JP2015103896A - 端末、端末の制御方法、端末の制御プログラム及びシステム - Google Patents

端末、端末の制御方法、端末の制御プログラム及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】端末の消費電力を抑制しつつ、周辺の人や物の検知漏れを抑制する。
【解決手段】サーバを介して機器に接続された端末に於いて、前記端末の移動状態を検知する検知部と、前記端末の移動状態の変化後の所定時間、無線信号のスキャンを実行するとともに、前記所定時間の経過後、前記スキャンを停止するスキャン制御部と、前記スキャンの実行中に前記無線信号を検知した場合、前記無線信号の送信元の機器の識別情報と、前記端末の識別情報と、を含むスキャン結果信号を前記サーバに送信する送信部と、を備える端末。
【選択図】図3

Description

開示の技術は、端末、端末の制御方法、端末の制御プログラム及びシステムに関する。
小型センサ、無線通信、携帯機器などの技術の進展に伴い、人が活動するあらゆる場所で、人の状況に応じた的確なICTサービスの提供が可能となりつつある。人の状況を示すものとして、周辺にいる「人」や周辺にある「物」などを利用することができる。例えば、端末の周辺にいる「人」に応じて、端末に提供する写真や資料などの情報を絞り込めば、端末ユーザは、必要な情報に容易にアクセスすることができる。
周辺の「人」や「物」の検知に利用できる技術として、以下のようなものが提案されている。
例えば、複数の端末の位置情報をサーバに送信して、これらの端末が相互に接近した位置に存在するかどうかをサーバに判断させ、接近していると判断された場合、それぞれの端末にその旨を通知する技術が提案されている。
又、周辺の端末に搭載されたデバイスから送信される近距離無線信号、例えばBluetooth(登録商標)やWi−Fi(登録商標)などの無線信号を受信して、無線信号の強度に基づき、周辺の端末の近傍に存在する端末を検知する技術が提案されている。
特開2007−311919号公報 特開2011−217128号公報
ところで、人の状況に応じた的確なICTサービスを提供する為には、常時、「人」や「物」を検知する必要がある。
しかし、測位に必要な消費電力は、測位方式によらず、非常に大きい為、常時、端末に測位を実行させると、バッテリーが持たない。BluetoothやWi−Fiなどの無線信号を用いる場合でも、常時、「人」や「物」を検知すると、端末のバッテリーが持たない。
開示の技術によれば、端末の消費電力を抑制しつつ、周辺の人や物の検知漏れを抑制することができる端末、端末の制御方法、端末の制御プログラム、サーバを提供する。
開示の技術の一観点によれば、サーバを介して機器に接続された端末に於いて、前記端末の移動状態を検知する検知部と、前記端末の移動状態の変化後の所定時間、無線信号のスキャンを実行するとともに、前記所定時間の経過後、前記スキャンを停止するスキャン制御部と、前記スキャンの実行中に前記無線信号を検知した場合、前記無線信号の送信元の機器の識別情報と、前記端末の識別情報と、を含むスキャン結果信号を前記サーバに送信する送信部と、を備える端末が提供される。
本開示の技術の一観点によれば、端末の消費電力を抑制しつつ、周辺の人や物の検知漏れを抑制することができる。
第1の実施形態にかかる検知システムの概略図である。 第1の実施形態にかかる機器のハードウェア構成の概略図である。 第1の実施形態にかかる機器の機能ブロックの概略図である。 第1の実施形態にかかるスキャン機器情報リストの概略図である。 第1の実施形態にかかる検知対象リストの概略図である。 第1の実施形態にかかる検知機器リストの概略図である。 第1の実施形態にかかるスキャン制御処理のフローチャートである。 第1の実施形態にかかる機器検知実行処理のフローチャートである。 第1の実施形態にかかるスキャン制御処理の模式図である。 第1の実施形態にかかるサーバのハードウェア構成の概略図である。 第1の実施形態にかかるサーバの機能ブロックの概略図である。 第1の実施形態にかかる集合状態管理テーブルの概略図である。 第1の実施形態にかかる通知判定処理のフローチャートである。 第1の実施形態にかかる進入処理のフローチャートである。 第1の実施形態にかかる進入処理の具体例1の概略図である。 第1の実施形態にかかる進入処理の具体例2の概略図である。 第1の実施形態にかかる進入処理の具体例3の概略図である。 第1の実施形態にかかる進入処理の具体例4の概略図である。 第1の実施形態にかかる退出処理のフローチャートである。 第1の実施形態にかかる退出処理の具体例5の概略図である。 第1の実施形態にかかる退出処理の具体例6の概略図である。 第1の実施形態にかかる退出処理の具体例7の概略図である。 第1の実施形態にかかる退出処理の具体例8の概略図である。 第2の実施形態にかかる機器の機能ブロックの概略図である。 第2の実施形態にかかるスキャン制御処理のフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図1−図23を参照して、第1の実施形態を説明する。
[検知システムの概略]
図1は、第1の実施形態にかかる検知システムの概略図である。
図1に示すように、本実施形態にかかる検知システムは、複数の機器(端末)100と、サーバ200と、を備える。複数の機器100及びサーバ200は、有線もしくは無線のネットワーク300を介して、相互接続されている。機器100としては、例えばスマートフォン、タブレットPC、ノートPC、などを用いても良い。
[機器100のハードウェア構成]
図2は、第1の実施形態にかかる機器100のハードウェア構成の概略図である。
図2に示すように、本実施形態にかかる機器100は、CPU(Central Processing Unit)101、メインメモリ102、補助メモリ103、センサ104、無線デバイス105、通信モジュール106、をハードウェアモジュールとして備える。これらのハードウェアモジュールは、例えばバス107により相互接続されている。
CPU101は、バス107を介して、補助メモリ103に格納された各種プログラムをメインメモリ102に読み出し、該メインメモリ102に読み出した各種プログラムを実行することで、各種機能を実現する。各種機能の詳細は、後述することとする。
メインメモリ102は、CPU101により実行される各種プログラムを格納する。さらに、メインメモリ102は、CPU101のワークエリアとして使用され、CPU101による処理に必要な各種データを記憶する。メインメモリ102としては、例えばRAM(Random Access Memory)などを用いても良い。
補助メモリ103は、機器100を動作させる各種プログラムを格納している。各種プログラムとしては、例えば、機器100により実行されるアプリケーションプログラムのほか、アプリケーションプログラムの実行環境であるOS(Operating System)などがある。本実施形態にかかる制御プログラムも補助メモリ103に格納されている。補助メモリ103としては、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ、CDROM(Read Only Memory)等の不揮発メモリを用いても良い。
