JP2015101003A - ノートカレンダー - Google Patents

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【課題】卓上カレンダーとして利用する際の安定性とノートとして利用する際の使い易さを高いレベルで実現することができ、さらにデザイン性に優れたノートカレンダーを提供する。【解決手段】表紙A2と、表紙B3を回動可能に綴じる綴じ具6と、を備え、表紙Aが、表紙部A21と折り線A41を介して連続する折り部A22と、自立用係合部材23と、閉止部材とを有し、表紙Bが、表紙部B31と折り線B51を介して連続する折り部B32と、自立用係合部材33と、閉止部材とを有し、折り部A22およびB32を外側に曲げ、表紙AおよびBにより鋭角を構成し、自立用係合部材23および33を係合させることにより自立する卓上カレンダー。【選択図】図1

Description

本発明は、ノート(または手帳)として利用可能であると共に自立する卓上カレンダーとしても利用可能なノートカレンダーに関する。
カレンダーの一形態として、机の上に置いて使用される卓上カレンダーがある。卓上カレンダーの構造としては、例えば、側面視が三角形である自立型の卓上カレンダーが知られている。従来から卓上カレンダーに広告を印刷し、いわゆるノベルティ(販促品)として配付することが広く行われている。このような用途に用いられる卓上カレンダーは、冊子状に折り畳んで配付されることが通常である。
また、卓上カレンダーにノートとしての機能を持たせることも提案されている。
特許文献1には、表紙となる厚紙、裏表紙となる厚紙、並びに、カレンダー及びノート用紙群の一辺をリングで綴じてなる自立タイプノートカレンダーが提案されている。
特許文献2には、支持部材と前記支持部材に支持される複数枚の表示体とからなる卓上カレンダーにおいて、前記支持部材は、正面部と背面部と底面部とが折り部を介して連続して縦断面形状が三角形となるスリーブ体であり、前記正面部と前記背面部の前記折り部に前記複数枚の表示体を中綴じによって固定する中綴式卓上カレンダーが提案されており、この卓上カレンダーの下部に、広告や店名を掲載した広告掲載部を設けることも提案されている。
特許文献3には、カレンダー用紙群を2枚の表紙とともにその一辺を綴じ具により回動可能にファイリングし、表紙に設けた切欠溝と起立可能な脚部領域により立てられるようにした小型カレンダーにおいて、6枚の大紙片と、各表紙と各大紙片の間にそれぞれ4枚ずつ配した小紙片とでカレンダー用紙群を構成し、大紙片の小紙片と重ならない部分に月別の七曜表を表示するとともに小紙片と重なる部分に当該七曜表の最終週分の日付欄を表紙し、4枚ずつの小紙片には隣接する大紙片に表示した七曜表の1〜4週のうらの各週分の日付欄をそれぞれ表示することが提案されている。
実用新案登録第3112903号公報 特開2004−330597号公報 特開平7−68971号公報
上記特許文献に記載されるカレンダーは、卓上カレンダーにノートの機能を持たせることを可能とするものであるが、卓上カレンダーとして利用する際の安定性とノートとして利用する際の使い易さを高いレベルで実現することはできていなかった。
また、卓上カレンダーに書き込みを行う際には、卓上カレンダーを直立させたたま不安定な状態で書き込みを行うか、その都度卓上カレンダーを分解する必要があった。
さらには、近年ユーザーの要求するデザイン水準は高まっており、デザイン性に優れていないと購入して貰えず、ノベルティとして配付しても使ってもらえないことが経験則上分かっている。
そこで、本発明は、卓上カレンダーとして利用する際の安定性とノートとして利用する際の使い易さを高いレベルで実現することができ、さらにデザイン性に優れたノートカレンダーを提供することを目的とする。また、本発明は、卓上カレンダーとして利用する際も、安定的な状態で書き込みを行うことが可能なノートカレンダーを提供することも目的とする。
本発明のノートカレンダーは、カレンダーが印刷された用紙を含む穴あき用紙群と、前記各用紙よりも肉厚で弾性のある穴あき表紙A(2)と、前記各用紙よりも肉厚で弾性のある穴あき表紙B(3)と、前記穴あき用紙群、前記表紙Aおよび前記表紙Bを回動可能に綴じる綴じ具と、を備え、前記表紙Aが、前記各用紙よりも僅かに大きい表紙部A(21)と、前記表紙部Aと折り線Aを介して連続する折り部A(22)と、折り部Aに設けられた自立用係合部材A(23)と、折り部Aに設けられた閉止部材A(24)とを有し、前記表紙Bが、前記各用紙よりも僅かに大きい表紙部B(31)と、前記表紙部Bと折り線Bを介して連続する折り部B(32)と、折り部Bに設けられた自立用係合部材B(33)と、折り部Bに設けられた閉止部材B(34)とを有し、前記折り部AおよびBを外側に曲げ、前記表紙AおよびBにより鋭角を構成し、前記自立用係合部材AおよびBを係合させることにより自立する卓上カレンダーを構成することができ、前記折り部AおよびBを内側に曲げ、前記各用紙が対向するように前記表紙Aおよび表紙Bを閉じた際に、前記閉止部材AおよびBにより固定することができることを特徴とする。
