JP2015103316A - コネクタユニット及び配索構造 - Google Patents

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【課題】取付作業性を向上できるコネクタユニットを提供する。【解決手段】幹線82から分岐した枝線81の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタ20と、側面と底面とを有する有底筒状に形成されてコネクタ20の枝線81の引出面側に組み付けられることにより、枝線81及び幹線82の配索方向を誘導するコネクタカバー10Aと、側面に形成された、枝線81が引き出される枝線引出口17と、コネクタカバー10Aに取り付けられて幹線82を結束する結束バンド91Aと、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタユニット及び当該コネクタユニットを含む配索構造に関する。
従来、車両には、電子機器にバッテリからの電力や制御装置からの制御信号を伝えるための電線が配索される。これら電線を配索する際には、配索経路の規制や電線の保護を適切に行う必要がある。例えば、特許文献1及び2には、コネクタから外部に引き出された電線の保護及び経路規制を実現するためのカバーを備えるコネクタが開示されている。
また、特許文献3には、電子部品間の信号伝達や外部との信号伝達を行うためにトランスミッション内部に電線を配索した例が開示されている。この種の従来のトランスミッションは、ミッションケースの中に、入力軸の回転を所望の回転数に変更して出力軸側に伝達する変速用ギア機構と、この変速用ギア機構を制御するために必要なセンサやソレノイド等の電子部品と、これら電子部品を保持するための基板と、電子部品間の信号伝達や外部との信号伝達を行うための電線と、を備えている。
特開2013−105524号公報 特開平7−153521号公報 特開2004−028590号公報
図7は、従来のミッションケース内部における電線の配索形態の一例を模式的に示す平面図である。図7に示す例では、矩形状のミッションケース170の中に、電子部品等を固定するためのベース部材160と、ベース部材160に固定された複数の(図7の例では、7つ。)ソレノイド150と、ソレノイド150各々の側面に固定された相手方コネクタ140(例えば、オスコネクタ。)と、相手方コネクタ140と嵌合するコネクタ120(例えば、メスコネクタ。)と、コネクタ120から引き出されて導出口171まで延長され、当該導出口171から外部に導出される電線180と、が収容されている。電線180は、コネクタ120から引き出される枝線181と、これら枝線181が束状とされた幹線182とからなる。ミッションケース170は、図示しない別体のカバーにより液密に覆われる。そして、ミッションケース170とカバーとに囲まれた内部空間にオイルが充填される。
このような従来の配索形態では、図7に示すように、コネクタ120から導出された電線180がそれぞれ導出口171に向けて導出されるので、電線180の配索経路の規制が困難であった。このため、図7に符号185で示すように電線180の配索経路が乱れる場合があった。この場合、封止作業時にミッションケース170とカバーとの間に電線180が挟まり、ミッションケース170内部の液密を保持できない可能性があった。
このような挟み込みを防止するために、上記特許文献1及び2に示されるようなコネクタを用いることが考えられるが、当該コネクタは大型成形品であるので比較的広い取り付けスペースが必要であり、ミッションケース170が大型化してしまう。また、この場合、当該コネクタを取り付けるための固定機構が必要となることからも、ミッションケース170が大型化してしまう。さらに、当該コネクタを用いると配索経路が固定されてしまうため、設計変更に対する柔軟性に乏しく、部品の流用が難しい。
また、電線180のうちの幹線182部分を図示しないバインダーで束ねることも考えられるが、電線180の配索経路が適切に規制されるように取り付けることは難しく、またコスト高である。また、挟み込みを防止するために、コネクタ120とミッションケース170の側面との間の空間を広くとることが考えられるが、ミッションケース170が大型化してしまう。また、従来の配索形態では、電線180がコネクタ120から直接引き出されるため、電線180に引張り力が作用した場合、コネクタ120内部に収容された端子に力が作用しやすく、接続不良等を引き起こす可能性がある。さらに、従来の配索形態では、コネクタ120の枝線181の引出面側が開口しているため、微細な金属破片(コンタミ)が当該開口からコネクタ120の内部に進入するおそれがあり、ショートを引き起こす可能性があった。
