JP6127935B2 - X線撮影装置 - Google Patents

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この発明は、X線撮影を行うX線撮影装置に係り、特に、複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する技術に関する。
従来、この種の装置として、X線管(X線照射手段)とX線検出器(X線検出手段)とを同期動作させて被検体の体軸方向に沿って移動させてX線画像をそれぞれ取得して、体軸方向にX線画像を連結して長尺画像を作成する。特に、コリメータによりX線の開き量を調節して照射野をスリット状に絞り込んで得られたX線画像を体軸方向に連結して長尺画像を作成する長尺撮影(以下、「スロット撮影」と呼ぶ)を行う手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来のスロット撮影では、照射野の中心が、連結方向に関するX線検出器の中心となる位置関係を保った状態で、X線管およびX線検出器を動かしながらスリット状の照射野で連続撮影を行っていた。スリット状の照射野とするのは、X線をX線検出器の検出面に対して垂直に入射させることで、撮影像(X線画像)に歪みが出ないようにするためである。
特開2004−236929号公報
しかしながら、均一なX線を照射しても、中央から両端への2方向に画素値の信号を読み出すX線検出器の場合には、中央部分に線が入るアーティファクトが生じるという問題がある。具体的には、例えばX線検出器がフラットパネル型X線検出器で構成されている場合において、大面積を実現するために片方に信号を読み出す2枚のパネルを面内に中央で貼り合わせて、中央から両端への2方向に画素値の信号を読み出すX線検出器を製造する。図8に示すように、中央のゲート線GCENTERでの画素値をデータ線Dに沿って読み出す時間tCENTERと、スリット状の端部に相当するゲート線GEDGEでの画素値をデータ線に沿って読み出す時間tEDGEとにおいて時間差が生じる結果、信号減衰にバラツキが生じて中央部分にアーティファクトが生じる。なお、図8の符号MUXはマルチプレクサ(multiplexer)である。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、アーティファクトが生じない長尺画像を取得することができるX線撮影装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、この発明に係るX線撮影装置は、X線撮影を行うX線撮影装置であって、被検体に向けてX線を照射するX線照射手段と、前記被検体を透過したX線を検出し、中央から両端への2方向に画素値の信号を読み出すように構成されたX線検出手段と、当該X線検出手段で得られた複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する画像連結手段と、前記X線照射手段から照射されるX線の開き量を調節するコリメータと、連結方向に関する前記X線検出手段の前記中央の領域である中央領域を含まないように、前記X線照射手段,前記X線検出手段のいずれか少なくとも一方を駆動させることにより前記コリメータによりX線の開き量が調節された照射野を前記中央領域からずらして制御する駆動制御手段とを備え、前記駆動制御手段により、前記X線照射手段,前記X線検出手段のいずれか少なくとも一方を駆動させて、前記コリメータによりX線の開き量が調節された照射野が前記X線検出手段の前記中央領域からずれて投影した状態でそれぞれ得られた前記複数のX線画像を前記画像連結手段は連結して前記長尺撮影を作成することを特徴とするものである。
[作用・効果]被検体を透過したX線を検出し、当該中央から両端への2方向に画素値の信号を読み出すように構成されたX線検出手段(図8を参照)の場合には、課題でも述べたように、中央の領域である中央領域に信号減衰のバラツキによるアーティファクトが生じる。そこで、この発明に係るX線撮影装置によれば、駆動制御手段により、X線照射手段,X線検出手段のいずれか少なくとも一方を駆動させて、コリメータによりX線の開き量が調節された照射野がX線検出手段の(連結方向に関する)中央領域からずれて投影した状態でそれぞれ得られた複数のX線画像を画像連結手段は連結して長尺撮影を作成する。中央領域において画素値の信号の減衰が著しい場合には、その中央領域からずれて投影するようにX線照射手段,X線検出手段のいずれか少なくとも一方を駆動させて、コリメータによりX線の開き量が調節してスリット状の照射野でのスロット撮影を行う。よって、信号減衰の傾向が単調となったX線画像、あるいは信号減衰を抑制したX線画像を連結して、アーティファクトが生じない長尺画像を取得することができる。
