JP2015101993A - 防塵カバー、エンジンユニット - Google Patents

防塵カバー、エンジンユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2015101993A
JP2015101993A JP2013242071A JP2013242071A JP2015101993A JP 2015101993 A JP2015101993 A JP 2015101993A JP 2013242071 A JP2013242071 A JP 2013242071A JP 2013242071 A JP2013242071 A JP 2013242071A JP 2015101993 A JP2015101993 A JP 2015101993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
cooling air
engine unit
dust
recoil starter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013242071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6296438B2 (ja
Inventor
純 霜上
Jun Shimogami
純 霜上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2013242071A priority Critical patent/JP6296438B2/ja
Publication of JP2015101993A publication Critical patent/JP2015101993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6296438B2 publication Critical patent/JP6296438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制しつつ容易に装脱着可能であり、また、エンジンの設計変更を行うことなく冷却系への塵の侵入を抑制して冷却不良を抑制することができる防塵カバー、および、エンジンユニットを提供する。
【解決手段】空気の通過を許容しつつ塵の通過を規制する複数の孔を有したカバー本体10を備え、カバー本体10は、リコイルスターター8が挿通される開口部を有し、該開口部にリコイルスターター8が挿通されることでリコイルスターター8に固定される第一固定部と、第一固定部から、エンジンユニット1の側部およびエンジンユニット1の下側に回り込んで、エンジンユニット1を上下から挟み込むことで、エンジンユニット1に固定される第二固定部74と、冷却風排出部57を上側から覆う排出部カバー部69と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、防塵カバー、および、防塵カバーを備えるエンジンユニットに関する。
農業用の作業機などには、いわゆる汎用エンジンが搭載される場合が多い。この汎用エンジンは、地面と水平な出力軸を有した縦置きエンジンが一般的である。しかしながら、茶刈機やカルチベータなどの作業機においては、その駆動軸の向きから、地面と垂直なバーチカル方向出力軸を有した横置きエンジンを用いることが好ましい。
特許文献1には、バーチカル方向出力軸を有した横置きエンジンが記載されている。このようにバーチカル方向出力軸を有した横置きのエンジンの場合、リコイルスターターがエンジンの上方に配される。また、上記エンジンは、冷却ファンを、エンジンの上方に配置して冷却風の排気方向を下向きとすることで、排気口からごみが侵入することを抑制している。
実開平6−058122号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたエンジンは、リコイルスターターと、冷却ファンとをそれぞれエンジンの上側に配置するための設計変更が必要になってしまう。一方で、出力軸方向で、エンジンの一方側にリコイルスターターを設け、他方側に冷却ファンを配した汎用エンジンの場合、冷却ファンからシリンダーブロックへ送られた冷却風をリコイルスターター側から排出することとなる。つまり、縦置き用として設計された汎用エンジンを横置きにすると、冷却風の排出口が上方を向いてしまい、葉や土などの塵が排出口から入り易くなり、これらの塵がシリンダーブロックのフィン間などに詰まって冷却不良が生じてしまう可能性がある。また、排出口を覆うように防塵用のカバーを取り付けることも考えられるが、固定用の部品増加や、固定作業による工数増加などの課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、部品点数の増加を抑制しつつ容易に装脱着可能であり、また、エンジンの設計変更を行うことなく冷却系への塵の侵入を防止して冷却不良を防止することができる防塵カバー、および、エンジンユニットを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために以下の構成を採用する。
