JP2015101253A - 操作装置 - Google Patents

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太 濱田
Futoshi Hamada
太 濱田
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Abstract

【課題】省スペース化が図れる操作装置を提供する。【解決手段】操作装置100は、操作ノブ1と、被制御部材と連結される制御部材2と、操作ノブ1及び制御部材2が取り付けられており、操作ノブ1の操作を制御部材2へ伝えるように操作ノブ1の操作により駆動される伝達部材4と、伝達部材4が巻き回されたプーリー部材3と、を備え、プーリー部材3は、使用状態において操作者に対面する前面において、操作ノブ1の操作位置を表示する表示部5を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のエアコンやオーディオ等の各種機器の操作に用いられる操作装置に関するものである。
従来、車両のエアコン装置の操作を行う操作装置には、例えば、ダイヤル回転タイプや、レバースライドタイプや、プッシュスイッチタイプなどが用いられている。また、操作装置において、駆動を伝達する機構には、操作者に操作される操作部が接続され、ワイヤ等の伝達部材が巻き回されたプーリーが用いられている。
例えば、空調装置の空気経路に設けられるドアを開閉操作する空調側プーリーと、車両のインストルメントパネル側に設けられる操作側プーリーと、操作側プーリーを回転駆動する操作部と、操作側プーリーに巻回され、空調側プーリーを回転駆動する2本のケーブルと、を有し、操作部が上下方向に操作されることによりドアが開閉する操作装置が特許文献1に開示されている。
特開2011−116169号公報
しかし、従来の操作装置において、プーリーは、操作部が接続され、操作部の操作により伝達部材を駆動する機能のみを有する。このため、例えば、操作部の操作位置を表示する表示部等を、プーリーとは別に設ける必要があり、省スペース化が困難であるという問題があった。
本発明は、省スペース化が図れる操作装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、操作ノブ(1)と、被制御部材と連結される制御部材(2)と、前記操作ノブ及び前記制御部材が取り付けられており、前記操作ノブの操作を前記制御部材へ伝えるように前記操作ノブの操作により駆動される伝達部材(4,4A)と、前記伝達部材が巻き回されたプーリー部材(3)と、を備え、前記プーリー部材は、使用状態において操作者に対面する前面において、前記操作ノブの操作位置を表示する表示部(5)を有する、操作装置(100,200)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の操作装置において、前記プーリー部材(3)は、中空部(33)を有する円筒形状に形成され、外周面(34)に前記伝達部材(2)が巻き回されること、を特徴とする操作装置(100,200)である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の操作装置において、前記プーリー部材(3)の前記中空部(33)に、前記表示部(5)を照らす照明装置(6)を備えること、を特徴とする操作装置(100,200)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の操作装置において、前記伝達部材(4)は、無端形状に形成されており、回転駆動可能であること、を特徴とする操作装置である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の操作装置において、前記伝達部材(4A)は、一方の端部に形成された一端部(41a)と、前記一端部と反対側の端部に形成された他端部(41b)と、前記一端部及び前記他端部の間に中間部(41c)とを有し、前記一端部及び前記他端部に前記制御部材(2)が取り付けられ、前記中間部に前記操作ノブ(1)が取り付けられていること、を特徴とする操作装置である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)請求項1の発明によれば、プーリー部材は、使用状態において操作者に対面する前面において、操作ノブの操作位置を表示する表示部を有する。これにより、プーリー部材は、伝達部材の軸としての機能のみでなく、表示部としての機能も兼ねるので、省スペース化を図ることができる。
