JP2011086063A - 画像提供サーバ装置およびその制御方法およびプログラム - Google Patents
画像提供サーバ装置およびその制御方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011086063A JP2011086063A JP2009237479A JP2009237479A JP2011086063A JP 2011086063 A JP2011086063 A JP 2011086063A JP 2009237479 A JP2009237479 A JP 2009237479A JP 2009237479 A JP2009237479 A JP 2009237479A JP 2011086063 A JP2011086063 A JP 2011086063A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- storage device
- providing server
- client
- server device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
【課題】 本発明は、サーバ装置が画像を外部装置へ移動することによってサーバ装置自身の空き容量を増やしたときに、情報利用者からサーバ装置への画像要求に対して、画像を速やかにレスポンスし、情報利用者の待ち時間を削減することを目的とする。
【解決手段】 サーバ装置は画像を外部装置へ移動すると、移動先を示す情報を外部装置から受信しておく。そして、クライアント装置から画像のダウンロード要求があったとき、サーバ装置の記憶装置に要求対象の画像があれば、その保存場所を含むリソースファイルを生成し、無ければ、移動先を示す情報を含むリソースファイルを生成してクライアント装置へ送信する。クライアント装置はサーバ装置に画像のダウンロード要求をしたときに、既にサーバ装置が当該画像を保持していなくても、速やかに外部装置から画像をダウンロードすることができる。
【選択図】 図6
【解決手段】 サーバ装置は画像を外部装置へ移動すると、移動先を示す情報を外部装置から受信しておく。そして、クライアント装置から画像のダウンロード要求があったとき、サーバ装置の記憶装置に要求対象の画像があれば、その保存場所を含むリソースファイルを生成し、無ければ、移動先を示す情報を含むリソースファイルを生成してクライアント装置へ送信する。クライアント装置はサーバ装置に画像のダウンロード要求をしたときに、既にサーバ装置が当該画像を保持していなくても、速やかに外部装置から画像をダウンロードすることができる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、画像をネットワーク上でサーバ装置からクライアント装置に提供するための技術に関する。
情報所有者がデジタルカメラで撮影した画像を、インターネット上のサーバ装置にアップロードして保管することや、情報利用者が望む時に通信機器を用いてこのサーバ装置にアクセスし、保管された画像をダウンロードすることが行われている(特許文献1参照)。
近年、情報所有者が保有する画像の数量やファイルサイズが増大するに伴い、アップロード先のサーバ装置での保管可能容量を増やすことが求められている。これに対して、サービス事業者がサーバ装置に記憶装置を増設することにより保管可能容量を増やすことがあるが、管理や設備に多くのコストがかかるという問題があった。
そこで、本発明は、サーバ装置が画像を外部装置へ移動することによってサーバ装置自身の空き容量を増やしたときに、情報利用者からサーバ装置への画像要求に対して、画像を速やかにレスポンスし、情報利用者の待ち時間を削減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明は、画像をクライアント装置から受信して記憶装置に格納し、前記クライアント装置からのダウンロード要求に応答して前記画像を前記クライアント装置へダウンロードする画像提供サーバ装置であって、前記記憶装置に格納された画像を読み出し、ファイル管理サーバ装置へネットワークを介して移動する移動手段と、前記移動された画像を前記記憶装置から削除する削除手段と、前記画像の移動先を示す情報を前記ファイル管理サーバ装置から受信する受信手段と、前記クライアント装置から前記画像のダウンロード要求を受けたとき、前記記憶装置に前記画像が存在するか否か判定する判定手段と、前記判定の結果、前記画像が前記記憶装置に存在する場合は前記記憶装置での保存場所を示すアドレスを含むリソースファイルを生成し、前記画像が前記記憶装置に存在しない場合は前記移動先を示すアドレスを含むリソースファイルを生成する生成手段と、前記ダウンロード要求に応答して、前記生成されたリソースファイルを前記クライアント装置へ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
以上、説明したように本発明によれば、画像をサーバ装置から外部装置へ移動することによってサーバ装置の空き容量を増やしたときに、情報利用者からの取得リクエストに対して速やかにレスポンスし、情報利用者の待ち時間を削減することができる。
〔実施例1〕
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(画像処理システム全体)
本実施例のオンラインフォトシステム全体の構成を図1を参照して説明する。101はクライアント装置であり、デジタルカメラ102で撮影された画像を取り込み、保持している。104は画像提供サーバ装置であり、クライアント装置からアップロードされた画像を格納する。また、画像提供サーバ装置104はクライアント装置101からダウンロード要求があると、格納されている画像を読み出してクライアント装置101へダウンロードする。ここで、画像提供サーバ装置104は複数のクライアント装置101と通信可能であり、画像のアップロード元のクライアント装置と画像のダウンロード先のクライアント装置は異なっていてもよい。105は外部のファイル管理サーバ装置である。本実施例の画像提供サーバ装置104は格納されている画像をファイル管理サーバ装置105へ移動することによって、自身の記憶装置の空き容量を増やす。
本実施例のオンラインフォトシステム全体の構成を図1を参照して説明する。101はクライアント装置であり、デジタルカメラ102で撮影された画像を取り込み、保持している。104は画像提供サーバ装置であり、クライアント装置からアップロードされた画像を格納する。また、画像提供サーバ装置104はクライアント装置101からダウンロード要求があると、格納されている画像を読み出してクライアント装置101へダウンロードする。ここで、画像提供サーバ装置104は複数のクライアント装置101と通信可能であり、画像のアップロード元のクライアント装置と画像のダウンロード先のクライアント装置は異なっていてもよい。105は外部のファイル管理サーバ装置である。本実施例の画像提供サーバ装置104は格納されている画像をファイル管理サーバ装置105へ移動することによって、自身の記憶装置の空き容量を増やす。
(コンピュータ装置)
