JP2015100642A - X線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自然につながった長尺画像を取得することができるX線撮影装置を提供する。【解決手段】大凡の形状を求めるために、長尺撮影の前にモデルのデータを取得して、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状データを求める。次に、被検体に関する長尺撮影を行い、互いに隣接する2つのX線画像において重複する画素領域では、データ線に沿って輝度差(画素値の差分Δ)が生じる。上述の信号強度の形状データにより、重複する画素領域での画素値の差分Δから、スロット幅Dおよび重複する幅dから、当該画素領域以外の画素(ピクセル座標y)でのオフセット補正値Cを算出する。このオフセット補正値Cに基づいてオフセット補正を行い、オフセット補正後のX線画像を連結して長尺撮影を作成することで、自然につながった長尺画像を取得する。【選択図】図6

Description

この発明は、X線撮影を行うX線撮影装置に係り、特に、複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する技術に関する。
従来、この種の装置として、X線管(X線照射手段)とX線検出器(X線検出手段)とを同期動作させて被検体の体軸方向に沿って移動させてX線画像をそれぞれ取得して、体軸方向にX線画像を連結して長尺画像を作成する。特に、コリメータによりX線の開き量を調節して照視野をスリット状に絞り込んで得られたX線画像を体軸方向に連結して長尺画像を作成する長尺撮影(以下、「スロット撮影」と呼ぶ)を行う手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来のスロット撮影における画像合成手法(画像連結手法)は、撮影条件を固定にした場合においては、互いに隣接する(前後の)2つのX線画像において重複する画素領域(重なり部分)を補間演算等で画素値が滑らかになるように連結する(つなぎ合わせる)手法が基本である。撮影条件が撮影毎に変化する場合には、それぞれの撮影条件や重なり部分の信号強度のプロファイルに基づいて、それぞれのX線画像の輝度値を、対象となるX線画像毎に一様に画素値変換した後につなぎ合わせる手法がある。
特開2004−236929号公報
しかしながら、従来手法によるつなぎ合わせを行うと、撮影条件が一定である場合においても、図9に示すような(合成された)長尺画像に縞々が発生するという問題がある。なお、図9はアクリル板のような均一な物体を撮影した場合の長尺画像であって、アクリル板のような均一な物体を撮影しても縞々が発生することが確認されている。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、自然につながった長尺画像を取得することができるX線撮影装置を提供することを目的とする。
発明者らは、上記の問題を解決するために鋭意研究した結果、次のような知見を得た。
すなわち、図9の結果から直接線が強く当たる部分ではオフセット値の変動に起因する輝度変化(画素値変化)を起こす現象が判明した。スロット撮影の際には、X線検出器のデータ線が体軸方向(連結方向)に平行になるようにX線検出器をセッティングして、データ線に平行にX線管およびX線検出器を移動させてX線検出器で複数のX線画像をそれぞれ取得して連結する。したがって、データ線に沿って輝度変化(画素値変化)を起こす現象が図9の結果から確認される。特に、スロット撮影時のように、1つのX線検出器の面内でX線をほぼ受けない部分とX線が強く当たる(直接線が当たる)部分とが存在する場合には、その現象が顕著となる。
図10は、長尺画像に関する信号強度のプロファイルであり、一番上のグラフはスロット幅が広い場合で、中央のグラフはスリット幅を少し狭めた場合で、一番下のグラフはスロット幅を実際のスロット撮影での幅に狭めた場合である。スロット幅が広い場合の一番上のグラフではプロファイルは均一であるが、スロット幅を実際のスロット撮影での幅に狭めた場合の一番下のグラフでは中央部に複雑な形状の輝度変化(画素値変化)が観察される。
このような直接線の入射による輝度変化を補正せずに、従来手法によるつなぎ合わせを行うと、撮影条件が一定である場合においても、図9でも述べたように長尺画像に縞々が発生する。一方、直接線の入射を抑制するように体軸に直交する方向を狭めると、図11に示すように縞々が発生せずに、直接線の入射量に依存する現象であることが確認されている。そこで、図11に示すように直接線の入射を抑制するように体軸に直交する方向を狭めてスロット撮影を行うことも考えられる。しかし、背骨が曲がった状態の被検体でX線画像を撮影しようとすると、端部の情報が反映されなくなるので、体軸に直交する方向を狭めてスロット撮影を行うことは好ましくない。