上記ノートカレンダーにおいて、前記表紙AおよびBが、樹脂板からなり、前記折り線AおよびBが、それぞれ平行する二本の折り線により構成されることを特徴としてもよく、この際、前記折り線AおよびBが、それぞれスジ押しと全抜きミシンの組み合わせからなることを特徴とすることが好ましく、前記スジ押しが、前記表紙AおよびBの表側から形成されていることを特徴とすることがより好ましく、さらに、前記自立用係合部材A(23)が、複数の挿入口であり、前記自立用係合部材B(33)が、複数の挿入片であり、前記卓上カレンダーを構成し、前記綴じ具が着地するように倒した場合に、上方から下方に押圧すると前記表紙部AおよびBの距離が近づいてノートとして利用できる程度に平板状となることを特徴とすることが好ましい。
上記ノートカレンダーにおいて、前記閉止部材AおよびBが、面ファスナにより構成されることを特徴としてもよい。
上記ノートカレンダーにおいて、前記用紙群が、前記ノートカレンダーを縦方向とした場合に見開きで第一の方向に延びる横書き罫線が表示される用紙の組を有すること、並びに、一方の面にカレンダーの印刷が表示される際には他方の面に第一の方向と直交する第二の方向に延びる横書き罫線が表示される用紙の組を有することを特徴としてもよい。
本発明によれば、卓上カレンダーとして利用する際の安定性とノートとして利用する際の使い易さを高いレベルで実現することができ、さらにデザイン性に優れたノートカレンダーを提供することが可能となる。
また、卓上カレンダーとして利用する際も、安定的な状態で書き込みを行うことが可能なノートカレンダーを提供することが可能となる。
本発明のノートカレンダーを開き、各折り部を伸ばした状態の平面図である。 本発明のノートカレンダーを開き、各折り部を内側に曲げた状態の平面図である。 本発明のノートカレンダーを開き、各折り部を伸ばした状態の背面図である。 本発明のノートカレンダーを卓上カレンダー形状にした場合の側面図である。 本発明の折り線Aの上面視拡大図である。 本発明の折り線Aの側面視拡大図である。 自立用係合部材を構成する挿入口の別の形状を示す平面図である。 本発明のノートカレンダーを紙面が対向するように閉じた状態の斜視図である。 本発明のノートカレンダーを卓上カレンダー形状にし、力を作用させずに底面から見た場合(第一の姿勢)の斜視図である。 本発明のノートカレンダーを卓上カレンダー形状にし、押しつぶした状態を底面から見た場合(第二の姿勢)の斜視図である。
本発明のノート機能を有するノートカレンダーの実施形態例を、図面を参照しながら説明する。
<ノートカレンダーの構造>
実施形態例のノートカレンダー1は、開いた状態では通常の見開きノートとして利用することができ、折り部A22および折り部B32を連結した状態では自立する卓上カレンダーとして利用するのと共に押しつぶしてノートとして利用することができる。
図1ないし図3に示すように、ノートカレンダー1は、折り部A22を有する表紙A2と、折り部B32を有する表紙B3と、工業規格サイズのA面用紙11およびB面用紙12と、A面用紙11およびB面用紙12を回動可能に綴じる綴じ具6と、を備えている。例示のノートカレンダー1には、A5サイズのA面用紙11およびB面用紙12が綴られている。A面用紙11およびB面用紙12には、切り離しを可能とするための切り取りミシンを付しても良い。
図3に示すように、実施形態例に係る表紙A2は、一枚の樹脂製平板により構成されており、表紙部A21と折り部A22とに区分されている。表紙部A21と折り部A22との間には、二本の折り線(A41、A42)が形成されている。表紙A2は一枚の厚紙により構成することもできるが、耐久性の観点からは樹脂板により構成することが好ましい。
樹脂板は、例えば、0.4〜1.2mm厚のものを用いることができるが、卓上カレンダーとして利用する際の安定性を考慮すると、0.5mm以上の厚みの樹脂板を用いることが好ましい。他方で、樹脂板が厚みを増すのと共に折り曲げ時の反発力が強くなるので、好ましい樹脂板の厚みは0.4〜0.8mmである。
