JP2015101293A - 車両用空調装置 - Google Patents

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渡辺 康人
Yasuto Watanabe
康人 渡辺
誠治 吉田
Seiji Yoshida
誠治 吉田
佐久間 長治
Nagaharu Sakuma
長治 佐久間
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Abstract

【課題】霜又は曇りの除去機能が高い車両用空調装置を提供すること。【解決手段】車両用空調装置20は、ペルチェ素子31と、このペルチェ素子31の放熱面31aに接続されている第1の伝熱部材32と、ペルチェ素子31の吸熱面31bに接続されている第2の伝熱部材33とが、第1のダクト23内に収納され、この第1のダクト23が車内へのフロントガラス側吹き出し口24bに連通している。第1のダクト23から分岐するように延びる第2のダクト26を有し、この第2のダクト26は、第1のダクト23の第2の伝熱部材33の下流側から、車外に連通している空気排出口11bまで延びている。第1のダクト23と第2のダクト26の分岐点P1の近傍には、第2の伝熱部材33を通過した空気を、フロントガラス側吹き出し口24b又は空気排出口11bのうち、任意の出口に流すための切替弁27が取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、ペルチェ素子がダクト内に収納されている車両用空調装置に関する。
車両に搭載される空調装置として、ダクト内にペルチェ素子が収納されているものが知られている。このような車両用空調装置に関する従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるような、車両用空調装置のダクトには、ペルチェ素子と、送風ファンとが収納されている。ペルチェ素子の両面には、それぞれ伝熱部材としてのフィンが取り付けられている。ダクトの先端は、車内への吹き出し口に接続されている。
車両用空調装置をオンにすることにより、ペルチェ素子及び送風ファンが作動する。送風ファンが作動すると、ダクト内に空気が流れる。ダクト内を流れる空気は、ペルチェ素子の熱を受けているフィンに接触し、ここで熱交換が行われる。フィンを通過した空気は、吹き出し口から車内に吹き出される。
吹き出し口から吹き出される空気によって、フロントガラスに付着している霜や曇りを除去することがある。霜の除去は、高温の空気をフロントガラスに当てることにより行う。また、曇りの除去は、乾燥した空気をフロントガラスに当てることにより行う。即ち、より高温の空気やより乾燥した空気を当てることができれば、より速くフロントガラスの視界を確保することができる。即ち、霜や曇りの除去機能が高まる。
特開平9−254630号公報
本発明は、霜の除去機能又は曇りの除去機能が高い車両用空調装置の提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、ペルチェ素子と、このペルチェ素子の一方の面に接続されている第1の伝熱部材と、前記ペルチェ素子の他方の面に接続されている第2の伝熱部材とが、第1のダクト内に収納され、この第1のダクトが車内への吹き出し口に連通している車両用空調装置において、
前記第1のダクトから分岐するように延びる第2のダクトを有し、
この第2のダクトは、前記第1のダクト内を流れる空気の流れ方向を基準として、前記第1のダクトの前記第2の伝熱部材の下流側から、車外に連通している空気排出口まで延び、
前記第1のダクトと前記第2のダクトの分岐点の近傍には、前記第2の伝熱部材を通過した空気を、前記吹き出し口又は前記空気排出口のうち、任意の出口に流すための切替弁が取り付けられていることを特徴とする車両用空調装置が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記空気排出口は、車体の側部又は底部に形成されている。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記第1のダクトは、前記吹き出し口に向かって略鉛直線状に形成されている。
請求項4に記載のごとく、好ましくは、前記ペルチェ素子は、極性が切り替え可能な構成とされ、
