JP2015104933A - 車載カメラの洗浄装置及び車載カメラの洗浄方法 - Google Patents

車載カメラの洗浄装置及び車載カメラの洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な洗浄性能を有する車載カメラの洗浄装置及び車載カメラの洗浄方法を提供する。
【解決手段】車載カメラCの洗浄装置1は、車体50に設けられたカメラCに空気Aを供給する空気供給路2と、該空気供給路2の途中に雨水Uを供給する雨水供給路3とを備え、空気供給路2は、管状に形成され、空気Aが流通する空気流通管を有し、雨水供給路3は、車体50の外面に沿って雨水Uを流通させる雨水流通路を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載カメラの洗浄装置及び車載カメラの洗浄方法に関する。
近年、自動車の車体後部等に設けた車載カメラにより、車体の後方や側方の画像を撮影し、車内に表示するモニタ装置が普及しつつある。このモニタ装置によって鮮明な画像を得るには、車載カメラのレンズをクリーンな状態に保って、撮影画像に異物が写り込ませないための配慮が必要とされる。
しかしながら、レンズの表面には、大気中の粉塵のような単に付着した粉塵のみならず、雨天等の走行中に車体が跳ね上げた泥、雨滴等の湿った異物が車載カメラのレンズの表面に付着して乾燥して固着することもあり、このような固着状態の異物をレンズから除去するのは容易ではない。
そこで、車体に設けられた車載カメラと、圧縮空気を生成する圧縮空気発生ユニットと、圧縮空気発生ユニットで生成した圧縮空気を車載カメラの前面のガラスに吹き付けるノズルとを備えた装置が提案されている(下記特許文献1参照)。このような装置では、圧縮空気発生ユニットで生成した圧縮空気をノズルからガラスに吹き付けることにより、ガラスに付着した雨滴等の異物を取り除くことができる。
特開2001−171491号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置の洗浄能力は、前述の単に付着した粉塵に対して有効であっても、湿った泥や雨滴が乾燥して固着した異物の除去に不十分な場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、良好な洗浄性能を有する車載カメラの洗浄装置及び車載カメラの洗浄方法を提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る車載カメラの洗浄装置は、車体に設けられたカメラに空気を供給する空気供給路と、該空気供給路の途中に雨水を供給する雨水供給路とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る車載カメラの洗浄方法は、車体に設けられたカメラに空気を供給する空気供給工程と、空気を前記カメラに供給する空気供給路の途中に、雨水を供給する雨水供給工程とを備えることを特徴とする。
本発明に係る車載カメラの洗浄装置及び車載カメラの洗浄方法によれば、洗浄性能を良好とすることができる。
本発明の第一実施形態に係る車載カメラの洗浄装置の構成を示す概略構成図である。 本発明の第二実施形態に係る車載カメラの洗浄装置が設けられた車体を後方から見た斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る車体の部分的な側断面図である。 図3のA部の拡大図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図3のB部の拡大図である。 図2のP−P断面図である。 図2のQ−Q断面図である。 本発明の第三実施形態に係る車載カメラの洗浄装置の構成を示す概略構成図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による電子機器を実施するための最良の形態を説明する。しかし、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態に係る車載カメラの洗浄装置の最小構成を示す図である。
図1に示すように、車載カメラ(カメラ)Cの洗浄装置1は、車体50に設けられた車載カメラCに空気Aを供給する空気供給路2と、空気供給路2の途中に雨水Uを供給する雨水供給路3と、を少なくとも備えていればよい。
また、車載カメラCの洗浄方法は、車体50に設けられた車載カメラCに空気Aを供給する空気供給工程と、空気Aを車載カメラCに供給する空気供給路2の途中に、雨水Uを供給する雨水供給工程と、を少なくとも備えていればよい。
この車載カメラCの洗浄装置1及び車載カメラCの洗浄方法では、雨水供給路3を流通する雨水Uは、空気供給路2を流通する空気Aと混合されて車載カメラCに吹き付けられるため、車載カメラCに付着した異物を雨水Uによって軟化させて空気Aにより吹き飛ばし、あるいは雨水Uによって洗い流すことができる。したがって、洗浄性能を良好とすることができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態に係る車載カメラCの洗浄装置101について、主に図2〜図7を用いて説明する。