本実施例のサーバ装置やクライアント装置を構成するコンピュータ装置の構成を図2を参照して説明する。なお、サーバ装置やクライアント装置はそれぞれ単一のコンピュータ装置で実現してもよいし、必要に応じた複数のコンピュータ装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。複数のコンピュータ装置で構成される場合は、互いに通信可能なようにLocal Area Network(LAN)などで接続されている。図2において、201はコンピュータ装置200全体を制御する制御部であり、例えばCentral Processing Unit(CPU)である。202は変更を必要としないプログラムやパラメータを格納するRead Only Memory(ROM)である。203は外部装置などから供給されるプログラムやデータを一時記憶するRandom Access Memory(RAM)である。204はコンピュータ装置200に固定して設置されたハードディスクやメモリカード、あるいはコンピュータ装置200から着脱可能な光ディスク、磁気や光カード、ICカードなどを含む外部記憶装置である。205はユーザの操作を受け、各種データを入力するポインティングデバイスやキーボード209などの入力デバイスとのインターフェイスである。206はコンピュータ装置200の保持するデータや供給されたデータを表示するための表示装置210とのインターフェイスである。207はインターネット103などのネットワーク回線に接続するネットワークインタフェイスである。208は画像入力装置212とのインターフェイスである。211は201〜208の各デバイスを通信可能に接続するシステムバスである。
なお、サーバ装置の記憶装置204には、WebアプリケーションプログラムやOperating System(OS)、画像、各種設定が記憶されている。また、クライアント装置の記憶装置204には、WebブラウザプログラムやOS、画像が記憶されている。
本実施例のサーバ装置やクライアント装置を構成するコンピュータ装置の構成を図2を参照して説明する。なお、サーバ装置やクライアント装置はそれぞれ単一のコンピュータ装置で実現してもよいし、必要に応じた複数のコンピュータ装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。複数のコンピュータ装置で構成される場合は、互いに通信可能なようにLocal Area Network(LAN)などで接続されている。図2において、201はコンピュータ装置200全体を制御する制御部であり、例えばCentral Processing Unit(CPU)である。202は変更を必要としないプログラムやパラメータを格納するRead Only Memory(ROM)である。203は外部装置などから供給されるプログラムやデータを一時記憶するRandom Access Memory(RAM)である。204はコンピュータ装置200に固定して設置されたハードディスクやメモリカード、あるいはコンピュータ装置200から着脱可能な光ディスク、磁気や光カード、ICカードなどを含む外部記憶装置である。205はユーザの操作を受け、各種データを入力するポインティングデバイスやキーボード209などの入力デバイスとのインターフェイスである。206はコンピュータ装置200の保持するデータや供給されたデータを表示するための表示装置210とのインターフェイスである。207はインターネット103などのネットワーク回線に接続するネットワークインタフェイスである。208は画像入力装置212とのインターフェイスである。211は201〜208の各デバイスを通信可能に接続するシステムバスである。
なお、サーバ装置の記憶装置204には、WebアプリケーションプログラムやOperating System(OS)、画像、各種設定が記憶されている。また、クライアント装置の記憶装置204には、WebブラウザプログラムやOS、画像が記憶されている。
(画面遷移)
本実施例のクライアント装置101はWebブラウザプログラムを起動し、画像提供サーバ装置104のホスト名等を含む所定のURL(Uniform Resource Locator)を入力して画像提供サーバ装置104と通信する。そして、複数のリソースファイルを順に画像提供サーバ装置104から受信してWebブラウザプログラムのウィンドウに表示する。なお、リソースファイルを記述する際のマークアップ言語の種類は特に制限なく、HTMLであってもよいし、他の言語で記述されたものであってもよい。また、URLは文書や画像などの情報資源の場所を特定、あるいは識別するための記述方式のことであり、インターネット103におけるアドレスである。
本実施例のクライアント装置101はWebブラウザプログラムを起動し、画像提供サーバ装置104のホスト名等を含む所定のURL(Uniform Resource Locator)を入力して画像提供サーバ装置104と通信する。そして、複数のリソースファイルを順に画像提供サーバ装置104から受信してWebブラウザプログラムのウィンドウに表示する。なお、リソースファイルを記述する際のマークアップ言語の種類は特に制限なく、HTMLであってもよいし、他の言語で記述されたものであってもよい。また、URLは文書や画像などの情報資源の場所を特定、あるいは識別するための記述方式のことであり、インターネット103におけるアドレスである。
まず、図3(a)のアルバム一覧画面310がウィンドウに表示される。アルバム一覧画面310には、各アルバム311の表紙画像と対応する第1サイズのサムネイル画像312が表示される。アルバム一覧画面310に表示された複数のアルバム311の中から何れか1つが選択されると、図3(b)の画像一覧画面320がウィンドウに表示される。画像一覧画面320には、アルバム一覧画面310で選択されたアルバム311に属する画像と対応する第2サイズのサムネイル画像321が表示される。画像一覧画面320に表示された複数のサムネイル画像321の中から何れか1つが選択されると、図3(c)の画像編集画面330がウィンドウに表示される。画像編集画面330には、アルバム一覧画面310で選択されたアルバム311に属する画像の第3サイズのサムネイル画像331と、画像一覧画面320で選択されたサムネイル画像321と対応する第4サイズのサムネイル画像332が表示される。また、画像編集画面330には、サムネイル画像332と対応する原画像の撮影情報やコメントなどの属性情報も表示される。画像編集画面330のサムネイル画像332が選択されると、図3(d)の原画像表示画面340が別ウィンドウに表示される。原画像表示画面340には、サムネイル画像332の原画像341が表示される。
ここで、サムネイル画像312、321、331、332は画像提供サーバ装置104において原画像を縮小処理することにより生成されたものであり、各サムネイル画像のサイズは原画像のサイズに比べて非常に小さい。また、サムネイル画像312、321、331、332はアスペクト比は同じで縦横サイズが互いに異なる。そして、本実施例では、第4サイズが最も大きく、次いで第2サイズ、第3サイズ、第1サイズの順に小さくなる。
