JP2015103378A - 車両側コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】メインハウジングとサブハウジングとを精度よく位置決めして組み付けることが可能な車両側コネクタを提供する。【解決手段】充電時に充電用コネクタが嵌合される車両側コネクタ10であり、前記充電用コネクタと嵌合可能なコネクタ嵌合部41を有するハウジング40を備え、前記ハウジング40は、前記コネクタ嵌合部41を有するメインハウジング40Aに、他の部分を有するサブハウジング40Bを組み付ける形態とされ、前記メインハウジング40Aおよび前記サブハウジング40Bの組み付け方向の前面には、その組み付けに伴って互いに嵌合する嵌合凸部80Aおよび嵌合凹部80Bが設けられている。【選択図】図6
Description
本発明は、充電時に充電用コネクタが嵌合される車両側コネクタに関する。
従来、この種の車両側コネクタとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。この車両側コネクタは、充電側コネクタと嵌合可能なコネクタ嵌合部を有するハウジングを備え、このハウジングには、車両側のバッテリ等から引き出された電線の端末部に固着された車両側端子金具が収容されている。ハウジングに収容された車両側端子金具は、ハウジングの後面側に取り付けられたリテーナによって抜け止めされている。
ところで、何らかの事情で、車両側コネクタのハウジングを、コネクタ嵌合部を有するメインハウジングと、他の部分を有するサブハウジングとに分割し、それらを組み付ける形態とする場合がある。そのような場合には、メインハウジングとサブハウジングとを精度よく位置決めする必要がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、メインハウジングとサブハウジングとを精度よく位置決めして組み付けることが可能な車両側コネクタを提供することを目的とする。
本発明の車両側コネクタは、充電時に充電用コネクタが嵌合される車両側コネクタであり、前記充電用コネクタと嵌合可能なコネクタ嵌合部を有するハウジングを備え、前記ハウジングは、前記コネクタ嵌合部を有するメインハウジングに、他の部分を有するサブハウジングを組み付ける形態とされ、前記メインハウジングおよび前記サブハウジングの組み付け方向の前面には、その組み付けに伴って互いに嵌合する嵌合凸部および嵌合凹部が設けられている。
このような構成によれば、メインハウジングにサブハウジングを組み付けると、嵌合凸部と嵌合凹部とが嵌合するから、メインハウジングとサブハウジングとを精度よく位置決めして組み付けることができる。
また、前記嵌合凸部および前記嵌合凹部からなる嵌合部は複数設けられ、複数の前記嵌合部は、大きさが異なる複数種の前記嵌合部を含むものとしてもよい。このような構成によれば、正しい組み合わせでないと嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合できないから、メインハウジングに対してサブハウジングを誤った向きで組み付けることを防ぐことができる。
また、前記ハウジングは、車両側のバッテリ等から引き出された電線の端末部に固着された車両側端子金具を収容可能な端子収容室を有し、前記端子収容室は、前記メインハウジングおよび前記サブハウジングにわたって形成され、前記嵌合凸部および前記嵌合凹部は前記端子収容室の位置に設けられ、前記嵌合凸部の内部には、前記端子収容室の一部を構成する貫通孔が形成されているものとしてもよい。
このような構成によれば、端子収容室の位置においてメインハウジングとサブハウジングとが位置決めされるから、端子収容室のうちメインハウジング側に形成された部分とサブハウジング側に形成された部分とを、位置精度よく連ねることができる。
また、前記端子収容室は複数が設けられ、そのすべての端子収容室に前記嵌合凸部および前記嵌合凹部が設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、すべての端子収容室においてメインハウジングとサブハウジングとが位置決めされるから、端子収容室のうちメインハウジング側に形成された部分とサブハウジング側に形成された部分とをより高い位置精度で連ねることができる。
また、前記車両側端子金具は、前記充電用コネクタと電気的に接続可能な端子接続部と、その後側に設けられて前記端子接続部よりも側方に張り出す端子張出部とを有し、前記端子収容室のうち前記メインハウジング側に形成された部分には、前記端子接続部が収容されるものとされ、前記嵌合凸部または前記嵌合凹部には、前記端子張出部の前面が突き当たる突当部が設けられているものとしてもよい。
このような構成によれば、嵌合部において車両側端子金具の前止まりがなされるから、車両側端子金具の前方への抜け出しを防ぐことができる。
このような構成によれば、嵌合部において車両側端子金具の前止まりがなされるから、車両側端子金具の前方への抜け出しを防ぐことができる。
また、前記突当部は、前記嵌合凸部または前記嵌合凹部のうち前記端子張出部と対向する対向面の一部に突設されたものとしてもよい。このような構成によれば、突当部と端子張出部とが部分的に突き当たるから、これらが全体的に突き当たる構成とする場合に比して、車両側端子金具のがたつきを小さくすることができる。
本発明によれば、メインハウジングとサブハウジングとを精度よく位置決めして組み付けることが可能な車両側コネクタを提供することができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1について、図1〜図9を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態における車両側コネクタ10は、プラグインハイブリッド車において、車両に搭載されたバッテリに充電するべく相手の充電用コネクタ(図示せず)が嵌合されるコネクタである。以下、各構成部材において、充電用コネクタとの嵌合面側を前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
以下、本発明を具体化した実施形態1について、図1〜図9を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態における車両側コネクタ10は、プラグインハイブリッド車において、車両に搭載されたバッテリに充電するべく相手の充電用コネクタ(図示せず)が嵌合されるコネクタである。以下、各構成部材において、充電用コネクタとの嵌合面側を前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
