JP2015103784A - 電界効果トランジスタ - Google Patents
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Abstract
【課題】結晶品質と高電子濃度、高移動度を兼ね備えたエピタキシャル構造を有する電界効果トランジスタを提供する。
【解決手段】化合物半導体エピタキシャル積層膜を構成要素とする電界効果トランジスタであって、化合物半導体エピタキシャル積層膜が、半絶縁性InP基板1上に、順次、InAlAsからなるバッファ層2、第1の電子供給層3、InAlAsからなる第1のスペーサ層4、InGaAsないしInAsからなるチャネル層、InAlAsからなる第2のスペーサ層8、第2の電子供給層9、およびInAlAsからなる障壁層10を積層してなり、ショットキー接合形成層上にゲート電極14、ソース電極15およびドレイン電極16が形成され、第1の電子供給層3および第2の電子供給層9が、半絶縁性InP基板1に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚を有し、SiをドープしたInxAl1−xPからなる。
【選択図】図1
【解決手段】化合物半導体エピタキシャル積層膜を構成要素とする電界効果トランジスタであって、化合物半導体エピタキシャル積層膜が、半絶縁性InP基板1上に、順次、InAlAsからなるバッファ層2、第1の電子供給層3、InAlAsからなる第1のスペーサ層4、InGaAsないしInAsからなるチャネル層、InAlAsからなる第2のスペーサ層8、第2の電子供給層9、およびInAlAsからなる障壁層10を積層してなり、ショットキー接合形成層上にゲート電極14、ソース電極15およびドレイン電極16が形成され、第1の電子供給層3および第2の電子供給層9が、半絶縁性InP基板1に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚を有し、SiをドープしたInxAl1−xPからなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、化合物半導体からなる電界効果トランジスタに関する。
半絶縁性InP基板上に形成されるヘテロ接合型電界効果トランジスタ(InP-based heterostructure field effect transistor:以下、InP系HEMT)は、優れた高速性および低雑音性から、非特許文献1および2に記載のように、所謂サブテラヘルツおよびテラヘルツ帯で動作する超高周波集積回路への応用が期待されている。集積回路は、分子線エピタキシー(Molecular Beam Epitaxy: MBE)法や、有機金属気相成長(Metal-Organic Vapor-Phase Epitaxy:MOVPE、あるいはMetal-Organic Chemical Vapor Deposition : MOCVD、以下、MOVPE)法のような結晶成長法を用いて作製されたエピタキシャル結晶基板上に形成される。
一般的なHEMT構造は、図4に示すように、半絶縁性InP基板101(以下、単に「基板」という場合がある。)側から、バッファ層102、チャネル層103、スペーサ層104、電子供給層105、障壁層106からなる。一方、図5に示すように、トランジスタの電流駆動力を高めるために、チャネル層103を挟んで基板側にも、スペーサ層(第1のスペーサ層104a)と電子供給層(第1の電子供給層105a)とを設ける構造によって、チャネル層103の電子濃度を高める手法がある。この層構造はダブルドープ構造とも呼ばれる。
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このダブルドープ構造においては、表面側の電子供給層(第2の電子供給層105b)にドープされたドーパントと、基板側の電子供給層(第1の電子供給層105a)にドープされたドーパントを比較すると、成長中に受ける熱履歴が基板側の電子供給層の方が長いことから、表面偏析および熱拡散しやすく、上層にあるチャネル層に近づきやすい。このドーパントの移動によって、チャネル層の電子はクーロン散乱を受けやすくなり、移動度は低下する。特に、基板側の電子供給層より表面側のエピタキシャル層を成長するための熱履歴が長い場合、このドーパント拡散の影響は顕著となる。
InP系HEMT構造のバッファ層、スペーサ層、障壁層として用いられるInAlAsは、例えば非特許文献3に記載されているように、良好な結晶品質を得るために、通常600℃以上の高温で形成する必要がある。一方、InPに格子整合するInGaAsよりもIn組成の大きいInGaAsやInAsをチャネルとして用い、高い移動度を得ようとする場合、例えば非特許文献4に記載されているように、格子不整合に伴う格子緩和や3次元成長を抑制するために、前記のInAlAsからなるバッファ層やスペーサ層、障壁層他よりもチャネル層を低温で成長する必要がある。このように基板温度の昇温・降温を経てエピタキシャル成長が行われる際、温度安定化のために、昇温あるいは降温後に成長中断時間を伴う。そのため、基板側の電子供給層が受ける熱履歴は長くなる。非特許文献5にある通り、InAlAsにドープされたSiは、典型的なInP系HEMTの成長温度付近で比較的容易に熱拡散するため、前記の熱履歴の影響は無視できない。