なお、画像編集画面330では選択状態のサムネイル画像332と対応する原画像に対して、回転処理や赤目補正処理などの編集処理が指示される。そして、編集処理が指示されている場合、画像編集画面330では編集結果が反映されたサムネイル画像333が表示され、原画像表示画面340でも図3(e)に示すように、編集結果が反映された原画像351が表示される。
(原画像のアップロード)
本実施例のオンラインフォトシステムにおける原画像のアップロードの動作を図5のフローチャートを参照して説明する。なお、本動作はクライアント装置101のCPU201がOSやWebブラウザプログラムをクライアント装置101の記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。また、本動作は画像提供サーバ装置104のCPU201がOSやWebアプリケーションプログラムを記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。ただし、以下では説明を簡単にするため、単にクライアント装置101や画像提供サーバ装置104が実行すると記載する。
本実施例のオンラインフォトシステムにおける原画像のアップロードの動作を図5のフローチャートを参照して説明する。なお、本動作はクライアント装置101のCPU201がOSやWebブラウザプログラムをクライアント装置101の記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。また、本動作は画像提供サーバ装置104のCPU201がOSやWebアプリケーションプログラムを記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。ただし、以下では説明を簡単にするため、単にクライアント装置101や画像提供サーバ装置104が実行すると記載する。
まず、クライアント装置101がインターネット103を経由して画像提供サーバ装置104にアクセスし、クライアント装置101の記憶装置204に保存されている原画像を画像提供サーバ装置104に送信する(S530)。画像提供サーバ装置104は原画像をクライアント装置101から受信する(S501)。複数の原画像を受信した場合は、原画像毎に以下の処理を実行するため、画像提供サーバ装置104はS501で受信した原画像の数を取得し、変数Nに代入する(S502)。また、画像提供サーバ装置104は原画像の解析を行い、一意に識別する画像IDを新規に発番する(S503)。そして、画像提供サーバ装置104は、図8(b)に示す画像情報テーブル820に画像ID821、画像名822、画像コメント823、画像サイズ824を格納する。また、図8(a)に示すアルバム情報テーブル800から、原画像のアップロード先と指定されたアルバムを検索し、画像IDを画像リスト803に追加する。また、画像提供サーバ装置104は記憶装置204に原画像を保存し、図8(c)に示すファイル格納テーブル840に画像ID841、画像種別842、保存日時843、記憶装置204での原画像の保存場所を示す内部ファイルパス844を格納する(S504)。ここで、画像種別842には、画像の種類、画像のサイズ、画像の編集に関する情報(編集属性)が格納される。S504では“原画像”であり、“未編集”であることや、そのサイズを示す情報が画像種別842に格納される。
次に、画像提供サーバ装置104は原画像に対し、アスペクト比を変えずに縦方向と横方向のサイズを縮小処理して、サムネイル画像を生成する(S505)。ここで、画像提供サーバ装置104は、まず基準サムネイル画像を原画像を元に生成する。基準サムネイル画像は画像提供サーバ装置104が提供する各種サムネイル画像の元となる、長辺固定サイズのサムネイル画像である。基準サムネイル画像の生成・保存が完了したら、S504で保存したファイル格納テーブル840の原画像のレコードのサムネイル作成フラグ848を作成済みと設定する。
また、画像提供サーバ装置104は基準サムネイル画像を縮小処理してサービスの仕様や画面のデザインに応じて最適なサイズを持つ複数種類のサムネイル画像を生成する。そして、記憶装置204にサムネイル画像を保存し、ファイル格納テーブル840に画像ID841、画像種別842、保存日時843、記憶装置204でのサムネイル画像の保存場所を示す内部ファイルパス844を格納する(S506)。S506では、 “サムネイル画像”であり、“未編集”であることや、そのサイズを示す情報が格納される。
そして、画像提供サーバ装置104は、サムネイル画像を取得する際に使用されるURL(サムネイルURL)を生成し、画像情報テーブル820のサムネイルURLリスト825に格納する(S507)。サムネイルURLには、画像提供サーバ装置104のホスト名等の情報に、画像IDと画像種別(サムネイル画像、そのサイズ、未編集)を示す情報がエンコードされたものが埋め込まれている。画像提供サーバ装置104は、1つの原画像について複数種類のサイズのサムネイル画像を生成する場合は、S505〜S507を繰り返して複数種類のサイズのサムネイルを記憶装置204に保存し、それぞれに対応するサムネイルURLを生成する。このとき、これらのサムネイルURLに含まれる画像提供サーバ装置104のホスト名や画像IDは共通であるが、画像種別は各サムネイル画像に対応する情報がエンコードされて埋め込まれている。
画像提供サーバ装置104は必要な全ての種類のサムネイル画像の生成を完了したか判定し(S508)、完了していないと判定されればS505の処理に戻る。S508で完了していると判定されれば、変数Nを“1”減算し(S509)、変数Nが“0”かどうか判定する(S510)。すなわち、S510では受信した全ての原画像について処理を実行したかどうか判定する。S510で変数Nが“0”でないと判定されればS505の処理に戻る。変数Nが“0”であると判定されれば、画像提供サーバ装置104はアップロード先のアルバムの画像リスト803に含まれる画像IDをキーに画像情報テーブル820のサムネイルURLリスト825を検索する。そして、画像種別842が画像一覧画面320に用いる所定のサイズのサムネイルURLを抽出し、画像一覧画面320のリソースファイルに記述してクライアント装置101へレスポンスする(S511)。
クライアント装置101はリソースファイルに基づき、画像一覧画面320をWebブラウザプログラムのウィンドウに表示する(S531)。ここで、クライアント装置101は画像一覧画面320のリソースファイルからサムネイルURLを読み取り、画像提供サーバ装置104にサムネイル画像の取得リクエストを送る。画像提供サーバ装置104はサムネイルURLから画像IDと画像種別を抽出し、これらと一致する画像ID841および画像種別842に関連付けられた内部ファイルパス844をファイル格納テーブル840から検索する。そして、内部ファイルパス844に基づいて所定サイズのサムネイル画像を記憶装置204から読み出し、クライアント装置101へ送信する。なお、画像ID841は一致するが画像種別842は一致しないものしか検索できない場合には、当該画像ID841に関連付けられた画像のうち、S504で生成された基準サムネイル画像を内部ファイルパス844に基づいて読み出す。そして、読み出された画像に対して縮小処理を実行し、サムネイルURLの画像種別が示すサイズのサムネイル画像を生成してクライアント装置101へ送信する。このようにして、送信されたサムネイル画像は画像一覧画面320に表示される。