車両側コネクタ10は、車両側のバッテリ等から引き出された電線20の端末部に接続された5本の車両側端子金具30と図示しない温度センサとを収容可能なハウジング40を備えている。
5本の車両側端子金具30のうち3本の車両側端子金具30は、大径の電線20(以下、太電線21と称する)の端末に接続され、他の2本の車両側端子金具30は、小径の電線20(以下、細電線22と称する)の端末部に接続されている。3本の太電線21は、一括型のシールド電線(キャブタイヤケーブル)23として1本に纏められている。
太電線21の端末に接続された車両側端子金具30のうち2本はパワー端子P、1本はアース端子Gとされ、細電線22の端末に接続された2本の車両側端子金具30は信号用端子Sとされている(図4参照)。
車両側端子金具30は、全体として略直角に屈曲された屈曲型の端子金具であり、L字形をなす丸ピン端子から形成されてる。車両側端子金具30は、母材である金属丸棒を複数回に亘って圧造成形した直線状の一次成形端子に対して、長さ方向の所定位置に図示しない治具を当てて直角曲げすることによりL字形をなす端子として形成される。
車両側端子金具30は、充電用コネクタに備えられた充電用端子金具に接続される端子接続部31と、電線20の端末部に接続される電線接続部32とを備え、端子接続部31と電線接続部32とは垂直をなすように配されている(図1参照)。電線接続部32は筒形とされ、電線20の端末を皮剥きして露出された芯線が内部に挿入されて圧着される。
端子接続部31の後側には、図1に示すように、端子接続部31よりも側方に張り出す端子張出部33が設けられている。端子張出部33は、端子接続部31と同軸に配され、端子接続部31及び電線接続部32よりも径寸法が大きくされている。
車両側端子金具30の屈曲部分には、合成樹脂製の絶縁筒部35がモールド成形によって形成されている。絶縁筒部35の一端面は、端子張出部33の後端面から後側に所定間隔をあけた位置に形成され、絶縁筒部35の一端面と端子張出部33の後端面との間には、後述するリテーナ70の係止溝部72が嵌合して係止する被係止溝36が形成されている。
車両側端子金具30の端子接続部31および端子張出部33の径寸法は、パワー端子Pが最も大きく、信号用端子Sが最も小さくされている。また、すべての車両側端子金具30において端子張出部33のうちシールリング34よりも後側に位置する部分(以下、後側張出部33Aと称する)の前後方向の寸法は同等とされている。これにより、すべての車両側端子金具30において被係止溝36とシールリング34とが同等の間隔をあけて配されている。なお、端子張出部33のうちシールリング34よりも前側に位置する部分(以下、前側張出部33Bと称する)の前後方向の寸法は、アース端子Gが他の端子よりも小さくされている(図4参照)。
ハウジング40は合成樹脂製であって、充電用コネクタが嵌合可能なコネクタ嵌合部41を有するメインハウジング40Aに、サブハウジング40Bを組み付ける形態とされている。
ハウジング40には、車両側端子金具30を収容可能な端子収容室42が複数(本実施形態では5室)設けられている。5つの端子収容室42のうち上段の2個はパワー端子P用、下段の中央はアース端子G用、また、下段の両端は信号用端子S用とされている。
ハウジング40には、車両側端子金具30を収容可能な端子収容室42が複数(本実施形態では5室)設けられている。5つの端子収容室42のうち上段の2個はパワー端子P用、下段の中央はアース端子G用、また、下段の両端は信号用端子S用とされている。
端子収容室42は、メインハウジング40Aおよびサブハウジング40Bにわたって形成されている。以下、端子収容室42のうちメインハウジング40Aに形成された部分をメイン収容室42A、サブハウジング40Bに形成された部分をサブ収容室42Bと称する。
メインハウジング40Aには、車両に固定される基板部43が備えられている。基板部43の四つ角には、外側に向けて取付部44が突出形成され、各取付部44には、ボルト孔45が切られた金属製のカラー46がインサート成形により設けられている。
コネクタ嵌合部41は、図8に示すように、基板部43の前側に設けられている。コネクタ嵌合部41は、略円柱形状をなして基板部43から前方に突出する形態の端子収容部41Aと、端子収容部41Aの外周側を取り囲む大フード部41Bとを備えている。端子収容部41Aと大フード部41Bとの間には、充電用コネクタの小フード部が嵌合可能とされている。
端子収容部41Aには、5本のメイン収容室42Aが形成されている。各メイン収容室42Aは前後方向に開口し、それぞれに車両側端子金具30が収容される。各メイン収容室42Aにおける後端寄りの位置には壁部47が設けられている。
メイン収容室42Aのうち壁部47よりも前側の部分は、車両側端子金具30の端子接続部31が収容されるとともに充電用コネクタに設けられた端子収容筒が嵌合可能とされた接続嵌合部48とされている。壁部47には、車両側端子金具30の端子接続部31を前方に挿通させる挿通孔49が形成されており、端子接続部31は、挿通孔49を通って接続嵌合部48内に配される。挿通孔49は、端子接続部31の径寸法に合わせた大きさに形成され、挿通孔49と端子接続部31との間にはほぼ隙間がないものとされている。
メイン収容室42Aのうち壁部47よりも後側の部分は、後述するサブハウジング40Bに設けられた嵌合凸部80Aが嵌合可能な嵌合凹部80Bとされている。嵌合凹部80Bについては後ほど詳しく説明する。
基板部43の後側には、サブハウジング40Bが組み付けられる組付部51が設けられている。組付部51は、基板部43の後面から略垂直に突出して後方に開口する円筒形状をなし、その内部にサブハウジング40Bが嵌合可能とされている。なお、組付部51は、端子収容部41Aよりも一回り大きくされている。
組付部51の外周面には、図1に示すように、複数のロック突起52が設けられている。ロック突起52は、組付部51の両側面に一対ずつ設けられ、各ロック突起52には、後述するリテーナ70に設けられたロック枠74が係止するものとされている。
組付部51には、車両側端子金具30の一部を下方に突出可能な切欠部53が設けられている。切欠部53は、組付部51の下面側に設けられ、組付部51の後端部を前方へ切り欠いた形態とされている。切欠部53の前端の両角部は、弧状に形成された丸み部54とされ、また、切欠部53の略全体にわたり、その内側に面取り部55が形成されている。
