JP2015096992A - コンタクトセンターを介した商取引のクレジットカード決済認証システム - Google Patents

コンタクトセンターを介した商取引のクレジットカード決済認証システム Download PDF

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Abstract

【課題】コンタクトセンターによる商取引での安全なクレジットカード決済を提供する。【解決手段】本発明の決済認証システムは、決済用外線番号が割り当てられ、ユーザの着信呼を受け付けるオペレータ端末によって決済用外線番号宛てに外線転送されたユーザの着信呼に対する自動音声応答処理を行うIVR部と、ユーザの決済情報を受け付ける決済情報受信部と、決済情報を送信するオペレータ端末に予め割り当てられ、決済用外線番号と紐付くオペレータIDを認証する認証部と、自動音声応答処理を通じて取得したクレジットカードの秘匿情報を決済システムに送信し、決済システムから決済結果を受信する決済制御部とを有する。IVR部は、認証結果がOKである場合に、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号に公衆交換電話網又はIP網を介して接続されたユーザの着信呼に対し、自動音声応答処理を遂行する。【選択図】図4

Description

本発明は、クレジットカード決済認証システムに関し、特に、コンタクトセンターを介した商取引におけるクレジットカードの決済認証システムに関する。
近年盛んなインターネット網を利用した電子商取引は、クレジットカードによる決済時の秘密情報の漏えい等の問題に鑑みて、ネットワーク上で情報が盗用されないようにカード情報を暗号化技術等で保護している。
一方、公衆電話網(IP電話を含む)によるコンタクトセンターを介した商取引では、公衆電話網を介してユーザがオペレータと通話し、公衆電話網と接続されたユーザの電話端末からクレジットカードのカード情報を入力して決済を行うことができる。
このため、インターネット網を利用した電子商取引に比べてネットワーク上での第三者によるカード情報の漏えいを防止できるものの、コンタクトセンターによる通話を介した商取引では、オペレータが介在した特有の問題が発生していた。
例えば、ユーザからクレジットカードのカード情報を聞き出して決済する場合、ユーザのカード情報がオペレータを経由するため、カード情報がオペレータに漏えいすることになり、クレジットカードの不正利用を適切に防止できない。また、オペレータがユーザから聞き出してカード情報を入力するので、オペレータの誤入力や聞き間違いなどによって、円滑なクレジットカード決済が行えない場合がある。
特開2004−110487号公報
そこで、本発明は、クレジットカード情報の漏えいを防止しつつ、コンタクトセンターによる商取引での安全なクレジットカード決済を円滑に行うことができるクレジットカード決済認証システムを提供することを目的とする。
本願発明は、所定のクレジットカードの決済システムと連携し、コンタクトセンターを介した商取引におけるクレジットカード決済を仲介する決済認証システムである。決済認証システムは、公衆交換電話網又はIP網における決済用外線番号が割り当てられ、コンタクトセンターに着信したユーザの着信呼を受け付けるオペレータ端末によって、決済用外線番号宛てに外線転送されたユーザの着信呼に対する自動音声応答処理を行い、クレジットカード決済のための自動音声応答電話機として動作するIVR部と、オペレータ端末から入力された商取引のクレジットカード決済のための決済情報を受け付ける決済情報受信部と、決済用外線番号に紐付くオペレータIDの認証情報を用いて、決済情報を送信するオペレータ端末に予め割り当てられるオペレータIDを認証する認証部と、自動音声応答処理においてユーザが入力したクレジットカードの秘匿情報を決済システムに送信し、決済システムから決済結果を受信する決済制御部と、を有する。そして、IVR部は、決済情報に関連したオペレータIDの認証結果がOKである場合に、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号に公衆交換電話網又はIP網を介して接続されたユーザの着信呼に対し、自動音声応答処理を遂行する。
本願発明によれば、公衆交換電話網又はIP網における決済用外線番号が割り当てられた自動音声応答電話機として動作するIVR部によってユーザからクレジットカードの秘匿情報を取得するので、オペレータへの秘匿情報の漏えいを防止できるとともに、ユーザの着信呼を決済用外線番号に外線転送するオペレータ端末をオペレータIDを用いて認証し、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号に公衆交換電話網又はIP網を介して接続されたユーザの着信呼に対し、自動音声応答処理を遂行させるので、クレジットカード決済をユーザに案内したオペレータが取り扱った商取引を認証でき、安全なクレジットカード決済をユーザに提供することができる。
また、IVR部は、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号宛てに、オペレータ端末から公衆交換電話網又はIP網を介して外線発信された着信呼に対し、決済情報を送信させるためのオペレータ用の自動音声応答処理を行うことができる。そして、決済情報受信部は、オペレータ用の自動音声応答処理に伴ってオペレータ端末とIVR部とが接続された状態で、決済情報を受け付けるように制御し、IVR部は、決済情報受信部によって決済情報が受け付けられた後に、ユーザの着信呼に対する自動音声応答処理を遂行することができる。
このように構成することで、クレジットカード決済される商取引の決済情報とユーザの着信呼に自動音声応答を行うための決済用外線番号とを紐付けることができ、ユーザの着信呼が決済用外線番号に接続される前に、オペレータによってユーザの決済情報が決済用外線番号で特定されるようになる。ユーザは、自身の決済情報に基づいてオペレータによって予め特定された決済用外線番号に接続し、クレジットカード決済を行うことができるので、より安全なクレジットカード決済を提供することができる。
第1実施形態のネットワーク構成例を示す図である。 第1実施形態のコンタクトセンターのシステム構成及びオペレータ端末の構成ブロックの一例を示す図である。 第1実施形態のコンタクトセンターと決済認証システムの認証構成を示す図である。 第1実施形態の決済認証システムの構成ブロック例を示す図である。 第1実施形態のIVR受付情報(a)、決済管理情報(b)、決済システムに送信される決済認証情報(c)の各一例を示す図である。 第1実施形態のログイン画面(a)、決済情報入力画面例(b)、及び決済認証システムに送信される決済情報例(c)を示す図である。 第1実施形態の決済認証システムの処理フローの一例を示す図である。 図7Aに続く、第1実施形態の決済認証システムの処理フローの一例を示す図である。 図7Bに続く、決済認証システムの処理フローの一例を示す図である。 第1実施形態の変形例を示す図である。
以下、実施形態につき、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1から図9は、第1実施形態を示す図である。図1は、本実施形態の決済認証システムが適用されたコンタクトセンターを介した商取引のクレジットカード決済方法のネットワーク構成図である。
