JP2015103138A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】ネットワーク接続された複数のデバイスのユーザに、デバイス上で再生させるコンテンツを容易かつ迅速に検索させ、いずれのデバイスにもコンテンツが存在しない場合でも、コンテンツの再生を望むユーザの要求を最低限満足させる。
【解決手段】コンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツ生成機器２００からコンテンツの低品質バージョンを受信し、上記コンテンツの識別子と対応付けて記憶し登録する。コンテンツ再生機器４００からの要求に応じて、上記低品質バージョンから生成されたサムネイルを含む上記コンテンツの一覧を生成し、当該一覧を上記コンテンツ再生機器へ送信し、上記一覧を基に上記コンテンツ再生機器によって再生指示されたコンテンツがいずれのコンテンツ生成機器やホームサーバ３００にも記憶されていない場合に、上記低品質バージョンを上記コンテンツ再生機器へ送信する。
【選択図】図１

Description

本技術は、他の情報処理装置と通信可能な情報処理装置、当該情報処理装置における情報処理方法及びプログラムに関する。

従来から、複数の機器間でコンテンツを共有するシステムが存在する。例えば下記特許文献１には、インデックスサーバと複数のノードとがネットワークを介して相互に接続され、インデックスサーバには、ノードが提供するコンテンツの属性データが定義されて格納された情報供給システムが開示されている。

このシステムでは、各ノードは、インデックスサーバに格納されている属性データを検索し、その検索結果に基づき、該当コンテンツを有する所定のノードに直接アクセスして所望のコンテンツを取り込む。

特開２００４−２６５２７３号公報

しかしながら、上記特許文献１に記載のシステムでは、属性データとして、コンテンツの名称（例えば曲名）やファイル形式、サービス名等がコンテンツの検索に用いられ、その属性に該当するコンテンツが一覧表示されるが、ユーザは属性データを事前に把握しておく必要があり、またそれを入力する手間もかかる。

また、上記特許文献１に記載のシステムでは、インデックスサーバがコンテンツを記憶していないため、何らかの事情でコンテンツがいずれのノードにも記憶されていない事態が生じた場合には、コンテンツの再生が不可能になる。

以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、ネットワーク接続された複数のデバイスのユーザに、デバイス上で再生させるコンテンツを容易かつ迅速に検索させ、いずれのデバイスにもコンテンツが存在しない場合でも、コンテンツの再生を望むユーザの要求を最低限満足させることが可能な情報処理装置、当該情報処理装置における情報処理方法及びプログラムを提供することにある。

上述の課題を解決するため、本技術の一形態に係る情報処理装置は、通信部と、記憶部と、制御部とを有する。上記通信部は、複数のデバイスと通信するように構成される。上記制御部は、上記デバイスからコンテンツの低品質バージョンを受信するように上記通信部を制御し、上記受信された低品質バージョンを、上記コンテンツの識別子と同一の識別子と対応付けて上記記憶部に記憶することで上記コンテンツを登録するように構成される。また制御部は、上記デバイスからの要求に応じて、上記低品質バージョンから生成されたサムネイルを含む上記コンテンツの一覧を生成し、当該一覧を上記デバイスへ送信し、上記一覧を基に上記デバイスによって再生指示されたコンテンツがいずれのデバイスにも記憶されていない場合に、上記低品質バージョンを上記デバイスへ送信するように上記通信部を制御するように構成される。

これにより情報処理装置は、ネットワーク接続された複数のデバイスのユーザに、デバイス上で再生させるコンテンツを容易かつ迅速に検索させ、いずれのデバイスにもコンテンツが存在しない場合でも、コンテンツの再生を望むユーザの要求を最低限満足させることができる。ここで低品質バージョンとは、オリジナルのコンテンツが縮小されたバージョンや、低解像度バージョン等であるが、これらに限られない。

上記制御部は、上記登録時に上記コンテンツから生成されたハッシュ値を上記低品質バージョンと対応付けて記憶するように上記記憶部を制御し、上記デバイスから新たなコンテンツの登録要求を当該コンテンツのハッシュ値と共に受信するように上記通信部を制御し、上記受信したハッシュ値と同一のハッシュ値を有するコンテンツが記憶されていない場合に当該コンテンツの登録を許可するように構成されてもよい。

これにより情報処理装置は、ハッシュ値の比較により同一コンテンツの有無を判断し、同一コンテンツが記憶されるのを防ぐことができる。

上記制御部は、上記デバイスにより上記コンテンツが編集された場合に当該編集後のコンテンツの低品質バージョン及び編集後のコンテンツから生成されたハッシュ値を受信するように上記通信部を制御し、上記受信された編集後の低品質バージョン及びハッシュ値を、上記記憶された編集前の低品質バージョン及びハッシュ値に代わって記憶するように上記記憶部を制御するように構成されてもよい。

