JP2015104425A - 内視鏡用管路切換装置及び内視鏡 - Google Patents

内視鏡用管路切換装置及び内視鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】操作性と洗浄性を向上させた内視鏡用管路切換装置を提供する。
【解決手段】吸引ボタン29は、シリンダ50、ピストン51、シリンダキャップ52、封止パッキン53を備える。シリンダ50のピストン通路54には排水接続口56、吸引接続口57、吸引源接続口58が開口している。ピストン通路54は、ピストン摺動部54aとパッキン摺動部54bを有する。ピストン51は、大径部66a、小径部66bを有し、小径部の先端に封止パッキン53が嵌着されている。ピストン51は、非押圧位置では、外周面が吸引接続口57を遮断し、吸引源接続口58が大気に連通する。ピストン51は連通路を有し、半押し位置では、吸引源接続口58及び吸引接続口57を連通し、全押し位置では、吸引接続口57及び排水接続口56を連通する。非押圧位置及び半押し位置では、封止パッキン53が排水接続口57を遮断し、全押し位置では、排水接続口57を開放する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の管路の接続状態を切り換える内視鏡用管路切換装置及び内視鏡に関するものである。
近年、医療現場において、被検者に超音波を照射し、その反射波を受信して映像化することにより、被検者の体内の状態を観察する超音波検査が行われている。こうした超音波検査の1つに、体内から超音波を照射する体内式の検査がある。体内式の検査では、体の外側から超音波を照射する検査に比べ、胃や大腸などの体壁付近の組織の状態をより詳細に観察することができる。このため、体内式の検査は、例えば、体壁にできた腫瘍や潰瘍が、どれくらいの深さにまで及んでいるかを正確に診断したい場合などに重用されている。
体内式の検査には、超音波トランスデューサアレイとCCDなどの撮像素子とが先端部に設けられた超音波内視鏡や、内視鏡の鉗子口に挿通して用いられる超音波プローブが用いられる。超音波内視鏡や超音波プローブの先端から体壁に超音波を照射する際、間に空気が介在していると超音波が著しく減衰するという問題がある。このため、超音波内視鏡や超音波プローブでは、超音波トランスデューサを覆うように先端部に弾性を有するバルーンを取り付けている。そして、水などの超音波伝達媒体を内部に充満させてバルーンを膨らませ、そのバルーンを体壁に密着させる。次いで、バルーンの内側から超音波を照射する。これにより、空気による超音波の減衰が防止される。超音波検査が終了したときは、バルーン内から水を抜くことにより、バルーンを縮小させて、超音波内視鏡を体内から容易に取り出すことができる。
バルーンの膨張や縮小の切換は、内視鏡の操作部に設けられた送気送水ボタン及び吸引ボタンを操作することにより行われる。これら送気送水ボタンや吸引ボタンとしては、いわゆる2段切り換え式のボタンが多く用いられている(特許文献1〜4)。
特許第5250601号公報 特許第4394394号公報 特許第4619217号公報 特許第3017957号公報
例えば、特許文献1記載の送気送水ボタンでは、何ら操作していない状態で送気ポンプの送気動作が行われたときに、送気送水ボタンの操作キャップに開口した排気口からリークを行う。また、この状態で排気口を塞ぐと、送気状態で排気口が塞がれるため送気送水ボタン内の逆止弁が開き、送気送水ノズルから送気が行われる。操作キャップを半押しすると、送気状態から送水状態に切り換わり、送気送水ノズルから送水が行われる。さらに、操作キャップを全押しすると、送水管路が切り換わり、バルーン内部に通じるバルーン管路を介してバルーン送水が行われてバルーンが膨張する。
一方、特許文献1記載の吸引ボタンでは、何ら操作していない状態では、吸引ポンプにより吸引動作が行われると、この吸引ポンプは所定の通気路を介して外部の空気を吸引する。また、吸引ボタンの操作キャップを半押しすると、吸引ポンプが処置具チャンネルに連通し、処置具チャンネルからの吸引を行う。さらに、操作キャップを全押しすると、吸引ポンプがバルーン管路に連通し、バルーン管路を介してバルーン内に満たされた水が吸引されて排水が行われ、バルーンが収縮する。
このような2段切り換え式のボタン、例えば吸引ボタンは、シリンダと、このシリンダに移動自在に収容され、先端部がピストン挿入口から突出している軸状のピストンと、ピストンの先端部に設けられる操作キャップと、ピストン挿入口を覆うように設けられ、操作キャップによる半押し、全押し操作を可能にするシリンダキャップとを備えている。
シリンダの管路内周面には、ピストン挿入口付近にバルーン排水に通じるバルーン排水管路、このバルーン排水管路よりも基端側の位置に吸引ポンプに通じる吸引源管路が接続され、シリンダの管路底部には処置具チャンネルに通じる吸引管路が接続されている。ピストンの軸後端部には、その側面と軸後端部の端面とを連通する内部管路が形成されている。また、この軸後端部の側面には溝が形成されている。これら内部管路や溝は、操作キャップが半押しされたときに吸引源管路と吸引管路とを連通させるとともに、操作キャップが全押しされたときに吸引源管路とバルーン排水管路とを連通させるように、その形成位置及び形状が調整されている。
バルーンが超音波内視鏡の先端部とともに被検者の体内に挿入されたとき、体内から圧力を受けるため、バルーン内の水が逆流しようとする。このため、特許文献1記載の超音波内視鏡では、非押圧操作時及び半押し操作時にバルーン排水管路から水が漏れないように、ピストンにはバルーン排水管路の上下の位置にOリングなどのパッキンが設けられており、シリンダとの間を水密に塞いでいる。また、特許文献2及び3記載の超音波内視鏡では、非押圧操作時及び半押し操作時にバルーン排水管路を塞ぐパッキンをそれぞれ設けている。また、特許文献4記載の内視鏡では、シリンダ下端に吸引管路、バルーン排水管路がそれぞれ接続される管路を有しており、これらの管路に対して2軸のピストンが上下に摺動することにより、半押し操作時には、吸引源管路と吸引管路とが連通し、全押し操作時には、吸引源管路とバルーン排水管路とが連通する構成となっており、それぞれのピストンにシリンダとの間を水密に塞ぐパッキンが設けられている。
