組成物をそれぞれ表2に示す容器に充填した後、4℃の恒温槽で4週間保管した。このようにして得られた第1剤組成物及び第2剤組成物を総称して、以下、「4℃保管品」と称する。
また、別の系として、得られた第1剤組成物及び第2剤組成物をそれぞれ表2に示す容器に充填した後、50℃の恒温槽で4週間経時させた。このようにして得られた第1剤組成物及び第2剤組成物を総称して、以下、「50℃経時品」と称する。
下記の表1に示す組成の第1剤組成物及び第2剤組成物を、常法により製造した。なお、得られた第1剤組成物のpHは6〜9の範囲内であり、また、得られた第2剤組成物のpHは3〜5の範囲内であった。
各成分についての表1中の数値は、第1剤組成物又は第2剤組成物の全質量に対する質量%を示す。また、表1中の水酸化ナトリウム及び塩酸の量は、第1剤組成物のpHを6〜9の範囲内に調整するために必要な量を示す。
表1中のタンニン酸は、「日本薬局方 タンニン酸『製造専用』」の商品名にて一丸ファルコス社により市販されているものであり、硫酸第一鉄は、「硫酸鉄」の商品名にて古河ケミカルズ社により市販されているものである。
得られた第1剤組成物及び第2剤組成物をそれぞれ表2に示す容器に充填した後、4℃の恒温槽で4週間保管した。このようにして得られた第1剤組成物及び第2剤組成物を総称して、以下、「4℃保管品」と称する。
また、別の系として、得られた第1剤組成物及び第2剤組成物をそれぞれ表2に示す容器に充填した後、50℃の恒温槽で4週間経時させた。このようにして得られた第1剤組成物及び第2剤組成物を総称して、以下、「50℃経時品」と称する。
〔保存安定性〕
1.染毛性による評価
長さ約10センチのヤギ毛(品番:BM−W−A、ビューラックス社製)の毛束1gに、4℃保管品の第1剤組成物2gを塗布し、均一にのばした後、20分間放置した。次いで、放置後の毛束に4℃保管品の第2剤組成物2gを塗布し、均一にのばした後、10分間放置した。その後、洗浄処理として毛束をシャンプー及びリンスで処理し、ドライヤーで毛束を乾燥させた。
50℃経時品の第1剤組成物及び第2剤組成物についても、4℃保管品の第1剤組成物及び第2剤組成物と同様に、塗布、放置、洗浄処理、及び乾燥を行なった。
1.染毛性による評価
長さ約10センチのヤギ毛(品番:BM−W−A、ビューラックス社製)の毛束1gに、4℃保管品の第1剤組成物2gを塗布し、均一にのばした後、20分間放置した。次いで、放置後の毛束に4℃保管品の第2剤組成物2gを塗布し、均一にのばした後、10分間放置した。その後、洗浄処理として毛束をシャンプー及びリンスで処理し、ドライヤーで毛束を乾燥させた。
50℃経時品の第1剤組成物及び第2剤組成物についても、4℃保管品の第1剤組成物及び第2剤組成物と同様に、塗布、放置、洗浄処理、及び乾燥を行なった。
4℃保管品で染毛した毛束と50℃経時品で染毛した毛束との色差(ΔE)を、色彩色差計(型番:CR200型、ミノルタ社製)を用いて測定した。そして、得られたΔE値に基づき、下記の評価基準に従って、染毛剤の保存安定性を評価した。結果を表2に示す。
実用上許容できるものは、[A]及び[B]に分類されるものである。
実用上許容できるものは、[A]及び[B]に分類されるものである。
〜評価基準〜
A:ΔE値≦5
B:5<ΔE値<10
C:10≦ΔE値
A:ΔE値≦5
B:5<ΔE値<10
C:10≦ΔE値
下記の表2において、「E4℃」は、4℃保管品で染毛した毛束の色の測定値を示し、「E50℃」は、50℃経時品で染毛した毛束の色の測定値を示す。
また、表2において、「変化率(%)」は、4℃保管品で染毛した毛束と50℃経時品で染毛した毛束との色差(ΔE)を、4℃保管品で染毛した毛束の色の測定値(E4℃)で割り、100を乗じて得られた値を示す。
さらに、表2において、「酸素透過度」は、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度を示し、単位は、「ml/m2・24hr・atm」である。
また、表2において、「変化率(%)」は、4℃保管品で染毛した毛束と50℃経時品で染毛した毛束との色差(ΔE)を、4℃保管品で染毛した毛束の色の測定値(E4℃)で割り、100を乗じて得られた値を示す。
さらに、表2において、「酸素透過度」は、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度を示し、単位は、「ml/m2・24hr・atm」である。
2.染毛の色調による評価
長さ約10センチのヤギ毛(品番:BM−W−A、ビューラックス社製)の毛束1gに、4℃保管品の第1剤組成物2gを塗布し、均一にのばした後、20分間放置した。次いで、放置後の毛束に4℃保管品の第2剤組成物2gを塗布し、均一にのばした後、10分間放置した。その後、洗浄処理として毛束をシャンプー及びリンスで処理し、ドライヤーで毛束を乾燥させた。
