JP2015098219A - 操作装置 - Google Patents

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Mitsuru Watanabe
充 渡辺
伊藤 健二
Kenji Ito
健二 伊藤
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Abstract

【課題】操作感がよく、かつ、誤操作を防止でき、構造の簡素化や省スペース化が図れる操作装置を提供する。【解決手段】操作装置100は、操作ノブ1と、被制御部材と連結される制御部材2と、操作ノブ1及び制御部材2が取り付けられており、操作ノブ1の操作を制御部材2へ伝えるように操作ノブ1の操作により駆動されるベルト部材4と、ベルト部材4の駆動をガイドするプーリー部材3とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のエアコンやオーディオ等の各種機器の操作に用いられる操作装置に関するものである。
従来、車両のエアコン装置の操作を行うために、例えば、ダイヤル回転タイプや、レバースライドタイプや、プッシュスイッチタイプなどが用いられている。
例えば、ダイヤルを回動操作すると、シャフトが一体に回動し、ケーブル駆動部材の回動に伴いケーブルのインナワイヤを駆動する操作装置が特許文献1に開示されている。
特開2003−54245号公報
しかし、従来の操作装置では、ダイヤルやレバーの操作力を伝達する伝達機構が支点を中心に回動することでケーブルのインナワイヤが駆動されるため、支点の作用側および力点側の両側において、この伝達機構が回動するスペースが必要であった。
また、レバーをスライドさせるタイプの操作装置では、レバーの腕長さを確保する必要があり、さらに、レバーの移動領域が必要なため、省スペース化が困難であるという問題があった。
また、操作装置には、操作者が夜間でも視認できるように、照明装置が設けられている。しかしながら、従来の操作装置では、その内部において、伝達機構が動作するスペースを確保するため、照明装置を設けることができる位置が限られてしまうという問題があった。
本発明は、構造の簡素化や省スペース化が図れる操作装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、操作ノブ(1)と、被制御部材と連結される制御部材(2)と、前記操作ノブ及び前記制御部材が取り付けられており、前記操作ノブの操作を前記制御部材へ伝えるように前記操作ノブの操作により駆動されるベルト部材(4)と、を備えることを特徴とする操作装置(100,100A,200,300,400)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の操作装置において、前記ベルト部材(4)の駆動をガイドするプーリー部材(3,3A,3B,3C)を有すること、を特徴とする操作装置(100,100A,200,300,400)である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の操作装置において、前記プーリー部材(3C)は、前記操作ノブ(1)の直線移動方向に対して前記制御部材(2)の直線移動方向に角度を持たせるように配置されていること、を特徴とする操作装置(400)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の操作装置において、前記操作ノブ(1)の操作位置を表示する表示部(52)を有する操作パネル(5)を有し、前記ベルト部材(4)は、前記操作ノブが前記表示部の表面上で移動するように配置されていること、を特徴とする操作装置(100,200,300,400)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の操作装置において、前記操作ノブ(1)の操作位置を表示する表示部(52)を有する操作パネル(5)を有し、前記ベルト部材(4)は、前記操作ノブ(1)が前記表示部の外周面(52a)に沿って移動するように配置されていること、を特徴とする操作装置(100A)である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)請求項1の発明によれば、ベルト部材は、操作ノブ及び被制御部材と連結される制御部材が取り付けられており、操作ノブの操作を制御部材へ伝えるように操作ノブの操作により駆動される。これにより、操作ノブの操作をベルト部材により制御部材へ伝えることができるので、回動するスペースが必要となる伝達機構を操作装置の内部に設ける必要がなくなる。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図ることができる。