この発明に係る防塵カバーは、冷却風を排出する冷却風排出部と、冷却用の空気を吸気する冷却風吸気部との少なくとも一方、および、始動装置であるリコイルスターターをそれぞれ上側に配したエンジンユニットの防塵カバーであって、空気の通過を許容しつつ塵の通過を規制する複数の孔を有したカバー本体を備え、該カバー本体は、前記リコイルスターターが挿通される開口部を有し、該開口部に前記リコイルスターターが挿通されることで前記リコイルスターターに固定される第一固定部と、前記第一固定部から、前記エンジンユニットの側部および前記エンジンユニットの下側に回り込んで、前記エンジンユニットを上下から挟み込むことで、前記エンジンユニットに固定される第二固定部と、前記冷却風排出部と、前記冷却風吸気部との少なくとも一方を上側から覆うカバー部と、を備える。
第一固定部にリコイルスターターを挿通することで、カバー本体をリコイルスターターに対して固定することができる。さらに、第二固定部によってエンジンを挟み込んで、第二固定部をエンジンに固定することができる。その結果、例えば、汎用エンジンに対して容易に装着することができる。また、第一固定部と第二固定部とにより固定されるため、エンジンを用いた作業中に脱落することを防止でき、信頼性を向上できる。さらに、カバー部により冷却風排出部や冷却風吸気部から塵が侵入することを防止できるため、冷却不良が生じることを防止できる。
さらに、この発明に係る防塵カバーは、上記防塵カバーにおいて、前記エンジンユニットを挟んで前記リコイルスターターとは反対側に、冷却風を送風する冷却ファンを備え、
前記カバー部は、前記冷却風排出部を上側から覆う排出部カバー部と、前記冷却ファンと連通されて上方に向かって開口する前記冷却風吸気部としての隙間を覆う冷却風吸気カバー部と、を備えていてもよい。
このように構成することで、冷却風排出部から塵が侵入することを防止できるとともに、冷却ファンと連通する隙間から塵が侵入して、冷却ファンによる吸気が阻害されることを防止できる。その結果、より冷却不良の発生を抑制できる。
さらに、この発明に係る防塵カバーは、上記防塵カバーにおいて、前記エンジンユニットが、クランク軸を挟んでシリンダーとは反対側に配される燃料タンクと、前記クランク軸と直交する前記シリンダーの一方側に配される排気装置と、該排気装置とは反対側の前記シリンダーの他方側に配される気化器と、を備え、前記開口部カバー部は、前記リコイルスターターと前記燃料タンクとの間の隙間を覆う第一カバー部と、前記燃料タンクと前記気化器との間の隙間を覆う第二カバー部と、前記燃料タンクと前記排気装置との間の隙間を覆う第三カバー部と、の少なくとも一つを備えていてもよい。
このように構成することで、燃料タンクがクランク軸を挟んでシリンダーとは反対側に配され、排気装置がクランク軸と直交するシリンダーの一方側に配され、気化器が排気装置とは反対側のシリンダーの他方側に配される場合に、リコイルスターターと燃料タンクとの間の隙間、燃料タンクと気化器との間の隙間、および、燃料タンクと排気装置との間の隙間をそれぞれ必要に応じて、第一カバー部、第二カバー部、及び、第三カバー部によって覆うことができる。その結果、上方を向いて開口する各隙間から冷却ファンの吸気を阻害する塵が侵入することを抑制ができる。
さらに、この発明に係る防塵カバーは、上記防塵カバーにおける前記第一固定部が、前記開口部の内周縁からクランク軸の軸線方向の外側へ延びるガイド部を備えていていも良い。
このように構成することで、開口部におけるカバー本体のエッジの向きと、リコイルスターターの挿入方向とを一致させることができる。そのため、カバー部本体のエッジがリコイルスターターの表面に引っ掛かり、リコイルスターターが傷付くことを防止できる。また、リコイルスターターをカバー本体の第一固定部に円滑に挿入することができる。
この発明に係るエンジンユニットは、上記防塵カバーを備えることを特徴としている。
このように構成することで、冷却ファンの配置を変更するなどの設計変更することなく、バーチカル方向にクランク軸を向けて配した場合の冷却系への塵の侵入を防止できる。
この発明に係る防塵カバー、および、エンジンユニットによれば、部品点数の増加を抑制しつつ容易に装脱着可能であり、また、エンジンユニットの設計変更を行うことなく冷却系への塵の侵入を防止して冷却不良を防止することが可能となる。
この発明の一実施形態におけるエンジンユニットの平面図である。 上記エンジンユニットの底面図である。 上記エンジンユニットの水平断面図である。 上記エンジンユニットの正面図である。 上記エンジンユニットの背面図である。 上記エンジンユニットの垂直断面図である。 上記エンジンユニットの左側面図である。 この実施形態における防塵カバーの平面図である。 上記防塵カバーの正面図である。 上記防塵カバーの背面図である。 上記防塵カバーの右側面図である。
以下、この発明の一実施形態に係るエンジンユニットおよび防塵カバーについて図面に基づき説明する。この実施形態におけるエンジンユニットは、例えば、茶刈機など作業機の駆動源として用いられるものである。このエンジンユニットは、いわゆる2サイクル単気筒のレシプロエンジンであり、クランク軸が上下方向を向いている。以下で用いる図面において、矢印FRはエンジンユニットの前方を示し、矢印UPはエンジンユニットの上方を示し、矢印RHはエンジンユニットの右方を示している。なお、この実施形態の説明においてはエンジンユニットの吸気側を前方、排気側を後方として説明するが、エンジンユニットの使用時の向きはこれらの向きに限定されるものではない。
