JP2015099823A - 基板接合方法、及び基板接合装置 - Google Patents

基板接合方法、及び基板接合装置 Download PDF

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Abstract

【課題】1つの実施形態は、例えば、接合の位置合わせ精度を向上できる基板接合方法を提供することを目的とする。
【解決手段】1つの実施形態によれば、基板接合方法が提供される。基板接合方法では、第1の基板と第2の基板とを互いに対向するように配置する。基板接合方法では、第1の基板及び第2の基板に温度差がつくように制御する。基板接合方法では、温度差がつくように制御された状態で、第1の基板における周辺部より内側の中央部が第2の基板の側へ凸になるように第1の基板を変形させながら第2の基板に接触させて、第1の基板を第2の基板に接合する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、基板接合方法、及び基板接合装置に関する。
積層型の半導体デバイスを得るために、半導体基板を切断・分割して個片化すること無く、半導体基板のままの状態で接合する事がある。このとき、複数の半導体基板の間で接合の位置合わせ精度を向上することが望まれる。
特開2012−4585号公報
1つの実施形態は、例えば、接合の位置合わせ精度を向上できる基板接合方法、及び基板接合装置を提供することを目的とする。
1つの実施形態によれば、基板接合方法が提供される。基板接合方法では、第1の基板と第2の基板とを互いに対向するように配置する。基板接合方法では、第1の基板及び第2の基板に温度差がつくように制御する。基板接合方法では、温度差がつくように制御された状態で、第1の基板における周辺部より内側の中央部が第2の基板の側へ凸になるように第1の基板を変形させながら第2の基板に接触させて、第1の基板を第2の基板に接合する。
実施形態にかかる基板接合装置の構成を示す図。 実施形態にかかる基板接合方法を示すフローチャート。 実施形態における条件出し(上方の基板が下方の基板より中心側にずれる場合)を示す図。 実施形態における条件出し(上方の基板が下方の基板より中心側にずれる場合)を示す図。 実施形態における条件出し(上方の基板が下方の基板より中心側にずれる場合)を示す図。 実施形態における条件出し(上方の基板が下方の基板より中心側にずれる場合)を示す図。 実施形態における本接合を示す図。 実施形態における本接合を示す図。 実施形態における本接合を示す図。 実施形態における本接合を示す図。 実施形態における条件出し(上方の基板が下方の基板より外側にずれる場合)を示す図。 実施形態における条件出し(上方の基板が下方の基板より外側にずれる場合)を示す図。 実施形態における本接合を示す図。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる基板接合方法及び基板接合装置を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
実施形態にかかる基板接合方法について説明する。
積層型の半導体デバイスを得るためには、半導体デバイスのパッケージング工程において、複数のチップを積層する必要がある。このとき、2つの半導体基板同士を接合する工程を1回以上行うことで複数の半導体基板を接合させ、その接合体をダイシングブレードにより切削・分割して半導体デバイスを個片化する。これにより、積層する工程を複数の半導体デバイスについて一括して行うことができ、複数のチップを個々のパッケージごとに積層する場合に比べて、各半導体デバイスの製造工程を簡略化及び低コスト化できる。
2つの半導体基板同士を接合する方法のひとつに、次の方法がある。例えば、2つの半導体基板のそれぞれについて表面に親水化処理を施すことで表面を水酸基で終端するように制御しておく。そして、2つの半導体基板を互いに対向するように配置し、一方の基板における1点を加圧する。例えば、一方の基板における周辺部より内側の中央部が他方の基板側へ凸になるように一方の基板を変形させながら他方の基板に接触させることで、一方の基板における他方の基板への接合起点を形成する。すると、そこから自発的に接合界面が外周側へ進展する。すなわち、2つの半導体基板の表面間では、水酸基同士の水素結合の接合起点が形成されると、その接合起点から接合界面が等方的に外周側へ進展して接合する。本明細書では、このような接合界面が進展することで2つの半導体基板同士を接合させる方法を、進展接合法と呼ぶことにする。また、半導体基板を単に基板と呼ぶこともある。
この方法(進展接合法)では、2つの半導体基板間の接合が水素結合で行われているが、接合後に高温でアニール処理を行い、互いに水素結合している2つの水酸基から水を排出させることで、水素結合を共有結合に変えて、接合反応を完結させる。基板同士の接合位置は高温アニール前の接合時でほぼ決定されるので、高温アニール前の接合では、比較的に高い接合の位置合わせ精度が要求される。
より具体的に、この方法を図3〜図5、図11にて説明する。図3に示すように、上方の基板W3、および下方の基板W4はそれぞれ吸着ステージ10,20に吸着されており、初期状態では、互いに寸法が均等であり、共に平坦な状態である。この状態で、上方の基板W3の表面の基準位置P31,P32に形成された位置合わせマークMK31,MK32と下方の基板W4の表面の基準位置P41,P42に形成された位置合わせマークMK41,MK42とをIR顕微鏡で撮像する。撮像されたIR透過像を用いて、両基板W3,W4の位置合わせマークが一致するように吸着ステージ10,20を相対的に駆動させる。これにより、両基板W3,W4の基準位置を互いに一致させて、両基板W3,W4の位置合わせを行う。次に、上方の基板W3の基準位置P31,P32と下方の基板W4の基準位置P41,P42とを一致させた状態で、図4に示すように、上方の基板W3の非接合面側の中央部(例えば、中心CP3近傍の部分)MP3を機械的に押え部材(例えば、ピン)50で押さえさせる。これにより、上方の基板W3における接合面の中央部MP3が下方の基板W4側に凸になるように基板W3を変形させて、上下の基板W3,W4同士を中央部(例えば、中心CP3,CP4近傍の部分)MP3,MP4で接触させる。この状態で、基板W3,W4の中央部MP3,MP4において接合反応が発生する。次に、図5に示すように、上方の基板W3の吸着を中心側から順次解除し、基板W3における中央部MP3から周辺部PP3への接合反応を進展させる。すなわち、2つの基板W3,W4の表面間において、接合界面を中央部MP3,MP4の接合起点から周辺部PP3へ進展させる。
