JP2015102187A - ハイブリッドアクチュエータ - Google Patents

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【課題】 汎用の市販品で構成され、油圧シリンダの出力軸の位置、速度及び推力を精度よく制御することができる誘導電動機駆動型のハイブリッドアクチュエータを提供する。【解決手段】 油圧アクチュエータとしての油圧シリンダ5の出力軸5aの位置、速度及び推力が制御されるハイブリッドアクチュエータ1であって、三相誘導電動機2と、三相誘導電動機2により回転して作動油を吐出する一方向吐出型の油圧ポンプ3と、一方向吐出型の油圧ポンプ3が吐出する作動油の流れ方向を制御する方向制御弁4と、方向制御弁4で正方向または逆方向の流れにされた作動油で駆動される油圧シリンダ5と、油圧シリンダ5の出力軸5a位置を検出する位置センサ6と、油圧シリンダ5内の油圧を検出する圧力センサ7,8と、位置センサ6の検出信号及び圧力センサ7,8の検出信号に基づいて三相誘導電動機2のトルク及び回転速度を制御するコントローラ11を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、油圧アクチュエータの出力軸の位置、速度及び推力が制御されるハイブリッドアクチュエータに関する。
従来、サーボモータ、双方向吐出型の油圧ポンプ及び油圧シリンダの三部品で構成され、制御弁を全く必要とせず、配管及びオイルタンクも必要最小限とし、極めて単純な構造でありながらロッド推力、ロッド位置を精度よく制御することができるハイブリッドアクチュエータが知られている。
例えば、特許文献1には、連続鋳造機のタンデッシュの開閉バルブを開閉するための駆動装置において、バルブ開度を、バルブ(例えば、プレートノズル)に取り付けられた油圧シリンダと、油圧シリンダを駆動するサーボモータおよび二方向吐出油圧ポンプと、油圧シリンダのシリンダロッド(出力軸)移動位置検出器とが一体化されたハイブリッドアクチュエータにより制御するようにした技術が開示されている。
特開2003−126949号公報
しかし、従来のハイブリッドアクチュエータにおいては、構造が簡単で制御精度を向上させることができるが、高価なサーボモータや特注品で受注生産品扱いとなり納期も長い双方向吐出型の油圧ポンプが必要となるため、ユーザから汎用の市販品で構成してほしいという要望があった。
また、特許文献1に記載された技術においても、高価なサーボモータや特注品で受注生産品扱いとなり納期も長い二方向吐出型の油圧ポンプが必要となるという問題があった。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、汎用の市販品で構成され、油圧アクチュエータの出力軸の位置、速度及び推力を精度よく制御することができる誘導電動機駆動型のハイブリッドアクチュエータを提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく請求項1に係る発明は、油圧アクチュエータの出力軸の位置、速度及び推力が制御されるハイブリッドアクチュエータであって、誘導電動機と、この誘導電動機により回転して作動油を吐出する一方向吐出型の油圧ポンプと、この一方向吐出型の油圧ポンプが吐出する作動油の流れ方向を制御する方向制御弁と、この方向制御弁で正方向または逆方向の流れにされた作動油で駆動される油圧アクチュエータと、この油圧アクチュエータの出力軸の位置を検出する位置センサと、前記油圧アクチュエータ内の油圧を検出する圧力センサと、前記位置センサの検出信号及び前記圧力センサの検出信号に基づいて前記誘導電動機のトルク及び回転速度を制御するコントローラを備えるものである。
油圧アクチュエータとしては油圧シリンダまたは油圧モータが考えられる。油圧シリンダを用いた場合には、出力軸(ロッド)のリニアな位置をセンサで検出し、油圧モータを用いた場合には、出力軸の回転位置(回転角)と出力トルクをロータリエンコーダ(角位置センサ)と圧力センサで検出することになる。
また、前記圧力センサの替わりに、前記油圧アクチュエータの出力軸に取り付けて駆動対象物に対する出力軸の推力を検出するロードセルを設けることができる。