(2)請求項2の発明によれば、プーリー部材は、ベルト部材の駆動をガイドする。これにより、操作ノブの操作に応じてベルト部材が正確に駆動し、操作ノブの操作が確実に制御部材へ伝わるので、操作ノブが操作されたにもかかわらず制御部材が動かないような誤動作を防止できる。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図りつつ、誤動作を防止できる。
(3)請求項3の発明によれば、プーリー部材は、操作ノブの直線移動方向に対して制御部材の直線移動方向に角度を持たせるように配置されている。これにより、操作ノブの直線移動方向に限らず、この方向に対して所定角度の直線移動方向に制御部材を移動させることができる。即ち、被制御部材を任意の位置に配置し、この被制御部材を動作させる方向に、制御部材の直線移動方向を合わせることができるので、操作装置内部のレイアウトの自由度が向上する。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図りつつ、レイアウトの自由度を向上できる。
(4)請求項4の発明によれば、ベルト部材は、操作ノブが表示部の表面上で移動するように配置されている。これにより、回動するスペースが必要となる伝達機構と異なり、ベルト部材の裏面側にはスペースができるので、このスペースに、例えば、照明装置を配置し、操作パネルを明確に示すことで操作性を向上できる。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図りつつ、操作性を向上できる。
(5)請求項5の発明によれば、ベルト部材は、操作ノブが表示部の外周面に沿って移動するように配置されている。これにより、操作ノブが表示部の表面上で移動するように配置した場合に比べ、表示部により多くの情報を表示することができる。また、表示部の裏面側にベルト部材を配置したので、回動するスペースが必要となる伝達機構と異なり、ベルト部材の裏面側にはスペースができる。このスペースに、例えば、照明装置を配置し、操作パネルを明確に示すことで操作性を向上できる。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図ることができるとともに、表示部により多くの情報を表示しつつ、操作性を向上できる。
本発明の第1実施形態に係る操作装置100を示す概略斜視図である。 第1実施形態の操作装置100の平面図である。 第1実施形態の変形例に係る操作装置100Aを示す概略斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る操作装置200の平面図である。 本発明の第3実施形態に係る操作装置300の平面図である。 本発明の第4実施形態に係る操作装置400の平面図である。 本発明の第4実施形態に係る操作装置400の平面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る操作装置100を示す概略斜視図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
第1実施形態の操作装置100は、車両の空調機器の操作に用いられるものであり、操作ノブ1と、制御部材2と、プーリー部材3と、ベルト部材4と、操作パネル5とを備えている。
図2は、第1実施形態の操作装置100の平面図である。
操作ノブ1は、基端がベルト部材4に固定され、操作パネル5の前面(図2中前面)側に突出し、利用者に把持され、操作パネル5の前面と平行な方向(図2中左右方向)に直線移動可能に構成されている。
制御部材2は、被制御部材(図示無し)と連結されている。詳細には、制御部材2は、ワイヤ接続部21と、コントロールワイヤ23を構成するインナワイヤ22とアウタワイヤ24、前記コントロールワイヤ23のアウタワイヤ24の端部を図示しない操作装置100のボディの所定位置に固定する支持部6とを備える。
ワイヤ接続部21は、基端がベルト部材4に固定され、操作パネル5の背面(図2中背面)側に突出し、利用者における操作ノブ1の操作に伴い移動するベルト部材4に追随して、操作パネル5の前面と平行な方向(図2中左右方向)に直線移動可能に構成されている。
インナワイヤ22は、管状のアウタワイヤ24が摺動可能に挿通しており、その一端221は、ワイヤ接続部21に固定され、他端222が被制御部材と連結され、ワイヤ接続部21の直線移動に追随して並行に直線移動可能に構成されている。
ここで、操作装置100が接続されている被制御部材(図示無し)は、インナワイヤ22の所定距離kの移動距離に応じて作動する。具体的には、被制御部材(図示無し)は、例えば、車内における内外気切り替え機能を有する場合、インナワイヤ22が所定距離を移動することに応じて、他端222と連結されている被制御部材側のレバー機構が作動することで、被制御部材における通気路を切り替える図示しないフィンが切り替えられ、車内の空気を取り込んで循環させる内気循環機能と、外気を導入して循環させる外気導入機能と、を相互に切り替える。