仮に、この進展接合法において、2つの基板W3,W4の接合を2つの基板W3,W4の温度がそれぞれ常温になっている状態で行う場合を考える。この場合、初期状態において上方の基板W3の基準位置P31,P32および下方の基板W4の基準位置P41,P42が合っていても、上方の基板W3は、中央部MP3を凸に変形させることによって、下方の基板W4の基準位置P41,P42に対して上方の基板W3の基準位置P31,P32がずれた状態で接合されてしまう可能性が高い。例えば、図4に示すように、上方の基板W3は、中央部MP3を凸に変形させることによって、図5に示すように、基板W3の全体が中心CP3側に引っ張られ、微視的には基板W3の外周の吸着位置が基板W4に対して中心CP3側にずれてしまう可能性がある。あるいは、図4に示すように、上方の基板W3は、中央部MP3を凸に変形させることによって、図11に示すように、基板全体が外側に伸ばされ、微視的には基板W3の外周の吸着位置が基板W4に対して外側にずれてしまう可能性がある。例えば、基板の直径が300mm、基板の凸変形量が100μmの場合、基板周辺部での接合位置ずれ量は片側で1μm以上になる可能性がある。なお、接合位置ずれの量やずれの方向は、基板の形状・突き出し量・材質・厚さ、吸着の位置・強さ・解除タイミング、又は、基板を凸状に変形させる程度(断面視における凸形状の曲率半径)、など、種々の要因に影響される。
このように下方の基板の基準位置に対して上方の基板の基準位置がずれた状態で接合されてしまうと、2つの半導体基板間の接合の位置合わせ精度が低下しやすい。2つの半導体基板間の接合の位置合わせ精度が低下すると、複数の半導体基板を接合させ切削・分割させて得られる複数の半導体デバイスのパッケージの製造歩留まりが低下する可能性がある。例えば、半導体デバイスのパッケージにおける積層された上下のチップの間でパッド電極を接触させて導通をとるべき場合に、上下のチップの間で導通が取れなくなる可能性がある。
そこで、本実施形態では、進展接合法において、2つの基板に意図的に温度差をつけて接合を行うことで、接合時の基板の変形による2つの基板の基準位置のずれをキャンセルさせることを目指す。
具体的には、図1に示す基板接合装置1を用いて2つの基板の接合を行う。図1は、基板接合装置1の構成を示す図である。
基板接合装置1は、吸着ステージ(第1の吸着ステージ)10、吸着ステージ(第2の吸着ステージ)20、温度制御部30、温度制御部40、押え部材50、及びコントローラ60を備える。
吸着ステージ10は、使用時に吸着ステージ20と対向するように設けられ、吸着ステージ20に対向する対向面10a上に基板(例えば、基板W1)を吸着する。吸着ステージ10は、例えば、基板を対向面10a上に真空吸着する。吸着ステージ10は、例えば、吸着ステージ20に吸着された基板に対向するように、基板を対向面10a上に真空吸着する。
吸着ステージ10は、例えば、真空室11、複数の吸着孔12−1〜12−4、排気管13、開閉機構14(図示せず)、及び貫通孔15を有する。排気管13は、真空室11に連通されているとともに、排気装置71に接続されている。排気装置71は、排気管13を介して真空室11内を排気する。
真空室11は、例えば、外側壁11a、内側壁11b、上壁11c、及び底壁11dに囲まれたドーナツ状の空間になっている。外側壁11a及び内側壁11bは、例えば、同心の略円筒形状になっている。上壁11c及び底壁11dは、例えば、平面視においてドーナツ状である。貫通孔15は、対向面10aに略垂直な方向に吸着ステージ10を貫通している。貫通孔15は、内側壁11bにより囲まれ真空室11と隔てられている。
複数の吸着孔12−1〜12−4は、底壁11dを貫通するように対向面10aに設けられて、対向面10a近傍の空間から真空室11に連通されている。複数の吸着孔12−1〜12−4は、図示しないが、平面視において2次元的に配置されており、例えば、対向面10aにおいて同心円状に設けられている。開閉機構14は、複数の吸着孔12−1〜12−4を中心側から順次に閉状態にしたり、複数の吸着孔12−1〜12−4を中心側から順次に閉状態にしたりする。開閉機構14は、例えば、複数の羽根と、真空室11の底壁面に中心側から斜め放射状に設けられた複数のレールとを有し、各羽根をレールに沿って走行させることにより複数の羽根の外径を可変にして複数の吸着孔12−1〜12−4を中心側から順次に塞ぐように構成されていてもよい。吸着ステージ10は、開閉機構14により開状態にされた吸着孔を介して基板を真空吸着する。
なお、吸着ステージ10は、基板を真空吸着する代わりに、基板を静電吸着してもよい。
吸着ステージ20は、使用時に吸着ステージ10と対向するように設けられ、吸着ステージ10に対向する対向面20a上に基板(例えば、基板W2)を吸着する。吸着ステージ20は、例えば、基板を対向面20a上に真空吸着する。吸着ステージ20は、例えば、吸着ステージ10に吸着された基板に対向するように、基板を対向面20a上に真空吸着する。
吸着ステージ20は、例えば、真空室21、複数の吸着孔22−1〜22−5、排気管23、及び開閉機構24(図示せず)を有する。排気管23は、真空室21に連通されているとともに、排気装置72に接続されている。排気装置72は、排気管23を介して真空室21内を排気する。
真空室21は、例えば、外側壁21a、上壁21c、及び底壁21dに囲まれた円柱状の空間になっている。外側壁21aは、例えば、略円筒形状になっている。上壁21c及び底壁21dは、例えば、平面視において円状である。
