JP2015096169A - 揚送研磨装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の揚送研磨装置は、検知手段により特別遊技状態が検出されたとき、第1の香り成分が付加された第1の液体により研磨材を湿らせる第1の付与状態と、検知手段により特別遊技状態が検出されないとき、第1の香り成分より刺激が比較的に弱い第2の香り成分が付加された第2の液体により研磨材を湿らせる第2の付与状態とに切り替えられるように構成された液体供給手段と、遊技機島に立設される筒体と、遊技機の各々で使用された遊技媒体と湿らせた研磨材とを筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方に移送することにより、遊技媒体、研磨材、及び、遊技媒体から離された汚れ成分を筒体の上部から排出させる移送手段と、排出された遊技媒体、研磨材、及び汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、研磨材を分離手段から液体供給手段を経由して移送手段に導く戻し通路と、を有する。
【選択図】図4
Description
さらに、請求項2に係る揚送研磨装置は、複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる揚送研磨装置において、第1の香り成分が付加された第1の液体により研磨材を湿らせる第1の付与状態と、前記第1の香り成分より刺激が比較的に弱い第2の香り成分が付加された第2の液体により研磨材を湿らせる第2の付与状態とに切り替えられるように構成された液体供給手段と、前記遊技機島に立設される筒体と、前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記湿らせた前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方に移送することにより、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、前記排出された遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、前記研磨材を前記分離手段から前記液体供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、第1の出口を備え、前記第1の液体により湿らされた研磨材により研磨され、前記筒体の上部から排出された遊技媒体を貯留する第1のタンクと、第2の出口を備え、前記第2の液体により湿らされた研磨材により研磨され、前記筒体の上部から排出された遊技媒体を貯留する第2のタンクと、前記遊技機島内および/または前記遊技機島に隣接する遊技機島内のいずれかの前記遊技機における遊技状態が大当たりを含む特別遊技状態であることを検知する検知手段と、前記検知手段により前記特別遊技状態が検出されたとき、前記第1の出口を開き、かつ、前記第2の出口を閉じ、前記検知手段により前記特別遊技状態が検出されないとき、前記第1の出口を閉じ、かつ、前記第2の出口を開くことで、各遊技機へ供給する遊技媒体を切り替える貯留部とを有することを特徴とする。
さらに、請求項3に係る揚送研磨装置は、請求項2に記載の揚送研磨装置であって、前記特別遊技状態が発生してからの経過時間を計測するタイマーをさらに有し、前記タイマーにより計測された前記経過時間が所定時間を超えたとき、前記第1の出口が開かれ、かつ、前記第2の出口が閉じられるように前記第1のタンクおよび前記第2のタンクが構成されることを特徴とする。
さらに、請求項4に係る揚送研磨装置は、請求項1から3のいずれかに記載の揚送研磨装置であって、前記液体供給手段は、前記戻し通路内の前記研磨材に前記液体を噴霧し、または、滴下することにより、前記研磨材を湿らせることを特徴とする。
さらに、請求項5に係る揚送研磨装置は、請求項1から3のいずれかに記載の揚送研磨装置であって、前記液体供給手段は、前記戻し通路内を加湿状態にすることにより、前記研磨材を湿らせることを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態に係る遊技機島1の一例を示す。
図1に示すように、遊技機島1は、遊技ホールのフロア上に構築されたフレーム100と、複数の遊技機200と、遊技媒体循環機構とを有する。遊技機200は、多数背中合わせにされ、表裏面に沿って並設され、フレーム100に収容される。以下、遊技機200を「パチンコ機」と、その遊技媒体を「遊技球」あるいは「パチンコ球」という場合がある。以下の説明において、遊技機200が並設される方向を「長手方向」という。また、長手方向と直交する水平方向を「短手方向」という。
