JP2015098733A - エキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方の躯体10に固定された第1の化粧カバー20と、前記第1の化粧カバー20に連続するように配置された第2の化粧カバー21と、を横エキスパンションジョイントカバー15の上方に配置し、前記第2の化粧カバー21を、他方の躯体11にX方向(平面視における躯体間隙短手方向)へ摺動自在に取り付けられる第1のブラケット25と、前記第1の化粧カバー20にY方向(平面視における躯体間隙長手方向)へ摺動自在に取り付けられる第2のブラケット26と、で支持した。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載のエキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造は、互いに対向する側面を有する二つの躯体間に略水平に架設される横エキスパンションジョイントカバーと、前記二つの躯体間に略垂直に架設される縦エキスパンションジョイントカバーと、で形成されるコーナー部を被覆するエキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造であって、一方の躯体に固定された第1の化粧カバーと、前記第1の化粧カバーに連続するように配置された第2の化粧カバーと、を前記横エキスパンションジョイントカバーの上方に配置し、前記第2の化粧カバーは、他方の躯体にX方向(平面視における躯体間隙短手方向)へ摺動自在に取り付けられる第1のブラケットと、前記第1の化粧カバーにY方向(平面視における躯体間隙長手方向)へ摺動自在に取り付けられる第2のブラケットと、で支持されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記第2の化粧カバーは、前記横エキスパンションジョイントカバーにY方向へ摺動自在に取り付けられる第3のブラケットで支持されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記第2の化粧カバーの先端部に開閉可能な開閉扉を設け、前記第1の化粧カバーがY方向へ摺動したときに、前記開閉扉を押し開けることで前記第1の化粧カバーのY方向への摺動が妨げられないようにしたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記横エキスパンションジョイントカバーの側面を覆う第3の化粧カバーを備え、前記第3の化粧カバーは、水平方向へ回動可能となるように他方の躯体に固定されるとともに、前記横エキスパンションジョイントカバーにY方向へ摺動自在に取り付けられる第4のブラケットで支持されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記第1の化粧カバー及び前記第2の化粧カバーの下方に、二つの躯体間の間隙をカバーする受材を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記第1の化粧カバーは、勾配を設けた樋形状であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1〜6のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記第2の化粧カバーには、前記他方の躯体に臨む縁部、及び、前記第1の化粧カバーに臨む縁部に、緩衝材が取り付けられていることを特徴とする。
本実施形態に係るエキスパンションジョイントカバーは、図1に示すような二つの躯体10,11間に配置される。
上記した横エキスパンションジョイントカバー15及び縦エキスパンションジョイントカバー16は、図1に示すように、地震などで躯体10,11が揺れた場合でも互いに接触しないように、縦方向及び横方向に所定の間隔を設けて配設される。このため、コーナー部17には間隙が生じることとなるが、本実施形態においてはこのコーナー部17の間隙を被覆するコーナー被覆構造を備えている。
第1の化粧カバー20は、図1に示すように一方の躯体10に固定される化粧カバーである。この第1の化粧カバー20は、図3に示すように、一方の躯体10に臨む端縁に形成された固定部20aと、固定部20aから略水平に延出形成された雨受部20bと、雨受部20bと連続するように固定部20aとは逆側に形成された突出部20cと、突出部20cと雨受部20bとの高さの違いによって形成された段部20dと、を備えている。この第1の化粧カバー20は、固定部20aを使用して一方の躯体10に略水平に固定され、横エキスパンションジョイントカバー15の上方に略水平に配置される。
なお、雨受部20bは、図3の矢印が示す方向に勾配を設けた樋形状となっており、上面で受けた雨などをスムーズに排出できるようになっている。
第2の化粧カバー21は、第1の化粧カバー20よりも他方の躯体11側に配置され、第1の化粧カバー20に並設される化粧カバーである。この第2の化粧カバー21は、複数(本実施形態においては3つ)の可動式のブラケットで支持されており、いずれの躯体に対しても直接的に固定されていないため、X方向にもY方向にも移動可能となっている。この第2の化粧カバー21は、上面の高さ位置が第1の化粧カバー20とほぼ同じレベルになるように第1の化粧カバー20に連続するように配置されており、横エキスパンションジョイントカバー15の上方に略水平に配置されている。
開閉扉23は、図1に示すように、第2の化粧カバー21の前面側の前端部21bに開閉可能に設けられる部材である。この開閉扉23は、第2の化粧カバー21の前面側の切欠きを覆うとともに、雨水やホコリ等の侵入を防ぐためのものである。
第3の化粧カバー24は、横エキスパンションジョイントカバー15の側面を覆うための化粧カバーである。この第3の化粧カバー24は、他方の躯体11に対して水平方向へ回動可能となるように固定される。具体的には、他方の躯体11の前面11bに固定された支持材43に蝶番44を接続し、この蝶番44に第3の化粧カバー24を接続することで、第3の化粧カバー24は他方の躯体11に回動自在に固定される。
第1のブラケット25は、第2の化粧カバー21に固定されるとともに、他方の躯体11にX方向へ摺動自在に取り付けられる可動式のブラケットであり、第2の化粧カバー21と他方の躯体11とを移動可能に接続するものである。この第1のブラケット25は、図4に示すように、長尺のレール材30と、レール材30に対してスライド可能に係合するスライドユニット31と、を備えている。
スライド板32は、レール溝30aに挿入される板状部材であり、端部に回動部材34と接続するための円弧部32aが形成されている。
