JP2015102017A - 電動ポンプ及びダイヤフラム部材 - Google Patents

電動ポンプ及びダイヤフラム部材 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる電動ポンプを提供すること。【解決手段】電動ポンプは、駆動軸の周方向に複数設けられた作動部を該駆動軸の回転によって該駆動軸側に傾斜した方向に順次往復運動させて、各作動部に連結された各ダイヤフラム11が構成する各ポンプ室を順次収縮・膨張させて流体を吸入口から吸入し吐出口から吐出する。ダイヤフラム11は、カップ状に形成されポンプ室を形成するポンプ室形成部11aを有し、該ポンプ室形成部11aには、周方向に沿って肉厚部11eが形成され、該肉厚部11eは、ポンプ室形成部11aにおける駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりも伸張し易くなるように形成される。【選択図】図4

Description

本発明は、電動ポンプ及びダイヤフラム部材に関するものである。
従来、電動ポンプとしては、駆動軸の周方向に複数設けられた作動部を該駆動軸の回転によって順次往復運動させて、各作動部に連結された各ダイヤフラムが構成する各ポンプ室を順次収縮・膨張させて流体を吸入口から吸入し吐出口から吐出するものがある(例えば、特許文献1参照)。
又、ダイヤフラムとしては、環状の肉厚部を形成して柔軟性と剛性とを兼備させたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−133716号公報 特開昭63−5188号公報
ところで、上記のような電動ポンプでは、駆動軸の回転によって作動部が駆動軸側に傾斜した方向に順次往復運動し、ダイヤフラムにおける駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりも伸張量(ストローク)が大きくなるため、上記のようなダイヤフラムを採用すると、駆動軸から遠い側をも伸張させるためのエネルギーが必要となる。このことは、例えば、駆動軸を駆動するためのモータが大型化する原因となる。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる電動ポンプ及びダイヤフラム部材を提供することにある。
上記課題を解決する電動ポンプは、駆動軸の周方向に複数設けられた作動部を該駆動軸の回転によって該駆動軸側に傾斜した方向に順次往復運動させて、各作動部に連結された各ダイヤフラムが構成する各ポンプ室を順次収縮・膨張させて流体を吸入口から吸入し吐出口から吐出する電動ポンプであって、前記ダイヤフラムは、カップ状に形成され前記ポンプ室を形成するポンプ室形成部を有し、該ポンプ室形成部には、周方向に沿って肉厚部が形成され、該肉厚部は、前記ポンプ室形成部における前記駆動軸から遠い側が前記駆動軸に近い側よりも伸張し易くなるように形成される。
同構成によれば、ポンプ室形成部には、周方向に沿って肉厚部が形成されるため、ポンプ室形成部に柔軟性と剛性とを兼備させることができる。しかも、肉厚部は、ポンプ室形成部における駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりも伸張し易くなるように形成されるため、駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる。即ち、各ポンプ室を順次収縮・膨張させる電動ポンプでは、ポンプ室形成部における駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりも伸張量(ストローク)が大きくなるが、その動作を妨げ難い構成となるため、駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる。その結果、例えば、駆動軸を回転させるモータを小型化することができる。
上記電動ポンプにおいて、前記肉厚部は、前記駆動軸から遠い側が前記駆動軸に近い側よりも厚さが肉薄に形成されることが好ましい。
同構成によれば、肉厚部は、駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりも厚さが肉薄に形成されるため、ポンプ室形成部における駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりも良好に伸張し易くなる。
上記電動ポンプにおいて、前記肉厚部は、前記駆動軸から遠い側が前記駆動軸に近い側よりも幅が狭く形成されることが好ましい。
同構成によれば、肉厚部は、駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりも幅が狭く形成されるため、ポンプ室形成部における駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりも良好に伸張し易くなる。
上記電動ポンプにおいて、前記肉厚部は、軸方向に並んで複数形成され、前記駆動軸から遠い側が前記駆動軸に近い側よりもそれらの間隔が広く形成されることが好ましい。