組付部51の内周面のうち切欠部53よりも前側の部分には、サブハウジング40Bに備えられたシールリング58が全周にわたり密着可能なシール面56が設けられている(図7参照)。
組付部51の前面(奥面)には、サブハウジング40Bの前面が突き当たってその前止まりがなされる前止め部57が設けられている。前止め部57は、他の部分よりも後側に突出して設けられ、図2に示すように、組付部51の内周に沿う環状をなしている。前止め部57は、下端部を除く略全周に形成されている。
サブハウジング40Bは、図1および図7に示すように、その略全体が組付部51内に嵌合可能な略円形の薄板状をなしている。サブハウジング40Bは、組付部51のうち切欠部53よりも前側の部分に嵌合可能とされている。
サブハウジング40Bの外周面には、組付部51のシール面56に密着可能なシールリング58が嵌着されている。シールリング58は、サブハウジング40Bの前後方向の略中央に嵌着されている。
サブハウジング40Bには、サブ収容室42Bが設けられている。サブ収容室42Bは、前後方向に開口した円形状をなす孔である。サブ収容室42Bには、図9に示すように、車両側端子金具30の端子張出部33がそれぞれ緊密に嵌合可能とされている。詳しくは、サブ収容室42Bには、端子張出部33に嵌着されたシールリング34および後側張出部33Aが緊密に嵌合するものとされている。サブ収容室42Bの内周面は、シールリング34が密着可能なシール面59とされている。
サブハウジング40Bの後面には、図1に示すように、その外周縁の全周にわたって設けられた外周リブ61と、各サブ収容室42Bの孔縁に沿って設けられた内周リブ62とが、連続するような形態で形成されている。
また、サブハウジング40Bの後面には、後述するリテーナ70に係止する係止片63が設けられている。係止片63は、サブハウジング40Bの両側に一ずつ設けられている。一対の係止片63は、サブハウジング40Bの後面に片持ち状をなして立設されている。係止片63の後端には、径方向の外側に突出する爪部63Aが設けられ、後述するリテーナ70の爪部76Aに内側から係止可能とされている。
サブハウジング40Bの前面には、メインハウジング40Aの嵌合凹部80Bに嵌合可能な嵌合凸部80Aが設けられている。嵌合凸部80Aについては、後ほど詳しく説明する。
車両側コネクタ10は、ハウジング40の後側に組み付けられるリテーナ70を備えている。リテーナ70は合成樹脂製であって、全体として、サブハウジング40Bの後側を覆う形状をなしている。
リテーナ70は、サブハウジング40Bの後面に当てられるとともに組付部51内に嵌合可能な円盤状をなす本体板71を備えている。
リテーナ70は、サブハウジング40Bの後面に当てられるとともに組付部51内に嵌合可能な円盤状をなす本体板71を備えている。
本体板71には、図4に示すように、車両側端子金具30に形成された被係止溝36を、径方向の外側から挿入可能であるとともに、被係止溝36に係止可能な係止溝部72が5本形成されている。係止溝部72は、本体板71の中心部側に位置する部分が外周側に位置する部分に比して幅狭とされ、被係止溝36に緊密に嵌るようにされている。
本体板71の外周縁には、後方に向かって円筒状をなして突出する周壁板73が設けられている。周壁板73は、本体板71の外周縁のうち係止溝部72の開口部分を除いた左右両側および上側に設けられている。周壁板73は、組付部51の内周面に沿うとともに、その後側部分は、組付部51から後方に突出して配される(図8参照)。
リテーナ70の外周には、図1に示すように、組付部51の外周面に設けられたロック突起52に係止可能なロック枠74が、左右2枚ずつ設けられている。ロック枠74は、周壁板73の後縁から前方に折り返された形態で、内外方向に弾性変位可能に設けられている。
リテーナ70の両側面における一対のロック枠74の間には、周壁板73との間で組付部51の周壁を挟持可能な挟持板75が、同じく周壁板73の後縁から前方に折り返された形態で形成されている。
また、リテーナ70の周壁板73には、サブハウジング40Bの係止片63と前後方向に係止可能な係止片76が設けられている(図4参照)。係止片76は、挟持板75と対向する位置に配されている。係止片76の内側には、サブハウジング40Bの係止片63が差し入れられる差入口77が開口して設けられ、係止片76のうち差入口77に臨む部分に爪部76Aが形成されている。
さて、メインハウジング40Aの組付部51の前面(奥面)およびサブハウジング40Bの前面には、その組み付けに伴って互いに嵌合する嵌合凸部80Aおよび嵌合凹部80Bが設けられている。嵌合凸部80Aおよび嵌合凹部80Bからなる嵌合部80は、図2および図3に示すように、すべての端子収容室42の位置に対応して設けられ、嵌合凹部80Bはメインハウジング40A側に、嵌合凸部80Aはサブハウジング40B側に設けられている。
嵌合部80は、端子収容室42の径寸法に合わせて異なる大きさとされている(図9参照)。径寸法の大きい端子収容室42の位置には径寸法の大きい嵌合部80(以下、大径嵌合部81と称する)が設けられ、径寸法が小さい端子収容室42の位置には径寸法の小さい嵌合部80(以下、小径嵌合部82と称する)が設けられている。
嵌合凸部80Aは、図5に示すように、サブハウジング40Bの前面から前方に突出する略円筒状をなしている。嵌合凸部80Aは、すべてのサブ収容室42Bの位置に設けられ、サブ収容室42Bの開口縁から前方に突出する形態とされている(図3参照)。なお、嵌合凸部80Aの前端には、嵌合凸部80Aを嵌合凹部80Bに誘い込むテーパ面89が形成されている。
嵌合凸部80Aの内部は、端子収容室42の一部を構成する貫通孔86とされている。各貫通孔86には、図9に示すように、車両側端子金具30の前側張出部33Bがそれぞれ嵌合可能とされている。なお、車両側端子金具30のうちアース端子Gの前側張出部33Bは、嵌合凸部80Aから前方に突出することなく貫通孔86内に納まり(図8参照)、他の端子の前側張出部33Bは、その一部が嵌合凸部80Aから前方に突出するものとされている(図9参照)。
嵌合凸部80Aは、図9に示すように、径寸法の大きいサブ収容室42Bの位置に形成されて大径嵌合部81を構成する大径嵌合凸部81Aと、径寸法の小さいサブ収容室42Bの位置に形成されて小径嵌合部82を構成する小径嵌合凸部82Aとを備えている。なお、すべての嵌合凸部80Aの突出寸法は同等とされ、その前端の位置が揃えられている(図6参照)。
