JP2015105120A - フォーマーディスペンサー - Google Patents
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Abstract
Description
したがって、容器本体内に収容される空気用シリンダを現行より小型にしてその内容積を小さくしても、容器本体の外側に位置する頭部側空気用シリンダに、空気用シリンダの内容積の減少分を補わせることができる。これにより、口部の径が小さい容器本体に装着する場合でも、気液混合部に供給される空気量を十分に確保することができる。
さらにフォーマーディスペンサーが、逆止弁を備えているので、頭部側空気用シリンダ内から外部への空気の流出を規制することが可能になり、頭部側空気用シリンダに、空気用シリンダの内容積の減少分を効果的に補わせることができる。
図1から図3に示すように、吐出容器1は、容器本体2と、フォーマーディスペンサー10と、を備えている。容器本体2には、液体(液状の内容物)が収容される。フォーマーディスペンサー10は、容器本体2内の液体をノズル孔43から泡状にして吐出する。
以下、この共通軸を軸線Oといい、軸線Oに沿う方向を上下方向といい、上下方向に沿った容器本体2の底部側を下側といい、下側の反対側を上側といい、軸線Oに直交する方向を径方向といい、軸線O回りに周回する方向を周方向という。
天壁部23には、ピストン筒部22が立設されている。ピストン筒部22は、軸線Oと同軸に配置された多重筒状に形成されている。図2および図3に示すように、ピストン筒部22は、外筒部61と、内筒部62と、摺動部63と、を備えている。
板状部64は、内筒部62の上端部から径方向の外側に向けて突出していて、表裏面が上下方向を向く環板状に形成されている。板状部64には、この板状部64を上下方向に貫通する通気孔66が形成されている。
外側筒部38は、吸気孔70を径方向の内側から覆っていて、吸気孔70を通した容器本体2内と空気用シリンダ12内との連通を遮断している。
また空気用ピストン16には、ガイド筒部76と、貫通孔77と、が設けられている。
貫通孔77は、連結部39においてガイド筒部76よりも径方向の内側に位置する部分に形成されている。貫通孔77は、連結部39を上下方向に貫通していて、下室40a内に開口している。
発泡エレメント54は、2つ設けられていて、これらの両発泡エレメント54は、上ステム36の上端部内に嵌合されている。両発泡エレメント54のうち、下側の発泡エレメント54は、筒体の下側開口面にメッシュ体が張設されてなり、上側の発泡エレメント54は、筒体の上側開口面にメッシュ体が張設されてなる。
囲繞筒部49内には、装着キャップ11の前記ピストン筒部22が、上下摺動自在に嵌合されている。
頭部側空気用シリンダ80は、押下ヘッド19に設けられていて、装着筒部48およびステム15と、囲繞筒部49と、の間に形成されている。頭部側空気用シリンダ80は、下方に向けて開口する環状に形成され、頭部側空気用シリンダ80内には、前記ピストン筒部22が上下摺動自在に嵌合されている。
ここで連通路81には、案内リブ84が設けられ、外気供給路82にはガイドリブ85がそれぞれ設けられている。
ここで、押下ヘッド19の初期段階の所定移動量の押し下げでは、ステム15の上ステム36の下端部が、空気用ピストン16の内側筒部37の上端部上を上下方向に摺動することで、空気用ピストン16が上下方向に移動せずに空気用ピストン16の上下方向の位置が保持されて、ステム15におけるフランジ部35aの上面と、内側筒部37の下端部と、の間に、図4に示すような連通隙間Sが形成される。
これにより、連通隙間Sおよび空気導入路42を通して空気用シリンダ12内と気液混合部17内とが連通する。
これにより、空気用シリンダ12の下室40a内の空気が圧縮させられ、下室40a内の空気が、連通隙間Sから空気導入路42内に流入して気液混合部17に移送される。
これにより、頭部側空気用シリンダ80内の上室40b内の空気が、逆止弁83に正圧として作用して弁体部87を板状部64の上面に強固に密接させつつ、連通路81及び空気用シリンダ12を通して、連通隙間Sから空気導入路42内に流入して気液混合部17に移送される。
その後、液用ピストン14がさらに下方移動すると液用シリンダ13の内圧が高められ、液用シリンダ13内の液体が上昇してステム15内に到達する。このとき、液用シリンダ13内の液圧を、ステム15の台座部35bに着座している液吐出弁17aに作用させてこの液吐出弁17aを台座部35bから離反させることにより、液用シリンダ13内の液体を気液混合部17内に移送する。
また本実施形態では、空気用ピストン16が下降端位置まで移動させられたときであっても、ガイド筒部76の上端部は、内筒部62と外筒部61との間に位置していて、ガイドリブ85に径方向の内側から対向している。
ここで、液用ピストン14が上昇すると、液用シリンダ13内が負圧となりながら、下部弁体34bが液用シリンダ13の下端開口部から離反して液用シリンダ13内と容器本体2内とが連通される。これにより、液用シリンダ13内に容器本体2内の液体が吸入され、容器本体2内に液体の減少に伴う負圧が発生する。このとき、容器本体2内に外気が、吸気孔70、外気供給路82および通気路69を通して供給されることで、容器本体2の減容変形が抑制される。
このように、空気用シリンダ12内や頭部側空気用シリンダ80内で負圧が発生すると、この負圧が直接、または、連通路81および頭部側空気用シリンダ80内を通して逆止弁83に作用して弁体部87を上方に向けて弾性変形させ、逆止弁83が通気孔66を開放する。これにより、通気路69および通気孔66を通して頭部側空気用シリンダ80内に外気が供給されたり、通気路69、通気孔66、頭部側空気用シリンダ80内および連通路81を通して空気用シリンダ12内に外気が供給されたりする。なおその後、図1に示すように、弁体部87が復元変形して逆止弁83が通気孔66を閉塞すると、外気の吸入が停止される。
