JP2015102718A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015102718A
JP2015102718A JP2013243741A JP2013243741A JP2015102718A JP 2015102718 A JP2015102718 A JP 2015102718A JP 2013243741 A JP2013243741 A JP 2013243741A JP 2013243741 A JP2013243741 A JP 2013243741A JP 2015102718 A JP2015102718 A JP 2015102718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
fixing
central
soaking
heat source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013243741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6268979B2 (ja
Inventor
関貴之
Takayuki Seki
石井賢治
Kenji Ishii
高木啓正
Hirotada Takagi
正路圭太郎
Keitaro Shoji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013243741A priority Critical patent/JP6268979B2/ja
Publication of JP2015102718A publication Critical patent/JP2015102718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6268979B2 publication Critical patent/JP6268979B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】中央熱源のみ点灯させる用紙サイズ通紙時の消費電力を低減し、定着部材の非通紙範囲の過昇温を防止する。【解決手段】定着部材201、熱源202、定着部材の外周面に当接する加圧部材203、定着部材を介して加圧部材に当接してニップ部を形成するニップ形成部材206、ニップ形成部材の支持部材207、を備えた定着装置200において、熱源は、長手方向に中央熱源202aと端部熱源202bを有し、支持部材207に非接触に且つニップ形成部材のニップ部側に均熱層又は均熱部材220を配置し、均熱層又は均熱部材は、熱源の配熱分布に対応した中央均熱層及び端部均熱層、又は中央均熱部材220a及び端部均熱部材220bを有し、中央均熱層及び端部均熱層、又は中央均熱部材及び端部均熱部材の間に断熱部材222を配置した。【選択図】図5

Description

本発明は複写機やファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に使用される定着装置に関し、より具体的には無端状の定着部材と加圧部材間にニップを形成し、該ニップを通る被定着材に対し定着処理を行う定着装置、及びその定着装置を搭載した画像形成装置に関するものである。
プリンタ・複写機・ファクシミリなどの画像形成装置に対し、近年、省エネルギー化・高速化についての市場要求が強くなってきている。
画像形成装置では、電子写真記録・静電記録・磁気記録等の画像形成プロセスにより、未定着トナー画像が、画像転写方式もしくは直接方式により記録材シート・印刷紙・感光紙・静電記録紙などの記録材に形成される。未定着トナー画像を定着させるための定着装置としては、熱ローラ方式、フィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式等の接触加熱方式の定着装置が広く採用されている。
このような定着装置の一例として、ベルト方式の定着装置(例えば特許文献1)やセラミックヒータを用いたサーフ定着(フィルム定着)の定着装置(例えば特許文献2)が知られている。
近年、ベルト方式の定着装置では、電源投入時などに常温状態から印刷可能な所定の温度(リロード温度)に達するまでに要する時間であるウォームアップ時間や、印刷要求を受けた後に印刷準備を経て印字動作を行い排紙が完了するまでの時間であるファーストプリント時間の更なる短縮化が望まれている(課題1)。また、画像形成装置の高速化に伴い、単位時間当たりの通紙枚数が増え、必要熱量が増大しているため、特に連続印刷のはじめに熱量が不足する、所謂温度落ち込みも問題となっている(課題2)。
前記課題1の問題を解決する方法として、セラミックヒータを用いたサーフ定着が提案されており、この方式により、ベルト方式の定着装置に比べ、低熱容量化、小型化が可能となった。しかし、ニップ部のみを局所加熱しているため、その他の部分では加熱されておらず、ニップの用紙などの入口においてベルトは最も冷えた状態にあり、定着不良が発生しやすくなる。特に、高速機においては、ベルトの回転が速く、ニップ部以外でのベルトの放熱が多くなるため、より定着不良が発生しやすくなるという問題がある(課題3)。
以上のような課題1〜3を解決するために、無端ベルトを用いる構成において、そのベルト全体を温めることを可能にし、加熱待機時からのファーストプリントタイムを短縮することができ、かつ高速回転時の熱量不足を解消して、高生産の画像形成装置に搭載されても良好な定着性を得ることができるようにした定着装置が提案されている(例えば特許文献3)。
図9は、特許文献3に記載の定着装置の概略図である。
無端ベルト81の移動をガイドすることができるように、パイプ状の金属熱伝導体82を無端ベルト81の内部に固定し、金属熱伝導体82内の熱源83により金属熱伝導体82を介して無端ベルト81を加熱する。さらに、無端ベルト81を介して金属熱伝導体82に接してニップ部Nを形成する加圧ローラ84を備え、該加圧ローラ84の回転に連れ回りするようにして無端ベルト81を周方向に移動させる。加圧ローラは芯金85と弾性ゴム層86からなる。この構成により、定着装置を構成する無端ベルト全体を温めることを可能にし、加熱待機時からのファーストプリントタイムを短縮することができ、かつ高速回転時の熱量不足を解消することが可能となっている。