これに対して、本出願人は、図8及び図9に示すようなコネクタユニットを本発明の先行発明として考案した。図8は、先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の、ミッションケース内における電線の配索形態の一例を示す平面図であり、図9は、先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の電線の配索形態を示す斜視図である。先行発明に係るコネクタユニットは、後述する実施形態の挿通型コネクタユニット30C(図1及び図6参照。)と共通のものである。また、当該先行発明に係るコネクタユニット(挿通型コネクタユニット30C)は、後述するように実施形態に係るコネクタユニット(後述する第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30B。)と共通のコネクタ20を有する。
挿通型コネクタユニット30Cは、幹線82から分岐した枝線81が引き出されるコネクタ20と、底面と側面とを有する有底筒状に形成され、コネクタ20の枝線81の引出面側に組み付けられるコネクタカバー10Cと、を備え、ミッションケース70内に収容される。コネクタ20は、枝線81の先端に電気的に接続された端子(例えば、メス端子。図示せず。)を収容しており、ソレノイド50の側面に固定された相手方コネクタ40と嵌合する。相手方コネクタ40の内部には前記端子と電気的に接続する複数の相手方端子(例えば、オス端子。図示せず。)が収容されており、コネクタ20と相手方コネクタ40とが嵌合すると、これら両端子が電気的に接続される。
コネクタカバー10の対向する側面には電線挿通口16が形成されており、図9に示すように、電線挿通口16に幹線82が挿通されると共に電線挿通口16から枝線81が引き出される。図9に示すように、隣接する挿通型コネクタユニット30Cからの幹線82が電線挿通口16に挿通されてコネクタカバー10Cの内部を通過し、当該幹線82と引き出された枝線81とが合流して次の挿通型コネクタユニット30C側に配索される幹線82となる。すなわち、コネクタカバー10Cは、電線挿通口16に枝線81及び幹線82が挿通される挿通型コネクタカバーである。このように、挿通型コネクタユニット30Cでは、コネクタカバー10Cにより枝線81及び幹線82の配索方向が誘導される。このように、挿通型コネクタユニット30Cによれば、コネクタカバー10Cにより枝線81及び幹線82の配索方向を適切に誘導して配索経路を規制できる。
このような先行発明を用いた図8に示す配索形態によれば、コネクタカバー10Cにより電線を集約して配索できるので、省スペース化を実現できる。また、コネクタカバー10Cによって相手方コネクタ40との嵌合作業時にコネクタ20を同一の方向に向けることができるため、当該嵌合作業が容易となる。また、詳細は後述するが、配索経路の変更に合わせて電線80の引き出し方向を変更できるので、設計変更に対する柔軟性が向上している。
また、先行発明を用いた図8に示す配索形態によれば、コネクタカバー10Cにより配索経路を規制できるので、バインダーによる結束を省略することができる。また、ミッションケース70の小型化を図ることができる。また、電線80がコネクタカバー10Cを介して引き出されるため、電線80に引張り力が作用した場合であっても、コネクタ20内部に収容された端子に力が作用しにくい。さらに、コネクタ20の引出面側がコネクタカバー10Cにより覆われるので、当該開口からコンタミが進入しにくい。
このように、先行発明に係る挿通型コネクタユニット30Cを用いた配索形態によれば、従来技術の問題点を解決できる。しかしながら、先行発明に係る挿通型コネクタユニット30Cでは、コネクタカバー10Cは、電線挿通口16に枝線81及び幹線82が挿通される挿通型コネクタカバーであり、幹線82に対して回転可能に構成されている。このため、挿通型コネクタユニット30C全体が幹線に対して回転してしまい、複数のコネクタ20の向きが揃わない場合があった(後述する図7(a)参照。)。これにより、相手方コネクタ40に対する取付作業性が良くないおそれがあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取付作業性を向上できるコネクタユニット及び配索構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタユニット及び配索構造は、下記の点を特徴としている。
(1) 幹線から分岐した枝線の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタと、
側面と底面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられることにより、前記枝線及び前記幹線の配索方向を誘導するコネクタカバーと、
前記側面に形成された、前記枝線が引き出される枝線引出口と、
前記コネクタカバーに取り付けられて前記幹線を結束する結束バンドと、
を備える。