本実施形態は、商取引の顧客であるユーザが、電話機(固定電話機、携帯電話機、公衆電話機等)からコンタクトセンター300に電話をかけ、ユーザは、コンタクトセンター300に属するオペレータとの間で音声通話を行いながら商取引を行う。ユーザは、通話相手であるオペレータに対して購入したい商品やサービス等(以下、商品等という)を注文し、オペレータは、ユーザが所望する商品等の注文を受け付ける。
ユーザは、購入する商品等に対する代金支払いとしてクレジットカード決済を行うことができ、本実施形態の決済認証システム100は、コンタクトセンター300で行われる商取引の決済を仲介し、クレジットカードで決済を行うための決済認証処理を遂行する。
図1に示すように、ユーザ(電話機)とコンタクトセンター300とは、PSTN(公衆交換電話網)及びIP(InternetProtocol)網を介して接続される。PSTN及びIP網を総称して、以下、PSTN等とする。コンタクトセンター300と決済認証システム100とは、PSTN等を介して接続されている。IP網は、無線/有線回線、専用回線等を問わず、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット等のネットワークである。
本実施形態の決済認証システム100は、決済システム200と連携している。決済認証システム100は、クレジットカードの秘匿情報を決済システム200に送信し、決済システム200では受信したクレジットカードの秘匿情報を確認して決済結果を決済認証システム100に送信する。決済システム200は、決済認証システム100のIVRサーバ110とPSTN等を介して接続する決済サーバ210と、決済サーバ210と専用線等の閉域網(Private Network)で接続されるクレジットカード会社が保有するサーバ220とを含んで構成されている。なお、決済サーバ210とカード会社が保有するサーバ220は、直接接続される形態だけでなく、決済サーバ210が所定のセンター間接続サービスを介して各カード会社と接続されてもよい。
決済サーバ210は、クレジットカードの秘匿情報を含む決済認証情報を決済認証システム100から受信すると、クレジットカード会社(サーバ220)に対して決済要請を行い、クレジットカード会社からの決済結果を取得すると、決済認証システム100に決済結果を送信する。
図2は、本実施形態のコンタクトセンター300の一例を示す図である。図2に示すように、コンタクトセンター300は、発信されたユーザの呼(発信呼)をPSTN等を通じて受信し、着信した呼をオペレータ端末320に分配するACD装置310と、ACD装置310に接続され、各オペレータが操作するオペレータ端末320と、ユーザの発信呼に含まれる発信者識別情報(発信者番号)別に、各発信者に関する情報を記憶し、オペレータ端末320に提供するCTIサーバ330と、を含んで構成されている。発信者に関する情報として、例えば、発信者の氏名、住所等の個人情報や発信者が過去に行った商取引に関する情報などがある。なお、本実施形態におけるCTIサーバは、顧客管理システムの機能を兼ね備えているが、これに限るものではなく、CTIサーバに対して顧客管理機能を提供する顧客管理サーバ等が個別に構成されていてもよい。
複数のオペレータ端末320それぞれには、予め内線番号が割り当てられ、ACD装置310は、内線番号リストに含まれる内線電話網に属する電話機、すなわち、各内線番号が割り当てられたオペレータ端末320の内線電話網において、PSTN等を通じて着信した呼をオペレータ端末320に分配する。内線番号リストは、ACD装置310に記憶、保持されている。
また、ACD装置310は、着信呼を分配するオペレータ先を決定する分配条件(例えば、「待機時間が所定時間以上のオペレータに優先的に着信呼を分配する」など)の呼分配設定情報を保持することができ、各オペレータ端末320(通話装置)に割り当てられる内線番号が関連付けられた内線番号リスト(分配先情報)を用いて、呼分配設定情報に従って各分配先(内線番号)に、着信呼を分配する。なお、本実施形態では、ACD装置310として構内交換機(PBX)と一体型の装置(ACD機能を有するPBX)を例示しているが、これに限るものではなく、ACD装置310とPBXとが個別に構成されていてもよい。また、内線番号リストは、ACD装置310又はPBXのいずれか一方が記憶、保持するように構成することができ、また、個別の記憶部に保持しておき、ACD装置310又はPBXが個別の記憶部に保持されている内線番号リストを参照するようにしてもよい。
オペレータ端末320は、通話機能を有するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、ACD装置310とのインターフェース機能を遂行する通話制御部321、通話制御部321から送出される呼の通話手段である通話装置322、液晶ディスプレイ装置等の表示装置323、マウスやキーボード等の入力操作手段である入力装置324、制御部325、通信部326を備えている。なお、図2の例では、通話制御部321と通話装置322が情報処理装置と一体型の態様を例示しているが、これに限るものではない。例えば、オペレータ端末320は、通話制御部321と通話装置322とで構成される電話機と、通話機能を備えていないコンピュータとを組み合わせて構成することができる。
通話制御部321は、ACD装置310から伝送される着信呼を通話装置322に送出する。また、制御部325からの着信呼に対する呼操作指示に基づいて、着信呼に対する応答信号、保留信号、内線転送信号、外線発信信号、外線転送信号等のACD装置310に対する制御信号を生成し、ACD装置310に伝送する。
制御部325は、ACD装置310から分配された呼に対する応答、保留、内線転送、外線発信、外線転送等の呼操作入力インターフェース機能と、CTIサーバ330から提供される着信呼の発信者に関する情報を表示装置323に表示したり、入力装置324を介した発信者に関する情報や商取引に関する情報の入力機能と、を遂行する。
また、制御部325は、決済認証システム100からIP網を介して伝送されるログイン画面や決済情報入力画面などを表示する表示制御機能(ブラウザ機能)を備えており、各種画面から入力された入力情報を、通信部326を介して決済認証システム100に送信することができる。
通信部326は、CTIサーバ330及び他のオペレータ端末320との間のデータ通信を制御するとともに、IP網で接続される決済認証システム100のIVRサーバ110との間のデータ通信を制御する通信インターフェースである。
オペレータ端末320は、ACD装置310から自動的に分配された着信呼に含まれる着信呼の発信者識別情報を抽出し、CTIサーバ330に抽出した発信者識別情報を用いて該当の発信者の個人情報や商取引履歴を照会して表示装置323に表示させることができる。例えば、制御部325は、通話制御部321から取得した発信者識別情報を用いてCTIサーバ330から該当の発信者の個人情報や商取引履歴を取得し、表示装置323に所定の画面を通じて表示させることができる。
オペレータは、表示装置323に表示された所定画面から分配された呼に対する応答、保留、内線転送、外線発信、外線転送等の呼操作入力を行うことができ、制御部325は、呼操作入力を応答指示、保留指示、内線転送指示、外線発信指示、外線転送指示として通話制御部321に出力する。
ACD装置310は、通話制御部321から伝送される分配した着信呼に対する制御信号を受信し、例えば、通話制御部321から伝送される応答信号に基づいてオペレータの通話装置322と着信呼との回線接続処理を遂行する。また、保留信号に基づいて回線が接続されて通話状態に移行した着信呼の通話を保留する保留処理を遂行し、内線転送信号に基づいて、通話が保留された着信呼を内線電話網の転送先に転送する内線転送処理を遂行するができる。