これにより情報処理装置は、コンテンツが編集された場合に、当該編集を登録情報に反映することができる。

上記制御部は、上記コンテンツのメタデータを記憶するように上記記憶部を制御し、一のデバイスにより上記メタデータが編集された場合に当該メタデータの編集情報を受信するように上記通信部を制御し、上記受信された編集情報によって、上記ハッシュ値を変更することなく上記記憶されたメタデータを更新するように上記記憶部を制御し、上記コンテンツを記憶する他のデバイスに上記編集情報を送信するように上記通信部を制御するように構成されてもよい。

これにより情報処理装置は、編集情報によって登録コンテンツのメタデータの編集を反映することができるとともに、それを他のデバイスへ送信して反映させることができる。

上記コンテンツは静止画像であってもよい。この場合上記制御部は、上記デバイスにより上記登録された静止画像の向きが回転された場合に、上記編集情報として当該回転方向に関する情報を受信するように上記通信部を制御するように構成されてもよい。

これにより情報処理装置は、画像の表示方向の変更を、当該画像を有する全てのデバイスに反映させることができる。

上記制御部は、上記コンテンツの登録時に当該コンテンツの記憶位置情報を記憶するように上記記憶部を制御し、上記デバイスからの要求に応じて、上記コンテンツの一覧とともに各コンテンツの記憶位置情報を送信するように上記通信部を制御するように構成されてもよい。

これにより情報処理装置は、各コンテンツの記憶位置情報を記憶しておくことで、各デバイスに当該記憶位置情報を利用してコンテンツを取得させ再生させることができる。

本技術の他の形態に係る情報処理方法は、
複数のデバイスうち一のデバイスからコンテンツの低品質バージョンを受信すること、
上記受信された低品質バージョンを、上記コンテンツの識別子と同一の識別子と対応付けて記憶することで上記コンテンツを登録すること、
上記デバイスからの要求に応じて、上記低品質バージョンから生成されたサムネイルを含む上記コンテンツの一覧を生成すること、
上記一覧を上記デバイスへ送信すること、及び、
上記一覧を基に上記デバイスによって再生指示されたコンテンツがいずれのデバイスにも記憶されていない場合に、上記低品質バージョンを上記デバイスへ送信することを含む。

本技術のまた別の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、受信ステップと、登録ステップと、生成ステップと、第１の送信ステップと、第２の送信ステップとを実行させる。上記受信ステップでは、複数のデバイスうち一のデバイスからコンテンツの低品質バージョンが受信される。上記登録ステップでは、上記受信された低品質バージョンが、上記コンテンツの識別子と同一の識別子と対応付けられて記憶されることで上記コンテンツが登録される。上記生成ステップでは、上記デバイスからの要求に応じて、上記低品質バージョンから生成されたサムネイルを含む上記コンテンツの一覧が生成される。上記第１の送信ステップでは、上記一覧が上記デバイスへ送信される。上記第２の送信ステップでは、上記一覧を基に上記デバイスによって再生指示されたコンテンツがいずれのデバイスにも記憶されていない場合に、上記低品質バージョンが上記デバイスへ送信される。

以上のように、本技術によれば、ネットワーク接続された複数のデバイスのユーザに、デバイス上で再生させるコンテンツを容易かつ迅速に検索させ、いずれのデバイスにもコンテンツが存在しない場合でも、コンテンツの再生を望むユーザの要求を最低限満足させることができる。この効果は本技術を限定するものではなく、本技術が当該効果を奏することは本技術の必須要件ではない。

本技術の一実施形態に係る再生システムの概要を示した図である。 上記システムにおけるコンテンツ登録サーバのハードウェア構成を示した図である。 上記システムにおけるコンテンツ生成機器のハードウェア構成を示した図である。 上記コンテンツ登録サーバにおけるコンテンツ登録処理の流れを示したフローチャートである。 コンテンツ再生時におけるコンテンツ登録サーバの動作の流れを示したフローチャートである。 上記コンテンツ登録サーバで生成されたコンテンツリストの例を示した図である。 上記コンテンツ登録サーバで生成されたコンテンツリストの例を示した図である。 上記コンテンツ登録サーバで生成されたコンテンツリストの例を示した図である。 コンテンツのメタデータが編集された場合のコンテンツ登録サーバの動作の流れを示したフローチャートである。 コンテンツ自体が編集された場合のコンテンツ登録サーバの動作の流れを示したフローチャートである。 コンテンツの回転編集処理について説明した図である。 コンテンツ登録サーバに登録されたコンテンツが削除される場合のコンテンツ登録サーバの動作の流れを示したフローチャートである。

以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。

［システムの概要］
図１は、本実施形態に係る再生システムの概要を示した図である。

同図に示すように、本実施形態における再生システムは、インターネット５０上のコンテンツ登録サーバ１００と、ホームネットワーク１５０上の複数のデバイスから構成される。ホームネットワーク１５０上のデバイスは、コンテンツ生成機器２００、ホームサーバ３００及びコンテンツ再生機器４００とで構成される。