(原画像の移動)
次に、画像提供サーバ装置104が原画像をファイル管理サーバ装置105へ移動する動作を図4を参照して説明する。なお、以下の処理は画像提供サーバ装置104のCPU201が記憶装置204からWebアプリケーションプログラムやOSを読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。
次に、画像提供サーバ装置104が原画像をファイル管理サーバ装置105へ移動する動作を図4を参照して説明する。なお、以下の処理は画像提供サーバ装置104のCPU201が記憶装置204からWebアプリケーションプログラムやOSを読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。
CPU201は画像提供サーバ装置104の記憶装置204に記憶されている原画像を移動するか否かを判定する(S401)。S401でCPU201は、記憶装置204の空き容量が所定サイズより小さくなったときや、原画像への最終アクセス日時846から所定時間が経過した時、原画像へのアクセス頻度847が所定頻度より小さくなったとき等に、原画像を移動すると判定する。S401で原画像を移動すると判定すると、CPU201は原画像と対応する基準サムネイル画像が記憶装置204に記憶されているか否かをサムネイル作成フラグ848に基づいて判定する(S402)。S402で記憶されていないと判定されれば、CPU201は原画像から基準サムネイル画像を生成し(S403)、キャッシュとして記憶装置204に格納し、サムネイル作成フラグ848を作成済みと設定する(S404)。そして、CPU201は原画像を記憶装置204から読み出してファイル管理サーバ装置105にアップロードする(S405)。また、原画像の移動先となる、ファイル管理サーバ装置105での保存場所を示すURL(移動先URL)をファイル管理サーバ装置105から取得する。次に、CPU201は原画像の内部ファイルパス844を消去し、外部ファイルパス845に移動先URLを格納し(S406)、原画像のアクセス先の設定を更新する。これにより、画像提供サーバ装置104はクライアント装置101から原画像のダウンロード要求を受けても、画像提供サーバ装置104の記憶装置204に原画像を読み出しに行くことはなくなる。その後、CPU201は原画像を画像提供サーバ装置104の記憶装置204から削除する(S407)。このようにして、原画像がファイル管理サーバ装置105へ移動されることにより、画像提供サーバ装置104の記憶装置204の空き容量が増加する。なお、S407の削除処理は、S405のアップロード処理が正常に行われた後であれば、いつ行われてもよく、S405のアップロード処理の直後に行われてもよいし、所定期間経過後や所定日時に行われてもよい。
(画像の編集)
画像提供サーバ装置104はクライアント装置101からのリクエストに応答して、原画像に対して赤目補正や回転などの編集処理を実行し、編集結果をクライアント装置101へ提供する。
画像提供サーバ装置104はクライアント装置101からのリクエストに応答して、原画像に対して赤目補正や回転などの編集処理を実行し、編集結果をクライアント装置101へ提供する。
まず、クライアント装置101は、画像編集画面330をWebブラウザプログラムのウィンドウに表示し、ユーザの操作に応答して、サムネイル画像および編集処理の内容を指定する。画像提供サーバ装置104は、クライアント装置101から指定されたサムネイル画像の画像IDを取得する。指定された画像IDをキーに画像情報テーブル820を検索して、ユーザから指示された編集内容を赤目補正情報827や回転情報828などの編集属性情報に記録する。そして、画像提供サーバ装置104は画像IDをキーにファイル格納テーブル840から画像種別842がサムネイル画像、所定サイズ、未編集の内部ファイルパス844を検索し、サムネイル画像を取得して編集属性情報に基づいて編集処理を実行する。編集結果のサムネイル画像を記憶装置204に保存し、ファイル格納テーブル840に各情報を格納する。ここで、画像種別842には、サムネイル画像であることとそのサイズに加えて、今回の編集に関する情報が格納される。また、サムネイルURLを生成して画像情報テーブル820のサムネイルURLリスト825に格納する。サムネイルURLには、画像提供サーバ装置104のホスト名等の情報に、画像IDと画像種別(サムネイル画像、そのサイズ、編集内容)を示す情報がエンコードされたものが埋め込まれている。そして、画像提供サーバ装置104はこのサムネイルURLが埋め込まれた画像編集画面330のリソースファイルをクライアント装置101へ送信する。クライアント装置101はリソースファイルからサムネイルURLを抽出し、画像提供サーバ装置104へ編集結果のサムネイル画像をリクエストする。画像提供サーバ装置104はサムネイルURLの画像種別、画像サイズをキーにファイル格納テーブル840を検索して内部ファイルパスを取得し、編集結果のサムネイル画像を読み出し、クライアント装置101へダウンロードする。なお、本実施例では編集処理として赤目補正や回転を例に説明するが、肌色補正や画像の縦横比変更、ホワイトバランス補正などであってもよい。
(原画像のクライアント装置へのダウンロード)
本実施例のオンラインフォトシステムにおける原画像のダウンロードの動作を図6(a)のフローチャートを参照して説明する。なお、本動作はクライアント装置101のCPU201がOSやWebブラウザプログラムをクライアント装置101の記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。また、本動作は画像提供サーバ装置104のCPU201がOSやWebアプリケーションプログラムを記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。ただし、以下では説明を簡単にするため、単にクライアント装置101や画像提供サーバ装置104が実行すると記載する。
本実施例のオンラインフォトシステムにおける原画像のダウンロードの動作を図6(a)のフローチャートを参照して説明する。なお、本動作はクライアント装置101のCPU201がOSやWebブラウザプログラムをクライアント装置101の記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。また、本動作は画像提供サーバ装置104のCPU201がOSやWebアプリケーションプログラムを記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。ただし、以下では説明を簡単にするため、単にクライアント装置101や画像提供サーバ装置104が実行すると記載する。