センサ104は、機器100の各種状態を検知する。センサ104としては、例えば加速度センサ、ジャイロセンサ、気圧センサ、照度センサ、カメラ、マイク、などを用いても良い。
無線デバイス105は、事前に決められた頻度でビーコン信号(近距離無線信号)を発信する。さらに、無線デバイス105は、例えばセンサ104の出力に基づき、ビーコン信号の受信状態に遷移して、周辺の機器から送信されたビーコン信号(正確には、周辺の機器に搭載された無線デバイスから送信されたビーコン信号)を受信する。
以下、無線デバイス105がビーコン信号の受信状態に遷移して、周辺の機器から送信されたビーコン信号を受信することを「スキャン」とする。なお、所定時間ごとに送信されるビーコン信号を確実に受信する為、1回分のスキャンの開始から終了までの時間は、少なくともビーコン信号の送信間隔よりも長くなるように設定される。このため、スキャンの消費電力は、例えば携帯端末の待ち受け状態での消費電力(5〜6mA)よりも大幅に大きくなる。近距離無線通信としては、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)やWi−Fiなどの規格で定められた無線信号を用いても良い。
通信モジュール106は、例えば3G(3-Generation)やLTE(Long Term Evolution)などの通信方式を用いて、機器100及びサーバ200間での通信を実行する。
(機器100の機能ブロック)
図3は、第1の実施形態にかかる機器100の機能ブロックの概略図である。
図3に示すように、機器100は、移動検知部(検知部)111、機器検知制御部(スキャン制御部)112、機器検知実行部113、デバイス制御部114、検知情報送信部(送信部)115、通知受信部116、アプリ実行部117、を備える。さらに、メインメモリ102もしくは補助メモリ103は、スキャン機器情報リストL1、検知対象リストL2、検知機器リストL3などを記憶している。
移動検知部111、機器検知制御部112、機器検知実行部113、デバイス制御部114、検知情報送信部115、通知受信部116、アプリ実行部117は、何れもCPU101がメインメモリ102に制御プログラムを読み込み、該メインメモリ102に読み込んだ制御プログラムを実行することで実現される。
移動検知部111は、センサ104の出力に基づき、機器100の移動状態を検知する。機器100の移動状態は、機器100のユーザの移動状態に相当する。さらに、移動検知部111は、機器100の移動状態を機器検知制御部112に通知する。例えば、機器100が移動中である場合、移動検知部111は、機器検知制御部112に「移動」を通知する。又、機器100が静止中である場合、移動検知部111は、機器検知制御部112に「静止」を通知する。
なお、移動状態を検知する為には、例えば歩数計で用いられている歩数の計測アルゴリズムを用いても良い。歩数の計測アルゴリズムを用いる場合、移動検知部111は、機器100に搭載された3軸加速度センサの3軸加速度信号の3軸合成値の正負のピークを検出して、所定時間に反対極性のピークを検出できたときに、歩数をカウントアップする。即ち、移動検知部111は、所定時間に歩数が変化しないときに静止中、所定時間に歩数が変化したときに移動中、と判定することとなる。
機器検知制御部112は、移動検知部111からの移動状態の変化をトリガとして、移動状態の変化後の所定時間のみ、無線デバイス105にスキャンを実行させるスキャン指示、具体的にはスキャン開始の指示とスキャン停止の指示を、機器検知実行部113に通知する。
機器検知実行部113は、機器検知制御部112からのスキャン指示に基づき、デバイス制御部114にスキャン開始とスキャン停止を指示する。又、機器検知実行部113は、スキャン機器情報リストL1に基づき、ビーコン信号の電波強度がしきい値以上の機器を、機器100の近傍エリアに存在する機器であると判断して、検知機器リストL3に登録する。さらに、機器検知実行部113は、検知機器リストL3に基づき、「機器の進入」や「機器の退出」を検知する。
「機器の進入」とは、機器100の近傍エリアに他機器が進入することである。「機器の退出」とは、機器100の近傍エリアから他機器が退出することである。機器100の近傍エリアに存在する機器の識別情報(機器ID)は、検知機器リストL3に登録される為、検知機器リストL3に追加される機器IDや検知機器リストL3から削除される機器IDを探索すれば、機器100の近傍エリアへの他機器の進入や機器100の近傍エリアからの他機器の退出を検知することができる。以下、「機器に進入」、「機器への進入」、「機器から退出」、「機器からの退出」などと表記することがあるが、それぞれ「機器の近傍エリアに進入」、「機器の近傍エリアへの進入」、「機器の近傍エリアから退出」、「機器の近傍エリアからの退出」と同義であるものとする。
機器検知実行部113は、「機器の進入」を検知すると、検知情報送信部115に進入情報を通知する。進入情報は、「機器の進入」を検知した機器(機器100)の機器IDと、機器100への進入を検知された機器(以下、検知機器とする)の機器IDと、を含む。又、機器検知実行部113は、「機器の退出」を検知すると、検知情報送信部115に退出情報を通知する。退出情報は、「機器の退出」を検知した機器(機器100)の機器IDと、機器100からの退出を検知された機器(以下、検知機器とする)の機器IDと、を含む。
デバイス制御部114は、通信モジュール106を制御して、ビーコン信号の発信や受信を実行する。さらに、デバイス制御部114は、通信モジュール106が受信したビーコン信号に基づき、ビーコン信号の発信元の機器のアドレスと、ビーコン信号の電波強度と、をスキャン機器情報リストL1に記録する。スキャン機器情報リストL1の詳細は、後述することとする。
検知情報送信部115は、機器検知実行部113からの進入情報や退出情報に基づき、サーバ200に進入通知要求や退出通知要求を送信する。進入通知要求は、「機器の進入」を検知した機器(機器100)の機器IDと、機器100への進入を検知された機器(検知機器)の機器IDと、を含む。退出通知要求は、機器の退出を検知した機器(機器100)の機器IDと、機器100からの退出を検知された機器(検知機器)の機器IDと、を含む。サーバ200は、進入通知要求を受信すると、進入通知要求の送信元の機器、即ち「機器の進入」を検知した機器100に進入したことを、検知機器に通知することとなる。サーバ200は、退出通知要求を受信すると、退出通知要求の送信元の機器、即ち「機器の退出」を検知した機器100から退出したことを、検知機器に通知することとなる。
通知受信部116は、サーバ200からの進入通知や退出通知を受信する。進入通知は、機器100の進入をした他機器、即ち機器100によって進入された他機器の機器IDを含む。退出通知は、機器100の退出を検知した機器、即ち機器100によって退出された他機器の機器IDを含む。
アプリ実行部117は、通知受信部116からの進入通知や退出通知に基づき、アプリの実行を制御する。例えば、通知受信部116が進入通知を受信した場合、アプリ実行部117は、進入通知から読み出される機器(進入通知要求の送信元の機器)、もしくはそのユーザに関連するアプリを実行する。なお、アプリの種別は、特に限定されるものではないが、例えば写真や資料などのコンテンツを含むこともある。なお、アプリを実行する代わりに、アプリのアイコンを、機器100のホーム画面の視認しやすい位置に表示しても良い。又、通知受信部116から退出通知を受信した場合、アプリ実行部117は、退出通知から読み出された機器(退出通知要求の送信元の機器)、もしくはそのユーザに関連するアプリの実行を停止しても良い。さらに、アプリの実行を停止する代わりに、アプリのアイコンを、機器100のホーム画面の視認しやすい位置から退避させても良い。
