JP2015099938A - 銅配線半導体用洗浄剤 - Google Patents
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また、半導体製造工程におけるCMP工程の後の工程において、本発明の洗浄剤を用いることにより、
また、半導体製造工程におけるCMP工程の後の工程において本発明の洗浄剤を用いることにより、接触抵抗に優れ、かつ配線の短絡がない半導体基板又は半導体素子が容易に得られる。
環状ポリアミン(A1)としては、上記の一般式(1)のR1位に水素原子を有しかつ、R2位にアルキル基を有する環状ポリアミン(A11);アミノアルキル基またはヒドロキシアルキル基を有する環状ポリアミン(A12);R1位とR2位の両方にアルキル基を有する環状ポリアミン(A13);R1位にアルキル基、かつR2位にアミノアルキル基またはヒドロキシアルキル基を有する環状ポリアミン(A14);R1位とR2位のいずれにもアミノアルキル基を有する環状ポリアミン(A15)が挙げられる。
具体的には、N−アミノエチルモルホリン、N−アミノプロピルモルホリン、N−アミノイソブチルモルホリン等が挙げられる。
さらにCMP工程後のウェハ上に残留する砥粒の除去性の観点からより好ましくは、上述の一般式(1)のR1またはR2位にアミノアルキル基を有する環状ポリアミンであり、特に好ましくは、アミノアルキル基の炭素数が1〜3であるN−アミノアルキルピペラジン、1,4−(ビスアミノアルキル)ピペラジンである。
具体的には、水酸基を2個含むポリフェノール系還元剤としては、カテコール、カフェー酸、アリザリン、エンドクロシン、ウルシオール、フラボン、レゾルシノール、ヒドロキノン等が挙げられる。
水酸基を3個含むポリフェノール系還元剤としてはエモジン、ピロガロール、没食子酸が挙げられる。
水酸基を4個または5個含むポリフェノール系還元剤としては、ケルセチン、カテキン、アントシアニン等が挙げられる。
さらに、銅配線耐腐食性の観点からテトラアルキルアンモニウムヒドロキシド及び(ヒドロキシアルキル)トリアルキルアンモニウムヒドロキシドが好ましく、より好ましくは、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、(ヒドロキシエチル)トリメチルアンモニウムヒドロキシド(コリン)が好ましく、特に好ましくは、テトラメチルアンモニウムヒドロキシドである。
アスコルビン酸(D)は、水酸基を2〜5個含むポリフェノール系還元剤(B)に対する酸化抑制機能および金属残渣除去性を向上させる機能を有しており、もしアスコルビン酸(D)を含有しない場合、銅配線耐腐食性と金属残渣除去性の両性能を満足することができない。
なお、電気伝導率は、JIS K0400−13−10:1999に準拠して測定され
る。
このような界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。
界面活性剤を添加する場合、界面活性剤の含有量は、洗浄剤の表面張力を低下させるのに必要な量でよく、本発明の銅配線半導体用洗浄剤の重量に基づいて、通常0.001〜1重量%、好ましくは0.005〜0.3重量%、特に好ましくは0.01〜0.1重量%である。
有機還元剤としては、シュウ酸またはその塩、シュウ酸水素またはその塩、炭素数6〜9のアルデヒド等、水酸基を1個含む炭素数6〜30のフェノール化合物やベンズアルデヒド等が挙げられ、無機還元剤としては、亜硫酸またはその塩、チオ硫酸またはその塩等が挙げられる。
錯化剤(E3)の含有量が0.5重量%より多くなると銅配線耐腐食効果が低下する。
混合する方法としては、特に限定されないが、容易かつ短時間で均一に混合できるという観点等から、水と水酸基を2〜5個含むポリフェノール系還元剤(B)とアスコルビン酸(D)を混合し、続いて環状ポリアミン(A)と第4級アンモニウムヒドロキシド(C)、必要によりその他の成分を混合する方法が好ましい。
均一混合する際の温度及び時間には制限はなく、製造する規模や設備等に応じて適宜決めることができる。
混合装置としては、撹拌機又は分散機等が使用できる。撹拌機としては、メカニカルスターラー及びマグネチックスターラー等が挙げられる。分散機としては、ホモジナイザー、超音波分散機、ボールミル及びビーズミル等が挙げられる。