しかしながら、更なる省エネルギー化及びファーストプリントタイム向上のためには熱効率を更に向上させる必要があり、無端ベルトを金属熱伝導体を介して間接的に加熱する構成から、無端ベルトを金属熱伝導体を介さずに直接加熱する構成が発展的に考案された。この構成では、伝熱効率が大幅に向上して消費電力が低減すると共に、加熱待機時からのファーストプリントタイムを更に短縮することが実現できる。また、金属熱伝導体を要しないためコストダウンが可能となる。
無端ベルトを直接加熱する構成とすることで、省エネルギー性が高く、加熱待機時からのファーストプリントタイムを更に短縮することが可能となった。だが、加熱される部材の低熱容量化を進めたため、小サイズ通紙時における無端ベルトの端部温度上昇(過昇温)が従来方式に比べて顕著になることが分かった。
温度検知部材で検知した定着ベルト長手方向中央部の温度を基にヒータの制御(点灯/消灯)を行う定着装置がある(特許文献4)。この装置では、定着ベルト幅(長手方向)に対して小さなサイズの記録材に画像を形成し、連続して定着装置を通過させた場合、記録材が通過しない(エネルギー消費しない)定着ベルト端部の温度が過昇し、定着ベルト及び加圧ローラ表層の早期劣化が発生する。このとき、記録材が通過しない部分の過昇温に無駄なエネルギーが使われることで、定着装置のエネルギー効率が悪くなる。
小サイズ連続通紙時には、定着ベルト端部の温度が設定温度以上になると、端部温度が設定温度未満となるまで通紙を停止させる方法や、生産性を落として通紙する方法が一般的である。
複数サイズの記録材に対応するためには、ヒータを定着ベルト内に複数設ける方式が一般的である。ヒータは、小サイズ紙用の配光を有するヒータと大サイズ紙用の配光を有するヒータを有する。小サイズは最小通紙幅(例えばA5縦)に対応し、大サイズは最大通紙幅(例えばA4横)に対応する。しかし、この場合はヒータに対応しないサイズの記録材(例えばB5横やA4縦)には対応できない。つまり、使用するサイズに合わせて配光幅を変えることができない。多種類の記録材サイズに対応するためには、各記録材サイズに対応したヒータが必要になり、多数のヒータを収納することとなり定着装置が大きくなる。
均熱板を用いると定着ベルトの端部温度上昇が抑制されて長手方向の温度むらが改善されるが、全幅対応の均熱板を用いると、中央ヒータのみ点灯するような用紙サイズ通紙時は、中央部に比べて端部の方が低温なため均熱板の効果で通紙外領域に熱が移動する。そのため、定着部材の適切な定着温度を維持するべく中央ヒータの点灯率が上がり、消費電力が上昇する。
従って、本発明は、中央熱源のみ点灯させる用紙サイズ通紙時の消費電力を低減し、定着部材の非通紙範囲の過昇温を防止することを目的とする。
この課題は、回転可能な定着部材と、定着部材を加熱する熱源と、前記定着部材の外周面に当接する加圧部材と、前記定着部材の内側に位置し、前記定着部材を介して前記加圧部材に当接して前記定着部材と前記加圧部材との間にニップ部を形成するニップ形成部材と、前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、を備えた定着装置において、 前記熱源は、長手方向に中央熱源と端部熱源を有し、 前記支持部材に非接触に、且つ、前記ニップ形成部材のニップ部側に均熱層又は均熱部材を配置し、 前記均熱層又は前記均熱部材は、前記熱源の配熱分布に対応した中央均熱層及び端部均熱層、又は中央均熱部材及び端部均熱部材を有し、 前記中央均熱層及び前記端部均熱層、又は前記中央均熱部材及び前記端部均熱部材の間に断熱部材を配置したことを特徴とする定着装置により解決される。
中央熱源のみ点灯させる用紙サイズ通紙時の消費電力を低減できる。定着部材の非通紙範囲の過昇温を防止することができる。
実施形態に係る定着装置を用いる画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の定着装置の一実施形態を示す図である。 本発明の別の実施形態の定着装置を示す図である。 均熱部材の構成と通紙サイズによる定着ベルトの温度分布を示す図である。 均熱部材と断熱部材の概略斜視図である。 別な実施形態に係る均熱部材と断熱部材の概略斜視図である。 別な実施形態に係る定着装置の概略断面図である。 図7に示す定着装置の主要部の概略斜視図である。 従来構成の定着装置の一実施形態を示す図である。
先ず、図1を用いて実施形態に係る定着装置を適用する画像形成装置の構成を説明する。
図示の装置は、複数の色画像を形成する画像形成部がベルトの展張方向に沿って並置されたタンデム方式を用いるカラープリンタあるが、本発明はこの方式に限られず、プリンタだけではなく複写機やファクシミリ装置などを対象とすることも可能である。
画像形成装置100では、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkを並設したタンデム構造が採用されている。
図示の構成の画像形成装置100では、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに形成された可視像が、1次転写行程の実行により、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対峙しながら矢印A1方向に移動可能な無端ベルトが用いられる中間転写体(以下、転写ベルトという)11に対して重畳転写される。その後、中間転写体上の画像は記録シートなどが用いられる記録材Sに対して2次転写行程の実行により一括転写される。
各感光体ドラムの周囲には、感光体ドラムの回転に従い画像形成処理するための装置が配置されている。ブラック画像形成を行う感光体ドラム20Bkを例として説明すると、感光体ドラム20Bkの回転方向に沿って、画像形成処理を行う帯電装置30Bk、現像装置40Bk、1次転写ローラ12Bk及びクリーニング装置50Bkが配置されている。感光体ドラムの帯電後に行われる書き込みには、光書込装置8が用いられる。
転写ベルト11に対する重畳転写は、転写ベルト11がA1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに形成された可視像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるように、転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対向して配設された1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkによる電圧印加によって、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。