請求項3に係る発明は、複数の油圧アクチュエータの出力軸の位置、速度及び推力が制御されるハイブリッドアクチュエータであって、一台の誘導電動機と、この一台の誘導電動機により回転して作動油を吐出する一台の一方向吐出型の油圧ポンプと、この一台の一方向吐出型の油圧ポンプが吐出する作動油の流れ方向を制御する複数の方向制御弁と、この複数の方向制御弁で正方向または逆方向の流れにされた作動油で駆動される複数の油圧アクチュエータと、この複数の油圧アクチュエータの夫々の出力軸の位置を検出する位置センサと、前記複数の油圧アクチュエータ内の夫々の油圧を検出する圧力センサと、前記位置センサの検出信号及び前記圧力センサの検出信号に基づいて前記一台の誘導電動機のトルク及び回転速度を制御するコントローラを備えるものである。
前記圧力センサの替わりに、前記複数の油圧アクチュエータの夫々の出力軸に取り付けて駆動対象物に対する出力軸の推力を検出するロードセルを設けることができる。
本発明によれば、汎用の市販品である三相誘導電動機や油圧ポンプなどを利用して構成することができるので、コストを削減することができる。また、サーボモータと双方向吐出型の油圧ポンプを使用した従来のハイブリッドアクチュエータと同様な性能を発揮することができる。
また、一台の誘導電動機と、一台の一方向吐出型の油圧ポンプで、複数の油圧アクチュエータを駆動することができる。
本発明に係るハイブリッドアクチュエータの構成図 ハイブリッドアクチュエータの位置制御の手順を示すフローチャート ハイブリッドアクチュエータの推力制御の手順を示すフローチャート 本発明に係るハイブリッドアクチュエータで、複数の油圧シリンダを駆動する構成図
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。本発明に係るハイブリッドアクチュエータ1は、図1に示すように、三相誘導電動機2、一方向吐出型の油圧ポンプ3、方向制御弁4、油圧アクチュエータとしての油圧シリンダ5、位置センサ(リニアスケール)6、前進側圧力センサ7、後退側圧力センサ8、ロードセル9、インバータ10、コントローラ11、オイルタンク12、オイルフィルタ13などを備えている。14は油圧シリンダ5が駆動する対象となる駆動対象物である。
三相誘導電動機2は、一方向に作動油を吐出する一方向吐出型の油圧ポンプ3を三相のAC200Vの電源により回転させる。一方向吐出型の油圧ポンプ3は、回転によりオイルタンク13からオイルフィルタ13を介して作動油を吸い上げ、一方向に流れる圧油を作る。方向制御弁4は、油圧ポンプ3により作られた一方向の圧油を正方向または逆方向の流れにする。
油圧シリンダ5は、方向制御弁4による正方向の圧油で出力軸5aを前進動作させ、方向制御弁4による逆方向の圧油で出力軸5aを後退動作させる。位置センサ6は、油圧シリンダ5に内蔵され、出力軸5aの位置を検出して位置検出信号を出力する。
また、前進側圧力センサ7は、前進側の油圧シリンダ5内の油圧を検出して前進側油圧検出信号を出力する。後退側圧力センサ8は、後退側の油圧シリンダ5内の油圧を検出して後退側油圧検出信号を出力する。ロードセル9は、出力軸5aの先端に取り付けて駆動対象物14に対する出力軸5aの推力を検出して推力検出信号を出力する。なお、油圧シリンダ5の推力制御のためには、圧力センサ7,8またはロードセル9のいずれかを設ければよい。
コントローラ11は、設定値である位置指令値と位置センサ6が検出する位置検出信号とで演算処理し、また設定値である推力指令値と圧力センサ7,8が検出する油圧検出信号またはロードセル9が検出する推力検出信号とで演算処理し、油圧シリンダ5の位置と推力のフィードバック制御を行う。
そのために、コントローラ11は、上記演算処理結果としての正転指令、周波数指令値及びトルク指令値をインバータ10に送り、三相誘導電動機2の回転数(回転速度)とトルクを制御する。すると、油圧シリンダ5の出力軸5aの位置及び出力軸5aの推力が設定された所望値(位置指令値、推力指令値)に制御される。また、コントローラ11は、方向制御弁4に前進指令または後退指令信号を出力する。