また、表示部を操作ノブの近傍に配置できるので、操作者の視認性を向上することができる。
(2)請求項2の発明によれば、プーリー部材は、中空部を有する円筒形状に形成され、外周面に伝達部材が巻き回される。
ここで、操作装置には、操作者が夜間でも視認できるように、照明装置が設けられている。従来、このような照明装置は、プーリーを避けた位置に設けられており、更に省スペース化を困難にしていた。
しかしながら、プーリー部材を、中空部を有する円筒形状に形成したので、この中空部に他の部品(例えば、照明装置)を配置できるので、更に省スペース化を図ることができる。
(3)請求項3の発明によれば、プーリー部材の中空部に、表示部を照らす照明装置を備える。これにより、照明装置により、プーリー部材の前面の表示部を照らし明確に示すことができる。よって、省スペース化を図ることができるとともに、操作性を向上できる。
(4)請求項4の発明によれば、伝達部材は、無端形状に形成されており、回転駆動可能である。
ここで、例えば、端部を有する所定長さの伝達部材の場合、操作者により伝達部材が駆動操作される範囲は、伝達部材の所定長さに制限される。
しかしながら、伝達部材を無端形状に形成し回転駆動可能とすることで、操作者による伝達部材の駆動操作する範囲の制限が無くなり、例えば、駆動操作された距離に応じて、異なる機能を割り振ることもできる。
よって、省スペース化を図るともとに、操作性を向上することができる。
(5)請求項5の発明によれば、伝達部材は、一方の端部に形成された一端部と、一端部と反対側の端部に形成された他端部と、一端部及び他端部の間に中間部とを有し、一端部及び他端部に制御部材が取り付けられ、中間部に操作ノブが取り付けられている。これにより、一端部及び他端部を任意の位置に配置し、この任意の位置において制御部材を取り付けることができるので、例えば、操作装置内に配置された他の部材を避けた位置に一端部及び他端部を配置し、その位置で制御部材を取り付けることができる。よって、省スペース化を図ることができるとともに、装置内のレイアウトの自由度を向上できる。
本発明の第1実施形態に係る操作装置100を示す概略斜視図である。 第1実施形態の操作装置100を前面から視た図である。 図2に示す第1実施形態の操作装置100のAA’断面図である。 本発明の第2実施形態の操作装置200を前面から視た図である。 第2実施形態の操作装置200を前面から視た図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る操作装置100を示す概略斜視図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
第1実施形態の操作装置100は、車両の空調機器の操作に用いられるものであり、略箱状に形成されたボディ(図示無し)に、操作ノブ1と、制御部材2と、使用状態において操作者に対面する前面(図1中前面側端面)に表示部5を有するプーリー部材3と、伝達部材4とが組み付けられている。
なお、図1及び図2では、ボディ内部の構成を説明するため、ボディの記載を省略している。
図2は、第1実施形態の操作装置100を前面から視た図である。
操作ノブ1は、基端が伝達部材4に固定され、伝達部材4の下方(図2中下方向)に突出し、利用者に把持され、伝達部材4が移動可能な方向(図2中左右方向)に直線移動可能に構成されている。
制御部材2は、被制御部材(図示無し)と連結されている。詳細には、制御部材2は、ワイヤ接続部21と、コントロールワイヤ23を構成するインナワイヤ22及びアウタワイヤ24と、前記コントロールワイヤ23のアウタワイヤ24の端部を図示しない操作装置100のボディの所定位置に固定する支持部25とを備える。
ワイヤ接続部21は、基端が伝達部材4に固定され、伝達部材4の上方(図2中上方向)に突出し、利用者における操作ノブ1の操作に伴い移動する伝達部材4に追随して、伝達部材4が移動可能な方向(図2中左右方向)に直線移動可能に構成されている。
インナワイヤ22は、管状のアウタワイヤ24の内部に摺動可能に挿通しており、その一端221は、ワイヤ接続部21に固定され、他端222が被制御部材と連結され、ワイヤ接続部21の直線移動に追随して並行に直線移動可能に構成されている。
ここで、操作装置100が接続されている被制御部材(図示無し)は、インナワイヤ22の所定距離kの移動距離に応じて作動する。具体的には、被制御部材(図示無し)は、例えば、車内における内外気切り替え機能を有する場合、インナワイヤ22が所定距離kを移動することに応じて、他端222と連結されている被制御部材側のレバー機構が作動することで、被制御部材における通気路を切り替える図示しないフィンが切り替えられ、車内の空気を取り込んで循環させる内気循環機能と、外気を導入して循環させる外気導入機能と、を相互に切り替える。