[スキャン機器情報リストL1]
図4は、第1の実施形態にかかるスキャン機器情報リストL1の概略図である。
図4に示すように、本実施形態にかかるスキャン機器情報リストL1は、機器100が検出したビーコン信号の発信元の機器のアドレスとビーコン信号の電波強度を記録する。例えば、本実施形態にかかるスキャン機器情報リストL1では、1行目のレコードにアドレス「12:34:56:78:90:AB」と電波強度「−50」が記録され、2行目のレコードにアドレス「12:34:56:78:90:AC」と電波強度「−60」が記録されている。
[検知対象リストL2]
図5は、第1の実施形態にかかる検知対象リストL2の概略図である。
図5に示すように、本実施形態にかかる検知対象リストL2は、検知対象の機器の識別情報(機器ID)と、検知対象の機器のアドレスと、を記録する。例えば、機器100のユーザが検知したい機器の機器ID及びアドレスを検知対象リストL2に登録しても良い。
[検知機器リストL3]
図6は、第1の実施形態にかかる検知機器リストL3の概略図である。
図6に示すように、本実施形態にかかる検知機器リストL3は、機器100の近傍エリアに存在する機器の機器IDを記録する。本実施形態にかかる検知機器リストL3では、機器100の近傍エリアに機器「aaaa」と機器「bbbb」が存在していることとなる。このため、検知機器リストL3を監視すれば、機器100の近傍エリアへの機器の進入と、機器100の近傍エリアからの機器の退出と、を検知することができる。
[スキャン制御処理]
本実施形態にかかる機器100の機器検知制御部112は、以下のように、スキャン制御処理を実行する。
図7は、第1の実施形態にかかるスキャン制御処理のフローチャートである。
図7に示すように、機器検知制御部112は、機器100の移動状態の入力を待つ(ステップS001)。
次に、機器検知制御部112は、機器100の移動状態が入力されたかどうかを判断する(ステップS002)。
ステップS002に於いて、移動状態が入力されたと判断されない場合(ステップS002のNo)、機器検知制御部112は、再度、機器100の移動状態の入力を待つ(ステップS001)。
一方、ステップS002に於いて、移動状態が入力されたと判断された場合(ステップS002のYes)、機器検知制御部112は、移動状態が変化したかどうかを判断、即ち今回の移動状態が前回の移動状態と異なるかどうかを判断する(ステップS003)。
ステップS003に於いて、移動状態が変化したと判断されない場合(ステップS003のNo)、機器検知制御部112は、再度、機器100の移動状態の入力を待つ(ステップS001)。
一方、ステップS003に於いて、移動状態が変化したと判断された場合(ステップS003のYes)、機器検知制御部112は、機器検知実行部113にスキャン開始を指示する(ステップS004)。
次に、機器検知制御部112は、移動状態の変化後、所定時間だけ待ち(ステップS005)、機器検知実行部113にスキャン停止を指示する(ステップS006)。
次に、機器検知制御部112は、再度、機器100の移動状態の入力を待つ(ステップS001)。
以上のように、本実施形態にかかる機器検知制御部112は、移動状態の変化後の所定時間だけ、無線デバイス105にスキャンを実行させることとなる。このため、常時、無線デバイス105にスキャンを実行させる場合よりもスキャンに起因する消費電力を大幅に削減することができる。詳細は、後述することとする。
本実施形態にかかる機器検知制御部112は、移動状態の変化から所定時間が経過すると、スキャンを停止させている。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、スキャンを停止させる代わりに、通常のスキャン頻度(移動状態の変化後の所定時間でのスキャン頻度)よりも低頻度でスキャンを継続しても良い。このような構成としても、常時、無線デバイス105に通常のスキャン頻度でスキャンを実行させる場合よりも消費電力を削減することができる。
なお、本実施形態にかかる機器検知制御部112は、移動状態の変化後の所定時間だけ、無線デバイス105にスキャンを実行させている、としているが、スキャン停止後、さらに移動状態の変化が生じたときには、再度、無線デバイス105にスキャンを実行させることは言うまでもない。
[機器検知実行処理]
本実施形態にかかる機器100の機器検知実行部113は、以下のように、機器検知実行処理を実行する。
図8は、第1の実施形態にかかる機器検知実行処理のフローチャートである。
図8に示すように、機器検知実行部113は、デバイス制御部114からスキャン機器情報リストL1を取得する(S011)。
次に、機器検知実行部113は、スキャン機器情報リストL1に登録された機器から未選択の機器を1つ選択する(S012)。
次に、機器検知実行部113は、選択された機器が検知対象であるかどうかを判断する(ステップS013)。具体的には、機器検知実行部113は、選択された機器のアドレスが検知対象リストL2に登録されているかどうかを判断する。
ステップS013に於いて、選択された機器が検知対象であると判断された場合(ステップS013のYes)、即ち選択された機器のアドレスが検知対象リストL2に登録されている場合、機器検知実行部113は、スキャン機器情報リストL1に基づき、選択された機器の電波強度がしきい値以上かつ選択された機器が検知機器リストL3に未登録であるかどうかを判断する(ステップS014)。
ステップS014に於いて、選択された機器の電波強度がしきい値以上かつ選択された機器が検知機器リストL3に未登録であると判断された場合(ステップS014のYes)、機器検知実行部113は、選択された機器を検知機器リストL3に登録するとともに、選択された機器の進入通知要求の送信を、検知情報送信部115に依頼する(ステップS015)。
次に、機器検知実行部113は、スキャン機器情報リストL1に未選択の機器が存在するかどうかを判断する(ステップS016)。同様に、ステップS013に於いて、選択された機器が検知対象であると判断されない場合(ステップS013のNo)や、ステップS014に於いて、選択された機器の電波強度がしきい値以上かつ選択された機器が検知機器リストL3に未登録であると判断されない場合も(ステップS014のNo)、機器検知実行部113は、スキャン機器情報リストL1に未選択の機器が存在するかどうかを判断する(ステップS016)。
ステップS016に於いて、未選択の機器が存在すると判断された場合(ステップS016のYes)、機器検知実行部113は、再度、スキャン機器情報リストL1に登録された機器から未選択の機器を1つ選択する(ステップS012)。
一方、ステップS016に於いて、未選択の機器が存在すると判断されない場合(ステップS016のNo)、機器検知実行部113は、検知機器リストL3に登録された未選択の機器から機器を1つ選択する(ステップS017)。