また、上述のように、本実施形態のACD装置310は、後述する決済認証システム100のIVRサーバ110に予め割り当てられた決済用外線番号に、オペレータ端末320からPSTN等を介して外線発信する機能を備えることができる。つまり、ACD装置310は、コンタクトセンター300のオペレータ端末320と決済認証システム100のIVRサーバ110とをPSTN等を通じて外線接続するPBX(Private Branch eXchange)として機能することができ、オペレータ端末320からIVRサーバ110の決済用外線番号に電話をかける外線発信要求があった場合、ACD装置310は、PSTN等を通じた外線発信処理を行う。
さらに、本実施形態のACD装置310は、コンタクトセンター300に着信したユーザの着信呼を、IVRサーバ110の決済用外線番号に外線転送する機能を備えることができる。分配されたユーザの着信呼に対し、オペレータ端末320から決済用外線番号への外線転送要求があった場合、ACD装置310は、保留中のユーザの着信呼をPSTN等を介した外線発信でIVRサーバ110に回線接続するように制御することができる。
なお、ACD装置310は、IP−PBX(Internet Protocol Private Branch eXchange)として機能することもできる。この場合、ACD装置310は、例えば、IVRサーバ110の決済用外線番号に関連付けられたIVRサーバ110のIPアドレスを用いて、IP網経由でIVRサーバ110との間のセッションをSIP(Session Initiation Protocol)などに準じて確立し、オペレータ端末320の外線発信やユーザの着信呼の外線転送に伴うIVRサーバ110との間の音声データ等のやり取りを制御することができる。
図3は、本実施形態のコンタクトセンター300と決済認証システム100の認証構成を示す図である。図3に示すように、コンタクトセンター300は、ユーザの着信呼を受け付ける各オペレータ端末320に、オペレータID及び決済用外線番号が予め割り当てられている。決済用外線番号は、ユーザの着信呼をクレジットカード決済のためのIVRサーバ110に予め割り当てられた外線電話番号であり、オペレータ端末320と決済用外線番号とが一対一の関係となるように、オペレータ端末320毎に異なる決済用外線番号が割り当てられ、オペレータ端末320の数に応じて複数の決済用外線番号が設けられている。
また、各オペレータ端末320からそれぞれユニークに割り当てられた決済用外線番号に外線発信したり、ユーザの着信呼を決済用外線番号に外線転送する際に、決済用外線番号を利用可能なオペレータ(オペレータ端末320)であることを認証するために、決済用外線番号には、オペレータIDが紐付いている。決済認証システム100のIVRサーバ110は、各オペレータ端末320に割り当てられる決済用外線番号、オペレータID及び認証情報を、IVR決済用認証情報として保持し、IP網でのデータ通信によってオペレータID及びオペレータIDの認証情報(パスワード等)を用いた認証処理を行う。
なお、図3の例では、オペレータIDがオペレータ端末320の座席番号として利用されているが、オペレータIDと座席番号とは個別の構成であってもよい。また、決済用外線番号を内線番号として流用することもできる。決済用外線番号も内線番号同様に、オペレータ端末320毎にそれぞれユニークに割り当てられる番号であるので、例えば、ACD装置310が決済用外線番号の下4桁の番号を内線番号として用いた内線電話網内の呼制御を行うように構成することもできる。つまり、本実施形態の決済認証システム100では、オペレータID及び決済用外線番号は、ユーザの着信呼を各オペレータ端末320に分配するACD装置310の呼分配制御に利用される内線番号と独立した構成とすることができ、内線番号に関係なくACD装置310の呼分配制御によってユーザの着信呼を受け付けることができる各オペレータ端末320に予め割り当てられるものである。
次に、本実施形態の決済認証システム100について詳細に説明する。図4は、本実施形態の決済認証システム100の構成ブロック図の一例である。図4に示すように、IVRサーバ110は、通話制御部111、自動音声応答部112(IVR部に相当する)、通信制御部113、情報管理制御部114、決済認証制御部115、及び記憶部116を含んで構成されている。
通話制御部111は、PSTN等を通じてコンタクトセンター300のACD装置310から外線転送されるユーザの着信呼(PSTN等を通じて外線着信するユーザの着信呼)をIVR部に送出する機能を遂行する。自動音声応答部112は、通話制御部111から送出された呼に対してクレジットカード決済のIVR(Interactive Voice Response;音声自動応答)処理を遂行する。すなわち、通話制御部111及び自動音声応答部112は、予め決済用外線番号が割り当てられ、コンタクトセンター300の内線電話網と独立した自動音声応答電話機として機能する。なお、通話制御部111には、複数の決済用外線番号が割り当てられ、各決済用外線番号への外線着信を制御するが、1つの通話制御部111が複数の各決済用外線番号に対する外線着信を制御したり、各決済用外線番号に一対一で対応する複数の各通話制御部111が、それぞれの決済用外線番号への外線着信を個別に制御するように構成してもよい。
本実施形態では、コンタクトセンター300を介した商取引に際してユーザがクレジットカード決済を所望する場合、コンタクトセンター300のオペレータは、決済認証システム100のIVRサーバ110(自動音声応答部112)に予め割り当てられる決済用外線番号に呼を外線転送する。ユーザは、外線転送された決済用外線番号に従って、コンタクトセンター300(オペレータ端末320)を経由して自動音声応答電話機であるIVRサーバ110に外線接続される。IVRサーバ110は、外線接続されたユーザの電話機に所定の音声ガイドを出力(再生)し、ユーザはオペレータを介さずに音声ガイドに従って電話機を操作し、クレジットカードの秘匿情報を入力することができる。
また、通話制御部111は、PSTN等を通じてコンタクトセンター300のACD装置310から外線発信されるオペレータ(オペレータ端末320)の着信呼をIVR部に送出する機能を遂行する。自動音声応答部112は、通話制御部111から送出された呼に対してオペレータ指示用のIVR処理を遂行する。
このとき、通話制御部111は、外線発信されたオペレータの着信呼の電話番号を用いて、オペレータの着信呼であるか否かを判別し、外線転送されたユーザの着信呼又は外線発信されたオペレータの着信呼を示す識別情報を、呼と共に自動音声応答部112に送出することができる。オペレータの着信呼を示す電話番号リスト(例えば、コンタクトセンター300の外線発信番号)は、予め記憶部116に記憶させておくことができる。
自動音声応答部112は、送出された呼の識別情報を用いて、外線発信されたオペレータの着信呼に対するオペレータ指示用のIVR処理、及び外線転送されたユーザの着信呼に対するクレジットカード決済のIVR処理を、それぞれ遂行する。