しかしながら、上記特許文献1〜4記載の内視鏡では、複数のパッキンを備えているため、押圧操作時にパッキンとシリンダとの間に生じる摩擦力が大きく、強い押圧力が必要であり、スムーズな操作を行えないことがある。また、体内で吸引された汚物などが付着する可能性があるため、吸引管路は洗浄ブラシなどで丁寧に洗浄する必要があるが、上記特許文献1〜4記載の内視鏡では、吸引管路がシリンダの奥側に配置されているため、洗浄ブラシが届き難く、洗浄性の点で問題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ピストンを押圧する力を低減させてスムーズな操作を行うことを可能とし、且つ洗浄性を向上させることができるようにした内視鏡用管路切換装置及び内視鏡の提供を目的とする。
本発明の内視鏡用管路切換装置は、上記の目的を達成するため、内視鏡の操作部に設けられ、一端がピストン挿入口として開放されたピストン通路に、ピストン挿入口に近い位置に形成され、吸引管路と通じる吸引接続口、該ピストン通路の他端部に形成され、バルーン排水管路に通じる排水接続口、吸引接続口よりも排水接続口寄りに形成され、吸引源管路と通じる吸引源接続口を有するシリンダと、ピストン通路にピストン挿入口から基端が挿入され、押圧操作によりピストン通路内で摺動し、シリンダ内における移動ストロークの始端である第1位置、終端である第2位置、第1及び第2位置の途中位置である第3位置の間で移動するピストンと、ピストンの基端部に取り付けられ、ピストン及びピストン通路の間を気密に保持する封止パッキンと、ピストン通路に形成され、第2位置にピストンがある時に、封止パッキンが位置するピストン通路部分が開拡されている開拡通路と、
ピストンに形成され、第1位置にピストンがある時に、吸引源接続口を大気に連通する第1連通路と、ピストンに形成され、第3位置にピストンがある時に、吸引接続口及び吸引源接続口を連通する第2連通路と、第2位置にピストンがある時に、開拡通路を介して排水接続口及び吸引源接続口を連通する第3連通路と、備える。
ピストンをシリンダに取り付けるためにピストンに設けられ、ピストンを第1位置、第2位置、第3位置で停止可能なシリンダキャップを有することが好ましい。また、ピストンとシリンダキャップとの回転を規制する第1回転規制部と、シリンダキャップとシリンダとの回転を規制する第2回転規制部とを有することが好ましい。また、ピストン通路は、ピストン挿入口に向かうに従い次第に開拡する開拡面を有し、開拡面を通して外部から見える位置に吸引接続口が形成されていることが好ましい。
ピストン通路は、ピストン挿入口に向かうに従い次第に開拡する開拡面を有し、開拡面を通して外部から見える位置に吸引接続口が形成されており、第2回転規制部は、開拡面及び開拡面に対面するシリンダキャップの一方に形成される係止凸部、及び他方に形成され、係止凸部が入り込み係止する係止凹部を有することが好ましい。
第1連通路は、ピストンが第1位置及び第2位置にある時に吸引源接続口が位置する部分を含み、ピストンが第1位置と第2位置に移動するストロークよりもピストン軸方向に長く該ピストンの外周面に形成される切欠きであり、切欠きの一端は第1位置の時に開拡面に開口することが好ましい。
ピストン通路は、ピストン挿入側に形成されるピストン摺動部と、ピストン摺動部よりも小径で封止パッキンが摺動自在なパッキン摺動部とを有し、ピストンは、ピストン摺動部で摺動する大径部と、パッキン摺動部で該パッキン摺動部との間に隙間を介し移動する小径部とを有することが好ましい。第3連通路は、第2位置にピストンがある時に、開拡通路、パッキン摺動部及び小径部の隙間、大径部に形成され小径部に開口する切欠き、切欠きに開口し第1連通路に連通する連通孔を有することが好ましい。
本発明の内視鏡では、内視鏡用管路切換装置と、体内に挿入される挿入部と、挿入部に設けられるバルーンと、バルーンに接続されるバルーン排水管路と、吸引源に接続される吸引源管路と、挿入部に設けられる吸引口と連通する吸引管路と、を備える。
本発明によれば、非押圧操作時及び半押し操作時に、1つの封止パッキンでバルーン排水管路を塞ぐことができるため、ピストンを押圧する力を低減させてスムーズな操作を行うことができる。また、吸引接続口がピストン挿入口に近い位置に配されるため、洗浄ブラシが届きやすく、洗浄性が向上する。
内視鏡の概略を示す断面図である。 操作部に取り付けた状態の吸引ボタンを分解して示す斜視図である。 操作キャップが押圧操作されていないときの吸引ボタンの断面図である。 シリンダキャップ及びピストンの分解斜視図である。 ピストン回転規制溝側からピストンを見た斜視図である。 シリンダキャップ本体を斜め上方から見た斜視図である。 シリンダキャップ本体を斜め下方から見た斜視図である。 図3のVIII−VIII線に沿う断面図である。 シリンダへのピストン取り付け時の回転規制を示す断面図である。 操作キャップが半押しされたときの吸引ボタンの断面図である。 操作キャップが全押しされたときの吸引ボタンの断面図である。
図1に示すように、超音波内視鏡10は、被検者の体内に挿入される挿入部11と、この挿入部11の基端部に連結された操作部12と、この操作部12に一端が接続されたユニバーサルコード13及び接続ケーブル14とからなる。ユニバーサルコード13の他端部には、コネクタ15が設けられており、コネクタ15は、図示しない内視鏡プロセッサ装置や光源装置などに接続される。接続ケーブル14の他端は図示しない超音波用プロセッサ装置に接続される。
挿入部11は、断面円形の管状に形成され、可撓性を有している。この挿入部11の先端部11aには、超音波画像を取得するための超音波トランスデューサアレイ17と、内視鏡画像を取得するためのCCDイメージセンサ(図示せず)と、図示しない撮影用の観察窓を洗浄するための送気送水ノズル18と、鉗子等の処置具の出口になるとともに、血液や体内汚物等の吸引物を吸引するための吸引口にもなる鉗子・吸引口(以下、単に吸引口という)19とが設けられている。
