JP2015096677A - コーナー金物 - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、柱取付け面部には、柱に固定するための固定部材が通される複数の柱取付け孔が設けられており、柱取付け面部の下端部に近い段に設けられた柱取付け孔のうち最も外側の柱取付け孔は、その上段に設けられた柱取付け孔のうち最も外側の柱取付け孔よりも幅方向の中央に近いと良い。
また、傾斜面部には、その幅方向の中央に1つの舌片部が残存するように1つのスリットが形成されており、柱取付け面部の下端部に近い段に設けられた柱取付け孔のうち最も外側の柱取付け孔の中心とその上段に設けられた柱取付け孔のうち最も外側の柱取付け孔の中心とを結ぶ中心線は、そのスリットの幅方向の中央に設けられた舌片部の上部近傍で交差するようにするとさらに良い。
また、横架材取付け面部には、横架材に固定するための固定部材が通される複数の横架材取付け孔が設けられており、その複数の横架材取付け孔は、横架材の長手方向に対し複数列を構成しており、かつ、横架材取付け面部と傾斜面部との境界線に近い列の複数の横架材取付け孔の隣接間隔は、その境界線よりも離れた列の複数の横架材取付け孔の隣接間隔よりも小さいとさらに良い。
また、傾斜面部が柱の方向と横架材の方向に対し形成する三角形は、その底辺に対し高さがほぼ1:2の関係にあると良い。
また、柱取付け面部と横架材取付け面部との間に傾斜面部を設けたことにより柱取付け面部の長さが短くなり、横架材取付け面部または横架材に対し金物を設置する際に矩(直角)を取る機能を低下するが、舌片部が柱取付け面部の基端に連続し、かつ、柱取付け面部と面一であるため、柱取付け面部の長さが短い分を補足して、横架材取付け面部または横架材に対し金物を設置する際に矩(直角)を取る機能の低下を防止する為、正確に取付け易くなり、金物本来の効果を発揮できる。
また、傾斜面部には舌片部が残存するように少なくとも1つのスリットを形成しているため、傾斜面部はそのスリットを設けた分だけ剛性が低下し変形し易く、柱や横架材の傾きやズレに追従し易くなるため、金物が破断するまでの時間を延ばすことができる。
なお、傾斜面部の幅方向の中央に1つのスリットを設けると共に、柱取付け面部に設ける複数の柱取付け孔は、両側に位置する柱取付け孔のうち最も外側の柱取付け孔よりも幅方向の中央に近い柱取付け孔の方を柱取付け面部の基端に近い位置に形成した場合には、傾斜面部中央のスリットとの相乗効果によって、複数の柱取付け孔に沿って金具が両端部側から斜めに捲り上がり易くなり、この点でも柱や横架材の傾きやズレに追従し易くなるため、金物が破断するまでの時間を延ばすことができる。
また、横架材に設ける複数の横架材取付け孔を、横架材取付け面部と傾斜面部との境界線に近い列の複数の横架材取付け孔の隣接間隔は、その境界線よりも離れた列の複数の横架材取付け孔の隣接間隔よりも小さくした場合には、この金物に過大な応力が作用した場合、横架材取付け面部と傾斜面部との境界線部分で切断し易いため、横架材の破損を防止できる。
また、傾斜面部が柱の方向と横架材の方向に対し形成する三角形をその底辺に対し高さがほぼ1:2の関係にした場合には、この金物自体の厚さを増大させなくても、金物自体の強度を向上させることができる。
11 柱取付け面部
11a1〜11a6 柱取付け孔
12 傾斜面部
12a スリット
12b 舌片部
13 横架材取付け面部
13a1〜13a6 横架材取付け孔
2 横架材
3 柱
Claims (5)
- 土台や梁等の横架材に対し柱を接合する際にその接合箇所を補強するコーナー金物であって、
柱に固定される柱取付け面部と、
その柱取付け面部の基端部から斜めに延び傾斜面部と、
その傾斜面部の基端部から横架材に沿って延び横架材に固定される横架材取付け面部とから構成され、
傾斜面部には、柱取付け面部の基端に連続する舌片部が残存するように少なくとも1つのスリットを形成し、
その舌片部と柱取付け面部とが面一になるように構成したことを特徴とするコーナー金物。 - 請求項1記載のコーナー金物において、
柱取付け面部には、
柱に固定するための固定部材が通される複数の柱取付け孔が設けられており、
柱取付け面部の下端部に近い段に設けられた柱取付け孔のうち最も外側の柱取付け孔は、その上段に設けられた柱取付け孔のうち最も外側の柱取付け孔よりも幅方向の中央に近いことを特徴とするコーナー金物。 - 請求項2に記載のコーナー金物において、
傾斜面部には、その幅方向の中央に1つの舌片部が残存するように1つのスリットが形成されており、
柱取付け面部の下端部に近い段に設けられた柱取付け孔のうち最も外側の柱取付け孔の中心とその上段に設けられた柱取付け孔のうち最も外側の柱取付け孔の中心とを結ぶ中心線は、そのスリットの幅方向の中央に設けられた舌片部の上部近傍で交差することを特徴とするコーナー金物。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載のコーナー金物において、
横架材取付け面部には、
横架材に固定するための固定部材が通される複数の横架材取付け孔が設けられており、
その複数の横架材取付け孔は、横架材の長手方向に対し複数列を構成しており、かつ、横架材取付け面部と傾斜面部との境界線に近い列の複数の横架材取付け孔の隣接間隔は、その境界線よりも離れた列の複数の横架材取付け孔の隣接間隔よりも小さいことを特徴とするコーナー金物。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一の請求項に記載のコーナー金物において、
傾斜面部が柱の方向と横架材の方向に対し形成する三角形は、その底辺に対し高さがほぼ1:2の関係にあることを特徴とするコーナー金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013236664A JP2015096677A (ja) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | コーナー金物 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013236664A JP2015096677A (ja) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | コーナー金物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015096677A true JP2015096677A (ja) | 2015-05-21 |
Family
ID=53374080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013236664A Pending JP2015096677A (ja) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | コーナー金物 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015096677A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2647161A1 (fr) * | 1989-05-18 | 1990-11-23 | Pellevoizin Guy | Dispositif de renforcement, notamment modulaire, pour equerre d'assemblage, notamment de charpente, structure et similaire |
JPH111961A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Tanaka:Kk | 木造建築における仕口装置 |
JP2001107457A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-17 | Kanai:Kk | コーナー金物 |
US20020025217A1 (en) * | 1997-06-09 | 2002-02-28 | Sfs Industrie Holding Ag | Connecting element for connecting at least two wooden construction parts and a joint plate |
JP2012172337A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Nippon Jutaku Mokuzai Gijutsu Center | 接合金具 |
-
2013
- 2013-11-15 JP JP2013236664A patent/JP2015096677A/ja active Pending
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