コンテンツ生成機器２００は、例えばスマートフォン、デジタルカメラ、カムコーダ等であり、例えば静止画像や動画像等のコンテンツを生成する。

ホームサーバ３００は、例えばＰＣであり、コンテンツ生成機器２００によって生成されたコンテンツを保存するローカルストレージとして機能する。

コンテンツ再生機器４００は、例えばＴＶであり、上記ホームサーバ３００に保存されたコンテンツをホームサーバ３００から受信して再生する。

これらホームネットワーク１５０上の機器は、ＤＬＮＡ（Digital Living Network Alliance）に準拠して互いに通信することが可能である。すなわち、ホームサーバ３００はＤＬＮＡにおけるＤＭＳ（Digital Media Server）として機能し、コンテンツ再生機器４００はＤＬＮＡにおけるＤＭＲ（Digital Media Renderer）として機能する。またコンテンツ生成機器２００は、ＤＬＮＡにおけるＤＭＣ（Digital Media Controller）として機能し得る。

コンテンツ登録サーバ１００は、上記コンテンツ生成機器２００によって生成されたコンテンツに関する情報を登録する。具体的には、コンテンツ生成機器２００によってコンテンツが生成された場合、そのコンテンツ（オリジナル画像１）からそれを一意に識別するためのキーとしてのハッシュ値５が生成され、それが撮影日時やＧＰＳ（位置）情報、ファイルフォーマット情報、コンテンツの記憶位置情報等のメタデータと共にコンテンツ登録サーバ１００へアップロードされ記憶される。コンテンツ登録サーバ１００は、あらゆるコンテンツ生成機器２００からの登録要求に応じて、上記メタデータやハッシュ値に対応付けて、コンテンツを識別するアイテムＩＤを生成し、それらを登録情報としてそれぞれ記憶する。

またオリジナル画像１はホームサーバ３００にも保存され、ホームサーバ３００において、当該オリジナル画像１から、それがリサイズ（所定サイズに縮小）されたプロキシ画像２（コンテンツの低品質バージョン）が生成される。当該プロキシ画像２は、上記コンテンツ登録サーバ１００へアップロードされ、上記ハッシュ値やメタデータと関連付けて記憶される。またコンテンツ登録サーバ１００にオリジナル画像１が記憶される場合もあり得る。

コンテンツ再生機器４００は、上記コンテンツ登録サーバ１００から、上記登録情報から生成された、ホームネットワーク１５０上で再生可能なコンテンツのリストをダウンロードし、当該リストを基にコンテンツを選択し、その記憶位置（例えばホームサーバ３００）からコンテンツを再生する。

またコンテンツ再生機器４００は、ホームネットワーク１５０上に再生対象のコンテンツ（オリジナル画像１）が存在しない場合には、代替的にコンテンツ登録サーバ１００からプロキシ画像２をダウンロードして再生することが可能である。

［コンテンツ登録サーバのハードウェア構成］
図２は、上記コンテンツ登録サーバ１００のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、コンテンツ登録サーバ１００は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）１１、ＲＯＭ（Read Only Memory）１２、ＲＡＭ（Random Access Memory）１３、入出力インタフェース１５、及び、これらを互いに接続するバス１４を備える。

ＣＰＵ１１は、必要に応じてＲＡＭ１３等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながらコンテンツ登録サーバ１００の各ブロック全体を統括的に制御する。ＲＯＭ１２は、ＣＰＵ１１に実行させるＯＳ、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。ＲＡＭ１３は、ＣＰＵ１１の作業用領域等として用いられ、ＯＳ、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。

入出力インタフェース１５には、表示部１６、操作受付部１７、記憶部１８、通信部１９等が接続される。

表示部１６は、例えばＬＣＤ（Liquid Crystal Display）、ＯＥＬＤ（Organic ElectroLuminescence Display）、ＣＲＴ（Cathode Ray Tube）等を用いた表示デバイスである。

操作受付部１７は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部１７がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部１６と一体となり得る。

記憶部１８は、例えばＨＤＤ（Hard Disk Drive）や、フラッシュメモリ（ＳＳＤ；Solid State Drive）、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部１８には、上記ＯＳや各種アプリケーション、各種データが記憶される。特に本実施形態において、記憶部１８には、上記コンテンツの登録情報、プロキシ画像等のデータや、コンテンツ登録処理等のために実行されるソフトウェア等のプログラムが記憶される。

通信部１９は、インターネット５０に接続するためのＮＩＣ等であり、ホームネットワーク１５０上の各機器との間の通信処理を担う。

［コンテンツ生成機器、ホームサーバ、コンテンツ再生機器のハードウェア構成］
図３は、コンテンツ生成機器２００のハードウェア構成を示した図である。

上記コンテンツ生成機器２００、ホームサーバ３００及びコンテンツ再生機器４００のハードウェア構成も、基本的には上記コンテンツ登録サーバ１００と同様である。

上記コンテンツ生成機器２００は、コンピュータとしての基本的なハードウェアのほか、デジタルカメラを有する。各機器はＬＡＮ等によって有線接続されてもよいし、無線ＬＡＮ等によって無線接続されてもよい。