上述したこの発明に係るX線撮影装置において、上述した駆動制御手段は、連結方向に沿ってX線検出手段を平行移動させることにより上述した中央領域からずらして制御してもよいし、連結する軸の軸心周りにX線照射手段を回転移動させることにより上述した中央領域からずらして制御してもよい。また、両者を組み合わせて、連結方向に沿ってX線検出手段を平行移動させて、連結方向にX線照射手段を回転傾斜させることにより上述した中央領域からずらして制御してもよい。
この発明に係るX線撮影装置によれば、駆動制御手段により、X線照射手段,X線検出手段のいずれか少なくとも一方を駆動させて、コリメータによりX線の開き量が調節された照射野がX線検出手段の(連結方向に関する)中央領域からずれて投影した状態でそれぞれ得られた複数のX線画像を画像連結手段は連結して長尺撮影を作成する。その結果、アーティファクトが生じない長尺画像を取得することができる。
実施例に係るX線撮影装置の概略斜視図である。 実施例に係るX線撮影装置の概略正面図である。 実施例に係るX線撮影装置の概略側面図およびブロック図である。 側面視したフラットパネル型X線検出器(FPD)の等価回路である。 平面視したフラットパネル型X線検出器(FPD)の等価回路である。 連結方向に沿ってフラットパネル型X線検出器(FPD)を平行移動させることにより中央領域からずらした制御を行う一例である。 連結する軸の軸心周りにX線管を回転移動させることにより中央領域からずらした制御を行う一例である。 信号減衰にバラツキが生じる説明に供するゲート線およびデータ線の概略図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1は、実施例に係るX線撮影装置の概略斜視図であり、図2は、実施例に係るX線撮影装置の概略正面図であり、図3は、実施例に係るX線撮影装置の概略側面図およびブロック図である。図3では、天板保持部等の図示を省略する。
X線撮影装置は、図1〜図3に示すように、被検体Mを載置する天板1と、その被検体Mに向けてX線を照射するX線管2と、被検体Mを透過したX線を検出するフラットパネル型X線検出器(FPD: Flat Panel Detector)(以下、「FPD」と略記する)3とを備えている。FPD3は天板1内に収容されている。X線管2は、この発明におけるX線照射手段に相当し、フラットパネル型X線検出器(FPD)3は、この発明におけるX線検出手段に相当する。
X線撮影装置は、X線管2を支持する支柱21を備えるとともに、天板1を支持する主支柱31を備えている。X線管2の照射側にはX線管2から照射されるX線の開き量を調節することで照射野を制御するコリメータ22を配設している。本実施例では、主支柱31の一端が上述したようにX線管2を支持し、他端が天板1内に収容されたFPD3を支持することで、X線管2およびFPD3が被検体Mの長手方向に沿って互いに同方向に天板1に対して平行移動する(図3を参照)。また、コリメータ22によって、FPD3に投影される照射野よりも狭く絞った状態で(図3を参照)、X線管2およびFPD3が被検体Mの長手方向に沿って互いに同方向に天板1に対して平行移動しながら、X線管2からスリット状のX線を照射して、FPD3がX線を検出してX線撮影を行う。コリメータ22は、この発明におけるコリメータに相当する。
主支柱31は、床面に設置された基台32に立設されており、天板1を起倒(傾斜)可能に保持する天板保持部33を配設している。床面に設置された基台32に主支柱31を立設し、天板1を保持する天板保持部33を配設することで、天板1が保持された状態で、天板1内に収容されたFPD3、FPD3を他端で支持した支柱21、その支柱21の一端に支持されたX線管2およびX線管2の照射側に配設されたコリメータ22も支持される。