複数の吸着孔22−1〜22−5は、上壁21cを貫通するように対向面20aに設けられて、対向面20a近傍の空間から真空室21に連通されている。複数の吸着孔22−1〜22−5は、図示しないが、平面視において2次元的に配置されており、例えば、対向面20aにおいて同心円状に設けられている。開閉機構24は、複数の吸着孔22−1〜22−5を一括して閉状態にしたり、複数の吸着孔22−1〜22−4を一括して閉状態にしたりする。吸着ステージ20は、開閉機構24により開状態にされた吸着孔を介して基板を真空吸着する。
温度制御部30は、吸着ステージ10に吸着された基板(例えば、基板W1)の温度を制御する。温度制御部30は、コントローラ60による制御に従い、吸着ステージ10に吸着された基板の温度が目標温度になるように制御する。
温度制御部30は、例えば、吸着ステージ10内の対向面10aの付近に冷媒(第1の冷媒)を通過させることで、対向面10aに吸着された基板の温度を制御する。冷媒は、例えば、水などの液体であってもよいし、ヘリウムなどの気体であってもよい。温度制御部30は、例えば、温度制御構造(第1の温度制御構造)35、冷媒管32、冷媒管34、及び冷媒制御装置31を有する。冷媒制御装置31は、加熱・冷却部31a及びポンプ31bを有する。
加熱・冷却部31aは、コントローラ60による制御に従い、冷媒の温度が目標温度になるように、冷媒を加熱又は冷却する。加熱・冷却部31aは、例えば、予め実験的に得られたパラメータを用いてフィードフォワード制御を行うことで冷媒の温度が目標温度になるように冷媒を加熱又は冷却してもよい。あるいは、加熱・冷却部31aは、例えば、温度センサ(図示せず)で検知された冷媒の温度と目標温度とを比較しながらフィードバック制御を行うことで冷媒の温度が目標温度になるように冷媒を加熱又は冷却してもよい。
ポンプ31bは、コントローラ60による制御に従い、吸着ステージ10内を通過する冷媒の流量が目標流量になるように、冷媒を送り出す。ポンプ31bは、例えば、予め実験的に得られたパラメータを用いてフィードフォワード制御を行うことで冷媒の流量が目標流量になるように冷媒を送り出してもよい。あるいは、ポンプ31bは、例えば、流量センサ(図示せず)で検知された冷媒の流量と目標流量とを比較しながらフィードバック制御を行うことで冷媒の流量が目標流量になるように冷媒を送り出してもよい。
温度制御構造35は、吸着ステージ10における対向面10a近傍の温度を制御するように、吸着ステージ10に設けられている。すなわち、温度制御構造35は、吸着ステージ10に吸着された基板の温度を制御するように、吸着ステージ10に設けられている。温度制御構造35は、冷媒流路33を有する。冷媒流路33は、複数の吸着孔12−1〜12−4に干渉しないように吸着ステージ10内を対向面10aに沿って延びている。冷媒流路33は、対向面10aの付近において対向面10aに沿って延びている。冷媒流路33は、図示しないが、対向面10aに垂直な方向から透視した場合に渦巻き状に延びながら、冷媒管32と冷媒管34とを連通している。冷媒管32は、冷媒制御装置31から送り出された冷媒を冷媒流路33へ導く。冷媒管34は、冷媒流路33から流れ出した冷媒を冷媒制御装置31に戻す。
このとき、冷媒流路33を流れる冷媒の温度が目標温度に制御され、冷媒の流量が目標流量に制御されているので、吸着ステージ10に吸着された基板の温度が目標温度になるように制御することができる。すなわち、温度制御部30は、コントローラ60による制御に従い、温度制御構造35を介して、吸着ステージ10に吸着された基板の温度を制御する。
温度制御部40は、吸着ステージ20に吸着された基板(例えば、基板W2)の温度を制御する。温度制御部40は、コントローラ60による制御に従い、吸着ステージ20に吸着された基板の温度が目標温度になるように制御する。
温度制御部40は、例えば、吸着ステージ20内の対向面20aの付近に冷媒(第2の冷媒)を通過させることで、対向面20aに吸着された基板の温度を制御する。冷媒は、例えば、水などの液体であってもよいし、ヘリウムなどの気体であってもよい。温度制御部40は、例えば、温度制御構造(第2の温度制御構造)45、冷媒管42、冷媒管44、及び冷媒制御装置41を有する。冷媒制御装置41は、加熱・冷却部41a及びポンプ41bを有する。
加熱・冷却部41aは、コントローラ60による制御に従い、冷媒の温度が目標温度になるように、冷媒を加熱又は冷却する。加熱・冷却部41aは、例えば、予め実験的に得られたパラメータを用いてフィードフォワード制御を行うことで冷媒の温度が目標温度になるように冷媒を加熱又は冷却してもよい。あるいは、加熱・冷却部41aは、例えば、温度センサ(図示せず)で検知された冷媒の温度と目標温度とを比較しながらフィードバック制御を行うことで冷媒の温度が目標温度になるように冷媒を加熱又は冷却してもよい。
ポンプ41bは、コントローラ60による制御に従い、吸着ステージ20内を通過する冷媒の流量が目標流量になるように、冷媒を送り出す。ポンプ41bは、例えば、予め実験的に得られたパラメータを用いてフィードフォワード制御を行うことで冷媒の流量が目標流量になるように冷媒を送り出してもよい。あるいは、ポンプ41bは、例えば、流量センサ(図示せず)で検知された冷媒の流量と目標流量とを比較しながらフィードバック制御を行うことで冷媒の流量が目標流量になるように冷媒を送り出してもよい。
温度制御構造45は、吸着ステージ20における対向面20a近傍の温度を制御するように、吸着ステージ20に設けられている。すなわち、温度制御構造45は、吸着ステージ20に吸着された基板の温度を制御するように、吸着ステージ20に設けられている。温度制御構造45は、冷媒流路43を有する。冷媒流路43は、複数の吸着孔22−1〜22−5に干渉しないように吸着ステージ20内を対向面20aに沿って延びている。冷媒流路43は、対向面20aの付近において対向面20aに沿って延びている。冷媒流路43は、図示しないが、対向面20aに垂直な方向から透視した場合に渦巻き状に延びながら、冷媒管42と冷媒管44とを連通している。冷媒管42は、冷媒制御装置41から送り出された冷媒を冷媒流路43へ導く。冷媒管44は、冷媒流路43から流れ出した冷媒を冷媒制御装置41に戻す。
このとき、冷媒流路43を流れる冷媒の温度が目標温度に制御され、冷媒の流量が目標流量に制御されているので、吸着ステージ20に吸着された基板の温度が目標温度になるように制御することができる。すなわち、温度制御部40は、コントローラ60による制御に従い、温度制御構造45を介して、吸着ステージ20に吸着された基板の温度を制御する。