折り部A22は、折り線A41およびA42により、内側または外側に折ることが可能となっている。折り部A22の短辺は、安定性があり且つ邪魔にならない底面部7を構成する長さに構成され、例えば2〜6cm或いは表紙A2の短辺の1/6〜1/3の長さである。折り部A22の角部は、アール形状となっており、使用時に引っかかりが生じにくいようになっている。折り部A22および折り部B32を内側に折り曲げると、ノートのページ位置を記憶するしおりとして利用することができ、見た目もブックカバーのようになり、デザイン性も良好である。
折り部A22は、外側に折り曲げて折り部B32と連結した状態では、自立する側面視三角形の卓上カレンダーの底面を構成する。表紙A2を樹脂板により構成し、その表面にシボ加工を施すことで、高級感を出すようにしてもよい。この樹脂板は、任意の色とすることできるのでカラーバリエーションを設けることもできるし、模様を印刷することもできる。表紙A2の任意の箇所に広告、社名、電話番号、メールアドレスなどの文字や図柄を印刷することも可能である。また、折り部A22の裏側(図1で見える側)に文字や図柄を印刷することで、個人情報や広告等を目立たない場所に表示させることも可能である。
表紙B3、表紙部B31および折り部B32の構成は、表紙A2、表紙部A21および折り部A22と同じ構成であるので説明を割愛する。
折り線A41およびA42は、折り部A22を内側または外側に折るための折り線であり、表紙部A2に形成されている。折り線A41およびA42は、熱スジ、半抜きスジ、スジ押しまたはミシン線により構成することができるが、0.5mm以上の厚みの樹脂板では反発力が強すぎると使いにくいという課題が生ずる。試作した結果ではスジ押しと全抜きミシンの組み合わせが最も反発力を抑えることができ、使い勝手に優れていた。
図5に、スジ押しおよび全抜きミシンからなる折り線A41および42を説明する拡大図を示す。スジ押し43は、表紙A2の表側および/または裏側から押圧して形成した溝である。折り部2を内側に折りやすく外側に折りにくくするためには、表紙A2の表側(図3で見える側)からスジ押しをすることが好ましい。図5に示すように表側に溝43aができるようにスジ押しを形成すると、溝底部43bの作用などにより、(図6で逆V字を形成する方向)内側に折りやすく(図6でV字を形成する方向)外側に折りにくくなる。
全抜きミシン44は、スジ押しと実質的に同じ長さかつ同じ幅の貫通孔である。
全抜きミシンの長さは、表紙A2の厚みにより最適に設定されるが、例えば0.5〜1.0mm厚のポリプロピレン(PP)板の場合、0.5〜1.5cmの間隔でスジ押しと全抜きミシンとを交互に等間隔で連続させることが開示される。スジ押しおよび全抜きミシンからなる折り線は、自動平盤打抜機により同時に形成することが可能である。なお、スジ押しは熱を与えずに形成するが、熱スジは例えば約100℃の熱を与えて形成する。
折り線Aは、一本の線により構成することもできるが、例示のように二本の折り線(A41、A42)により構成することが好ましい。折り線Aを二本の折り線で構成することにより、表紙A2を樹脂板で構成した際の反発力をより一本の折り線の場合よりも抑えることが可能であるからである。また、折り線Aを二本で構成することにより、A面用紙11の頁数が増えたて厚みが増した場合にも、その影響を受けることなく折り曲げることが可能となっている。二本の折り線(A41、A42)は平行であり、その間隔は例えば数mmである。
表紙部B31と折り部B32との間にも、二本の折り線(B51、B52)が形成されているが、折り線(A41、A42)と同じ構成であるので説明を割愛する。
折り部A22には2個の挿入口からなる自立用係合部材A23が設けられており、折り部B32に設けられた2個の挿入片からなる自立用係合部材B33と係合させることにより、図4(a)に示すように側面視三角形の自立形状を構成することができる。自立用係合部材A23および自立用係合部材B33の数は例示の各2個に限定されず、例えば1個または3個としてもよいが、試作の結果、1個では連結力が弱く、2個と3個では連結力に実質的な差異は認められなかった。従って、ユーザの手間を考えると、自立用係合部材A23および自立用係合部材B33の数は各2個とすることが好ましい形態といえる。
自立用係合部材A23を構成する挿入口の形状は例示の俵型形状に限定されないが、図7に示す如く、開口が小さい形状の穴(切り込み)では、板材の厚みにより膨らんでしまい使い勝手が悪かった。従って、挿入方向(長手方向と直交する方向)に一定以上の幅を有する細長い形状の穴とすることが好ましいといえる。自立用係合部材B33は任意の形状とすることができ、例えば、動物や野菜などのオブジェクトの形状とすることでデザイン性を高めることが開示される。なお、自立用係合部材B33は、抜け出し防止のための拡幅部(挿入口より僅かに幅広の部分)を設けることが好ましい。