先端部11aには、弾性を有するバルーン21が着脱自在に取り付けられる。バルーン21は、先端部11aの外面に密着するように圧縮した状態で体内に挿入される。このバルーン21は、超音波トランスデューサアレイ17から超音波を照射する際に、送水タンク22から供給される水によって拡張する。これにより、バルーン21は、先端部11aの体壁への密着性を高めるとともに、超音波トランスデューサアレイ17から照射される超音波及びその反射波が空気によって減衰してしまうことを防止する。また、バルーン21は、拡張した後、内部に保持した水が排水されることによって再び収縮する。このバルーン21には、例えば、ラテックスゴムなどが用いられる。
挿入部11及び操作部12内には、一端が吸引口19に通じる処置具挿通チャンネル24と、一端が送気送水ノズル18に通じる送気送水チューブ(送気送水管路)25と、一端がバルーン21の内部空間に通じるバルーンチューブ(バルーン管路)26とが設けられている。なお、図1では、各チューブの区別を容易に行うために、チューブ以外の部分(中空部を含む)を斜線で表示している。
処置具挿通チャンネル24の他端は、挿入部11に設けられた処置具入口27に接続している。この処置具入口27は、処置具を挿入するとき以外は栓(図示せず)により塞がれている。また、処置具挿通チャンネル24からは吸引チューブ(吸引管路)28が分岐しており、この吸引チューブ28は操作部12に設けられた吸引ボタン29に接続している。
送気送水チューブ25の他端は、送気チューブ31(送気管路)と送水チューブ(送水管路)32とに分岐している。送気チューブ31及び送水チューブ32は、操作部12に設けられた送気送水ボタン33に接続している。バルーンチューブ26の他端は、バルーン送水チューブ(バルーン送水管路)34とバルーン排水チューブ(バルーン排水管路)35とに分岐している。バルーン送水チューブ34は送気送水ボタン33に接続し、バルーン排水チューブ35は吸引ボタン29に接続している。
送気送水ボタン33には、送気チューブ31、送水チューブ32、及びバルーン送水チューブ34の他に、送気装置37に通じる送気源チューブ(送気源管路)38の一端と、送水タンク22に通じる送水源チューブ(送水源管路)39の一端とが接続されている。送気装置37は、超音波観察中は常時作動する。
送気源チューブ38の他端は、コネクタ15内で分岐管41によって分岐されている。分岐管41は送水タンク22の入口に接続している。また、送水源チューブ39の他端は、分岐管41内を通って送水タンク22内に挿入されている。そして、分岐管41を介した送気装置37からの送気により、送水タンク22の内部圧力が上昇すると、送水タンク22内の水が送水源チューブ39へ送水される。
送気送水ボタン33は、いわゆる2段切り換え式のボタンである。この送気送水ボタンの操作キャップ43には、図示は省略するが大気に通じる排気口が形成されている。送気送水ボタン33は、操作キャップ43が操作されていないときは、送水源チューブ39を遮断するとともに、送気源チューブ38を操作キャップ43の排気口に連通させる。これにより、送気源チューブ38から送られる空気が送気送水ボタン33の排気口からリークされる。そして、この状態で排気口が塞がれると、送水源チューブ39の遮断が継続された状態で、送気源チューブ38と送気チューブ31とが連通する(具体的には上記特許文献1参照)。これにより、送気チューブ31へ空気が送られて送気送水ノズル18から空気が噴出される。
また、送気送水ボタン33は、操作キャップ43が半押し操作されたときは、送気源チューブ38を遮断するとともに、送水源チューブ39を送水チューブ32のみに連通させる。これにより、送水源チューブ39から送られる水が送水チューブ32等を介して送気送水ノズル18から噴出される。そして、送気送水ボタン33は、操作キャップ43が全押し操作されたときは、送気源チューブ38の遮断が継続された状態で、送水源チューブ39をバルーン送水チューブ34のみに連通させる。これにより、送水源チューブ39から送られる水がバルーン送水チューブ34等を介してバルーン21内へ送水される。
吸引ボタン29には、吸引チューブ28及びバルーン排水チューブ35の他に、一端が吸引装置45に通じる吸引源チューブ(吸引源管路)46の他端が接続されている。吸引装置45も超音波観察中は常時作動する。吸引ボタン29は、送気送水ボタン33と同様に2段切り換え式のボタンである。
吸引ボタン29は、その操作キャップ47が操作されていないときは、吸引源チューブ46を外部(大気)に連通させる。これは吸引装置45が常時作動しているので、吸引源チューブ46が大気と連通しないと、吸引装置45に掛かる負荷が増加するためである。このため、吸引源チューブ46を大気と連通させることで吸引装置45の負荷の増加が抑えられる。
また、吸引ボタン29は、操作キャップ47が半押し操作されたときは、吸引源チューブ46を吸引チューブ28のみに連通させる。これにより、吸引チューブ28及び処置具挿通チャンネル24の負圧吸引力が上昇して、吸引口19から各種吸引物が吸引される。そして、吸引ボタン29は、操作キャップ47が全押し操作されたときは、吸引源チューブ46をバルーン排水チューブ35のみに連通させる。これにより、バルーン排水チューブ35及びバルーンチューブ26の負圧吸引力が上昇して、バルーン21内の水が排水される。
図2に示すように、吸引ボタン29は、大別して、操作部12に固定されたシリンダ50と、シリンダ50内にスライド自在に収容されたピストン51と、シリンダ50に設けられ、ピストン51が押圧されてないときの位置と半押しされた位置と全押しされた位置とに位置決めするシリンダキャップ52と、ピストン51に取り付けられる封止パッキン53とを備える。なお、以下の説明では、各部の図中の上方側の端及び端部をそれぞれ「先端」、「先端部」といい、図中の下方側の端または端部をそれぞれ「基端」、「基端部」という。なお、図2においては、説明の都合状、ピストン51、シリンダキャップ52、封止パッキン53をシリンダ50から取り外した状態を示している。
図3に示すように、シリンダ50は大別して二段の内周面を有する金属製の筒から構成されており、内周面がピストン通路54になっている。ピストン通路54は、大径の内周面からなるピストン摺動部54aと、ピストン摺動部54aよりは小径の内周面からなるパッキン摺動部54bとを有する。ピストン摺動部54aの先端はピストン挿入口55として開放され、ピストン通路54の基端には排水接続口56が設けられている。排水接続口56には、バルーン排水チューブ35が接続されている。