また、通話制御部111は、外線発信されたオペレータの着信呼を受け付けた際、受け付けた時間情報(タイムスタンプ;年/月/日/時/分/秒)を取得し、IVR受付情報として記憶部116に記憶する。図5(a)は、IVR受付情報の一例を示す図であり、決済用外線番号に紐付くオペレータID毎に、オペレータ端末320からの外線発信を受け付けたタイムスタンプ(タイムスタンプ1)を記憶する。また、コンタクトセンター300から外線転送されるユーザの着信呼を受け付けた際にも、タイムスタンプ(タイムスタンプ2)を記憶する。時間情報は、IVRサーバ110のシステム日付から取得することができる。
通話制御部111は、オペレータ端末320からの外線発信及びオペレータ端末320による外線転送を経由したユーザの外線着信に対し、PSTN等を通じた回線接続処理を行い、自動音声応答部112に各呼を送出するが、本実施形態では、オペレータ端末320からの外線発信に対しては、オペレータ端末320に予め割り当てられた決済用外線番号に紐付くオペレータIDを用いた認証処理(ユーザの決済情報をIVRサーバ110に送信するためのログイン認証処理)を経た後に、オペレータの外線着信呼を自動音声応答部112に送出するように制御される。また、オペレータ端末320を経由した外線転送に対しては、受け付けたユーザの決済情報をIVRサーバ110が受信した後に、ユーザの外線着信呼を自動音声応答部112に送出するように制御される。
自動音声応答部112は、通話制御部111から送出されたユーザの外線着信呼に対して自動応答し、クレジットカード決済のための所定の音声ガイダンスを再生する。自動音声応答部112は、クレジットカード決済に際してクレジットカードの秘匿情報をユーザに入力することを促す音声ガイダンスを再生し、電話機を通じて入力されたクレジットカードの秘匿情報を決済認証制御部115に出力する。
例えば、ユーザは、音声ガイダンス中のクレジットカードの秘匿情報を入力する音声ガイダンスに従って、電話機のテンキーを操作または、音声による入力により、クレジットカード番号や暗証番号、パスワード、カードの有効期限、セキュリティコード等のクレジットカードの秘匿情報を入力することができる。自動音声応答部112は、テンキーの操作情報をプッシュ信号やトーン信号、または音声データで受信し、受信した秘匿情報を決済認証制御部115に出力する。なお、クレジットカードの秘匿情報として、クレジットカード番号や暗証番号、パスワード、カードの有効期限、セキュリティコード等を例示したが、実際にユーザが入力する秘匿情報は、これら全ての情報が含まれていなくてもよい。例えば、クレジットカード番号、カードの有効期限、セキュリティコードで構成される秘匿情報であってもよく、ユーザから取得するクレジットカードの秘匿情報は、適宜設定することができる。
通信制御部113は、コンタクトセンター300のオペレータ端末320及びCTIサーバ330とIP網と通じたデータ通信を行う制御部であり、通話制御部111とは異なり、例えば、TCP/IP基盤のデータ通信を行う通信機能を遂行する。
情報管理制御部114は、オペレータ端末320から送信されるクレジットカード決済のための決済情報を、通信制御部113を介して受信して記憶部116に記憶するとともに、決済システム200から受信する決済結果を記憶部116に記憶する。さらに情報管理制御部114は、決済システム200から受信した決済結果を、通信制御部113を介してオペレータ端末320又はCTIサーバ330に送信することができる。
情報管理制御部114は、認証部(認証制御部に相当する)1141を含んで構成されている。認証部1141は、決済認証システム100に対するオペレータのログイン認証処理を遂行する。認証部1141は、オペレータ端末320からのログイン要求に基づいて、図6(a)に示すログイン画面を表示装置323に表示させ、記憶部116に記憶されているIVR決済用認証情報を用いて、ログイン画面から入力されたオペレータID及びパスワードをマッチングし、ログイン認証を行う。ログイン認証の結果(ログイン/ログアウト)は、図5(a)に示したIVR受付情報に、オペレータIDと関連付けて記憶される。また、ログイン認証の結果がOKである場合、認証部1141は、IVR受付情報の外線着信許否1のステータスを「NG」から「OK」に更新する。
情報管理制御部114は、認証部1141によるログイン認証の結果がOKである場合、オペレータ端末320に図6(b)に示すような決済情報入力画面を送信する。オペレータ端末320は、オペレータ端末320の表示装置323に決済情報入力画面を表示する。オペレータは、入力装置324を介して決済情報入力画面に取引ID、金額、支払回数を入力する。取引IDは、コンタクトセンター300を介した各商取引を一意に識別するための識別情報である。金額は、商取引においてユーザが支払う金額であり、クレジットカード決済の決済金額である。支払回数は、一括又は分割して支払い可能な回数である。なお、決済情報としてオペレータから入力される情報には、取引ID、金額、支払回数以外にも、例えば、取引有効期限などの任意の情報を含むことができる。
オペレータ端末320は、決済情報入力画面において送信ボタンが押下されると、図6(c)に示すような決済情報を決済認証システム100に送信する。決済情報には、決済情報入力画面から入力された取引ID、決済金額、支払回数及び送信ボタン押下時のタイムスタンプが含まれている。オペレータ端末320は、決済情報入力画面から入力された決済情報にタイムスタンプを付加して決済認証システム100に送信する。
情報管理制御部114では、オペレータ端末320から決済情報を受信すると、図5(b)に示すように、受信した決済情報を決済管理情報として記憶部116に記憶する。このとき、情報管理制御部114は、オペレータ端末320から決済情報を受信した記録として、図5(a)に示したIVR受付情報に、オペレータIDと関連付けて決済情報の受付ステータス(済/未)を更新すると共に、外線着信許否2のステータスを「NG」から「OK」に更新する。
決済管理情報は、決済情報に含まれる取引ID、外線受付番号(決済用外線番号)、決済金額、支払回数、タイムスタンプに加えて、決済結果等が含まれている。決済結果は、決済システム200への決済処理が完了していないステータスを示す「未」、決済システム200での決済結果がOKであるステータスを示す「OK」、決済システム200での決済結果がNGであるステータスを示す「NG」等で構成されている。情報管理制御部114は、決済認証制御部115から出力される決済システム200の決済結果を、取引ID等の識別情報を用いて記憶部116に記憶されている決済管理情報に反映(更新)することができる。
決済認証制御部115は、自動音声応答部112から出力されたクレジットカードの秘匿情報を含む決済認証情報を生成し、決済システム200に送信するとともに、決済システム200から受信する送信した決済認証情報に対する決済結果を受信して、情報管理制御部114に出力する決済処理を遂行する。図5(c)は、決済認証情報の一例を示す図であり、取引ID、クレジットカードの秘匿情報、決済金額、支払回数等が含まれる。このとき、決済認証制御部115は、音声自動応答部112から出力されたクレジットカードの秘匿情報を記憶部116に記憶させないようにし、決済認証システム100全体において、クレジットカード決済に際してユーザから取得した秘匿情報が保持(記憶)されないようにしている。
そして、本実施形態の決済認証方法は、オペレータ端末320から送信される決済情報に関連したオペレータIDの認証結果がOKである場合に、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号に公衆交換電話網又はIP網を介して接続されたユーザの外線着信呼に対し、クレジットカード決済のための自動音声応答処理を遂行するように制御される。