ポリエチレン製300ml容器に、N−アミノエチルピペラジン(A−1)(純度99%、和光純薬製)0.07部、没食子酸(B−1)(商品名:没食子酸一水和物、純度99%、和光純薬製)0.05部を加えた。次に、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液(C−1)(商品名:25%TMAH、純度25%水溶液、多摩化学社製)0.28部、L−アスコルビン酸(D−1)(商品名:L(+)−アスコルビン酸、純度99.5%、ナカライテスク製)0.18部を加えた後、合計重量が100部になるように水(W)99.4部加えた。マグネチックスターラーで撹拌して、本発明の銅配線半導体用洗浄剤(F−1)を得た。
実施例1において、(A−1)の代わりに、N−イソブチルピペラジン(A−2)(純度98%、和光純薬製)0.10部を用い、(C−1)の配合量を0.40部に変更し、合計重量が100部になるように水を加えた以外は、実施例1と同様の操作を行い、本発明の銅配線半導体用洗浄剤(F−2)を得た。
実施例1において、(A−1)の代わりに、N−ヒドロキシプロピルピペラジン(A−3)(純度98%、和光純薬製)0.13部を用い、(C−1)の配合量を0.52部に変更し、合計重量が100部になるように水を加えた以外は、実施例1と同様の操作を行い、本発明の銅配線半導体用洗浄剤(F−3)を得た。
実施例1において、(A−1)の代わりに、1,4−ジメチルピペラジン(A−4)(純度98%、広栄化学製)0.08部を用い、(C−1)の代わりに、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液(C−2)(純度25%水溶液、和光純薬製)0.32部に変更し、(D−1)の代わりに、D−アスコルビン酸(D−2)(商品名:D(+)−アスコルビン酸、純度99.5%、ナカライテスク製)0.18部に変更し、合計重量が100部になるように水を加えた以外は、実施例1と同様の操作を行い、本発明の銅配線半導体用洗浄剤(F−4)を得た。
実施例4において、(A−4)の代わりに、1,4−(ビスアミノプロピル)ピペラジン(A−5)(純度98%、広栄化学製)0.08部を用い、(C−2)の代わりに、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液(C−1)0.52部に変更し、合計重量が100部になるように水を加えた以外は、実施例4と同様の操作を行い、本発明の銅配線半導体用洗浄剤(F−5)を得た。
実施例5において、(A−5)の代わりに、N−アミノエチルモルホリン(A−6)(純度98%、広栄化学製)0.08部を用い、(C−1)の配合量を0.32部に変更し、合計重量が100部になるように水を加えた以外は、実施例1と同様の操作を行い、本発明の銅配線半導体用洗浄剤(F−6)を得た。
なお、第4級アンモニウムヒドロキシド(C)の含有量は、配合した第4級アンモニウムヒドロキシド水溶液を固形分に換算して重量%で示した。また、用いた環状ポリアミン(A)について、上述の一般式(1)および一般式(2)におけるR1〜R3位の結合基を示した。
TMAH(C−1):テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
TEAH(C−2):テトラエチルアンモニウムヒドロキシド
実施例1において、没食子酸(B)を配合しない以外は、実施例1と同様な操作を行い、比較のための銅配線半導体用洗浄剤(F’−1)を得た。
実施例2において、L−アスコルビン酸(D−1)を配合しない以外は、実施例2と同様な操作を行い、比較のための銅配線半導体用洗浄剤(F’−2)を得た。
実施例3において、(A−1)の代わりに、本発明の環状ポリアミンには該当しないピペラジン(A’−1)(純度98%、広栄化学製)0.13部を用いた以外は、実施例3と同様な操作を行い、比較のための銅配線半導体用洗浄剤(F’−3)を得た。
実施例6において、(A−6)の代わりに、環状モノアミンであるN−メチルモルホリン(A’−2)(純度98%、広栄化学製)0.08部を用いた以外は、実施例6と同様な操作を行い、比較のための銅配線半導体用洗浄剤(F’−4)を得た。
実施例3において、(A−3)の代わりに、環状モノアミンである4−ピコリン(A’−3)(純度97%、広栄化学製)0.08部を用いた以外は、実施例3と同様な操作を行い、比較のための銅配線半導体用洗浄剤(F’−5)を得た。
実施例3において、(A−3)の代わりに、鎖状モノアミンであるトリエタノールアミン(A’−4)(純度98%、和光純薬製)0.08部を用いた以外は、実施例3と同様な操作を行い、比較のための銅配線半導体用洗浄剤(F’−6)を得た。