まず、クライアント装置101がインターネット103を経由して画像提供サーバ装置104にアクセスし、ユーザ情報を送信する(S631)。なお、画像提供サーバ装置104は前もってクライアント装置101のユーザに対してユーザIDを発行し、ユーザIDやパスワード等のユーザ情報を対応付けて記憶しているものとする。画像提供サーバ装置104はユーザ情報によってクライアント装置101をログイン認証する。ログイン認証の結果、ログインを許可すれば、ユーザ情報をキーにユーザに提供可能なアルバムをアルバム情報テーブル800から検索し、アルバムID801、アルバム名802、表紙画像のサムネイルURL805を取得する(S601)。画像提供サーバ装置104はアルバム一覧画面310に各アルバムの表紙画像を配置するように、リソースファイルにサムネイルURL805を記述して、クライアント装置101にレスポンスする(S602)。クライアント装置101はリソースファイルに基づいてアルバム一覧画面310をWebブラウザプログラムのウィンドウに表示する(S632)。
クライアント装置101はユーザの操作に応答して、アルバム一覧画面310に表示されたアルバムの中から、所望のアルバムを選択し、選択したアルバムの画像一覧画面320を画像提供サーバ装置104に要求する(S633)。画像提供サーバ装置104は、選択されたアルバムのアルバムIDをキーにアルバム情報テーブル800を検索し、画像リスト803を取得する。さらに、画像リスト803中の画像IDをキーに画像情報テーブル820を検索してサムネイルURLリスト825、赤目補正情報827や回転情報828などを取得する(S603)。画像提供サーバ装置104はサムネイルURLリスト825から、画像一覧画面320に用いる所定のサイズで赤目補正情報827や回転情報828が反映されたサムネイル画像のサムネイルURLを抽出する。画像提供サーバ装置104は、抽出されたサムネイルURLをリソースファイルに記述して、クライアント装置101にレスポンスする(S604)。クライアント装置101は、リソースファイルに基づいて画像一覧画面320をWebブラウザプログラムのウィンドウに表示する(S634)。
クライアント装置101はユーザの操作に応答して、画像一覧画面320で表示された画像の中から、所望の画像を指定し、画像編集画面330を画像提供サーバ装置104に要求する(S635)。画像提供サーバ装置104は、指定された画像の画像IDと画像種別“原画像”をキーにファイル格納テーブル840を検索し、内部ファイルパス844があるか否か判定する(S606)。S606で内部ファイルパス844があると判定されれば、原画像が記憶装置204に残っている。そこで、画像提供サーバ装置104は自身のホスト名、原画像の取得をリクエストするアクション名、画像ID、“原画像”を示す画像種別を含む内部URLを生成する(S610)。クライアント装置101は内部URLを用いて、画像提供サーバ装置104にアクセスして原画像をリクエストする。なお、内部URLは必要に応じて暗号化されていてもよい。
一方、S606で記憶装置204に内部ファイルパス844がないと判定されれば、原画像はファイル管理サーバ装置105に移動している。そこで、画像提供サーバ装置104はS608の処理を実行する前に、ファイル管理サーバ装置105から原画像を取得するための準備をする(S607)。その後、S608以降の動作と並行して、画像提供サーバ装置104は後述する図6(b)に示すファイル管理サーバ装置105から原画像を取得する動作を実行する。また、画像提供サーバ装置104は、画像IDをキーに画像情報テーブル820の編集属性情報を検索し、原画像に対する編集の指示があるか否かを判断する(S608)。
S608で編集の指示がないと判断されれば、画像提供サーバ装置104は画像IDをキーにファイル格納テーブル840から移動先URL845を検索し、この移動先URLの有効期限を更新する(S609)。なお、この移動先URL845は図4のS406で保管したものである。一方、S608で編集の指示があると判断されれば、後述する図7に示す動作を行う。
そして、画像提供サーバ装置104は、S610で生成された内部URLまたはS609で取得された移動先URLのいずれか一方を記述した原画像表示画面340のリソースファイルをクライアント装置101へレスポンスする(S611)。クライアント装置101はリソースファイルから内部URLまたは移動先URLを読み取る。内部URLを読み取った場合、クライアント装置101は画像提供サーバ装置104へアクセスし、画像提供サーバ装置104の記憶装置204に格納された原画像をダウンロードして原画像表示画面340を表示する(S636)。なお、内部URLには有効期限が設定されており、画像提供サーバ装置104は有効期限外であれば原画像をクライアント装置101へダウンロードしない。一方、移動先URLを読み取った場合、クライアント装置101はファイル管理サーバ装置105へアクセスし、ファイル管理サーバ装置105の記憶装置204に格納された原画像をダウンロードして原画像表示画面340を表示する(S636)。なお、移動先URLにも有効期限が設定されており、ファイル管理サーバ装置105は有効期限外であれば、原画像をクライアント装置101へダウンロードしない。
以上のようにして、原画像を画像提供サーバ装置104からファイル管理サーバ装置105へ移動した後、クライアント装置101が画像提供サーバに原画像を要求すれば、クライアント装置はファイル管理サーバにアクセス先を切り替えて原画像をダウンロードする。よって、クライアント装置101が画像提供サーバ装置104にアクセスしたまま、画像提供サーバ装置104がファイル管理サーバ装置105から原画像を取得してクライアント装置101に送信する場合に比べてクライアント装置101の待ち時間が短くなる。したがって、画像提供サーバ装置104からクライアント装置101へのレスポンスの遅延が改善される。
(原画像の画像提供サーバ装置へのダウンロード)
本実施例では、原画像を画像提供サーバ装置104からファイル管理サーバ装置105へ移動した後、画像提供サーバ装置104がクライアント装置101から原画像のリクエストを受けると、移動先URLをクライアント装置101に通知する。さらに、画像提供サーバ装置104は上述の通知処理と並行して、ファイル管理サーバ装置105にアクセスし、原画像を取得して、次回のクライアント装置101からの原画像のリクエストに備える。以下、画像提供サーバ装置104がファイル管理サーバ装置105から原画像を取得する動作を図6(b)のフローチャートを参照して説明する。なお、本動作は画像提供サーバ装置104のCPU201がOSやWebアプリケーションプログラムを記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。ただし、以下では説明を簡単にするため、単に画像提供サーバ装置104が実行すると記載する。また、本動作はS607での準備処理に続いて、開始される。
本実施例では、原画像を画像提供サーバ装置104からファイル管理サーバ装置105へ移動した後、画像提供サーバ装置104がクライアント装置101から原画像のリクエストを受けると、移動先URLをクライアント装置101に通知する。さらに、画像提供サーバ装置104は上述の通知処理と並行して、ファイル管理サーバ装置105にアクセスし、原画像を取得して、次回のクライアント装置101からの原画像のリクエストに備える。以下、画像提供サーバ装置104がファイル管理サーバ装置105から原画像を取得する動作を図6(b)のフローチャートを参照して説明する。なお、本動作は画像提供サーバ装置104のCPU201がOSやWebアプリケーションプログラムを記憶装置204から読み出して起動し、これらにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。ただし、以下では説明を簡単にするため、単に画像提供サーバ装置104が実行すると記載する。また、本動作はS607での準備処理に続いて、開始される。