次に、機器検知実行部113は、選択された機器がスキャン機器情報リストL1に未登録であるかどうかを判断するとともに、選択された機器の電波強度がしきい値未満であるかどうかを判断する(ステップS018)。
ステップS018に於いて、選択された機器がスキャン機器情報リストL1に未登録であると判断された場合(ステップS018のYes)、又は選択された機器の電波強度がしきい値未満であると判断された場合(ステップS018のYes)、機器検知実行部113は、選択された機器を検知機器リストL3から削除して、選択された機器の退出通知要求の送信を、検知情報送信部115に依頼する(ステップS019)。
次に、検知機器リストL3に未選択の機器が存在するかどうかを判断する(ステップS020)。同様に、ステップS018に於いて、選択された機器がスキャン機器情報リストL1に未登録であると判断されず、かつ、選択された機器の電波強度がしきい値未満であると判断されない場合も(ステップS018のNo)、機器検知実行部113は、検知機器リストL3に未選択の機器が存在するかどうかを判断する(ステップS020)。
ステップS020に於いて、検知機器リストL3に未選択の機器が存在すると判断された場合(ステップS020のYes)、機器検知実行部113は、再度、スキャン機器情報リストL1に未選択の機器が存在するかどうかを判断する(ステップS016)。
[スキャン制御処理の詳細]
図9は、第1の実施形態にかかるスキャン制御処理の模式図であって、機器A、機器B、機器Cの移動状態の推移と、機器A、機器B、機器Cの処理の状況と、を示している。
なお、機器A、機器B、機器Cは、何れも事前に決められた頻度でビーコン信号を発信している。ビーコン信号は、ビーコン信号の発信元の機器のアドレスを含む。従って、ビーコン信号からアドレスを読み出せば、ビーコン信号の発信元の機器を特定することができる。
図9に示すように、機器Bが機器Aと機器Cに近づき、機器Aと機器Cの近傍エリアに進入後、静止したとする。このとき、機器Bは、移動状態が「移動」から「静止」に変化する為、本実施形態にかかるスキャン制御処理が作動して、移動状態の変化後の所定時間だけ、スキャンが実行される(図中の処理A)。これにより、機器Bは、機器Aと機器Cの進入を検知する。本実施形態では、移動状態の変化後の所定時間に3回分のスキャンを実行しているが、本発明は、これに限定されることはない。
続いて、機器Bは、機器Aと機器Cの進入を検知したことを、機器Aと機器Cに通知する為、機器Aと機器Cの進入通知要求をサーバ200に送信する(図中の処理B)。これにより、機器Aと機器Cは、サーバ200から送信される進入通知を受信して(図中の処理C)、機器Bに進入したことを検知する。こうして、機器A、機器B、機器Cが相互に接近していることを、機器A、機器B、機器Cのそれぞれが把握することとなる。
次に、機器Cが機器Aと機器Bから離れ、機器Aと機器Bの近傍エリアから離脱したとする。このとき、機器Cは、移動状態が「静止」から「移動」に変化する為、本実施形態にかかるスキャン制御処理が作動して、移動状態の変化後の所定時間だけ、スキャンが実行される(図中の処理D)。これにより、機器Cは、機器Aと機器Bの退出を検知する。本実施形態では、移動状態の変化後の所定時間に3回分のスキャンを実行しているが、本発明は、これに限定されるものではない。
続いて、機器Cは、機器Aと機器Bの退出を検知したことを、機器Aと機器Bに通知する為、機器Aと機器Bの退出通知要求をサーバ200に送信する(図中の処理E)。これにより、機器Aと機器Bは、サーバ200から送信される退出通知を受信して(図中の処理F)、機器Cが退出したことを検知する。こうして、機器Aと機器Bから機器Cが退出したことを、機器A、機器B、機器Cのそれぞれが把握することとなる。
このように、本実施形態では、機器の移動状態の変化後の所定時間だけ、スキャンを実行する。即ち、機器の移動状態が変化しない限り、スキャンを実行することがない。このため、常時スキャンを実行する従来技術よりも、機器の消費電力を削減することができる。
しかし、以上のような構成にすると、移動状態が変化しない機器は、機器の進入や退出を検知することができない。このため、本実施形態では、進入通知要求もしくは退出通知要求の送信元の機器に進入もしくは退出した機器に、サーバ200を介して、進入通知もしくは退出通知を送信する。これにより、移動状態が変化しない機器、即ちスキャンを実行しない機器も、機器も進入や退出を把握することができる。
しかも、進入通知要求や退出通知要求のサーバ200への送信や、サーバ200から送信される進入通知や退出通知の受信では、BLTやWi−Fiなどの近距離無線通信よりも低消費電力の3GやLTEなどを用いる為、機器の消費電力を抑制することができる。
[サーバ200のハードウェア構成]
図10は、第1の実施形態にかかるサーバ200のハードウェア構成の概略図である。
図10に示すように、本実施形態にかかるサーバ200は、CPU201、メインメモリ202、補助メモリ203、通信モジュール204、をハードウェアモジュールとして備える。これらのハードウェアモジュールは、例えばバス205により相互接続されている。
CPU201は、バス205を介して、補助メモリ203に格納された各種プログラムをメインメモリ202に読み出し、該メインメモリ202に読み出した各種プログラムを実行することで、各種機能を実現する。各種機能の詳細は、後述することとする。
メインメモリ202は、CPU201により実行される各種プログラムを格納する。さらに、メインメモリ202は、CPU201のワークエリアとして使用され、CPU201による処理に必要な各種データを記憶する。メインメモリ202としては、例えばRAMなどを用いても良い。
補助メモリ203は、サーバ200を動作させる各種プログラムを格納している。各種プログラムとしては、例えば、サーバ200により実行されるアプリケーションプログラムのほか、アプリケーションプログラムの実行環境であるOSなどがある。本実施形態にかかる制御プログラムも補助メモリ203に格納されている。補助メモリ203としては、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ、CDROM等の不揮発メモリを用いても良い。
通信モジュール204は、例えば3GやLTEなどの通信方式を用いて、機器100及びサーバ200間での通信を実行する。
[サーバ200の機能ブロック]
図11は、第1の実施形態にかかるサーバ200の機能ブロックの概略図である。
図11に示すように、本実施形態にかかるサーバ200は、受信部211、通知判定部212、送信部213、集合状態情報格納部214、を備える。
受信部211、通知判定部212、送信部213、集合状態情報格納部214は、何れもCPU201がメインメモリ202に制御プログラムを読み込み、該メインメモリ202に読み込んだ制御プログラムを実行することで実現される。
受信部211は、機器100から送信された通知要求、即ち進入通知要求や退出通知要求を受信する。
通知判定部212は、機器100から送信された通知要求に基づき、進入処理もしくは退出処理を実行する。進入処理と退出処理の詳細は、後述することとする。通知判定部212は、集合状態情報格納部214に格納された集合状態管理テーブルTの記録を管理する。