各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkは、A1方向の上流側からこの順で並んでいる。各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの画像をそれぞれ形成するための画像ステーションに備えられている。
画像形成装置100は、色毎の画像形成処理を行う4つの画像ステーションと、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkの上方に対向して配設され、転写ベルト11及び1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkを備えた転写ベルトユニット10と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11に従動し、連れ回りする転写部材としての転写ローラである2次転写ローラ5と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11上をクリーニングするクリーニング装置13と、これら4つの画像ステーションの下方に対向して配設された光書き込み装置としての光書込装置8とを有している。
光書込装置8は、光源としての半導体レーザ、カップリングレンズ、fθレンズ、トロイダルレンズ、折り返しミラー及び偏向手段としての回転多面鏡などを装備している。光書込装置8は、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対して色毎に対応した書き込み光Lbを出射して感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに静電潜像を形成するように構成されている。書き込み光Lbに関して、図1では便宜上、ブラック画像の画像ステーションのみを対象として符号が付けてあるが、その他の画像ステーションも同様である。
画像形成装置100には、感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkと転写ベルト11との間に向けて搬送される記録材Sを積載した給紙カセットとしてのシート給送装置61と、シート給送装置61から搬送されてきた記録材Sを、画像ステーションによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkと転写ベルト11との間の転写部に向けて繰り出すレジストローラ対4と、記録材Sの先端がレジストローラ対4に到達したことを検知する図示しないセンサとが設けられている。
また、画像形成装置100には、トナー像が転写された記録材Sにトナー像を定着させるためのローラ定着方式の定着装置200と、トナー像の定着済みの記録材Sを画像形成装置100の本体外部に排出する排紙ローラ7と、画像形成装置100の本体上部に配設されて排紙ローラ7により画像形成装置100の本体外部に排出された記録材Sを積載する排紙トレイ17と、排紙トレイ17の下側に位置し、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーを充填されたトナーボトル9Y、9C、9M、9Bkとが備えられている。
転写ベルトユニット10は、転写ベルト11、1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkの他に、転写ベルト11が掛け回されている駆動ローラ72及び従動ローラ73を有している。
従動ローラ73は、転写ベルト11に対する張力付勢手段としての機能も備えており、このために、従動ローラ73にはスプリングなどを用いた付勢手段が設けられている。このような転写ベルトユニット10と、1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkと、2次転写ローラ5と、クリーニング装置13とで、転写装置71が構成されている。
シート給送装置61は、画像形成装置100の本体下部に配設され、最上位の記録材Sの上面に当接する給送ローラ3を有しており、給送ローラ3が反時計回りに回転駆動されることにより、最上位の記録材Sをレジストローラ対4に向けて給送する。
転写装置71に装備されているクリーニング装置13は、詳細な図示を省略するが、転写ベルト11に対向、当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードとを有している。そして、転写ベルト11上の残留トナー等の異物をクリーニングブラシとクリーニングブレードとにより掻き取り、除去して、転写ベルト11をクリーニングするようになっている。
クリーニング装置13はまた、転写ベルト11から除去した残留トナーを搬出し廃棄するための図示しない排出手段を有している。
図2は実施形態に係る定着装置を示す断面図である。
定着装置200は、回転可能な定着部材としての定着ベルト201と、定着ベルトの外周面に当接する加圧部材としての加圧ローラ203を有している。定着ベルト201内には熱源である2本のハロゲンヒータ202が設けられ、これにより定着ベルト201が内周側から輻射熱で直接加熱される。また、定着ベルト201内の加圧ローラ203に対向する側に、定着ベルト201を介して加圧ローラ203とニップを形成するニップ形成部材206が配設され、定着ベルト内面と直接若しくは図示しない摺動シートを介して間接的に摺動するようになっている。
図2の構成ではニップ部の形状は平坦であるが、凹形状やその他の形状であっても良い。凹形状のニップを形成することで、記録材先端の排出方向がより加圧ローラ寄りになり、記録材の定着ベルトに対する分離性が向上するのでジャムの発生が抑制される。
定着ベルト201は、ニッケルやSUSなどの金属ベルトやポリイミドなどの樹脂材料を用いた無端ベルト(若しくはフィルム)とする。ベルトの表層は、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)又は四フッ化エチレン樹脂(PTFE)からなる離型層を有し、トナーが付着しないように離型性を持たせている。ベルトの基材とPFA又はPTFE層の間にはシリコーンゴムの層などで形成する弾性層があっても良い。シリコーンゴム層がない場合は熱容量が小さくなり、定着性が向上するが、ニップ部にて未定着画像を押し潰して定着させるときにベルト表面の微小な凹凸が画像に転写されて画像のベタ部にユズ肌状の光沢ムラ(ユズ肌画像)が残るという不具合が生じる。これを改善するにはシリコーンゴム層を100μm以上設ける必要がある。シリコーンゴム層の変形により、微小な凹凸が吸収され、ユズ肌画像が改善する。