ピストン摺動部54aには、ピストン挿入口55の近くで、周方向に離間して、吸引接続口57、吸引源接続口58が開口している。吸引接続口57には、吸引チューブ28が接続されている。吸引源接続口58には、吸引源チューブ46が接続されている。
シリンダ50の先端近くの外周部には、シリンダキャップ52の底部が当接するキャップ取付部60が形成されている。このキャップ取付部60が位置するピストン摺動部54aには、基端側からピストン挿入口55に向かうに従い開拡するテーパ面54cが形成されている。
吸引接続口57の筒芯はテーパ面54cに平行に形成され、且つ外部からテーパ面54cを介して吸引接続口57全体が見える位置で、ピストン摺動部54aに形成されている。これにより、吸引接続口57は、ピストン挿入口55から露呈する位置に配される。吸引接続口57と吸引チューブ28との接続部分には、吸引接続部62が形成されている。この吸引接続部62には、吸引チューブ28が入り込んで取り付けられる。
図2に示すように、テーパ面54cにはキャップ回転規制凹部63a,63b(係止凹部)が周方向に180°間隔で形成されている。このキャップ回転規制凹部63a,63bには、図7に示すようなシリンダキャップ52のキャップ回転規制凸部90a,90bが嵌合し、シリンダ50とシリンダキャップ52とが回転不能に連結される。なお、図示は省略するが、キャップ取付部60の先端側の外周面には雄ねじが形成されている。この雄ねじには、後述するキャップ本体取付リング81の内周面に形成した雌ねじが螺合する。
図3に示すように、キャップ取付部60の下側には取付フランジ60aが形成されている。この取付フランジ60aに、操作部12の取付ベース12aの下面が当接し、キャップ本体取付リング81が雄ねじに螺合することにより、取付ベース12aにシリンダ50が固定される。なお、取付フランジ60aの外周面には、パッキン64が嵌着されており、取付ベース12aとの間を液密にする。
図4に示すように、ピストン51は、先端から順に、軸先端部65、軸本体部66を有する段付きの金属製円柱棒から構成されている。軸本体部66は大径部66aと小径部66bとを有し、ピストン通路54(図2参照)内に挿入される。図3に示すように、大径部66aは、ピストン摺動部54a内で摺動する。小径部66bの基端付近にはパッキン収納溝66cが形成されている。このパッキン収納溝66cには、環状の弾性材料からなる封止パッキン53が嵌着される。
小径部66bは、パッキン摺動部54bの内径よりも外径が小さく、パッキン摺動部54b内で、パッキン摺動部54bとの間に隙間を介し移動する。パッキン収納溝66cに取り付けられた状態の封止パッキン53は、パッキン摺動部54bの内径と同じ又は若干大きい外径に形成されており、小径部66bとパッキン摺動部54bとの間を液密にする。封止パッキン53としては、外周面に三角形断面の突起部を有する円環状のものを用いているが、これに限らず、小径部66bとパッキン摺動部54bとの間を液密にすることが可能な形状であればよく、例えば市販のOリングでもよい。パッキン摺動部54bには、排水接続口56と隣接する基端側の部分に、封止パッキン53より外径が大きく形成されている開拡通路54dが形成されている。封止パッキン53は、全押操作時に開拡通路54dに進入して液密状態が解除され、パッキン摺動部54bと排水接続口56とが連通する。
軸先端部65の先端には、半押し操作時及び全押し操作時に押圧操作を受ける略円板状の操作キャップ47が固定されている。図5に示すように、操作キャップ47の上面には、押圧操作を行う際の押圧位置を示す指標47aが設けられている。
大径部66aには、小径部66bと隣接する基端から外周面を切り欠いた下部切欠き69と、下部切欠き69を開口した下部開口70と、この下部開口70に対して軸先端部65側に離間した位置に開口した上部開口71と、軸方向に沿って外周面を切り欠いた周面切欠き溝72(図4参照)と、下部開口70と周面切欠き溝72とを連通する下部連通孔73(図3、図4参照)と、上部開口71と周面切欠き溝72とを連通する上部連通孔74(図3参照)とを有する。下部開口70、上部開口71及び周面切欠き溝72は、大径部66aの周方向において互いに異なる位置に形成されている。
上部開口71は、非押圧操作時にテーパ面54cと対向し(図3参照)、半押し操作時に吸引接続口57と対向し(図10参照)、全押し操作時にピストン摺動部54aと対向する(図11参照)。周面切欠き溝72は、吸引源接続口58と常時対向し、非押圧操作時から全押し操作時までピストン51が移動するストロークよりもピストン51の軸方向に長く形成され、且つ非押圧操作時にテーパ面54cと対向する位置に配される。
図4に示すように、軸先端部65及び大径部66aには、軸方向に沿って周面の一部を切り欠くことにより、シリンダキャップ52との回転規制に用いられるピストン回転規制溝67が形成されている。ピストン回転規制溝67は、ピストン51のスライドの妨げとならないように、ピストン51の軸方向にピストンのスライド長さよりも長く形成されている。
ピストン51は、シリンダキャップ52に位置決めされることにより、図3に示すように、操作キャップ47が押圧操作されておらず、この操作キャップ47がピストン挿入口55から最も離れる非押圧位置(第1位置)と、図11に示すように、全押し操作により操作キャップ47が最もピストン挿入口55に近づきかつ更なる押し込みが規制される全押し位置(第2位置)との間でスライドする。さらに、ピストン51は、シリンダキャップ52により非押圧位置と全押し位置との間に位置する半押し位置(第3位置)に位置決めされる。
図3に示すように、ピストン51が非押圧位置になっている時に、軸本体部66の外周面や封止パッキン53により吸引源接続口58と、吸引接続口57及び排水接続口56との連通が遮断される遮断状態になる。このピストン51が非押圧位置にある時、周面切欠き溝72は第1連通路として機能し、吸引源接続口58に対向するとともに、テーパ面54cの内部に進入し、吸引源接続口58を大気に連通する。