集合状態情報格納部214は、集合状態管理テーブルTを格納する。集合状態管理テーブルTの詳細は、後述することとする。
(集合状態管理テーブルT)
図12は、第1の実施形態にかかる集合状態管理テーブルTの概略図である。
図12に示すように、本実施形態にかかる集合状態管理テーブルTは、集合ID、機器IDリスト、検知ペアリスト、を記録する。集合IDは、集合(グループ)の識別情報である。機器IDリストは、それぞれの集合に所属する機器の識別情報である。検知ペアリストは、ある機器への進入を検知した機器の機器IDと、ある機器への進入を検知された機器の機器IDと、のペアである。なお、集合とは、進入関係の連鎖によって結び付けられた複数の機器の集合である。即ち、ある機器に2つの機器が進入している場合、これらの2つの機器は、ある機器を介して、進入関係によって結び付けられている為、共通の集合に所属することとなる。例えば、本実施形態にかかる集合状態管理テーブルTの1行目のレコードでは、集合IDに「1」、機器IDリストに「4、5、6」、検知ペアリストに「(4、5)、(5、6)」が記録されている。
[通知判定処理]
本実施形態にかかるサーバ200の通知判定部212は、以下のように、通知判定処理を実行する。
図13は、第1の実施形態にかかる通知判定処理のフローチャートである。
図13に示すように、本実施形態にかかる通知判定部212は、機器100からの通知要求を待つ(ステップS021)。
次に、通知判定部212は、通知要求を受信したかどうかを判断する(ステップS022)。
ステップS022に於いて、通知要求を受信したと判断されない場合(ステップS022のNo)、通知判定部212は、機器100からの通知要求を待つ(ステップS021)。
一方、ステップS022に於いて、通知要求を受信したと判断された場合(ステップS022のYes)、通知判定部212は、通知要求が進入通知要求であるかどうかを判断する(ステップS023)。
ステップS023に於いて、通知要求が進入通知要求であると判断された場合(ステップS023のYes)、通知判定部212は、「進入処理」を実行する(ステップS024)。進入処理の詳細は、後述することとする。
一方、ステップS023に於いて、通知要求が進入通知要求であると判断されない場合(ステップS023のNo)、即ち通知要求が退出通知要求であると判断された場合、通知判定部212は、「退出処理」を実行する(ステップS025)。退出処理の詳細は、後述することとする。
以上のように、本実施形態にかかるサーバ200は、機器100からの通知要求、即ち進入通知要求もしくは退出通知要求に基づき、進入処理もしくは退出処理を実行する。
[進入処理]
本実施形態にかかるサーバ200の通知判定部212は、以下のように、進入処理を実行する。
図14は、第1の実施形態にかかる進入処理のフローチャートである。
図14に示すように、通知判定部212は、進入通知要求から通知要求の送信元の機器の機器ID(以下、送信元機器IDとする)と検知機器の機器ID(以下、検知機器IDとする)を読み出し、送信元機器IDを「S」、検知機器IDを「D」に、それぞれセットする(ステップS031)。
次に、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTから「S」又は「D」が所属する集合IDを探索し、発見された集合IDを「G1」と「G2」にセットするとともに、発見された集合の個数を「N」にセットする(ステップS032)。但し、「G2」は、2個の集合IDが発見されたときのみ使用するものとする。
次に、通知判定部212は、「N」が「0」、「1」、「2」の何れかを判断する(ステップS033)。
ステップS033に於いて、「N」が「0」である場合(ステップS033の「0」)、即ち「S」又は「D」が所属する集合IDが発見されない場合、通知判定部212は、機器「D」に機器「S」の進入を通知し、機器「S」に機器「D」の進入を通知する(ステップS034)。
次に、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTに新規の集合を追加して、新規の集合の機器IDリストに「S」と「D」を登録、新規の集合の検知ペアリストに(S、D)を登録する(ステップS035)。なお、具体例は、後述することとする(具体例1参照)。
ステップS033に於いて、「N」が「1」である場合(ステップS033の「1」)、即ち「S」又は「D」が所属する集合IDが1つ発見された場合、通知判定部212は、機器「S」と機器「D」に集合「G1」に所属しないものがあるかどうかを判断する(ステップS)。
ステップS036に於いて、機器「S」と機器「D」に集合「G1」に所属しないものがあると判断された場合(ステップS036のYes)、通知判定部212は、集合「G1」に所属しない機器IDを「A」にセットする(ステップS037)。
次に、通知判定部212は、集合「G1」の機器IDリストの各機器に機器「A」の進入を通知し、機器「A」に集合「G1」の機器IDリストの各機器の進入を通知する(ステップS038)。
次に、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTの集合「G1」の機器IDリストに「A」を登録、集合「G1」の検知ペアリストに(S、D)を登録する(ステップS039)。なお、具体例は、後述することとする(具体例2参照)。
一方、ステップS036に於いて、機器「S」と機器「D」に集合「G1」に所属しないものがあると判断されない場合(ステップS036のNo)、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTの集合「G1」の検知ペアリストに(S、D)を登録する(ステップS040)。このとき、通知判定部212は、機器の進入を通知することはない。なお、具体例は、後述することとする(具体例3参照)。
ステップS033に於いて、「N」が「2」である場合(ステップS033の「2」)、即ち「S」又は「D」が所属する集合IDが2つ発見された場合、通知判定部212は、集合「G1」の機器IDリストの各機器に集合「G2」の機器IDリストの各機器の進入を通知し、集合「G2」の機器IDリストの各機器に集合「G1」の機器IDリストの各機器の進入を通知する(ステップS041)。
次に、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTの集合「G1」の機器IDリストに集合「G2」の機器IDリストの機器IDを登録、集合「G1」の検知ペアリストに集合「G2」の検知ペアリストのペアと(S、D)を登録、さらに集合「G2」を削除する(ステップS042)。
[進入処理の具体例1]
図15は、第1の実施形態にかかる進入処理の具体例1の概略図である。
具体例1は、機器「4」が機器「3」に接近して、新規に集合を生成する例である。
図15(a)に示すように、機器「4」が機器「3」に接近して、機器「3」の進入を検知した場合、サーバ200は、機器「4」から機器「3」の進入通知要求を受信し、「S」を「4」、「D」を「3」にセットする(ステップS031)。
次に、図15(b)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTに「3」又は「4」が所属する集合が存在しないと判断して、「N」を「0」にセットする(ステップS032)。