プーリー部材3は、ベルト部材4の駆動をガイドする。詳細には、プーリー部材3は、同一外径の棒状体に形成された第1支点部31及び第2支点部32を備える。なお、プーリー部材3は、この形状に限られず、表面に凹凸のある歯車状としてもよく、ベルト部材4の内面に、その歯車と噛み合うように凹凸を形成してもよい。このようにすることで、ベルト部材4とプーリー部材3の動作をスムーズに追従させることができる。
第1支点部31及び第2支点部32は、操作装置100のボディ(図示無し)における所定の位置において、操作パネル5の前面と平行な方向(図1に示す上下方向)に延びる軸芯を中心に回転自在に固定されている。
第1支点部31及び第2支点部32は、操作パネル5の前面と平行な方向(図2中左右方向)に配列され、互いの間隔が、所定距離k(被制御部材(図示無し)を作動させるために必要なインナワイヤ22の移動距離)より大きい寸法で配置されている。
ベルト部材4は、ベルト形状の環状体に形成され、プーリー部材3の第1支点部31及び第2支点部32に巻き回されている。
ベルト部材4には、第1支点部31及び第2支点部32を挟んで、操作パネル5の前面(図2中前面)側に操作ノブ1が取り付けられ、操作パネル5の背面(図2中背面)側に制御部材2のワイヤ接続部21が取り付けられている。
ベルト部材4は、利用者による操作ノブ1を、操作パネル5の前面と平行な方向(図2中左右方向)に直線移動する操作を、制御部材2へ伝えるように、プーリー部材3の第1支点部31及び第2支点部32の回りを回転するように駆動される。
また、ベルト部材4は、操作ノブ1が操作パネル5の表面上で移動するように配置されている。具体的には、ベルト部材4は、操作ノブ1が取り付けられた部分が、操作パネル5の背面近傍に配置されている。
図1に示すように、操作パネル5は、本体51と、表示部52と、溝部53とを備える。
本体51は、簡略化して板状体として記載しているが、略箱状に形成した表示部52を有するパネル部と、プーリー部材3及び支持部6を備え、前面にパネル部が組みつけられたボディで構成されている。
表示部52は、本体51の前面(図2中前面)側において、操作ノブ1の操作位置を表示する。具体的には、例えば、図1に示す例では、表示部52には、操作ノブ1の操作位置として、溝部53の左側に内気循環を示す表示が付され、溝部53の右側に外気導入を示す表示が付されている。
溝部53は、本体51を貫通し、操作ノブ1が挿通して操作パネル5の前面と平行な方向(図2中左右方向)に直線移動可能に、形成されている。
具体的には、溝部53は、挿通する操作ノブ1が所定距離k(図2参照)移動可能な寸法の幅を有する。
次に、第1実施形態に係る操作装置100の動作について説明する。
操作装置100における車両の空調機器の操作のうち、外気導入から内気循環に切り替える場合について説明する。第1実施形態では、外気導入している場合、操作ノブ1は、表示部52において外気導入を示す表示がされた右側に寄せられている。
まず、利用者は、操作ノブ1を摘まみ、表示部52において内気循環を示す表示がされた左側に直線移動させる。これにより、ベルト部材4は、利用者における操作ノブ1の操作に追随して、第1支点部31及び第2支点部32を支点に右回りに回動する。
また、制御部材2のワイヤ接続部21は、ベルト部材4に追随して、左から右に直線移動する。
そして、制御部材2のインナワイヤ22は、ワイヤ接続部21の直線移動に追随して、被制御部材(図示無し)の動作を外気導入機能から内気循環機能に切り替える。
以上説明したように、第1実施形態によれば、ベルト部材4は、操作ノブ1及び被制御部材と連結される制御部材2が取り付けられており、操作ノブ1の操作を制御部材2へ伝えるように操作ノブ1の操作により駆動される。これにより、操作ノブ1の操作をベルト部材4により制御部材2へ伝えることができるので、回動するスペースが必要となる伝達機構を操作装置の内部に設ける必要がなくなる。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図ることができる。
また、プーリー部材3は、ベルト部材4の駆動をガイドする。これにより、操作ノブ1の操作に応じてベルト部材4が正確に駆動し、操作ノブ1の操作が確実に制御部材2へ伝わるので、操作ノブ1が操作されたにもかかわらず制御部材2が動かないような誤動作を防止できる。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図りつつ、誤動作を防止できる。