図1は、この発明の一実施形態におけるエンジンユニット1の平面図である。図2は、エンジンユニット1の底面図である。図3は、エンジンユニット1を上方から見た水平断面図である。図4は、エンジンユニット1の正面図である。図5は、エンジンユニット1の背面図である。図6は、エンジンユニット1を背面側から見た垂直断面図である。図7は、エンジンユニット1の左側面図である。
図1〜図6に示すように、エンジンユニット1は、エンジン本体2と、キャブレター3(気化器)と、エアクリーナー4と、排気装置5と、燃料タンク6と、クラッチユニット39と、リコイルスターター8と、樹脂カバー9と、防塵カバー10とを主に備えている。
図3、図6に示すように、エンジン本体2は、クランクケース11とシリンダー12とを備えている。クランクケース11は、軸線Oが上下方向を向くクランクシャフト13を収容している。シリンダー12は、クランクケース11の左側に取り付けられている。シリンダー12は、その内部にピストン14を収容している。ピストン14は、左右方向に往復動し、コンロッド15を介してクランクシャフト13に接続されている。シリンダー12は、その端部16に、点火プラグ17が着脱可能に取り付けられている。この点火プラグ17によって、燃焼室内の混合気が点火される。シリンダー12の外側面には、空冷用の複数のフィン18が形成されている。
図1、図3に示すように、キャブレター3は、インシュレータ3aと、キャブレターガスケット3bとを介して、シリンダー12の前方側に配されている。このキャブレター3は、シリンダー12の前側部19に固定されている。キャブレター3は、燃料と空気とが混合された混合気を生成し、この混合気を、リードバルブ20などを介して燃焼室21内に供給する。キャブレター3には、エアクリーナー4側に、チョークレバー22が更に取り付けられている。さらに、キャブレター3の右側面には、燃料タンク6から燃料をキャブレター3内に吸い上げるポンプ操作部Pが取り付けられている。
エアクリーナー4は、キャブレター3の前方側に配され、キャブレター3の前側部24に固定されている。このエアクリーナー4の内部には、外気の塵埃等を除去する吸気フィルター25が設けられている。吸気フィルター25を介して導入された空気は、キャブレター3に供給されて燃料との混合に供される。
図3に示すように、排気装置5は、シリンダー12の後方側に配されている。この排気装置5は、膨張室とサイレンサーとの両方の機能を有している。また、排気装置5は、凹状の内側ケース27と凹状の外側ケース28とを備えている。外側ケース28は、その背面29が、右側に向かうほどシリンダー12から離間する傾斜面とされている。排気装置5は、外側ケース28の背面29に、後方に向かって突出する排気口部30を備えている。排気口部30は、排気ガスを上方に向かって排出するように、上方を向く開口部31を備えている。この開口部31は、後方、あるいは下方を向いていてもよい。
燃料タンク6は、上述したキャブレター3へ燃料チューブ32を介して燃料を供給する。この燃料タンク6は、クランクケース11の右側に配されている。より具体的には、燃料タンク6は、キャブレター3の右側から、排気装置の右側にまで至るように形成されている。また、図3に示すように、燃料タンク6は、クランクケース11との間に所定の隙間S1を確保するための断面円弧上の凹部33を備えている。燃料タンク6は、その前側面にキャップ35が着脱可能に取り付けられる燃料供給部36を備えている。この燃料供給部36は、前方左斜め方向に延びている。燃料チューブ32は、シール部材37を介して燃料タンク6の内部にまで延び、その端部にストレーナ38が接続されている。燃料タンク6は、シール部材37を介してキャブレター3から返却された余剰燃料を燃料タンク6内に戻すオーバーフローチューブ32aと、を備えている。
図2、図4、図6に示すように、クランクケース11とファンケース7との間の空間には、フライホイールFが配されている。このフライホイールFは、冷却ファン40を備えている。ファンケース7の端面付近には、クラッチユニット39が配置されている。クラッチユニット39は、遠心クラッチを構成するものである。クラッチユニット39は、バーチカル方向出力軸(図示せず)の上端に設けられたクラッチドラム(図示せず)の内側に配される。クラッチユニット39は、冷却ファン40を備えたフライホイールFを介してクランクシャフト13に接続されてクランクシャフト13と共に回転する。クラッチユニット39は、複数のクラッチシュー及びライニング42を備えている。これらクラッチシュー及びライニング42は、遠心力が大きくなるにつれてクラッチドラムが配される径方向外側に変位する一方で、遠心力が小さくなると弾性体43(図2参照)によって初期位置に戻されるようになっている。
冷却ファン40を備えたフライホイールFは、エンジン本体2のクランクシャフト13に接続されている。この冷却ファン40は、遠心式のファンであって、径方向内側から吸込んだ外気を径方向外側へと排出する。フライホイールFは、上述したクラッチユニット39と一体に形成されており、クランクシャフト13によって回転駆動される。