このようなドーパント原子の拡散は、基板温度自体を下げることによって抑制できるが、これによって、HEMTを構成する各層の結晶品質が低下しやすくなる。特に、InP系HEMT構造のバッファ層、スペーサ層、障壁層を構成するInAlAsは、低温成長中に酸素を取り込みやすい。この酸素は、ドナー不純物として作用するために絶縁性を劣化させる。このようにドーパントの拡散抑制と、良好な結晶品質を得る基板温度はトレードオフの関係にある。
本発明は、結晶品質と高電子濃度、高移動度を兼ね備えたエピタキシャル構造を有する電界効果トランジスタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の態様に係る発明は、化合物半導体エピタキシャル積層膜を構成要素とする電界効果トランジスタであって、前記化合物半導体エピタキシャル積層膜が、半絶縁性InP基板上に、順次、InAlAsからなるバッファ層、第1の電子供給層、InAlAsからなる第1のスペーサ層、InGaAsないしInAsからなるチャネル層、InAlAsからなる第2のスペーサ層、第2の電子供給層、およびInAlAsからなるショットキー接合形成層を積層してなり、前記ショットキー接合形成層上にゲート電極、ソース電極およびドレイン電極が形成され、前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層が、前記半絶縁性InP基板に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚を有し、SiをドープしたInxAl1−xPからなることを要旨とする。
第2の態様に係る発明は、第1の態様に係る発明において、前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層が、前記半絶縁性InP基板に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚を有し、プレーナドープされたSiを含むInxAl1−xPからなることを要旨とする。
第3の態様に係る発明は、第1又は第2の態様に係る発明において、前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層のInxAl1−xPのIn組成xが、0以上1以下の範囲であることを要旨とする。
本発明によれば、結晶品質と高電子濃度、高移動度を兼ね備えたエピタキシャル構造を有する電界効果トランジスタを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるダブルドープ構造を含むInP系HEMTの層構造を示す図である。この層構造は、InAlAsからなるバッファ層2、InxAl1−xPからなる第1の電子供給層3、InAlAsからなる第1のスペーサ層4、InGaAsからなる第1のチャネル層5、InAsからなる第2のチャネル層6、InGaAsからなる第3のチャネル層7、InAlAsからなる第2のスペーサ層8、InxAl1−xPからなる第2の電子供給層9、InAlAsからなる障壁層10、InPからなるリセスエッチング停止層11、n型の導電性を有するInAlAsからなる第1のオーミックコンタクト層12、n型の導電性を有するInGaAsからなる第2のオーミックコンタクト層13で構成される。
例えば、バッファ層2の厚さは200nm程度、第1の電子供給層3の厚さは3nm程度、第1のスペーサ層4の厚さは3nm程度、第1のチャネル層5の厚さは3nm程度、第2のチャネル層6の厚さは3nm程度、第3のチャネル層7の厚さは3nm程度、第2のスペーサ層8の厚さは3nm程度、第2の電子供給層9の厚さは3nm程度、障壁層10の厚さは6nm程度、リセスエッチング停止層11の厚さは5nm程度、第1のオーミックコンタクト層12および第2のオーミックコンタクト層13の厚さは各々20nm程度あれば良い。
また、第1の電子供給層3および第2の電子供給層9へのドーピング濃度は、例えば各々1x1019cm−3程度など、所望の電界効果トランジスタの閾値電圧を得るために適宜調整する。第1のオーミックコンタクト層12へのドーピング濃度は5x1018cm−3程度、第2のオーミックコンタクト層13へのドーピング濃度は1x1019cm−3程度であれば良い。
また、第1の電子供給層3および第2の電子供給層9は、プレーナドープ(シートドープ)されたSiを含むInxAl1−xPで挟んだ構造としても良い。これによって、より高い電子濃度を得ることが可能となる。