一方で、このような現象が起こるのは、直接線の入射量以外にも、X線検出器のセンサから画素値を読み出すまでの間が、スリット状の画像における最初のゲート線での読み出しと最後のゲート線での読み出しとの間で時間差として生じ、その時間差に起因してオフセット値が長尺撮影の移動方向(すなわちデータ線に沿った方向)に依存して変動するのが原因であると考えられる。つまり、図12に示すように、最初のゲート線GSTARTでの画素値をデータ線Dに沿って読み出す時間tSTARTと、最後のゲート線GENDでの画素値をデータ線Dに沿って読み出す時間tENDとにおいて時間差が生じる結果、データ線Dに沿ってオフセット値が変動する。なお、図12の符号MUXはマルチプレクサ(multiplexer)である。
そこで、直接線の入射を抑制する手法でなく、画素値のプロファイルに基づいてオフセット補正を行えば、ゲート線の位置に依存した輝度変化(画素値変化)を抑え、自然につながった画像を取得することができるという知見を得た。
このような知見に基づくこの発明は、次のような構成をとる。
すなわち、この発明に係るX線撮影装置は、X線撮影を行うX線撮影装置であって、被検体に向けてX線を照射するX線照射手段と、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、当該X線検出手段で得られた複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する際に、前記X線検出手段のデータ線に平行に移動させて前記X線検出手段で前記複数のX線画像をそれぞれ取得して連結する画像連結手段と、長尺撮影の前に予め得られたモデルのデータであって、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状データを記憶する形状データ記憶手段と、当該形状データ記憶手段で記憶された前記信号強度の形状データ、および前記被検体に関する互いに隣接する2つのX線画像において重複する画素領域での画素値の差分に基づいて、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存するオフセット補正値を算出するオフセット補正値算出手段と、前記被検体に関する互いに隣接する2つのX線画像のうち、移動方向の上流側にあるX線画像において、対象となる画素値から、当該画素値の画素に対応した位置に依存する前記オフセット補正値を減算する処理を前記データ線毎にそれぞれ行ってオフセット補正後のX線画像を作成するオフセット補正手段とを備え、当該オフセット補正手段によって得られたオフセット補正後のX線画像を前記画像連結手段は連結して前記長尺撮影を作成することを特徴とするものである。
[作用・効果]この発明に係るX線撮影装置によれば、X線検出手段で得られた複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する際に、X線検出手段のデータ線に平行に移動させてX線検出手段で複数のX線画像をそれぞれ取得して連結する。その結果、補正を行わない場合には、直接線が強く当たった際にはデータ線に沿って輝度変化(画素値変化)が生じて長尺画像に縞々が発生する。この輝度変化(画素値変化)はデータ線や連結位置に応じて特性が大きく変化することがなく、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状において、傾き等を除けば一定の形であると考えられる。例えば、信号強度が当該位置に対して線形に変化した場合には、他の箇所(データ線や連結位置)でも線形に変化すると考えられる。逆に、例えば、信号強度が当該位置に対して2次曲線で変化した場合には、他の箇所でも2次曲線で変化すると考えられる。
