JP2017089405A - 吐出用弁体およびダイヤフラムポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
ポンプ室内の流体を外部へ排出する吐出孔と対向する受圧部分61aが先端側に位置する状態で吐出孔と対向配置された弁部61を有する。弁部61における受圧部分61aから離間した基端側に設けられ、隔壁体とは反対側に向けて突出する隆起部(凸部)100aを有する。隆起部100aから受圧部分61aと隣り合う位置に向けて弁部61に沿って延びるリブ101を有する。弁部61とリブ101との付け根部分にリブ101に沿って形成された溝部61mを有する。弁部61における隆起部100aとの境界部分61bの厚みである弁厚t3は、先端側の厚み(先端の弁厚t1)より薄い。
【選択図】 図3
Description
したがって、本発明によれば、シール性の低下や騒音の発生を防ぎながら、流量の損失を低減し、弁部を介して外部へ大量の流体を吐出可能な吐出用弁体を提供することができる。
<ダイヤフラムポンプの構成>
図1に示すように、4気筒でなるダイヤフラムポンプ1は、略有底円筒状に形成されたケース2の底部の外側に固定されたモータ3を備えており、このモータ3の出力軸3aがケース2の孔から当該ケース2内に突出し、その出力軸3aの突出端部にクランク台4が軸着されている。この実施の形態においては、便宜上、モータ3が位置する一端側(図1においては下側)を下側とし、モータ3とは反対側を上側として説明する。
図5および図6との対応部分に同一符号を付した図2および図3に示すように、吐出用弁体60は、薄い円板状の弁部61に対して中央に隆起部100aが形成されるとともに、当該隆起部100aを中心に4個のリブ101が十字状に形成されており、当該4個のリブ101により弁部61が4つの部分に仕切られている。
リブ101と弁部61との付け根部分には、隆起部100aとリブ101との接続点から当該リブ101に沿って当該リブ101の先端(弁部61の先端)にまでわたって所定深さの断面半円形状の溝部61mが形成されている。すなわち4つのリブ101には、その両側に溝部61mが形成されている。
吐出用弁体60の隆起部100aは、隔壁体30の角柱状の係合凸部30tに嵌合されると、当該吐出用弁体60の回転方向の移動が規制される。この状態で、隔壁体30の隔壁30bおよび係合凸部30cに対して蓋体40の係合部48および係合凹部49が係合されることにより取り付けられると、当該蓋体40の裏面側に突設された4個のリブ押下部50によって当該吐出用弁体60のリブ101の上面が押し付けられる。
このように構成されたダイヤフラムポンプ1では、モータ3を駆動し出力軸3aを回転させると、クランク台4も出力軸3aと一体的に回転し、駆動軸5が傾斜した状態のまま出力軸3aの周囲を回転するため、駆動体6の4つの駆動子8の端部が図中上下方向へ往復動する。
なお、上述した実施の形態においては、4個のリブ101が形成された吐出用弁体60を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ダイヤフラムポンプ1の気筒数に合わせて3個のリブ101が形成された吐出用弁体等、その他の種々の個数のリブが形成された吐出用弁体を用いるようにしても良い。
2気筒の場合、吐出用弁体60のリブ101は、図4(A)に示すように、上方から見てX字状に形成することができる。図4(A)に示す吐出用弁体60においては、吐出孔62と対向する2つの弁部61,61におけるリブ101との境界部分61bに溝部61mが形成されている。この吐出用弁体60の弁部61の厚みは、図4(B)に示すように、弁部61の先端(外周縁)から中央部に向かうにしたがって次第に薄くなっている。すなわち、この実施の形態を採る場合であっても、弁部61における隆起部100aとの境界部分61bの厚みは、先端側の厚みより薄い。
Claims (2)
- ポンプ室内の流体を外部へ排出する吐出孔が設けられた隔壁体の上面に取り付けられる吐出用弁体であって、
前記吐出孔と対向する受圧部分が先端側に位置する状態で前記隔壁体の前記吐出孔と対向配置された弁部と、
前記弁部における前記受圧部分から離間した基端側に設けられ、前記隔壁体とは反対側に向けて突出する凸部と、
前記凸部から前記受圧部分と隣り合う位置に向けて前記弁部に沿って延びるリブと、
前記弁部と前記リブとの付け根部分に当該リブに沿って形成された溝部とを備え、
前記弁部における前記凸部との境界部分の厚みは、前記先端側の厚みより薄いことを特徴とする吐出用弁体。 - ダイヤフラムのダイヤフラム部によって形成され、当該ダイヤフラム部の往復動によって拡縮するポンプ室と、
当該ポンプ室に流体を吸入するための吸入孔および前記ポンプ室内の流体を吐出する吐出孔が設けられた隔壁体と、
前記ダイヤフラム部に設けられ、前記ポンプ室内から流体の前記吸入孔への逆流を規制する吸入用弁体と、
前記隔壁体に設けられ、前記吐出孔から前記ポンプ室内への流体の逆流を規制する吐出用弁体とを備えたダイヤフラムポンプにおいて、
前記吐出用弁体は、
前記吐出孔と対向する受圧部分が先端側に位置する状態で前記隔壁体の前記吐出孔と対向配置された弁部と、
前記弁部における前記受圧部分から離間した基端側に設けられ、前記隔壁体とは反対側に向けて突出する凸部と、
前記凸部から前記受圧部分と隣り合う位置に向けて前記弁部に沿って延びるリブと、
前記弁部と前記リブとの付け根部分に当該リブに沿って形成された溝部とを備え、
前記弁部における前記凸部との境界部分の厚みは、前記先端側の厚みより薄いことを特徴とするダイヤフラムポンプ。
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JP2021011842A (ja) * | 2019-07-05 | 2021-02-04 | 応研精工株式会社 | ダイヤフラムポンプ用弁の取付構造 |
US11098670B2 (en) | 2017-01-20 | 2021-08-24 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Drive device for fuel injection device |
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2015
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JP2021011842A (ja) * | 2019-07-05 | 2021-02-04 | 応研精工株式会社 | ダイヤフラムポンプ用弁の取付構造 |
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