前記第1のダクトの前記第1の伝熱部材の下流側から、車室に連通している車室側吹き出し口まで延びている第3のダクトを有し、
前記第1のダクトと前記第3のダクトの分岐点の近傍には、前記第1の伝熱部材を通過した空気を、前記吹き出し口又は前記車室側吹き出し口のうち、任意の出口に流すための第2の切替弁が取り付けられている。
請求項1に係る発明では、ペルチェ素子の他方の面には第2の伝熱部材が接続され、この第2の伝熱部材の下流側から空気排出口まで第2のダクトが延び、第1のダクトと第2のダクトの分岐点の近傍には切替弁が取り付けられている。
例えば、フロントガラスの霜を除去する場合には、一方の面を放熱面とし、他方の面を吸熱面とする。即ち、一方の面を温側にし、他方の面を冷側にする。第2の伝熱部材を通過し冷却された空気は、切替弁によって空気排出口側にガイドされる。このため、第1の伝熱部材を通過し、加熱された空気のみが吹き出し口へ送られる。即ち、冷却された空気を直接的に車外へ排出することにより、冷却された空気が加熱された空気に混ざることを確実に防止することができる。これにより、高温の空気を当てることができ、より速くフロントガラスの視界を確保することができる。即ち、霜の除去機能が高まる。
フロントガラスの曇りを除去する場合には、一方の面を吸熱面とし、他方の面を放熱面とする。即ち、一方の面を冷側にし、他方の面を温側にする。第2の伝熱部材を通過し加熱された空気は、切替弁によって空気排出口側にガイドされる。このため、第1の伝熱部材を通過し、冷却された空気のみが吹き出し口へ送られる。空気に含まれる水分は、冷却されることにより水滴となり、空気中から除去される。これにより、空気が除湿される。加熱された空気を直接的に車外へ排出することにより、除湿されていない空気が除湿された空気に混ざることを確実に防止することができる。これにより、除湿された空気を当てることができ、より速くフロントガラスの視界を確保することができる。即ち、曇りの除去機能が高まる。
請求項2に係る発明では、空気排出口は、車体の側部又は底部に形成されている。車両が走行することにより、車体の周縁には、走行風が発生する。走行風は、車体の側部又は底部において前から後ろに向かって流れる。車体の側部又は底部に空気排出口が形成されていることにより、走行風によって第2ダクト内の空気を円滑に排出することができる。
請求項3に係る発明では、第1のダクトは、吹き出し口に向かって略鉛直線状に形成されている。このことにより、空気が冷却され生じた水滴を下方に容易に排出することができる。確実に水滴を排出することにより、より乾燥した空気を車内吹き出し口から吹き出すことができる。
請求項4に係る発明では、第3のダクトを有すると共に、第1の伝熱部材を通過した空気を、車室側吹き出し口又は空気排出口のうち、任意の出口に流すための第2の切替弁が取り付けられている。これにより、第1の伝熱部材を通過した空気を車室に向かって吹き出すことができる。
また、ペルチェ素子は、極性が切り替え可能な構成とされている。このため、第1の伝熱部材を放熱側又は吸熱側の任意の部材として用いることができる。即ち、第1の伝熱部材を通過した空気は、任意に加熱し又は冷却することができる。
以上を纏めると、第1の伝熱部材を通過した空気は、フロントガラス又は車室の任意の一方に吹き出すことができ、吹き出される空気は、温側又は冷側の任意の一方を選択することができる。これにより、デフロスタモード・デミスタモードの他に、暖房モード・冷房モードも選択することができる。簡便な構成により、霜や曇りの除去の他に、暖房や冷房の機能を得ることができる。
本発明の実施例1による車両用空調装置が搭載されている車両の模式図である。 図1の2−2線断面図である。 図1に示された車両用空調装置のデミスタモードを説明する図である。 本発明の実施例2による車両用空調装置が搭載されている車両の模式図である。 本発明の実施例3による車両用空調装置が搭載されている車両の模式図である。 図5に示された車両用空調装置のデミスタモードを説明する図である。 図5に示された車両用空調装置の暖房モードを説明する図である。 図5に示された車両用空調装置の冷房モードを説明する図である。 本発明の実施例4による車両用空調装置が搭載されている車両の模式図である。 図9に示された車両用空調装置のデミスタモードを説明する図である。 図9に示された車両用空調装置の暖房モードを説明する図である。 図9に示された車両用空調装置の冷房モードを説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Lは乗員から見て左、Rは乗員から見て右、Upは上、Dwは下を示している。