また、図10に示すように、ピストン51が、操作キャップ47に対する半押し操作により、半押し位置に移動した時は、周面切欠き溝72及び上部連通孔74が第2連通路として機能し、吸引源接続口58に対して吸引接続口57を連通させる吸引状態になる。
また、図11に示すように、ピストン51が全押し位置になっている時には、封止パッキン53が開拡通路54dに進入し、パッキン摺動部54b、開拡通路54d及び小径部66bの隙間、下部切欠き69、下部連通孔73、周面切欠き溝72が第3連通路として機能し、吸引源接続口58に対して排水接続口56を連通させるバルーン排水状態になる。
シリンダキャップ52は、大別して、シリンダ50の先端にピストン挿入口55を囲むように取り付けられた有底筒状のシリンダキャップ本体(以下、単にキャップ本体という)75と、キャップ本体75の内周側に設けられた有底筒状の中間キャップ76と、中間キャップ取付リング77と、第1コイルバネ78と、第2コイルバネ79とを備えている。これらシリンダキャップ52の各部は、シリンダ50の先端部の径よりも大径に形成されている。
キャップ本体75は、キャップ本体取付リング81(図3参照)を介して、シリンダ50の一端に取り付けられる。キャップ本体取付リング81は、キャップ取付部60が挿通可能な挿通穴を有し、この挿通穴を形成する内周面に図示しない雌ねじが形成されている。キャップ取付部60の外周面の雄ねじをキャップ本体取付リング81の雌ねじに螺合させることにより、キャップ本体取付リング81がシリンダ50の先端に連結される。また、キャップ本体取付リング81の先端部には、環状のフランジ81aが形成されている。
図6に示すように、キャップ本体75は、その先端部がキャップ本体開口83として開放されている金属製の有底筒状体84と、この有底筒状体84の外周面を覆う樹脂製の略筒状のカバー85とを有する。有底筒状体84はカバー85に嵌着されている。図7に示すように、カバー85の他端部は、有底筒状体84の底部よりもシリンダ50側に向かって長く延びており、この他端部の内側には図4に示すように、フランジ81aに係止する係止爪86が複数形成されている。係止爪86がフランジ81aに係止することにより、図3に示すように、カバー85及びキャップ本体取付リング81を介して、有底筒状体84がシリンダ50に着脱自在に取り付けられる。
有底筒状体84の底部84aは、キャップ取付部60の上面に当接する。この底部84aには、シリンダ50の先端が挿通されるシリンダ挿通穴88が形成されている。また、底部84aには、テーパ面54cと対向する位置に複数のキャップ本体通気穴89が形成されている。これにより、非押圧操作時に、有底筒状体84の内部と、シリンダ50の上部連通孔74との間で空気が流通可能となる。
図7に示すように、底部84aには、キャップ回転規制凸部90a,90b(係止凸部)が形成されている。このキャップ回転規制凸部90a,90bは、図2に示すように、シリンダ50のキャップ回転規制凹部63a,63bに入り込み係止し、キャップ回転規制凹部63a,63bとともに第2回転規制部として機能する。キャップ回転規制凸部90a,90bは、幅寸法が互いに異なっており、キャップ回転規制凸部90aとキャップ回転規制凸部90aとの組み合わせ、キャップ回転規制凸部90bとキャップ回転規制凹部63bとの組み合わせでそれぞれ係止する。なお、第2回転規制部としては、上述したキャップ回転規制凸部90a,90b及びキャップ回転規制凹部63a,63bを有する構成に限定するものではなく、シリンダ50及びシリンダキャップ52のいずれか一方に係止凹部を、他方に係止凹部を係止する係止凸部を有し、シリンダ50とシリンダキャップ52との回転を規制する構成であればよい。
図7に示すように、シリンダ挿通穴88の内周面には、径方向内側に向けて突出するピストン回転規制凸部91が形成されている。ピストン回転規制凸部91は、ピストン51のピストン回転規制溝67と係合し、ピストン回転規制溝67とともに第1回転規制部として機能する。なお、第1回転規制部としてはこれに限らず、ピストン51に形成されるピストン回転規制凸部と、シリンダキャップ52に形成されるピストン回転規制溝とを有する構成でもよい。また、図6に示すように、有底筒状体84には、キャップ本体開口83の内周縁を環状に切り欠くことにより環状の台座92が形成されている。
図3に示すように、中間キャップ76は、有底筒状体84の内周側にスライド自在に保持されており、台座92に取り付けられた中間キャップ取付リング77によって有底筒状体84からの脱落が阻止されている。この中間キャップ76は、ピストン51の軸方向に長く延びた筒状の側壁部76aと、この側壁部76aの先端に形成された中間キャップ底部76bと、側壁部76aの外周面の基端側に形成されたフランジ部76cを有しており、さらに側壁部76aの他端が中間キャップ開口93として開放されている。側壁部76a及び中間キャップ開口93の径は、ピストン挿入口55の開口径より大きくかつ有底筒状体84の内径よりは小さくなるように形成されている。
中間キャップ底部76bには、軸先端部65が挿通される軸挿通穴94が形成されている。また、側壁部76aには、複数の中間キャップ通気穴95が形成されている。中間キャップ通気穴95は外部に通じている。これにより、吸引源チューブ46、周面切欠き溝72、上部連通孔74、キャップ本体通気穴89、有底筒状体84及び中間キャップ76の内部空間、中間キャップ通気穴95を介して、吸引源チューブ46と外部(大気)とが連通する(図2参照)。
また、軸挿通穴94の内径は軸本体部66の径よりも小さいので、中間キャップ底部76bは、軸本体部66の端面からなる係止部96(図5参照)に当接する。これにより、中間キャップ76、中間キャップ取付リング77、キャップ本体75、及びキャップ本体取付リング81を介して、ピストン51がシリンダ50から脱落することが阻止される。
中間キャップ76は、フランジ部76cが中間キャップ取付リング77に当接して、中間キャップ底部76bがキャップ本体開口83から突出する突出位置(図3及び図10参照)と、側壁部76aの他端が底部84aに当接して、中間キャップ底部76bがキャップ本体開口83内に格納される格納位置(図11参照)との間でスライドする。中間キャップ76は、ピストン51が非押圧位置から半押し位置に移動するまでは突出位置にある。