自立用係合部材(23、33)は、例えば面ファスナやプラフックを設けることにより構成することも可能であるが、後述する第二の姿勢を実用的なものにするためには、例示の挿入口と拡幅部を有する挿入片の組み合わせにより実現することが好ましい。
折り部A22の左右中央には面ファスナ(雄)からなる閉止部材A24が設けられており、折り部B32の左右中央に設けられた面ファスナ(雌)からなる閉止部材B34と係合させることにより、ノートカレンダー1を平板状に閉じた状態で固定することが可能である(図8参照)。閉止部材A24および閉止部材B34は、プラホックにより構成することもできるが、係合させるために押し込みが必要であること、プラスチック製のため摩耗等への耐久性が低い。また、閉止部材A24および閉止部材B34は、マグネットにより構成することもできるが、コストが高くなる。従って、ワンタッチで係合できコストも廉価な面ファスナにより構成することが好適である。
<ノートとしての使用>
図1に示すように、A面用紙11およびB面用紙12が見開きとなるように開くことで、ノートカレンダー1をノートして使用することができる。実施形態例のA面用紙11は横書きとなっているので、ユーザはB面用紙12のカレンダーを確認しながら、そのままメモを取ることができるようになっている。すなわち、カレンダーが印刷されたB面用紙12と対になるA面用紙11には、上から下に向けて横書きをするのに適した罫線および/または図柄(例えば方眼)を印刷することが好ましい。実施形態例のA面用紙11は、横書き用の罫線のみが印刷されているので(文字が印刷されていないので)、図10の如く表紙部A21および表紙部B31が対向するように閉じた状態において、A面用紙11とB面用紙12を左右または上下に反転させてユーザが使用することも可能となっている。なお、実施形態例はとは異なり、A面用紙11にカレンダーを印刷し、B面用紙12に罫線および/または図柄を印刷するようにしてもよい。
実施形態例のA面用紙11は、カレンダーと対とならないページでは、ノートカレンダー1の長辺と直交する方向に延びる罫線が印刷されている。カレンダーが印刷されていないB面用紙12も同様である。すなわち、カレンダーと対とならないA面用紙11およびカレンダーが印刷されていないB面用紙12には、ノートカレンダー1の長辺がユーザーに対して垂直、短辺がユーザに対して平行となるような位置関係において、上から下に向けて横書きをするのに適した罫線および/または図柄を印刷することが好ましい。
A面用紙11およびB面用紙12の頁数の合計は、例えば12〜100枚程度であるが、ノートないし手帳としての使用を考慮すると合計で20枚以上とすることが好ましく、より好ましくは30枚以上とする。表紙部A21と折り部A22との間に二本の折り線(A41、A42)が形成され、表紙部B31と折り部B32との間にも二本の折り線(B51、B52)が形成されているので、20〜30枚以上の頁数になって紙の厚みが増しても、使い勝手は良好である。このように、本発明では、ノートカレンダー1の頁数を増やすことができるので、手帳としての利用にも好適である。
<卓上カレンダーへとしての使用>
対向する表紙部A2および表紙部B3により鋭角を構成し、折り部A22および折り部B32を外側に折り曲げて連結することで、自立する側面視三角形の卓上カレンダーの形状にすることができる(図4(a)参照)。B面用紙12には、1月から12月までのカレンダーが印刷されており、使用する月のページが現れるようにページをめくることで、卓上カレンダーとして使用することが可能である。
<卓上カレンダーへの書き込み>
自立する側面視三角形状の卓上カレンダーの形状にあるノートカレンダー1は、外部から力が作用していない状態にとる第一の姿勢(図4(a)および図9参照)と、外部から押圧された状態にとる第二の姿勢(図4(c)参照)とを有している。
第一の姿勢において、挿入片からなる自立用係合部材A23が長穴からなる自立用係合部材32に挿入係合されているので、側面から視た底面部7の中央部は内側に僅かに隆起した状態となっている(底側から底面部7を見た場合は、緩やかな角度のV字形状となっている。)。このような構造を有する卓上カレンダーをA面用紙11またはB面用紙12が机の上面に当接するように置き、机の上面に押しつけると、図4(b)に示す如く底面部7の隆起が大きくなるのと共に表紙部A21およびB31の距離が近づき、さらに押しつけると底面部7が潰れ表紙部A21およびB31の距離がさらに近づいて図4(c)に示す第二の姿勢をとるようになる。