同構成によれば、肉厚部は、軸方向に並んで複数形成され、駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりもそれらの間隔が広く形成されるため、ポンプ室形成部における駆動軸から遠い側が駆動軸に近い側よりも良好に伸張し易くなる。
上記電動ポンプにおいて、前記肉厚部は、前記ポンプ室形成部における前記駆動軸から遠い側ほど漸次伸張し易くなるように形成されることが好ましい。
同構成によれば、肉厚部は、ポンプ室形成部における駆動軸から遠い側ほど漸次伸張し易くなるように形成されるため、より駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる。
上記電動ポンプにおいて、前記肉厚部は、周方向に沿って環状に形成されることが好ましい。
同構成によれば、肉厚部は、周方向に沿って環状に形成されるため、周方向に断続的に形成された場合に比べて、ポンプ室形成部の剛性を周方向に連続的に高くすることができる。
上記課題を解決するダイヤフラム部材は、中心軸を中心として周方向に並ぶ複数のダイヤフラムを有したダイヤフラム部材であって、前記ダイヤフラムは、カップ状に形成されポンプ室を形成するポンプ室形成部を有し、該ポンプ室形成部には、周方向に沿って肉厚部が形成され、該肉厚部は、前記ポンプ室形成部における前記中心軸から遠い側が前記中心軸に近い側よりも伸張し易くなるように形成される。
同構成によれば、電動ポンプに用いることで、電動ポンプを駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる。又、複数のダイヤフラムを有したダイヤフラム部材とされるため、各ダイヤフラムを別体とした場合に比べて、部品点数を少なくすることができるとともに、肉厚部の伸張し易い方向を間違えて組み付けることも防止され、組み付け性が良好となる。
本発明の電動ポンプ及びダイヤフラム部材では、駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる。
一実施形態における電動ポンプの模式断面図。 一実施形態におけるダイヤフラム部材の斜視図。 一実施形態におけるダイヤフラムの側面図。 一実施形態におけるダイヤフラムの断面図。 一実施形態における電動ポンプの動作を説明するための模式断面図。 一実施形態における電動ポンプの動作を説明するための模式断面図。
以下、電動ポンプの一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1に示すように、電動ポンプ1は、ハウジング本体2と、カバー3と、ダイヤフラム部材4と、吐出ノズル5と、モータ6とを備えている。
ハウジング本体2は、中空の箱状に形成され、その底部(図1中、下部)の軸中心には軸挿通孔2aが形成され、頂部(図1中、上部)には周方向に等角度(90°)間隔で4つの貫通孔2bが形成されている。尚、図1では、対角線上の(即ち180°離間した)2つの貫通孔2bのみが図示されている。
カバー3は、板状に形成され、前記ハウジング本体2の頂部に前記ダイヤフラム部材4の一部を挟持しながら固定される。
ダイヤフラム部材4は、4つの前記貫通孔2bに対応した位置であって、中心軸L1を中心として周方向に並ぶ4つのダイヤフラム11を有している。
詳しくは、図1〜図4に示すように、ダイヤフラム部材4の各ダイヤフラム11は、カップ状に形成されポンプ室Pを形成するポンプ室形成部11aと、ポンプ室形成部11aの底部から突出した充実体である断面略台形の操作部11bと、操作部11bの底部から突出した被保持部11cとを有する。そして、各ダイヤフラム11は、図1及び図2に示すように、ポンプ室形成部11aの開口部が連結板状部11dにて連結されて1つのダイヤフラム部材4とされ、各ダイヤフラム11が貫通孔2bを介してハウジング本体2内に配置されるとともに連結板状部11dがハウジング本体2とカバー3とにより挟持されて保持されている。
又、前記カバー3において、各ポンプ室形成部11a(ポンプ室P)と対応した位置には、吸入口3aと吐出口3bとが形成されている。又、カバー3において、吸入口3aには、ポンプ室Pが外部に比べて、負圧となった際に開状態となり正圧となった際に閉状態となる弁12が設けられ、吐出口3bには、ポンプ室Pが外部に比べて、負圧となった際に閉状態となり正圧となった際に開状態となる弁13が設けられている。
吐出ノズル5は、前記カバー3に固定され、全ての吐出口3bと連通する吐出室Tを構成する吐出室構成部5aと、該吐出室構成部5aから筒状に延びるノズル部5bとを有する。本実施形態では、このノズル部5bの開口が電動ポンプ1の総合吐出口となる。
前記モータ6は、駆動軸6aを回転駆動可能な電動モータであって、駆動軸6aが軸挿通孔2aを介してハウジング本体2内に配置されるようにハウジング本体2の底部に固定されている。
駆動軸6aには、連結部材14が固定され、該連結部材14において前記駆動軸6aの軸線上からずれた位置には、該軸線上に向かって傾斜する傾斜軸15が固定されている。そして、傾斜軸15には、駆動軸6aの回転によって該駆動軸6a側に傾斜した方向に順次往復運動する周方向に複数(本実施形態では4つ)の作動部16aを有した作動部材16が装着されている。