実施例1による車両用空調装置の構造について、図1乃至図3に基づき説明する。
図1には、本発明の車両用空調装置20が搭載されている車両10が示されている。車両10は、小型電気自動車である。車両10の骨格をなす車体11は、床パネル12と、この床パネル12の(車体の)前端から立ち上げられている車体前端部13と、この車体前端部13の上端から後方且つ上方に向かって延びるフロントガラス14と、このフロントガラス14の上端から後方に延びるルーフパネル15と、床パネル12から立ち上げられ車室Viの前端を仕切るダッシュボード16とからなる。
本発明の車両用空調装置20は、ダッシュボード16の前方に形成されている部屋部Roに収納されている。車両用空調装置20は、フロントガラス14に向かって空気を吹き付け、フロントガラス14に発生した霜や曇りを除去する機能を有する。
図2も参照して、車両用空調装置20は、車体前端部13に形成されている空気の導入口13aから後方に延びる空気導入管21と、この空気導入管21に繋がれ導入された空気を上方に向かって流す送風ファン22と、この送風ファン22の上部から上方に向かって略鉛直線状に延びる第1のダクト23と、この第1のダクト23の上部に繋がれ上端にフロントガラス側吹き出し口24bが形成されている吹き出し部材24と、第1のダクト23内に収納されているペルチェ素子31と、このペルチェ素子31の放熱面31a(一方の面31a)に接続されている第1の伝熱部材32と、ペルチェ素子31の吸熱面31b(他方の面31b)に接続されている第2の伝熱部材33と、第2の伝熱部材33の下流側において第1のダクト23から分岐している第2のダクト26と、これらの第1のダクト23及び第2のダクト26の分岐点P1の近傍に取り付けられている切替弁27(第1の切替弁27)とからなる。放熱面31aは、高温であり、吸熱面31bは、低温である。
図1に戻り、第2のダクト26は、第1のダクト23の前面に接続されている。第1のダクト23から分岐している第2のダクト26は、車体11の側部に向かって延びている。車体11の側部には、車外に連通している空気排出口11bが形成されている。即ち、第2のダクト26は、第1のダクト23の第2の伝熱部材33の下流側の部位から、空気排出口11bまでを接続している。
切替弁27は、第2の伝熱部材33を通過した空気を、フロントガラス側吹き出し口24b(吹き出し口24b)又は空気排出口11bのうち、任意の出口に流すための部材である。切替弁27は、第1のダクト23によって回転軸27aが回転可能に支持されている。
図1に示される状態において、車両用空調装置20は、デフロスタモードとされている。デフロスタモードとは、フロントガラス14に発生している霜を除去するためのモードである。デフロスタモードにおいて、切替弁27は、第2の伝熱部材33によって冷却された空気を空気排出口11bへ導くよう、第1のダクト23のうち第2の伝熱部材33側の流路を閉じている。
この場合において、送風ファン22を作動させると、導入口13aから空気が導入される。導入口13aから導入された空気は、空気導入管21の内部を後方に向かって流れる。空気導入管21から導入された空気は、送風ファン22によって、上方に向かって送られる。
第1のダクト23内において、空気の一部は、第1の伝熱部材32を通過し、残部は、第2の伝熱部材33を通過する。第1の伝熱部材32を通過することによって加熱された空気は、第1のダクト23、吹き出し部材24を通過し、フロントガラス側吹き出し口24bからフロントガラス14に向かって吹き付けられる。加熱された空気をフロントガラス14に吹き付けることにより、フロントガラス14の表面に発生している霜を溶かし、除去する。
一方、第2の伝熱部材33を通過し、冷却された空気は、切替弁27によって第2のダクト26に向かって導かれる。冷却された空気は、第2のダクト26を通過し、空気排出口11bから車外へ排出される。