押え部材50は、コントローラ60による制御に従い、貫通孔15を介して移動する。例えば、押え部材50は、基板(例えば、基板W1)が吸着ステージ10に吸着されている状態で基板の吸着されている側の面を吸着ステージ20側へ押える(図8参照)。これにより、押え部材50は、吸着ステージ10に吸着されている基板を吸着ステージ20側へ凸になるように変形させる。押え部材50は、基板へ加えられる応力が分散するように、その先端を曲面(例えば、球面)にすることができる。
コントローラ60は、基板接合装置1の各部の動作を全体的に制御する。
例えば、コントローラ60は、駆動装置75を介して吸着ステージ10を駆動し、駆動装置76を介して吸着ステージ20を駆動する。例えば、コントローラ60は、吸着ステージ10に吸着された基板の位置合わせマークと吸着ステージ20に吸着された基板の位置合わせマークとの撮像画像(IR透過像)をIR顕微鏡等から受ける。これにより、コントローラ60は、両基板の位置合わせマークが一致するように吸着ステージ10,20を相対的にXY方向に駆動させる。なお、コントローラ60は、吸着ステージ10,20を相対的にさらにZ方向に移動させてもよい。
例えば、コントローラ60は、温度制御部30を介して吸着ステージ10内を通過する冷媒の温度を目標温度T1に制御し、温度制御部40を介して吸着ステージ20内を通過する冷媒の温度を目標温度T2(≠T1)に制御する。これにより、コントローラ60は、吸着ステージ10に吸着された基板(例えば、基板W1)と吸着ステージ20に吸着された基板(例えば、基板W2)とに温度差(=|T1−T2|)がつくように制御する。
例えば、コントローラ60は、上方の基板W1の基準位置と下方の基板W2の基準位置とのずれが目標値に一致するように、上方の基板W1及び下方の基板W2に温度差をつける(図7参照)。この目標値は、接合時の基板の変形による2つの基板の基準位置のずれをキャンセルするようなもの、すなわち、2つの基板の基準位置のずれの方向と反対の方向に2つの基板の基準位置のずれ量と均等な量とすることができる。例えば、コントローラ60は、この目標値に対応した上方の基板W1及び下方の基板W2の熱膨張量の差を生じさせるように、上方の基板W1及び下方の基板W2に温度差をつけることができる。これにより、2つの基板を接合する際に、接合時の基板の変形による2つの基板の基準位置のずれをキャンセルでき、2つの基板間の接合の位置合わせ精度を向上できる。
また、例えば、コントローラ60は、目標温度T1と目標温度T2との間の(境界も含む)温度範囲に常温が含まれるように、上方の基板W1及び下方の基板W2に温度差をつけてもよい。例えば、コントローラ60は、目標温度T1を常温にしてもよいし、目標温度T2を常温にしてもよいし、T1<常温<T2又はT2<常温<T1にしてもよい。これにより、2つの基板に温度差を付けながら、2つの基板を常温に近い温度で接合させることができる。
また、例えば、コントローラ60は、吸着ステージ10に吸着された基板と吸着ステージ20に吸着された基板とに温度差がつくように制御された状態で、駆動装置73及びシャフト74を介して押え部材50を駆動する。例えば、コントローラ60は、上方の基板W1及び下方の基板W2に温度差がつくように制御された状態で、上方の基板W1の非接合面側の中央部(例えば、中心CP1近傍の部分)MP1を機械的に押え部材(例えば、ピン)50で押さえさせる。これにより、上方の基板W1における周辺部PP1より内側の中央部MP1が下方の基板W2側へ凸になるように上方の基板W1を変形させながら下方の基板W2に接触させることで、上方の基板W1における下方の基板W2への接合起点を形成させる(図8参照)。そして、そこから自発的に接合界面を外周側へ進展させる(図9、図10参照)。
次に、実施形態にかかる基板接合方法について図2を用いて説明する。図2は、基板接合方法を示すフローチャートである。
ステップS10では、コントローラ60が、基板接合の条件出しを行う。すなわち、2つの基板を常温で進展接合法により接合させた場合、接合位置ずれの量やずれの方向は、基板の形状・突き出し量・材質・厚さ、吸着の位置・強さ・解除タイミング、又は、基板を凸状に変形させる程度(断面視における凸形状の曲率半径)、など、種々の要因に影響される。これにより、接合位置ずれの量やずれの方向を予測することが困難である。このため、コントローラ60は、本接合(ステップS20)に先立ち、常温で仮接合を行って接合位置のずれを評価し、その評価結果に応じて本接合(ステップS20)で用いるべき温度差の条件を求める。
具体的には、コントローラ60は、図3〜図6、図11、図12に示すように、次のステップS11〜S14の処理を行う。図3〜図6は、上方の基板が下方の基板より中心側にずれる場合における条件出しを示す図である。図11、図12は、上方の基板が下方の基板より外側にずれる場合における条件出しを示す図である。
図2に示すステップS11では、コントローラ60が、基板W3と基板W4とを互いに対向するように配置させる。基板W3は、本接合で用いるべき基板W1に対応したものであり、例えば、基板W1と同じ形状・突き出し量・材質・厚さを有する。基板W4は、本接合で用いるべき基板W2に対応したものであり、例えば、基板W2と同じ形状・突き出し量・材質・厚さを有する。
例えば、吸着ステージ10の対向面10aに基板W3が吸着され、吸着ステージ20の対向面20aに基板W4が吸着される。その後、図3に示すように、コントローラ60は、両基板W3,W4の位置合わせマークMK31,MK41,MK32,MK42が一致するように吸着ステージ10,20を相対的にXY方向に駆動させる。
図2に示すステップS12では、コントローラ60が、基板W3の温度及び基板W4の温度がそれぞれ常温になっている状態で、基板W3における周辺部PP3より内側の中央部MP3を基板W4側へ凸になるように基板W3を変形させながら基板W4に接触させて、基板W3を基板W4に接合させる。