そこで、大凡の形状を求めるために、長尺撮影の前にファントム(例えばアクリル板)等を用いてモデルのデータを取得する。そして、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状データを形状データ記憶手段に記憶する。次に、被検体に向けてX線照射手段がX線を照射して、被検体を透過したX線をX線検出手段が検出し、X線検出手段のデータ線に平行に移動させてX線検出手段で被検体に関する複数のX線画像をそれぞれ取得して連結して被検体に関する長尺画像を画像連結手段が作成することにより、被検体に関する長尺撮影を行う。長尺撮影において得られた被検体に関するX線画像であって、互いに隣接する2つのX線画像において重複する画素領域では、本来であればこの部分の輝度(画素値)は隣り合う撮像で同一輝度(同一画素値)になるべきであるが、データ線に沿った輝度変化(画素値変化)により輝度差(画素値の差分)が生じる。この差分がオフセット値(オフセット補正値)の変動である。このようにして、差分を求めることで、対象となるデータ線での位置に依存した変化を求めることができる。なお、差分を求めているので被検体に関する情報はキャンセルされて、データ線に沿った輝度変化(画素値変化)が純粋に求められる。
また、形状データ記憶手段に記憶された信号強度の形状データにより、上述した重複する画素領域での画素値の差分から、当該画素領域以外の画素でのオフセット補正値をオフセット補正値算出手段は算出することができる。さらに、被検体に関する互いに隣接する2つのX線画像のうち、移動方向の上流側にあるX線画像において、対象となる画素値から、当該画素値の画素に対応した位置に依存するオフセット補正値を減算する処理をデータ線毎にそれぞれ行ってオフセット補正後のX線画像をオフセット補正手段は作成する。当該オフセット補正手段によって得られたオフセット補正後のX線画像を画像連結手段が連結して長尺撮影を作成することで、ゲート線の位置に依存した輝度変化(画素値変化)を抑えたX線画像がつなぎ合わされた長尺画像が得られる。その結果、自然につながった長尺画像を取得することができる。
この発明に係るX線撮影装置によれば、大凡の形状を求めるために、長尺撮影の前にモデルのデータを取得して、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状データを形状データ記憶手段に記憶する。次に、被検体に関する長尺撮影を行い、互いに隣接する2つのX線画像において重複する画素領域では、データ線に沿った輝度変化(画素値変化)により輝度差(画素値の差分)が生じる。また、形状データ記憶手段に記憶された信号強度の形状データにより、上述した重複する画素領域での画素値の差分から、当該画素領域以外の画素でのオフセット補正値をオフセット補正値算出手段は算出することができる。さらに、被検体に関する互いに隣接する2つのX線画像のうち、移動方向の上流側にあるX線画像において、対象となる画素値から、当該画素値の画素に対応した位置に依存するオフセット補正値を減算する処理をデータ線毎にそれぞれ行ってオフセット補正後のX線画像をオフセット補正手段は作成する。当該オフセット補正手段によって得られたオフセット補正後のX線画像を画像連結手段が連結して長尺撮影を作成することで、自然につながった長尺画像を取得することができる。
実施例に係るX線撮影装置の概略斜視図である。 実施例に係るX線撮影装置の概略正面図である。 実施例に係るX線撮影装置の概略側面図およびブロック図である。 側面視したフラットパネル型X線検出器(FPD)の等価回路である。 平面視したフラットパネル型X線検出器(FPD)の等価回路である。 長尺撮影の移動方向に沿った位置に対して信号強度が線形に増加したときのオフセット補正値,重複する画素領域での画素値の差分および連結方向に沿ったX線画像の幅であるスロット幅との関係を示したプロファイルの概略図である。 長尺撮影の移動方向に沿った位置に対して信号強度が線形に増加したときのX線画像に関するプロファイルの概略図である。 オフセット補正後の画像である。 直接線の入射により得られた画像(直接線入射画像)である。 長尺画像に関する信号強度のプロファイルである。 直接線の入射を抑制して得られた画像(直接線抑制画像)である。 オフセット値の変動に関する説明に供するゲート線およびデータ線の概略図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1は、実施例に係るX線撮影装置の概略斜視図であり、図2は、実施例に係るX線撮影装置の概略正面図であり、図3は、実施例に係るX線撮影装置の概略側面図およびブロック図である。図3では、天板保持部等の図示を省略する。
X線撮影装置は、図1〜図3に示すように、被検体Mを載置する天板1と、その被検体Mに向けてX線を照射するX線管2と、被検体Mを透過したX線を検出するフラットパネル型X線検出器(FPD: Flat Panel Detector)(以下、「FPD」と略記する)3とを備えている。FPD3は天板1内に収容されている。X線管2は、この発明におけるX線照射手段に相当し、フラットパネル型X線検出器(FPD)3は、この発明におけるX線検出手段に相当する。
