JP2015099724A - ショートアーク型放電ランプ - Google Patents

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篤 加藤
正貴 狸塚
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Abstract

【課題】 点灯初期のランプの照度と、点灯時間が経過した状態のランプの照度との変動が抑制されたショートアーク型放電ランプを提供することにある。
【解決手段】 ショートアーク型放電ランプは、凹状に湾曲した反射面を内部に有する絶縁部材からなる胴体と、当該胴体の反射面に囲まれて形成される放電空間において互いに対向して配置された陰極および陽極と、前記胴体の前方に配置された、前記胴体の前面開口を塞ぐための窓部材とを備えるショートアーク型放電ランプにおいて、前記胴体の反射面は、前記陰極と前記陽極との間の位置に焦点を有する第1の回転二次曲面に沿った形状を有する第1の反射面部と、この第1の反射面部と連続する、第1の反射面部に係る焦点より前方に変位した位置に焦点を有する第2の回転二次曲面に沿った形状を有する第2の反射面部と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ミラー内蔵型のショートアーク型放電ランプ(以下、単に「ランプ」ともいう。)に関する。
ショートアーク型放電ランプの一形態として、ランプ本体(胴体)が不透明の絶縁部材によって形成され、その内部に凹状に湾曲した反射面を有し、光取り出し部のみが透光性部材によって形成されたミラー内蔵型のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
具体的には、図5に示すように、ミラー内蔵型のショートアーク型放電ランプは、凹状に湾曲した反射面31を内部に有する胴体30と、胴体30の前面開口を塞ぐための窓部材40とを有し、反射面31に囲まれて形成される放電空間Sに、陰極32および陽極33が対向配置されて構成されている。
図5において、34は導電性支持部材、35は金属ブロック、36はセラミックスペーサリング、37は陰極給電用の金属リング、38は第1の金属筒体、39は第2の金属筒体、41は窓支持部材である。
一般的に、このようなショートアーク型放電ランプの胴体の反射面は、例えば断面形状が放物線形等を有するものとされ、その焦点が陰極および陽極の間隙に位置するよう配置されている。
特開2013−016361号公報
しかしながら、このような構成のショートアーク型放電ランプにおいては、点灯初期の照度に比べて点灯時間の経過と共に照度が低下していく、という問題がある。
この問題の原因は、大きくは次の二つの現象によると推測される。
一つは、ランプの放電空間Sに陰極32および陽極33から不可避的に蒸発して放散されたものが、反射面31および窓部材40に点灯時間の経過と共に堆積される現象である。
もう一つは、ランプの点灯初期には、反射面の焦点が陰極および陽極の間隙に位置しているので、輝点からの光を十分に捉えることができる。一方、ランプの経時的な使用に伴って陰極の先端は蒸発して陰極が短くなるので、点灯時間の経過と共に輝点の位置が不可避的に陰極の基端側に変位してしまうために、当該反射面によって輝点からの光を十分に捉えることができなくなる。その結果、上述のような経時使用に伴う照度の変動が生じる現象である。
上記の二つの現象が同時に発生するために、点灯時間の経過と共に照度が低下していく光量減衰がより大きく生じてしまう。
後者の現象による照度の低下は、輝点と反射面とが近接したランプにおいて顕著に生じるものであって、反射面が放電空間の外に備えられた構成のランプや、上記のミラー内蔵型のランプであっても胴体の直径が大きく、輝点と反射面とが遠隔したランプにおいては殆ど生じるものではない。一方、胴体の直径が30mm以下のミラー内蔵型のランプにおいては、陰極がわずか0.1mm短くなっただけでも生じてしまう。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、点灯初期のランプの照度と、点灯時間が経過した状態のランプの照度との変動が抑制されたショートアーク型放電ランプを提供することにある。
本発明のショートアーク型放電ランプは、凹状に湾曲した反射面を内部に有する絶縁部材からなる胴体と、
当該胴体の反射面に囲まれて形成される放電空間において互いに対向して配置された陰極および陽極と、
前記胴体の前方に配置された、前記胴体の前面開口を塞ぐための窓部材とを備えるショートアーク型放電ランプにおいて、
前記胴体の反射面は、前記陰極と前記陽極との間の位置に焦点を有する第1の回転二次曲面に沿った形状を有する第1の反射面部と、この第1の反射面部と連続する、第1の反射面部に係る焦点より前方に変位した位置に焦点を有する第2の回転二次曲面に沿った形状を有する第2の反射面部と、を有することを特徴とする。
本発明のショートアーク型放電ランプにおいては、前記第2の反射面部に係る焦点が、前記陰極の消耗後の先端部に応じた位置にあることが好ましい。