また、定着ベルト201の内部には、ニップ形成部材206を支持するための支持部材であるステー207を設け、加圧ローラ203により圧力を受けるニップ形成部材206の撓みを防止し、軸方向(紙面垂直方向)で均一なニップ幅を得られるようにしている。ステー207は剛性を確保するために金属材料でできている。このステー207は両端部で側板に保持固定され、位置決めされている。ニップ形成部材206は複雑な形状を有するため、耐熱樹脂の射出成形品として作成されるのが望ましい。耐熱樹脂の種類としてはLCP(耐熱温度330℃程度)、PEK(耐熱温度350℃程度)などが望ましい。また、ハロゲンヒータ202とステー207の間に反射部材209を備え、これがハロゲンヒータ202からの輻射熱などを反射することで、輻射熱などによりステー207が加熱されてしまうことによるエネルギー浪費を抑制している。
ここで、反射部材209を備える代わりに、ステー207の表面に断熱処理若しくは鏡面処理を行っても同様の効果を得ることができる。熱源としては図示したハロゲンヒータでも良いが、抵抗発熱体(セラミックヒータ)、カーボンヒータ等であっても良い。
加圧ローラ203は、芯金205、芯金に設けられた弾性ゴム層204、離型性を得るために表面に設けられた離型層(PFA又はPTFE層)からなる。加圧ローラ203は、画像形成装置100に設けられたモータなどの駆動源からギヤを介して駆動力が伝達されて回転する。また、加圧ローラ203は、図示しないスプリングなどにより定着ベルト201側に押し付けられており、弾性ゴム層204が押し潰されて変形することにより、所定のニップ幅を有している。
加圧ローラ203は中空ローラであっても良く、加圧ローラ203内部にハロゲンヒータなどの熱源を有していても良い。弾性ゴム層204はソリッドゴムでも良いが、加圧ローラ203内部にヒータが無い場合は、スポンジゴムを用いても良い。スポンジゴムを使用すると、断熱性が高まり定着ベルト201の熱が奪われにくくなるのでより望ましい。
定着ベルト201は、加圧ローラ203により連れ回り回転する。図2の定着装置200の場合、加圧ローラ203は図示しない駆動源により回転し、ニップ部Nで定着ベルト201に駆動力が伝達されることにより定着ベルト201が回転する。定着ベルト201は、ニップ部Nで挟み込まれて回転し、ニップ部以外では両端部でフランジ208にガイドされ、走行する。記録材Sはニップ部Nを通る際に加熱・加圧され、定着処理が行われる。
上記のような構成により、安価でウォームアップが速い定着装置を実現することが可能となる。
図3は別な実施形態に係る定着装置を示す図である。
定着装置200は、定着装置の両側板に設置された支持部材であるステー207、これに取り付けられたニップ形成部材206、ステーの内側に取り付けられた反射部材209、熱源である3本のハロゲンヒータ202、これらの部材の周りに回転可能に保持された定着ベルト201、ニップ形成部材に当接してニップ部Nを形成する加圧ローラ203等からなる。この定着装置200は、無端ベルトである定着ベルト201を金属熱伝導体を介さずに直接加熱する構成である。
図4は、均熱部材の構成と通紙サイズによる定着ベルトの温度分布を示す図である。
本実施形態では、定着装置200は2本のハロゲンヒータ202を備えている。中央熱源としての中央ヒータ202aはA4縦の通紙幅に対応している。中央ヒータ202aと端部熱源としての端部ヒータ202bを点灯することで、ヒータ全体の配熱分布は大サイズ(A3縦)の通紙幅に対応する。
図4(a)に示すように、均熱部材が無い場合、ヒータ配熱分布よりも小さいサイズを通紙するとき、例えば中央ヒータ202aと端部ヒータ202bを点灯させるB4通紙時には、定着ベルト201における非通紙部の温度上昇(端部温度上昇)が大きくなる。図4(b)に示すように、均熱部材が無い場合、例えば中央ヒータ202aのみを点灯させるハガキ通紙時においても同様に端部温度上昇が生じる。
図4(c),(d)に示すように、定着ベルト201に接触する均熱部材220を設けた場合、均熱部材220の効果により定着ベルト201の長手方向の温度むらが改善される。よって、図4(a),(b)の場合に比べて、B4通紙時及びハガキ通紙時で端部温度上昇が低減される。しかし、図4(c),(d)に示すような全幅対応の均熱部材220では、中央ヒータ202aのみ点灯するような用紙サイズ通紙時に、中央部に比べて端部の方が低温なため均熱部材220の効果で通紙領域外に熱が移動する。そのため、定着ベルト201の適切な定着温度を維持するべく中央ヒータ202aの点灯率が上がり、消費電力が上昇する傾向がある。
これに対して、図4(e),(f)に示すように、本実施形態では、均熱部材220は、ヒータの配熱分布に対応して長手方向に中央均熱部材220aと端部均熱部材220bに三分割されている。中央均熱部材220aの長さは中央ヒータ202aの長さに略一致している。さらに、中央均熱部材220aと端部均熱部材220bの間に断熱部材222を設けている。断熱部材は、例えば樹脂、ゴム、セラミックス製である。この構成によれば、中央ヒータ202aのみ点灯するハガキ通紙の場合(図4(f))は、均熱部材の均熱効果により、ハガキの非通紙部分を加熱して端部上昇を生じていた中央ヒータ点灯による余剰熱量は通紙範囲へ移動する。そして断熱部材222の効果により、熱移動は中央均熱部材220aの範囲に限定されるため、ハガキ通紙時の中央ヒータ202aの点灯率上昇を防止でき、消費電力が上昇しない。
断熱部材222は、中央ヒータ202aと端部ヒータ202bの境界付近の長手方向位置、特に中央ヒータ202aの発光部の外側に設けると好ましい。この配置により、熱移動を中央均熱部材220aの範囲に限定することができる。