［システムの動作］
次に、以上のように構成されたシステムにおけるコンテンツ登録サーバ１００及びホームネットワーク１５０上の各デバイスの動作について説明する。本実施形態及び他の実施形態において、コンテンツ登録サーバ１００及び各デバイスにおける動作は、それぞれＣＰＵと、その制御下において実行されるソフトウェアとで協働して行われる。

（コンテンツ登録処理）
まず、コンテンツ登録サーバ１００へのコンテンツ登録処理について説明する。図４は、コンテンツ登録サーバ１００におけるコンテンツ登録処理の流れを示したフローチャートである。

同図に示すように、コンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツ生成機器２００等のホームネットワーク１５０上の機器から送信されたコンテンツ登録要求を受信する（ステップ４１）。当該登録要求には、コンテンツ生成時にコンテンツ生成機器２００で算出された上記ハッシュ値が含まれる。コンテンツ生成機器２００が通信機能を有しない場合には、ホームサーバ３００からコンテンツ登録要求が送信されてもよい。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、上記ハッシュ値を基に、上記コンテンツ登録要求の対象であるコンテンツと同一のコンテンツが既に登録されていないか否かを判断する（ステップ４２）。

同一コンテンツが存在する場合には（ステップ４３のＮｏ）、コンテンツ登録サーバ１００は、当該コンテンツのアイテムＩＤと共に、登録要求元の機器へエラーを返信する（ステップ４５）。

同一コンテンツが存在しない場合には（ステップ４３のＹｅｓ）、コンテンツ登録サーバ１００は、当該コンテンツのアイテムＩＤを生成し、当該アイテムＩＤをハッシュ値と対応付けて登録する（ステップ４４）。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、登録要求元の機器へ、上記生成されたアイテムＩＤと、コンテンツアップロード用のＵＲＬを送信する（ステップ４６）。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、上記ＵＲＬにコンテンツがアップロードされたか否かを判断する（ステップ４７）。

コンテンツがアップロードされたと判断した場合（Ｙｅｓ）、コンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツに付加されたフラグを基に、それがオリジナルのコンテンツかプロキシかを判断する（ステップ４８）。

コンテンツがオリジナルであると判断した場合には（ステップ４８のＹｅｓ）、コンテンツ登録サーバ１００は、当該コンテンツにオリジナルフラグを設定する（ステップ４９）。ホームネットワーク１５０上のデバイスはコンテンツとしてオリジナルとプロキシの両方をアップロード可能であるが、通常はプロキシがアップロードされる。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツからメタデータを抽出してそれを上記アイテムＩＤやハッシュ値と対応付けて登録する（ステップ５０）。メタデータは、具体的には、例えば撮影日時情報、ＧＰＳ情報、タイトル、レイティング（お気に入り度）情報、ファイル名、回転方向等のデータである。

そしてコンテンツ登録サーバ１００は、オリジナルコンテンツの場所情報を登録する（ステップ５１）。当該場所情報は上記アップロード時に要求元の機器からコンテンツと共に送信される。オリジナルコンテンツはホームサーバ３００に保存されていることが多いため、当該場所情報はホームサーバ３００上のパスが設定されることが多い。当該場所情報は、コンテンツの再生時に用いられる。

以上によりコンテンツの登録処理が完了する。

（コンテンツ再生処理）
次に、上記登録されたコンテンツの再生処理について説明する。図５は、コンテンツ再生時におけるコンテンツ登録サーバ１００の動作の流れを示したフローチャートである。

同図に示すように、まず、コンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツ再生機器４００から、コンテンツリスト要求を受信する（ステップ６１）。

コンテンツ登録サーバ１００は、当該要求に応じて、コンテンツリストを生成し（ステップ６２）、コンテンツ再生機器４００へ返信する（ステップ６３）。

コンテンツ再生機器４００における再生処理には、ＤＬＮＡの仕組みが利用される。そのため、当該コンテンツリストには、コンテンツ再生機器４００におけるリスト表示に必要な情報に加えて、当該コンテンツを有する機器のＵＵＩＤ（Universally Unique Identifier）やコンテンツを識別するＯｂｊｅｃｔＩＤ等の情報と、コンテンツの位置情報も含められる。

図６、図７及び図８は、上記コンテンツリストの一例を示した図である。当該コンテンツリストは、例えばコンテンツ再生機器４００において、コンテンツ再生アプリケーションが提供するユーザインタフェースとして表示される。

これらの図に示すように、当該コンテンツリストは、再生可能なコンテンツを示す複数のサムネイル７０の表示欄を有する。当該サムネイル７０は、上記プロキシ画像２から生成される。サムネイル７０は、例えばコンテンツ（写真や動画）の生成（撮影）日時毎に表示される。プロキシ画像２がコンテンツ登録サーバ１００に登録されていることで、コンテンツ登録サーバ１００はコンテンツリストを迅速に生成してコンテンツ再生機器４００に表示させることができる。