そして、各作動部16aには、保持孔16bが形成され、各保持孔16bには前記ダイヤフラム11の被保持部11cが嵌入されて保持されている。
ここで、本実施形態の各ダイヤフラム11において、前記ポンプ室形成部11aには、周方向に沿って環状の肉厚部11eが形成され、該肉厚部11eは、ポンプ室形成部11aにおける前記駆動軸6a(中心軸L1)から遠い側(図3及び図4中、左側)が駆動軸6a(中心軸L1)に近い側よりも伸張し易くなるように形成されている。
詳しくは、図4に示すように、本実施形態の肉厚部11eは、駆動軸6aから遠い側(図4中、左側)が駆動軸6aに近い側(図4中、右側)よりも厚さが肉薄に形成されている。即ち、駆動軸6aから遠い側(図4中、左側)の厚さA1が駆動軸6aに近い側(図4中、右側)の厚さA2よりも薄く形成されている。
又、図3に示すように、本実施形態の肉厚部11eは、駆動軸6aから遠い側(図3中、左側)が駆動軸6aに近い側(図3中、右側)よりも幅が狭く形成されている。即ち、駆動軸6aから遠い側(図3中、左側)の幅B1が駆動軸6aに近い側(図3中、右側)の幅B2よりも狭く形成されている。
又、図3に示すように、本実施形態の肉厚部11eは、軸方向に並んで2つ形成され、駆動軸6aから遠い側(図3中、左側)が駆動軸6aに近い側(図3中、右側)よりもそれらの間隔が広く形成されている。即ち、駆動軸6aから遠い側(図3中、左側)の間隔C1が駆動軸6aに近い側(図3中、右側)の間隔C2よりも広く形成されている。
又、本実施形態の肉厚部11eは、駆動軸6aから遠い側ほど漸次伸張し易くなるように形成されている。即ち、前記厚さ(A1,A2)、前記幅(B1,B2)及び前記間隔(C1,C2)は、駆動軸6aから遠い側(図3及び4中、左側)から駆動軸6aに近い側(図3及び4中、右側)に渡って漸次(連続的に)変化するように形成されている。又、本実施形態の肉厚部11eは、断面が円弧状に外側に突出するように形成されている。
次に、上記のように構成された電動ポンプ1の作用について説明する。
モータ6が駆動されて駆動軸6aが回転すると、傾斜軸15が傾斜した状態で回転し、それによって作動部材16の作動部16aが駆動軸6a側に傾斜した方向に順次往復運動される。すると、各作動部16aに連結された各ダイヤフラム11が構成する各ポンプ室Pが順次収縮・膨張されて流体(本実施形態では空気)が吸入口3aから吸入され吐出口3bひいては吐出ノズル5のノズル部5bから吐出される。
具体的には、例えば、まず図1に示すように、一方(図1中、左側)のダイヤフラム11が構成するポンプ室Pが収縮されていく際には、該ポンプ室Pと対応した吐出口3bから流体が吐出される。このとき、180°離間した他方(図1中、右側)のダイヤフラム11が構成するポンプ室Pは膨張されていき、該ポンプ室Pと対応した吸入口3aから流体が吸入される。
次に、図5及び図6に示すように、一方(図5及び図6中、左側)のダイヤフラム11が構成するポンプ室Pが膨張されていく際には、該ポンプ室Pと対応した吸入口3aから流体が吸入される。このとき、180°離間した他方(図5及び図6中、右側)のダイヤフラム11が構成するポンプ室Pは収縮されていき、該ポンプ室Pと対応した吐出口3bから流体が吐出される。
このようにして、各ポンプ室Pが順次収縮・膨張されて、流体は吸入口3aから吸入され吐出口3bひいては吐出ノズル5のノズル部5bから吐出される。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)ポンプ室形成部11aには、周方向に沿って肉厚部11eが形成されるため、ポンプ室形成部11aに柔軟性と剛性とを兼備させることができる。しかも、肉厚部11eは、ポンプ室形成部11aにおける駆動軸6a(中心軸L1)から遠い側が駆動軸6a(中心軸L1)に近い側よりも伸張し易くなるように形成されるため、駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる。即ち、各ポンプ室Pを順次収縮・膨張させる電動ポンプ1では、ポンプ室形成部11aにおける駆動軸6aから遠い側が駆動軸6aに近い側よりも伸張量(ストローク)が大きくなるが、その動作を妨げ難い構成となるため、駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる。その結果、例えば、駆動軸6aを回転させるモータ6を小型化することができる。
(2)肉厚部11eは、駆動軸6aから遠い側(図4中、左側)が駆動軸6aに近い側(図4中、右側)よりも厚さが肉薄に形成されるため、ポンプ室形成部11aにおける駆動軸6aから遠い側が駆動軸6aに近い側よりも良好に伸張し易くなる。
(3)肉厚部11eは、駆動軸6aから遠い側(図3中、左側)が駆動軸6aに近い側(図3中、右側)よりも幅が狭く形成されるため、ポンプ室形成部11aにおける駆動軸6aから遠い側が駆動軸6aに近い側よりも良好に伸張し易くなる。
(4)肉厚部11eは、軸方向に並んで2つ形成され、駆動軸6aから遠い側(図3中、左側)が駆動軸6aに近い側(図3中、右側)よりもそれらの間隔が広く形成されるため、ポンプ室形成部11aにおける駆動軸6aから遠い側が駆動軸6aに近い側よりも良好に伸張し易くなる。