具体的には、図6(a)に示したログイン認証画面を介したログイン認証処理後でなければ、コンタクトセンター300に着信したユーザの着信呼に対し、クレジットカード決済のための自動音声応答処理が遂行されないように制御される。
さらには、ログイン認証処理後に、ユーザの着信呼を外線転送する先の決済用外線番号に、オペレータ端末320から事前に外線発信すると共に、オペレータ端末320からの事前の外線発信に対して自動音声応答部112が行うオペレータ指示用のIVR処理に伴って、決済情報をIVRサーバ110に送信した後でなければ、コンタクトセンター300に着信したユーザの着信呼に対し、クレジットカード決済のための自動音声応答処理が遂行されないように制御することができる。
図5(a)に示したIVR受付情報において、例えば、オペレータがユーザの決済情報を送信するために、決済情報入力画面が表示されている場合、言い換えれば、ログイン認証処理の結果がOKであり、ステータスが「ログイン」である場合、認証されたオペレータIDに紐付くオペレータ用の外線着信許否1が「OK」となり、「ログアウト」である場合は、「NG」となる。
通話制御部111は、IVR受付情報のログイン/ログアウトのステータスを参照し、「ログアウト」の場合は、オペレータ端末320から決済用外線番号への外線着信を拒否したり、オペレータ端末320からの外線着信を拒否することに伴って自動音声応答部112からオペレータ端末320に、着信許否の旨やログインしてから掛け直す旨の音声ガイダンスを出力するように制御することができる。
通話制御部111は、IVR受付情報のログイン/ログアウトのステータスを参照し、「ログイン」の場合は、オペレータ端末320から決済用外線番号への外線着信を許可する。自動音声応答部112は、通話制御部111から送出されたオペレータ端末320の外線着信呼(外線接続されるオペレータ端末320)に対してオペレータ指示用のIVR処理を遂行する。
次に、情報管理制御部114からオペレータ端末320に図6(b)に示すような決済情報入力画面が送信されるが、情報管理制御部114は、ログイン認証後のオペレータ端末320から、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号への外線発信が行われ、自動音声応答部112によるオペレータ指示用のIVR処理が遂行されている状態、すなわち、オペレータ指示用の自動音声応答処理に伴ってオペレータ端末320とIVRサーバ110とが接続された状態で、決済情報入力画面の送信ボタンを押下できる状態(アクティブ)にするように制御する。
情報管理制御部114が、オペレータ端末320からIP網を介して決済情報を受信すると、図5(a)に示したIVR受付情報において、決済情報受付ステータスが「済」になり、認証されたオペレータIDに紐付くユーザ用の外線着信許否2のステータスが「OK」となる。一方、決済情報受付ステータスが「未」である場合は、ユーザ用の外線着信許否2が「NG」のままとなる。
通話制御部111は、IVR受付情報のユーザ用の外線着信許否2のステータスを参照し、「済」の場合は、オペレータ端末320を経由して外線転送されたユーザの外線着信呼を許可し、クレジットカード決済のためのIVR処理を遂行するように、自動音声応答部112に、外線接続されたユーザの着信呼を送出する。
このように、オペレータIDを用いたオペレータ端末320のログイン認証が行われるまで、ログイン認証後のオペレータ端末320からの決済用外線番号への外線着信があるまで、又はオペレータ端末320からの外線着信後に決済情報を受信するまでは、ユーザの外線着信呼に対してクレジットカード決済のためのIVR処理を遂行しないように、制御することができる。なお、通話制御部111は、これらの各段階を経ないでユーザの着信呼が外線転送されてしまった場合、決済用外線番号に対するユーザからの外線着信を拒否したり、自動音声応答部112からユーザに、着信許否の旨等の音声ガイダンスを出力するように制御することができる。
また、図5(a)に示したIVR受付情報において、外線着信許否1、決済情報受付、外線着信許否2の各ステータスは、省略してもよい。つまり、通話制御部111は、IVR受付情報のログイン/ログアウトのステータスに基づいて、オペレータ端末320からの決済用外線番号への外線着信許否を判別することができる。また、決済管理情報を参照することで、決済情報の受付状態を把握できるので、ユーザの外線着信呼に対する許否を判別できる。
また、オペレータがログインした後からユーザの外線着信呼があるまでの経過時間、オペレータがログインした後からオペレータ端末320から外線着信呼があるまでの経過時間、オペレータ指示用のIVR処理における決済情報の送信指示のタイミングからオペレータ端末320から決済情報を受信するまでの経過時間や、決済情報を受信した後からユーザの外線着信呼があるまでの経過時間に、秒単位又は分単位の所定のタイムアウト時間を設定し、各経過時間がタイムアウト時間を超える場合、オペレータ端末320からの外線着信呼を拒否したり、ユーザからの外線着信呼に対してクレジットカード決済のためのIVR処理を遂行しないように制御することもできる。また、IVR受付情報は、図5(a)に示したレコード構成に限らず、例えば、決済用外線番号やオペレータIDをキーに、分散して構成することもできる。
図7A、図7B及び図8は、本実施形態のコンタクトセンター300を介した商取引における決済認証システム100の処理フローの一例を示す図である。
まず、商取引の顧客であるユーザは、電話機からコンタクトセンター300に電話をかける(S101)。コンタクトセンター300では、ユーザからかかってきた呼がACD装置310によってオペレータ端末320に分配され、ユーザの呼とオペレータ端末320との間の呼接続を行い(S201)、ユーザとオペレータとが通話可能な状態にする。
オペレータは、ユーザとの通話において商取引の注文を受け付ける(S202)。このとき、オペレータは、ユーザの個人情報を入力したり、CTIサーバ330が提供する画面に注文に関する各種情報を入力することができる。
オペレータは、ユーザから受け付けた商取引の支払い方法を確認する。ユーザが支払い方法としてクレジットカード決済を希望する場合(S203)、オペレータは、ユーザとの通話を保留にし(S102)、決済認証システム100に接続する(S204)。
オペレータ端末320からIP網を介してログイン要求を受信すると、決済認証システム100は、図6(a)に示したログイン画面をオペレータ端末320に送信し(S301)、オペレータは、ログイン画面に予め割り当てられたオペレータID及びパスワード(認証情報)を入力する(S205)。
決済認証システム100は、オペレータによって入力されたオペレータID及びパスワードをログイン画面を介して受信し、ログイン認証処理を遂行する(S302)。ログイン認証結果がOKである場合、決済情報入力画面をオペレータ端末320に送信する(S303)。なお、ログイン認証処理及び決済情報入力画面の送信は、オペレータがユーザの着信呼を受け付ける前に、事前に行うこともできる。また、決済情報入力画面の送信ボタンは、デフォルトとして非アクティブ(押下できない)状態となっている。
オペレータは、図6(b)に示した決済情報入力画面から決済情報を入力し(S206)、認証されたオペレータIDに紐付く予め割り当てられた決済用外線番号に外線発信する(S207)。決済認証システム100は、オペレータ端末320からの決済用外線番号に対する外線発信が着信した場合、当該決済用外線番号に紐付くオペレータIDがログイン認証済み(ログイン認証結果がOK)であるかを確認する(S304)。