図６に示すように、ユーザが特定のサムネイル７０をマウスオーバーしたり、特定のサムネイル７０にカーソルを合わせたりすると、そのサムネイル７０に対応するコンテンツの情報が、サムネイルの下部にオーバーレイ表示される。

図７は、サムネイル７０の表示欄の上部に検索バーが表示された例を示した図である。ユーザが当該検索バー７１にキーワードを入力し、その下部に表示される絞込条件ボックスを設定することで、所望のコンテンツを検索することができる。

図８は、上記図６で示したコンテンツ情報の常時表示がＯＮに設定された状態を示している。これによりユーザはサムネイルとコンテンツ情報を全てのコンテンツについて一目で確認することができる。

上記コンテンツリスト上でユーザからコンテンツが選択された場合には、コンテンツ再生機器４００は、ホームネットワーク１５０上で、上記ＤＬＮＡの仕組みを利用して、より画質のよいコンテンツ（オリジナル画像）を取得して再生する。しかし、何らかの事情により画質のよいコンテンツがホームネットワーク１５０上に存在しない場合もあり得る。そのような場合には、コンテンツ再生機器４００は、コンテンツ登録サーバ１００が記憶しているプロキシ画像を取得して再生する。

この場合、コンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツ再生機器４００から、コンテンツ取得要求を受信したか否かを判断し（ステップ６４）、当該コンテンツ（プロキシ画像）をコンテンツ再生機器４００へ返信する（ステップ６５）。このケースにおいては、コンテンツ登録サーバ１００がＤＬＮＡにおけるＤＭＳとして機能する。

これにより、コンテンツ登録サーバ１００は、ホームネットワーク１５０上のいずれのデバイスにもコンテンツが存在しない場合でも、コンテンツの再生を望むユーザの要求を最低限満足させることができる。

（コンテンツ編集処理）
次に、上記コンテンツ登録サーバ１００に登録されたコンテンツの編集処理について説明する。

コンテンツの編集処理としては、コンテンツのメタデータの編集処理と、コンテンツ自体（画像）の編集処理とが挙げられる。

まず、コンテンツのメタデータの編集処理について説明する。図９は、コンテンツのメタデータが編集された場合のコンテンツ登録サーバ１００の動作の流れを示したフローチャートである。

同図に示すように、コンテンツ登録サーバ１００は、スマートフォン等のコンテンツ生成機器２００から、コンテンツのメタデータの編集要求を受信する（ステップ９１）。この要求には、編集対象のコンテンツのアイテムＩＤが付加されて送信される。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、上記編集要求を受けて、上記アイテムＩＤを基に、対象コンテンツを特定する（ステップ９２）。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、対象コンテンツ及びそのメタデータの最終更新日時情報を取得し、コンテンツ生成機器２００へ返信する（ステップ９３）。

上記最終更新日時情報を確認したコンテンツ生成機器２００は、コンテンツのメタデータを編集して、当該編集情報をコンテンツ登録サーバ１００へ送信する。コンテンツ登録サーバ１００は、当該編集情報を受信すると（ステップ９４のＹｅｓ）、登録されている当該コンテンツのメタデータを、当該編集情報によって更新（上書き保存）する（ステップ９５）。

ここでメタデータとは、上述のように、例えば撮影日時情報、ＧＰＳ情報、タイトル、レイティング（お気に入り度）情報、ファイル名等のデータである。また詳細は後述するが、コンテンツが画像ファイルである場合、その回転方向もメタデータとして扱われる。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、上記編集情報によるメタデータの更新を反映するように要求する更新反映要求を、ホームネットワーク１５０上の各機器へ送信する（ステップ９６）。この場合、編集されたメタデータに関する情報のみが送信され、コンテンツ自体は送信されない。これによりホームネットワーク１５０上の各機器は、自ら都度更新情報を取得することなくコンテンツのメタデータを更新することができる。

このメタデータの更新の際には、コンテンツのハッシュ値は変更されず、あくまで同一のコンテンツとして扱われる。

上記コンテンツ生成機器２００からの編集要求があった際に、コンテンツ登録サーバ１００が既に他のコンテンツ生成機器から編集要求を受信して編集処理を実行中の場合には、後から受信された編集要求は破棄され、当該実行中の編集処理が優先されて、その更新が各機器へ反映される。

次に、コンテンツ自体の編集処理について説明する。図１０は、コンテンツ自体が編集された場合のコンテンツ登録サーバ１００の動作の流れを示したフローチャートである。

同図に示すように、コンテンツ登録サーバ１００は、スマートフォン等のコンテンツ生成機器２００から、コンテンツの編集要求を受信する（ステップ１０１）。この要求には、編集対象のコンテンツのアイテムＩＤが付加されて送信される。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、上記編集要求を受けて、上記アイテムＩＤを基に、対象コンテンツを特定する（ステップ１０２）。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、対象コンテンツ及びそのメタデータの最終更新日時情報を取得し、コンテンツ生成機器２００へ返信する（ステップ１０３）。