50℃経時品の第1剤組成物及び第2剤組成物についても、4℃保管品の第1剤組成物及び第2剤組成物と同様に、塗布、放置、洗浄処理、及び乾燥を行なった。
長さ約10センチのヤギ毛(品番:BM−W−A、ビューラックス社製)の毛束1gに、4℃保管品の第1剤組成物2gを塗布し、均一にのばした後、20分間放置した。次いで、放置後の毛束に4℃保管品の第2剤組成物2gを塗布し、均一にのばした後、10分間放置した。その後、洗浄処理として毛束をシャンプー及びリンスで処理し、ドライヤーで毛束を乾燥させた。
50℃経時品の第1剤組成物及び第2剤組成物についても、4℃保管品の第1剤組成物及び第2剤組成物と同様に、塗布、放置、洗浄処理、及び乾燥を行なった。
4℃保管品で染毛した毛束と50℃経時品で染毛した毛束との色調の差を、6名の専門パネラーが目視にて確認した。各パネラーは、下記の評価基準に従い、染毛剤の保存安定性を評価した。最も多くのパネラーが選択した評価を、結果として表2に示す。
実用上許容できるものは、[A]及び[B]に分類されるものである。
実用上許容できるものは、[A]及び[B]に分類されるものである。
〜評価基準〜
A:色調の差が目視では殆どわからない。
B:色調の差が目視で若干わかる。
C:色調の差が目視で明らかにわかる。
A:色調の差が目視では殆どわからない。
B:色調の差が目視で若干わかる。
C:色調の差が目視で明らかにわかる。
3.臭いによる評価
4℃保管品及び50℃経時品を、それぞれ100ml容量のガラス瓶に80g入れ、4℃保管品と50℃経時品との臭いの差を、6名の専門パネラーによる官能試験により確認した。各パネラーは、下記の評価基準に従い、染毛剤の保存安定性を評価した。最も多くのパネラーが選択した評価を、結果として表2に示す。
実用上許容できるものは、[A]及び[B]に分類されるものである。
4℃保管品及び50℃経時品を、それぞれ100ml容量のガラス瓶に80g入れ、4℃保管品と50℃経時品との臭いの差を、6名の専門パネラーによる官能試験により確認した。各パネラーは、下記の評価基準に従い、染毛剤の保存安定性を評価した。最も多くのパネラーが選択した評価を、結果として表2に示す。
実用上許容できるものは、[A]及び[B]に分類されるものである。
〜評価基準〜
A:臭いの差が殆どわからない。
B:臭いの差が若干わかる。
C:臭いの差が明らかにわかる。
A:臭いの差が殆どわからない。
B:臭いの差が若干わかる。
C:臭いの差が明らかにわかる。
表2に示すように、本発明の染毛剤は、50℃で4週間経時させても、染毛性の低下、色調の変化、及び、臭いの発生が生じ難く、保存安定性に優れることが明らかとなった。
[実施例5]
下記の表3に示す組成のヘアーリキッドを常法により製造し、ポリエチレンテレフタレート(PET)製のシャットオフ式エアレスポンプ(酸素透過度:100ml/m2・24hr・atm、容量:60ml、容器の厚さ:0.6mm)に60ml充填した。なお、得られたヘアーリキッドのpHは、6〜9の範囲内であった。
各成分についての表3中の数値は、ヘアーリキッドの全質量に対する質量%を示す。また、表3中のタンニン酸は、「日本薬局方 タンニン酸『製造専用』」の商品名にて一丸ファルコス社により市販されているものである。
下記の表3に示す組成のヘアーリキッドを常法により製造し、ポリエチレンテレフタレート(PET)製のシャットオフ式エアレスポンプ(酸素透過度:100ml/m2・24hr・atm、容量:60ml、容器の厚さ:0.6mm)に60ml充填した。なお、得られたヘアーリキッドのpHは、6〜9の範囲内であった。
各成分についての表3中の数値は、ヘアーリキッドの全質量に対する質量%を示す。また、表3中のタンニン酸は、「日本薬局方 タンニン酸『製造専用』」の商品名にて一丸ファルコス社により市販されているものである。
また、下記の表4に示す組成のヘアーコンディショナーを常法により製造し、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)製の逆支弁チューブ容器(酸素透過度:50ml/m2・24hr・atm以下、容量:200ml、容器の厚さ:0.7mm)に200ml充填した。なお、得られたヘアーコンディショナーのpHは、3〜5の範囲内であった。
各成分についての表4中の数値は、ヘアーコンディショナーの全質量に対する質量%を示す。また、表4中の硫酸第一鉄は、「硫酸鉄」の商品名にて古河ケミカルズ社により市販されているものである。
各成分についての表4中の数値は、ヘアーコンディショナーの全質量に対する質量%を示す。また、表4中の硫酸第一鉄は、「硫酸鉄」の商品名にて古河ケミカルズ社により市販されているものである。
ヘアーリキッド及びヘアーコンディショナーを適量、白髪に塗布して使用した。使用は、5名のパネラーが1日に1回、1週間継続して行なった。また、使用期間中は、ヘアーリキッド及びヘアーコンディショナーを、10〜25℃の環境下に保管した。