図1から図3に示すように、揚送研磨装置10は、本体2、および、島上タンク3、加湿手段11、筒体30、移送手段40、分離手段50、および、戻し通路60を有する。
本体2は、遊技場の所定位置に固定されたベース4と、ベース4に立設された支柱5とを有する。島上タンク3は支柱5の上部に設けられる。後述する研磨材ストック54が支柱5の機能を有する。支柱の上端部には分離手段50およびモータ42が設けられる。
遊技媒体は、移送手段40により研磨材と共に揚送される。揚送された遊技媒体は、分離手段50により研磨材から分離され、島上樋9を通って、各遊技機200に供給される。各遊技機200に用いられた遊技媒体は、アウト球投入樋8から下部タンク7に貯留され、下部タンク7からアウト球誘導樋8aを通って、筒体30の流入口(後述する)から移送手段40に導かれる。
研磨材は、分離手段50により遊技媒体から分離される。分離された研磨材は、戻し通路60により移送手段40に導かれ、移送手段40により遊技媒体と共に揚送される。このように、研磨材は遊技媒体と同様に繰り返し使用される。
島上タンク3は、遊技媒体が島上樋9に満ちたとき、遊技媒体を一時的に貯留するものである。島上タンク3には、それから溢れ出した遊技媒体を移送手段40に導くためのオーバーフロー通路(図示しない)が接続される。
図4は、加湿手段11の構成ブロック図である。図4に示すように、加湿手段11は、制御手段13、検知手段14、送受信手段15、および、液体供給手段20を有する。
加湿手段11は、研磨材を液体(一例として、後述するアルカリ電解水)で湿らせるとともに、その液体に香り成分を付加するように構成される。さらに、遊技機200における遊技状態を検出し、その検出結果に基づいて、液体に付加する香り成分を変更するように構成される。
次に、研磨材を効果的に湿らせる構成について図3および図4を参照して説明する。
加湿手段11は、筒体30内の湿度に基づいて、移送手段40により移送される前の研磨材に対して液体を連続的にまたは間欠的に供給することを通して、研磨材を液体で湿らせることにより、筒体30の内部を加湿して、筒体30内の湿度を予め定められた範囲に保つように構成される。なお、遊技媒体を研磨する前(遊技媒体が移送手段40に導かれる直前)までに研磨材を液体で湿らせておけば、加湿手段11はどのように構成されてもよい。移送手段40に導かれる直前位置に加湿手段11を配置すれば、研磨材を効果的に液体で湿らせることができる。直前位置からある程度離れた位置に加湿手段11を配置すれば、有効な空スペースに加湿手段11を配置することが可能となる。戻し通路60を通る研磨材のほぼ全部を液体により湿らせるようにするためには、液体を噴霧する範囲が戻し通路60の所定領域(全幅および所定長)になるように構成すればよい。たとえば、液体を噴霧する範囲を戻し通路60の所定領域に広げるように構成すればよい。このとき、一度の噴霧により所定領域内の研磨材のほぼ全部を湿らせるようにできるため、液体を間欠的に噴霧すればよい。また、たとえば、液体を噴霧する範囲が戻し通路60の全幅に対して狭いとき、噴霧する方向を幅方向に沿って変えるように構成すればよい。それにより、戻し通路60の中央部を通る研磨材ばかりでなく、戻し通路60の端を通る研磨材にも液体をかけることができる。さらに、例えば、液体を噴霧する範囲が戻し通路60の所定長に対して狭いとき、液体を噴霧する範囲に研磨材が長さ方向に沿って流れて来るので、液体を連続的に噴霧すれば、流れてくる研磨材を湿らせることができる。なお、戻し通路60において、研磨材が上下に重なり合うとき、噴霧された液体が研磨材間の隙間に入っていき、下側の研磨材も湿らせることができるものとする。
噴霧される液体には、8〜12のpH値を有するアルカリ電解水が用いられることが望ましい。研磨材を湿らせているアルカリ電解水は、その浸透力により汚れと研磨材との隙間に浸透し、汚れが取り囲まれて、汚れ成分が研磨材に付着しないようになる(浸透、剥離効果)。また、汚れのうちの脂質が分解して石鹸化される(石鹸効果)。さらに、アルカリ電解水が遊技媒体に触れることにより、遊技媒体が除菌される(殺菌効果)。さらに、アルカリ電解水によって遊技媒体がさびることがない(防錆効果)。なお、アルカリ電解水のpH値を高くしていくと、それらの効果が高まるため、汚れの程度に応じたpH値のアルカリ電解水を用いればよい。8未満のpH値のアルカリ電解水では、それぞれの効果を十分に得られない傾向が生じる。12を超えるpH値のアルカリ電解水では、それぞれの効果が高まるものの、過酸化ナトリウムや過酸化水素水を加える必要があるため、製造コストが一段と嵩む。