例えば、コントローラ60は、温度制御部30を介した吸着ステージ10内を通過する冷媒の温度の制御と温度制御部40を介した吸着ステージ20内を通過する冷媒の温度の制御とをいずれもオフする。これにより、コントローラ60は、基板W3の温度及び基板W4の温度がそれぞれ常温になっている状態にする。なお、コントローラ60は、温度制御部30を介して吸着ステージ10内を通過する冷媒の温度を常温に制御し、温度制御部40を介して吸着ステージ20内を通過する冷媒の温度を常温に制御してもよい。
例えば、コントローラ60は、図4に示すように、押え部材50を介して、上方の基板W3の非接合面側の中央部MP3(例えば、中心CP3近傍の部分)を機械的に押し、上方の基板W3の接合面側の中央部MP3を基板W4側へ凸状に変形させる。これにより、コントローラ60は、上方の基板W3と下方の基板W4とを互いに接合面側の中央部MP3,MP4にて接触させる。これにより、まず接合面の中央部MP3,MP4が接合され、接合起点が形成される。
次に、コントローラ60は、図5、図11に示すように、上方の基板W3の吸着を基板W3の中央部MP3から周辺部PP3に向けて順次解除していく。これにより、コントローラ60は、基板W3,W4の中央部MP3,MP4から周辺部PP3,PP4に向けて接合反応を進展させる。この時、上方の基板W3の凸変形により、基板W3,W4の周辺部PP3,PP4における吸着ずれが発生しやすい。
例えば、図5に示す場合、基板W3の全体が中心CP3側に引っ張られ、微視的には基板W3の外周の吸着位置が基板W4に対して中心CP3側にずれている。
あるいは、例えば、図11に示す場合、基板W4の全体が外側に伸ばされ、微視的には基板W3の外周の吸着位置が基板W4に対して外側にずれている。
そこで、図2に示すステップS13では、コントローラ60が、基板W3及び基板W4の接合位置ずれの量・方向を測定する。すなわち、コントローラ60は、基板W3の基準位置P31,P32と基板W4の基準位置P41,P42とのずれを測定する。
例えば、図6、図12に示すように、コントローラ60は、基板W3の位置合わせマークMK31,MK32を撮像し、画像処理により位置合わせマークMK31,MK32の中心(例えば、その重心)を基準位置P31,P32として認識する。同様に、コントローラ60は、基板W4の位置合わせマークMK41,MK42を撮像し、画像処理により位置合わせマークMK41,MK42の中心を基準位置P41,P42として認識する。
そして、図6に示すように、コントローラ60は、画像処理により、基準位置P31の基準位置P41に対するずれΔG(31,41)と、基準位置P32の基準位置P42に対するずれΔG(32,42)とをそれぞれ求める。ずれΔG(31,41)及びずれΔG(32,42)は、大きさ及び向きを持ったベクトル量として捉えることができる。例えば、ずれΔG(31,41)は、外側から中心CP3へ近づく向き(図6における左向き)を有する。例えば、ずれΔG(32,42)は、外側から中心CP3へ近づく向き(図6における右向き)を有する。
あるいは、図12に示すように、コントローラ60は、画像処理により、基準位置P31の基準位置P41に対するずれΔG’(31,41)と、基準位置P32の基準位置P42に対するずれΔG’(32,42)とをそれぞれ求める。ずれΔG’(31,41)及びずれΔG’(32,42)は、大きさ及び向きを持ったベクトル量として捉えることができる。例えば、ずれΔG’(31,41)は、中心CP3から外側へ遠ざかる向き(図12における右向き)を有する。例えば、ずれΔG’(32,42)は、中心CP3から外側へ遠ざかる向き(図6における左向き)を有する。
図2に示すステップS14では、コントローラ60が、ステップS13で測定された基準位置のずれに対応した温度差を求める。例えば、コントローラ60は、ステップS13で測定された基準位置のずれと逆方向で大きさが均等な熱膨張量の差を生じさせるような温度差を求める。
例えば、コントローラ60は、ステップS13の測定で基板W3の基準位置P31,P32が基板W4の基準位置P41,P42より中心側にずれている場合(図6参照)、基板W1の温度が基板W2の温度より高くなるように(図7参照)、本接合における基板W1及び基板W2につけるべき温度差を決定する。
例えば、基板W3の熱膨張係数と基板W4の熱膨張係数とがともにαであり、基板W3における中心CP3を間にして互いに反対側の基準位置P31,P32の距離(測定距離)がLであるとする。このとき、ずれΔG(31,41)の大きさとずれΔG(32,42)の大きさとがともにΔL/2であり、基板W1の目標温度をT1とし、基板W2の目標温度をT2とすると、次の数式1、数式2が成り立つ。
ΔT=ΔL/L/α・・・数式1
T1=T2+ΔT・・・数式2
数式1の温度差ΔTは、基板W1の基準位置P11と基板W2の基準位置P21とのずれの目標値−ΔG(31,41)に対応したものであり、基板W1の基準位置P12と基板W2の基準位置P22とのずれの目標値−ΔG(32,42)に対応したものである。すなわち、温度差ΔTに対応した基板W1の熱膨張量と基板W2の熱膨張量との差により、基板W1の基準位置P11と基板W2の基準位置P21とのずれを目標値−ΔG(31,41)に一致させることができ、基板W1の基準位置P12と基板W2の基準位置P22とのずれを目標値−ΔG(32,42)に一致させることができる(図7参照)。目標値−ΔG(31,41)は、ステップS13で測定されたずれΔG(31,41)と大きさが均等で向きが逆向きである。目標値−ΔG(32,42)は、ステップS13で測定されたずれΔG(32,42)と大きさが均等で向きが逆向きである。
例えば、数式1に、α=2.6×10−6、L=280mm、ΔL=0.001mmを代入すると、基板W2の温度に対する基板W1の温度の温度差はΔT=1.37℃と求まる。常温が20℃とし、基板W2の目標温度T2を常温(=20℃)に制御する場合、基板W1の目標温度T1は、T1=20℃+1.37℃=21.37℃と求まる。
あるいは、例えば、コントローラ60は、ステップS13の測定で基板W3の基準位置P31,P32が基板W4の基準位置P41,P42より外側にずれている場合(図11参照)、基板W1の温度が基板W2の温度より低くなるように(図13参照)、本接合における基板W1及び基板W2につけるべき温度差を決定する。