実施例1において、(A−1)の代わりに、鎖状ポリアミンであるテトラエチレンペンタミン(A’−5)(商品名:AFR−AN6、純度99.2%、東ソー株式会社製)0.08部を用いた以外は、実施例1と同様な操作を行い、比較のための銅配線半導体用洗浄剤(F’−7)を得た。
実施例1において、没食子酸(B)とL−アスコルビン酸(D−1)を配合しない代わりに、その他の成分としてクエン酸(純度99%、ナカライテスク製)0.20部を配合した以外は、実施例1と同様な操作を行い、比較のための銅配線半導体用洗浄剤(F’−8)を得た。
なお、第4級アンモニウムヒドロキシド(C)の含有量は、配合した第4級アンモニウムヒドロキシド水溶液を固形分に換算して重量%で示した。また、用いた環状ポリアミン(A)について、上述の一般式(1)および一般式(2)におけるR1〜R3位の結合基を示した。
有機残渣除去性の評価は、以下に示す手順によりおこなった。
(1)銅メッキされたシリコンウェハの洗浄
シリコンウェハに銅メッキが施されたウェハ(アドバンスマテリアルテクノロジー社製、「Cuメッキ10000A Wafer」、銅メッキの膜厚=1.0μm)を、縦1.5
cm×横1.5cmに切断し、10%酢酸水溶液中に1分間浸漬した後、水で洗浄した。
ベンゾトリアゾール0.4g、濃度30%の過酸化水素水0.6g、水200gを混合し、塩酸でpHが3.0になるように調整し、有機残渣液を作成した。
銅メッキウェハを(2)で調整した有機残渣液に60秒間浸漬した後、水に60秒間浸漬し、有機残渣を付着させた銅メッキウェハを作成した。
銅メッキウェハに付着した有機残渣量は、有機残渣物であるベンゾトリアゾールに由来する窒素の量を、X線光電子分光(XPS)装置(アルバックファイ社製、ESCA−5400型)を用いて測定することによって確認した。
具体的には、XPSを用いて、結合エネルギー397eV〜399eVの範囲で光電子数の測定を行い、窒素に由来する397.5〜398.4eVの範囲におけるピーク面積値を求めた。軟X線は、MgKα線(1253.6eV)を使用した。
本発明及び比較用の銅配線半導体用洗浄剤各50gに、(3)で作成した有機残渣を付着させた銅メッキウェハを3分間浸漬し、銅メッキウェハから有機残渣を除去した。その後、水1Lに60秒間浸漬し、窒素気流でウェハ表面を乾燥させた。
銅メッキウェハに残留した有機残渣量は、有機残渣物であるベンゾトリアゾールに由来する窒素の量を、(4)と同様に、XPSを用いて測定することによって確認した。
(4)と(6)で測定した、2つのピーク面積値を下記数式(1)に代入し、有機残渣除去率を算出した。
Xb:有機残渣除去後のベンゾトリアゾール由来の窒素のピーク面積値
○:有機残渣除去率が90%以上
×:有機残渣除去率が90%未満
砥粒除去性の評価は、以下に示す手順によりおこなった。
(1)銅メッキされたシリコンウェハの洗浄
銅メッキされたシリコンウェハを有機残渣除去性の評価で用いたものと同様の方法で洗浄した。
洗浄した銅メッキされたシリコンウェハを、CMPスラリー(キャボット製、W7000、砥粒の主成分SiO2、平均粒子径0.2μm)に1分間浸漬した後、窒素ブローで乾燥させた。得られた汚染処理後ウェハを縦1.0cm×横1.5cmに切断して評価用サンプルを得た。
(2)で得られた評価用サンプルを、本発明と比較用の銅配線半導体用洗浄剤各10gに浸漬し、25℃で3分間静置した後、評価用サンプルを洗浄剤から取り出し、窒素ブローにて乾燥させた。
(3)で得られた洗浄後の評価サンプルの表面を、SEM(日立ハイテクノロジー社製、機種名S−4800)を用い、10,000倍の倍率で観察した。
SEM画像から、視野あたりの残存砥粒数が少ないほど砥粒除去性が優れていると判定した。
具体的には、視野あたりの残存砥粒数を確認し、以下の判定基準で判定した。
○:10個未満
△:10個〜20個
×:20個以上
金属残渣除去性の評価は、以下に示す手順によりおこなった。
(1)酸化シリコン単層膜を有するウェハの前処理
酸化シリコン単層膜を有するシリコンウェハ(アドバンテック社製、「P−TEOS1.5μ」、酸化シリコンの膜厚=1.5μm。)を、縦1.0cm×横2.0cmの切片に切断し、10%酢酸水溶液に1分間浸漬した後、水で洗浄した。
硝酸亜鉛0.1部、硝酸鉄0.1部および硝酸マグネシウム0.1部に、全量が100gになるように水を加え、亜鉛、鉄、マグネシウムの金属イオンをそれぞれ0.1%含有する水溶液を調製した。