オペレータ端末320から外線発信された決済用外線番号に紐付くオペレータIDがログイン認証されていない場合、決済認証システム100は、オペレータ端末320に、着信許否の旨やログインしてから掛け直す旨などの自動音声応答処理を遂行する(S305)。一方、オペレータ端末320から外線発信された決済用外線番号に紐付くオペレータIDがログイン認証済みである場合、決済認証システム100は、オペレータ端末320から決済用外線番号への外線着信を許可し、図5(a)に示したIVR受付情報において該当する決済用外線番号の外線着信のタイムスタンプ1を記憶する(S306)。
決済認証システム100は、オペレータ端末320に対してオペレータ指示用のIVR処理を遂行するとともに、オペレータ端末320に表示された決済情報入力画面の送信ボタンがアクティブ(押下できる状態)になるように制御する(S307)。決済認証システム100は、決済情報入力画面の送信ボタンのアクティブ制御に伴い、オペレータ指示用のIVR処理として、例えば、「送信ボタンを押してください。」といった音声ガイダンスをオペレータ端末320に出力する(S308)。
オペレータは、決済情報送信ガイダンスに基づいて、決済情報入力画面の送信ボタンを押下し、決済認証システム100の決済情報を送信する(S208)。決済認証システム100は、オペレータ端末320から決済情報を受信すると(S309)、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号に対してオペレータ端末320からの事前の外線発信があり、自動音声応答部112が行うオペレータ指示用のIVR処理に伴って決済情報が受信されたことを確認する外線転送前認証処理を行う(S310)。
決済認証システム100は、外線転送前認証処理の結果、認証OKである場合、オペレータ指示用のIVR処理として、例えば、「決済情報を取得しました。転送を完了してください。」といった音声ガイダンス(外線転送処理要求)をオペレータ端末320に出力する(S312)。このとき、決済認証システム100は、受信した決済情報を決済管理情報として記憶する。
オペレータは、保留中のユーザの着信呼を決済用外線番号へ外線転送すべき旨の音声ガイダンスに従い、オペレータ端末320を操作して外線転送を完了させる(S209)。例えば、オペレータは、認証されたオペレータIDに紐付いている決済用外線番号が予め設定された外線転送ボタンを押下する。外線転送ボタンが押下されることで、オペレータ端末320と決済認証システム100との間の外線接続が切断されつつ、オペレータ端末320(コンタクトセンター300)を経由して保留中のユーザの着信呼が決済認証システム100の決済用外線番号に外線接続され、通話可能な状態になる。決済認証システム100は、通話可能となったユーザの呼に対してクレジットカード決済のための自動音声応答を開始する(S313)。なお、外線転送を完了させる前に、オペレータ端末320から決済認証システム100に対して外線転送を行う旨を事前に明示するように構成することもできる。例えば、オペレータは、保留中のユーザの着信呼を決済用外線番号へ外線転送すべき旨の音声ガイダンスに従い、まず、オペレータ端末320に予め設定された外線転送明示ボタンを押し、その後、外線転送ボタンが押下する。決済認証システム100は、外線転送明示ボタンの押下に対する操作信号を受信することによって、決済用外線番号に対し、オペレータ端末320の通話及びその後の外線転送されたユーザの外線着信呼に対する通話を、継続した通話として認識及び処理することができる。
一方、外線転送前認証処理の結果、認証NGである場合、決済認証システム100は、例えば、オペレータ端末320に対し、決済認証システム100への外線転送が出来ない旨の音声ガイダンスを出力したり、通知メッセージをオペレータ端末320に送信する外線転送NG処理を遂行する(S311)。保留中のユーザの着信呼を決済用外線番号に外線転送することができない旨の通知を受け取ったオペレータは、オペレータ端末320を操作して、例えば、再度ユーザと通話したり、ステップS204〜S208を再び行う。
決済認証システム100は、ステップS313において、クレジットカード決済のための所定の音声ガイダンスを再生する。クレジットカード決済に際してクレジットカードの秘匿情報をユーザに入力することを促す音声ガイダンスを再生し(S314)、電話機を通じて入力されたクレジットカードの秘匿情報を取得する(S103、S315)。
決済認証システム100は、自動音声応答処理によってユーザから取得したクレジットカードの秘匿情報を含む決済認証情報を生成し、決済システム200に送信する(S316)。決済システム200は、決済認証システム100から受信した決済認証情報に対する処理を行い、決済結果を決済認証システム100に送信する(S401、S402)。
決済認証システム100は、決済結果を決済システム200から受信すると、決済結果がOKであった旨、又はNGであった旨を音声ガイダンスで再生してユーザに知らせるとともに、自動音声応答処理を終了する(S317、S104)。このとき、決済認証システム100は、自動音声応答処理を終了した後に再度ユーザの呼をオペレータ端末320と接続することもできる。
決済認証システム100は、決済結果を決済管理情報に記憶(反映)するとともに、コンタクトセンター300に送信する(S318)。コンタクトセンター300では、決済認証システム100から受信した決済結果をオペレータ端末320や不図示の管理者端末などで参照することができる(S211)。
図9は、本実施形態の変形例である。図9に示す変形例は、本実施形態の決済認証システム100が、複数のコンタクトセンターと接続された場合の態様を示している。
図9に示すように、図3で示したIVR決済用認証情報を、複数の各コンタクトセンターに割り当てられる識別子で管理し、各コンタクトセンターから外線着信するオペレータ端末320の呼又はユーザの呼に、該当する識別子が含まれるように構成することができる。決済認証システム100は、各コンタクトセンターとの間で上述したクレジットカード決済のための各機能を提供することができる。なお、識別子を設けずに、各コンタクトセンターに対して異なる決済用外線番号を割り当てるように構成してもよい。
また、図9の変形例において、識別子は、複数のコンタクトセンター毎のクレジットカード決済を識別する加盟店ID(決済認証システム100を利用する各コンタクトセンターのクレジットカード決済を識別するID)として使用することができる。例えば、ログイン画面時に各コンタクトセンターに予め割り当てられる識別子を入力させるようにして、各コンタクトセンターのオペレータ及び決済を識別するように構成することができる。複数の同じオペレータIDが各コンタクトセンターに割り当てられていても、識別子を用いて特定のコンタクトセンターのオペレータ(オペレータが取り扱う商取引)を識別(認証)できる。
このように本実施形態の決済認証システム100は、コンタクトセンターを介した商取引の流れの中で、クレジットカードによる支払方法指定の部分を外線転送という形でIVRサーバ110の決済用外線番号にユーザの呼を外線接続させてIVRによる自動音声応答処理で遂行させつつ、ユーザの着信呼を決済用外線番号に外線転送するオペレータ端末320をオペレータIDを用いて認証し、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号にPSTN等を介して接続されたユーザの着信呼に対し、自動音声応答処理を遂行させる。このため、クレジットカード決済をユーザに案内したオペレータが取り扱った商取引を認証でき、コンタクトセンターの業務の流れの中で安全なクレジットカードによる決済を提供できる。