また、中間キャップ76は、操作キャップ47に対する押圧操作によりピストン51が半押し位置から全押し位置に向けて移動しているときに、操作キャップ47により押圧されて突出位置から格納位置に向けて移動する。そして、中間キャップ76は、ピストン51が全押し位置に移動したときに格納位置に移動して、この格納位置において操作キャップ47及びピストン51の更なる押し込みを規制する。
第1コイルバネ78は、自然長よりもピストン51の軸方向に圧縮された状態で底部84aと中間キャップ底部76bとの間に配置されており、その中心にピストン51が挿通されている。第1コイルバネ78は、中間キャップ76が突出位置で維持されるように、中間キャップ底部76bをキャップ本体開口83から突出する方向に付勢する。
第2コイルバネ79は、自然長よりもピストン51の軸方向に圧縮された状態でフランジ部76cと操作キャップ47との間に配置されており、その中心にピストン51が挿通されている。第2コイルバネ79は、操作キャップ47を軸挿通穴94から突出する方向に付勢する。第2コイルバネ79は、第1コイルバネ78よりも付勢力が小さくなるように設定されている。これにより、操作キャップ47による押圧操作では、先ず第2コイルバネ79が主に変形を開始し、その後に第1コイルバネ78が変形を開始する。したがって、二つのコイルバネ78,79の付勢力の相違によって、操作キャップ47を半押し位置で一時停止させることができる。
中間キャップ76を間に介して、第1コイルバネ78及び第2コイルバネ79がシリンダキャップ52内に配置される。そして、中間キャップ76の内側に第1コイルバネ78が、中間キャップ76の外側に第2コイルバネ79が配置されて、二重構造となるため、2本のコイルバネ78,79をシリンダキャップ52内にコンパクトに納めることができ、シリンダキャップ52の高さを低く抑えることができる。
第1コイルバネ78及び第2コイルバネ79による付勢により、ピストン51が非押圧位置で維持される。このピストン51を非押圧位置から半押し位置まで移動させる際には、第2コイルバネ79の付勢に抗して操作キャップ47を押圧する必要がある。そして、さらにピストン51を半押し位置から全押し位置まで移動させる際には、第1及び第2コイルバネ78,79の付勢に抗して操作キャップ47を押圧する必要がある。従って、ピストン51を非押圧位置から全押し位置に移動させる途中で、操作キャップ47に対して加えられる付勢力が変わる。
操作キャップ47は、略円板状の樹脂材料からなる傘部101と、この傘部101の底面に固定され、ピストン51が半押し位置から全押し位置までの間にあるときに中間キャップ底部76bに圧接する金属製の圧接板102とを有している。圧接板102の底面には、中間キャップ底部76bに向かって突出した凸部102aが形成されている。この凸部102aの中央には、雌ねじ(図示せず)を有するねじ穴103が形成されており、このねじ穴103に、雄ねじ(図示せず)が形成された軸先端部65が螺合することにより、圧接板102と軸先端部65とが連結される。ピストン51が全押し位置にあるときは、凸部102aの基端が中間キャップ底部76bに圧接するとともに、側壁部76aが底部84aに圧接する。
また、図3のVIII−VIII線に沿う断面を示す図8において、底部84aに形成されたピストン回転規制凸部91と、ピストン51のピストン回転規制溝67とが係合することにより、ピストン51とキャップ本体75との間の回転が規制される。キャップ本体75は、シリンダ50に固定されているため、ピストン51は、シリンダ50に対して摺動する部材を介することなく軸回りの回転が規制される。
さらに、有底筒状体84に形成されたキャップ回転規制凸部90a,90bが、シリンダ50のキャップ回転規制凹部63a,63bに入り込み係止することにより、シリンダ50とキャップ本体75との間の回転が規制される。キャップ回転規制凹部63a,63bをキャップ回転規制凸部90a,90bが係止するとともに、カバー85の係止爪86が取付リング81のフランジ81aに係止してキャップ本体75がシリンダ50に固定される。
なお、図9に示すように、ピストン51の軸本体部66がピストン通路54に収容され、且つピストン回転規制溝67とピストン回転規制凸部91とが非係合状態の場合、ピストン回転規制凸部91がテーパ面54cに当接するため、封止パッキン53がパッキン摺動部54bよりも先端側に位置する。そして、図9に示す状態から、シリンダキャップ52とともにピストン51を軸回りに回転させながら、押し込むこという簡単な作業で、ピストン回転規制溝67とピストン回転規制凸部91とを係合状態にすることができる(図3に示す状態)。この係合状態の場合、封止パッキン53がパッキン摺動部54bと摺動する位置となる。このように、ピストン51をシリンダ50に組み込む工程で、ピストン51をピストン通路54に収容し、且つ封止パッキン53をパッキン摺動部54bと摺動する状態にすることができる。
また、内視鏡10の使用後の洗浄の際に、ピストン51及びシリンダキャップ52をシリンダ50から取り外す場合には、シリンダキャップ52のキャップ本体75を摘んで回す。これにより、キャップ回転規制凸部90a,90b(図7参照)が、シリンダ50のキャップ回転規制凹部63a,63bを乗り越えることにより、図9に示すように、係止爪86とフランジ81aとの係止が外れ、図2に示すように、シリンダ50からピストン51及びシリンダキャップ52を分離することができる。なお、図7に示すように、キャップ回転規制凸部90a,90bの周方向両端部を斜めに切り欠くことにより、取り外しの際にキャップ回転規制凹部63a,63bから容易に乗り越えることができる。
次に上記構成の超音波内視鏡10の作用、特にその中でも吸引ボタン29の作用について詳しく説明する。超音波内視鏡検査の準備が完了すると、検査準備が完了した後は、CCDイメージセンサや超音波トランスデューサアレイ17が作動するとともに、送気装置37による送気と、吸引装置45による吸引が常時行われる。そして、この準備完了後、被検者の体内、例えば消化管内に挿入部11が挿入され、消化管内の観察が開始される。このときバルーン21は、その内部の水が完全に抜かれ、先端部11aに外面に密着するように収縮した状態になっている。