上記(1)のコネクタユニットによれば、結束バンドによって幹線がコネクタカバーに結束され、コネクタユニットと幹線とが強固に固定される。すなわち、上述した先行発明に係るコネクタユニットが挿通型コネクタユニットであり、そのコネクタカバーは挿通型コネクタカバーであるのに対して、上記(1)のコネクタユニットは結束型コネクタユニットであり、そのコネクタカバーは、幹線を強固に結束する結束型コネクタカバーである。このため、コネクタユニット全体が幹線に対して回転してしまうことを防止でき、コネクタを相手方コネクタに対して取り付ける際における取付作業性を向上できる。
また、上記(1)のコネクタユニットでは、コネクタカバーに取り付け可能なものであれば、任意の種類の結束バンドをコネクタカバーに取り付けて用いることができる。例えば、幹線を結束するバンド部の長さが異なる複数種の結束バンドを用意しておき、結束する幹線の本数(すなわち幹線の太さ。)に適合した種類の結束バンドを選択して用いることが想定される。電線の本数に適合した結束バンドを用いることにより、電線の本数に依らず隙間無く電線を結束できる。あるいは、耐熱特性の異なる合成樹脂により形成された複数種の結束バンドを用意しておき、使用環境に適合した種類の結束バンドを選択して用いることが想定される。例えば、コネクタユニットがミッションケース内で使用される場合、ミッションケースの仕様によっては、150°C〜160°C程度となる比較的高い温度レンジへの耐熱性が要求される場合もあれば、80°C〜90°C程度の比較的低い温度レンジのみに対する耐熱性で充分である場合もある。このような場合、いずれの使用環境にも対応できるような高い耐熱特性を有する結束バンドを用いることも考えられが、耐熱性の良い合成樹脂を用いるとコストが嵩む。これに対して、高い耐熱性が要求されない場合には低い温度レンジのみで使用可能な結束バンドを選択して用いることとすれば、コストを低減できる。
また、上記(1)のコネクタユニットでは、結束が不要である場合には結束バンドを取り外して使用することができるので、用途に合わせて結束バンドの取り付けの有無を変更できる。
(2) 上記(1)のコネクタユニットであって、
前記コネクタカバーは、前記側面又は前記底面に形成された被係止部を有し、
前記結束バンドは、係止部を有し、
前記係止部と前記被係止部とが係合することにより、前記結束バンドが前記コネクタカバーに取り付けられる。
上記(2)のコネクタユニットでは、コネクタカバーの係止部と結束バンドの被係止部との係合により、コネクタカバーと結束バンドとを容易に組み付けることができる。
(3) 上記(1)のコネクタユニットであって、
前記結束バンドは、挟持部を有し、
前記挟持部が前記コネクタカバーを挟持することにより、前記結束バンドが前記コネクタカバーに取り付けられる。
上記(3)のコネクタユニットによれば、結束バンドに設けられた挟持部によって結束バンドがコネクタカバーに取り付けられるので、コネクタカバー側に当該取り付けのための特別な構造を設ける必要がない。したがって、結束バンドの取り付けの有無に依らずにコネクタカバーの形状を共通化することができ、低コスト化を実現できる。
(4) 上記(3)のコネクタユニットであって、
前記挟持部は、前記コネクタカバーの前記枝線引出口に係止する爪部を有する。
上記(4)のコネクタユニットによれば、枝線を引き出すために形成されるコネクタカバーの枝線引出口を利用して、結束バンドをコネクタカバーに強固に取り付けることができる。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニットと、挿通型コネクタユニットと、を備え、前記幹線及び前記枝線を所定の配索経路で誘導する配索構造であって、
前記挿通型コネクタユニットは、前記結束型コネクタユニットと共通の前記コネクタと、底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記引出面側に組み付けられる挿通型コネクタカバーと、を備え、前記挿通型コネクタカバーの対向する前記側面には電線挿通口が形成され、該電線挿通口に前記幹線が挿通されると共に該電線挿通口から前記枝線が引き出される。
上述したように、先行発明に係る挿通型コネクタユニット30Cでは、挿通型コネクタユニット30C全体が幹線に対して回転してしまうおそれがあった。これに対して、上記(1)〜(4)のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニットを用いることで、コネクタユニットの幹線に対する回転を防止できる。
ここで、図7及び図8に示したように複数のコネクタユニットを用いて電線(幹線及び枝線)の配索経路を規制する場合、必ずしも全てのコネクタユニットにおいて幹線に対する回転が防止されている必要はない。したがって、上記(5)の配索構造のように結束型コネクタユニット及び挿通型コネクタユニットの双方を含む構成として、回転の防止を図りたい箇所には結束型コネクタユニットを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニットを配置する構成とすることができる。このような構成とすれば、結束バンドの結束作業を要すると共に製品コストが割高な結束型コネクタユニットの個数を低減することができる。