X線撮影装置は、X線管2を支持する支柱21を備えるとともに、天板1を支持する主支柱31を備えている。X線管2の照射側にはX線管2から照射されるX線の開き量を調節することで照視野を制御するコリメータ22を配設している。本実施例では、主支柱31の一端が上述したようにX線管2を支持し、他端が天板1内に収容されたFPD3を支持することで、X線管2およびFPD3が被検体Mの長手方向に沿って互いに同方向に天板1に対して平行移動する(図3を参照)。また、コリメータ22によって、FPD3に投影される照視野よりも狭く絞った状態で(図3を参照)、X線管2およびFPD3が被検体Mの長手方向に沿って互いに同方向に天板1に対して平行移動しながら、X線管2からスリット状のX線を照射して、FPD3がX線を検出してX線撮影を行う。
主支柱31は、床面に設置された基台32に立設されており、天板1を起倒(傾斜)可能に保持する天板保持部33を配設している。床面に設置された基台32に主支柱31を立設し、天板1を保持する天板保持部33を配設することで、天板1が保持された状態で、天板1内に収容されたFPD3、FPD3を他端で支持した支柱21、その支柱21の一端に支持されたX線管2およびX線管2の照射側に配設されたコリメータ22も支持される。
天板保持部33内には、天板1を水平軸の軸心周りに回転させて傾斜させる扇形ラック34と、扇形ラック34および主支柱31に挿入される支軸35と、扇形ラック34に嵌合されるピニオン36と、ピニオン36を一端に配設した回転軸37と、回転軸37を回転させるモータ38とを収容している。モータ38が回転軸37を回転させることで、回転軸37の一端に配設されたピニオン36が回転し、ピニオン36の回転に連動して、それに嵌合された扇形ラック34が支軸35を支点として支軸35周りに回転する。扇形ラック34が支軸35周りに回転することで、天板1を水平軸の軸心周りに回転させて傾斜させる。
このように、天板1が水平軸の軸心周りに回転して傾斜すると、天板1を起立姿勢・傾斜姿勢・水平姿勢(臥位姿勢)に起倒させることが可能になる。また、天板1の傾斜に連動して、X線管2およびFPD3が傾斜傾斜するとともに、X線管2を支持する支柱21も傾斜する。なお、天板1を起立姿勢に傾斜させる際に、天板1の水平軸の軸心周りの回動位置から天板1下部の距離が、支柱31の支軸35から支柱31下部までの高さよりも長い場合には、起立姿勢が実現できないので、この場合には天板1を上部に移動させれば起立姿勢を実現することができる。
X線撮影装置は、他に、図3に示すように、支柱21とともにそれに支持されたX線管2およびコリメータ22を被検体Mの体軸である長手方向に沿って天板1に対して平行移動させるために、モータ(図示省略)を駆動させる支柱駆動機構4や、FPD3を長手方向に沿って天板1に対して平行移動させるために、モータ(図示省略)を駆動させるFPD駆動機構5や、上述した天板1を起倒(傾斜)させるためにモータ38(図2を参照)を駆動させる天板回転機構6や、連結する軸(すなわち体軸に直交する軸)の軸心周りにX線管2を回転移動させるために、モータ(図示省略)を駆動させるX線管回転機構7と、FPD3から電荷信号であるX線検出信号をディジタル化して取り出すA/D変換器8や、A/D変換器8から出力されたX線検出信号に基づいて種々の処理を行う画像処理部9や、これらの各構成部を統括するコントローラ10や、処理されたX線画像などを記憶するメモリ部11や、操作者が入力設定を行う入力部12や、処理されたX線画像などを表示するモニタ13などを備えている。なお、X線管2の管電圧や管電流を発生させる高電圧発生部等については、特徴部分に関連していないので、図示および説明については省略する。