前処理した酸化シリコン単層膜を有するウェハの切片を、金属イオンを含有する水溶液10gに1分間浸漬した後、窒素ブローで乾燥させることにより、ウェハの表面に金属イオンを付着させた。
汚染処理した酸化シリコン単層膜を有するウェハの切片を、銅配線半導体用洗浄剤各10gに浸漬した。25℃で3分間静置した後、洗浄剤から取り出した。
浸漬させた後の銅配線半導体用洗浄剤を5g取り出し、硝酸水溶液でpHを3.0に調整した。
その後、全量が10gになるまで水を加えて測定液とした。測定液中に含有する亜鉛、鉄、およびマグネシウム金属イオンの濃度を、ICP−MS分析装置(誘導結合プラズマ質量分析装置)(アジレントテクノロジー社製、Agilent7500cs型)を用いて測定した。
下記数式(2)を用いて各金属イオンの溶出量を計算した。
G1:試験片を浸漬させた銅配線半導体用洗浄剤の液量(g)
G2:pH調整前に取り出した銅配線半導体用洗浄剤の液量(g)
G3:測定液の液量(g)
SSiO2:酸化シリコンの単層膜を有するウェハにおける酸化シリコン膜の面積(cm2)
算出した各金属イオンの溶出量の合計量から、金属残渣除去性を評価し、ウェハ単位面積あたりの金属イオンの溶出量が多いほど、金属残渣除去性が優れていると判定した。
具体的には、以下の判定基準で金属残渣除去性を判定した。
○:15ng/cm2以上
△:10ng/cm2〜15ng/cm2
×:10ng/cm2未満
銅配線の耐腐食性評価は、以下に示す手順によりおこなった。
(1)銅単層膜を有するウェハの前処理
銅単層膜を有するウェハ(アドバスマテリアルズテクノロジー製、シリコン基板に銅金属を膜厚2μmで蒸着したもの)を、縦1.0cm×横2.0cmの切片に切断し、10%酢酸水溶液に1分間浸漬した後、水で洗浄した。
前処理した銅単層膜を有するウェハの切片を、銅配線半導体用洗浄剤各10gに浸漬し、25℃で3分間静置した後、洗浄剤から取り出した。
銅単層膜を有するウェハの切片を浸漬させた後の銅配線半導体用洗浄剤を5g取り出し、硝酸水溶液でpHを3.0に調整した。その後、全量が10gになるまで水を加えて測定液とした。
測定液中の銅イオン濃度を、ICP−MS分析装置(誘導結合プラズマ質量分析装置)(アジレントテクノロジー社製、Agilent7500cs型)を用いて測定した。
銅イオンの濃度を下記数式(3)に代入し、銅イオンの溶出量(ng/cm2)を算出した。
H1:試験片を浸漬させた銅配線半導体用洗浄剤の液量(g)
H2:pH調整前に取り出した銅配線半導体用洗浄剤の液量(g)
H3:測定液の液量(g)
SCU:銅の単層膜を有するウェハにおける銅単層膜の面積(cm2)
算出した銅イオンの溶出量から、銅配線耐腐食性を評価し、銅単層膜を有するウェハ単位面積あたりの銅イオンの溶出量が少ないほど、銅配線耐腐食性が優れていると判定した。具体的には、以下の判定基準で銅配線耐腐食性を判定した。
○:15ng/cm2未満
△:15ng/cm2〜20ng/cm2
×:10ng/cm2以上
一方、水酸基を2〜5個含むポリフェノール系還元剤(B)を含まない比較例1は、銅配線耐腐食性が不良であり、アスコルビン酸(D)を含まない比較例2は金属残渣除去性と銅配線耐腐食性が不良であった。また、本発明に該当しない環状ポリアミンを含む比較例3、環状ポリアミン(A)の代わりに環状モノアミンを含む比較例4と5、ならびに鎖状モノアミンを含む比較例6は、いずれも有機残渣除去性と砥粒除去性が不良であった。
さらに、環状ポリアミン(A)の代わりに鎖状ポリアミンを含む比較例7、ならびにアスコルビン酸(D)の代わりにクエン酸を含む比較例8は、銅配線耐腐食性が不良であった。
Claims (4)
- 銅または銅合金配線を形成する半導体製造工程中の化学的機械的研磨の後に続く工程において使用される洗浄剤であって、下記一般式(1)で表される環状ポリアミン(A1)または下記一般式(2)で表される環状ポリアミン(A2)、水酸基を2〜5個含むポリフェノール系還元剤(B)、第4級アンモニウムヒドロキシド(C)、アスコルビン酸(D)、および水を必須成分として含有することを特徴とする銅配線半導体用洗浄剤。
- 該ポリフェノール系還元剤(B)が没食子酸である請求項1の銅配線半導体用洗浄剤。
- 請求項1〜3いずれかの洗浄剤を、銅または銅合金配線を形成する半導体製造工程中の化学的機械的研磨の後に続く工程において使用して製造された半導体基板および半導体素子。
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