天板保持部33内には、天板1を水平軸の軸心周りに回転させて傾斜させる扇形ラック34と、扇形ラック34および主支柱31に挿入される支軸35と、扇形ラック34に嵌合されるピニオン36と、ピニオン36を一端に配設した回転軸37と、回転軸37を回転させるモータ38とを収容している。モータ38が回転軸37を回転させることで、回転軸37の一端に配設されたピニオン36が回転し、ピニオン36の回転に連動して、それに嵌合された扇形ラック34が支軸35を支点として支軸35周りに回転する。扇形ラック34が支軸35周りに回転することで、天板1を水平軸の軸心周りに回転させて傾斜させる。
このように、天板1が水平軸の軸心周りに回転して傾斜すると、天板1を起立姿勢・傾斜姿勢・水平姿勢(臥位姿勢)に起倒させることが可能になる。また、天板1の傾斜に連動して、X線管2およびFPD3が傾斜するとともに、X線管2を支持する支柱21も傾斜する。なお、天板1を起立姿勢に傾斜させる際に、天板1の水平軸の軸心周りの回動位置から天板1下部の距離が、支柱31の支軸35から支柱31下部までの高さよりも長い場合には、起立姿勢が実現できないので、この場合には天板1を上部に移動させれば起立姿勢を実現することができる。
X線撮影装置は、他に、図3に示すように、支柱21とともにそれに支持されたX線管2およびコリメータ22を被検体Mの体軸である長手方向に沿って天板1に対して平行移動させるために、モータ(図示省略)を駆動させる支柱駆動機構4や、FPD3を長手方向に沿って天板1に対して平行移動させるために、モータ(図示省略)を駆動させるFPD駆動機構5や、上述した天板1を起倒(傾斜)させるためにモータ38(図2を参照)を駆動させる天板回転機構6や、連結する軸(すなわち体軸に直交する軸)の軸心周りにX線管2を回転移動させるために、モータ(図示省略)を駆動させるX線管回転機構7と、FPD3から電荷信号であるX線検出信号をディジタル化して取り出すA/D変換器8や、A/D変換器8から出力されたX線検出信号に基づいて種々の処理を行う画像処理部9や、これらの各構成部を統括するコントローラ10や、処理されたX線画像などを記憶するメモリ部11や、操作者が入力設定を行う入力部12や、処理されたX線画像などを表示するモニタ13などを備えている。なお、X線管2の管電圧や管電流を発生させる高電圧発生部等については、特徴部分に関連していないので、図示および説明については省略する。FPD駆動機構5およびX線管回転機構7は、この発明における駆動制御手段に相当する。FPD駆動機構5およびX線管回転機構7の具体的な制御については、図6〜図7で後述する。
画像処理部9は、FPD3で得られた複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する画像連結部9aを備えている。なお、画像連結部9aにより複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する際には、後述するデータ線49(図4および図5を参照)に平行にFPD3を移動させてFPD3で複数のX線画像をそれぞれ取得して連結する。画像連結部9aは、この発明における画像連結手段に相当する。
コントローラ10は、中央演算処理装置(CPU)などで構成されており、メモリ部11は、ROM(Read-only Memory)やRAM(Random-Access Memory)などに代表される記憶媒体などで構成されている。また、入力部12は、マウスやキーボードやジョイスティックやトラックボールやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイスで構成されている。X線撮影装置では、被検体Mを透過したX線をFPD3が検出して、検出されたX線に基づいて画像処理部9で画像処理を行ってX線画像を作成することで被検体MのX線撮影を行う。
次に、フラットパネル型X線検出器(FPD)3の構造について、図4および図5を参照して説明する。図4は、側面視したフラットパネル型X線検出器(FPD)の等価回路であり、図5は、平面視したフラットパネル型X線検出器(FPD)の等価回路である。
FPD3は、図4に示すように、ガラス基板41と、ガラス基板41上に形成された薄膜トランジスタTFTとから構成されている。薄膜トランジスタTFTについては、図4、図5に示すように、縦・横式2次元マトリクス状配列でスイッチング素子42が多数個(例えば、1024個×1024個)形成されており、キャリア収集電極43ごとにスイッチング素子42が互いに分離形成されている。すなわち、FPD3は、2次元アレイ放射線検出器でもある。