第2のブラケット26は、第2の化粧カバー21に固定されるとともに、第1の化粧カバー20にY方向へ摺動自在に取り付けられる可動式のブラケットであり、第2の化粧カバー21と第1の化粧カバー20とを移動可能に接続するものである。この第2のブラケット26の基本的構成は第1のブラケット25と同様である。
第3のブラケット27は、第2の化粧カバー21に固定されるとともに、横エキスパンションジョイントカバー15にY方向へ摺動自在に取り付けられる可動式のブラケットであり、第2の化粧カバー21と横エキスパンションジョイントカバー15とを移動可能に接続するものである。この第3のブラケット27の基本的構成は第1のブラケット25と同様である。
第4のブラケット28は、第3の化粧カバー24に固定されるとともに、横エキスパンションジョイントカバー15にY方向へ摺動自在に取り付けられる可動式のブラケットであり、第3の化粧カバー24と横エキスパンションジョイントカバー15とを移動可能に接続するものである。この第4のブラケット28の基本的構成は第1のブラケット25と同様である。
受材40は、第1の化粧カバー20及び第2の化粧カバー21の下方に配置される板状部材である。この受材40の上面は、図3の矢印が示す方向に勾配を設けた樋形状となっており、上面で受けた雨などをスムーズに排出できるようになっている。
上記したようなコーナー被覆構造によれば、地震などにより二つの躯体10,11が互いに変位した場合でも、X方向及びY方向を問わずにその動きに追従することができる。
(まとめ)
10a 側面
11 他方の躯体
11a 側面
11b 前面
12 パラペット
15 横エキスパンションジョイントカバー
15a 固定部
15b 水平部
15c 下垂部
16 縦エキスパンションジョイントカバー
16a 固定部
16b 垂直部
16c 折曲部
17 コーナー部
20 第1の化粧カバー
20a 固定部
20b 雨受部
20c 突出部
20d 段部
21 第2の化粧カバー
21a 屋根部
21b 前端部
21c 側壁部
21d 緩衝材
22 蝶番
23 開閉扉
24 第3の化粧カバー
25 第1のブラケット
26 第2のブラケット
27 第3のブラケット
28 第4のブラケット
30 レール材
30a レール溝
31 スライドユニット
32 スライド板
32a 円弧部
33 バネ
34 回動部材
34a 軸部
34b 回動軸孔
35 固定板
35a ピン支持部
36 ピン
40 受材
41 L字固定材
42 平型固定材
43 支持材
44 蝶番
Claims (7)
- 互いに対向する側面を有する二つの躯体間に略水平に架設される横エキスパンションジョイントカバーと、前記二つの躯体間に略垂直に架設される縦エキスパンションジョイントカバーと、で形成されるコーナー部を被覆するエキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造であって、
一方の躯体に固定された第1の化粧カバーと、
前記第1の化粧カバーに連続するように配置された第2の化粧カバーと、
を前記横エキスパンションジョイントカバーの上方に配置し、
前記第2の化粧カバーは、他方の躯体にX方向(平面視における躯体間隙短手方向)へ摺動自在に取り付けられる第1のブラケットと、前記第1の化粧カバーにY方向(平面視における躯体間隙長手方向)へ摺動自在に取り付けられる第2のブラケットと、で支持されていることを特徴とする、エキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造。 - 前記第2の化粧カバーは、前記横エキスパンションジョイントカバーにY方向へ摺動自在に取り付けられる第3のブラケットで支持されていることを特徴とする、請求項1記載のエキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造。
- 前記第2の化粧カバーの先端部に開閉可能な開閉扉を設け、
前記第1の化粧カバーがY方向へ摺動したときに、前記開閉扉を押し開けることで前記第1の化粧カバーのY方向への摺動が妨げられないようにしたことを特徴とする、請求項1又は2記載のエキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造。 - 前記横エキスパンションジョイントカバーの側面を覆う第3の化粧カバーを備え、
前記第3の化粧カバーは、水平方向へ回動可能となるように他方の躯体に固定されるとともに、前記横エキスパンションジョイントカバーにY方向へ摺動自在に取り付けられる第4のブラケットで支持されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のエキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造。 - 前記第1の化粧カバー及び前記第2の化粧カバーの下方に、二つの躯体間の間隙をカバーする受材を設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のエキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造。
- 前記第1の化粧カバーは、勾配を設けた樋形状であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のエキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造。
- 前記第2の化粧カバーには、前記他方の躯体に臨む縁部、及び、前記第1の化粧カバーに臨む縁部に、緩衝材が取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のエキスパンションジョイントカバーのコーナー被覆構造。
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JP2017214700A (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | ドーエイ外装有限会社 | 目地装置 |
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JPS6449503U (ja) * | 1987-09-19 | 1989-03-28 | ||
JPH07259198A (ja) * | 1994-03-23 | 1995-10-09 | Nippon Alum Co Ltd | 入隅用伸縮継手構造 |
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2013
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