例えば、基板W3の熱膨張係数と基板W4の熱膨張係数とがともにαであり、基板W3における中心CP3を間にして互いに反対側の基準位置P31,P32の距離(測定距離)がLであるとする。このとき、ずれΔG’(31,41)の大きさとずれΔG’(32,42)の大きさとがともにΔL/2であり、基板W1の目標温度をT1とし、基板W2の目標温度をT2とすると、次の数式3、数式4が成り立つ。
ΔT’=−ΔL/L/α・・・数式3
T1=T2+ΔT’・・・数式4
数式3の温度差ΔT’は、基板W1の基準位置P11と基板W2の基準位置P21とのずれの目標値−ΔG’(31,41)に対応したものであり、基板W1の基準位置P12と基板W2の基準位置P22とのずれの目標値−ΔG’(32,42)に対応したものである。すなわち、温度差ΔT’に対応した基板W1の熱膨張量と基板W2の熱膨張量との差により、基板W1の基準位置P11と基板W2の基準位置P21とのずれを目標値−ΔG’(31,41)に一致させることができ、基板W1の基準位置P12と基板W2の基準位置P22とのずれを目標値−ΔG’(32,42)に一致させることができる(図13参照)。目標値−ΔG’(31,41)は、ステップS13で測定されたずれΔG’(31,41)と大きさが均等で向きが逆向きである。目標値−ΔG’(32,42)は、ステップS13で測定されたずれΔG’(32,42)と大きさが均等で向きが逆向きである。
例えば、数式3に、α=2.6×10−6、L=280mm、ΔL=0.001mmを代入すると、基板W2の温度に対する基板W1の温度の温度差はΔT=−1.37℃と求まる。常温が20℃とし、基板W2の目標温度T2を常温(=20℃)に制御する場合、基板W1の目標温度T1は、T1=20℃−1.37℃=18.63℃と求まる。
図2に示すステップS20では、コントローラ60が、基板の本接合を行う。すなわち、2つの基板に条件出し(ステップS10)で求めた温度差を付けた状態で、2つの基板を進展接合法により接合させる。
具体的には、コントローラ60は、図7〜図10、図13に示すように、次のステップS21〜S23の処理を行う。図7〜図10、図13は、本接合を示す図である。
図2に示すステップS21では、コントローラ60が、基板W1と基板W2とを互いに対向するように配置させる。例えば、吸着ステージ10の対向面10aに基板W1が吸着され、吸着ステージ20の対向面20aに基板W2が吸着される。その後、コントローラ60は、両基板W1,W2の位置合わせマークMK11,MK21,MK12,MK22が一致するように吸着ステージ10,20を相対的にXY方向に駆動させる。
図2に示すステップS22では、コントローラ60が、基板W1及び基板W2に温度差をつける。例えば、コントローラ60は、ステップS14で決定された温度差になるように、基板W1及び基板W2に温度差をつける。
例えば、コントローラ60は、図7、図13に示すように、温度制御部30を介して吸着ステージ10内を通過する冷媒の温度を目標温度T1に制御し、温度制御部40を介して吸着ステージ20内を通過する冷媒の温度を目標温度T2(≠T1)に制御する。これにより、コントローラ60は、吸着ステージ10に吸着された基板(例えば、基板W1)と吸着ステージ20に吸着された基板(例えば、基板W2)とに温度差(=|T1−T2|)がつくように制御する。
例えば、ステップS13の測定で基板W3の基準位置P31,P32が基板W4の基準位置P41,P42より中心側にずれている場合(図6参照)、コントローラ60は、基板W1の温度が基板W2の温度より高くなるように(図7参照)、基板W1及び基板W2に温度差をつける。これにより、例えば、数式1の温度差ΔTに対応した基板W1の熱膨張量と基板W2の熱膨張量との差により、基板W1の基準位置P11と基板W2の基準位置P21とのずれを目標値−ΔG(31,41)に一致させることができ、基板W1の基準位置P12と基板W2の基準位置P22とのずれを目標値−ΔG(32,42)に一致させることができる(図7参照)。目標値−ΔG(31,41)は、ステップS13で測定されたずれΔG(31,41)と大きさが均等で向きが逆向きである。目標値−ΔG(32,42)は、ステップS13で測定されたずれΔG(32,42)と大きさが均等で向きが逆向きである。
あるいは、例えば、ステップS13の測定で基板W3の基準位置P31,P32が基板W4の基準位置P41,P42より外側にずれている場合(図11参照)、コントローラ60は、基板W1の温度が基板W2の温度より低くなるように(図13参照)、基板W1及び基板W2に温度差をつける。これにより、例えば、数式3の温度差ΔT’に対応した基板W1の熱膨張量と基板W2の熱膨張量との差により、基板W1の基準位置P11と基板W2の基準位置P21とのずれを目標値−ΔG’(31,41)に一致させることができ、基板W1の基準位置P12と基板W2の基準位置P22とのずれを目標値−ΔG’(32,42)に一致させることができる(図13参照)。目標値−ΔG’(31,41)は、ステップS13で測定されたずれΔG’(31,41)と大きさが均等で向きが逆向きである。目標値−ΔG’(32,42)は、ステップS13で測定されたずれΔG’(32,42)と大きさが均等で向きが逆向きである。
図2に示すステップS23では、コントローラ60が、基板W1及び基板W2に温度差をつけた状態で、基板W1における周辺部PP1より内側の中央部MP1を基板W2側へ凸になるように基板W1を変形させながら基板W2に接触させて、基板W1を基板W2に接合させる。
例えば、コントローラ60は、図8に示すように、押え部材50を介して、上方の基板W1の非接合面側の中央部MP1(例えば、中心CP1近傍の部分)を機械的に押し、上方の基板W1の接合面側の中央部MP1を基板W2側へ凸状に変形させる。これにより、コントローラ60は、上方の基板W1と下方の基板W2とを互いに接合面側の中央部MP1,MP2にて接触させる。これにより、まず接合面の中央部MP1,MP2における1点が接合され、接合起点が形成される。