本発明のショートアーク型放電ランプにおいては、前記第2の反射面部が、前記第1の反射面部より前方に配置されていることが好ましい。
本発明のショートアーク型放電ランプは、胴体の反射面が、陰極と陽極との間の位置に焦点を有する第1の回転二次曲面に沿った形状の第1の反射面部、および、この第1の反射面部に係る焦点より前方に変位した位置に焦点を有する第2の回転二次曲面に沿った形状の第2の反射面部を有する構成とされている。すなわち、第1の反射面部に係る焦点がランプの点灯初期の輝点に位置し、第2の反射面部に係る焦点が、点灯時間が経過した状態のランプの輝点に位置する。従って、ランプの点灯時間の経過と共に輝点が第1の反射面部に係る焦点からずれるが、ずれた輝点が第2の反射面部に係る焦点に一致するようになる。その結果、ランプの点灯初期においては輝点からの光が主に第1の反射面部によって捉えられ、点灯時間が経過した状態のランプにおいては輝点からの光が主に第2の反射面部によって捉えられることになり、結局、点灯初期のランプの照度と点灯時間が経過した状態のランプの照度との変動を抑制することができる。
また、第2の反射面部が第1の反射面部より前方に配置されているショートアーク型放電ランプによれば、第1の反射面部が大きな光量が照射される陰極に近い位置に配置されているので、ランプの点灯初期の照度を十分に確保することができる。
本発明のショートアーク型放電ランプの構成の一例を示す断面図である。 図1のショートアーク型放電ランプの第1の反射面部および第2の反射面部を説明するための模式図である。 ショートアーク型放電ランプの点灯初期および点灯時間が経過した状態における光の反射を説明するための模式図である。 ショートアーク型放電ランプの点灯時間に対する光量維持率を示すグラフである。 従来のショートアーク型放電ランプの構成の一例を示す断面図である。
以下、本発明のショートアーク型放電ランプの実施の形態について説明する。
図1は、本発明のショートアーク型放電ランプの構成の一例を示す断面図、図2は、図1のショートアーク型放電ランプの第1の反射面部および第2の反射面部を説明するための模式図である。
このショートアーク型放電ランプは、凹状に湾曲した反射面11を内部に有する外形が円柱状の胴体10と、当該胴体10の前面開口10aを塞ぐための窓部材20とを有している。また、胴体10の反射面11に囲まれて形成される放電空間Sには、間隙をもって陰極12および陽極13が互いに対向し、当該陰極12および陽極13が反射面11の光軸に沿って伸びるように配置されている。また、胴体10は金属ブロック15に支持されている。
胴体10は、多結晶アルミナ(Al2 3 )等のセラミック絶縁部材からなるものである。
胴体10の反射面11は、陰極12と陽極13との間の位置に焦点を有する第1の回転二次曲面に沿った形状の第1の反射面部11aと、この第1の反射面部11aと連続する、当該第1の反射面部11aに係る焦点より前方に変位した位置に焦点を有する第2の回転二次曲面に沿った形状の第2の反射面部11bとを有する。
具体的には、第1の反射面部11aが、第1の回転二次曲面の焦点Pがランプの製造時の輝点すなわちランプの点灯初期の輝点にほぼ一致するよう形成されている。一方、第2の反射面部11bが、第2の回転二次曲面の焦点Qが陰極12の消耗後の先端部に応じた位置に位置するよう形成されている。
第1の回転二次曲面および第2の回転二次曲面は、それぞれ断面が例えばz=0.070x1 2 で表される放物線、および、z=0.069x2 2 で表される放物線で表されるものとすることができる。このとき、第1の回転二次曲面と第2の回転二次曲面とは、z軸が共通であって、当該z軸がランプの光軸に一致している。x1 軸およびx2 軸は、それぞれランプの光軸に垂直な一方向であり、第1の回転二次曲面と第2の回転二次曲面とは、原点位置が光軸上において互いに異なる。
ランプの輝点は、経時的な使用に伴って反射面11の光軸に沿って陰極12の基端側(図1において右方)に移動する。例えば胴体10の外径が30mm以下であるランプにおいては、ランプの輝点は点灯初期から点灯時間が500時間経過した状態では0.2〜0.3mm程度変位する。従って、第2の反射面部11bに係る焦点Qは、第1の反射面部11aに係る焦点Pから、反射面11の光軸に沿って陰極12の基端側に例えば0.1〜0.8mm、好ましくは0.2〜0.5mm移動した位置までの間に位置されることが好ましい。
反射面11においては、第2の反射面部11bが、第1の反射面部11aより前方(図1において右方)に配置されていることが好ましい。
各反射面部11a,11bは、各々、断面形状が放物線形または楕円形を有するものとすることができる。
各反射面部11a,11bは、銀やアルミニウムなどによる金属蒸着膜や、誘電体多層膜によって形成されている。