次に、サーバ200は、機器「3」に機器「4」の進入を通知し、機器「4」に機器「3」の進入を通知する(ステップS034)。
次に、図15(c)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTに新規の集合「4」を追加し、集合「4」の機器IDリストに「3」、「4」を登録、集合「4」の検知ペアリストに(3、4)を登録する(ステップS035)。
[進入処理の具体例2]
図16は、第1の実施形態にかかる進入処理の具体例2の概略図である。
具体例2は、機器「3」が機器「1」に接近して、機器「1」が所属する集合「1」に機器「3」が追加される例である。
図16(a)に示すように、機器「3」が機器「1」に接近して、機器「1」の進入を検知した場合、サーバ200は、機器「3」から機器「1」の進入通知要求を受信して、「S」を「3」、「D」を「1」にセットする(ステップS031)。
次に、図16(b)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTに「1」又は「3」が所属する集合「1」が存在すると判断して、「G1」を「1」にセットし、「N」を「1」にセットする(ステップS032)。
次に、図16(b)に示すように、サーバ200は、機器「3」が集合「1」の機器IDリストに含まれていないので(ステップS036)、「A」を「3」にセットする(ステップS037)。
次に、サーバ200は、機器「1」と機器「2」に機器「3」の進入を通知し、機器「3」に機器「1」と機器「2」の進入を通知する(ステップS038)。
次に、図16(c)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTの集合「1」の機器IDリストに「3」を登録し、集合「1」の検知ペアリストに(1、3)を登録する(ステップS039)。
[進入処理の具体例3]
図17は、第1の実施形態にかかる進入処理の具体例3の概略図である。
具体例3は、機器「3」が機器「2」に接近するが、集合に変化が生じない例である。
図17(a)に示すように、機器「3」が機器「2」に接近して、機器「2」の進入を検知した場合、サーバ200は、機器「3」から機器「2」の進入通知要求を受信して、「S」を「3」、「D」を「2」にセットする(ステップS031)。
次に、図17(b)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTから「2」又は「3」が所属する集合「1」を発見して、「G1」を「1」、「N」を「1」にセットする(ステップS032)。
次に、サーバ200は、「2」と「3」が集合「1」に所属するので、機器の進入を通知することなく、図17(c)に示すように、集合状態管理テーブルTの集合「1」の検知ペアリストに(2、3)を登録する(ステップS040)。
[進入処理の具体例4]
図18は、第1の実施形態にかかる進入処理の具体例4の概略図である。
具体例4は、機器「3」が機器「2」に接近して、機器「2」が所属する集合「1」と機器「3」が所属する集合「2」が1つの集合となる例である。
図18(a)に示すように、機器「3」が機器「2」に接近して、機器「2」の進入を検知した場合、サーバ200は、機器「3」から機器「2」の進入通知要求を受信して、「S」を「3」、「D」を「2」にセットする(ステップS031)。
次に、図18(b)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTから「2」又は「3」を含む集合「1」と集合「2」を発見して、「G1」を「1」、「G2」を「2」、「N」を「2」にセットする(ステップS032)。
次に、サーバ200は、機器「1」と機器「2」に機器「3」と機器「4」の進入を通知し、機器「3」と機器「4」に機器「1」と機器「2」の進入を通知する(ステップS041)。
次に、図18(c)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTの集合「G1」の機器IDリストに「3」と「4」を登録し、集合「G1」の検知ペアリストに(3、4)と(2、3)を登録し、さらに集合状態管理テーブルTから集合「2」を削除する(ステップS042)。
[退出処理]
本実施形態にかかるサーバ200の通知判定部212は、以下のように、退出処理を実行する。
図19は、第1の実施形態にかかる退出処理のフローチャートである。
図19に示すように、通知判定部212は、退出通知要求から通知要求の送信元の機器の機器ID(以下、送信元機器IDとする)と検知機器の機器ID(以下、検知機器IDとする)を読み出し、送信元機器IDを「S」、検知機器IDを「D」に、それぞれセットする(ステップS051)。
次に、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTから(S、D)を含む集合を探索し、発見された集合IDを「G」にセットする(ステップS052)。
次に、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTの集合「G」の検知ペアリストから(S、D)を削除する(ステップS053)。
次に、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTの集合「G」の検知ペアリストが空になったかどうかを判断する(ステップS054)。
ステップS054に於いて、集合「G」の検知ペアリストが空になったと判断された場合(ステップS054のYes)、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTの集合「G」を削除する(ステップS061)。
次に、通知判定部212は、機器「S」に機器「D」の退出を通知し、機器「D」に機器「S」の退出を通知する(ステップS062)。なお、具体例は、後述することとする(具体例5参照)。
ステップS054に於いて、集合Gの検知ペアリストが空になったと判断されない場合(ステップS054のNo)、通知判定部212は、集合「G」が2つに分割されたかどうかを判断する(ステップS055)。
ステップS055に於いて、集合「G」が2つに分割されたと判断されない場合(ステップS055のNo)、通知判定部212は、「S」が集合「G」の検知ペアリストに存在するかどうかを判断する(ステップS058)。
ステップS058に於いて、「S」が集合「G」の検知ペアリストに存在すると判断されない場合(ステップS058のNo)、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTの集合「G」の機器IDリストから「S」を削除する(ステップS059)。
次に、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTの集合「G」の機器IDリストの各機器に機器「S」の退出を通知し、機器「S」に集合「G」の機器IDリストの各機器の退出を通知する(ステップS060)。なお、具体例は、後述することとする(具体例6参照)。
ステップS058に於いて、「S」が集合「G」の検知ペアリストに存在すると判断された場合(ステップS058のYes)、通知判定部212は、退出処理を終了する。