冷却風通路41は、クランクケース11とファンケース7とにより冷却ファン40の径方向外側に形成されている。この冷却風通路41は、樹脂カバー9を介し、シリンダー12の下方の位置に至り、上方を向いて開口している。つまり、冷却風通路41によって冷却ファン40から送られる冷却風は、シリンダー12のフィン18に吹き付けられる。
図6に示すように、リコイルスターター8は、スプリングS、リール44、レバー45、ハウジング46、ロープ48、とを備えている。
リール44は、ハンドル47(図4、図5参照)が先端に取り付けられたロープ48が巻きまわされている。リール44は、ロープ48に取り付けられたハンドル47を引っ張ることで回転する。このリール44は、レバー45とプーリー49を介してエンジン本体2のクランクシャフト13の上端部に接続されている。
レバー45は、リール44に巻き回されたロープ48が引かれてリール44が回転したときのみ、リール44の回転動力をクランクシャフト13に伝達する。クランクシャフト13に固定されるプーリー49はリール44とプーリー49との相対回転を一方向のみ許容するリコイル爪50とを備えている。
ハウジング46は、上記リール44とレバー45とを外側から覆っている。このハウジング46は、シリンダー12よりも上方に突出するように形成されている。この実施形態におけるハウジング46は、軸線が上下方向を向く柱状に形成されている。また、ハウジング46は、上記ロープ48を引っ張り出すための筒状のロープ挿通口51(図4参照)を備えている。ここで、リコイルスターター8は、上記内部構造を備えるものに限られず、様々な形式の内部構造を備えたリコイルスターターを適用可能である。
図1に示すように、リコイルスターター8のハウジング46は、ハウジング支持部52に固定されている。このハウジング支持部52には、燃料タンク6の上下に形成されたフランジ部53も固定されている。また、燃料タンク6とハウジング支持部52との間には、冷却ファン40に通じる隙間S2が形成されている。
図1〜図3、図5、図7に示すように、樹脂カバー9は、エンジン本体2等を外側から覆う樹脂製の部材である。この樹脂カバー9は、上側カバー部54と、排気装置カバー部55と、左側カバー部56とを備えている。
図1に示すように、上側カバー部54は、シリンダー12全体、および、キャブレター3の一部をそれぞれ上側から覆っている。上側カバー部54は、シリンダー12の上方に冷却風排気口57を備えている。この冷却風排気口57は、シリンダー12を冷却した冷却風を上方に向かって排気するための貫通孔である。冷却風排気口57は、その貫通孔を仕切る複数の仕切部58を備えている。これら仕切部58は、前後方向に細長く形成されるとともに左右方向に所定間隔をあけて並んで配されている。
図1〜図3、図5、図7に示すように、排気装置カバー部55は、上述した排気装置5の上面側、下面側、背面側、および、左側面側をそれぞれ覆っている。排気装置カバー部55は、その右側縁59が、左右方向におけるリコイルスターター8の中心(すなわち軸線O)よりも僅かに燃料タンク6側に配されている。さらに排気装置カバー部55の右側縁59は、燃料タンク6の左側縁60との間に所定の隙間S3を形成する位置に配されている。この隙間S3は、冷却ファン40の外気取入口61に通じている。
排気装置カバー部55は、それぞれ排気装置5の熱を外部に逃がすための放熱用開口部62を備えている。排気装置カバー部55は、排気ガスを排出するとともに放熱のための排気用開口部63を更に備えている。排気用開口部63は、放熱用開口部62の右側に配されている。放熱用開口部62と排気用開口部63とは、それぞれ排気装置カバー部55の上面側、下面側、および、背面側に渡って形成されている。放熱用開口部62および排気用開口部63は、それぞれ前後仕切部64と左右仕切部65とによって格子状に形成されている。
左側カバー部56は、シリンダー12、および、キャブレター3の一部をそれぞれ左側から覆っている。この左側カバー部56には、点火プラグ17(図3参照)を挿通するための貫通孔が形成され、この貫通孔にプラグキャップ66が着脱可能となっている。
ここで、上述したキャブレター3と燃料タンク6との間には、上述した排気装置カバー部55と燃料タンク6との隙間S3よりも大きい隙間S4(図1参照)が形成されている。この隙間S4も冷却ファン40の外気取入口61に通じている。
図8は、防塵カバー10の平面図である。図9は、防塵カバー10の正面図である。図10は、防塵カバー10の背面図である。図11は、防塵カバー10の右側面図である。
防塵カバーは、上述した冷却風排気口と、冷却ファンに通じる各隙間を上方から覆うことで、上下方向への空気の流れを許容しつつ、葉、枝、草などの塵がエンジン冷却系に入り込むことを抑制する。なお、図示都合上、図2、図3、図6においては、防塵カバー10の図示を省略している。
図8〜図11に示すように、防塵カバー10は、空気の通過を許容しつつ塵の通過を規制する複数の孔67を有している。この実施形態における防塵カバー10は、金属メッシュにより形成されている。防塵カバー10の孔67は、上述した冷却風排気口57の仕切られた一つの貫通孔よりも十分に小さく形成されている。
防塵カバー10は、第一固定部68と、排出部カバー部69と、冷却風吸気カバー部70とを備えている。