上記最終更新日時情報を確認したコンテンツ生成機器２００は、コンテンツを編集して、編集後のコンテンツから新たなハッシュ値を算出する。さらにコンテンツ生成機器２００は、当該編集後のコンテンツからその低品質バージョン（プロキシ画像）を生成する。そしてコンテンツ生成機器２００は、当該プロキシ画像を上記新たなハッシュ値と共にコンテンツ登録サーバ１００へ送信する。

ここでコンテンツの編集とは、例えば画像の明るさ、シャープネス、コントラストの調整、色補正、切り取り、変形、ノイズ除去、特殊効果付加等、様々なものが想定される。

コンテンツ登録サーバ１００は、編集後のコンテンツ（低品質バージョン）及びハッシュ値を受信すると（ステップ１０４のＹｅｓ）、登録されている当該コンテンツ（低品質バージョン）を、当該コンテンツ及びハッシュ値によって更新（上書き保存）する（ステップ１０５）。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、上記編集によるコンテンツの更新を反映するように要求する更新反映要求を、編集後のコンテンツ及びハッシュ値と共に、ホームネットワーク１５０上の各機器へ送信する（ステップ１０６）。これによりホームネットワーク１５０上の各機器は、自ら都度更新情報を取得することなくコンテンツを更新することができる。

もちろん、コンテンツ登録サーバ１００へ、編集後のオリジナルコンテンツが送信されてもよく、それがホームネットワーク１５０上の各機器へ送信されて更新が反映されてもよい。

このように、コンテンツ自体が編集された場合には、ハッシュ値も変更されるため、編集後のコンテンツは編集前とは異なるコンテンツとして扱われることになる。

コンテンツ生成機器２００によるメタデータまたはコンテンツに対する編集処理がオフライン時に実行された場合には、編集時のタイムスタンプが保持される。そして、その後のコンテンツ生成機器２００によるコンテンツ登録サーバ１００へのログイン時に、当該タイムスタンプが、コンテンツ登録サーバ１００に保持された最終更新日時よりも新しい場合には、メタデータまたはコンテンツが編集後のものに上書きされる。

この場合、コンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツ生成機器２００によるコンテンツの編集履歴を保持していないため、どの部分のコンテンツ及びメタデータが一番最近に編集されたのかを把握することができないため、編集可能なメタデータ及びコンテンツ（及びハッシュ値）が全て上書きされる。

次に、コンテンツの回転編集処理について説明する。図１１は、コンテンツの回転編集処理について説明した図である。

回転編集処理が実行されるコンテンツとしては、回転情報をメタデータとしてファイル内に記録できるコンテンツ（例えばExif、MP4等）と、回転情報をメタデータとして保持できず、画像本体部分を回転させる必要があるコンテンツと（非ExifのJPEG等）、そのどちらも不可能であるコンテンツ（縦撮りのMP4等）とがある。

このいずれの場合においても、コンテンツ再生機器４００においてコンテンツを正しい回転状態で表示させるため、コンテンツ登録サーバ１００は、上記ファイル内に記録された回転情報からは独立した回転情報を保持し、それが当該コンテンツの正しい回転方向として扱われる。また、コンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツが、生成時の状態から、現在どの方向を向いているかを示す情報（img_orientation）も保持する。

同図左側に示すように、回転方向の編集前においては、コンテンツ登録サーバ１００が保持している回転情報（Orientation(サーバメタ)）と、画像本体の回転状態情報（img_orientation(サーバメタ)）及びファイルにメタデータとして記録された回転情報（Exif_Orientation）とは同一である。

上記状態から回転情報が編集された場合、コンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツ生成機器２００から、当該回転編集情報（orientation）と、上記img_orientation及びExif_Orientationを受信して更新する。各情報はホームネットワーク１５０上の各機器へ送信されて反映される。

そして、コンテンツ再生機器４００は、コンテンツを表示する際、上記各情報のうち、回転編集情報（orientation）と、上記img_orientationとを用いる。すなわち、コンテンツ再生機器４００は、回転編集情報（orientation）を正しい方向とし、コンテンツの初期状態（上記img_orientationを元に戻したもの）に対して、上記回転編集情報（orientation）を適用することでコンテンツを表示し、Exif_Orientationは無視する。

例えば、同図右側（１）のケースでは、コンテンツが時計回りに９０度回転された場合、コンテンツ登録サーバ１００上の回転編集情報（orientation）が時計回り９０度回転であり、img_orientationが初期状態のままであるため、表示結果は時計回り９０度となる。