この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図2は、車載カメラC及び車載カメラCの洗浄装置101が設けられた車体50を後方から見た斜視図であり、図3は、車体50の部分的な断面図である。
まず、車載カメラC及び車載カメラCの洗浄装置101が設けられた車体50について説明する。
図2及び図3に示すように、車体50は、道路D上を走行するタイヤTが設けられた車両本体51と、車両本体51の後部に設けられたトランク52と、トランク52に対して開閉可能とされたトランクリッド(トランクドア)53とを備えている。
トランクリッド53は、車両の後部において後方に向かうにしたがって下方に向かうように板状に形成された上パネル部53Aと、上パネル部53Aの後部から下方に向かって折曲形成された後パネル部53Bとを有している。
トランクリッド53の上パネル部53Aの幅方向の端部は、車両本体51の両側面を形成する一対の側パネル部51Aの上端と着脱可能に嵌合されている。また、トランクリッド53の後パネル部53Bの下端は、トランク52の後面を形成するトランクパネル部52Aの上端と着脱可能に嵌合されている。
車両本体51の一対の側パネル部51Aとトランクリッド53の上パネル部53A、後パネル部53B及びとトランクパネル部52Aとで囲まれた空間部Kは、荷物(不図示)等を収容可能とされている。トランクリッド53の上パネル部53Aの前端を中心にトランクリッド53を回動させることにより、空間部Kの上部を開口させて、その内部に収容された荷物の出し入れが可能とされている。
また、トランクリッド53の上パネル部53Aの幅方向端部と車両本体51の側パネル部51Aの上部との間、トランクリッド53の後パネル部53Bの幅方向端部と車両本体51の側パネル部51Aの後部との間及びトランクリッド53の後パネル部53Bの下部とトランクパネル部52Aの上部との間には、詳細については後述する間隙61,62,63が形成されている。
この車体50には、トランク52のトランクパネル部52Aに設けられた車載カメラC及び車載カメラCを洗浄する洗浄装置101が設けられている。
車載カメラCは、レンズRを有し、車両本体51の後方の映像を撮像する。撮像した画像は、車両本体51内に設けられたモニタ(不図示)に映し出される。
(洗浄装置)
洗浄装置101は、車載カメラCに空気Aを供給する空気供給路102と、空気供給路102の途中に雨水Uを供給する雨水供給路103とを備えている。
(空気供給路)
図4は、図3のA部詳細図であり、(a)は正面図、(b)は側面図であり、図5は、図3のB部詳細図である。
図3〜図5に示すように、空気供給路102は、管状に形成され、空気Aが流通する空気流通管121を有している。
空気流通管121は、一端121Xが車両本体51におけるタイヤTと対向する面に設けられ、他端121Zが車載カメラCのレンズRの後方に設けられている。この他端121ZからレンズRに至る領域が、空気噴射領域126となって、レンズRに至る空気供給路102の一部をなしている。
また、空気流通管121は、一端121Xから後方に向かって延びる水平管部121Aと、水平管部121Aの後端から上方に向かって延びる鉛直管部121Bと、鉛直管部121Bの上端から後方に向かって延びる水平管部121Cとを一体に形成した構成となっている。
空気流通管121は、水平管部121Cと連続するノズル122を有している。ノズル122は、湾曲形成された湾曲部122Aと、湾曲部122Aの端部から下方に向かうにしたがって前方に向かうように直線状に形成された噴射部122Bとを有している。この湾曲部122Aと噴射部122Bとは、一体に形成されている。このノズル122の先端が、空気流通管121の他端121Zとなっている。
また、湾曲部122Aは、空気Aの流れの上流側から下流側に向かうにしたがって次第に内径が小さくなるように形成されている。
また、噴射部122Bの延在方向の延長線上には、車載カメラCのレンズRが配置され、その延在方向の延長線上に、レンズRの表面へ向かう空気Aの流路となる空気噴射領域126が形成されている。
(雨水供給路)
図6は、図2のP−P断面図であり、図7は、図2のQ−Q断面図である。
図6及び図7に示すように、雨水供給路103は、車体50の外面に沿って雨水Uを流通させる雨水流通路131と、雨水流通路131内の雨水Uを下方に導く下向き雨水路132とを有している。
図2に示すように、トランクリッド53の上パネル部53Aの幅方向両端部と側パネル部51Aの上部との間には、間隙61がそれぞれ形成されている。また、トランクリッド53の後パネル部53Bの幅方向両端部と車両本体51の側パネル部51Aの後部との間には、間隙61と連通する間隙62がそれぞれ形成されている。さらに、トランクリッド53の後パネル部53Bの下部とトランク52の後面を形成するトランクパネル部52Aの上部との間には、間隙62と連通する間隙63が形成されている。つまり、間隙61,62,63は連続して形成されている。
間隙61は、前方から後方に向かうにしたがって下方に向かうように延びている。間隙62は、間隙61の端部から下方に向かって延びている。間隙63は、トランクリッド53の後パネル部53Bの幅方向両側に形成された一対の間隙62の下部を連結するように左右方向に向かって延びている。