次に、コントローラ60は、図9、図10に示すように、上方の基板W1の吸着を基板W1の中央部MP1から周辺部PP1に向けて順次解除していく。これにより、コントローラ60は、基板W1,W2の中央部MP1,MP2から周辺部PP1,PP2に向けて接合反応(接合界面)を進展させる。この時、上方の基板W3の凸変形による位置ずれが発生しても、接合反応前に、両基板W1,W2に温度差をつけることにより、その位置ずれをキャンセルするようにしてある。これにより、接合反応中に、上方の基板W1の周辺部が下方の基板W2に対してずれても、結果的に、図10で示すように、接合終了時点では両基板W1,W2は位置ずれが少ない状態で接合することができる。
以上のように、実施形態では、進展接合法において、接合直前の両基板に、意図的に温度差を持たせる。すなわち、基板W1及び基板W2に温度差がつくように制御する。そして、基板W1及び基板W2に温度差がつくように制御された状態で、基板W1における周辺部PP1より内側の中央部MP1が基板W2側へ凸になるように基板W1を変形させながら基板W2に接触させて、基板W1を基板W2に接合する。これにより、接合時の基板W1の変形による2つの基板W1,W2の基準位置のずれをキャンセルでき、基板面内の位置ずれが小さい接合を得ることが可能である。例えば、基板外周部の接合位置ずれが、基板中心方向、または、基板外周方向に向いている接合位置ずれに対して効果が大きい。
したがって、2つの半導体基板を接合する際における2つの半導体基板間の接合の位置合わせ精度を向上でき、複数の半導体基板を接合させ切削・分割させて得られる複数の半導体デバイスのパッケージの製造歩留まりを向上できる。例えば、半導体デバイスのパッケージにおける積層された上下のチップの間でパッド電極を接触させて導通をとるべき場合に、上下のチップの間で確実に導通を取ることができる。
また、実施形態では、進展接合法において、温度差がつくように制御する際に、基板W1の温度が目標温度T1になるように制御し、基板W2の温度が目標温度T2になるように制御することで、基板W1及び基板W2に温度差(=|T1−T2|)をつける。これにより、基板W1及び基板W2に安定して温度差をつけることができる。
また、実施形態では、進展接合法において、温度差がつくように制御する際に、基板W1の目標温度T1と基板W2の目標温度T2との間の温度範囲に常温が含まれるように、基板W1及び基板W2に安定して温度差をつける。例えば、目標温度T1と目標温度T2との一方を、実質的に常温にする。これにより、2つの基板に温度差を付けながら、2つの基板を常温に近い温度で接合させることができる。
また、実施形態では、進展接合法において、温度差がつくように制御する際に、基板W1の基準位置P11,P12と基板W2の基準位置P21,P22とのずれが目標値に一致するように、基板W1及び基板W2に温度差をつける。例えば、温度差がつくように制御する際に、基板W1の熱膨張量と基板W2の熱膨張量との差が目標値に一致するように、基板W1及び基板W2に温度差をつける。これにより、基板W1を基板W2に接合する際に、接合時の基板W1の変形による2つの基板W1,W2の基準位置のずれをキャンセルできる。
また、実施形態では、進展接合法において、本接合(ステップS20)に先立ち、仮接合を行って接合位置のずれを評価し、その評価結果に応じて本接合(ステップS20)で用いるべき温度差の条件を求める。すなわち、基板W3の温度及び基板W4の温度がそれぞれ常温になっている状態で、基板W3における周辺部PP3より内側の中央部MP3を基板W4側へ凸になるように基板W3を変形させながら基板W4に接触させて、基板W3を基板W4に接合する。基板W3の基準位置P31,P32と基板W4の基準位置P41,P42とのずれを測定する。そして、その測定された基準位置のずれに対応した温度差を決定する。これにより、接合時の基板W1の変形による2つの基板W1,W2の基準位置のずれをキャンセルできるような温度差を決定できる。
また、実施形態では、進展接合法において、温度差を決定する際に、測定された基準位置のずれと逆方向の熱膨張量の差を生じさせるように、温度差を決定する。例えば、温度差を決定する際に、測定で基板W3の基準位置P31,P32が基板W4の基準位置P41,P42より中心側にずれている場合、基板W1の温度が基板W2の温度より高くなるように、温度差を決定する。あるいは、例えば、温度差を決定する際に、測定で基板W3の基準位置P31,P32が基板W4の基準位置P41,P42より外側にずれている場合、基板W1の温度が基板W2の温度より低くなるように、温度差を決定する。これにより、接合時の基板W1の変形による2つの基板W1,W2の基準位置のずれをキャンセルできるような温度差を決定できる。
また、実施形態では、基板接合装置1において、コントローラ60は、基板W1及び基板W2に温度差がつくように温度制御構造35,45を制御する。コントローラ60は、この制御を維持した状態で、基板W1における周辺部PP1より内側の中央部MP1が基板W2側へ凸になるように基板W1を変形させながら基板W2に接触させて、基板W1を基板W2に接合させるように、押え部材50を制御する。これにより、接合時の基板W1の変形による2つの基板W1,W2の基準位置のずれをキャンセルでき、基板面内の位置ずれが小さい接合を得ることが可能である。
また、実施形態では、基板接合装置1において、吸着ステージ10は、基板W1を真空吸着するための複数の吸着孔12−1〜12−4を有する。吸着ステージ20は、基板W2を真空吸着するための複数の吸着孔22−1〜22−5を有する。温度制御構造35は、複数の吸着孔12−1〜12−4に干渉しないように吸着ステージ10内を延びた冷媒流路33を有する。温度制御構造45は、複数の吸着孔22−1〜22−5に干渉しないように吸着ステージ20内を延びた冷媒流路43を有する。そして、コントローラ60は、冷媒流路33を流れる第1の冷媒の温度を制御することで基板W1の温度を制御するとともに、冷媒流路43を流れる第2の冷媒の温度を制御することで基板W2の温度を制御する。これにより、コントローラ60は、基板W1及び基板W2に温度差がつくように温度制御構造35,45を制御することができる。