このランプの点灯初期においては、図3(a)に示されるように、第1の反射面部11aが主として輝点からの光を捉えて平行光として反射し、第2の反射面部11bがそれを補足するよう当該第1の反射面部11aに照射されなかった光を捉えて反射する。一方、点灯時間が経過した状態のランプにおいては、図3(b)に示されるように、第2の反射面部11bが主として輝点からの光を捉えて平行光として反射し、第1の反射面部11aがそれを補足するよう当該第2の反射面部11bに照射されなかった光を捉えて反射する。
なお、図3においてP’およびQ’は、それぞれ点灯初期および点灯時間が経過した状態のランプの輝点の位置を示す。
金属ブロック15は、熱膨張係数の小さく、電気伝導性および熱伝導性の高い鉄を主とした合金等からなり、胴体10と同等の外径を有する。
そして、胴体10は、金属ブロック15と共に当該胴体10の外径に適合する内径を有する円筒状の第2の金属筒体19と接合されることによって、当該金属ブロック15に固定されている。
窓部材20は、例えば円盤状を有し、サファイア等の光透過性材料であって膨張係数が小さいものからなる。
窓部材20は、窓部材20の外径に適合した内径を有するリング状の窓支持部材21の内周面に当該窓部材20の周側面に接着層により接着され、当該窓支持部材21によって支持されている。窓支持部材21は、その外周面が、当該窓支持部材21の外径に適合する内径を有する円筒状の例えばコバール製の金属リング17の内周面に当接するよう嵌め込まれ、端部が溶接されて固定されている。
金属リング17の外径は胴体10の外径と同等とされており、胴体10と共に当該胴体10の外径に適合する内径を有する円筒状の例えばコバール製の第1の金属筒体18と接合されている。
これにより、窓部材20、窓支持部材21、金属リング17によって放電空間Sの気密状態が保たれている。
放電空間S内には、例えばキセノンガス等の不活性ガスが封入されている。
図1において、16はセラミックスペーサリングである。
陰極12は、先端に向かって小径となるテーパー状の先端部を有する棒状の易電子放出物質を含むタングステン等の高融点金属よりなるものである。
陰極12は、その先端部が放電空間S内において陽極13の先端と対向する状態に配置されると共に、その基端部が例えば金属リング17の円周上にほぼ等間隔になるように設けた3本の導電性支持部材(図示せず)によって支持されている。
導電性支持部材は、例えば耐熱性と溶接性を考慮したモリブデン等からなり、放電空間S内において、金属リング17の半径方向内方に伸びるよう配置されている。導電性支持部材の先端部は陰極12の基端部にロウ付け等によって溶接されており、基端部はロウ付け等によって金属リング17に固定されている。
陰極12は、導電性支持部材、金属リング17および第1の金属筒体18を介して外部に電気的に接続されている。
陽極13は、略柱状、もしくは大径部と小径部とを有する形状の、タングステン等の高融点金属よりなるものである。
陽極13は、その基端部が、胴体10の光軸に沿って当該胴体10および金属ブロック15に形成された電極棒孔15Hに挿通されると共にその先端部が放電空間S内において陰極12に対向して配置されている。
陽極13は、金属ブロック15によって外部に電気的に接続されている。
このショートアーク型放電ランプは、放電空間Sに数十気圧の圧力でキセノン等の不活性ガスが充填されており、定格電流18A、消費電力が250〜350Wのものである。
上記のショートアーク型放電ランプの寸法の一例を挙げると、胴体10の全長が20mm、外径が32mm、陰極12の全長が15mm、ロッド径が1.5mm、先端のテーパー部の長さ1.6mm、先端のテーパー角が50°、陽極13の全長が24mm、直径が4mm、陽極13と陰極12との電極間距離が1.4mm、第1の反射面部11aは、焦点Pがランプ製造時の輝点に一致する、断面がz=0.070x1 2 で表される放物線である第1の回転二次曲面におけるx1 =4〜8mmの部分に沿った形状、第2の反射面部11bは、焦点Qがランプ製造時の輝点から光軸に沿って陰極12の基端側に0.2mm移動した位置に一致する、断面がz=0.069x2 2 で表される放物線である第2の回転二次曲面におけるx2 =8〜10mmの部分に沿った形状、窓部材20の外径が24.89mm、厚みが3mmである。
本発明のショートアーク型放電ランプは、胴体10の反射面11が、陰極12と陽極13との間の位置に焦点Pを有する第1の反射面部11a、および、この第1の反射面部11aに係る焦点Pより前方に変位した位置に焦点Qを有する第2の反射面部11bを有する構成とされている。従って、ランプの点灯時間の経過と共に輝点が第1の反射面部11aに係る焦点Pからずれるが、変位した輝点が第2の反射面部11bに係る焦点Qに一致するようになる。その結果、ランプの点灯初期においては輝点からの光が主に第1の反射面部11aによって捉えられ、ランプの点灯時間の経過と共に輝点からの光が主に第2の反射面部11bによって捉えられることになり、結局、ランプの点灯時間の経過と共に低下する照度の変動を抑制することができる。