画像処理部9は、後述する形状データメモリ部11aで記憶された信号強度の形状データ、および被検体Mに関する互いに隣接する2つのX線画像において重複する画素領域での画素値の差分に基づいて、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存するオフセット補正値を算出するオフセット補正値算出部9aと、被検体Mに関する互いに隣接する2つのX線画像のうち、移動方向の上流側にあるX線画像において、対象となる画素値から、当該画素値の画素に対応した位置に依存するオフセット補正値を減算する処理を後述するデータ線49(図4および図5を参照)毎にそれぞれ行ってオフセット補正後のX線画像を作成するオフセット補正部9cと、FPD3で得られた複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する画像連結部9cとを備えている。なお、画像連結部9cにより複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する際には、データ線49に平行にFPD3を移動させてFPD3で複数のX線画像をそれぞれ取得して連結する。オフセット補正値算出部9aは、この発明におけるオフセット補正値算出手段に相当し、オフセット補正部9bは、この発明におけるオフセット補正手段に相当し、画像連結部9cは、この発明における画像連結手段に相当する。オフセット補正値算出部9aやオフセット補正部9bや画像連結部9cの具体的な機能については、図6〜図7で後述する。
コントローラ10は、中央演算処理装置(CPU)などで構成されており、メモリ部11は、ROM(Read-only Memory)やRAM(Random-Access Memory)などに代表される記憶媒体などで構成されている。また、入力部12は、マウスやキーボードやジョイスティックやトラックボールやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイスで構成されている。X線撮影装置では、被検体Mを透過したX線をFPD3が検出して、検出されたX線に基づいて画像処理部9で画像処理を行ってX線画像を作成することで被検体MのX線撮影を行う。
本実施例では、メモリ部11は、長尺撮影の前に予め得られたモデルのデータであって、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状データを記憶する形状データメモリ部11aを備えている。形状データメモリ部11aは、この発明における形状データ記憶手段に相当する。形状データメモリ部11aの具体的な機能についても、図6〜図7で後述する。
次に、フラットパネル型X線検出器(FPD)3の構造について、図4および図5を参照して説明する。図4は、側面視したフラットパネル型X線検出器(FPD)の等価回路であり、図5は、平面視したフラットパネル型X線検出器(FPD)の等価回路である。
FPD3は、図4に示すように、ガラス基板41と、ガラス基板41上に形成された薄膜トランジスタTFTとから構成されている。薄膜トランジスタTFTについては、図4、図5に示すように、縦・横式2次元マトリクス状配列でスイッチング素子42が多数個(例えば、1024個×1024個)形成されており、キャリア収集電極43ごとにスイッチング素子42が互いに分離形成されている。すなわち、FPD3は、2次元アレイ放射線検出器でもある。
図4に示すようにキャリア収集電極43の上にはX線感応型半導体44が積層形成されており、図4、図5に示すようにキャリア収集電極43は、スイッチング素子42のソースSに接続されている。ゲートドライバ45からは複数本のゲート線46が接続されているとともに、各ゲート線46はスイッチング素子42のゲートGに接続されている。一方、図5に示すように、電荷信号を収集して1つに出力するマルチプレクサ47には増幅器48を介して複数本のデータ線49が接続されているとともに、図4、図5に示すように各データ線49はスイッチング素子42のドレインDに接続されている。データ線49は、この発明におけるデータ線に相当する。
図示を省略する共通電極にバイアス電圧を印加した状態で、ゲート線46の電圧を印加(または0Vに)することでスイッチング素子42のゲートがONされて、キャリア収集電極43は、検出面側で入射したX線からX線感応型半導体44を介して変換された電荷信号(キャリア)を、スイッチング素子42のソースSとドレインDとを介してデータ線49に読み出す。なお、スイッチング素子がONされるまでは、電荷信号はキャパシタ(図示省略)で暫定的に蓄積されて記憶される。各データ線49に読み出された電荷信号を増幅器48で増幅して、マルチプレクサ47で1つの電荷信号にまとめて出力する。出力された電荷信号をA/D変換器8でディジタル化してX線検出信号として出力する。
次に、オフセット補正値算出部9aやオフセット補正部9bや画像連結部9cや形状データメモリ部11aの具体的な機能について、図6〜図7を参照して説明する。図6は、長尺撮影の移動方向に沿った位置に対して信号強度が線形に増加したときのオフセット補正値,重複する画素領域での画素値の差分および連結方向に沿ったX線画像の幅であるスロット幅との関係を示したプロファイルの概略図であり、図7は、長尺撮影の移動方向に沿った位置に対して信号強度が線形に増加したときのX線画像に関するプロファイルの概略図である。