次に、筒体30内の湿度を調整する構成について図3および図4を参照して説明する。
筒体30内の湿度が保たれる予め定められた範囲としては、たとえば、50%〜60%であることが好ましい。その範囲にした理由は、湿度が50%未満では、研磨材に汚れ成分を付着させない効果が低くなり、また、静電気の発生を抑える効果も低くなる。さらに、湿度が60%を超えると、遊技媒体や研磨材の湿り気により、汚れ成分が遊技媒体に付着する傾向が生じ、汚れ成分を分離させ難くなる。筒体30の全長にわたって複数個所に、たとえば、始端部(下端部)、中間部、および、終端部(上端部)に湿度センサ12(図4参照)が配置される。湿度センサ12は、筒体30内の湿度に対応する信号を出力する。制御手段13は、湿度センサ12から出力された信号に基づいて、筒体30内の湿度を調整するように、たとえば、液体供給手段20により供給される時間当たりの液体の量を制御する。なお、このとき、制御手段13は、各湿度センサ12の出力信号に基づき、筒体30内の湿度を細かく調整するように液体供給手段20を制御する。
図2および図3に示すように、液体供給手段20は、戻し通路60の途中に配置される。液体供給手段20は、戻し通路60を通る研磨材を液体により湿らせるように構成される。戻し通路60を通る研磨材のほぼ全部を液体により湿らせるような構成であれば、どのような構成であってもよい。一例としては、戻し通路60内の研磨材に液体を噴霧することにより、研磨材を湿らせる構成がある。
複数のタンク23には、香り成分の異なる液体が貯留される。ここで、「香り成分」とは、香料および香水(固形を含む)をいう。なお、香り成分を「香水」、また、単に「香り」という場合がある。また、「香り成分の異なる液体」とは、香り成分の種類及び/または濃度が異なる液体をいう。さらに、「濃度」とは、液体の量に対する香り成分の量の割合をいう。
送受信手段15は、遊技機島1内および/またはその遊技機島1に隣接する遊技機島1内の各遊技機200(これらの遊技機を「管轄下の遊技機」という)から遊技状態を示す信号を逐次受信する。制御手段13は、検知手段14を有する。
検知手段14の一例について図4を参照して説明する。
以上のように、制御手段13は、管轄下の遊技機200における遊技状態が特別遊技状態であるとの検出結果を受けて、液体Aが貯留されたタンク23から液体Bが貯留されたタンク23に切り替えるように開閉器26を制御する。それにより、液体の香り成分が変更される。液体の香り成分が変更されることで、研磨材に噴霧された刺激の比較的に強い液体により研磨材が湿らされる。揚送研磨装置10により、この研磨材と遊技媒体とが混合され、撹拌されて筒体30の上部に揚送される。このとき、研磨材の香り成分が遊技媒体に移り、香り成分が移った遊技媒体が島上樋9を介して各遊技機200に供給される。例えば、遊技媒体が島上樋9を通るとき、遊技媒体から離れた香りが遊技機島1およびそれに隣接する遊技機島1の周辺に広がるため、効率的な防臭効果が図られる。さらに、遊技機200における遊技状態に応じて香りが変更されるため、より効率的な防臭効果を図ることができる。このとき、その遊技機島1に隣接する遊技機島1においても、液体の香り成分が変更され、香り成分が移った遊技媒体が島上樋9を介して各遊技機200に供給されるため、隣接する遊技機島1の周辺にも香りが広がり、効率的な防臭効果が図られる。
次に、筒体30内の研磨材に汚れが付着するのを防止するために設けられた加湿手段11が組み込まれた揚送研磨装置10について図を参照して説明する。
図2及び図3に示すように、筒体30は、遊技機島1に立設される。筒体30は、略水平に延ばされた筒軸を有する下端部と、略上方に延ばされた筒軸を有する上端部と、下端部と上端部との間に設けられ、湾曲した筒軸を有する中間部とを有する。
筒体30の下端部には流入口が設けられる。筒体30の上端部には排出口が設けられる。筒体30の流入口には、アウト球が流下するアウト球誘導樋8aが接続される。なお、前述するように、遊技機200で使用されたアウト球には汚れ成分が付着されている。
図2及び図3に示すように、移送手段40は、筒体30内に配置される。移送手段40としては、例えば、筒軸にその軸を沿わせるように配置された螺旋体である。移送手段40はモータ42により回転する。