1週間の使用経過後、目視にて白髪の染まり具合を確認したところ、白髪が良好に染まり、白髪隠し効果が得られることが確認された。
1週間の使用経過後、目視にて白髪の染まり具合を確認したところ、白髪が良好に染まり、白髪隠し効果が得られることが確認された。
[実施例6]
下記の表5に示す組成のシャンプーを、常法により製造し、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン(PET/PET/PE)の3層構成からなるボトル(酸素透過度:50ml/m2・24hr・atm以下、容量:200ml、容器の厚さ:0.7mm)に200ml充填した。なお、得られたシャンプーのpHは、6〜9の範囲内であった。
各成分についての表5中の数値は、シャンプーの全質量に対する質量%を示す。また、表5中の没食子酸は、「精製没食子酸」の商品名にてDSP五協フード&ケミカル社により市販されているものである。
下記の表5に示す組成のシャンプーを、常法により製造し、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン(PET/PET/PE)の3層構成からなるボトル(酸素透過度:50ml/m2・24hr・atm以下、容量:200ml、容器の厚さ:0.7mm)に200ml充填した。なお、得られたシャンプーのpHは、6〜9の範囲内であった。
各成分についての表5中の数値は、シャンプーの全質量に対する質量%を示す。また、表5中の没食子酸は、「精製没食子酸」の商品名にてDSP五協フード&ケミカル社により市販されているものである。
シャンプー及び上述のヘアーコンディショナーを適量、白髪に塗布して使用した。使用は、4名のパネラーが1日に1回、1週間継続して行なった。また、使用期間中は、シャンプー及びヘアーコンディショナーを、10〜25℃の環境下に保管した。
1週間の使用経過後、目視にて白髪の染まり具合を確認したところ、白髪が良好に染まり、白髪隠し効果が得られることが確認された。
1週間の使用経過後、目視にて白髪の染まり具合を確認したところ、白髪が良好に染まり、白髪隠し効果が得られることが確認された。
以上の結果より、本発明の染毛剤は、保存安定性に優れることが明らかとなった。
Claims (6)
- 鉄と反応して発色する物質を含有し容器に充填される第1剤と、鉄塩を含有し容器に充填される第2剤とを含み、かつ、少なくとも第1剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下である染毛剤。
- 第1剤における容器及び第2剤における容器の、JIS K7126に準拠して測定した温度20℃、相対湿度90%における酸素透過度が2000ml/m2・24hr・atm以下である請求項1に記載の染毛剤。
- 温度4℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色された毛髪の色E4℃と、温度50℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色された毛髪の色E50℃との色差ΔEが、温度4℃の雰囲気下にて4週間保存後の染毛剤で染色された毛髪の色E4℃を100%とした場合に、30%未満である請求項1又は請求項2に記載の染毛剤。
- 鉄と反応して発色する物質が、タンニン酸、没食子酸、没食子酸誘導体、五倍子、ピロガロール、ログウッド、ヘマテイン、カテコール、サリチル酸、サリチル酸誘導体、フタル酸、オイゲノール、イソオイゲノール、ニコチン酸アミド、デヒドロ酢酸、ピリドキシン、エラグ酸、コウジ酸、マルトール、フェルラ酸、ヒノキチオール、ウコンエキス、クルクミン、オウゴンエキス、タマネギエキス、クエルセチン、ルチン、ヘスペレチン、ヘスペリジン、生コーヒー豆抽出物、カフェー酸、クロロゲン酸、チャエキス、カテキン、エピカテキン、シコンエキス、シソエキス、シソニン、ブドウ葉エキス、ブトウエキス、エノシアニン、ラッカイン酸、ラック、コチニール、カルミン酸、エルダーベリー、アカキャベツ、ムラサキイモ、タマリンド、コウリャン、アピゲニニジン、及びルテオリニジンからなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の染毛剤。
- 鉄塩が、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、酢酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩酸第二鉄、及び酢酸第二鉄からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の染毛剤。
- 少なくとも第1剤における容器の内面が樹脂である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の染毛剤。
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