均熱部材220a,220bは、金属性の薄板形状の部材でも、ニップ形成部材206にコーティングされた金属性の膜(均熱層)でもよい。その厚みは1mm以下、望ましくは0.4mm以下とするのがよい。定着ベルト201の基材がニッケルやSUSなどの金属であるとき、均熱部材には、銅系材質(熱伝導率381W/m・K)やアルミニウム系材質(熱伝導率236W/m・K)等の熱伝導率が高い材質を用いると好ましい。定着ベルト基材にポリイミド(熱伝導率0.29W/m・K)などの樹脂材料を用いた場合、均熱部材として鉄系のSUS材質(熱伝導率19W/m・K)等の金属材料も使用できる。
なお、均熱層がニップ形成部材206にコーティングされるとき、均熱層は、ヒータの配熱分布に対応して長手方向に中央均熱層と端部均熱層を有する。そして、中央均熱層と端部均熱層の間に断熱部材が設けられる。
図2などから分かるように、均熱部材220は、ステー207及び反射部材209とは非接触に配置されている。そのため、均熱部材からステーへの熱移動を防止し、省エネルギー性を損なうこともない。同様に、均熱部材から反射部材への熱移動を防止し、省エネルギー性を維持できる。また、均熱部材220は耐熱樹脂製のニップ形成部材206に保持される。ニップ形成部材の熱伝導率(0.54W/m・K)は、均熱部材やステーや反射部材の値に比べて極端に小さい。そのため、高い断熱効果が得られ、均熱部材からニップ形成部材への熱移動を防止できる。
均熱部材により、小サイズ通紙時に発生する定着ベルトの非通紙範囲の端部温度上昇を低減できる。だが、均熱部材の熱容量が大きすぎると、定着ベルトからの熱の移動が大きくなって定着ベルトの昇温が妨げられ、立ち上がり時間遅延、ファーストプリントタイム遅延が生じ、省エネルギー性が損なわれてしまう。そのため、均熱部材を熱容量の低い薄層な部材とすることで、省エネルギー性を確保することができる。
図5は、均熱部材と断熱部材の概略斜視図である。
図示のように、ニップ形成部材206は長手方向にヒータ発光長にわたって延在している。均熱部材220は、ステー207に非接触に且つニップ形成部材206のニップ部側に配置されている。均熱部材220は、長手方向に中央均熱部材220aと端部均熱部材220bに分割されており、これらの間に断熱部材222が配置されている。また、中央均熱部材220aの長さはA4縦の通紙幅に略対応している。図示していないが、中央均熱部材220a、端部均熱部材220b及び断熱部材222の通紙方向の前後には、上方に延在する突出部が形成されていてもよい。これにより、これら部材の断面形状はコ字状となり、ニップ形成部材206を安定的に受容することができる。
図6は、別な実施形態に係る均熱部材と断熱部材の概略斜視図である。
本実施形態では、ニップ形成部材206は下方に突出する突起206aを具備しており、突起206aが断熱部材としても機能する。つまり、中央均熱部材220aはこれら突起206aの間に嵌合し、端部均熱部材220bは突起206aの外側に配置される。突起206aはニップ形成部材206と一体成形されたものでも、ニップ形成部材206に後から固着されたものでもよい。ニップ形成部材206は小さい熱伝導率を有するため、断熱部材として機能し、中央均熱部材における熱移動は中央均熱部材220aの範囲に限定されるため、ハガキ通紙時の中央ヒータ202aの点灯率上昇を防止でき、消費電力が上昇しない。これによれば、先述と同様の効果を得ながら部品数を低減することができる。
図7,8は、別な実施形態に係る定着装置の概略断面図である。
この定着装置は、定着部材としての耐熱性フィルム(定着ベルト)213、その内部に熱源であってニップ形成部材を兼ねるセラミックヒータ211、ヒータ用のホルダ214、ヒータの支持部材としてのステー215、ヒータに対してニップ部側に設けられた均熱部材216を有する。また、耐熱性フィルム213を挟んでヒータに対向して加圧部材としての加圧ローラ212が具備されている。セラミックヒータ211と加圧ローラ212との間で、耐熱性フィルム213を挟むようにしてニップ部Nが形成される。そして、ニップ部Nである耐熱性フィルム213と加圧ローラ212との間に記録材を導入して、記録材を挟持して耐熱性フィルム213と共に搬送する。このとき、ニップ部Nにおいて、記録材に対してセラミックヒータ211からの熱が耐熱性フィルム213を介して加えられると共に、記録材が加圧されて、記録材上のトナー像が定着される。
図8に示すように、このヒータ211は、長手方向に中央熱源としての中央ヒータ211aと端部熱源としての端部ヒータ211bに三分割されており、用紙サイズによっては中央ヒータ211aのみの点灯が可能である。また、均熱部材216も、ヒータの配熱分布に対応して長手方向に中央均熱部材216aと端部均熱部材216bに三分割されており、中央均熱部材216aと端部均熱部材216bの間には2つの断熱部材217が配設されている。断熱部材217は、中央ヒータ211aと端部ヒータ211bの境界付近の長手方向位置、特に中央ヒータ211aの外側に設けると好ましい。これによって、中央ヒータ211aのみ点灯するような用紙サイズ通紙時にも、断熱部材217の効果により耐熱性フィルム213の長手方向の温度むらが改善される。中央ヒータ211aの点灯率上昇を防止でき、消費電力は上昇しない。
さらに、定着装置は定着ローラと加圧ベルトを用いたものであってもよい。
定着ローラは、アルミニウム系又は鉄系材芯金に、耐熱樹脂材料(フッ素樹脂)を被覆(コーティング又はチューブに挿入)したものとする。また、定着ローラは、アルミニウム系又は鉄系材芯金に耐熱ゴムを被覆したものとする。また、定着ローラは、アルミニウム系又は鉄系材芯金に耐熱ゴムを被覆し、さらにその外側に耐熱樹脂(フッ素樹脂)を被覆したものである。
加圧ベルトは、耐熱ゴム材質、又は耐熱樹脂材質、又は耐熱ゴム材質と耐熱樹脂材質を積層したもの、又は金属基材に耐熱樹脂材質を被覆したもの、又は金属基材に耐熱ゴム材質と耐熱樹脂材質を積層したものである。
定着ベルト201に接触する均熱部材220は、定着ベルト201の熱を長手方向に逃がす機能を有する。よって、定着ベルト201の熱伝導率Aと均熱部材220の熱伝導率Bの間に、A≦Bの関係が成立すると好ましい。これにより、定着ベルト201からの吸熱と均熱部材220の長手方向での熱移動が早くなり、小サイズ通紙時に発生する定着ベルト201の長手方向の端部温度上昇低減効果を向上することができる。
200 定着装置
201 定着ベルト(定着部材)
213 耐熱性フィルム、定着ベルト(定着部材)
203,212 加圧ローラ(加圧部材)
206 ニップ形成部材
202 ハロゲンヒータ(熱源)
211 セラミックヒータ(熱源、ニップ形成部材)
202a,211a 中央ヒータ(中央熱源)