したがって、容器本体2内に収容される空気用シリンダ12を現行より小型にしてその内容積を小さくしても、容器本体2の外側に位置する頭部側空気用シリンダ80に、空気用シリンダ12の内容積の減少分を補わせることができる。これにより、口部2aの径が小さい容器本体2に装着する場合でも、気液混合部17に供給される空気量を十分に確保することができる。
さらにフォーマーディスペンサー10が、逆止弁83を備えているので、頭部側空気用シリンダ80内から外部への空気の流出を規制することが可能になり、頭部側空気用シリンダ80に、空気用シリンダ12の内容積の減少分を効果的に補わせることができる。
前記実施形態では、通気孔66が通気路69に向けて開口しているが、本発明はこれに限られない。例えば、通気孔が、囲繞筒部を径方向に貫通していてもよい。
また、前記実施形態では、装着キャップ11が口部2aに螺着される構成を説明したが、例えば装着キャップが打栓によって口部に装着される構成など、他の構成であってもよい。
2a 口部
10 フォーマーディスペンサー
11 装着キャップ
12 空気用シリンダ
13 液用シリンダ
14 液用ピストン
15 ステム
16 空気用ピストン
17 気液混合部
18 発泡部材
19 押下ヘッド
22 ピストン筒部
23 天壁部
43 ノズル孔
61 外筒部
62 内筒部
63 摺動部
66 通気孔
69 通気路
76 ガイド筒部
80 頭部側空気用シリンダ
81 連通路
82 外気供給路
83 逆止弁
84 案内リブ
85 ガイドリブ
P ポンプ
Claims (7)
- 液体が収容された容器本体の口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設されるステム、及び該ステムの上端部に配設されノズル孔が形成された押下ヘッドを有するポンプと、
該ポンプを前記容器本体の口部に装着する装着キャップと、を備え、
前記ポンプには、
前記ステムに連係する液用ピストンと、
該液用ピストンが内部に上下摺動自在に収容された液用シリンダと、
前記ステムに連係する空気用ピストンと、
該空気用ピストンが内部に上下摺動自在に収容された空気用シリンダと、
前記液用シリンダからの液体と前記空気用シリンダからの空気とを混合して、前記液体を発泡させる気液混合部と、が備えられたフォーマーディスペンサーであって、
前記押下ヘッドに設けられ、前記装着キャップの天壁部に立設されたピストン筒部が上下摺動自在に嵌合される頭部側空気用シリンダと、
前記頭部側空気用シリンダ内と前記空気用シリンダ内とを連通する連通路と、
前記頭部側空気用シリンダ内への外気の流入を許容し、前記頭部側空気用シリンダ内から外部への空気の流出を規制する逆止弁と、を備えていることを特徴とするフォーマーディスペンサー。 - 請求項1記載のフォーマーディスペンサーであって、
前記容器本体内に外気を供給する外気供給路を備え、
前記外気供給路は、前記空気用シリンダ内、前記頭部側空気用シリンダ内および前記連通路から独立して配置されていることを特徴とするフォーマーディスペンサー。 - 請求項2記載のフォーマーディスペンサーであって、
前記ピストン筒部は、内部に前記ポンプが挿通された内筒部と、前記内筒部を径方向の外側から囲繞する外筒部と、を備え、
前記空気用ピストンには、前記内筒部と前記外筒部との間に下方から挿入され、前記内筒部に、上下摺動可能に嵌合するガイド筒部が立設され、
前記連通路は、前記ポンプのうち、前記内筒部内に挿通された挿通部分の外周面と、前記内筒部の内周面と、の間に画成され、
前記外気供給路は、前記ガイド筒部の外周面と、前記外筒部の内周面と、前記空気用シリンダの内周面と、の間に画成されていることを特徴とするフォーマーディスペンサー。 - 請求項3記載のフォーマーディスペンサーであって、
前記ピストン筒部は、前記内筒部から径方向の外側に向けて突出して前記外筒部上を径方向に通過し、前記頭部側空気用シリンダの内周面上を摺動する摺動部を備え、
前記外筒部と前記摺動部との間には、前記外気供給路と外部とを連通する通気路が設けられていることを特徴とするフォーマーディスペンサー。 - 請求項4記載のフォーマーディスペンサーであって、
前記逆止弁は、前記頭部側空気用シリンダ内と外部とを連通する通気孔を開閉し、
前記通気孔は、前記通気路に向けて開口していることを特徴とするフォーマーディスペンサー。 - 請求項3から5のいずれか1項に記載のフォーマーディスペンサーであって、
前記外気供給路には、前記ガイド筒部の外周面および前記外筒部の内周面のうちのいずれか一方に設けられ、他方に沿って上下動可能なガイドリブが配置されていることを特徴とするフォーマーディスペンサー。 - 請求項3から6のいずれか1項に記載のフォーマーディスペンサーであって、
前記連通路には、前記挿通部分の外周面および前記内筒部の内周面のうちのいずれか一方に設けられ、他方に沿って上下動可能な案内リブが配置されていることを特徴とするフォーマーディスペンサー。
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JP2012206760A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 泡吐出器 |
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