すべての嵌合凸部80Aのうち、信号用端子S用のサブ収容室42Bの位置に設けられた嵌合凸部80Aは、他のサブ収容室42Bの位置に設けられた嵌合凸部80Aに比して、壁厚寸法が若干小さくされている(図9参照)。
一方、嵌合凹部80Bは、図6に示すように、メインハウジング40Aにおけるメイン収容室42Aの後端部に設けられている。嵌合凹部80Bは、メイン収容室42Aのうち壁部47よりも後側の部分であり、円形状をなして凹んだ形態とされている。嵌合凹部80Bを構成する周壁は、メイン収容室42Aのうち接続嵌合部48を構成する周壁と同軸をなすとともにほぼ同形断面を有する円筒形状とされている。
壁部47の前後方向における位置は、端子張出部33の軸方向の寸法に合わせて異なるものとされている(図8および図9参照)。これにより、端子張出部33の軸方向の寸法が小さいアース端子G用の端子収容室42の嵌合凹部80Bは、他の嵌合凹部80Bに比して深さ寸法(前後方向の寸法)が小さくされている。
壁部47の後面(嵌合凹部80Bの奥面)には、端子張出部33の前面が突き当たる突当部84が設けられている。突当部84は、嵌合凹部80Bの略中心に位置し、壁部47の挿通孔49の孔縁に沿って突設された円筒状をなしている(図2参照)。突当部84は、すべての嵌合凹部80Bに設けられ、すべての突当部84において突出寸法は同等とされている。突当部84の突出端部(後端部)には、車両側端子金具30の端子接続部31を挿通孔49に誘い込むテーパ孔85が形成されている(図7参照)。
嵌合凹部80Bは、図9に示すように、径寸法の大きいメイン収容室42Aの後端部に形成されて大径嵌合部81を構成する大径嵌合凹部81Bと、径寸法の小さいメイン収容室42Aの後端部に形成されて小径嵌合部82を構成する小径嵌合凹部82Bとを備えている。
嵌合部80の下面側には、コネクタ嵌合部41側から入り込んだ水を外部へ排水可能な排水部83が設けられている。排水部83は、嵌合凸部80Aに設けられた凸側開口部83Aと、嵌合凹部80B側に設けられた凹側開口部83Bとを備えている。
凸側開口部83Aは、図3に示すように、嵌合凸部80Aの下面側に形成されている。凸側開口部83Aは、嵌合凸部80Aの下面側の所定角度範囲を切除することで設けられている。凸側開口部83Aのうち周方向における両端面は、径方向における内側が斜めに傾斜した傾斜面87、外側が水平な水平面88とされている。傾斜面87は、嵌合凸部80Aの径方向に傾斜している。
凹側開口部83Bは、図9に示すように、嵌合凹部80Bを構成する壁部47および周壁の下側部分にわたり形成されている。凹側開口部83Bは、嵌合凹部80Bの周壁の下面側の所定角度範囲を切除するとともに、壁部47の下側部分を切除して前後方向に貫通させることで設けられている。
次に、上記した車両側コネクタ10の組み付け手順の一例を説明する。
まず、メインハウジング40Aにサブハウジング40Bを組み付ける(図6および図7参照)。サブハウジング40Bを所定の向きにして組付部51に押し込むと、嵌合凸部80Aが対応する嵌合凹部80Bに嵌合する。このとき、大径嵌合凸部81Aは大径嵌合凹部81Bに、小径嵌合凸部82Aは小径嵌合凹部82Bにそれぞれ嵌合する。ここで、すべての嵌合部80が正しい組み合わせで対向していないと、嵌合凸部80Aは嵌合凹部80Bに嵌合することなく組付部51の他の部分に突き当たる。そこで、サブハウジング40Bの位置ずれを修正し、すべての嵌合部80を正しい組み合わせで向き合わせると、嵌合部80が互いに嵌合可能となり、サブハウジング40Bが組付部51に対して所定の向きに位置決めされる。その後、サブハウジング40Bを組付部51の奥端まで押し込むと、サブハウジング40Bの外周縁部が組付部51の前止め部57に突き当り、サブハウジング40Bの前止まりがなされる。こうして、サブハウジング40Bは、メインハウジング40Aに対して正規の組み付け状態になる。このとき、サブ収容室42Bとメイン収容室42Aとがそれぞれ位置ずれすることなく前後に連通した状態になり、またサブハウジング40Bのシールリング58が組付部51のシール面56に密着した状態になる。
まず、メインハウジング40Aにサブハウジング40Bを組み付ける(図6および図7参照)。サブハウジング40Bを所定の向きにして組付部51に押し込むと、嵌合凸部80Aが対応する嵌合凹部80Bに嵌合する。このとき、大径嵌合凸部81Aは大径嵌合凹部81Bに、小径嵌合凸部82Aは小径嵌合凹部82Bにそれぞれ嵌合する。ここで、すべての嵌合部80が正しい組み合わせで対向していないと、嵌合凸部80Aは嵌合凹部80Bに嵌合することなく組付部51の他の部分に突き当たる。そこで、サブハウジング40Bの位置ずれを修正し、すべての嵌合部80を正しい組み合わせで向き合わせると、嵌合部80が互いに嵌合可能となり、サブハウジング40Bが組付部51に対して所定の向きに位置決めされる。その後、サブハウジング40Bを組付部51の奥端まで押し込むと、サブハウジング40Bの外周縁部が組付部51の前止め部57に突き当り、サブハウジング40Bの前止まりがなされる。こうして、サブハウジング40Bは、メインハウジング40Aに対して正規の組み付け状態になる。このとき、サブ収容室42Bとメイン収容室42Aとがそれぞれ位置ずれすることなく前後に連通した状態になり、またサブハウジング40Bのシールリング58が組付部51のシール面56に密着した状態になる。
次に、電線20の端末に接続された5本の車両側端子金具30をリテーナ70に対して仮組みする(図4参照)。車両側端子金具30の被係止溝36を、それぞれリテーナ70の対応する係止溝部72に挿入し、その奥端まで差し入れる。これにより、被係止溝36と係止溝部72の側縁とが前後方向に係止し、車両側端子金具30がリテーナ70に対して仮組みされた状態になる。
次いで、仮組みされた車両側端子金具30およびリテーナ70を、ハウジング40に組み付ける(図7および図8参照)。リテーナ70から前方に突出している車両側端子金具30の端子接続部31を、それぞれ対応する端子収容室42に挿入するべく向きを合わせて押し込む。すると、端子接続部31は、それぞれサブ収容室42Bおよび挿通孔49を通ってメイン収容室42Aに至り、また端子張出部33は、サブ収容室42B内に嵌合する。