先ず、長尺撮影の前にファントム(例えばアクリル板)等を用いてモデルのデータを取得する。長尺撮影と同じ撮影条件で、長尺撮影と同じ線量のX線をX線管2(図1〜図3を参照)から照射して、連結方向に沿ったX線画像の幅であるスロット幅(すなわち長手方向のスロット幅)について長尺撮影と同じスロット幅で、アクリル板などからなるファントムの撮影を行ってファントムに関するX線画像を取得する。ファントムに関するX線画像を取得するのは、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状を調べるためである。
FPD3(図1〜図3を参照)に入射する直接線が徐々に強くなるように、最初は体軸に直交する方向が広いファントムを用意して、用意したファントムを用いてX線画像を取得し、あるデータ線を横軸とした信号強度のプロファイルを作成する。最初に得られる信号強度のプロファイルではデータ線に沿って依存せずにオフセット値が変動しないが、直接線が徐々に強くなるように、体軸に直交する方向が徐々に狭くなるファントムを逐次に用意して、それぞれの信号強度のプロファイルを作成すると、ある程度に狭くなったファントムにおいて、データ線に沿ってオフセット値が変動する。長尺撮影の移動方向に沿った位置に対して信号強度が線形に増加した場合には、図6や図7に示すような長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状データが信号強度のプロファイルとして得られる。この信号強度の形状データを形状データメモリ部11a(図3を参照)に一旦書き込んで記憶する。
なお、入射する直接線が徐々に強くなるように、体軸に直交する方向が徐々に狭くなるファントムを逐次に用意して、それぞれの信号強度のプロファイルを作成する場合について説明したが、このような作成手法に限定されない。入射する直接線が徐々に強くなるように、最初に体軸に直交する方向においてコリメータ22(図1〜図3を参照)の開き幅を狭くした状態でファントムにX線を照射して信号強度のプロファイルを作成して、体軸に直交する方向が徐々に広くなるようにコリメータ22の開き幅を逐次に広くして、それぞれの信号強度のプロファイルを作成してもよい。
このように、ファントムに関するX線画像を取得して、信号強度のプロファイルにより大凡の形状を求めると、長尺撮影においても、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状において、傾き等を除けば一定の形であると考えられる。ここでは、長尺撮影の移動方向に沿った位置に対して信号強度が線形に増加している場合について説明しており、ファントムに関するX線画像を取得すると、信号強度が当該位置に対して線形に増加したモデルのデータが得られ、長尺撮影においても他の箇所(データ線や連結位置)でも線形に変化すると考えられる。
次に、被検体M(図2や図3を参照)に向けてX線管がX線を照射して、被検体Mを透過したX線をFPD3が検出し、FPD3のデータ線に平行に移動させてFPD3で被検体Mに関する複数のX線画像をそれぞれ取得して連結して被検体Mに関する長尺画像を画像連結部9c(図3を参照)が作成することにより、被検体Mに関する長尺撮影を行う。なお、実際には後述するオフセット補正を行った後に連結して長尺画像を作成する。
長尺撮影において得られた被検体Mに関するX線画像であって、図6に示すように、互いに隣接する2つのX線画像(図7のN枚目のX線画像,図7のN+1枚目のX線画像)では、本来であればこの部分の輝度(画素値)は隣り合う撮像で同一輝度(同一画素値)になるべきであるが、データ線に沿った輝度変化(画素値変化)により輝度差(画素値の差分)が生じる。図7では約100画素値ほどの差が生じている。
図6に示すように、この互いに隣接する2つのX線画像(N枚目のX線画像,N+1枚目のX線画像)において重複する画素領域での画素値の差分(図6では、重複する画素領域の中央点での画素値の差分)をΔとする。また、連結方向に沿ったX線画像の幅であるスロット幅をDピクセルとし、重複する幅をdピクセルとする。さらに、移動方向の上流側にあるX線画像(N枚目のX線画像)についてピクセル座標をyとしてピクセル座標yをy=0〜D−1の範囲で動かすときに、そのオフセット補正値をCとする。長尺撮影の移動方向に沿った位置に対して信号強度が線形に増加したときには、オフセット補正値Cは下記(1)式で表される。