なお、温度制御構造35は、吸着ステージ10内を延びた冷媒流路33に代えて、吸着ステージ10内に埋め込まれたペルチェ素子であってもよい。この場合、図1の構成において、温度制御部30では、ポンプ31bが省略され、冷媒制御装置31とペルチェ素子との間が冷媒管32、冷媒管34に代わって配線で接続されることになる。また、吸着ステージ10内において、ペルチェ素子の加熱・冷却面を対向面10a側に位置させることができ、ペルチェ素子の加熱・冷却面を対向面10aとして露出させることもできる。加熱・冷却部31aは、例えば、予め実験的に得られたパラメータ(例えば、ペルチェ素子に流す電流量及び電流の方向など)を用いてフィードフォワード制御を行うことでペルチェ素子の加熱・冷却面の温度が目標温度になるようにペルチェ素子を制御してもよい。あるいは、加熱・冷却部31aは、例えば、吸着ステージ10内に埋め込まれた温度センサ(図示せず)で検知されたペルチェ素子の加熱・冷却面の温度と目標温度とを比較しながらフィードバック制御を行うことでペルチェ素子の加熱・冷却面の温度が目標温度になるようにペルチェ素子を制御してもよい。
同様に、温度制御構造45は、吸着ステージ20内を延びた冷媒流路43に代えて、吸着ステージ20内に埋め込まれたペルチェ素子であってもよい。この場合、図1の構成において、温度制御部40では、ポンプ41bが省略され、冷媒制御装置41とペルチェ素子との間が冷媒管42、冷媒管44に代わって配線で接続されることになる。また、吸着ステージ20内において、ペルチェ素子の加熱・冷却面を対向面20a側に位置させることができ、ペルチェ素子の加熱・冷却面を対向面20aとして露出させることもできる。加熱・冷却部41aは、例えば、予め実験的に得られたパラメータ(例えば、ペルチェ素子に流す電流量及び電流の方向など)を用いてフィードフォワード制御を行うことでペルチェ素子の加熱・冷却面の温度が目標温度になるようにペルチェ素子を制御してもよい。あるいは、加熱・冷却部41aは、例えば、吸着ステージ20内に埋め込まれた温度センサ(図示せず)で検知されたペルチェ素子の加熱・冷却面の温度と目標温度とを比較しながらフィードバック制御を行うことでペルチェ素子の加熱・冷却面の温度が目標温度になるようにペルチェ素子を制御してもよい。
また、コントローラ60は、基板W1を基板W2に接合する際に、基板W1における中心CP1近傍の部分が基板W2側へ凸になるように基板W1を変形させる代わりに、基板W1の中央部における中心からシフトした部分が基板W2側へ凸になるように基板W1を変形させてもよい。この場合でも、基板W1及び基板W2に温度差がつくように制御された状態で接合を行うことにより、接合時の基板W1の変形による2つの基板W1,W2の基準位置のずれをキャンセルでき、基板面内の位置ずれが少ない接合を得ることが可能である。
また、上記の実施形態では、接合する2つの基板として常温における寸法及び形状が同じものを用いる場合について例示的に説明しているが、接合する2つの基板は、寸法及び形状の少なくとも一方が異なるものであってもよい。この場合でも、接合する2つの基板のそれぞれに位置合わせマークが形成されていれば、図2に示すステップS10と同様にして基板接合の条件出しを行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 基板接合装置、35,45 温度制御構造、60 コントローラ。

Claims (5)

  1. 第1の基板と第2の基板とを互いに対向するように配置することと、
    前記第1の基板及び前記第2の基板に温度差がつくように制御することと、
    前記温度差がつくように制御された状態で、前記第1の基板における周辺部より内側の中央部が前記第2の基板の側へ凸になるように前記第1の基板を変形させながら前記第2の基板に接触させて、前記第1の基板を前記第2の基板に接合することと、
    を備えたことを特徴とする基板接合方法。
  2. 前記温度差がつくように制御することは、前記第1の基板の基準位置と前記第2の基板の基準位置とのずれが目標値に一致するように、前記第1の基板及び前記第2の基板に温度差をつけることを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板接合方法。
  3. 前記第1の基板に対応した第3の基板と前記第2の基板に対応した第4の基板とを互いに対向するように配置することと、
    前記第3の基板及び前記第4の基板がそれぞれ常温になっている状態で、前記第3の基板における周辺部より内側の中央部を前記第4の基板側へ凸になるように前記第3の基板を変形させながら前記第4の基板に接触させて、前記第3の基板を前記第4の基板に接合することと、
    前記第3の基板の基準位置と前記第4の基板の基準位置とのずれを測定することと、
    前記測定された基準位置のずれに対応した温度差を決定することと、
    をさらに備え、
    前記温度差がつくように制御することは、前記決定された基準位置のずれに対応した温度差になるように、前記第1の基板及び前記第2の基板に温度差をつけることを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の基板接合方法。
  4. 第1の基板を吸着する第1の吸着ステージと、
    前記第1の基板に対向するように第2の基板を吸着する第2の吸着ステージと、
    前記第1の基板の温度を制御するように前記第1の吸着ステージに設けられた第1の温度制御構造と、
    前記第2の基板の温度を制御するように前記第2の吸着ステージに設けられた第2の温度制御構造と、
    前記第1の吸着ステージに吸着された前記第1の基板を前記第2の吸着ステージ側へ凸になるように変形させる押え部材と、
    前記第1の基板及び前記第2の基板に温度差がつくように制御するとともに、前記温度差がつくように制御された状態で、前記第1の基板における周辺部より内側の中央部が前記第2の基板の側へ凸になるように前記第1の基板を変形させながら前記第2の基板に接触させて、前記第1の基板を前記第2の基板に接合するように、前記第1の温度制御構造、前記第2の温度制御構造、及び前記押え部材を制御するコントローラと、
    を備えたことを特徴とする基板接合装置。
  5. 前記コントローラは、前記第1の基板の基準位置と前記第2の基板の基準位置とのずれが目標値に一致するように、前記第1の基板及び前記第2の基板に温度差をつける
    ことを特徴とする請求項4に記載の基板接合装置。
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