202b,211b 端部ヒータ(端部熱源)
220,216 (均熱層又は均熱部材)
220a,216a (中央均熱層又は中央均熱部材)
220b,216b (端部均熱層又は端部均熱部材)
207,215 ステー(支持部材)
222,217 断熱部材
206a 突起(断熱部材)
N ニップ部
特開2004−286922号公報 特許第2861280号公報 特開2007−334205号公報 特開2007−334205号公報

Claims (7)

  1. 回転可能な定着部材と、定着部材を加熱する熱源と、前記定着部材の外周面に当接する加圧部材と、前記定着部材の内側に位置し、前記定着部材を介して前記加圧部材に当接して前記定着部材と前記加圧部材との間にニップ部を形成するニップ形成部材と、前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、を備えた定着装置において、
    前記熱源は、長手方向に中央熱源と端部熱源を有し、
    前記支持部材に非接触に、且つ、前記ニップ形成部材のニップ部側に均熱層又は均熱部材を配置し、
    前記均熱層又は前記均熱部材は、前記熱源の配熱分布に対応した中央均熱層及び端部均熱層、又は中央均熱部材及び端部均熱部材を有し、
    前記中央均熱層及び前記端部均熱層、又は前記中央均熱部材及び前記端部均熱部材の間に断熱部材を配置したことを特徴とする定着装置。
  2. 前記断熱部材を、前記中央熱源と前記端部熱源の境界付近の長手方向位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記定着部材の熱伝導率Aと、前記均熱層又は前記均熱部材の熱伝導率Bの間に、A≦Bの関係が成立することを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記ニップ形成部材は前記断熱部材として機能する突起を有し、該突起は前記中央均熱層及び前記端部均熱層、又は前記中央均熱部材及び前記端部均熱部材の間に嵌合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 前記熱源はハロゲンヒータであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記熱源はセラミックヒータであり、該セラミックヒータがニップ形成部材を兼ねることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の定着装置を備えた画像形成装置。
JP2013243741A 2013-11-26 2013-11-26 定着装置及び画像形成装置 Active JP6268979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013243741A JP6268979B2 (ja) 2013-11-26 2013-11-26 定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013243741A JP6268979B2 (ja) 2013-11-26 2013-11-26 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015102718A true JP2015102718A (ja) 2015-06-04
JP6268979B2 JP6268979B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=53378447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013243741A Active JP6268979B2 (ja) 2013-11-26 2013-11-26 定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6268979B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017027015A (ja) * 2015-07-15 2017-02-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2017111337A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2017116922A (ja) * 2015-12-18 2017-06-29 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2017167460A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
US9804546B2 (en) 2015-07-15 2017-10-31 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
US9851667B2 (en) 2015-12-25 2017-12-26 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
US9964905B2 (en) 2015-12-25 2018-05-08 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
EP3385794A1 (en) 2017-04-04 2018-10-10 Ricoh Company Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP2020003611A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 株式会社沖データ 定着装置及び画像形成装置
JP2020034940A (ja) * 2019-11-06 2020-03-05 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP2020038292A (ja) * 2018-09-04 2020-03-12 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP2020071344A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 キヤノン株式会社 定着装置