また、上記(1)〜(4)のコネクタユニットを結束型コネクタユニットとして用いる場合、上述したように取り付ける結束バンドの種類を変更することによって比較的多くの幹線を結束することができる。したがって、上記(5)の配索構造のように結束型コネクタユニット及び挿通型コネクタユニットの双方を含む構成として、比較的多くの幹線が配索されている箇所では結束型コネクタユニットを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニットを配置する構成とすることができる。
本発明によれば、取付作業性を向上できるコネクタユニットを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、実施形態に係る配索構造を用いた場合の、ミッションケース内における電線の配索形態の一例を模式的に示す平面図である。 図2は、第1結束型コネクタユニット及びオスハウジングを示す分解斜視図である。 図3(a)は、幹線を結束した状態の第1結束型コネクタユニットを示す斜視図であり、図3(b)は、図3(a)の状態における結束バンドとコネクタカバーとの接続部分を示す断面図である。 図4(a)は、コネクタカバーが取り外された状態の第2結束型コネクタユニットを示す斜視図であり、図4(b)は、コネクタカバーが取り付けられて幹線を結束した状態の第2結束型コネクタユニットを示す斜視図である。 図5は、実施形態に係る配索構造を用いた電線の配索形態を示す平面図である。 図6は、実施形態に係るコネクタユニットの作用効果を説明するための図であり、図6(a)は先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の配索形態の一例を示す斜視図であり、図6(b)は実施形態に係るコネクタユニットを用いた場合の配索形態の一例を示す斜視図である。 図7は、従来のミッションケース内部における電線の配索形態の一例を模式的に示す平面図である。 図8は、先行発明に係るコネクタユニット(挿通型コネクタユニット)を用いた場合の、ミッションケース内における電線の配索形態の一例を示す平面図である。 図9は、先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の電線の配索形態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る配索構造を用いた場合の、ミッションケース内における電線の配索形態の一例を示す平面図である。本実施形態では、図1に示すように、矩形状のミッションケース70の中に、電子部品等を固定するためのベース部材60と、ベース部材60に固定された複数の(本実施形態では、7つ。)ソレノイド50と、各ソレノイド50の側面に固定された相手方コネクタ40(例えば、オスコネクタ。)と、相手方コネクタ40と嵌合するコネクタ20(例えば、メスコネクタ。)と、コネクタ20から引き出されて導出口71まで延長し、当該導出口71から外部に導出される電線80と、が収容されている。電線80は、各コネクタ20から引き出される枝線81と、これら枝線81が束状となった幹線82とからなる(後述する図3(b)、図5(b)、及び図9参照。)。枝線81及び幹線82の配索方向は、コネクタ20とコネクタカバー10Aとを備える第1結束型コネクタユニット30A、コネクタ20とコネクタカバー10Bとを備える第2結束型コネクタユニット30B、及びコネクタ20とコネクタカバー10Cとを備える挿通型コネクタユニット30Cによって誘導される。ミッションケース70は、図示しない別体のカバーにより液密に覆われる。そして、ミッションケース70とカバーとに囲まれた内部空間にオイルが充填される。
挿通型コネクタユニット30Cは、図8及び図9に示した前述の先行発明に係るコネクタユニットである。第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30Bは、共通のコネクタ20を有しており、且つ、当該コネクタ20は、挿通型コネクタユニット30Cのコネクタ20とも共通する。
はじめに、第1結束型コネクタユニット30Aについて説明する。図2は、第1結束型コネクタユニット及びオスハウジングを示す分解斜視図、図3(a)は、幹線を結束した状態の第1結束型コネクタユニットを示す斜視図であり、図3(b)は、図3(a)の状態における結束バンドとコネクタカバーとの接続部分を示す断面図である。