さらに、ベルト部材4は、操作ノブ1が表示部52の表面上で移動するように配置されている。これにより、回動するスペースが必要となる伝達機構と異なり、ベルト部材4の裏面側にはスペースができるので、このスペースに、例えば、照明装置を配置し、操作パネル5を明確に示すことで操作性を向上できる。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図りつつ、操作性を向上できる。
(第1実施形態の変形例)
図3は、第1実施形態の変形例に係る操作装置100Aを示す概略斜視図である。なお、図3では、説明便宜のため、操作パネルは、表示部52の外周面52aのみを点線で示している。
変形例の操作装置100Aは、ベルト部材4の表示部52に対する配置が第1実施形態の操作装置100と異なる他は、第1実施形態の操作装置100と同様である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第1実施形態の変形例に係る操作装置100Aにおいて、ベルト部材4は、操作ノブ1が操作パネル5の表示部52の外周面52aに沿って移動するように配置されている。
詳細には、操作装置100Aにおいて、プーリー部材3の第1支点部31及び第2支点部32は、操作装置100のボディ(図示無し)における所定の位置において、操作パネル5の前面と直交する方向(図3中前面背面方向)に延びる軸芯を中心に回転自在に固定されている。
そして、操作装置100Aにおいて、ベルト部材4には、第1支点部31及び第2支点部32を挟んで、下側が表示部52の外周面52aに沿って配置され操作ノブ1が取り付けられ、上側に制御部材2のワイヤ接続部21が取り付けられている。
以上説明したように、第1実施形態の変形例によれば、ベルト部材4は、操作ノブ1が表示部52の外周面52aに沿って移動するように配置されている。これにより、操作ノブ1が表示部52の表面上で移動するように配置した場合に比べ、表示部52により多くの情報を表示することができる。
また、例えば、表示部52の裏面側にベルト部材4を配置したので、回動するスペースが必要となる伝達機構と異なり、ベルト部材4の裏面側にはスペースができる。このスペースに、例えば、照明装置を配置し、操作パネル5を明確に示すことで操作性を向上できる。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図ることができるとともに、表示部により多くの情報を表示しつつ、操作性を向上できる。
また、操作ノブ1を操作パネル5の下方に突出するように構成しているが、ワイヤ接続部21と入れ替えて、操作ノブ1を上方に設けるようにしてもよい。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係る操作装置200を示す概略平面図である。
第2実施形態の操作装置200は、プーリー部材3Aの第1支点部31A及び第2支点部32Aの外径が、第1実施形態のプーリー部材3の第1支点部31及び第2支点部32の外径と異なる他は、第1実施形態の操作装置100と同様である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
プーリー部材3Aの第1支点部31A及び第2支点部32Aの外径Rは、操作パネル5を背面から照らす照明装置150の幅Wより大きい寸法で形成されている。
これにより、ベルト部材4において、第1支点部31A及び第2支点部32Aを挟んで、互いに対向して配置される、操作ノブ1が取り付けられた前面(図4中前面)側と、制御部材2のワイヤ接続部21が取り付けられた背面(図4中背面)側と、の間に形成されるスペースSに、照明装置150を配置できる。
以上説明したように、第2実施形態によれば、ベルト部材4の前面側と背面側との間に形成されるスペースSを有効に活用することができるので、構造の簡素化及び省スペース化を図りつつ、機能性を向上できる。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態に係る操作装置300を示す概略平面図である。
第3実施形態の操作装置300は、プーリー部材3Bが第1支点部31及び第2支点部32に加え、第3支点部33及び第4支点部34を備える点が第1実施形態の操作装置100と異なる他は、第1実施形態の操作装置100と同様である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
プーリー部材3Bは、同一外径の棒状体に形成された第1支点部31、第2支点部32、第3支点部33及び第4支点部34を備える。
第1支点部31、第2支点部32、第3支点部33及び第4支点部34は、操作装置300のボディ(図示無し)における所定の位置において、操作パネル5の前面と平行な方向(図1に示す上下方向)に延びる軸芯を中心に回転自在に固定されている。
第1支点部31及び第2支点部32は、操作パネル5の前面と平行な方向(図2中左右方向)に配列され、互いの間隔が、所定距離k(被制御部材(図示無し)を作動させるために必要なインナワイヤ22の移動距離)より大きい寸法で配置されている。