そして、車両側端子金具30およびリテーナ70を正規の位置まで押し込むと、端子張出部33の前面が嵌合凹部80Bの突当部84に突き当たるとともに、端子張出部33に嵌着されたシールリング34がサブ収容室42Bのシール面59に密着した状態になる。また、サブハウジング40Bの係止片63がリテーナ70の係止片76の内側に差し入れられ、互いに弾性変形しながら相手の爪部76A,63Aを乗り越えた後、弾性復帰して係止片76,63同士が係止し、サブハウジング40Bとリテーナ70とが組み付け状態になる。同時に、リテーナ70のロック枠74が、弾性変形してメインハウジング40Aのロック突起52を乗り越えた後、弾性復帰してこれに係止する。これにより、仮組みされたリテーナ70および車両側端子金具30が、ハウジング40に一体的に組み付けられて保持される。
このとき、車両側端子金具30のうち一対の信号用端子Sおよびアース端子Gの垂直部分は、ハウジング40の切欠部53から下方に突出した状態になり、車両側端子金具30のうち一対のパワー端子Pは、その一段後ろの位置においてハウジング40から下方に突出した状態になる(図8参照)。そして、車両側コネクタ10から下方に引き出された電線20にグロメット24を装着するとともに、ハウジング40の前面に図示しないフロントカバーを装着する。
こうして、車両側コネクタ10の組み付け作業が完了する。
こうして、車両側コネクタ10の組み付け作業が完了する。
上記のように構成された実施形態1によれば、以下の効果を奏する。
本実施形態のコネクタは、充電時に充電用コネクタが嵌合される車両側コネクタ10であり、充電用コネクタと嵌合可能なコネクタ嵌合部41を有するハウジング40を備え、ハウジング40は、コネクタ嵌合部41を有するメインハウジング40Aに、他の部分を有するサブハウジング40Bを組み付ける形態とされ、メインハウジング40Aおよびサブハウジング40Bの組み付け方向の前面には、その組み付けに伴って互いに嵌合する嵌合凸部80Aおよび嵌合凹部80Bが設けられている。
本実施形態のコネクタは、充電時に充電用コネクタが嵌合される車両側コネクタ10であり、充電用コネクタと嵌合可能なコネクタ嵌合部41を有するハウジング40を備え、ハウジング40は、コネクタ嵌合部41を有するメインハウジング40Aに、他の部分を有するサブハウジング40Bを組み付ける形態とされ、メインハウジング40Aおよびサブハウジング40Bの組み付け方向の前面には、その組み付けに伴って互いに嵌合する嵌合凸部80Aおよび嵌合凹部80Bが設けられている。
これにより、メインハウジング40Aにサブハウジング40Bを組み付けると、嵌合凸部80Aと嵌合凹部80Bとが嵌合するから、メインハウジング40Aとサブハウジング40Bとを精度よく位置決めして組み付けることができる。
また、嵌合凸部80Aおよび嵌合凹部80Bからなる嵌合部80は複数設けられ、複数の嵌合部80は、大きさが異なる大径嵌合部81および小径嵌合部82を含むものとされている。
これにより、正しい組み合わせでないと嵌合凸部80Aと嵌合凹部80Bとを嵌合できないから、メインハウジング40Aに対してサブハウジング40Bを誤った向きで組み付けることを防ぐことができる。
これにより、正しい組み合わせでないと嵌合凸部80Aと嵌合凹部80Bとを嵌合できないから、メインハウジング40Aに対してサブハウジング40Bを誤った向きで組み付けることを防ぐことができる。
また、ハウジング40は、車両側のバッテリ等から引き出された電線20の端末部に固着された車両側端子金具30を収容可能な端子収容室42を有し、端子収容室42は、メインハウジング40Aおよびサブハウジング40Bにわたって形成され、嵌合凸部80Aおよび嵌合凹部80Bは端子収容室42の位置に設けられ、嵌合凸部80Aの内部には、端子収容室42の一部を構成する貫通孔86が形成されている。
これにより、メインハウジング40A側に形成されたメイン収容室42Aと、サブハウジング40B側に形成されたサブ収容室42Bとを、位置精度よく連ねることができる。
これにより、メインハウジング40A側に形成されたメイン収容室42Aと、サブハウジング40B側に形成されたサブ収容室42Bとを、位置精度よく連ねることができる。
また、端子収容室42は複数が設けられ、そのすべての端子収容室42に嵌合部80が設けられている。これにより、すべての端子収容室42において位置決めがなされるから、メインハウジング40A側に形成されたメイン収容室42Aとサブハウジング40B側に形成されたサブ収容室42Bとをより高い位置精度で連ねることができる。
また、車両側端子金具30は、充電用コネクタと電気的に接続可能な端子接続部31と、その後側に設けられて端子接続部31よりも側方に張り出す端子張出部33とを有し、メインハウジング40A側に形成されたメイン収容室42Aには、端子接続部31が収容されるものとされ、嵌合部80には、端子張出部33の前面が突き当たる突当部84が設けられている。
これにより、嵌合部80において車両側端子金具30の前止まりがなされるから、車両側端子金具30の前方への抜け出しを防ぐことができる。
これにより、嵌合部80において車両側端子金具30の前止まりがなされるから、車両側端子金具30の前方への抜け出しを防ぐことができる。
また、突当部84は、嵌合部80のうち端子張出部33と対向する嵌合凹部80Bの奥面(対向面)の一部に突設されたものである。これにより、突当部84と端子張出部33とが部分的に突き当たるから、これらが全体的に突き当たる構成とする場合に比して、車両側端子金具30のがたつきを小さくすることができる。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2に係る車両側コネクタ100を図10〜図14によって説明する。
本実施形態の車両側コネクタ100は、サブハウジング101、車両側端子金具102およびリテーナ103の形状が異なる点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態2に係る車両側コネクタ100を図10〜図14によって説明する。
本実施形態の車両側コネクタ100は、サブハウジング101、車両側端子金具102およびリテーナ103の形状が異なる点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態に係る車両側コネクタ100は、実施形態1と同様に、車両側のバッテリ等から引き出された電線20の端末部に接続された5本の車両側端子金具102と図示しない温度センサとを収容可能なハウジング40を備えている。