画像提供サーバ装置104は、S635でクライアント装置101により指定された画像の画像IDと画像種別“原画像”をキーにファイル格納テーブル840の移動先URL845を検索する(S620)。画像提供サーバ装置104は移動先URL845を利用してファイル管理サーバ装置105と通信し、指定の原画像を要求する(S621)。なお、原画像の要求のインターフェイスについては、ファイル管理サーバ装置105が提供している取り決めに従う。そして、画像提供サーバ装置104はファイル管理サーバ装置105から原画像を受信する(S622)。なお、画像の受信のインターフェイスについては、ファイル管理サーバ装置105が提供している取り決めに従う。画像提供サーバ装置104は受信した原画像を画像提供サーバ装置104の記憶装置204に保存する。そして、画像提供サーバ装置104はファイル格納テーブル840で画像IDと画像種別“原画像”に関連付けられた保存日時843、内部ファイルパス844を更新する(S623)。
なお、本実施例では画像編集画面330のリソースファイルを生成する間のタイミングで、画像提供サーバ装置104がファイル管理サーバ装置105から原画像の取得処理を実行する場合について説明した。しかしながら、これに限らず、原画像の印刷リクエストの受付画面のリソースファイルを生成する時、画像のダウンロード処理の前、画像の取得用インターフェースの作成の前等、後で原画像が必要になると予想される処理を実行するタイミングで実行してもよい。
(編集指示された原画像のクライアント装置へのダウンロード)
本実施例のオンラインフォトシステムにおける原画像の編集結果のダウンロードの動作を図7のフローチャートを参照して説明する。
本実施例のオンラインフォトシステムにおける原画像の編集結果のダウンロードの動作を図7のフローチャートを参照して説明する。
画像提供サーバ装置104は、S608で原画像に対する編集の指示があると判定されれば、クライアント装置101に対して、画像提供サーバ装置104への原画像の再取得を要求するリダイレクト指示を送出する(S709)。本実施例では、画像提供サーバ装置104が原画像が必要になることを予想してS607で準備処理を実行し、バックグラウンドでファイル管理サーバ装置105からの原画像の取得処理を実行している。しかし、画像提供サーバ装置104がファイル管理サーバ装置105から原画像をダウンロードするまでに時間がかかり、未だ原画像が画像提供サーバ装置104の記憶装置204に存在しない場合がある。この場合に、画像提供サーバ装置104が原画像をダウンロードするまで、クライアント装置101に対して何もレスポンスしなければ、クライアント装置101との間の通信がタイムアウトしたり、リクエストが滞留して負荷が重くなる。そこで本実施例では、画像提供サーバ装置104はクライアント装置101に対してリダイレクトをレスポンスし、クライアント装置101に画像提供サーバ装置へのリクエストを繰り返させることで、これらの問題を回避する。そして、クライアント装置101はリダイレクト指示にしたがって、再度、原画像表示画面340を画像提供サーバ装置104に要求する(S701)。
次に、画像提供サーバ装置104は原画像が画像提供サーバ装置104の記憶装置204に格納されたかどうか判定し(S710)、格納されていないと判定されればS709に戻る。S710で格納されたと判定されれば、画像提供サーバ装置104は原画像を記憶装置204から読み出してコピーし、赤目補正情報827や回転情報828に基づいて原画像のコピーに対して編集処理を実行する(S711)。原画像の編集結果を記憶装置204に保存し(S712)、原画像の編集結果を記憶装置204から読み出し、クライアント装置101に送付する(S713)。そして、クライアント装置101は、送付された原画像の編集結果351を原画像表示画面340に表示する(S702)。
なお、クライアント装置101によってリダイレクトの繰り返し処理に上限回数が決められている場合が多いが、画像提供サーバ装置104がリダイレクト指示によって繰り返し処理の上限回数や継続時間も指定するよう実装することも考えられる。
また、S712ではファイル格納テーブル840に各種情報を格納する。ここでは、画像種別842に原画像であり、編集内容などの編集に関する情報、画像サイズを示す情報を格納する。
ここで、ファイル格納テーブル840にさらに編集処理のステータスを示す編集フラグも設け、編集処理が完了した時点で、編集フラグを編集済に更新するようにしてもよい。そして画像提供サーバ装置104はS608で原画像に対する編集指示があると判定した時に編集フラグを参照し、編集フラグが未編集の状態であれば原画像の編集処理をバックグラウンドで行い、クライアント装置101にリダイレクト指示を行っても良い。
(ファイル管理サーバのアクセス制御)
次に、ファイル管理サーバ装置105の原画像のアクセス制御について説明する。ファイル管理サーバ装置105は、インターネット103を経由してクライアント装置101からアクセスされるため、アクセス制御を設定し、原画像の安全性を確保してもよい。ファイル管理サーバ装置105のファイル管理領域に、画像提供サーバ装置104以外からのアクセスを禁止したプライベート領域とインターネット103を経由したクライアント装置101からのアクセスを許可したパブリック領域を設定する。そして、通常はプライベート領域で原画像を管理する。画像提供サーバ装置104がクライアント装置101へ移動先URLをレスポンスした時、ファイル管理サーバ装置105に対して、プライベート領域で管理している原画像をパブリック領域へコピーするよう依頼する。これに応答して、ファイル管理サーバ装置105は原画像のコピーをパブリック領域に格納しておき、クライアント装置101から移動先URLを用いたアクセスがあると、原画像のコピーをクライアント装置101へダウンロードする。なお、ファイル管理サーバ装置105は原画像をコピーしてからある一定期間を過ぎると、パブリック領域から原画像のコピーを削除する。これにより、画像提供サーバ装置104がクライアント装置101へ移動先URLを発行した後、一定期間が経過すると、ファイル管理サーバ装置105は当該移動先URLを用いたアクセスがあっても原画像のコピーをクライアント装置101へダウンロードしない。したがって、画像提供サーバ装置104が移動先URLに有効期限を設定したり、ファイル管理サーバ装置105が移動先URLの有効期限を判定しなくても、原画像のダウンロードの期間を制限することができる。