JP2020106666A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置
JP2021105670A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 ブラザー工業株式会社 定着装置および画像形成装置
US11340545B1 (en) 2021-02-09 2022-05-24 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including heat transmission member in contact with heater substrate
US11579550B2 (en) 2020-09-28 2023-02-14 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device including heat equalizing member and image forming apparatus
US11829091B2 (en) 2021-08-27 2023-11-28 Ricoh Company, Ltd. Belt device, fixing device, and image forming apparatus

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10133498A (ja) * 1996-10-28 1998-05-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 加熱定着装置
JPH11190951A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Canon Inc 加熱体、加熱装置、像加熱装置、及び画像形成装置
JP2007018912A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Canon Inc 加熱体および加熱装置
JP2011048197A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Sharp Corp 定着装置および当該定着装置を備えた画像形成装置
JP2012237945A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Canon Inc 定着装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10133498A (ja) * 1996-10-28 1998-05-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 加熱定着装置
JPH11190951A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Canon Inc 加熱体、加熱装置、像加熱装置、及び画像形成装置
JP2007018912A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Canon Inc 加熱体および加熱装置
JP2011048197A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Sharp Corp 定着装置および当該定着装置を備えた画像形成装置
JP2012237945A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Canon Inc 定着装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017027015A (ja) * 2015-07-15 2017-02-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9804546B2 (en) 2015-07-15 2017-10-31 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
JP2017111337A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2017116922A (ja) * 2015-12-18 2017-06-29 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9964905B2 (en) 2015-12-25 2018-05-08 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
US9851667B2 (en) 2015-12-25 2017-12-26 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
JP2017167460A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
EP3385794A1 (en) 2017-04-04 2018-10-10 Ricoh Company Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP2018180044A (ja) * 2017-04-04 2018-11-15 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2020003611A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 株式会社沖データ 定着装置及び画像形成装置
JP7214408B2 (ja) 2018-09-04 2023-01-30 キヤノン株式会社 画像加熱装置及び回転体
JP2020038292A (ja) * 2018-09-04 2020-03-12 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP2020071344A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 キヤノン株式会社 定着装置