冷却された空気を直接的に車外へ排出することにより、冷却された空気が加熱された空気に混ざることを確実に防止することができる。これにより、高温の空気をフロントガラス14に当てることができ、より速くフロントガラス14の視界を確保することができる。即ち、霜の除去機能が高まる。
加えて、空気排出口11bは、車体11の側部に形成されている。車両が走行することにより、車体11の周縁には、走行風が発生する。走行風は、車体11の側部において前から後ろに向かって流れる。車体11の側部に空気排出口11bが形成されていることにより、走行風によって第2のダクト26内の空気を円滑に排出することができる。
なお、一方の面31aを吸熱面とし、他方の面31bを放熱面とすることもできる。この場合には、以下の効果を得ることができる。即ち、一方の面31aを冷側にし、他方の面31bを温側にする。第2の伝熱部材33を通過し加熱された空気は、切替弁27によって空気排出口11b側にガイドされる。このため、第1の伝熱部材32を通過し、冷却された空気のみが吹き出し口24bへ送られる。空気に含まれる水分は、冷却されることにより水滴となり、空気中から除去される。これにより、空気が除湿される。加熱された空気を直接的に車外へ排出することにより、除湿されていない空気が除湿された空気に混ざることを確実に防止することができる。これにより、除湿された空気をフロントガラス14へ当てることができ、より速くフロントガラス14の視界を確保することができる。即ち、曇りの除去機能が高まる。
さらに、空気排出口11bは、車体の底部に形成することもできる。車両が走行することにより、車体11の周縁には、走行風が発生する。走行風は、車体11の底部において前から後ろに向かって流れる。車体11の底部に空気排出口が形成されていることにより、走行風によって第2のダクト26内の空気を円滑に排出することができる。
本発明による、車両用空調装置20は、デフロスタモードの他に、デミスタモードを有している。デミスタモードとは、フロントガラス14の表面に発生している、湿気による曇りを除去するモードである。以下、図3に基づき説明する。
図3に示されるように、デミスタモードの場合には、切替弁27は、第2のダクト26の入り口を閉じている。
この場合において、送風ファン22を作動させると、導入口13aから空気が導入される。導入口13aから導入された空気は、空気導入管21の内部を後方に向かって流れる。空気導入管21から導入された空気は、送風ファン22によって、上方に向かって送られる。
第1のダクト23内において、空気の一部は、第1の伝熱部材32を通過し、残部は、第2の伝熱部材33を通過する。第1の伝熱部材32を通過した空気は、加熱される。一方、第2の伝熱部材33を通過した空気は、冷却される。これにより、空気に含有される水分は、水滴となる。空気に含有される水分が除去され、空気が乾燥する。
第1の伝熱部材32及び第2の伝熱部材33の下流側において、同じ流路を通過することにより、加熱された空気と、冷却・除湿された空気とが混合される。これにより、各伝熱部材32,33を通過する前に比べて、同等の温度の除湿された空気となる。除湿された空気は、フロントガラス側吹き出し口24bからフロントガラス14に吹き付けられる。除湿された空気をフロントガラス14に吹き付けることにより、フロントガラス14に発生している曇りを除去する。本発明によれば、曇りの除去機能を確保しつつ、霜の除去機能を高めることができる。
加えて、第1のダクト23は、フロントガラス側吹き出し口24bに向かって略鉛直線状に形成されている。このことにより、空気が冷却され生じた水滴を下方に容易に排出することができる。確実に水滴を排出することにより、より乾燥した空気をフロントガラス側吹き出し口24bから吹き出すことができる。
第1のダクト23の上流側端部23aが接続されている送風ファン22の出口22bから、第1のダクト23の下流側端部が接続されているフロントガラス側吹き出し口24bまでは、略鉛直線状に形成されている。これにより、送風ファン22から排出された空気は、下から上に向かって第1のダクト23及び吹き出し部材24の内部を直線的に流れる。このことにより、第1のダクト23内の全体に亘って空気を円滑に流すことができる。即ち、さらに、空気を円滑に流すことができる。