プーリー部材3は、伝達部材4が巻き回された第1支点部31及び第2支点部32を備える。
第1支点部31及び第2支点部32は、使用状態において操作者に対面する前面(図1中前面)から背面(図1中背面)方向に延びる軸芯を中心とする円筒形状に形成されている。
また、第1支点部31及び第2支点部32は、使用状態において操作者に対面する前面と平行な方向(図2中左右方向)に配列され、互いの間隔が、所定距離k(被制御部材(図示無し)を作動させるために必要なインナワイヤ22の移動距離)より大きい寸法で配置されている。
また、第1支点部31及び第2支点部32は、それぞれ、前面側端面に表示部5を有する。
表示部5は、透光性を有する素材で形成され、操作ノブ1の操作位置を表示する。具体的には、例えば、図2に示す例では、表示部5には、操作ノブ1の操作位置として、図2中左側に配置された第1支点部31において外気導入を示す表示が付され、図2中右側に配置された第2支点部32において内気循環を示す表示が付されている。
図3は、図2に示す第1実施形態の操作装置100のAA’断面図である。
また、プーリー部材3は、中空部33を有する円筒形状に形成され、外周面34に伝達部材4が巻き回されている。プーリー部材3は、その前面側端部が操作装置100のボディ10に固定されている。
中空部33には、表示部5を背面側から照らす照明装置6が設けられている。
なお、外周面34には、転がり軸受を設けてもよい。このようにすることで、伝達部材4の駆動がスムーズになる。また、外周面34には、転がり軸受に限られず、凹凸のある歯車を回転自在に設けてもよく、伝達部材4の内面に、その歯車と噛み合うように凹凸を形成してもよい。このようにすることで、伝達部材4とプーリー部材3の動作をスムーズに追従させることができる。
図2に戻って、伝達部材4は、ベルト形状の無端形状に形成され、プーリー部材3の第1支点部31及び第2支点部32に巻き回されている。
伝達部材4には、第1支点部31及び第2支点部32を挟んで、下側に操作ノブ1が取り付けられ、上側に制御部材2のワイヤ接続部21が取り付けられている。
伝達部材4は、利用者による操作ノブ1を、前面と平行な方向(図2中左右方向)に直線移動する操作を、制御部材2へ伝えるように、プーリー部材3の第1支点部31及び第2支点部32の周りを回転するように駆動する。
また、第1実施形態では、伝達部材4をベルト部材で構成しているが、操作ノブ1及びワイヤ接続部21を固定できれば、ワイヤやチェーンで構成してもよい。
次に、第1実施形態に係る操作装置100の動作について説明する。
操作装置100における車両の空調機器の操作のうち、内気循環から外気導入に切り替える場合について説明する。第1実施形態では、内気循環している場合、操作ノブ1は、プーリー部材3の表示部5において内気循環を示す表示がされた右側(第2支点部32側)に寄せられている。
まず、利用者は、操作ノブ1を摘まみ、プーリー部材3の表示部5において外気導入を示す表示がされた左側(第1支点部31側)に直線移動させる。これにより、伝達部材4は、利用者における操作ノブ1の操作に追随して、第1支点部31及び第2支点部32を支点に右回りに回動する。
また、制御部材2のワイヤ接続部21は、伝達部材4に追随して、左から右に直線移動する。
そして、制御部材2のインナワイヤ22は、ワイヤ接続部21の直線移動に追随して、被制御部材(図示無し)の動作を内気循環機能から外気導入機能に切り替える。
以上説明したように、第1実施形態によれば、プーリー部材3は、使用状態において操作者に対面する前面において、操作ノブ1の操作位置を表示する表示部5を有する。これにより、プーリー部材3は、伝達部材4の軸としての機能のみでなく、表示部5としての機能も兼ねるので、省スペース化を図ることができる。
また、表示部5を操作ノブ1の近傍に配置できるので、操作者の視認性を向上することができる。
また、プーリー部材3を、中空部33を有する円筒形状に形成したので、この中空部33に他の部品(例えば、照明装置6)を配置できるので、更に省スペース化を図ることができる。
また、プーリー部材3の中空部33に、表示部5を照らす照明装置6を備えたことで、照明装置6により、プーリー部材3の前面の表示部5を照らし明確に示すことができる。よって、省スペース化を図ることができるとともに、操作性を向上できる。
また、伝達部材4を無端形状に形成し回転駆動可能とすることで、操作者による伝達部材4の駆動操作する範囲の制限が無くなり、例えば、駆動操作された距離に応じて、異なる機能を割り振ることもできる。