ステップS055に於いて、集合「G」が2つに分割されたと判断された場合(ステップS055のYes)、通知判定部212は、集合状態管理テーブルTの集合「G」の機器IDリストに一方の集合の機器IDリストの機器IDを登録し、集合「G」の検知ペアリストに一方の集合のペアを登録し、さらに新規の集合「G2」を追加して、集合「G2」の機器IDリストに他方の集合に所属する機器IDを登録し、集合「G2」の検知ペアリストに他方の集合のペアを登録する(ステップS056)。
次に、通知判定部212は、集合「G」の機器IDリストの各機器に集合「G2」の機器IDリストの各機器の退出を通知し、集合「G2」の機器IDリストの各機器に集合「G」の機器IDリストの各機器の退出を通知する(ステップS057)。
[退出処理の具体例5]
図20は、第1の実施形態にかかる退出処理の具体例5の概略図である。
具体例1は、機器「2」が機器「1」から離れて、集合が無くなる例である。
図20(a)に示すように、機器「2」が機器「1」から離れて、機器「1」の退出を検知した場合、サーバ200は、機器「2」から機器「1」の退出通知要求を受信し、「S」を「2」、「D」を「1」にセットする(図19のステップS051)。
次に、図20(b)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTから(1、2)を含む集合「1」を発見して、「G」を「1」にセットする(図19のステップS052)。
次に、サーバ200は、集合状態管理テーブルTの集合「1」の検知ペアリストから(1、2)を削除する(図19のステップS053)。
次に、サーバ200は、集合「1」の検知ペアリストが空になると判断して(図19のステップS054のYes)、図20(c)に示すように、集合状態管理テーブルTの集合「1」を削除する(図19のステップS061)。
次に、サーバ200は、機器「S」に機器「D」の退出を通知し、機器「D」に機器「S」の退出を通知する(図19のステップS062)。
[具体例6]
図21は、第1の実施形態にかかる退出処理の具体例6の概略図である。
具体例1は、機器「3」が機器「1」から離れて、それまで所属していた集合「1」から機器「3」が離脱する例である。
図21(a)に示すように、機器「3」が機器「1」から離れて、機器「1」の退出を検知した場合、サーバ200は、機器「3」から機器「1」の退出通知要求を受信し、「S」を「3」、「D」を「1」にセットする(図19のステップS051)。
次に、図21(b)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTから(1、3)を含む集合「1」を発見して、「G」を「1」にセットする(図19のステップS052)。
次に、図21(c)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTの集合「1」の検知ペアリストから(1、3)を削除する(図19のステップS053)。
次に、サーバ200は、集合「1」の検知ペアリストが空にならないと判断し(図19のステップS054のNo)、続いて、集合「1」が2つに分割されないと判断し(図19のステップS055のNo)、さらに「3」が集合状態管理テーブルTの集合「1」の検知ペアリストに存在しないと判断し(図19のステップS058のNo)、集合状態管理テーブルTの集合「1」の機器IDリストから「3」を削除する(図19のステップS059)。
次に、サーバ200は、機器「1」と機器「2」に機器「3」の退出を通知し、機器「3」に機器「1」と機器「2」の退出を通知する(図19のステップS060)。
[具体例7]
図22は、第1の実施形態にかかる退出処理の具体例7の概略図である。
具体例1は、機器「3」が機器「1」から離れるが、それまで所属していた集合「1」から機器「3」が離脱しない例である。
図22(a)に示すように、機器「3」が機器「1」から離れて、機器「1」の退出を検知した場合、サーバ200は、機器「3」から機器「1」の退出通知要求を受信し、「S」を「3」、「D」を「1」にセットする(図19のステップS051)。
次に、図22(b)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTから(1、3)を含む集合「1」を発見して、「G」を「1」にセットする(図19のステップS052)。
次に、図22(c)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTの集合「1」の検知ペアリストから(1、3)を削除する(図19のステップS053)。
次に、サーバ200は、集合「1」の検知ペアリストが空にならないと判断し(図19のステップS054のNo)、続いて、集合「1」が2つに分割されないと判断し(図19のステップS055のNo)、さらに「3」が集合状態管理テーブルTの集合「1」の検知ペアリストに存在すると判断し(図19のステップS058のYes)、本実施形態にかかる退出処理を終了させる。
[具体例8]
図23は、第1の実施形態にかかる退出処理の具体例8の概略図である。
具体例1は、機器「3」が機器「1」から離れて、それまで所属していた集合「1」が2つに分割される例である。
図23(a)に示すように、機器「3」が機器「1」から離れて、機器「1」の退出を検知した場合、サーバ200は、機器「3」から機器「1」の退出通知要求を受信し、「S」を「3」、「D」を「1」にセットする(図19のステップS051)。
次に、図23(b)に示すように、サーバ200は、集合状態管理テーブルTから(1、3)を含む集合「1」を発見して、「G」を「1」にセットする(図19のステップS052)。
次に、サーバ200は、集合状態管理テーブルTの集合「1」の検知ペアリストから(1、3)を削除する(図19のステップS053)。
次に、サーバ200は、集合「1」の検知ペアリストが空にならないと判断し(図19のステップS054のNo)、さらに集合「1」が2つに分割されたと判断し(図19のステップS055のYes)、図23(c)に示すように、集合状態管理テーブルTの集合「G」の機器IDリストに「1」、「2」を登録し、集合「G」の検知ペアリストに(1、2)を登録し、新規の集合「G2」の機器IDリストに「3」、「4」を登録し、新規の集合「G2」の検知ペアリストに(3、4)を登録する(図19のステップS056)。
次に、サーバ200は、機器「1」と機器「2」に機器「3」と機器「4」の退出を通知し、機器「3」と機器「4」に機器「1」と機器「2」の退出を通知する(図19のステップS057)。
[第2の実施形態]
以下、図24、図25を参照して、第2の実施形態を説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成、機能、作用については、説明を省略することとする。
[機器100Aの機能ブロック]
図24は、第2の実施形態にかかる機器100Aの機能ブロックの概略図である。
図24に示すように、機器100Aは、第1の実施形態にかかる機器100の機器検知制御部112の代わりに、機器検知制御部(スキャン制御部)112Aを備える。
機器検知制御部112Aは、CPU101がメインメモリ102に制御プログラムを読み込み、該メインメモリ102に読み込んだ制御プログラムを実行することで実現される。