図2に示すように、第1結束型コネクタユニット30Aは、枝線81が引き出されるコネクタ20と、コネクタ20の枝線81の引出面25側に組み付けられるコネクタカバー10Aと、コネクタカバー10Aに取り付けられて幹線82を結束する結束バンド91Aと、を備えている。これらの部材は、いずれも合成樹脂により形成されている。ただし、これらの部材は全てが同一の合成樹脂により形成されている必要はない。特に、後述するように、結束バンド91Aについては材質が異なる合成樹脂により形成される場合がある。
コネクタ20(例えば、メスコネクタ。)は、内部に端子収容室22が形成された箱状のハウジング21を備え、枝線81の先端に電気的に接続された複数の端子(例えば、メス端子。図示せず。)を当該端子収容室22に収容する。コネクタ20は、相手方コネクタ40(例えば、オスコネクタ。)の係止部41に係止する係止凸部23をハウジング21の外面に有し、相手方コネクタ40と嵌合する。相手方コネクタ40の内部には前記端子と電気的に接続する複数の相手方端子(例えば、オス端子。図示せず。)が収容されており、コネクタ20と相手方コネクタ40とが嵌合すると、これら両端子が電気的に接続される。
また、ハウジング21の引出面25側の外面には、後述するコネクタカバー10Aの係止孔15に係止する4つの係止突起24が形成されている。係止突起24は、引出面25側の4隅それぞれに同一形状で形成されている。これら4つの係止突起24は、コネクタカバー10Aの4つの係止孔15のいずれにも係止可能であり、これによりコネクタカバー10Aのコネクタ20に対する取り付け角度が変更可能に構成されている。すなわち、コネクタカバー10は、図3(a)に示す取り付け角度以外に、当該取り付け角度から90°だけ回転した状態でも(すなわち、縦向き及び横向きの双方で。)コネクタ20に対して取り付けられることができる。このように取り付け角度を変更することにより、コネクタカバー10Aによる電線80の誘導方向を変更できる。
コネクタカバー10Aは、図2に示すように、底面12と4つの側面とを有する有底筒状に形成され、開口11を有している。コネクタカバー10Aは、図3(a)に示すように、当該開口11側からハウジング21の引出面25側に組み付けられる。コネクタカバー10Aの開口11側の4隅には、上述した係止突起24に係止される係止孔15が形成されている。また、コネクタカバー10Aは、対向する側面それぞれに形成された枝線引出口17を有しており、図3(a)に示すように、当該枝線引出口17から枝線81が引き出される。
また、コネクタカバー10Aは、底面12の外面に形成された係止凹部19(被係止部)を有している。係止凹部19は、後述する結束バンド91Aの係止突起95と係合し、これにより結束バンド91Aがコネクタカバー10Aに取り付けられる。
結束バンド91Aは、矩形状の本体部92と、本体部92に基端が接続されて長尺に延びるバンド部93と、本体部92に貫通形成されたバンド挿通孔94と、本体部92に突設された係止突起95(係止部)と、を有している。バンド部93は幹線82の外周に巻き付けるための部材であり、バンド挿通孔94に先端側から挿通され、バンド挿通孔94の内部に形成された公知の抜け止め構造(図示せず。)により抜け止めされる。幹線82の結束時には、図3(a)に示すように幹線82に隙間なくバンド部93が巻き付けられ、その状態でバンド部93がバンド挿通孔94により抜け止めされる。また、係止突起95は、図3(b)に示すように係止凹部19に挿入されて当該係止凹部19と係合する。これにより結束バンド91Aがコネクタカバー10Aに取り付けられる。
すなわち、結束バンド91Aは、図3(a)に示すように、コネクタカバー10Aに取り付けられると共に幹線82を強固に結束する。このコネクタカバー10Aに対する取り付けと幹線82の結束とは、どちらが先に行われても構わない。以上説明したように、コネクタカバー10Aは、幹線82を結束する結束型コネクタカバーであり、挿通型コネクタカバーである先行発明に係るコネクタカバー10Cとは異なる。
次に、第2結束型コネクタユニット30Bについて説明する。図4(a)は、コネクタカバーが取り外された状態の第2結束型コネクタユニットを示す斜視図であり、図4(b)は、コネクタカバーが取り付けられて幹線を結束した状態の第2結束型コネクタユニットを示す斜視図である。上述した第1結束型コネクタユニット30Aと同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図4(a)及び図4(b)に示すように、第2結束型コネクタユニット30Bは、第1結束型コネクタユニット30Aと共通のコネクタ20と、コネクタ20の引出面25側に組み付けられるコネクタカバー10Bと、コネクタカバー10Bに取り付けられて幹線82を結束する結束バンド91Bと、を備えている。これらの部材は、いずれも合成樹脂により形成されている。ただし、これらの部材は全てが同一の合成樹脂により形成されている必要はない。特に、後述するように、結束バンド91Bについては材質が異なる合成樹脂により形成される場合がある。
コネクタカバー10Bは、係止凹部19を有していない点以外はコネクタカバー10Aと同一である。