ハウジング40は、実施形態1と同様、充電用コネクタが嵌合可能なコネクタ嵌合部41を有するメインハウジング40Aに、サブハウジング101を組み付ける形態とされている。ハウジング40は、実施形態1と同様の構成を備えているので、その説明は省略する。
車両側端子金具102は、実施形態1と同様に、太電線21の端末に接続された2本がパワー端子P、1本がアース端子Gとされ、細電線22の端末に接続された2本が信号用端子Sとされている。
車両側端子金具102は、図10に示すように、全体として直線状をなす直線型の端子金具であり、真直な丸ピン端子から形成されている。車両側端子金具102は、実施形態1と同様、充電用コネクタと電気的に接続可能な端子接続部31と、電線20の端末部に接続される電線接続部32と、端子接続部31よりも側方に張り出す端子張出部33とを備えている。そして、端子張出部33の後側には、端子張出部33よりもさらに径寸法が大きくされたフランジ部104が設けられている。なお、端子張出部33には、実施形態1と同様、後端寄りの位置にシールリング34が嵌着されている。
サブハウジング101は、図10に示すように、メインハウジング40Aの組付部51内に嵌合可能な径寸法を有する円柱状をなしている。サブハウジング101の軸方向の寸法は、組付部51の同方向の寸法よりも大きく、サブハウジング101の後端部は組付部51から後方に突出して配される(図13参照)。
サブハウジング101の外周面には、実施形態1と同様、組付部51のシール面56に密着可能なシールリング58が嵌着されている。シールリング58は、サブハウジング101の前端寄りの位置に嵌着されている。
サブハウジング101には、実施形態1と同様、サブ収容室105が設けられている。サブ収容室105は、前後方向に開口した円形状をなす孔とされ、図14に示すように、サブ収容室105には、車両側端子金具102の端子張出部33、フランジ部104および電線接続部32が収容可能とされている。
サブ収容室105の前端部分105Aには、端子張出部33に嵌着されたシールリング34および後側張出部33Aが緊密に嵌合可能とされ、その内周面は、シールリング34が密着可能なシール面59とされている(図14参照)。
また、サブ収容室105の後側部分105Bは、フランジ部104が嵌合可能な内径寸法を有し、フランジ部104および電線接続部32が収容される。
また、サブ収容室105の後側部分105Bは、フランジ部104が嵌合可能な内径寸法を有し、フランジ部104および電線接続部32が収容される。
サブハウジング101には、後述するリテーナ103のロック片111が係止可能な係止突起106が設けられている(図10参照)。係止突起106は、サブハウジング101の上面側に突設され、その幅方向における略中央に位置している。
サブハウジング101には、後端から前方に向かって細長く切り欠かれた形態をなすスリット107が形成されている。スリット107は、サブハウジング101の両側に一ずつ設けられている。
サブハウジング101の前面には、その外周縁に沿って環状リブ108が設けられている(図11参照)。
また、サブハウジング101の前面には、実施形態1と同様に、メインハウジング40Aの嵌合凹部80Bに嵌合可能な嵌合凸部80Aが設けられている。
また、サブハウジング101の前面には、実施形態1と同様に、メインハウジング40Aの嵌合凹部80Bに嵌合可能な嵌合凸部80Aが設けられている。
嵌合凸部80Aは、実施形態1と同様に、サブハウジング101の前面においてサブ収容室105の開口縁から前方に突出する略円筒状をなし、その前端部は、それぞれ対応する嵌合凹部80Bに嵌合可能とされている。
嵌合凸部80Aは、実施形態1と同様、すべてのサブ収容室105の位置に設けられ、その内部は、端子収容室42の一部を兼ねる貫通孔86とされている(図13参照)。貫通孔86には、実施形態1と同様、車両側端子金具102の前側張出部33Bがそれぞれ嵌合可能とされている(図14参照)。
嵌合凸部80Aは、実施形態1と同様、径寸法の大きいサブ収容室105の位置に形成されて大径嵌合部81を構成する大径嵌合凸部81Aと、径寸法の小さいサブ収容室105の位置に形成されて小径嵌合部82を構成する小径嵌合凸部82Aとを備えている(図11参照)。そして、実施形態1と同様、すべての嵌合凸部80Aの突出寸法は同等とされ、その前端の位置が揃えられている(図12参照)。また、実施形態1と同様、車両側端子金具102のうちアース端子Gの前側張出部33Bは、嵌合凸部80Aから前方に突出することなく貫通孔86内に納まり、他の端子の前側張出部33Bは、その一部が嵌合凸部80Aから前方に突出するものとされている。
嵌合凸部80Aの下面側には、実施形態1と同様、排水部83を構成する凸側開口部83Aが設けられている(図13参照)。凸側開口部83Aは、実施形態1と同様、嵌合凸部80Aの下側部分に形成されている。
車両側コネクタ100は、実施形態1と同様、ハウジング40の後側に組み付けられるリテーナ103を備えている(図10参照)。リテーナ103は、実施形態1と同様、全体として、サブハウジング101の後側を覆う形状をなしている。
リテーナ103は、実施形態1と同様、サブハウジング101の後面に当てられる円盤状をなす本体板71を備えている。本体板71には、車両側端子金具102が固着された電線20を、径方向の外側から挿通可能な5本の溝部109が形成されている。各溝部109は、それぞれ本体板71の径方向の外側に開口した形態で切り込み形成されている。溝部109の奥端縁(本体板71の中心側に位置する端縁)は半円形状に形成されている。
本体板71の前面には、溝部109の奥端縁から略半形断面をなして前方に突出する係止体110が設けられている。係止体110の前端は、図13に示すように、車両側端子金具102のフランジ部104の後側に位置し、車両側端子金具102の後方への変位を防ぐ。係止体110は、図14に示すように、サブハウジング101のサブ収容室105内に、その内周面に沿うようにして嵌合可能とされている。
本体板71の周縁には、図10に示すように、サブハウジング101の係止突起106に係止可能なロック片111が前方に向けて突出形成されている。
また、本体板71の周縁には、実施形態1と同様、組付部51のロック突起52に係止可能なロック枠74が、前方に向けて突出形成されている。
また、本体板71の周縁には、実施形態1と同様、組付部51のロック突起52に係止可能なロック枠74が、前方に向けて突出形成されている。