(5)肉厚部11eは、ポンプ室形成部11aにおける駆動軸6aから遠い側ほど漸次伸張し易くなるように形成されるため、より駆動するためのエネルギーを抑えながら良好に動作させることができる。
(6)肉厚部11eは、周方向に沿って環状に形成されるため、周方向に断続的に形成された場合に比べて、ポンプ室形成部11aの剛性を周方向に連続的に高くすることができる。
(7)複数のダイヤフラム11を有したダイヤフラム部材4とされるため、各ダイヤフラム11を別体とした場合に比べて、部品点数を少なくすることができるとともに、肉厚部11eの伸張し易い方向を間違えて組み付けることも防止され、組み付け性が良好となる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、前記厚さ(A1,A2)、前記幅(B1,B2)及び前記間隔(C1,C2)によって、ポンプ室形成部11aにおける駆動軸6aから遠い側が駆動軸6aに近い側よりも伸張し易くなるように形成したが、前記厚さ、幅及び間隔の少なくとも1つの構成によって前記遠い側が伸張し易くなるようにしてもよい。
・上記実施形態では、肉厚部11eは、軸方向に並んで2つ形成されるとしたが、これに限定されず、1つとしてもよいし、3つ以上としてもよい。
・上記実施形態では、肉厚部11eは、周方向に沿って環状に形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、周方向に断続的に形成してもよいし、螺旋形状に形成してもよい。
・上記実施形態では、肉厚部11eは、ポンプ室形成部11aにおける駆動軸6aから遠い側ほど漸次伸張し易くなるように形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、駆動軸6aから遠い側の180°の範囲で幅が一定に狭く、駆動軸6aに近い側の180°の範囲で幅が一定に広く形成された構成としてもよい。
・上記実施形態では、複数のダイヤフラム11を有したダイヤフラム部材4としたが、これに限定されず、各ダイヤフラム11を別体としてそれぞれ組み付けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、ダイヤフラム11を4つとしたが、これに限定されず、例えば、3つの構成に変更してもよい。尚、この場合、勿論、ハウジング本体2の貫通孔2bの数や作動部材16の作動部16aの数を適宜変更する。
3a…吸入口、3b…吐出口、6a…駆動軸、11…ダイヤフラム、11a…ポンプ室形成部、11e…肉厚部、16a…作動部、A1,A2…厚さ、B1,B2…幅、C1,C2…間隔、L1…中心軸、P…ポンプ室。

Claims (7)

  1. 駆動軸の周方向に複数設けられた作動部を該駆動軸の回転によって該駆動軸側に傾斜した方向に順次往復運動させて、各作動部に連結された各ダイヤフラムが構成する各ポンプ室を順次収縮・膨張させて流体を吸入口から吸入し吐出口から吐出する電動ポンプであって、
    前記ダイヤフラムは、カップ状に形成され前記ポンプ室を形成するポンプ室形成部を有し、該ポンプ室形成部には、周方向に沿って肉厚部が形成され、該肉厚部は、前記ポンプ室形成部における前記駆動軸から遠い側が前記駆動軸に近い側よりも伸張し易くなるように形成されたことを特徴とする電動ポンプ。
  2. 請求項1に記載の電動ポンプにおいて、
    前記肉厚部は、前記駆動軸から遠い側が前記駆動軸に近い側よりも厚さが肉薄に形成されたことを特徴とする電動ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の電動ポンプにおいて、
    前記肉厚部は、前記駆動軸から遠い側が前記駆動軸に近い側よりも幅が狭く形成されたことを特徴とする電動ポンプ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、
    前記肉厚部は、軸方向に並んで複数形成され、前記駆動軸から遠い側が前記駆動軸に近い側よりもそれらの間隔が広く形成されたことを特徴とする電動ポンプ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、
    前記肉厚部は、前記ポンプ室形成部における前記駆動軸から遠い側ほど漸次伸張し易くなるように形成されたことを特徴とする電動ポンプ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、
    前記肉厚部は、周方向に沿って環状に形成されたことを特徴とする電動ポンプ。
  7. 中心軸を中心として周方向に並ぶ複数のダイヤフラムを有したダイヤフラム部材であって、
    前記ダイヤフラムは、カップ状に形成されポンプ室を形成するポンプ室形成部を有し、該ポンプ室形成部には、周方向に沿って肉厚部が形成され、該肉厚部は、前記ポンプ室形成部における前記中心軸から遠い側が前記中心軸に近い側よりも伸張し易くなるように形成されたことを特徴とするダイヤフラム部材。
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