次に、ファイル管理サーバ装置105の原画像のアクセス制御について説明する。ファイル管理サーバ装置105は、インターネット103を経由してクライアント装置101からアクセスされるため、アクセス制御を設定し、原画像の安全性を確保してもよい。ファイル管理サーバ装置105のファイル管理領域に、画像提供サーバ装置104以外からのアクセスを禁止したプライベート領域とインターネット103を経由したクライアント装置101からのアクセスを許可したパブリック領域を設定する。そして、通常はプライベート領域で原画像を管理する。画像提供サーバ装置104がクライアント装置101へ移動先URLをレスポンスした時、ファイル管理サーバ装置105に対して、プライベート領域で管理している原画像をパブリック領域へコピーするよう依頼する。これに応答して、ファイル管理サーバ装置105は原画像のコピーをパブリック領域に格納しておき、クライアント装置101から移動先URLを用いたアクセスがあると、原画像のコピーをクライアント装置101へダウンロードする。なお、ファイル管理サーバ装置105は原画像をコピーしてからある一定期間を過ぎると、パブリック領域から原画像のコピーを削除する。これにより、画像提供サーバ装置104がクライアント装置101へ移動先URLを発行した後、一定期間が経過すると、ファイル管理サーバ装置105は当該移動先URLを用いたアクセスがあっても原画像のコピーをクライアント装置101へダウンロードしない。したがって、画像提供サーバ装置104が移動先URLに有効期限を設定したり、ファイル管理サーバ装置105が移動先URLの有効期限を判定しなくても、原画像のダウンロードの期間を制限することができる。
以上、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (8)
- 画像をクライアント装置から受信して記憶装置に格納し、前記クライアント装置からのダウンロード要求に応答して前記画像を前記クライアント装置へダウンロードする画像提供サーバ装置であって、
前記記憶装置に格納された画像を読み出し、ファイル管理サーバ装置へネットワークを介して移動する移動手段と、
前記移動された画像を前記記憶装置から削除する削除手段と、
前記画像の移動先を示す情報を前記ファイル管理サーバ装置から受信する受信手段と、
前記クライアント装置から前記画像のダウンロード要求を受けたとき、前記記憶装置に前記画像が存在するか否か判定する判定手段と、
前記判定の結果、前記画像が前記記憶装置に存在する場合は前記記憶装置での保存場所を示すアドレスを含むリソースファイルを生成し、前記画像が前記記憶装置に存在しない場合は前記移動先を示すアドレスを含むリソースファイルを生成する生成手段と、
前記ダウンロード要求に応答して、前記生成されたリソースファイルを前記クライアント装置へ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする画像提供サーバ装置。 - 前記生成手段は前記アドレスに有効期限を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像提供サーバ装置。
- 前記ファイル管理サーバ装置は、前記画像をプライベート領域に格納し、前記送信手段が前記リソースファイルを前記クライアント装置へ送信したときに前記画像をパブリック領域にコピーし、前記クライアント装置は前記パブリック領域にコピーされた画像をダウンロードすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像提供サーバ装置。
- 前記パブリック領域にコピーされた画像は、コピーされてから一定期間が過ぎると削除されることを特徴とする請求項3に記載の画像提供サーバ装置。
- 前記記憶装置に格納された画像に対する編集指示を前記クライアント装置から受け付ける受付手段と、
前記編集指示を前記画像と関連付けて管理する管理手段と、
前記クライアント装置からダウンロード要求された画像が前記編集指示と関連付けられているか否か判断する判断手段とをさらに備え、
前記生成手段は、前記判定の結果、前記ダウンロード要求された画像が前記記憶装置に存在せず、さらに前記判断の結果、前記ダウンロード要求された画像が前記編集指示と関連付けられていない場合、前記移動先を示すアドレスを含むリソースファイルを生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像提供サーバ装置。 - 前記判定の結果、前記ダウンロード要求された画像が前記記憶装置に存在せず、さらに前記判断の結果、前記ダウンロード要求された画像が前記編集指示と関連付けられていない場合、前記クライアント装置に対してリダイレクト指示を送出する指示手段と、
前記判定の結果、前記ダウンロード要求された画像が前記記憶装置に存在せず、さらに前記判断の結果、前記ダウンロード要求された画像が前記編集指示と関連付けられていない場合、前記ダウンロード要求された画像を前記ファイル管理サーバ装置から取得する取得手段と、
前記取得された画像を前記画像に関連付けられた前記編集指示にしたがって編集処理する編集手段と、
前記リダイレクトに応答して、前記編集された画像を前記クライアント装置へ送付する送付手段とを備えたことを特徴とする請求項5に記載の画像提供サーバ装置。 - 画像をクライアント装置から受信して記憶装置に格納し、前記クライアント装置からのダウンロード要求に応答して前記画像を前記クライアント装置へダウンロードする画像提供サーバ装置の制御方法であって、
前記記憶装置に格納された画像を読み出し、ファイル管理サーバ装置へネットワークを介して移動するステップと、
前記移動された画像を前記記憶装置から削除するステップと、
前記画像の移動先を示す情報を前記ファイル管理サーバ装置から受信するステップと、
前記クライアント装置から前記画像のダウンロード要求を受けたとき、前記記憶装置に前記画像が存在するか否か判定するステップと、
前記判定の結果、前記画像が前記記憶装置に存在する場合は前記記憶装置での保存場所を示すアドレスを含むリソースファイルを生成し、前記画像が前記記憶装置に存在しない場合は前記移動先を示すアドレスを含むリソースファイルを生成するステップと、
前記ダウンロード要求に応答して、前記生成されたリソースファイルを前記クライアント装置へ送信するステップとを備えたことを特徴とする制御方法。 - 画像をクライアント装置から受信して記憶装置に格納し、前記クライアント装置からのダウンロード要求に応答して前記画像を前記クライアント装置へダウンロードする画像提供サーバ装置を実現するコンピュータに、
前記記憶装置に格納された画像を読み出し、ファイル管理サーバ装置へネットワークを介して移動するステップと、
前記移動された画像を前記記憶装置から削除するステップと、
前記画像の移動先を示す情報を前記ファイル管理サーバ装置から受信するステップと、
前記クライアント装置から前記画像のダウンロード要求を受けたとき、前記記憶装置に前記画像が存在するか否か判定するステップと、
前記判定の結果、前記画像が前記記憶装置に存在する場合は前記記憶装置での保存場所を示すアドレスを含むリソースファイルを生成し、前記画像が前記記憶装置に存在しない場合は前記移動先を示すアドレスを含むリソースファイルを生成するステップと、
前記ダウンロード要求に応答して、前記生成されたリソースファイルを前記クライアント装置へ送信するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009237479A JP2011086063A (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 画像提供サーバ装置およびその制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009237479A JP2011086063A (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 画像提供サーバ装置およびその制御方法およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011086063A true JP2011086063A (ja) | 2011-04-28 |