結束バンド91Bは、係止突起95の代わりに挟持部96を有している点で結束バンド91Aと異なる。すなわち、結束バンド91Bは、本体部92の左右側面それぞれから突出して前方に屈曲した一対の挟持部96を有している。挟持部96は、前方に屈曲した先端部が更に内方に向けて(すなわち、互いに接近するように。)屈曲することにより形成された一対の爪部97を有している。
結束バンド91Bは、図4(b)に示すように、挟持部96がコネクタカバー10Bの側面(底面12)を挟持することにより、コネクタカバー10Bに取り付けられる。また、取り付け時には、爪部97がコネクタカバー10Bの枝線引出口17に引っ掛かる(係止する)。これにより、結束バンド91Bは、コネクタカバー10Bに対して強固に取り付けられる。
次に、上述した第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30B、並びに挿通型コネクタユニット30Cを用いた配索方法を説明する。図5は、実施形態に係る配索構造を用いた電線の配索形態を示す平面図である。図6は、実施形態に係るコネクタユニットの作用効果を説明するための図であり、図6(a)は先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の配索形態の一例を示す斜視図であり、図6(b)は実施形態に係るコネクタユニットを用いた場合の配索形態の一例を示す斜視図である。
本実施形態では、図5に示すように、図1に示した7つのソレノイド50に固定された相手方コネクタ40に対して順次嵌合できるように、7つのコネクタユニット30A〜30Cを用いて電線80の配索経路を規制する例を挙げて説明する。なお、図1に示したコネクタユニット30A〜30Cの並び順及び割合は一例であり、各々の相手方コネクタ40に対してコネクタユニット30A〜30Cの中から選択した任意のコネクタユニットを配置できる。
第1結束型コネクタユニット30Aについては図3(a)、第2結束型コネクタユニット30Bについては図4(b)、挿通型コネクタユニット30Cについては図9を参照して説明したように、コネクタユニット30A〜30Cの使用時には、隣接するコネクタユニット30A〜30Cからの幹線82が、結束バンド91A若しくは結束バンド91Bにより結束され、又は電線挿通口16に挿通されてコネクタカバー10Cの内部を通過し、当該幹線82と引き出された枝線81とが合流して次のコネクタユニット30A〜30C側に配索される幹線82となる。このように、コネクタユニット30A〜30Cでは、コネクタカバー10A〜10Cにより枝線81及び幹線82の配索方向が誘導される。
このように電線80を順次配索することにより、例えば図5に示すように、枝線81及び幹線82の配索方向を適切に誘導して配索経路を規制できる。
特に、図5に示す配索形態の例では、コネクタユニットとして第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30Bが用いられている。第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30Bによれば、上述したように結束バンド91A若しくは結束バンド91Bによって幹線82が結束され、結束型コネクタユニット30A、30Bと幹線82とが強固に固定される。このため、結束型コネクタユニット30A、30B全体が幹線82に対して回転してしまうことを防止でき、コネクタ20を相手方コネクタ40に対して取り付ける際における取付作業性を向上できる。
図6を参照して更に説明すると、挿通型コネクタユニット30Cのみを用いた配索形態の場合(上述した図8の配索形態の場合。)、挿通型コネクタユニット30Cでは電線挿通口16に幹線82が挿通されているのみであるため、図6(a)に示すようにコネクタユニット30Cが電線80に対して回転してしまい、複数のコネクタ20の向きが揃わない場合があった。このようにコネクタ20の向きが揃えにくいと、コネクタ20の相手方コネクタ40に対する取付作業性がよくない。これに対して、本実施形態の配索形態では、上述したように結束型コネクタユニット30A、30B全体が幹線82に対して回転してしまうことが抑制されており、図6(b)に示すように複数のコネクタ20の向きを容易に揃えることができるので、取付作業性が向上している。
なお、上述したように、図1及び図5に示したコネクタユニット30A〜30Cの並び順及び割合は一例であり、例えば全ての相手方コネクタ40に対して第1結束型コネクタユニット30Aを嵌合する構成としてもよい。しかしながら、複数のコネクタユニット30A〜30Cを用いて電線80の配索経路を規制する場合、必ずしも全てのコネクタユニット30A〜30Cにおいて幹線82に対する回転が防止されている必要はない。