消化管内の観察は、先ず内視鏡画像によって行われる。このとき観察対象または先端部11aの観察窓(図示せず)の洗浄などの必要に応じて、送気送水ボタン33の操作キャップ43を操作して、送気送水ノズル18からの送気や送水を行う。そして、内視鏡画像によって消化管内に患部を発見した際などのより詳細な観察を行いたい場合に超音波画像による観察に切り換えられる。
超音波内視鏡による観察を行う場合は、操作キャップ43を全押して送水タンク22に貯留された水を、送水源チューブ39、バルーン送水チューブ34、及びバルーンチューブ26を介してバルーン21内に送水してバルーン21を拡張させる。なお、バルーン21内への送水量を調整する方法は公知であるのでその説明は省略する。バルーン21を拡張させた後、このバルーン21を患部などの被観察部位に密着させる。これにより、被観察部位の超音波画像が得られる。
超音波画像観察中や内視鏡画像観察中において、吸引やバルーン排水を行わない通常時には、図3に示すように、吸引ボタン29の操作キャップ47が押圧操作されないので、第1及び第2コイルバネ78,79によりピストン51は非押圧位置で維持されて遮断状態となる。このとき、周面切欠き溝72が吸引源接続口58と連通するが、下部連通孔73及び上部連通孔74は排水接続口56及び吸引接続口57と連通する位置ではなく、封止パッキン53がパッキン摺動部54bと密着しているので、吸引源チューブ46と、吸引チューブ28及びバルーン排水チューブ35との連通が遮断される。その結果、吸引口19からの吸引、及びバルーン21内の排水は行われない。
なお、ピストン51が非押圧位置にあるときは、吸引源接続口58が周面切欠き溝72、下部連通孔73、上部連通孔74、テーパ面54c、キャップ本体通気穴89、中間キャップ通気穴95を介して外部と連通する。その結果、吸引口19からの吸引やバルーン21内の排水を行っていないときでも、吸引装置45に負荷がかかることが防止される。
超音波画像観察中や内視鏡画像観察中に、血液や体内汚物の吸引物を吸引する必要がある場合には、操作キャップ47が半押しされてピストン51がピストン挿入口55内に押し込まれる。この際にピストン51が半押し位置に達するまでの間は、操作キャップ47に対して第2コイルバネ79からの付勢力が加えられ、この半押し位置を超えると、操作キャップ47に対して第1及び第2コイルバネ78,79のからの付勢力が加えられる。このため、半押し位置を境に操作キャップ47に対する付勢力が増加するので、ピストン51を半押し位置で停止させることができる。
図10に示すように、ピストン51は、半押し位置で停止したときに非押圧状態から吸引状態に切り替わる。この吸引状態では、上部開口71が吸引接続口57と対向する位置に移動する一方で、周面切欠き溝72は、吸引源接続口58と対向する位置にある。また、このとき、封止パッキン53がパッキン摺動部54bと密着しているため、吸引源接続口58に対して吸引接続口57が連通する。
吸引源接続口58と吸引接続口57とが連通すると、周面切欠き溝72及び上部連通孔74などを介して吸引源チューブ46と吸引チューブ28及び処置具挿通チャンネル24とが連通する。これにより、吸引口19から各種吸引物が吸引される。吸引物は、処置具挿通チャンネル24、吸引チューブ28、ピストン通路54、上部連通孔74、周面切欠き溝72、吸引源チューブ46を介して超音波内視鏡10の外部へ吸引される。
なお、非押圧操作時及び半押し操作時には、バルーン21が体内から圧力を受けるため、バルーン排水チューブ35に水が逆流することがあるが、封止パッキン53がパッキン摺動部54bに対して液密に摺動しているため、吸引チューブ28、吸引源チューブ46に水が流れることがない。吸引を停止する場合には、操作キャップ47に対する押圧を解除する。これにより、第2コイルバネ79の付勢力によりピストン51が図3に示す非押圧状態に戻る。
超音波画像観察が終了すると、操作キャップ47が全押しされて、ピストン51がピストン挿入口55内に押し込まれる。ピストン51が半押し位置を超えるまでは操作キャップ47に対して第2コイルバネ79からの付勢力が加えられ、この半押し位置を超えると、操作キャップ47に対して第1及び第2コイルバネ78,79のからの付勢力が加えられる。また、ピストン51が半押し位置を超えると、操作キャップ47の押圧により中間キャップ76が突出位置から格納位置に向けて移動する。そして、第1及び第2コイルバネ78,79の付勢に抗して操作キャップ47の押し込みを継続すると、中間キャップ76が格納位置に到達してさらなる押し込みが規制される。これにより、ピストン51が全押し位置で停止する。
図11に示すように、ピストン51は、全押し位置で停止したときにバルーン排水状態に切り替わる。このバルーン排水状態では、上部開口71と吸引接続口57との位置がピストン51の軸方向にずれるとともに、一方で、周面切欠き溝72は、吸引源接続口58と対向する位置にある。また、このとき、封止パッキン53が開拡通路54dに進入するため、吸引源接続口58に対して排水接続口56が連通する。
吸引源接続口58と排水接続口56とが連通すると、開拡通路54d及び小径部66bの隙間、パッキン摺動部54b、下部切欠き69、下部連通孔73、周面切欠き溝72などを介して吸引源チューブ46とバルーン排水チューブ35及びバルーンチューブ26とが連通する。これにより、吸引源チューブ46からバルーンチューブ26に至る各チューブの負圧吸引力が上昇する。こうしてバルーン21内から水が排水されてバルーン21が収縮する。バルーン21から排水された水は、バルーンチューブ26、バルーン排水チューブ35、開拡通路54d及び小径部66bの隙間、パッキン摺動部54b、下部切欠き69、下部連通孔73、周面切欠き溝72、吸引源チューブ46を介して超音波内視鏡10の外部へ排水される。
公知の排水量検知法によりバルーン21内から所定量の水が排出されたことが検知された時に、操作キャップ47に対する押圧を解除する。これにより、第1及び第2コイルバネ78,79の付勢力によりピストン51が図3に示す非押圧状態に戻る。