第一固定部68は、防塵カバー10をリコイルスターター8に固定するための開口部である。第一固定部68は、その内周に、上方に屈曲されて立ち上がる複数のガイド部71を備えている。これらガイド部71は、第一固定部68の内周縁の内、平面視で比較的曲率半径の大きい部分に分割して形成されている。また、第一固定部68には、リコイルスターター8のロープ挿通口51を避けるV字状の凹部72が形成されている。ここで、第一固定部68にガイド部71が形成される場合について説明したが、ガイド部71を省略しても良い。また、ガイド部71が形成される第一固定部68の内周縁の形状は、上記形状に限られない。ガイド部71が形成される第一固定部68の内周縁は、例えば、ストレートに形成してもよい。
排出部カバー部69は、冷却風排気口57への塵の侵入を抑制する。排出部カバー部69は、第一固定部68よりも左側に配され、冷却風排気口57を上方から覆う。
冷却風吸気カバー部70は、上方に向かって開口し冷却ファン40の外気取入口61と通じる隙間S2〜S4を覆う。冷却風吸気カバー部70は、第一カバー部73と、第二カバー部74と、第三カバー部75とを備えている。
第一カバー部73は、第一固定部68よりも右側に配され、リコイルスターター8と燃料タンク6との間の隙間S2を上方から覆う。
第二カバー部74は、第一固定部68よりも後側に配され、樹脂カバー9と燃料タンク6との間の隙間S3を覆う。この第二カバー部74には、排気ガスが排出される領域を避ける第一切欠き部76が形成されている。
図7に示すように、第二カバー部74は、樹脂カバー9の排気装置カバー部55に沿うように屈曲形成されている。つまり、第二カバー部74は、第一固定部68から排気装置5側に延びるとともに、エンジンユニット1の背面側に回り込んで下方に延びている。また第二カバー部74は、排気装置カバー部55の下側面55aの位置まで延びた後、前方側に屈曲されている。
図1に示すように、第二カバー部74の左側縁部77は、上述した樹脂カバー9の右側縁部78を外側から覆うように配置されている。この第二カバー部74は、金属メッシュの弾性により樹脂カバー9を上下両側から挟み込むことで樹脂カバー9に固定される。つまり、上述した隙間S3を覆う第二カバー部74は、樹脂カバー9に固定されるこの発明の第二固定部を兼ねている。
図8〜図11に示すように、第三カバー部75は、第一固定部68よりも前側に配され、燃料タンク6とキャブレター3との間の隙間S4を覆う。この第三カバー部75には、エンジン停止操作部23を避ける第二切欠き部79が形成されている。図1に示すように、第三カバー部75は、前後方向で冷却ファン40の前端部よりも僅かに前方側で下方に向けて屈曲されている。第三カバー部75は、キャブレター3と燃料タンク6との隙間S4と同等の幅寸法で形成されている。また第三カバー部は、上下方向における冷却ファン40の位置まで下方に延びている。
図8に示すように、防塵カバー10には、その縁部80の適所に、金属メッシュが折り返されたヘミング部81が形成されている。これらヘミング部81によって、防塵カバー10の縁部80を丸く形成することができる。そのため、防塵カバー10の引っ掛かりを抑制できるとともに意匠性を向上できる。
したがって、上述した実施形態の防塵カバー10によれば、第一固定部68をリコイルスターター8に挿通することで、防塵カバー10をリコイルスターター8に対して固定することができる。さらに、第二カバー部74によってエンジンユニット1を挟み込んで、第二カバー部74をエンジンユニット1に固定することができる。その結果、エンジンユニット1に対して防塵カバー10を容易に装着することができる。また、第一固定部68と第二カバー部74とにより固定されるため、仮に何れかの固定が解除されたとしても、エンジンユニット1を用いた作業中に防塵カバー10が脱落することを抑制でき、信頼性を向上できる。さらに、排出部カバー部69により冷却風排気口57から塵が侵入することを抑制できるため、エンジン本体2に冷却不良が生じることを抑制できる。
また、防塵カバー10が冷却風吸気カバー部70を備えることで、冷却ファン40と連通する隙間から塵が侵入して、冷却ファン40による吸気が阻害されることを抑制できる。その結果、エンジン本体2における冷却不良の発生をより一層抑制することができる。
さらに、燃料タンク6がクランクシャフト13を挟んでシリンダー12とは反対側に配され、排気装置5がクランクシャフト13と直交するシリンダー12の一方側に配され、キャブレター3が排気装置5とは反対側のシリンダー12の他方側に配される場合に、リコイルスターター8と燃料タンク6との間の隙間S2、燃料タンク6とキャブレター3との間の隙間S4、および、燃料タンク6と排気装置5との間の隙間S3を、第一カバー部73、第二カバー部74、及び、第三カバー部75によって覆うことができる。その結果、上方を向いて開口する各隙間S2〜S4から冷却ファン40の吸気を阻害する塵が侵入することを抑制できる。
また、第一固定部68にガイド部71を設けることで、第一固定部68における防塵カバー10のエッジの向きと、リコイルスターター8の挿入方向とを一致させることができる。そのため、防塵カバー10のエッジがリコイルスターター8の表面に引っ掛かり、リコイルスターター8が傷付くことを抑制できる。また、リコイルスターター8を防塵カバー10の第一固定部68に円滑に挿入することができる。