したがって、図1及び図5に示した配索構造のように結束型コネクタユニット30A、30B及び挿通型コネクタユニット30Cの双方を含む構成として、回転の防止を図りたい箇所には結束型コネクタユニット30A、30Bを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニット30Cを配置する構成とすることができる。このような構成とすれば、結束作業を要すると共に製品コストが割高な結束型コネクタユニット30A、30Bの個数を低減することができる。
また、結束型コネクタユニット30A、30Bは、コネクタカバー10Aに取り付け可能なものであれば、任意の種類の結束バンド91A、91Bをコネクタカバー10A、10Bに取り付けて用いることができる。例えば、バンド部93の長さが異なる複数種の結束バンド91A、91Bを用意しておき、結束する幹線82の本数(すなわち幹線82の太さ。)に適合した種類の結束バンド91A、91Bを選択して用いることが想定される。
また、このように結束型コネクタユニット30A、30Bは、比較的本数が多く、比較的太い部位の幹線82を結束することができることから、図1及び図5に示すように、挿通型コネクタユニット30Cよりも幹線82における太い部位に配置することができる。図1及び図5では、図中の左側にいくに連れて幹線82の本数が増えて太くなっているので、挿通型コネクタユニット30Cよりも左側にコネクタユニット30A、30Bを配置している。すなわち、図1及び図5に示した配索構造のように、結束型コネクタユニット(第1結束型コネクタユニット30A又は第2結束型コネクタユニット30B)及び挿通型コネクタユニット30Cの双方を含む構成として、比較的多くの幹線82が配索されている箇所では結束型コネクタユニット30A、30Bを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニット30Cを配置する構成とすることができる。
あるいは、耐熱特性の異なる合成樹脂により形成された複数種の結束バンド91A、91Bを用意しておき、使用環境に適合した種類の結束バンド91A、91Bを選択して用いることが想定される。例えば、結束型のコネクタユニット30A、30Bがミッションケース70内で使用される場合、ミッションケース70の仕様によっては、150°C〜160°C程度となる比較的高い温度レンジへの耐熱性が要求される場合もあれば、80°C〜90°C程度の比較的低い温度レンジのみに対する耐熱性で充分である場合もある。このような場合、いずれの使用環境にも対応できるような高い耐熱特性を有する結束バンド91A、91Bを用いることも考えられるが、耐熱性の良い合成樹脂を用いるとコストが嵩む。これに対して、高い耐熱性が要求されない場合には低い温度レンジのみで使用可能な結束バンド91A、91Bを選択して用いることとすれば、コストを低減できる。
また、第1結束型コネクタユニット30Aについては、コネクタカバー10Aの被係止部(係止凹部19)と結束バンド91Aの係止部(係止突起95)との係合により、コネクタカバー10Aと結束バンド91Aとを容易に組み付けることができる。
また、第2結束型コネクタユニット30Bについては、結束バンド91Bに設けられた挟持部96によって結束バンド91Bがコネクタカバー10Bに取り付けられるので、コネクタカバー10B側に当該取り付けのための特別な構造を設ける必要がない。したがって、結束バンド91Bの取り付けの有無に依らずにコネクタカバー10Bの形状を共通化することができ、低コスト化を実現できる。また、挟持部96が枝線引出口17に係止する爪部97を有するので、枝線引出口17を利用して結束バンド91Bをコネクタカバー10Bに強固に取り付けることができる。
以下では、実施形態に係るコネクタユニット及び配索構造について纏める。
(1) 実施形態に係るコネクタユニット30A、30Bは、幹線82から分岐した枝線81の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタ20と、底面12と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタ20の前記枝線81の引出面25側に組み付けられることにより、前記枝線81及び前記幹線82の配索方向を誘導するコネクタカバー10A、10Bを備える。また、コネクタユニット30A、30Bは、前記側面に形成された、前記枝線81が引き出される枝線引出口17と、前記コネクタカバー10A、10Bに取り付けられて前記幹線82を結束する結束バンド91A、91Bを備える。
(2) 実施形態に係るコネクタユニット30Aでは、前記コネクタカバー10Aは、前記側面又は前記底面12に形成された被係止部(係止凹部19)を有し、前記結束バンド91Aは、係止部(係止突起95)を有する。前記係止部と前記被係止部とが係合することにより、前記結束バンド91Aが前記コネクタカバー10Aに取り付けられる。