すなわち、自動音声応答処理を通じてユーザからクレジットカードの秘匿情報を取得するので、秘匿情報がオペレータに漏えいすることを防止できつつ、円滑なクレジットカード決済を行うことができる。そして、ユーザの着信呼を決済用外線番号に外線転送するオペレータ端末320をオペレータIDを用いて事前に認証し、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号にPTSN等を介して接続されたユーザの着信呼に対し、自動音声応答処理を遂行させるので、コンタクトセンターを介した商取引をクレジットカード決済と分離させることなく一元的に管理でき、ユーザに対するクレジットカード決済の信頼性を向上させることができるとともに、コンタクトセンターの業務効率を向上させることができる。
また、ログイン認証処理後に、ユーザの着信呼を外線転送する先の決済用外線番号に、オペレータ端末320から事前に外線発信すると共に、オペレータ端末320からの事前の外線発信に対して自動音声応答部112が行うオペレータ指示用のIVR処理に伴って、決済情報をIVRサーバ110に送信した後に、コンタクトセンター300に着信したユーザの着信呼に対し、クレジットカード決済のための自動音声応答処理が遂行されないように制御される。このように構成することで、クレジットカード決済される商取引の決済情報とユーザの着信呼に自動音声応答を行うための決済用外線番号とを紐付けることができ、ユーザの着信呼が決済用外線番号に接続される前に、オペレータによってユーザの決済情報が決済用外線番号で特定されるようになる。ユーザは、自身の決済情報に基づいてオペレータによって予め特定された決済用外線番号に接続し、クレジットカード決済を行うことができるので、より安全なクレジットカード決済を提供することができる。
また、決済認証システム100に割り当てられる外線番号という固有の識別情報は、オペレータや第三者によって容易に改変される情報ではないため、商取引別の識別情報を別途利用する場合に比べて、ユーザがクレジットカード決済を行うまでの過程がオペレータIDに紐付く外線番号によって明確となり、人為的ミスなどにより取引と決済の不一致(例えば、間違って他の人の注文の決済をしてしまうなど)を防止することができ、決済の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態の決済認証システム100のオペレータID及び決済用外線番号は、ユーザの着信呼を各オペレータ端末320に分配するACD装置310の呼分配制御に利用される内線番号と独立した構成とすることができ、コンタクトセンター300と独立したクレジットカード決済のための決済認証が実現される。このため、コンタクトセンター300自体のシステム構成を変更する必要がなく、簡易な構成でコンタクトセンターの業務の流れの中でのクレジットカードによる決済の仕組みを容易に提供できる。
さらに、クレジットカード決済に際し、ユーザの呼を一度切断してユーザにコールバックしてクレジットカード決済を行うと、受け付けた商取引とコールバックするユーザとの間を別途認証する必要があるが、本実施形態の決済認証システム100は、商取引の受付からクレジットカード決済がなされるまで、ユーザの呼が切断されることがない。このため、別途クレジットカード決済を行う際にユーザに対して認証が不要となるとともに、ユーザとコンタクトセンターとのやりとりを切断することなく対応することができるので、円滑なクレジットカード決済を提供することができる。
以上、本実施形態において、IVRサーバ110の情報管理制御部114や記憶部116は、IVRサーバ110と接続される個別のサーバ装置で構成することができる。例えば、通話制御部111及び自動音声応答部112、決済認証制御部115でIVRサーバ110を構成し、情報管理制御部114や認証部1141の処理を遂行するサーバやIVR受付情報や決済管理情報を記憶するサーバがIVRサーバ110に接続されるように構成する。そして、相互の各サーバがデータ通信を行いながら、上述した決済処理及び認証処理を遂行するように構成することができる。
また、上記説明では、ユーザの着信呼を決済用外線番号に外線転送するオペレータ端末320をオペレータIDを用いて認証し、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号にPSTN等を介して接続されたユーザの着信呼に対し、自動音声応答処理を遂行させる態様として、ログイン画面を介してオペレータが事前に決済認証システム100にログインする例を挙げて説明したが、例えば、オペレータ端末320から決済認証システムに送信される決済情報に、オペレータIDを含ませ、決済情報を受け付ける際にオペレータIDを認証し、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号にPSTN等を介して接続されたユーザの着信呼に対し、自動音声応答処理を遂行させるように制御することもできる。
なお、決済認証システム100(IVRサーバ110)の各処理は、コンピュータで実行可能なプログラムとして実現することも可能であり、当該プログラムがインストールされたコンピュータは、実施形態に係る各処理を遂行する情報処理装置として動作することが可能である。例えば、不図示の記憶装置に当該プログラムが格納され、CPU等の制御部が記憶装置に格納されたプログラムを読み出し、読み出された当該プログラムを制御部が実行し、移動通信装置やコンピュータに実施形態に係る各処理を動作させることができる。
また、上記プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された状態で、コンピュータに適用することも可能であり、インターネット等のネットワークを通じてコンピュータにダウンロードすることも可能である。コンピュータ読取可能な記録媒体としては、CD−ROM等の光ディスク、DVD−ROM等の相変化型光ディスク、MO(Magnet Optical)やMD(Mini Disk)などの光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスクやリムーバブルハードディスクなどの磁気ディスク、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、SDメモリカード、メモリスティック等のメモリカードが挙げられる。また、特別に設計されて構成された集積回路(ICチップ等)等のハードウェア装置も記録媒体として含まれる。
また、上記決済認証システム100は、各部の処理それぞれを各々異なるサーバ装置等で実現し、ネットワーク等の通信回線を介して接続したシステムとして構成することもでき、各処理部及び記憶部毎に分散されたシステム構成とすることも可能である。
100 決済認証システム
110 IVRサーバ
111 通話制御部
112 自動音声応答部
113 通信制御部
114 情報管理制御部(決済情報受信部)
1141 認証部
115 決済認証制御部(決済制御部)
116 記憶部
200 決済システム
210 決済サーバ
220 サーバ(カード会社)
300 コンタクトセンター
310 ACD装置
320 オペレータ端末
321 通話制御部
322 通話装置
323 表示装置
324 入力装置
325 制御部
326 通信部
330 CTIサーバ