図4に示すようにキャリア収集電極43の上にはX線感応型半導体44が積層形成されており、図4、図5に示すようにキャリア収集電極43は、スイッチング素子42のソースSに接続されている。ゲートドライバ45からは複数本のゲート線46が接続されているとともに、各ゲート線46はスイッチング素子42のゲートGに接続されている。一方、図5に示すように、電荷信号を収集して1つに出力するマルチプレクサ47には増幅器48を介して複数本のデータ線49が接続されているとともに、図4、図5に示すように各データ線49はスイッチング素子42のドレインDに接続されている。
図示を省略する共通電極にバイアス電圧を印加した状態で、ゲート線46の電圧を印加(または0Vに)することでスイッチング素子42のゲートがONされて、キャリア収集電極43は、検出面側で入射したX線からX線感応型半導体44を介して変換された電荷信号(キャリア)を、スイッチング素子42のソースSとドレインDとを介してデータ線49に読み出す。なお、スイッチング素子がONされるまでは、電荷信号はキャパシタ(図示省略)で暫定的に蓄積されて記憶される。各データ線49に読み出された電荷信号を増幅器48で増幅して、マルチプレクサ47で1つの電荷信号にまとめて出力する。出力された電荷信号をA/D変換器8でディジタル化してX線検出信号として出力する。
次に、FPD駆動機構5およびX線管回転機構7の具体的な制御について、図6〜図7を参照して説明する。図6は、連結方向に沿ってフラットパネル型X線検出器(FPD)を平行移動させることにより中央領域からずらした制御を行う一例であり、図7は、連結する軸の軸心周りにX線管を回転移動させることにより中央領域からずらした制御を行う一例である。
長尺撮影(スロット撮影)の直前に、FPD駆動機構5(図3を参照)は、FPD3を長手方向に沿って天板1(図1〜図3を参照)に対して平行移動させる。これによって、連結方向に沿ってFPD3を平行移動させて、コリメータ22によりX線の開き量を調節してスリット状に絞り込まれた照射野がFPD3の(連結方向に関する)中央領域からずれて投影する。すなわち、照射野の中心をFPD3の中心から外す。その後、支柱駆動機構4(図3を参照)およびFPD駆動機構5を一定速度で同期動作させることにより、X線管2とFPD3とを同期動作させて被検体M(図2や図3を参照)の体軸方向に沿って移動させてX線画像をそれぞれ取得して、画像連結部9a(図3を参照)はX線画像を連結して長尺画像を作成する長尺撮影(スロット撮影)を行う。また、長尺撮影(スロット撮影)後は、FPD駆動機構5を動かして、照射野の中心がFPD3の中心となるように戻す。
図6の場合はFPD3を平行移動させる例であるが、図7に示すようにX線管2を回転移動させてもよい。すなわち、長尺撮影(スロット撮影)の直前に、X線管回転機構7(図3を参照)は、連結する軸(すなわち体軸に直交する軸)の軸心周りにX線管2を回転移動させる。すなわち、図7に示すように連結方向にX線管2を回転傾斜させる。これによって、コリメータ22によりX線の開き量を調節してスリット状に絞り込まれた照射野がFPD3の(連結方向に関する)中央領域からずれて投影する。すなわち、照射野の中心をFPD3の中心から外す。その後の長尺撮影(スロット撮影)については、図6と同様であるので説明を省略する。長尺撮影(スロット撮影)後は、X線管回転機構7を動かして、照射野の中心がFPD3の中心となるように戻す。
被検体を透過したX線を検出し、中央から両端への2方向に画素値の信号を読み出すように構成されたフラットパネル型X線検出器(FPD)(図8を参照)の場合には、課題でも述べたように、中央の領域である中央領域に信号減衰のバラツキによるアーティファクトが生じる。そこで、本実施例に係るX線撮影装置によれば、X線管2,フラットパネル型X線検出器(FPD)3のいずれか少なくとも一方を駆動させて、コリメータ22によりX線の開き量が調節された照射野がFPD3の(連結方向に関する)中央領域からずれて投影した状態でそれぞれ得られた複数のX線画像を画像連結手段は連結して長尺撮影を作成する。中央領域において画素値の信号の減衰が著しい場合には、その中央領域からずれて投影するようにX線管2,FPD3のいずれか少なくとも一方を駆動させて、コリメータ22によりX線の開き量が調節してスリット状の照射野でのスロット撮影を行う。よって、信号減衰の傾向が単調となったX線画像、あるいは信号減衰を抑制したX線画像を連結して、アーティファクトが生じない長尺画像を取得することができる。