機器検知制御部112Aは、機器100Aの移動状態が「静止」から「移動」に変化した場合、移動状態の変化後の第1の時間(第1の実施形態にかかる所定時間に相当)のみ、無線デバイス105にスキャンを実行させるスキャン指示を通知する。さらに、機器検知制御部112Aは、機器100Aの移動状態が「移動」から「静止」に変化した場合、移動状態の変化後の第2の時間のみ、無線デバイス105にスキャンを実行させるスキャン指示を通知する。第2の時間は、第1の時間よりも長いものとする。
[スキャン制御処理]
図25は、第2の実施形態にかかるスキャン制御処理のフローチャートである。
図25に示すように、機器検知制御部112Aは、機器検知実行部113へのスキャン開始の指示後(ステップS004)、機器100Aの移動状態の変化が「移動」から「静止」への変化であるかどうかを判断する(ステップS071)。
ステップS071に於いて、移動状態の変化が「移動」から「静止」への変化であると判断された場合(ステップS071のYes)、機器検知制御部112Aは、第1の実施形態と同様、移動状態の変化後の第1の時間(第1の実施形態にかかる所定時間に相当)だけ待ち(ステップS005)、機器検知実行部113にスキャン停止を指示する(ステップS006)。
ところが、ステップS071に於いて、移動状態の変化が「移動」から「静止」への変化であると判断されない場合(ステップS071のNo)、即ち移動状態の変化が「静止」から「移動」への変化であると判断された場合、機器検知制御部112Aは、第1の時間よりも長い第2の時間だけ待ち(ステップS072)、機器検知実行部113にスキャン停止を指示する(ステップS006)。
複数機器のビーコン信号が衝突して無線信号が観測できない場合が生じることを考えると、ビーコン信号が1回観測できないだけで退出を判定すると、近くにいるけどたまたま信号が受信できなかった機器まで退出として扱ってしまう問題が生じる。そのため、「静止」から「移動」に変化して退出する場合は、ビーコン信号を長い期間観測した中でビーコン信号を複数回続けて観測できないことで判定した方が良い。そこで、第2の実施形態では、機器100がビーコン信号の発信元の機器から遠ざかるとき移動状態が「静止」から「移動」に変化したときのスキャン時間を、移動状態が「移動」から「静止」に変化したときのスキャン時間よりも長くしている。
さらに、スキャン時間中に複数回のスキャンを実行する場合、それぞれのスキャンの開始から終了までの時間を長くしても良い。さらには、複数回のスキャンを連続する1つのスキャンとしても良い。
100:機器(端末)
100A:機器(端末)
101:CPU
102:メインメモリ
103:補助メモリ
104:センサ
105:無線デバイス
106:通信モジュール
107:バス
111:移動検知部(検知部)
112:機器検知制御部(スキャン制御部)
112A:機器検知制御部
113:機器検知実行部
114:デバイス制御部
115:検知情報送信部(送信部)
116:通知受信部
117:アプリ実行部
200:サーバ
201:CPU
202:メインメモリ
203:補助メモリ
204:通信モジュール
205:バス
300:ネットワーク

Claims (11)

  1. サーバを介して機器に接続された端末に於いて、
    前記端末の移動状態を検知する検知部と、
    前記端末の移動状態の変化後の所定時間、無線信号のスキャンを実行するとともに、前記所定時間の経過後、前記スキャンを停止するスキャン制御部と、
    前記スキャンの実行中に前記無線信号を検知した場合、前記無線信号の送信元の機器の識別情報と、前記端末の識別情報と、を含むスキャン結果信号を前記サーバに送信する送信部と、
    を備える端末。
  2. 請求項1に記載の端末に於いて、
    前記スキャン制御部は、前記移動状態が移動から静止への変化後及び静止から移動への変化後の所定時間だけ前記無線信号のスキャンを実行する端末。
  3. 請求項1又は2に記載の端末に於いて、
    前記スキャン制御部は、前記移動状態が静止から移動への変化後に実行されるスキャンの時間を、前記移動状態が移動から静止への変化後に実行されるスキャンの時間よりも長くする端末。
  4. サーバを介して機器に接続された端末の制御方法に於いて、
    前記端末の移動状態を検知し、
    前記端末の移動状態の変化後の所定時間、無線信号のスキャンを実行するとともに、前記所定時間の経過後、前記スキャンを停止し、
    前記スキャンの実行中に前記無線信号を検知した場合、前記無線信号の送信元の機器の識別情報と、前記端末の識別情報と、を含むスキャン結果信号を前記サーバに送信する、端末の制御方法。
  5. サーバを介して機器に接続された端末の制御プログラムに於いて、
    前記制御プログラムは、前記端末に、
    前記端末の移動状態を検知させ、
    前記端末の移動状態の変化後の所定時間、無線信号のスキャンを実行させるとともに、前記所定時間の経過後、前記スキャンを停止させ、
    前記スキャンの実行中に前記無線信号を検知した場合、前記無線信号の送信元の機器の識別情報と、前記端末の識別情報と、を含むスキャン結果信号を前記サーバに送信させる、端末の制御プログラム。
  6. 端末及びサーバを含むシステムに於いて、
    前記端末は、
    前記端末の移動状態を検知する検知部と、
    前記端末の移動状態の変化後の所定時間、無線信号のスキャンを実行し、前記所定時間の経過後、前記スキャンを停止するスキャン制御部と、
    前記スキャンの実行中に前記無線信号を検知した場合、前記無線信号の送信元の機器の識別情報と、前記端末の識別情報と、を含むスキャン結果信号を前記サーバに送信する送信部と、を備え、
    前記サーバは、前記送信元の機器に前記端末の関連情報を提供する、関連情報提供部を備えるシステム。
  7. 請求項6に記載のシステムに於いて、さらに、
    前記送信元の機器の識別情報及び前記端末の識別情報を含むグループを管理する識別情報管理部を備えるシステム。
  8. 請求項7に記載のシステムに於いて、
    前記送信部が、前記送信元の機器及び前記端末の何れかの識別情報と、他の機器の識別情報と、を含む他のスキャン結果信号を前記サーバに送信した場合、前記識別情報管理部は、前記他の機器の識別情報を前記グループに含めるシステム。
  9. 請求項8に記載のシステムに於いて、
    前記他の機器の識別情報が他のグループにも含まれている場合、前記識別情報管理部は、前記他のグループに含まれている機器の識別情報を前記グループに含めるシステム。
  10. 請求項6〜9の何れかに記載のシステムに於いて、
    前記識別情報管理部は、前記送信元の機器の識別情報及び前記端末の識別情報をペアとして管理するシステム。
  11. サーバを介して機器に接続された端末に於いて、
    前記端末の移動状態を検知する検知部と、
    前記端末の移動状態の変化後の所定時間、無線信号のスキャンを第1の頻度で実行するとともに、前記所定時間の経過後、前記第1の頻度よりも低頻度である第2の頻度で前記スキャンを実行するスキャン制御部と、
    前記スキャンの実行中に前記無線信号を検知した場合、前記無線信号の送信元の機器の識別情報と、前記端末の識別情報と、を含むスキャン結果信号を前記サーバに送信する送信部と、
    を備える端末。
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