油圧ポンプ3の吐出圧Pは、P=2πT/Qpのように表され、油圧ポンプ3の軸入力トルク(kgf-cm)Tに正比例している。Qpは、油圧ポンプ3のポンプ容量(cc/rev)である。
従って、油圧ポンプ3の軸入力トルクT、即ち三相誘導電動機2のトルクを正確に制御することができれば、油圧ポンプ3の吐出圧P、即ち油圧シリンダ5の出力軸5aの推力を正確に制御することができる。そして、油圧ポンプ3の吐出圧Pを制御することができれば、油圧ポンプ3の吐出圧Pの異常上昇を考慮する必要がなくなるので、リリーフ弁の必要もなくなる。このリリーフ弁がない点が従来の回路と大きく異なる。
また、油圧ポンプ3の出力油量は、油圧ポンプ3の入力軸の回転速度に正比例している。従って、油圧ポンプ3の入力軸の回転速度、即ち三相誘導電動機2の回転速度を正確に制御することができれば、油圧ポンプ3の出力油量も精密に制御できることになる。
そして、油圧シリンダ5の出力軸5aの速度は、油圧シリンダ5へ流入する油量に正比例し、油圧シリンダ5へ流入する油量は油圧ポンプ3の入力軸の回転速度に正比例するので、油圧ポンプ3の入力軸の回転速度、即ち三相誘導電動機2の回転速度を正確に制御することができれば、出力軸5aの速度も正確に制御することができる。
また、油圧シリンダ5の出力軸5aの位置は、油圧シリンダ5へ流入する油量に正比例し、油圧シリンダ5へ流入する油量は油圧ポンプ3の入力軸の回転速度に正比例するので、油圧ポンプ3の入力軸の回転速度、即ち三相誘導電動機2の回転速度を正確に制御することができれば、出力軸5aの位置も正確に制御することができる。
以上のように構成した本発明に係るハイブリッドアクチュエータ1の作用を、図2,3に示すフローチャートにより説明する。図2に示すように、位置制御モードの場合、ステップSP1で、制御切替指令が位置であるか推力であるか判断される。制御切替指令が位置であると判断されると、ステップSP2に進み、制御切替指令が推力であると判断されると、推力制御モードへ進む。
ステップSP2で、油圧シリンダ5が停止状態か否かが判断される。油圧シリンダ5が停止状態であると判断されると、ステップSP11に進み、油圧シリンダ5が停止状態でないと判断されると、ステップSP3に進む。ステップSP3では、出力軸5aの現在位置(位置検出信号)が読み込まれ、ステップSP4では、位置指令値が読み込まれる。
次いで、ステップSP5で、出力軸5aの現在位置が前進端または後退端であるか否かが判断される。出力軸5aの現在位置が前進端または後退端であると判断されると、ステップSP11に進み、出力軸5aの現在位置が前進端または後退端でないと判断されると、ステップSP6に進む。
次いで、ステップSP6で、圧力センサ7,8の油圧検出信号またはロードセル9の推力検出信号が上限値に達しているか否かが判断される。圧力センサ7,8の油圧検出信号またはロードセル9の推力検出信号が上限値に達していると判断されると、ステップSP11に進み、圧力センサ7,8の油圧検出信号またはロードセル9の推力検出信号が上限値に達していないと判断されると、ステップSP7に進む。
次いで、ステップSP7で、位置指令値と現在位置(位置検出信号)より、周波数指令値が求められる。ここでは、PID(比例・積分・微分)動作の演算処理により周波数指令値が算出される。次いで、ステップSP8で、ステップSP7で求めた周波数指令値に基づいて、コントローラ11から方向制御弁4に前進指令または後退指令が出力される。
次いで、ステップSP9で、コントローラ11からインバータ10に周波数指令値が出力される。次いで、ステップSP10で、コントローラ11からインバータ10に位置制御モードにおけるトルク指令値が出力され、位置制御モードが終了し、ステップSP1に戻る。
一方、油圧シリンダ5が停止状態であるなどの判断で進んだステップSP11では、コントローラ11から方向制御弁4が中立になる信号が出力される。次いで、ステップSP12で、コントローラ11からインバータ10に周波数指令値が0(ゼロ)の信号が出力され、その後ステップSP10に進み、位置制御モードが終了し、ステップSP1に戻る。