また、第1の電子供給層3および第2の電子供給層9の厚さとIn組成xは、半絶縁性InP基板1に対するInxAl1−xPの臨界膜厚と、InAlAsに対するバンド不連続を考慮して適宜調節すれば良い。すなわち、InxAl1−xPは、半絶縁性InP基板1に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚であれば良いので、InxAl1−xPのIn組成xは、0以上1以下の範囲で適宜調節することが可能である。具体的には、第1の電子供給層3および第2の電子供給層9の厚さを2nm程度とした場合は、In組成xを0.75等とすれば良い。
図1に示した層構造を用いて作製された電界効果トランジスタを図2に示す。この図に示すように、電界効果トランジスタを作製する際は、最上層の第2のオーミックコンタクト層13およびその下層の第1のオーミックコンタクト層12の一部を例えばウェットエッチングによって除去し、リセスエッチング停止層11を表面に露出させる。この露出したリセスエッチング停止層11上にゲート電極14を形成する。さらに、最表面の第2のオーミックコンタクト層13の上にオーミック電極を形成し、ソース電極15およびドレイン電極16を形成すれば良い。
図1に示した層構造をエピタキシャル成長で形成するための基板温度シークエンスを図3に示す。A、B、Cは、基板に原料を供給し、エピタキシャル層を成長する時間である。
最初に、半絶縁性InP基板1をバッファ層2の成長温度として例えば650℃まで昇温する。引き続き、原料を基板表面に供給し、InAlAsからなるバッファ層2、第1の電子供給層3、第1のスペーサ層4、第1のチャネル層5まで成長する。これが図3におけるAの区間に相当する。
続いて、基板温度をInAsの成長温度として例えば460℃まで下げて、基板温度を安定させる。引き続き、InAsからなる第2のチャネル層6、およびInGaAsからなる第3のチャネル層7を成長する。これが図3におけるBの区間に相当する。
最後に、InAlAsからなる第2のスペーサ層8、およびその上層の成長温度である650℃まで基板を昇温する。基板温度が安定した後に、InAlAsからなる第2のスペーサ層8以降の層を成長する。これが図3におけるCの区間に相当する。
例えば、非特許文献(H. Yokoyama, H. Sugiyama, Y. Oda, K. Watanabe, and T. Kobayashi, Jpn. J. Appl. Phys. 42 (2003) 4909.)では、650℃におけるInxAl1−xP中のSiの拡散定数は、InAlAs中のSiの拡散定数の約60分の1と見積もられており、InxAl1−xP中ではSi拡散が抑制される。そのため、InAlAsを第1の電子供給層3とする場合よりもInxAl1−xPを第1の電子供給層3とした方が、電子供給層形成後の成長中の熱履歴によるチャネル層5,6,7側へのSiの拡散は抑制され、移動度の低下を防ぐことが可能となる。
なお、図1のInAsチャネルのような低成長温度が必要となる場合だけでなく、成長温度を一定としてダブルドープHEMT構造を作製する場合においても、熱拡散の影響を抑制できることには変わりない。そのため、例えばInPに格子整合するInGaAsをチャネルとするダブルドープ構造においても、InxAl1−xPからなる電子供給層を適用することによって、Siの拡散による移動度の低下を抑制することができる。
以上のように、本発明の実施の形態では、ダブルドープ構造の電界効果トランジスタにおいて第1の電子供給層3および第2の電子供給層9にSiドープのInAlPを用いるようにしている。InAlPにドープされたSiは、InAlAsにドープされたSiよりも拡散しにくく、熱履歴を受ける電子供給層、特に長時間の熱履歴を受ける基板側の電子供給層内のドーパントの拡散を抑制し、これに伴うチャネル層の電子移動度の低下を抑制することができる。
具体的には、本発明の実施の形態における電界効果トランジスタは、化合物半導体エピタキシャル積層膜を構成要素とする電界効果トランジスタである。化合物半導体エピタキシャル積層膜は、半絶縁性InP基板1上に、順次、InAlAsからなるバッファ層2、第1の電子供給層3、InAlAsからなる第1のスペーサ層4、InGaAsないしInAsからなるチャネル層5,6,7、InAlAsからなる第2のスペーサ層8、第2の電子供給層9、およびInAlAsからなる障壁層(ショットキー接合形成層)10を積層してなる。ショットキー接合形成層10上にゲート電極14、ソース電極15およびドレイン電極16が形成される。第1の電子供給層3および第2の電子供給層9は、半絶縁性InP基板1に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚を有し、SiをドープしたInxAl1−xPからなる。これによって、結晶品質と高電子濃度、高移動度を兼ね備えたエピタキシャル構造を有する電界効果トランジスタを提供することが可能となる。
また、第1の電子供給層3および第2の電子供給層9は、半絶縁性InP基板1に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚を有し、プレーナドープされたSiを含むInxAl1−xPからなっても良い。これによって、より高い電子濃度を得ることが可能となる。