C=Δ/(D−d)×y … (1)
上記(1)式から明らかなように、上記(1)式は、傾きΔ/(D−d)を有したピクセル座標yに関する1次関数である。
よって、長尺撮影の前にファントム等を用いてモデルのデータを取得することで、大凡の形状(ここでは長尺撮影の移動方向に沿った位置に対して信号強度が線形に増加する1次関数の形)がわかり、長尺撮影において実際の傾きΔ/(D−d)をデータ線や連結位置毎に求めれば、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存するオフセット補正値Cを算出することができる。このように、オフセット補正値算出部9a(図3を参照)は、形状データメモリ部11aで記憶された信号強度の形状データ、および被検体Mに関する互いに隣接する2つのX線画像(N枚目のX線画像,N+1枚目のX線画像)において重複する画素領域での画素値の差分Δに基づいて、上記(1)式から長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存するオフセット補正値Cを算出することができる。
さらに、被検体Mに関する互いに隣接する2つのX線画像(N枚目のX線画像,N+1枚目のX線画像)のうち、移動方向の上流側にあるX線画像(N枚目のX線画像)において、対象となる画素値から、当該画素値の画素(ピクセル座標y)に対応した位置に依存するオフセット補正値Cを減算する処理をデータ線毎にそれぞれ行ってオフセット補正後のX線画像をオフセット補正部9b(図1を参照)は作成する。当該オフセット補正部9bによって得られたオフセット補正後のX線画像を画像連結部9cが連結して長尺画像を最終的に作成する。
このオフセット補正を行った後に、長尺合成(画像連結)を行ったオフセット補正後の画像の例を図8に示す。図8の結果から、直接線の入射を抑制せずとも図9の縞々がなくなって自然につながった長尺画像が取得されたことが確認されている。
本実施例に係るX線撮影装置によれば、フラットパネル型X線検出器(FPD)3で得られた複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する際に、FPD3のデータ線49(図4および図5を参照)に平行に移動させてFPD3で複数のX線画像をそれぞれ取得して連結する。その結果、補正を行わない場合には、直接線が強く当たった際にはデータ線49に沿って輝度変化(画素値変化)が生じて長尺画像に縞々が発生する。この輝度変化(画素値変化)はデータ線49や連結位置に応じて特性が大きく変化することがなく、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状において、傾き(上記(1)式ではΔ/(D−d))等を除けば一定の形であると考えられる。例えば、信号強度が当該位置に対して線形に変化した場合には、他の箇所(データ線や連結位置)でも線形に変化すると考えられる。逆に、例えば、信号強度が当該位置に対して2次曲線で変化した場合には、他の箇所でも2次曲線で変化すると考えられる。
そこで、大凡の形状を求めるために、長尺撮影の前にファントム(例えばアクリル板)等を用いてモデルのデータを取得する。そして、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状データを形状データメモリ部11aに記憶する。次に、被検体Mに向けてX線管2がX線を照射して、被検体Mを透過したX線をFPD3が検出し、FPD3のデータ線49に平行に移動させてFPD3で被検体Mに関する複数のX線画像をそれぞれ取得して連結して被検体Mに関する長尺画像を画像連結部9cが作成することにより、被検体に関する長尺撮影を行う。長尺撮影において得られた被検体Mに関するX線画像であって、互いに隣接する2つのX線画像(N枚目のX線画像,N+1枚目のX線画像)において重複する画素領域では、本来であればこの部分の輝度(画素値)は隣り合う撮像で同一輝度(同一画素値)になるべきであるが、データ線49に沿った輝度変化(画素値変化)により輝度差(画素値の差分)が生じる。この差分がオフセット値(オフセット補正値)の変動である。このようにして、差分Δを求めることで、対象となるデータ線49での位置に依存した変化を求めることができる。なお、差分Δを求めているので被検体Mに関する情報はキャンセルされて、データ線49に沿った輝度変化(画素値変化)が純粋に求められる。