図6に示すように、FPD駆動機構5は、連結方向に沿ってFPD3を平行移動させることにより上述した中央領域からずらして制御してもよい。また、図7に示すように、X線管回転機構7は、連結する軸の軸心周りにX線管2を回転移動させることにより上述した中央領域からずらして制御してもよい。また、両者(図6・図7)を組み合わせて、連結方向に沿ってFPD3を平行移動させて、連結する軸の軸心周りにX線管2を回転移動させることにより上述した中央領域からずらして制御してもよい。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)長尺撮影においては、水平姿勢(臥位姿勢)で行ってもよいし、起立姿勢で行ってもよいし、傾斜姿勢で行ってもよい。
(2)上述した実施例では、X線検出手段としてフラットパネル型X線検出器(FPD)を例に採って説明したが、イメージインテンシファイア(I.I)のように、通常において用いられるX線検出手段であれば特に限定されない。ただし、イメージインテンシファイア(I.I)の場合には、端部に照射野を投影すると歪みが生じるので、中心領域に限りなく近い領域で照射するのが好ましい。
(3)上述した実施例では、図6に示すように連結方向に沿ってFPD3を平行移動させることにより中央領域からずらして制御する場合を例に採って説明したが、連結方向に沿ってX線管2を平行移動させてもよい。ただし、図1〜図3の構成では、X線管2を長尺範囲の端部にまで設定しているので、平行移動の場合にはFPD3の方を動かすのが好ましい。
(4)上述した実施例では、図7に示すように連結する軸の軸心周りにX線管2を回転移動させることにより中央領域からずらして制御する場合を例に採って説明したが、連結する軸の軸心周りにFPD3を回転移動させてもよい。ただし、FPD3のみを回転移動させる場合において、中央領域からずらす場合には斜めにFPD3に入射される恐れがあるので、回転移動の場合にはX線管2の方を動かすのが好ましい。
2 … X線管
3 … フラットパネル型X線検出器(FPD)
5 … FPD駆動機構
7 … X線管回転機構
9a … 画像連結部
22 … コリメータ
M … 被検体

Claims (3)

  1. X線撮影を行うX線撮影装置であって、
    被検体に向けてX線を照射するX線照射手段と、
    前記被検体を透過したX線を検出し、中央から両端への2方向に画素値の信号を読み出すように構成されたX線検出手段と、
    当該X線検出手段で得られた複数のX線画像を連結して長尺画像を作成する画像連結手段と、
    前記X線照射手段から照射されるX線の開き量を調節するコリメータと、
    連結方向に関する前記X線検出手段の前記中央の領域である中央領域を含まないように、前記X線照射手段,前記X線検出手段のいずれか少なくとも一方を駆動させることにより前記コリメータによりX線の開き量が調節された照射野を前記中央領域からずらして制御する駆動制御手段と
    を備え、
    前記駆動制御手段により、前記X線照射手段,前記X線検出手段のいずれか少なくとも一方を駆動させて、前記コリメータによりX線の開き量が調節された照射野が前記X線検出手段の前記中央領域からずれて投影した状態でそれぞれ得られた前記複数のX線画像を前記画像連結手段は連結して前記長尺撮影を作成することを特徴とするX線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置において、
    前記駆動制御手段は、前記連結方向に沿って前記X線検出手段を平行移動させることにより前記中央領域からずらして制御することを特徴とするX線撮影装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のX線撮影装置において、
    前記駆動制御手段は、連結方向に前記X線照射手段を回転傾斜させることにより前記中央領域からずらして制御することを特徴とするX線撮影装置。
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