また、第1の電子供給層3および第2の電子供給層9のInxAl1−xPのIn組成xは、0以上1以下の範囲である。すなわち、InxAl1−xPは、半絶縁性InP基板1に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚であれば良いので、InxAl1−xPのIn組成xは、0以上1以下の範囲で適宜調節することが可能である。
なお、ここでは「InGaAsないしInAsからなるチャネル層」と表現したが、これは、InGaAsとInAsのいずれかがチャネル層に含まれていれば良いという意味である。すなわち、図1や図2では、InGaAsからなる第1のチャネル層5、InAsからなる第2のチャネル層6、InGaAsからなる第3のチャネル層7を例示したが、図4や図5を用いて説明したように、InGaAsからなるチャネル層だけで構成することも可能である。
以上のように、本発明の実施の形態を記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
1…半絶縁性InP基板
2…バッファ層
3…第1の電子供給層
4…第1のスペーサ層
5…第1のチャネル層
6…第2のチャネル層
7…第3のチャネル層
8…第2のスペーサ層
9…第2の電子供給層
10…障壁層(ショットキー接合形成層)
14…ゲート電極
15…ソース電極
16…ドレイン電極
2…バッファ層
3…第1の電子供給層
4…第1のスペーサ層
5…第1のチャネル層
6…第2のチャネル層
7…第3のチャネル層
8…第2のスペーサ層
9…第2の電子供給層
10…障壁層(ショットキー接合形成層)
14…ゲート電極
15…ソース電極
16…ドレイン電極
上記目的を達成するため、第1の態様に係る発明は、化合物半導体エピタキシャル積層膜を構成要素とする電界効果トランジスタであって、前記化合物半導体エピタキシャル積層膜が、半絶縁性InP基板上に、順次、InAlAsからなるバッファ層、第1の電子供給層、InAlAsからなる第1のスペーサ層、InGaAsないしInAsからなるチャネル層、InAlAsからなる第2のスペーサ層、第2の電子供給層、およびInAlAsからなるショットキー接合形成層を積層してなり、前記ショットキー接合形成層上にゲート電極、ソース電極およびドレイン電極が形成され、前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層が、前記半絶縁性InP基板に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚を有し、SiをドープしたInxAl1-xPからなり、前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層の膜厚が、前記半絶縁性InP基板に対するIn x Al 1-x Pの臨界膜厚を超えない膜厚であることを要旨とする。
Claims (3)
- 化合物半導体エピタキシャル積層膜を構成要素とする電界効果トランジスタであって、
前記化合物半導体エピタキシャル積層膜が、半絶縁性InP基板上に、順次、InAlAsからなるバッファ層、第1の電子供給層、InAlAsからなる第1のスペーサ層、InGaAsないしInAsからなるチャネル層、InAlAsからなる第2のスペーサ層、第2の電子供給層、およびInAlAsからなるショットキー接合形成層を積層してなり、
前記ショットキー接合形成層上にゲート電極、ソース電極およびドレイン電極が形成され、
前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層が、前記半絶縁性InP基板に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚を有し、SiをドープしたInxAl1−xPからなる
ことを特徴とする電界効果トランジスタ。 - 前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層が、前記半絶縁性InP基板に対して格子緩和を起こさない組成と膜厚を有し、プレーナドープされたSiを含むInxAl1−xPからなることを特徴とする請求項1記載の電界効果トランジスタ。
- 前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層のInxAl1−xPのIn組成xが、0以上1以下の範囲であることを特徴とする請求項1又は2記載の電界効果トランジスタ。
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- 2013-11-28 JP JP2013245934A patent/JP2015103784A/ja active Pending
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