本願発明は、所定のクレジットカードの決済システムと連携し、コンタクトセンターを介した商取引におけるクレジットカード決済を仲介する決済認証システムである。決済認証システムは、公衆交換電話網又はIP網における複数の決済用外線番号が割り当てられ、コンタクトセンターに着信したユーザの着信呼を受け付ける複数の各オペレータ端末によって、決済用外線番号宛てに外線転送されたユーザの着信呼に対する自動音声応答処理を行い、クレジットカード決済のための自動音声応答電話機として動作するIVR部と、オペレータ端末から入力された商取引のクレジットカード決済のための決済情報を受け付ける決済情報受信部と、オペレータ端末に割り当てられるオペレータID毎に異なる決済用外線番号が関連付けられているとともに、各オペレータIDの認証情報を記憶する記憶部と、認証情報を用いて、決済情報を送信するオペレータ端末オペレータIDを認証する認証部と、自動音声応答処理においてユーザが入力したクレジットカードの秘匿情報を決済システムに送信し、決済システムから決済結果を受信する決済制御部と、を有する。そして、IVR部は、決済情報の送信に関連したオペレータIDの認証結果がOKである場合に、送信された決済情報と認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号との関連付けに基づいて、決済情報に関連付く決済用外線番号対応するオペレータ端末から公衆交換電話網又はIP網を介して接続されたユーザの着信呼に対し、自動音声応答処理を遂行する。
また、IVR部は、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号宛てに、対応するオペレータ端末から公衆交換電話網又はIP網を介して外線発信された着信呼に対し、決済情報を送信させるためのオペレータ用の自動音声応答処理を行うことができる。そして、決済情報受信部は、オペレータ用の自動音声応答処理に伴ってオペレータ端末とIVR部とが認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号に対する着信呼に基づいて接続された状態で、決済情報を受け付けるように制御し、IVR部は、認証されたオペレータIDに紐付く決済用外線番号宛てに対応するオペレータ端末から外線発信があったこと及びオペレータ用の自動音声応答処理を通じて決済情報受信部によって決済情報が受け付けられたことに基づいて送信された決済情報と決済用外線番号とを関連付け、対応するオペレータ端末から決済情報に関連付く決済用外線番号に外線転送されたユーザの着信呼に対して自動音声応答処理を遂行することができる。

Claims (4)

  1. 所定のクレジットカードの決済システムと連携し、コンタクトセンターを介した商取引におけるクレジットカード決済を仲介する決済認証システムであって、
    公衆交換電話網又はIP網における決済用外線番号が割り当てられ、前記コンタクトセンターに着信したユーザの着信呼を受け付けるオペレータ端末によって、前記決済用外線番号宛てに外線転送された前記ユーザの着信呼に対する自動音声応答処理を行い、クレジットカード決済のための自動音声応答電話機として動作するIVR部と、
    前記オペレータ端末から入力された前記商取引のクレジットカード決済のための決済情報を受け付ける決済情報受信部と、
    前記決済用外線番号に紐付くオペレータIDの認証情報を用いて、前記決済情報を送信する前記オペレータ端末に予め割り当てられる前記オペレータIDを認証する認証部と、
    前記自動音声応答処理において前記ユーザが入力したクレジットカードの秘匿情報を前記決済システムに送信し、前記決済システムから決済結果を受信する決済制御部と、を有し、
    前記IVR部は、前記決済情報に関連した前記オペレータIDの認証結果がOKである場合に、認証された前記オペレータIDに紐付く決済用外線番号に公衆交換電話網又はIP網を介して接続されたユーザの着信呼に対し、前記自動音声応答処理を遂行することを特徴とする決済認証システム。
  2. 前記IVR部は、認証された前記オペレータIDに紐付く決済用外線番号宛てに、前記オペレータ端末から公衆交換電話網又はIP網を介して外線発信された着信呼に対し、前記決済情報を送信させるためのオペレータ用の自動音声応答処理を行い、
    前記決済情報受信部は、前記オペレータ用の自動音声応答処理に伴って前記オペレータ端末と前記IVR部とが接続された状態で、前記決済情報を受け付けるように制御し、
    前記IVR部は、さらに、前記決済情報受信部によって前記決済情報が受け付けられた後に、前記ユーザの着信呼に対する自動音声応答処理を遂行することを特徴とする請求項1に記載の決済認証システム。
  3. 所定のクレジットカードの決済システムと連携し、コンタクトセンターを介した商取引におけるクレジットカード決済を仲介する決済認証装置であって、
    公衆交換電話網又はIP網における決済用外線番号が割り当てられ、前記コンタクトセンターに着信したユーザの着信呼を受け付けるオペレータ端末によって、前記決済用外線番号宛てに外線転送された前記ユーザの着信呼に対する自動音声応答処理を行い、クレジットカード決済のための自動音声応答電話機として動作するIVR部と、
    前記オペレータ端末から入力された前記商取引のクレジットカード決済のための決済情報を受け付ける決済情報受信部と、
    前記決済用外線番号に紐付くオペレータIDの認証情報を用いて、前記決済情報を送信する前記オペレータ端末に予め割り当てられる前記オペレータIDを認証する認証部と、
    前記自動音声応答処理において前記ユーザが入力したクレジットカードの秘匿情報を前記決済システムに送信し、前記決済システムから決済結果を受信する決済制御部と、を有し、
    前記IVR部は、前記決済情報に関連した前記オペレータIDの認証結果がOKである場合に、認証された前記オペレータIDに紐付く決済用外線番号に公衆交換電話網又はIP網を介して接続されたユーザの着信呼に対し、前記自動音声応答処理を遂行することを特徴とする決済認証装置。
  4. 所定のクレジットカードの決済システムと連携し、コンタクトセンターを介した商取引におけるクレジットカード決済を仲介するコンピュータに、
    公衆交換電話網又はIP網における決済用外線番号が割り当てられ、前記コンタクトセンターに着信したユーザの着信呼を受け付けるオペレータ端末によって、前記決済用外線番号宛てに外線転送された前記ユーザの着信呼に対する自動音声応答処理を行い、クレジットカード決済のための自動音声応答電話機として動作する第1の機能と、
    前記オペレータ端末から入力された前記商取引のクレジットカード決済のための決済情報を受け付ける第2の機能と、
    前記決済用外線番号に紐付くオペレータIDの認証情報を用いて、前記決済情報を送信する前記オペレータ端末に予め割り当てられる前記オペレータIDを認証する第3の機能と、
    前記自動音声応答処理において前記ユーザが入力したクレジットカードの秘匿情報を前記決済システムに送信し、前記決済システムから決済結果を受信する第4の機能と、を実現させ、
    前記第1の機能は、前記決済情報に関連した前記オペレータIDの認証結果がOKである場合に、認証された前記オペレータIDに紐付く決済用外線番号に公衆交換電話網又はIP網を介して接続されたユーザの着信呼に対し、前記自動音声応答処理を遂行することを特徴とする決済認証プログラム。
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