次に、図3に示すように、推力制御モードの場合、ステップSP21で、制御切替指令が位置であるか推力であるか判断される。制御切替指令が推力であると判断されると、ステップSP22に進み、制御切替指令が位置であると判断されると、位置制御モードへ進む。
ステップSP22で、油圧シリンダ5が停止状態か否かが判断される。油圧シリンダ5が停止状態であると判断されると、ステップSP31に進み、油圧シリンダ5が停止状態でないと判断されると、ステップSP23に進む。ステップSP23では、出力軸5aの現在位置(位置検出信号)が読み込まれ、ステップSP24では、推力指令値が読み込まれる。
次いで、ステップSP25で、出力軸5aの現在位置が前進端または後退端であるか否かが判断される。出力軸5aの現在位置が前進端または後退端であると判断されると、ステップSP31に進み、出力軸5aの現在位置が前進端または後退端でないと判断されると、ステップSP26に進む。
次いで、ステップSP26で、圧力センサ7,8の油圧検出信号またはロードセル9の推力検出信号が上限値に達しているか否かが判断される。圧力センサ7,8の油圧検出信号またはロードセル9の推力検出信号が上限値に達していると判断されると、ステップSP31に進み、圧力センサ7,8の油圧検出信号またはロードセル9の推力検出信号が上限値に達していないと判断されると、ステップSP27に進む。
次いで、ステップSP27で、推力指令値と現在の推力値(油圧検出信号または推力検出信号)より、周波数指令値が求められる。ここでは、PID(比例・積分・微分)動作の演算処理により周波数指令値が算出される。次いで、ステップSP28で、ステップSP27で求めた周波数指令値に基づいて、コントローラ11から方向制御弁4に前進指令または後退指令が出力される。
次いで、ステップSP29で、コントローラ11からインバータ10に周波数指令値が出力される。次いで、ステップSP30で、コントローラ11からインバータ10に推力制御モードにおけるトルク指令値が出力され、推力制御モードが終了し、ステップSP21に戻る。
一方、油圧シリンダ5が停止状態であるなどの判断で進んだステップSP31では、コントローラ11から方向制御弁4が中立になる信号が出力される。次いで、ステップSP32で、コントローラ11からインバータ10に周波数指令値が0(ゼロ)の信号が出力され、その後ステップSP30に進み、推力制御モードが終了し、ステップSP21に戻る。
本発明に係るハイブリッドアクチュエータ1の性能は、サーボモータと双方向吐出型の油圧ポンプを使用したハイブリッドアクチュエータ、サーボ弁を使用した油圧サーボシステムと全く同じである。
また、油圧シリンダ5の出力軸5aの推力制御に関しては、今まではサーボ弁又は電磁比例制御弁を用いる方法しかなかったが、油量制御弁や圧力制御弁を全く使用せずに三相誘導電動機2のトルク制御だけで実現することができた。
このように、本発明に係るハイブリッドアクチュエータ1は、サーボモータや双方向吐出型の油圧ポンプを必要とせず、汎用の市販品である三相誘導電動機2や油圧ポンプ3などを利用して構成することができるので、コストを削減することができる。
次に、複数(本実施の形態では3台とする)の油圧シリンダを順次駆動する本発明に係るハイブリッドアクチュエータ21は、図4に示すように、一台の三相誘導電動機22、一台の一方向吐出型の油圧ポンプ23、3個の方向制御弁24、3台の油圧シリンダ25、3個の位置センサ(リニアスケール)26、3個の圧力センサ27、インバータ30、コントローラ31、オイルタンク32、オイルフィルタ33、一個のストップ弁35などを備えている。なお、図4では方向制御弁24とストップ弁35の信号線は省略している。
3個の圧力センサ27は、夫々推力を必要とする側のポートに設置されている。推力を検出するためには、圧力センサ27の替わりに、3台の油圧シリンダ25の夫々の出力軸25aの先端に取り付けて駆動対象物(不図示)に対する出力軸25aの推力を検出するロードセルを設けることができる。
また、3個の方向制御弁24は、夫々対応する油圧シリンダ25について前進、後退、停止の動作を制御する。この場合、図1に示すハイブリッドアクチュエータ1の方向制御弁4のように、Pポート及びTポートが中立位置で接続されているものではなく、図4に示す方向制御弁24のように、Pポート及びTポートが中立位置でストップ状態のものが必要である。