加えて、空気を導入するための導入口13aが車体前端部13に形成されている。このため、導入口13aから走行風を取り入れることができる。走行風を取り入れることにより、出力の小さい送風ファン22であっても、十分な流量の空気を供給することができる。このため、送風ファン22を小型化でき、車両用空調装置20全体としても小型化することができる。
さらに、導入口13aから導入された空気は、空気導入管21を介して略直線状に送風ファン22に供給される。導入口13aから送風ファン22の空気導入口13aまでが略直線状に配置されていることにより、さらに円滑に空気を送ることができる。
なお、デフロスタモードとデミスタモードとの切り替えは、車室Vi内に設けられた操作部を乗員が操作することにより、行うことができる。また、操作部によって、車両用空調装置20の電源をオフとすることもできる。操作部の機構や切替弁をスイングさせる機構は、周知の機械的、電気的機構を採用することができる。
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。図4には、実施例2の車両用空調装置が搭載されている車両が模式的に示されている。図4は、上記図1に対応させて表している。
図4に示されるように、車両用空調装置20Aは、第1のダクト23内を流れる空気の流れ方向を基準として、第1のダクト23の第1の伝熱部材32の下流側から、車室Viに連通している車室側吹き出し口16a(第1の車室側吹き出し口16a)まで延びている第3のダクト41を有している。車室側吹き出し口16aは、ダッシュボード16に形成されている開口である。
さらに、第1のダクト23と第3のダクト41の分岐点P2(第2の分岐点P2)の近傍には、第1の伝熱部材32を通過した空気を、フロントガラス側吹き出し口24b又は車室側吹き出し口16aのうち、任意の出口に流すための第2の切替弁42が取り付けられている
加えて、ペルチェ素子31Aは、極性が切り替え可能な構成とされている。任意に放熱側と吸熱側を切り替えることができる。即ち、ある一時点において、一方の面31aを放熱側、他方の面31bを吸熱側にすることができる。また、異なる一時点において、一方の面31aを吸熱側、他方の面31bを放熱側にすることができる。切り替えは、周知の技術を採用することができる。即ち、車室内に切り替えボタンを取り付けることや、乗員が各モードを選択した際に、制御部を介して電気的に切り替えることができる。
第3のダクト41を有すると共に、第1の伝熱部材32を通過した空気を、フロントガラス側吹き出し口24b又は車室側吹き出し口16aのうち、任意の出口に流すための第2の切替弁42が取り付けられている。これにより、第1の伝熱部材32を通過した空気を車室Viに向かって吹き出すことができる。
また、ペルチェ素子31Aは、極性が切り替え可能な構成とされている。このため、第1の伝熱部材32を放熱側又は吸熱側の任意の部材として用いることができる。即ち、第1の伝熱部材32を通過した空気は、加熱され又は冷却される。
以上を纏めると、第1の伝熱部材32を通過した空気は、フロントガラス14又は車室Viの任意の一方に吹き出すことができ、吹き出される空気は、温側又は冷側の任意の一方を選択することができる。これにより、デフロスタモード・デミスタモードの他に、暖房モード・冷房モードも選択することができる。簡便な構成により、霜や曇りの除去の他に、暖房や冷房の機能を得ることができる。
このような車両用空調装置20Aは、デフロスタモード、デミスタモードの他に、暖房モード及び冷房モードを選択することができる。暖房モードとは、加熱された空気を車室Vi内の乗員に向かって送風するモードである。即ち、デフロスタモードに対して、送風される方向が異なる。冷房モードとは、冷却された空気を車室Vi内の乗員に向かって送風するモードである。簡便な構成により、霜や曇りの除去の他に、暖房や冷房の機能を得ることができる。
暖房モード及び冷房モードにおいて、第1の切替弁27及び第2の切替弁42は、吹き出し部材24側の流路を閉じている。これにより、第1の伝熱部材32を通過し加熱又は冷却された空気は、第3のダクト41に導かれ、車室Viに向かって吹き出される。一方、第2の伝熱部材33を通過し冷却又は加熱された空気は、第2のダクト26に導かれ、空気排出口11bから車外へ排出される。