また、形状データメモリ部11aに記憶された信号強度の形状データにより、上述した重複する画素領域での画素値の差分Δから、本実施例の場合には上記(1)式に代入することで、当該画素領域以外の画素(すなわちピクセル座標y)でのオフセット補正値Cをオフセット補正値算出部9aは算出することができる。さらに、被検体Mに関する互いに隣接する2つのX線画像(N枚目のX線画像,N+1枚目のX線画像)のうち、移動方向の上流側にあるX線画像(N枚目のX線画像)において、対象となる画素値から、当該画素値の画素(ピクセル座標y)に対応した位置に依存するオフセット補正値Cを減算する処理をデータ線49毎にそれぞれ行ってオフセット補正後のX線画像をオフセット補正部9bは作成する。当該オフセット補正部9bによって得られたオフセット補正後のX線画像を画像連結部9cが連結して長尺撮影を作成することで、ゲート線49の位置に依存した輝度変化(画素値変化)を抑えたX線画像がつなぎ合わされた長尺画像が得られる。その結果、自然につながった長尺画像を取得することができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)長尺撮影においては、水平姿勢(臥位姿勢)で行ってもよいし、起立姿勢で行ってもよいし、傾斜姿勢で行ってもよい。
(2)上述した実施例では、長尺撮影の移動方向に沿った位置に対して信号強度が線形に増加した場合を例に採って説明したが、単純な線形増加に限定されない。長尺撮影の前にファントム等を用いて得られたモデルのデータであって、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状データに応じて適用すればよい。単純な線形増加でないような場合でも、予めその形状をモデル化(例えばパラメータを含む2次曲線等で作成)しておき、被検体に関する互いに隣接する2つのX線画像において重複する画素領域での画素値の差分からフィッティング等を行うことで、モデルのパラメータ(例えば傾き)を推定することが可能である。例えば、信号強度が(長尺撮影の移動方向に沿った)位置に対して2次曲線で変化した場合には、他の箇所でも2次曲線で変化すると考えられ、信号強度の形状データを、オフセット補正値CをC=a×y(aは傾き)でモデル化して、上述した差分からデータ線毎にフィッティング等をそれぞれ行うことで、データ線毎の傾きaをそれぞれ推定することができ、各々のオフセット補正値Cを算出することができる。
2 … X線管
3 … フラットパネル型X線検出器(FPD)
9a … オフセット補正値算出部
9b … オフセット補正部
9c … 画像連結部
11a … 形状データメモリ部
49 … データ線
Δ … 重複する画素領域での画素値の差分
D … スロット幅
d … 重複する幅
C … オフセット補正値
M … 被検体

Claims (1)

  1. X線撮影を行うX線撮影装置であって、
    被検体に向けてX線を照射するX線照射手段と、
    前記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、
    当該X線検出手段で得られた複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する際に、前記X線検出手段のデータ線に平行に移動させて前記X線検出手段で前記複数のX線画像をそれぞれ取得して連結する画像連結手段と、
    長尺撮影の前に予め得られたモデルのデータであって、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存する信号強度の形状データを記憶する形状データ記憶手段と、
    当該形状データ記憶手段で記憶された前記信号強度の形状データ、および前記被検体に関する互いに隣接する2つのX線画像において重複する画素領域での画素値の差分に基づいて、長尺撮影の移動方向に沿った位置に依存するオフセット補正値を算出するオフセット補正値算出手段と、
    前記被検体に関する互いに隣接する2つのX線画像のうち、移動方向の上流側にあるX線画像において、対象となる画素値から、当該画素値の画素に対応した位置に依存する前記オフセット補正値を減算する処理を前記データ線毎にそれぞれ行ってオフセット補正後のX線画像を作成するオフセット補正手段と
    を備え、
    当該オフセット補正手段によって得られたオフセット補正後のX線画像を前記画像連結手段は連結して前記長尺撮影を作成することを特徴とするX線撮影装置。
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