ハイブリッドアクチュエータ21では、3台の油圧シリンダ25を順番に駆動させるが、全ての油圧シリンダ25を停止させる場合には、3個の方向制御弁24を全て中立位置にすると同時に、ストップ弁35を開状態にする。そうすれば、万一三相誘導電動機22が回転し続けていても油圧ポンプ23から吐出された作動油はストップ弁35を経由してオイルタンク32に戻るので不具合は生じない。
ハイブリッドアクチュエータ21の3台の油圧シリンダ25に対する位置制御及び推力制御については、図1に示すハイブリッドアクチュエータ1と同様なので説明は省略する。
以上の図示例にあっては油圧アクチュエータとして油圧シリンダを例にとって説明したが、油圧シリンダの代わりに油圧モータを組み込んでもよい。この場合には、油圧モータの出力軸の回転位置(回転角)と出力トルクをロータエンコーダ(角位置センサ)と圧力センサで検出することになる。
本発明によれば、汎用の市販品である三相誘導電動機や油圧ポンプなどを利用してコストを削減し、サーボモータと双方向吐出型の油圧ポンプを使用した従来のハイブリッドアクチュエータと同様な性能を発揮する誘導電動機駆動型のハイブリッドアクチュエータを提供することができる。
1,21…ハイブリッドアクチュエータ、2,22…三相誘導電動機、3,23…一方向吐出型の油圧ポンプ、4,24…方向制御弁、5,25…油圧シリンダ、5a,25a…出力軸、6,26…位置センサ(リニアスケール)、7…前進側圧力センサ、8…後退側圧力センサ、9…ロードセル、10,30…インバータ、11,31…コントローラ、12,32…オイルタンク、13,33…オイルフィルタ、14…駆動対象物、27…圧力センサ、35…ストップ弁。

Claims (4)

  1. 油圧アクチュエータの出力軸の位置、速度及び推力が制御されるハイブリッドアクチュエータであって、誘導電動機と、この誘導電動機により回転して作動油を吐出する一方向吐出型の油圧ポンプと、この一方向吐出型の油圧ポンプが吐出する作動油の流れ方向を制御する方向制御弁と、この方向制御弁で正方向または逆方向の流れにされた作動油で駆動される油圧アクチュエータと、この油圧アクチュエータの出力軸の位置を検出する位置センサと、前記油圧アクチュエータ内の油圧を検出する圧力センサと、前記位置センサの検出信号及び前記圧力センサの検出信号に基づいて前記誘導電動機のトルク及び回転速度を制御するコントローラを備えることを特徴とするハイブリッドアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載のハイブリッドアクチュエータにおいて、前記圧力センサの替わりに、前記油圧アクチュエータの出力軸に取り付けて駆動対象物に対する出力軸の推力を検出するロードセルを設けることを特徴とするハイブリッドアクチュエータ。
  3. 複数の油圧アクチュエータの出力軸の位置、速度及び推力が制御されるハイブリッドアクチュエータであって、一台の誘導電動機と、この一台の誘導電動機により回転して作動油を吐出する一台の一方向吐出型の油圧ポンプと、この一台の一方向吐出型の油圧ポンプが吐出する作動油の流れ方向を制御する複数の方向制御弁と、この複数の方向制御弁で正方向または逆方向の流れにされた作動油で駆動される複数の油圧アクチュエータと、この複数の油圧アクチュエータの夫々の出力軸の位置を検出する位置センサと、前記複数の油圧アクチュエータ内の夫々の油圧を検出する圧力センサと、前記位置センサの検出信号及び前記圧力センサの検出信号に基づいて前記一台の誘導電動機のトルク及び回転速度を制御するコントローラを備えることを特徴とするハイブリッドアクチュエータ。
  4. 請求項3に記載のハイブリッドアクチュエータにおいて、前記圧力センサの替わりに、前記複数の油圧アクチュエータの夫々の出力軸に取り付けて駆動対象物に対する出力軸の推力を検出するロードセルを設けることを特徴とするハイブリッドアクチュエータ。
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