以下同様にして、超音波内視鏡10による検査が終了するまでの間、送気送水ボタン33及び吸引ボタン29が適宜操作され、送気、送水、バルーン送水、吸引、バルーン排水が行われる。
本実施形態では、ピストン通路54の基端に排水接続口56を設け、ピストン通路54内のピストン挿入口55に近い位置に吸引接続口57を、吸引接続口57よりも基端側の位置に吸引源接続口58が開口し、非押圧操作時及び半押し操作時には、1つの封止パッキン53で水密に塞ぎ、バルーン排水チューブ35からの水を遮断することができる。このように1つのパッキンのみ用いているので、吸引ボタン29の操作の際、パッキンによる摩擦力が小さくなる。したがって、小さい押圧力で操作することが可能であり、スムーズな操作を行うことができる。また、ピストン挿入口55に近接する位置に吸引接続口57を配しているため、吸引時に汚物などが付着する可能性がある吸引チューブ28に洗浄ブラシなどを挿入して洗浄することが可能であり、洗浄性が向上する。さらにまた、ピストン51内の周面切欠き溝72、下部連通孔73及び上部連通孔74が、吸引源チューブ46と連通し、常時負圧状態にあるため、半押し操作又は全押し操作から、非押圧状態に戻したとしても外部に水や汚物などが漏れ出すことを防ぐことができる。
上記実施形態では、ピストン通路54には、ピストン挿入口55に向かうに従い開拡する開拡面としてテーパ面54cが形成されているが、これに限らず、断面が突出したり凹んだりしている湾曲した開拡面でもよい。上記各実施形態では、超音波内視鏡10に設けられる吸引ボタン29を例に挙げて説明を行ったが、例えば大腸に挿入される大腸内視鏡等の各種内視鏡に設けられている吸引ボタンにも本発明を適用することができる。
10 超音波内視鏡
11 挿入部
12 操作部
21 バルーン
28 吸引チューブ
29 吸引ボタン
35 バルーン排水チューブ
46 吸引源チューブ
47 操作キャップ
50 シリンダ
51 ピストン
52 シリンダキャップ
54 ピストン通路
55 ピストン挿入口
56 排水接続口
57 吸引接続口
58 吸引源接続口

Claims (9)

  1. 内視鏡の操作部に設けられ、一端がピストン挿入口として開放されたピストン通路に、前記ピストン挿入口に近い位置に形成され、吸引管路と通じる吸引接続口、該ピストン通路の他端部に形成され、バルーン排水管路に通じる排水接続口、前記吸引接続口よりも前記排水接続口寄りに形成され、吸引源管路と通じる吸引源接続口を有するシリンダと、
    前記ピストン通路に前記ピストン挿入口から基端が挿入され、押圧操作によりピストン通路内で摺動し、前記シリンダ内における移動ストロークの始端である第1位置、終端である第2位置、第1及び第2位置の途中位置である第3位置の間で移動するピストンと、
    前記ピストンの基端部に取り付けられ、前記ピストン及び前記ピストン通路の間を気密に保持する封止パッキンと、
    前記ピストン通路に形成され、前記第2位置に前記ピストンがある時に、前記封止パッキンが位置するピストン通路部分が開拡されている開拡通路と、
    前記ピストンに形成され、前記第1位置に前記ピストンがある時に、前記吸引源接続口を大気に連通する第1連通路と、
    前記ピストンに形成され、前記第3位置に前記ピストンがある時に、前記吸引接続口及び前記吸引源接続口を連通する第2連通路と、
    前記第2位置に前記ピストンがある時に、前記開拡通路を介して前記排水接続口及び前記吸引源接続口を連通する第3連通路と、
    備える内視鏡用管路切換装置。
  2. 前記ピストンを前記シリンダに取り付けるために前記ピストンに設けられ、前記ピストンを第1位置、第2位置、第3位置で停止可能なシリンダキャップを有する請求項1記載の内視鏡用管路切換装置。
  3. 前記ピストンと前記シリンダキャップとの回転を規制する第1回転規制部と、前記シリンダキャップと前記シリンダとの回転を規制する第2回転規制部とを有する請求項2記載の内視鏡用管路切換装置。
  4. 前記ピストン通路は、前記ピストン挿入口に向かうに従い次第に開拡する開拡面を有し、前記開拡面を通して外部から見える位置に前記吸引接続口が形成されている請求項1から3いずれか1項記載の内視鏡用管路切換装置。
  5. 前記ピストン通路は、前記ピストン挿入口に向かうに従い次第に開拡する開拡面を有し、前記開拡面を通して外部から見える位置に前記吸引接続口が形成されており、
    前記第2回転規制部は、前記開拡面及び前記開拡面に対面するシリンダキャップの一方に形成される係止凸部、及び他方に形成され、前記係止凸部が入り込み係止する係止凹部を有する請求項3記載の内視鏡用管路切換装置。
  6. 前記第1連通路は、前記ピストンが前記第1位置及び第2位置にある時に前記吸引源接続口が位置する部分を含み、前記ピストンが前記第1位置と第2位置に移動するストロークよりもピストン軸方向に長く該ピストンの外周面に形成される切欠きであり、前記切欠きの一端は第1位置の時に前記開拡面に開口する請求項5記載の内視鏡用管路切換装置。
  7. 前記ピストン通路は、前記ピストン挿入側に形成されるピストン摺動部と、前記ピストン摺動部よりも小径で前記封止パッキンが摺動自在なパッキン摺動部とを有し、
    前記ピストンは、前記ピストン摺動部で摺動する大径部と、前記パッキン摺動部で該パッキン摺動部との間に隙間を介し移動する小径部とを有する請求項1から6いずれか1項記載の内視鏡用管路切換装置。
  8. 前記第3連通路は、前記第2位置に前記ピストンがある時に、前記開拡通路、前記パッキン摺動部及び小径部の隙間、前記大径部に形成され小径部に開口する切欠き、前記切欠きに開口し前記第1連通路に連通する連通孔を有する請求項7記載の内視鏡管路切換装置。
  9. 請求項1から8いずれか1項記載の内視鏡用管路切換装置と、
    体内に挿入される挿入部と、前記挿入部に設けられるバルーンと、前記バルーンに接続されるバルーン排水管路と、吸引源に接続される吸引源管路と、前記挿入部に設けられる吸引口と連通する吸引管路と、
    を備える内視鏡。
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