JP2020106666A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置
JP7245430B2 (ja) 2018-12-27 2023-03-24 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置
JP2020034940A (ja) * 2019-11-06 2020-03-05 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP7013433B2 (ja) 2019-11-06 2022-01-31 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP2021105670A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 ブラザー工業株式会社 定着装置および画像形成装置
JP7419811B2 (ja) 2019-12-26 2024-01-23 ブラザー工業株式会社 定着装置および画像形成装置
US11579550B2 (en) 2020-09-28 2023-02-14 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device including heat equalizing member and image forming apparatus
US11340545B1 (en) 2021-02-09 2022-05-24 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including heat transmission member in contact with heater substrate
US11868068B2 (en) 2021-02-09 2024-01-09 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with heating body arrangement including high conductivity heat transmission arrangement longitudinally wider than a heater substrate
US11829091B2 (en) 2021-08-27 2023-11-28 Ricoh Company, Ltd. Belt device, fixing device, and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP6268979B2 (ja) 2018-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6268979B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6286840B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US20150261157A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP6299462B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9575444B2 (en) Fixing device and image forming apparatus including same
JP6492945B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6119315B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9551963B2 (en) Fixing device having a heater and reflector arrangement and image forming apparatus having same
JP2017083520A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7119903B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6682840B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6578754B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7293734B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014132310A (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP2016200802A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014174381A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5966378B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014199409A (ja) 画像形成装置
JP7147433B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6191319B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014174369A (ja) 定着ベルト、定着装置及びこれを備える画像形成装置
JP6708000B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2016085384A (ja) 定着装置、および画像形成装置
JP6032068B2 (ja) 定着装置及びこれを備える画像形成装置
JP6337522B2 (ja) 定着装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6268979

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151