よって、省スペース化を図るともとに、操作性を向上することができる。
(第2実施形態)
図4及び図5は、本発明の第2実施形態の操作装置200を前面から視た図である。
第2実施形態の操作装置200は、伝達部材4Aが一方の端部に形成された一端部41a及び一端部と反対側の端部に形成された他端部41bを有するワイヤで構成され、一端部41a及び他端部41bの向きを調整する一対の調整部材7を更に備え、一端部41a及び他端部41bにそれぞれ制御部材202が取り付けられている。この実施例では、制御部材202は、柔軟性を有するケーブルで構成され、他端部が被制御部材(図しない)に設けられたプーリー部材203にそれぞれ連結されている。すなわち、操作ノブ1の移動によって被制御部材のプーリー部材203を引き操作のみで回転させることによって駆動させる構成となっている。その他は、第1実施形態の操作装置100と同様である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
伝達部材4Aは、一端部41a及び他端部41bと、一端部41a及び他端部41bの間に中間部41cとを有し、プーリー部材3の第1支点部31及び第2支点部32に巻き回され、一対の調整部材7にガイドされ、一端部41a及び他端部41bの向きが調整されている。
伝達部材4Aは、中間部41cにおいて、第1支点部31及び第2支点部32を挟んで、下側に操作ノブ1が取り付けられ、上側が一対の調整部材7に摺接して曲がり、一端部41a及び他端部41bにそれぞれ制御部材202のワイヤ接続部21が取り付けられている。
なお、第2実施形態では、伝達部材4Aをワイヤで構成しているが、操作ノブ1及びワイヤ接続部21を固定できれば、ベルト部材やチェーンで構成してもよい。また、制御部材202を無くし、直接、伝達部材4Aを被制御部材のプーリー部材203に連結するようにしてもよい。
調整部材7は、第1支点部31から第2支点部32へ向かう方向(図3中左右方向)に延びる第1面71と、第1面71に対して所定角度(図3に示す例では90度)を有する第2面72と、を有し、第1面71と第2面72とは湾曲面73によって連なっている。
調整部材7は、プーリー部材3に対する被制御部材(図示無し)の位置に応じて配置される。具体的には、調整部材7は、例えば、第1面71に対する第2面72の所定角度が90度の場合、被制御部材に対向する位置に配置される。
また、調整部材7は、第1面71に対する第2面72の所定角度を調整することで、伝達部材4Aの一端部41a及び他端部41bの向きを調整することもできる。具体的には、例えば、被制御部材が第1支点部31から第2支点部32へ向かう方向(図3中左右方向)に対し、45度傾斜して配置された場合、所定角度を45度とすることで、伝達部材4Aの一端部41a及び他端部41bを被制御部材に向かわせることができる。
次に、第2実施形態に係る操作装置200の動作について説明する。
操作装置200における車両の空調機器の操作のうち、内気循環から外気導入に切り替える場合について説明する。第2実施形態では、内気循環している場合、図4に示すように、操作ノブ1は、プーリー部材3の表示部5において内気循環を示す表示がされた右側(第2支点部32側)に寄せられている。
まず、利用者は、操作ノブ1を摘まみ、プーリー部材3の表示部5において外気導入を示す表示がされた左側(第1支点部31側)に直線移動させる。
これにより、伝達部材4Aは、第2支点部32から第1支点部31へ向かう方向に移動し、第1支点部31及び第2支点部32の周りを回転するように駆動する。そして、伝達部材4Aは、一端部41a及び他端部41b側が一対の調整部材7にそれぞれ摺接して曲がり、第1支点部31から第2支点部32へ向かう方向と直交する方向(図3中上下方向)において、一端部41a及び他端部41bが互いに反対方向に直線移動する。即ち、伝達部材4Aは、操作ノブ1の操作により、一端部41aが上方向に移動し、他端部41bが下方向に移動すし、図5に示す状態となる。
また、制御部材202は、伝達部材4Aに追随して、一端部41aに取り付けられたワイヤ接続部21は上方向に移動し、他端部41bに取り付けられたワイヤ接続部21は下方向に移動し、被制御部材(図示無し)のプーリー部材203を回動させることによって、被制御部材の動作を内気循環機能から外気導入機能に切り替える。