暖房モードにおいては、一方の面31aが放熱面、他方の面31bが吸熱面に設定されている。一方、冷房モードにおいては、一方の面31aが吸熱面、他方の面31bが放熱面に設定されている。
デフロスタモード及びデミスタモードにおいて、第2の切替弁42は、第3のダクト41の入口を閉じている。その他の空気の流れについては、上述したとおりであり、詳細な説明は省略する。
このような車両用空調装置20Aにおいても、本発明所定の効果を得ることができる。加えて、車両用空調装置20Aは、曇り及び霜の除去の他に、車室Vi内を暖め冷却する、暖房及び冷房としても用いることができる。
次に、本発明の実施例3を図面に基づいて説明する。図5には、実施例3の車両用空調装置が搭載されている車両が模式的に示されている。図5は、上記図1及び図4に対応させて表している。
図5に示されるように、車両用空調装置20Bは、第2のダクト26から分岐し、車室Viに連通している第2の車室側吹き出し口16bまで延びている第4のダクト43を有している。第2の車室側吹き出し口16bは、ダッシュボード16に形成されている開口である。
加えて、車両用空調装置20Bは、第3のダクト41から分岐し、第2のダクト26に繋がれ、空気排出口11bに連通している第5のダクト44を有している。
第2のダクト26と第4のダクト43の分岐点P3(第3の分岐点P3)の近傍には、第2の伝熱部材33を通過した空気を、空気排出口11b又は第2の車室側吹き出し口16bのうち、任意の出口に流すための第3の切替弁45が取り付けられている。
第3のダクト41と第5のダクト44の分岐点P4(第4の分岐点P4)の近傍には、第3のダクト41を通過する空気を、第1の車室側吹き出し口16a又は空気排出口11bのうち、任意の出口に流すための第4の切替弁46が取り付けられている。
図5に示される、デフロスタモードにおいては、第1の切替弁27は、第2の伝熱部材33の下流側において吹き出し部材24側の流路を閉じ、第2の切替弁42は、第3のダクト41の入口を閉じ、第3の切替弁45は、第4のダクト43の入口を閉じ、第4の切替弁46は、第5のダクト44の入口を閉じている。
これにより、冷却された空気を車外へ排出すると共に、加熱された空気をフロントガラス14に向かって吹き付けることができる。第5のダクト44の入口が第4の切替弁46によって閉じられているため、第2のダクト26を通過する空気が第5のダクト44を逆流することはない。
図6に示される、デミスタモードにおいては、第1の切替弁27は、第2のダクト26の入口を閉じ、第2の切替弁42は、第3のダクト41の入口を閉じている。第3の切替弁45及び第4の切替弁46は、どちらの流路を閉じていてもよい。即ち、第1の切替弁27が第2のダクト26の入口を閉じ、第2の切替弁42が第3のダクト41の入口を閉じていることによって、空気は、第1のダクト23内のみを流れることになる。フロントガラス14には、除湿された空気が吹き付けられる。
仮に、デフロスタモード(図5)からデミスタモード(図6)に切り替えた場合には、第3の切替弁45及び第4の切替弁46は、デフロスタモードの状態のまま移動しない。このため、第4のダクト43の入口を閉じ、第4の切替弁46は、第5のダクト44の入口を閉じている。
図7に示される、暖房モードにおいては、第1の切替弁27は、第2の伝熱部材33の下流側において吹き出し部材24側の流路を閉じ、第2の切替弁42は、吹き出し部材24側の流路を閉じ、第3の切替弁45は、第4のダクト43の入口を閉じ、第4の切替弁46は、第5のダクト44の入口を閉じている。
図8に示される、冷房モードにおいては、第1の切替弁27は、第2の伝熱部材33の下流側において吹き出し部材24側の流路を閉じ、第2の切替弁42は、吹き出し部材24側の流路を閉じている。第3の切替弁45は、第4のダクト43の入口を開放していると共に、第5のダクト44と空気排出口11bとを連通させている。第4の切替弁46は、第1の車室側吹き出し口16a側の流路を閉じている。
送風ファン22から第1のダクト23に送られた空気の一部は、第1の伝熱部材32を通過して加熱される。加熱された空気は、第2の切替弁42によって第3のダクト41に導かれ、第4の切替弁46によって、第5のダクト44に導かれる。第5のダクト44に導かれた空気は、第3の切替弁45によって、空気排出口11bに向かって導かれ、空気排出口11bから車外へ排出される。即ち、加熱された空気を直接的に車外へ排出する。