第3支点部33及び第4支点部34は、第1支点部31及び第2支点部32より背面側に所定距離k1下がった位置において、操作パネル5の前面と平行な方向(図2中左右方向)に配列され、互いの間隔が、所定距離k(被制御部材(図示無し)を作動させるために必要なインナワイヤ22の移動距離)より大きい寸法で配置されている。即ち、第1支点部31、第2支点部32、第3支点部33及び第4支点部34は、平面視で四角形の頂点に配置されている。
所定距離k1は、操作パネル5を背面から照らす照明装置150の幅Wより大きい寸法で形成されている。
ベルト部材4は、ベルト形状の環状体に形成され、プーリー部材3Bの第1支点部31、第2支点部32、第3支点部33及び第4支点部34に巻き回されている。
ベルト部材4には、第1支点部31及び第2支点部32間に操作ノブ1が取り付けられ、第3支点部33及び第4支点部34間に制御部材2のワイヤ接続部21が取り付けられている。
これにより、ベルト部材4において、第1支点部31及び第2支点部32間と、第3支点部33及び第4支点部34間と、の間に形成されるスペースS1に、照明装置150を配置できる。
以上説明したように、第3実施形態によれば、第1支点部31及び第2支点部32間と、第3支点部33及び第4支点部34間と、の間に形成されるスペースS1を有効に活用することができるので、構造の簡素化及び省スペース化を図りつつ、機能性を向上できる。
(第4実施形態)
図6は、第4実施形態に係る操作装置400を示す概略平面図である。
第4実施形態の操作装置400は、プーリー部材3Cが第1支点部31及び第2支点部32に加え、第3支点部33を備える点が第1実施形態の操作装置100と異なる他は、第1実施形態の操作装置100と同様である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
プーリー部材3Cは、同一外径の棒状体に形成された第1支点部31、第2支点部32及び第3支点部33を備える。
第1支点部31、第2支点部32及び第3支点部33は、操作装置400のボディ(図示無し)における所定の位置において、操作パネル5の前面と平行な方向(図1に示す上下方向)に延びる軸芯を中心に回転自在に固定されている。
第1支点部31及び第2支点部32は、操作パネル5の前面と平行な方向(図2中左右方向)に配列され、互いの間隔が、所定距離k(被制御部材(図示無し)を作動させるために必要なインナワイヤ22の移動距離)より大きい寸法で配置されている。
第3支点部33は、第1支点部31及び第2支点部32より背面側に所定距離k2下がった位置であって、第1支点部31及び第2支点部32の中間の位置に配置されている。即ち、第1支点部31、第2支点部32、第3支点部33及び第4支点部34は、平面視で三角形の頂点に配置されている。
ベルト部材4は、ベルト形状の環状体に形成され、プーリー部材3Cの第1支点部31、第2支点部32及び第3支点部33に巻き回されている。
ベルト部材4には、第1支点部31及び第2支点部32間に操作ノブ1が取り付けられ、第2支点部32及び第3支点部33間に制御部材2のワイヤ接続部21が取り付けられている。
即ち、プーリー部材3Cは、操作ノブ1の直線移動方向(第1支点部31及び第2支点部32間方向)に対して制御部材2の直線移動方向(第2支点部32及び第3支点部33間方向)に角度rを持たせるように配置されている。
図7は、第4実施形態に係る操作装置400を示す概略平面図である。
図7に示す操作装置400は、第1支点部31及び第2支点部32から第3支点部33までの所定距離k2が、図6に示す操作装置400より大きい。
これにより、操作ノブ1の直線移動方向(第1支点部31及び第2支点部32間方向)に対する制御部材2の直線移動方向(第2支点部32及び第3支点部33間方向)の角度rが大きくなっている。
即ち、操作装置400は、第1支点部31及び第2支点部32から第3支点部33までの所定距離k2を調整することで、操作ノブ1の直線移動方向に対する制御部材2の直線移動方向の角度rを調整できる。
以上説明したように、第4実施形態によれば、プーリー部材3Cは、操作ノブ1の直線移動方向に対して制御部材2の直線移動方向に角度を持たせるように配置されている。これにより、操作ノブ1の直線移動方向に限らず、この方向に対して所定角度の直線移動方向に制御部材2を移動させることができる。即ち、被制御部材を任意の位置に配置し、この被制御部材を動作させる方向に、制御部材2の直線移動方向を合わせることができるので、操作装置400内部のレイアウトの自由度が向上する。よって、構造の簡素化及び省スペース化を図りつつ、レイアウトの自由度を向上できる。
(変形形態)