また同図右側（２）のケースでは、Exif_Orientationが時計回り９０度回転であるが、これは無視されるため、上記（１）のケースと同様の結果となる。

また同図右側（３）のケースでは、img_orientationが時計回り９０度回転であるため、これを初期状態に戻したもの（０度）に回転編集情報（orientation）が適用されて、上記と同じく、コンテンツは時計回り９０度回転されて表示される。

（コンテンツ削除処理）
次に、コンテンツ登録サーバ１００に登録されたコンテンツの削除処理について説明する。図１２は、コンテンツ登録サーバ１００に登録されたコンテンツが削除される場合におけるコンテンツ登録サーバ１００の動作の流れを示したフローチャートである。

同図に示すように、まずコンテンツ登録サーバ１００は、コンテンツ生成機器２００から、コンテンツ削除要求をアイテムＩＤと共に受信する（ステップ１２１）。

続いてコンテンツ登録サーバ１００は、上記アイテムＩＤから対象コンテンツを特定し（ステップ１２２）、当該コンテンツを削除する（ステップ１２３）。ここでコンテンツは、それがオリジナルコンテンツか低品質バージョンかは問われない。

そしてコンテンツ登録サーバ１００は、オリジナルコンテンツを記憶しているホームサーバ３００を除くホームネットワーク１５０上の機器へ、上記コンテンツの削除反映要求を送信する（ステップ１２４）。それと同時に、コンテンツ登録サーバ１００は、当該コンテンツについて登録されている情報も削除する。

これにより、ホームネットワーク１５０上のホームサーバ３００以外の各機器においてコンテンツの削除が反映され、コンテンツ及びコンテンツ情報が削除される。

しかし、ホームサーバ３００に記憶されているオリジナルコンテンツは、ユーザが自らホームサーバ３００上で削除処理を行わない限り削除されない。

［変形例］
本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。

上述の実施形態において、コンテンツ生成機器、ホームサーバ、コンテンツ再生機器として示したものは例示に過ぎず、あらゆる情報処理装置がそれぞれの機能を果たすことができる。

上述の実施形態においては、コンテンツが画像である場合を中心に説明がなされたが、コンテンツは動画像コンテンツや音声コンテンツ等の他のコンテンツであっても構わない。

上述の実施形態において、コンテンツ登録サーバ１００に記憶される低品質バージョンとしては、オリジナルから縮小されたプロキシ画像が例示されたが、例えばコンテンツが動画像データである場合には、低品質バージョンは、その低ビットレートバージョンでもよいし、その冒頭のフレームの静止画像であってもよい。

本技術は以下のような構成もとることができる。
（１）
複数のデバイスと通信するように構成された通信部と、
記憶部と、
前記デバイスからコンテンツの低品質バージョンを受信するように前記通信部を制御し、前記受信された低品質バージョンを、前記コンテンツの識別子と同一の識別子と対応付けて前記記憶部に記憶することで前記コンテンツを登録し、
前記デバイスからの要求に応じて、前記低品質バージョンから生成されたサムネイルを含む前記コンテンツの一覧を生成し、当該一覧を前記デバイスへ送信し、前記一覧を基に前記デバイスによって再生指示されたコンテンツがいずれのデバイスにも記憶されていない場合に、前記低品質バージョンを前記デバイスへ送信するように前記通信部を制御するように構成された制御部と
を具備する情報処理装置。
（２）
上記（１）に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、
前記登録時に前記コンテンツから生成されたハッシュ値を前記低品質バージョンと対応付けて記憶するように前記記憶部を制御し、
前記デバイスから新たなコンテンツの登録要求を当該コンテンツのハッシュ値と共に受信するように前記通信部を制御し、
前記受信したハッシュ値と同一のハッシュ値を有するコンテンツが記憶されていない場合に当該コンテンツの登録を許可するように構成される
情報処理装置。
（３）
上記（２）に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記デバイスにより前記コンテンツが編集された場合に当該編集後のコンテンツの低品質バージョン及び編集後のコンテンツから生成されたハッシュ値を受信するように前記通信部を制御し、前記受信された編集後の低品質バージョン及びハッシュ値を、前記記憶された編集前の低品質バージョン及びハッシュ値に代わって記憶するように前記記憶部を制御するように構成される
情報処理装置。
（４）
上記（２）または（３）に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記コンテンツのメタデータを記憶するように前記記憶部を制御し、一のデバイスにより前記メタデータが編集された場合に当該メタデータの編集情報を受信するように前記通信部を制御し、前記受信された編集情報によって、前記ハッシュ値を変更することなく前記記憶されたメタデータを更新するように前記記憶部を制御し、前記コンテンツを記憶する他のデバイスに前記編集情報を送信するように前記通信部を制御するように構成される
情報処理装置。
（５）
上記（４）に記載の情報処理装置であって、
前記コンテンツは静止画像であり、
前記制御部は、前記デバイスにより前記登録された静止画像の向きが回転された場合に、前記編集情報として当該回転方向に関する情報を受信するように前記通信部を制御するように構成される
情報処理装置。
（６）
上記（１）〜（５）のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記コンテンツの登録時に当該コンテンツの記憶位置情報を記憶するように前記記憶部を制御し、前記デバイスからの要求に応じて、前記コンテンツの一覧とともに各コンテンツの記憶位置情報を送信するように前記通信部を制御するように構成される
情報処理装置。