この第二の姿勢では、図10に示すように、ノートとして利用できる程度に平板状となるので、ユーザが筆記具を握る手の小指側で押圧力を加えながら、A面用紙11またはB面用紙12に書き込みを安定的に行うことが可能となる。ユーザがノートカレンダー1への押圧力を開放すると、樹脂板からなる折り部A22および折り部B32の反発力により、ノートカレンダー1は第一の姿勢に戻る。
以上に説明した本発明のノートカレンダー1は、ノート(または手帳)として利用可能であると共に自立する卓上カレンダーとして利用することも可能である。このノートカレンダー1は、二本の折り線により折り部(A22、B32)の反発が抑えられているので、ブックカバー付きノートの外観を呈することが可能である。さらに、このノートカレンダー1は、卓上カレンダーとして利用する場合においても、底面部7の形状変化により押しつぶして筆記を行うことができるという従来に無い使用形態を提供することを可能とするものである。
1:ノートカレンダー
2:表紙A
3:表紙B
6:綴じ具(リング)
7:底面部
11:A面用紙
12:B面用紙
21:表紙部A
22:折り部A
23:自立用係合部材
24:閉止部材
31:表紙部B
32:折り部B
33:自立用係合部材
34:閉止部材
41:折り線A
42:折り線A
43:スジ押し
44:全抜きミシン
51:折り線B
52:折り線B
53:スジ押し
54:全抜きミシン

Claims (7)

  1. カレンダーが印刷された用紙を含む穴あき用紙群と、
    前記各用紙よりも肉厚で弾性のある穴あき表紙A(2)と、
    前記各用紙よりも肉厚で弾性のある穴あき表紙B(3)と、
    前記穴あき用紙群、前記表紙Aおよび前記表紙Bを回動可能に綴じる綴じ具と、を備え、
    前記表紙Aが、前記各用紙よりも僅かに大きい表紙部A(21)と、前記表紙部Aと折り線Aを介して連続する折り部A(22)と、折り部Aに設けられた自立用係合部材A(23)と、折り部Aに設けられた閉止部材A(24)とを有し、
    前記表紙Bが、前記各用紙よりも僅かに大きい表紙部B(31)と、前記表紙部Bと折り線Bを介して連続する折り部B(32)と、折り部Bに設けられた自立用係合部材B(33)と、折り部Bに設けられた閉止部材B(34)とを有し、
    前記折り部AおよびBを外側に曲げ、前記表紙AおよびBにより鋭角を構成し、前記自立用係合部材AおよびBを係合させることにより自立する卓上カレンダーを構成することができ、
    前記折り部AおよびBを内側に曲げ、前記各用紙が対向するように前記表紙Aおよび表紙Bを閉じた際に、前記閉止部材AおよびBにより固定することができることを特徴とするノートカレンダー。
  2. 前記表紙AおよびBが、樹脂板からなり、
    前記折り線AおよびBが、それぞれ平行する二本の折り線により構成されることを特徴とする請求項1に記載のノートカレンダー。
  3. 前記折り線AおよびBが、それぞれスジ押しと全抜きミシンの組み合わせからなることを特徴とする請求項2に記載のノートカレンダー。
  4. 前記スジ押しが、前記表紙AおよびBの表側から形成されていることを特徴とする請求項3に記載のノートカレンダー。
  5. 前記自立用係合部材A(23)が、複数の挿入口であり、
    前記自立用係合部材B(33)が、複数の挿入片であり、
    前記卓上カレンダーを構成し、前記綴じ具が着地するように倒した場合に、上方から下方に押圧すると前記表紙部AおよびBの距離が近づいてノートとして利用できる程度に平板状となることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のノートカレンダー。
  6. 前記閉止部材AおよびBが、面ファスナにより構成されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のノートカレンダー。
  7. 前記用紙群が、前記ノートカレンダーを縦方向とした場合に見開きで第一の方向に延びる横書き罫線が表示される用紙の組を有すること、並びに、一方の面にカレンダーの印刷が表示される際には他方の面に第一の方向と直交する第二の方向に延びる横書き罫線が表示される用紙の組を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のノートカレンダー。
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