(1)第1実施形態において、ベルト部材4は、ベルト形状の環状体に形成され、プーリー部材3の第1支点部31及び第2支点部32に巻き回されている例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、プーリー部材3を設けずに、ベルト部材4を、環状体にせず、ベルト形状の板状体で形成し、この板状体の両面において、操作パネル5の前面(図2中前面)側に操作ノブ1を取り付け、操作パネル5の背面(図2中背面)側に制御部材2のワイヤ接続部21を取り付けてもよい。
(2)第2実施形態において、第1支点部31A及び第2支点部32Aの外径Rは、照明装置150の幅Wを基準に設定したが、これに限らず、スペースSに収容する任意の部品の外形を基準に設定してもよい。
(3)第3実施形態において、第1支点部31及び第2支点部32と第3支点部33及び第4支点部34との間の距離である所定距離k1は、照明装置150の幅Wを基準に設定したが、これに限らず、スペースS1に収容する任意の部品の外形を基準に設定してもよい。
(4)第4実施形態において、第1支点部31及び第2支点部32より背面側に所定距離k2下がった位置に第3支点部33を設けることで、操作ノブ1の直線移動方向に対して制御部材2の直線移動方向に角度rを持たせている例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、第3支点部33を設けずに、第1支点部31の外径に比べ、第2支点部32の外径を大きくすることで、操作ノブ1の直線移動方向に対して制御部材2の直線移動方向に角度rを持たせてもよい。
また、プーリー部材3の支点数やワイヤ接続部21の位置を適宜変更して、制御部材2の向きや操作装置内の内部のスペースを変更してもよい。
(5)第4実施形態において、第3支点部33を第1支点部31及び第2支点部32の中間の位置に配置し、第1支点部31及び第2支点部32から第3支点部33までの所定距離k2を調整することで、操作ノブ1の直線移動方向に対する制御部材2の直線移動方向の角度rを調整する例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、所定距離k2は変えずに、第3支点部33を、第1支点部31又は第2支点部32のいずれかの方向に寄せることで、操作ノブ1の直線移動方向に対する制御部材2の直線移動方向の角度rを調整してもよい。
(6)各実施形態において、操作装置100,100A,200,300,400は、空調機器の操作を行うものである例を挙げて説明した。これに限らず、ワイヤで被制御機器を操作する操作装置であれば、他の機器の操作に本発明の操作装置を適用してもよい。
なお、各実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
1 操作ノブ
2 制御部材
3,3A,3B,3C プーリー部材
4 ベルト部材
5 操作パネル
21 ワイヤ接続部
22 インナワイヤ
23 アウタワイヤ
31,31A 第1支点部
32,32A 第2支点部
33 第3支点部
34 第4支点部
51 本体
52 表示部
52a 表示部の外周面
53 溝部
100,100A,200,300,400 操作装置
150 照明装置
221 インナワイヤの一端
222 インナワイヤの他端
S,S1 スペース
R 外径
W 幅
k,k1,k2 所定距離
r 角度

Claims (5)

  1. 操作ノブと、
    被制御部材と連結される制御部材と、
    前記操作ノブ及び前記制御部材が取り付けられており、前記操作ノブの操作を前記制御部材へ伝えるように前記操作ノブの操作により駆動されるベルト部材と、
    を備えることを特徴とする操作装置。
  2. 請求項1に記載の操作装置において、
    前記ベルト部材の駆動をガイドするプーリー部材を有すること、
    を特徴とする操作装置。
  3. 請求項2に記載の操作装置において、
    前記プーリー部材は、前記操作ノブの直線移動方向に対して前記制御部材の直線移動方向に角度を持たせるように配置されていること、
    を特徴とする操作装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の操作装置において、
    前記操作ノブの操作位置を表示する表示部を有する操作パネルを有し、
    前記ベルト部材は、前記操作ノブが前記表示部の表面上で移動するように配置されていること、
    を特徴とする操作装置。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の操作装置において、
    前記操作ノブの操作位置を表示する表示部を有する操作パネルを有し、
    前記ベルト部材は、前記操作ノブが前記表示部の外周面に沿って移動するように配置されていること、
    を特徴とする操作装置。
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