また、第二切欠き部79によってエンジン停止操作部23が上方に露出しているため、防塵カバー10を外さずにエンジン停止操作部23を操作することができる。また、チョークレバー22およびポンプ操作部Pが防塵カバー10によって覆われていないため、防塵カバー10を外さずにチョークレバー22およびポンプ操作部Pを操作することができる。その結果、操作性が低下してしまうことを抑制できる。
さらに、リコイルスターター8と冷却風排気口57とが同一方向を向くエンジンユニット1において、冷却ファン40の配置を変更するなどの設計変更することなくバーチカル方向にクランクシャフト13が延びる場合に冷却系への塵の侵入を抑制できる。その結果、ホリゾンタル方向にクランクシャフト13が延びる既存の縦置きのエンジンユニット1を、バーチカル方向にクランクシャフト13が延びる横置きの状態で使用できる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態においては、エンジンユニット1が適用される作業機として茶刈機を一例に説明したが、バーチカル方向の出力軸を有していれば他の作業機であっても良い。また、上述した防塵カバー10を金属メッシュで形成する場合について説明したが、メッシュに限られない。例えば、複数の貫通孔を有したパンチングメタルであってもよい。さらに、防塵カバー10の材質は、弾性に富んでいる材質であれば金属に限られない。例えば、樹脂製の防塵カバー10であっても良い。
さらに、上述した実施形態においては、防塵カバー10が、排出部カバー部69と、冷却風吸気カバー部70とを備える場合について説明した。しかし、防塵カバー10は、排出部カバー部69と、冷却風吸気カバー部70とのうち、少なくとも一方を備えていればよい。さらに、冷却風吸気カバー部70が第一カバー部73と、第二カバー部74と、第三カバー部75とを備える場合について説明した。しかし、冷却風吸気カバー部70は、第一カバー部73と、第二カバー部74と、第三カバー部75とのうち、少なくとも一つを備えていればよい。
また、上述した実施形態におけるエンジンユニット1においては、冷却風排気部である冷却風排気口57と、冷却風吸気部である隙間S2〜S4との両方を、エンジンユニット1の上側に配する場合について説明した。しかし、エンジンユニット1は、冷却風排気部と、冷却風吸気部との少なくとも一方を備えていればよい。
また、上述した実施形態においては、2ストローク単気筒エンジンを備えるエンジンユニット1を一例に説明したが、これに限られるものではない。冷却ファンを用いた冷却を行うエンジンを備えるエンジンユニット1であれば良く、例えば、4ストロークエンジンであっても良い。
1 エンジンユニット
2 エンジン本体
3 キャブレター
4 エアクリーナー
5 排気装置
6 燃料タンク
7 ファンケース
8 リコイルスターター(始動装置)
9 樹脂カバー
10 防塵カバー(カバー本体)
11 クランクケース
12 シリンダー
13 クランクシャフト
14 ピストン
15 コンロッド
16 端部
17 点火プラグ
18 フィン
19 前側部
20 リードバルブ
21 燃焼室
22 チョークレバー
23 エンジン停止操作部
24 前側部
25 吸気フィルター
26 右側の端部
27 内側ケース
28 外側ケース
29 背面
30 排気口部
31 開口部
32 燃料チューブ
32a オーバーフローチューブ
33 凹部
34 前側面
35 キャップ
36 燃料供給部
37 シール部材
38 ストレーナ
39 クラッチユニット
40 冷却ファン
41 冷却風通路
42 クラッチシュー及びライニング
43 弾性体
44 リール
45 レバー
46 ハウジング
47 ハンドル
48 ロープ
S スプリング
49 プーリー
50 リコイル爪
51 ロープ挿通口
52 ハウジング支持部
53 フランジ部
54 上側カバー部
55 排気装置カバー部
55a 下側面
56 左側カバー部
57 冷却風排気口(冷却風排出部)
58 仕切部
59 右側縁
60 左側縁
61 外気取入口
62 放熱用開口部
63 排気用開口部
64 前後仕切部
65 左右仕切部
66 プラグキャップ
67 孔
68 第一固定部
69 排出部カバー部
70 冷却風吸気カバー部
71 ガイド部
72 凹部
73 第一カバー部
74 第二カバー部(第二固定部)
75 第三カバー部
76 第一切欠き部
77 左側縁部
78 右側縁部
79 第二切欠き部
80 縁部
81 ヘミング部
F フライホイール
P ポンプ操作部
S スプリング
S1 隙間
S2 隙間
S3 隙間
S4 隙間

Claims (5)

  1. 冷却風を排出する冷却風排出部と、冷却用の空気を吸気する冷却風吸気部との少なくとも一方、および、始動装置であるリコイルスターターをそれぞれ上側に配したエンジンユニットの防塵カバーであって、
    空気の通過を許容しつつ塵の通過を規制する複数の孔を有したカバー本体を備え、
    該カバー本体は、
    前記リコイルスターターが挿通される開口部を有し、該開口部に前記リコイルスターターが挿通されることで前記リコイルスターターに固定される第一固定部と、