また、第2の反射面部11bが第1の反射面部11aより前方に配置されているランプによれば、第1の反射面部11aが大きな光量が照射される陰極先端に近い位置に配置されているので、ランプの点灯初期の照度を十分に確保することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されず、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、反射面は、光軸上にそれぞれ異なる焦点を有する回転二次曲面に沿った形状の2つの反射面部を有するものであることに限定されず、光軸上にそれぞれ異なる焦点を有する回転二次曲面に沿った形状の3つ以上の反射面部を有するものであってもよい。
以下、本発明のショートアーク型放電ランプの具体的な実施例について説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕
図1および図2に示す構成に従って、下記の仕様のショートアーク型放電ランプを製造した。
・胴体(10):多結晶アルミナ(Al2 3 )製、全長20mm、外径32mm
・第1の反射面部(11a):断面がz=0.070x1 2 で表される放物線である第1の回転二次曲面におけるx1 =4〜8mmの部分に沿った形状
・第2の反射面部(11b):断面がz=0.069x2 2 で表される放物線である第2の回転二次曲面におけるx2 =8〜10mmの部分に沿った形状、z=0.069x2 2 の焦点(Q)から第1の反射面部(11a)の焦点(P)までの距離0.2mm
・陰極(12):トリエーテッドタングステン製、ロッド径1.5mm、全長14.8mm、先端のテーパー部の長さ1.6mm、先端のテーパー角50°
・陽極(13):タングステン製、直径4mm、全長23.4mm
・陽極(13)と陰極(12)との電極間距離:1.4mm
・封入ガス:キセノンガス、1.93MPa(25℃換算)
・窓部材(20):サファイア製、外径24.89mm、厚み3mm
・窓支持部材(21):コバール(登録商標)製
〔比較例1〕
図2に示す、第1の反射面部および第2の反射面部を有する反射面の代わりに、全体が放物線形を有し、その焦点が点灯初期の輝点にある反射面を有する胴体を用いたこと以外は実施例1と同様の構成および仕様のショートアーク型放電ランプを製造した。
上記の実施例1および比較例1に係るショートアーク型放電ランプを、それぞれ、ランプの点灯初期の電力が252W、ランプの点灯初期の電圧が14Vの条件で、評価面における光量を測定しながら、500時間点灯させる点灯テストを行った。結果を表1および図4に示す。
なお、表1および図4において、比較例1のランプの点灯初期の光量を100(a.u.)とした。また、図4のグラフにおいては、それぞれのランプの点灯初期の光量を100%とした。また、図4のグラフにおいては、実施例1のランプの光量維持率を実線で示し、比較例1のランプの光量維持率を破線で示した。
評価面は、窓部材(20)の表面から集光レンズを介して105mm離間した、反射面(11)の光軸と同軸状に存在する直径0.8mmの円形の面である。
Figure 2015099724
表1および図4の結果から明らかなように、実施例1に係る本発明のランプによれば、比較例1のランプに比べて、点灯500時間後の光量維持率が高い、すなわち、点灯初期の照度と点灯時間が経過した状態の照度との変動が抑制されることが確認された。
10 胴体
10a 前面開口
11 反射面
11a 第1の反射面部
11b 第2の反射面部
12 陰極
13 陽極
15 金属ブロック
15H 電極棒孔
16 セラミックスペーサリング
17 金属リング
18 第1の金属筒体
19 第2の金属筒体
20 窓部材
21 窓支持部材
30 胴体
31 反射面
32 陰極
33 陽極
34 導電性支持部材
35 金属ブロック
36 セラミックスペーサリング
37 金属リング
38 第1の金属筒体
39 第2の金属筒体
40 窓部材
41 窓支持部材
S 放電空間
Figure 2015099724

Claims (3)

  1. 凹状に湾曲した反射面を内部に有する絶縁部材からなる胴体と、
    当該胴体の反射面に囲まれて形成される放電空間において互いに対向して配置された陰極および陽極と、
    前記胴体の前方に配置された、前記胴体の前面開口を塞ぐための窓部材とを備えるショートアーク型放電ランプにおいて、
    前記胴体の反射面は、前記陰極と前記陽極との間の位置に焦点を有する第1の回転二次曲面に沿った形状を有する第1の反射面部と、この第1の反射面部と連続する、第1の反射面部に係る焦点より前方に変位した位置に焦点を有する第2の回転二次曲面に沿った形状を有する第2の反射面部と、を有することを特徴とするショートアーク型放電ランプ。
  2. 前記第2の反射面部に係る焦点が、前記陰極の消耗後の先端部に応じた位置にあることを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。
  3. 前記第2の反射面部が、前記第1の反射面部より前方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。


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