送風ファン22から第1のダクト23に送られた空気の残部は、第2の伝熱部材33を通過して冷却される。冷却された空気は、第1の切替弁27によって第2のダクト26に導かれ、第3の切替弁45によって第4のダクト43に導かれる。第4のダクト43を通過した空気は、第2の車室側吹き出し口16bから車室内に吹き出される。即ち、冷却された空気を車室に供給することができる。
このような車両用空調装置20Bにおいても、本発明所定の効果を得ることができる。加えて、車両用空調装置20Bは、曇り及び霜の除去の他に、車室Vi内を暖める暖房、車室Vi内を冷却する冷房としても用いることができる。
次に、本発明の実施例4を図面に基づいて説明する。図9には、実施例4の車両用空調装置が搭載されている車両が模式的に示されている。図9は、上記図1、図4及び図5に対応させて表している。
図9に示されるように、車両用空調装置20Cの空気導入管21Cは、一部が車室Vi内に延び、下流側において2つに分岐している。
車外に連通し車室Viまで延びる1つの上流側導入部51から、2つの導入部52,54に分岐している。2つに分岐した空気導入管21Cの一方である、第1導入部52は、第1の伝熱部材32の上流に配置されている第1の送風ファン53に接続されている。2つに分岐した空気導入管21Cの他方である、第2導入部54は、第2の伝熱部材33の上流に配置されている第2の送風ファン55に接続されている。
第1導入部52の上流端には、車室Viに連通する第1の車室側導入口52aが形成されている。第2導入部54の上流端には、車室Viに連通する第2の車室側導入口54aが形成されている。
第1の車室側導入口52aの近傍には、第1の送風ファン53に対して、車外からの空気を供給するか、車室Vi内の空気を供給するかを切り替える第1の導入部切替弁56が取り付けられている。
第2の車室側導入口54aの近傍には、第2の送風ファン55に対して、車外からの空気を供給するか、車室Vi内の空気を供給するかを切り替える第2の導入部切替弁57が取り付けられている。
図9に示されるデフロスタモードにおいて、第1の導入部切替弁56は、車外からの流路を閉じ、第1の車室側導入口52aを開放している。これにより、暖められた空気を循環させることができる。即ち、第1の伝熱部材32によって暖められた空気は、フロントガラス14に吹き付けられ、フロントガラス14に発生している霜を除去する。フロントガラス14に吹き付けられた空気は、車室Viを循環し、第1の車室側導入口52aから再び第1の伝熱部材32に導かれ、加熱される。このように、循環させることにより、より迅速にフロントガラス14に発生している霜を除去することができる。
一方、第2の導入部切替弁57は、第2の車室側導入口54aを閉じている。これにより、車外からの空気が第2の送風ファン55によって取り込まれる。第2の伝熱部材33によって冷却された空気は、空気排出口11bから車外へ排出される。
なお、車室Vi内に湿度センサや温度センサを配置しておき、湿度や温度が所定の値を超えた場合には、第1の導入部切替弁56をスイングさせ、外気を取り入れるように構成することもできる。即ち、デフロスタモードの場合に、第1の導入部切替弁56によって、常に第1の車室側導入口52aを開放しておく必要はない。即ち、各切替弁に対して、独立して作動させることができる。第2の導入部切替弁57も同様である。
図10に示されるデミスタモードにおいて、第1の導入部切替弁56及び第2の導入部切替弁57は、共に、車外からの流路を閉じている。第1の導入部切替弁56は、第1の車室側導入口52aを開放している。第2の導入部切替弁57は、第2の車室側導入口54aを開放している。
これにより、除湿された空気を循環させることができる。フロントガラス14に吹き付けられた除湿された空気は、車室Viを循環し、第1の車室側導入口52aから再び第1の伝熱部材32に導かれ、加熱されると共に、第2の車室側導入口54aから再び第2の伝熱部材33に導かれ、除湿・冷却される。このように、循環させることにより、より迅速にフロントガラス14に発生している曇りを除去することができる。