以上説明したように、第2実施形態によれば、伝達部材4Aは、一方の端部に形成された一端部41aと、一端部と反対側の端部に形成された他端部41bと、一端部41a及び他端部41bの間の中間部41cとを有し、一端部41a及び他端部41bに制御部材202が取り付けられ、中間部41cに操作ノブ1が取り付けられている。これにより、一端部41a及び他端部41bを任意の位置に配置し、この任意の位置において制御部材202を取り付けることができるので、例えば、操作装置200内に配置された他の部材を避けた位置に一端部41a及び他端部41bを配置し、その位置で制御部材202を取り付けることができる。よって、省スペース化を図ることができるとともに、装置内のレイアウトの自由度を向上できる。
(変形形態)
(1)第1実施形態において、ベルト部材40は、ゴム素材で形成したが、これに限らず、例えば、樹脂製のプレートを複数枚配列し、互いに隣接するプレートを連結してベルト形状に形成したものを用いてもよい。
(2)第1実施形態及び第2実施形態において、操作ノブ1は、伝達部材4又は伝達部材4Aの下方に設けているが、ワイヤ接続部21と入れ替えて、上方に設けるようにしてもよい。また、プーリー部材3の位置を縦方向や斜め方向に対向して配置することで、操作ノブ1の操作方向を縦方向や斜め方向に設定することもできる。
(3)第1実施形態及び第2実施形態において、プーリー部材3の第1支点部31及び第2支点部32は、同じ外径で形成したが、これに限らず、プーリー部材3に対する被制御部材の位置に応じて、例えば、第1支点部31の外径に比べ、第2支点部32の外径を大きくすることで、操作ノブ1の直線移動方向に対して制御部材2の直線移動方向に角度を持たせてもよい。
また、プーリー部材3の支点数やワイヤ接続部21の位置を適宜変更して、制御部材2の向きを操作装置内の内部のスペースに応じて変更してもよい。
(4)第2実施形態において、調整部材7は、一対で設けたが、これに限らず、プーリー部材3に対する被制御部材の位置に応じて、例えば、複数対で設けたり、奇数個設けたりしてもよい。
(5)各実施形態において、操作装置100,200は、空調機器の操作を行うものである例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、ワイヤで被制御機器を操作する操作装置であれば、他の機器の操作に本発明の操作装置を適用してもよい。
なお、各実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
1 操作ノブ
2 制御部材
3 プーリー部材
4,4A 伝達部材
5 表示部
6 照明装置
7 調整部材
10 ボディ
21 ワイヤ接続部
22 インナワイヤ
23 コントロールワイヤ
24 アウタワイヤ
25 支持部
31 第1支点部
32 第2支点部
33 中空部
34 外周面
40 ベルト部材
41a 一端部
41b 他端部
41c 中間部
71 第1面
72 第2面
73 湾曲面
100,200 操作装置
202 制御部材
203 プーリー部材
221 一端
222 他端
k 所定距離

Claims (5)

  1. 操作ノブと、
    被制御部材と連結される制御部材と、
    前記操作ノブ及び前記制御部材が取り付けられており、前記操作ノブの操作を前記制御部材へ伝えるように前記操作ノブの操作により駆動される伝達部材と、
    前記伝達部材が巻き回されたプーリー部材と、を備え、
    前記プーリー部材は、使用状態において操作者に対面する前面において、前記操作ノブの操作位置を表示する表示部を有する、
    操作装置。
  2. 請求項1に記載の操作装置において、
    前記プーリー部材は、中空部を有する円筒形状に形成され、外周面に前記伝達部材が巻き回されること、
    を特徴とする操作装置。
  3. 請求項2に記載の操作装置において、
    前記プーリー部材の前記中空部に、前記表示部を照らす照明装置を備えること、
    を特徴とする操作装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の操作装置において、
    前記伝達部材は、無端形状に形成されており、回転駆動可能であること、
    を特徴とする操作装置。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の操作装置において、
    前記伝達部材は、一方の端部に形成された一端部と、前記一端部と反対側の端部に形成された他端部と、前記一端部及び前記他端部の間に中間部とを有し、前記一端部及び前記他端部に前記制御部材が取り付けられ、前記中間部に前記操作ノブが取り付けられていること、
    を特徴とする操作装置。
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