一対のロック枠74の間には、サブハウジング101のスリット107に差し込まれるとともに、ハウジング40の組付部51の後端縁に近接して配される差込部112が前方に突出して設けられている。
次に、上記した車両側コネクタ100の組み付け手順の一例を説明する。
まず、実施形態1と同様、メインハウジング40Aにサブハウジング101を組み付ける(図12および図13参照)。サブハウジング101を所定の向きにして組付部51に押し込むと、実施形態1と同様、大径嵌合凸部81Aは大径嵌合凹部81Bに、小径嵌合凸部82Aは小径嵌合凹部82Bにそれぞれ嵌合する。ここで、実施形態1と同様、すべての嵌合部80が正しい組み合わせで対向していないと、嵌合凸部80Aは嵌合凹部80Bに嵌合することなく組付部51の他の部分に突き当たる。そこで、実施形態1と同様、サブハウジング101の位置ずれを修正し、すべての嵌合部80を正しい組み合わせで向かい合せて嵌合し、サブハウジング101を組付部51の奥方に押し込む。すると、サブハウジング101の環状リブ108が組付部51の前止め部57に突き当り、サブハウジング101の前止まりがなされ、サブハウジング101は、実施形態1と同様、サブ収容室105とメイン収容室42Aとがそれぞれ位置ずれすることなく前後に連通した状態になり、またサブハウジング101のシールリング58が組付部51のシール面56に密着した正規の組み付け状態になる。
まず、実施形態1と同様、メインハウジング40Aにサブハウジング101を組み付ける(図12および図13参照)。サブハウジング101を所定の向きにして組付部51に押し込むと、実施形態1と同様、大径嵌合凸部81Aは大径嵌合凹部81Bに、小径嵌合凸部82Aは小径嵌合凹部82Bにそれぞれ嵌合する。ここで、実施形態1と同様、すべての嵌合部80が正しい組み合わせで対向していないと、嵌合凸部80Aは嵌合凹部80Bに嵌合することなく組付部51の他の部分に突き当たる。そこで、実施形態1と同様、サブハウジング101の位置ずれを修正し、すべての嵌合部80を正しい組み合わせで向かい合せて嵌合し、サブハウジング101を組付部51の奥方に押し込む。すると、サブハウジング101の環状リブ108が組付部51の前止め部57に突き当り、サブハウジング101の前止まりがなされ、サブハウジング101は、実施形態1と同様、サブ収容室105とメイン収容室42Aとがそれぞれ位置ずれすることなく前後に連通した状態になり、またサブハウジング101のシールリング58が組付部51のシール面56に密着した正規の組み付け状態になる。
次に、実施形態1と同様、電線20の端末に接続された5本の車両側端子金具102をリテーナ103に対して仮組みする。車両側端子金具102が固着された電線20を、それぞれリテーナ103の対応する溝部109の奥端まで挿入し、電線20を後方に引っ張るようにして車両側端子金具102のフランジ部104を係止体110の先端に当てた状態にする。
次いで、実施形態1と同様、仮組みされた車両側端子金具102およびリテーナ103を、ハウジング40に組み付ける(図13および図14参照)。実施形態1と同様、リテーナ103から前方に突出している端子接続部31を、それぞれ対応する端子収容室42に挿入するべく向きを合わせて押し込むと、端子接続部31は、それぞれサブ収容室105および挿通孔49を通ってメイン収容室42Aに至り、また端子張出部33はサブ収容室105の前端部分105Aに嵌合する。
そして、実施形態1と同様、車両側端子金具102およびリテーナ103を正規の位置まで押し込むと、端子張出部33の前面が嵌合凹部80Bの突当部84に突き当るとともに、端子張出部33に嵌着されたシールリング34がサブ収容室105のシール面59に密着した状態になる。また、フランジ部104、電線接続部32および係止体110が、サブ収容室105内に収容される。同時に、リテーナ103のロック片111がサブハウジング101の係止突起106に係止し、また、実施形態1と同様、リテーナ103のロック枠74が、メインハウジング40Aのロック突起52に係止する。これにより、仮組みされたリテーナ103および車両側端子金具102が、ハウジング40に一体的に組み付けられて保持され、車両側コネクタ100の真後ろに電線20が引き出された状態になる。
こうして、車両側コネクタ100の組み付け作業が完了する。
こうして、車両側コネクタ100の組み付け作業が完了する。
以上のように本実施形態においては、実施形態1と同様、ハウジング40は、コネクタ嵌合部41を有するメインハウジング40Aに、他の部分を有するサブハウジング101を組み付ける形態とされ、メインハウジング40Aおよびサブハウジング101の組み付け方向の前面には、その組み付けに伴って互いに嵌合する嵌合凸部80Aおよび嵌合凹部80Bが設けられているから、メインハウジング40Aにサブハウジング101を組み付けると、嵌合凸部80Aと嵌合凹部80Bとが嵌合する。したがって、実施形態1と同様、メインハウジング40Aとサブハウジング101とを精度よく位置決めして組み付けることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、本発明を、プラグインハイブリッド車に備えられる車両側コネクタ10(100)に適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明は、電気自動車に備えられる車両側コネクタにも同様に適用することができる。
(2)上記実施形態では、車両側コネクタ10(100)の組み付け手順の一例として、メインハウジング40Aにサブハウジング40B(101)を組み付けた後、仮組みした車両側端子金具30(102)およびリテーナ70(103)をハウジング40に組み付ける場合を示したが、これに限らず、サブハウジング40B(101)、車両側端子金具30(102)およびリテーナ70(103)を予めサブアッシイし、それらをメインハウジング40Aに組み付けるものとしてもよい。このような場合においても、上記実施形態で示した効果と同様の効果を得ることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、本発明を、プラグインハイブリッド車に備えられる車両側コネクタ10(100)に適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明は、電気自動車に備えられる車両側コネクタにも同様に適用することができる。