Family
ID=44078968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009237479A Pending JP2011086063A (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 画像提供サーバ装置およびその制御方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011086063A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013161301A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
JP2015087998A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷制御装置、プログラム、印刷方法、 |
JP2019160329A (ja) * | 2019-04-18 | 2019-09-19 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム |
-
2009
- 2009-10-14 JP JP2009237479A patent/JP2011086063A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013161301A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
JP2015087998A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷制御装置、プログラム、印刷方法、 |
JP2019160329A (ja) * | 2019-04-18 | 2019-09-19 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9319623B2 (en) | Imformation processing apparatus and information processing system | |
US10180944B2 (en) | Information processing device, non-transitory computer readable recording medium and information processing method for transferring files from a first server to a second server | |
KR101280753B1 (ko) | 클라우드 서비스 액세스 장치, 클라우드 서비스 액세스 방법 및 클라우드 서비스 액세스 시스템 | |
JP6488673B2 (ja) | 情報処理装置、プログラム、情報管理方法、情報処理システム | |
US20080301261A1 (en) | Data file edit system, storage medium, process server, and user client | |
WO2003030034A1 (en) | A network-based photosharing architecture | |
JPH113299A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置およびそれらの制御方法 | |
JP2010033269A (ja) | 文書管理システム、文書管理方法、及びコンピュータプログラム | |
JP2010251973A (ja) | 文書管理システム | |
JP5938972B2 (ja) | 画像処理装置及びプログラム | |
US8223373B2 (en) | Image editing pipelines for automatic editing and printing of online images | |
JP2013198087A (ja) | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム | |
BR112012002388B1 (pt) | Método de fornecimento de conteúdo, e sistema de compartilhamento de conteúdo com um dispositivo de armazenamento em rede e um dispositivo de provimento de conteúdo | |
JP2011086063A (ja) | 画像提供サーバ装置およびその制御方法およびプログラム | |
JP2005004728A (ja) | 情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びそれを実施するプログラムを情報処理装置読み出し可能に記憶した記憶媒体及びそのプログラム | |
JP2017120541A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP2014174756A (ja) | コンテンツ管理システム、コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法及びプログラム | |
JP5928162B2 (ja) | 画像データ処理装置、画像データ処理方法、画像データ処理プログラム、それを格納した記録媒体、および画像データ処理システム | |
JP6131648B2 (ja) | データ管理システム、情報システム、データ管理方法及び情報システムの制御方法、並びに、それら方法のプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2011087072A (ja) | 画像提供サーバ装置およびその制御方法およびプログラム | |
JP2008059150A (ja) | 情報処理プログラム、画像読取プログラム、情報処理装置、画像読取装置および情報処理システム | |
JP6079367B2 (ja) | サーバ装置、出力管理方法、プログラム、およびシステム | |
JP4804558B2 (ja) | 画像処理装置及びその制御方法、プログラム | |
US9602562B2 (en) | Terminal apparatus, information processing system and information processing method | |
JP2013149141A (ja) | 記憶装置およびその制御方法、並びにプログラム |