    前記第一固定部から、前記エンジンユニットの側部および前記エンジンユニットの下側に回り込んで、前記エンジンユニットを上下から挟み込むことで、前記エンジンユニットに固定される第二固定部と、
    前記冷却風排出部と、前記冷却風吸気部との少なくとも一方を上側から覆うカバー部と、
    を備えることを特徴とする防塵カバー。
  2. 前記エンジンユニットを挟んで前記リコイルスターターとは反対側に、冷却風を送風する冷却ファンを備え、
    前記カバー部は、
    前記冷却風排出部を上側から覆う排出部カバー部と、
    前記冷却ファンと連通されて上方に向かって開口する前記冷却風吸気部としての隙間を覆う冷却風吸気カバー部と、を備える請求項1に記載の防塵カバー。
  3. 前記エンジンユニットは、
    クランク軸を挟んでシリンダーとは反対側に配される燃料タンクと、
    前記クランク軸と直交する前記シリンダーの一方側に配される排気装置と、
    該排気装置とは反対側の前記シリンダーの他方側に配される気化器と、を備え、
    前記冷却風吸気カバー部は、
    前記リコイルスターターと前記燃料タンクとの間の隙間を覆う第一カバー部と、
    前記燃料タンクと前記気化器との間の隙間を覆う第二カバー部と、
    前記燃料タンクと前記排気装置との間の隙間を覆う第三カバー部と、
    の少なくとも一つを備える請求項2に記載の防塵カバー。
  4. 前記第一固定部は、
    前記開口部の内周縁からクランク軸の軸線方向の外側へ延びるガイド部を備える請求項1から請求項3の何れか一項に記載の防塵カバー。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の防塵カバーを備えることを特徴とするエンジンユニット。
JP2013242071A 2013-11-22 2013-11-22 防塵カバー、エンジンユニット Active JP6296438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242071A JP6296438B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 防塵カバー、エンジンユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242071A JP6296438B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 防塵カバー、エンジンユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015101993A true JP2015101993A (ja) 2015-06-04
JP6296438B2 JP6296438B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=53377912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013242071A Active JP6296438B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 防塵カバー、エンジンユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6296438B2 (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119137U (ja) * 1974-07-29 1976-02-12
JPS5825631U (ja) * 1981-08-14 1983-02-18 小松ゼノア株式会社 携帯用エンジン
JPS59181270U (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 石川島芝浦機械株式会社 空冷エンジンのリコイルスタ−タ取付装置
JPS60139041U (ja) * 1984-02-27 1985-09-13 川崎重工業株式会社 小型空冷エンジン
JPH0227116A (ja) * 1988-07-15 1990-01-29 Kubota Ltd エンジンの液冷式冷却装置
JPH0658122U (ja) * 1993-01-07 1994-08-12 三菱重工業株式会社 2サイクルエンジンの排風バリア付シリンダ
JPH07293246A (ja) * 1994-04-28 1995-11-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空冷エンジンの防塵カバー
JPH08210134A (ja) * 1995-01-31 1996-08-20 Fuji Robin Ind Ltd 小形エンジンの空冷装責
JP2001241019A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Komatsu Zenoah Co 背負い式エンジンブロワの防塵装置
JP2001309710A (ja) * 2000-04-28 2001-11-06 Kioritz Corp 携帯型畔用草刈機