詳細には、図6に示すように、間隙61は、トランクリッド53の上パネル部53Aと車両本体51の側パネル部51Aの上部との間から下方に向かって凹む下向き部60Aと、下向き部60Aの下端から屈曲して大気側からトランク52(図2参照)側に向かって延びる底部60Bとを有している。間隙61は、底部60Bの端部から上方に向かって屈曲して延びる上向き部60Cと、上向き部60Cの上端から屈曲して大気側からトランク52側に向かって延びる上部60Dと、上部60Dの端部から屈曲して下方に向かって延びる下向き部60Eと、下向き部60Eの下端から屈曲して大気側からトランク52側に向かって延びる底部60Fとを有している。
この間隙61の上部60Dにおける大気側からトランク52側に向かう部分の途中部分から上部60Dのトランク52側の端部までの部分、下向き部60E及び底部60Fにわたって、パッキン(規制部)Pが設けられている。このパッキンPは、間隙61、62、63を通って大気側からトランク52側への雨水Uの流通を規制することにより、雨水Uのトランク52内への浸入を防止する。
間隙61におけるパッキンPよりも大気側の部分が雨水流通路131とされている。つまり、下向き部60A、底部60B、上向き部60C、及び上部60DにおけるパッキンPよりも大気側の部分が雨水流通路131とされている。
間隙62は、トランクリッド53の後パネル部53Bの幅方向端部と車両本体51の側パネル部51Aの後部との間から下方に向かって凹む下向き部60Aが形成されている点以外は、間隙61と同様に構成されているため、説明を省略する。
図7に示すように、間隙63は、トランクリッド53の後パネル部53Bの下部とトランクパネル部52Aの上部との間から下方に向かって凹む下向き部60Aが形成されている点以外は、間隙61と同様に構成されている。
また、間隙63における車載カメラCのレンズRの上方では、底部60Bに連通されて、下方に向かって延びる下向き雨水路132が形成されている。図5に示すように、この下向き雨水路132の先端は、空気噴射領域126の上方に設けられている。つまり、空気供給路102の噴射部122Bの延在方向の延長線と、下向き雨水路132の先端から下方に向かって延びる線とが交差するように、下向き雨水路132及び空気供給路102の噴射部122Bが設けられている。
また、間隙61,62,63には、下向き雨水路132以外にも、雨水Uを所定の位置に滴下させる流路(不図示)が設けられている。これにより、車両本体51に滴下した雨水Uは、所定の位置に配置された流路を通過して地面に滴下する。
次に、上記のように構成された車載カメラCの洗浄装置101における洗浄動作につい説明する。
空気Aは、車両本体51におけるタイヤTと対向する面に設けられた水平管部121Aから流入される。そして、空気Aは、この水平管部121A、鉛直管部121B、水平管部121C、ノズル122をこの順に流通する。ノズル122の湾曲部122Aは、下流側に向かうにしたがって次第に内径が小さくなるように形成されているため、湾曲部122A内を流通する空気Aの流速が増大する。そして、空気Aは、湾曲部122Aと連続する噴射部122Bから勢いよく噴出される。噴出した空気Aは、噴射部122Bの先端から車載カメラCのレンズRに向かう空気噴射領域126を流通する。
一方、雨水Uは、間隙61,62,63から雨水流通路131を流通して、トランクリッド53の後パネル部53Bの下部とトランクパネル部52Aとの間の雨水流通路131の底部60Bに連通された下向き雨水路132を流通して、下向き雨水路132の先端から滴下する。
この滴下した雨水Uは、空気噴射領域126に到達したところで、ノズル122から高速で噴出された空気Aと混合されて、車載カメラCのレンズRに向かって吹き付けられる。
このように構成された洗浄装置101では、上記に示すように車載カメラCのレンズRに高速の空気とともに雨水Uが吹き付けられるため、車載カメラCのレンズRに乾燥状態で付着した異物を雨水Uの水分によって軟化させて容易に取り除くことにより、良好な洗浄性能を得ることができる。
また、雨水供給路103の下向き雨水路132の先端は、空気噴射領域126の上方に開口しているため、下向き雨水路132の先端から滴下した雨水Uは、ノズル122から噴射された空気Aと空気噴射領域126で確実に混合されて、車載カメラCのレンズRに吹き付けられる。
また、空気流通管121の先端に設けられたノズル122の湾曲部122Aは、空気Aの流れの上流側から下流側に向かうにしたがって次第に内径が小さくなるように形成されているので、湾曲部122Aに連結された噴射部122Bから噴射される空気Aを車載カメラCのレンズRに向かって確実に到達させることができる。
また、車体50に既存で設けられている間隙61,62,63を利用して車載カメラCのレンズRを洗浄するものであるため、雨水Uを供給するための間隙61,62,63を別途設ける必要がなく、洗浄液としての雨水Uを供給することに伴う自動車の製造コスト、工数の上昇を最小限に抑えることができる。さらに、車載カメラCのレンズRを洗浄する液体として雨水Uを利用するため、ランニングコストを抑えることができる。