(3) 実施形態に係るコネクタユニット30Bでは、前記結束バンド91Bは、挟持部96を有し、前記挟持部96が前記コネクタカバー10Bを挟持することにより、前記結束バンド91Bが前記コネクタカバー10Bに取り付けられる。
(4) 実施形態に係るコネクタユニット30Bでは、前記挟持部96は、前記コネクタカバー10Bの前記枝線引出口17に係止する爪部97を有する。
(5) 実施形態に係る配索構造は、上記(1)〜(4)のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニット30A、30Bと、挿通型コネクタユニット30Cと、を備え、前記幹線82及び前記枝線81を所定の配索経路で誘導する配索構造である。前記挿通型コネクタユニット30Cは、前記結束型コネクタユニット30A、30Bと共通の前記コネクタ20と、底面12と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタ20の前記引出面25側に組み付けられる挿通型コネクタカバー(10C)と、を備え、前記挿通型コネクタカバーの対向する前記側面には電線挿通口16が形成され、該電線挿通口16に前記幹線82が挿通されると共に該電線挿通口16から前記枝線81が引き出される。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態では、コネクタユニット30A〜30Cを用いてミッションケース70内に配索される電線80の配索経路を規制する例を挙げて説明したが、コネクタユニット30A〜30Cは、ミッションケース70内における配索に限らず、他の用途に用いることができることは云うまでもない。
また、上記実施形態では、係止部としてコネクタカバー10Aに係止凹部19を形成し、被係止部として結束バンド91Aに係止突起95を形成する構成としたが、これら係止部及び被係止部は係合可能な構成であれば任意の構造を採用できる。また、上記実施形態ではコネクタカバー10Aの底面12に係止部(係止凹部19)が形成されるして説明したが、側面に形成される構成であっても構わない。
10A、10B:コネクタカバー(結束型コネクタカバー)
10C:コネクタカバー(挿通型コネクタカバー)
12:底面
16:電線挿通口
17:枝線引出口
19:係止凹部(被係止部)
20:コネクタ
21:ハウジング
25:引出面
30A:第1結束型コネクタユニット
30B:第2結束型コネクタユニット
30C:挿通型コネクタユニット
80:電線
81:枝線
82:幹線
91A、91B:結束バンド
92:本体部
93:バンド部
95:係止突起(係止部)
96:挟持部
97:爪部

Claims (5)

  1. 幹線から分岐した枝線の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタと、
    側面と底面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられることにより、前記枝線及び前記幹線の配索方向を誘導するコネクタカバーと、
    前記側面に形成された、前記枝線が引き出される枝線引出口と、
    前記コネクタカバーに取り付けられて前記幹線を結束する結束バンドと、
    を備えることを特徴とするコネクタユニット。
  2. 前記コネクタカバーは、前記側面又は前記底面に形成された被係止部を有し、
    前記結束バンドは、係止部を有し、
    前記係止部と前記被係止部とが係合することにより、前記結束バンドが前記コネクタカバーに取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1のコネクタユニット。
  3. 前記結束バンドは、挟持部を有し、
    前記挟持部が前記コネクタカバーを挟持することにより、前記結束バンドが前記コネクタカバーに取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1のコネクタユニット。
  4. 前記挟持部は、前記コネクタカバーの前記枝線引出口に係止する爪部を有する、
    ことを特徴とする請求項3のコネクタユニット。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニットと、挿通型コネクタユニットと、を備え、前記幹線及び前記枝線を所定の配索経路で誘導する配索構造であって、
    前記挿通型コネクタユニットは、前記結束型コネクタユニットと共通の前記コネクタと、底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記引出面側に組み付けられる挿通型コネクタカバーと、を備え、前記挿通型コネクタカバーの対向する前記側面には電線挿通口が形成され、該電線挿通口に前記幹線が挿通されると共に該電線挿通口から前記枝線が引き出される、
    ことを特徴とする配索構造。
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