JP2005090435A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd エンジンの冷却構造
JP2012062840A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Honda Motor Co Ltd 汎用液冷エンジンのカバー構造体

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119137U (ja) * 1974-07-29 1976-02-12
JPS5825631U (ja) * 1981-08-14 1983-02-18 小松ゼノア株式会社 携帯用エンジン
JPS59181270U (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 石川島芝浦機械株式会社 空冷エンジンのリコイルスタ−タ取付装置
JPS60139041U (ja) * 1984-02-27 1985-09-13 川崎重工業株式会社 小型空冷エンジン
JPH0227116A (ja) * 1988-07-15 1990-01-29 Kubota Ltd エンジンの液冷式冷却装置
JPH0658122U (ja) * 1993-01-07 1994-08-12 三菱重工業株式会社 2サイクルエンジンの排風バリア付シリンダ
JPH07293246A (ja) * 1994-04-28 1995-11-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空冷エンジンの防塵カバー
JPH08210134A (ja) * 1995-01-31 1996-08-20 Fuji Robin Ind Ltd 小形エンジンの空冷装責
JP2001241019A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Komatsu Zenoah Co 背負い式エンジンブロワの防塵装置
JP2001309710A (ja) * 2000-04-28 2001-11-06 Kioritz Corp 携帯型畔用草刈機
JP2005090435A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd エンジンの冷却構造
JP2012062840A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Honda Motor Co Ltd 汎用液冷エンジンのカバー構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6296438B2 (ja) 2018-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2675132C2 (ru) Рабочий инструмент, направляемый вручную
US8424498B2 (en) Engine blower scroll
JP6232984B2 (ja) 空冷エンジンおよびエンジン作業機
US11085394B2 (en) Engine
BRPI0611991A2 (pt) motor de finalidade geral
JP2009299606A (ja) エンジン工具
JP2013147962A (ja) エンジン及びエンジン作業機
US20100186688A1 (en) Engine blower
JP5019263B2 (ja) 作業機
JP6296438B2 (ja) 防塵カバー、エンジンユニット
US8733301B2 (en) Cover structure of general-purpose liquid-cooled engine
JP6401651B2 (ja) 動力作業機
CN111148891B (zh) 通用发动机
JP4336624B2 (ja) 小型エンジン
US20090235538A1 (en) Portable Work Machine
JP5825951B2 (ja) 携帯型作業機用エンジン
JP3660926B2 (ja) 小型エンジン
JP6572678B2 (ja) エンジン及びエンジン作業機
JP5263709B2 (ja) 2サイクルエンジン
WO2019187117A1 (ja) エンジン
JP2013021979A (ja) 刈払機
CN111075549B (zh) 通用发动机
JP2022143408A (ja) 内燃機関
JP6193713B2 (ja) 空冷エンジン
US20210017896A1 (en) General-purpose engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180116

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180125

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6296438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150