また、下向き雨水路132が連通される間隙63の底部60Bの大きさを調整したり、下向き雨水路132に流通する雨水Uの量を調整する弁体(不図示)を設けることにより、車載カメラCのレンズRに噴射される雨水Uの量を調整することができる。よって、車載カメラCのレンズRに付着された異物を取り除くのに最適な量の雨水Uを、車載カメラCのレンズRに噴射することができる。
(第三実施形態)
以下、本発明の第三実施形態に係る車載カメラCの洗浄装置201について、主に図8を用いて説明する。
この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8に示すように、レンズRへ空気を噴射する空気供給路となる空気流通管221は、水平管部121Cの後端からさらに延び、下方に向かうにしたがって後方に向かうように形成され、途中から下方に向かうにしたがって前方に向かうように湾曲形成された湾曲部222を有している。
湾曲部222は、水平管部121C側(上流側)から先端側(下流側)に向かうにしたがって次第に内径が小さくなるように形成された縮径部222Aと、縮径部222Aと連結し水平管部121C側(上流側)から先端側(下流側)に向かうにしたがって次第に内径が大きくなるように形成された拡径部222Bとを有している。
本実施形態では、空気流通管221の内部が、空気供給路とされている。
雨水供給路203は、第一実施例の雨水路など、自動車の車体中で雨水が溜まる何れかの部分に一端(図示略)が接続され図中符号203aで示す他端部が空気流通管221の縮径部222Aの最も径が小さく流速の高い部分である絞り部222Xに連通されている。
このように構成された洗浄装置201では、空気流通管221の絞り部222Xで空気Aの流速が速くなることによって圧力が低下する。これにより、絞り部222Xに連通された雨水供給路203の内部が減圧されて雨水供給路203から雨水Uを吸引することができる。そして、絞り部222Xで、雨水供給路203を流通してきた雨水Uと、空気流通管221を流通してきた空気Aとが混合されて、空気流通管221の先端から噴射される。空気Aと混合された雨水Uは、車載カメラCのレンズRに吹き付けられる。よって、車載カメラCのレンズRに付着した異物を取り除くことができる。なお拡径部222Bの先端にノズルを設けて流速を高めるようにしても良い。
また、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
1,101,201…車載カメラの洗浄装置
2,102…空気供給路
3,103,203…雨水供給路
50…車体 51…車両本体
53…トランクリッド(トランクドア)
61,62,63…間隙
121,221…空気流通管
222A…縮径部
222B…拡径部
222X…絞り部
126…空気噴射領域
131…雨水流通路
132…下向き雨水路
A…空気
C…車載カメラ(カメラ)
P…パッキン(規制部)
U…雨水

Claims (6)

  1. 車体に設けられたカメラに空気を供給する空気供給路と、
    該空気供給路の途中に雨水を供給する雨水供給路とを備えることを特徴とする車載カメラの洗浄装置。
  2. 前記空気供給路は、
    管状に形成され、前記空気が流通する空気流通管と、
    該空気流通管の先端から噴射された前記空気の前記カメラに達するまでの流路となる空気噴射路とを有し、
    前記雨水供給路は、
    前記車体の外面に沿って前記雨水を流通させる雨水流通路と、
    該雨水流通路内の前記雨水を下方に導く下向き雨水路とを有し、
    該下向き雨水路の先端は、前記空気噴射路の上方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車載カメラの洗浄装置。
  3. 前記雨水流通路は、前記車体の車両本体と、該車両本体に対して開閉可能とされたトランクドアとの間に形成された間隙の一部であることを特徴とする請求項2に記載の車載カメラの洗浄装置。
  4. 前記車両本体と前記トランクドアとの間に形成され、大気側から前記トランク側へ向かって延びる間隙には、前記雨水の前記大気側から前記トランク側への流通を規制する規制部が設けられ、
    前記雨水流通路は、前記間隙における前記規制部よりも前記大気側の部分とされていることを特徴とする請求項3に記載の車載カメラの洗浄装置。
  5. 前記空気供給路は、
    管状に形成され、空気が流通する空気流通管を有し、
    前記空気流通管は、上流から下流に向かうにしたがって次第に内径が小さく形成された縮径部と、前記縮径部と連続し上流から下流に向かうにしたがって次第に内径が大きく形成された拡径部とを有し、
    前記雨水供給路は、前記縮径部と前記拡径部との間の絞り部に連通されていることを特徴とする請求項1に記載の車載カメラの洗浄装置。
  6. 車体に設けられたカメラに空気を供給する空気供給工程と、
    前記空気を前記カメラに供給する空気供給路の途中に、雨水を供給する雨水供給工程とを備えることを特徴とする車載カメラの洗浄方法。
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