１…オリジナル画像
２…プロキシ画像
５…ハッシュ値
１１…ＣＰＵ
１３…ＲＡＭ
１８…記憶部
１９…通信部
５０…インターネット
７０…サムネイル
１００…コンテンツ登録サーバ
１５０…ホームネットワーク
２００…コンテンツ生成機器
３００…ホームサーバ
４００…コンテンツ再生機器

Claims (8)

1. 複数のデバイスと通信するように構成された通信部と、
   記憶部と、
   前記デバイスからコンテンツの低品質バージョンを受信するように前記通信部を制御し、前記受信された低品質バージョンを、前記コンテンツの識別子と同一の識別子と対応付けて前記記憶部に記憶することで前記コンテンツを登録し、
   前記デバイスからの要求に応じて、前記低品質バージョンから生成されたサムネイルを含む前記コンテンツの一覧を生成し、当該一覧を前記デバイスへ送信し、前記一覧を基に前記デバイスによって再生指示されたコンテンツがいずれのデバイスにも記憶されていない場合に、前記低品質バージョンを前記デバイスへ送信するように前記通信部を制御するように構成された制御部と
   を具備する情報処理装置。
2. 請求項１に記載の情報処理装置であって、
   前記制御部は、
   前記登録時に前記コンテンツから生成されたハッシュ値を前記低品質バージョンと対応付けて記憶するように前記記憶部を制御し、
   前記デバイスから新たなコンテンツの登録要求を当該コンテンツのハッシュ値と共に受信するように前記通信部を制御し、
   前記受信したハッシュ値と同一のハッシュ値を有するコンテンツが記憶されていない場合に当該コンテンツの登録を許可するように構成される
   情報処理装置。
3. 請求項２に記載の情報処理装置であって、
   前記制御部は、前記デバイスにより前記コンテンツが編集された場合に当該編集後のコンテンツの低品質バージョン及び編集後のコンテンツから生成されたハッシュ値を受信するように前記通信部を制御し、前記受信された編集後の低品質バージョン及びハッシュ値を、前記記憶された編集前の低品質バージョン及びハッシュ値に代わって記憶するように前記記憶部を制御するように構成される
   情報処理装置。
4. 請求項２に記載の情報処理装置であって、
   前記制御部は、前記コンテンツのメタデータを記憶するように前記記憶部を制御し、一のデバイスにより前記メタデータが編集された場合に当該メタデータの編集情報を受信するように前記通信部を制御し、前記受信された編集情報によって、前記ハッシュ値を変更することなく前記記憶されたメタデータを更新するように前記記憶部を制御し、前記コンテンツを記憶する他のデバイスに前記編集情報を送信するように前記通信部を制御するように構成される
   情報処理装置。
5. 請求項４に記載の情報処理装置であって、
   前記コンテンツは静止画像であり、
   前記制御部は、前記デバイスにより前記登録された静止画像の向きが回転された場合に、前記編集情報として当該回転方向に関する情報を受信するように前記通信部を制御するように構成される
   情報処理装置。
6. 請求項１に記載の情報処理装置であって、
   前記制御部は、前記コンテンツの登録時に当該コンテンツの記憶位置情報を記憶するように前記記憶部を制御し、前記デバイスからの要求に応じて、前記コンテンツの一覧とともに各コンテンツの記憶位置情報を送信するように前記通信部を制御するように構成される
   情報処理装置。
7. 複数のデバイスうち一のデバイスからコンテンツの低品質バージョンを受信し、
   前記受信された低品質バージョンを、前記コンテンツの識別子と同一の識別子と対応付けて記憶することで前記コンテンツを登録し、
   前記デバイスからの要求に応じて、前記低品質バージョンから生成されたサムネイルを含む前記コンテンツの一覧を生成し、
   前記一覧を前記デバイスへ送信し、
   前記一覧を基に前記デバイスによって再生指示されたコンテンツがいずれのデバイスにも記憶されていない場合に、前記低品質バージョンを前記デバイスへ送信する
   情報処理方法。
8. 情報処理装置に、
   複数のデバイスうち一のデバイスからコンテンツの低品質バージョンを受信するステップと、
   前記受信された低品質バージョンを、前記コンテンツの識別子と同一の識別子と対応付けて記憶することで前記コンテンツを登録するステップと、
   前記デバイスからの要求に応じて、前記低品質バージョンから生成されたサムネイルを含む前記コンテンツの一覧を生成するステップと、
   前記一覧を前記デバイスへ送信するステップと、
   前記一覧を基に前記デバイスによって再生指示されたコンテンツがいずれのデバイスにも記憶されていない場合に、前記低品質バージョンを前記デバイスへ送信するステップと
   を実行させるプログラム。