図11に示される暖房モードにおいて、第1の導入部切替弁56は、車外からの流路を閉じ、第1の車室側導入口52aを開放している。これにより、暖められた空気を循環させることができる。循環させることにより、より迅速に車室Vi内を加熱することができる。
一方、第2の導入部切替弁57は、第2の車室側導入口54aを閉じている。これにより、車外からの空気が第2の送風ファン55によって取り込まれる。第2の伝熱部材33によって冷却された空気は、空気排出口11bから車外へ排出される。
図12に示される冷房モードにおいて、第1の導入部切替弁56は、第1の車室側導入口52aを閉じている。これにより、車外からの空気が第1の送風ファン53によって取り込まれる。第1の伝熱部材32によって加熱された空気は、空気排出口11bから車外へ排出される。
一方、第2の導入部切替弁57は、車外からの流路を閉じ、第2の車室側導入口54aを開放している。これにより、冷却された空気を循環させることができる。循環させることにより、より迅速に車室Vi内を冷却することができる。
尚、本発明による車両用空調装置は、小型の電気自動車を例に説明したが、風防パネル付きの鞍乗型車両であっても適用可能である。さらには、内燃機関を搭載している車両の補助的な車両用空調装置として用いることもできる。即ち、本発明による車両用空調装置は、任意の車両に適用可能であり、これらの形式のものに限られるものではない。
加えて、各実施例の車両用空調装置のペルチェ素子を極性が切り替え可能な構成とする等、各実施例を適宜組み合わせることもできる。即ち、各実施例は、本発明の理解を容易にするために用いたものである。本発明は、作用・効果を奏する限りにおいて、実施例の形式に限られるものではない。
本発明の車両用空調装置は、小型の電気自動車に好適である。
11…車体
11b…空気排出口
16a…第1の車室側吹き出し口(車室側吹き出し口)
20,20A,20B,20C…車両用空調装置
23…第1のダクト
24b…フロントガラス側吹き出し口(吹き出し口)
26…第2のダクト
27…切替弁(第1の切替弁)
31,31A…ペルチェ素子
31a…放熱面(一方の面)
31b…吸熱面(他方の面)
32…第1の伝熱部材
33…第2の伝熱部材
41…第3のダクト
42…第2の切替弁
P1…分岐点(第1のダクトと第2のダクトの分岐点)
P2…第2の分岐点(第1のダクトと第3のダクトの分岐点)

Claims (4)

  1. ペルチェ素子と、このペルチェ素子の一方の面に接続されている第1の伝熱部材と、前記ペルチェ素子の他方の面に接続されている第2の伝熱部材とが、第1のダクト内に収納され、この第1のダクトが車内への吹き出し口に連通している車両用空調装置において、
    前記第1のダクトから分岐するように延びる第2のダクトを有し、
    この第2のダクトは、前記第1のダクト内を流れる空気の流れ方向を基準として、前記第1のダクトの前記第2の伝熱部材の下流側から、車外に連通している空気排出口まで延び、
    前記第1のダクトと前記第2のダクトの分岐点の近傍には、前記第2の伝熱部材を通過した空気を、前記吹き出し口又は前記空気排出口のうち、任意の出口に流すための切替弁が取り付けられていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記空気排出口は、車体の側部又は底部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 前記第1のダクトは、前記吹き出し口に向かって略鉛直線状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用空調装置。
  4. 前記ペルチェ素子は、極性が切り替え可能な構成とされ、
    前記第1のダクトの前記第1の伝熱部材の下流側から、車室に連通している車室側吹き出し口まで延びている第3のダクトを有し、
    前記第1のダクトと前記第3のダクトの分岐点の近傍には、前記第1の伝熱部材を通過した空気を、前記吹き出し口又は前記車室側吹き出し口のうち、任意の出口に流すための第2の切替弁が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の車両用空調装置。
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