(2)上記実施形態では、車両側コネクタ10(100)の組み付け手順の一例として、メインハウジング40Aにサブハウジング40B(101)を組み付けた後、仮組みした車両側端子金具30(102)およびリテーナ70(103)をハウジング40に組み付ける場合を示したが、これに限らず、サブハウジング40B(101)、車両側端子金具30(102)およびリテーナ70(103)を予めサブアッシイし、それらをメインハウジング40Aに組み付けるものとしてもよい。このような場合においても、上記実施形態で示した効果と同様の効果を得ることができる。
(3)上記実施形態では、嵌合凹部80Bはメインハウジング40A側に、嵌合凸部80Aはサブハウジング40B(101)側に設けられているが、これとは逆に、嵌合凸部はメインハウジング側に、嵌合凹部はサブハウジング側に設けるものとしてもよい。
(4)上記実施形態では、複数の嵌合部80は、大きさが異なる大径嵌合部81および小径嵌合部82を含むものとされているが、これに限らず、すべての嵌合部を同じ大きさのものとしてもよく、また3以上の異なる大きさの嵌合部を含むものとしてもよい。
(5)上記実施形態では、嵌合部80は端子収容室42の位置に設けられているが、これに限らず、嵌合部を端子収容室とは別の位置に設けるものとしてもよい。
(6)上記実施形態では、すべての端子収容室42に嵌合部80が設けられているが、これに限らず、すべての端子収容室のうち一部の端子収容室のみに嵌合部を設け、他の端子収容室には嵌合部を設けないものとしてもよい。
(4)上記実施形態では、複数の嵌合部80は、大きさが異なる大径嵌合部81および小径嵌合部82を含むものとされているが、これに限らず、すべての嵌合部を同じ大きさのものとしてもよく、また3以上の異なる大きさの嵌合部を含むものとしてもよい。
(5)上記実施形態では、嵌合部80は端子収容室42の位置に設けられているが、これに限らず、嵌合部を端子収容室とは別の位置に設けるものとしてもよい。
(6)上記実施形態では、すべての端子収容室42に嵌合部80が設けられているが、これに限らず、すべての端子収容室のうち一部の端子収容室のみに嵌合部を設け、他の端子収容室には嵌合部を設けないものとしてもよい。
(7)上記実施形態では、複数の嵌合部80が設けられているが、嵌合部は必ずしも複数設けなくてもよく、一のみ設けるものとしてもよい。
(8)上記実施形態では、突当部84は、端子張出部33と対向する嵌合凹部80Bの奥面に突設されたものとされているが、これに限らず、嵌合凹部の奥面に突出部分を設けず、その奥面のうち端子張出部の前面が突き当たる部分を突当部としてもよい。
(9)上記実施形態では、嵌合凹部80Bの奥面に突当部84が設けられているが、これに限らず、例えばメインハウジング側に嵌合凸部、サブハウジング側に嵌合凹部が設けられている場合には、嵌合凸部に突当部を設けるものとしてもよい。
(8)上記実施形態では、突当部84は、端子張出部33と対向する嵌合凹部80Bの奥面に突設されたものとされているが、これに限らず、嵌合凹部の奥面に突出部分を設けず、その奥面のうち端子張出部の前面が突き当たる部分を突当部としてもよい。
(9)上記実施形態では、嵌合凹部80Bの奥面に突当部84が設けられているが、これに限らず、例えばメインハウジング側に嵌合凸部、サブハウジング側に嵌合凹部が設けられている場合には、嵌合凸部に突当部を設けるものとしてもよい。
10,100…車両側コネクタ
20…電線
30,102…車両側端子金具
31…端子接続部
33…端子張出部
40…ハウジング
40A…メインハウジング
40B,101…サブハウジング
41…コネクタ嵌合部
42…端子収容室
42A…メイン収容室(端子収容室のうちメインハウジング側に形成された部分)
42B,105…サブ収容室(端子収容室のうちサブハウジング側に形成された部分)
80…嵌合部
80A…嵌合凸部
80B…嵌合凹部
84…突当部
86…貫通孔
20…電線
30,102…車両側端子金具
31…端子接続部
33…端子張出部
40…ハウジング
40A…メインハウジング
40B,101…サブハウジング
41…コネクタ嵌合部
42…端子収容室
42A…メイン収容室(端子収容室のうちメインハウジング側に形成された部分)
42B,105…サブ収容室(端子収容室のうちサブハウジング側に形成された部分)
80…嵌合部
80A…嵌合凸部
80B…嵌合凹部
84…突当部
86…貫通孔
Claims (6)
- 充電時に充電用コネクタが嵌合される車両側コネクタであり、
前記充電用コネクタと嵌合可能なコネクタ嵌合部を有するハウジングを備え、
前記ハウジングは、前記コネクタ嵌合部を有するメインハウジングに、他の部分を有するサブハウジングを組み付ける形態とされ、
前記メインハウジングおよび前記サブハウジングの組み付け方向の前面には、その組み付けに伴って互いに嵌合する嵌合凸部および嵌合凹部が設けられている車両側コネクタ。 - 前記嵌合凸部および前記嵌合凹部からなる嵌合部は複数設けられ、複数の前記嵌合部は、大きさが異なる複数種の前記嵌合部を含むものとされている請求項1に記載の車両側コネクタ。
- 前記ハウジングは、車両側のバッテリ等から引き出された電線の端末部に固着された車両側端子金具を収容可能な端子収容室を有し、
前記端子収容室は、前記メインハウジングおよび前記サブハウジングにわたって形成され、
前記嵌合凸部および前記嵌合凹部は前記端子収容室の位置に設けられ、前記嵌合凸部の内部には、前記端子収容室の一部を構成する貫通孔が形成されている請求項1または請求項2に記載の車両側コネクタ。 - 前記端子収容室は複数が設けられ、そのすべての端子収容室に前記嵌合凸部および前記嵌合凹部が設けられている請求項3に記載の車両側コネクタ。
- 前記車両側端子金具は、前記充電用コネクタと電気的に接続可能な端子接続部と、その後側に設けられて前記端子接続部よりも側方に張り出す端子張出部とを有し、
前記端子収容室のうち前記メインハウジング側に形成された部分には、前記端子接続部が収容されるものとされ、
前記嵌合凸部または前記嵌合凹部には、前記端子張出部の前面が突き当たる突当部が設けられている請求項3または請求項4に記載の車両側コネクタ。 - 前記突当部は、前記嵌合凸部または前記嵌合凹部のうち前記端子張出部と対向する対向面の一部に突設されたものである請求項5に記載の車両側コネクタ。
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