次に、分離手段50について、図2及び図3を参照して説明する。
分離手段50は、排出された遊技媒体、研磨材、及び汚れ成分をそれぞれ分離するように構成される。分離手段50は、遊技媒体、研磨材、および汚れ成分を分離できれば、どのような手段であってもよい。遊技媒体、研磨材、及び汚れ成分は、それらの大きさや重さが互いに異なることに基づいて、分離される。
次に、戻し通路60について図2および図3を参照して説明する。
図2および図3に示すように、戻し通路60は下方に傾斜して配置される。戻し通路60の上端口は、研磨材ストック54に連通する。戻し通路60の下端口は、移送手段40を臨んで開放される。なお、戻し通路60を分離用通路53及び研磨材ストック54を含むものとして構成してもよい。
液体供給手段20を経由することにより、移送手段40に導かれる研磨材に必ず、液体を湿らせることができ、湿らせた研磨材により、アウト球を研磨することが可能となる。
前記実施形態では、液体を噴霧することにより研磨材を湿らせるように構成された液体供給手段20について説明したが、これに限らない。
次に、香り成分の濃度を変更するときに、タンク23内の液体に付加される香水の量を変える第2実施形態について図8を参照して説明する。図8は、液体供給手段20の概念図である。
制御手段13は、検知手段14により検出された結果を受けて、香水の流量を変えるように液量調整手段25aを制御する。それにより、タンク23内の液体に付加される香水の量が変わり、香りの成分の濃度が変更される。
次に、第3実施形態について図9〜図14を参照して説明する。図9は、揚送研磨装置10の斜視図である。第3実施形態に係る揚送研磨装置10の基本的な構成は、第1実施形態と同じであるため、その構成を省略し、第1実施形態と異なる構成について主に説明する。
次に、第1のタンク310に遊技媒体が貯留されるときの一態様について、図11および図12Aを参照して説明する。図11に示すように、第1のタンク310には複数(n個)のセンサが配置される。第1センサS1が第1のタンク310の底部から高さHの位置に配置される。同様に、第nセンサSnが、第n−1センサSn−1から所定間隔Hをおいて配置される。各センサS1〜Snには、投光部と受光部とを有し、投光部から投光された光が遊技媒体によってさえぎられたり反射したりすると、受光部に到達する量が変化し、受光部がこの変化を検出して電気信号に変換し出力する光電センサが用いられる。光電センサが遊技媒体を検出したとき、ON信号を出力する。光電センサが遊技媒体を検出しないとき、OFF信号を出力する。
管轄下の遊技機200のいずれの遊技状態も特別遊技状態でない非特別遊技状態であることの信号が送られる。制御手段13は、非特別遊技状態であることの信号を受けて、シャッター部材91を制御する。それにより、出口312が閉じられ、出口322が開かれている。また、制御手段13は、切替部材81を制御する。それにより、入口311が閉じられ、入口321が開かれている。
管轄下の遊技機200のいずれかの遊技状態が特別遊技状態であることの信号が送られる。制御手段13は、特別遊技状態であることの信号を受けて、出口312を開かせるようにシャッター部材91を制御する。
タイマーにより計測された経過時間が許容時間Taを超えると、制御手段13は、出口312を開かせるようにシャッター部材91を制御する。
制御手段13は、出口312を開くようにシャッター部材91を制御したときから所要時間が経過したことを受けて、出口312を閉じるようにシャッター部材91を制御する。所要時間は、1ロット分(例えば、3000個)の遊技媒体が出口312から流出する時間であり予め定められる(例えば、1分)。制御手段13は、タイマー(図示しない)の計測結果に基づいて、所要時間が経過したかどうかを判断する。
第nセンサSnからOFF信号が出力されたことを受けて、制御手段13は、液体供給手段20を制御して、液体Bにより研磨材を湿らせる。それにより、揚送研磨中に香り成分が遊技媒体に移る。香り成分が移った遊技媒体が入口切替手段80に移動される。制御手段13は、所定時間に基づき、入口311を開くように切替部材81を制御する。それにより、香り成分が移った遊技媒体が入口311を通って第1のタンク310に貯留される(このときの遊技媒体に付されるロット番号を図12Bに“N+1”で示す)。
制御手段13は、第nセンサSnからのON信号を受けて、第1のタンク310の入口311を閉じ、第2のタンク320の入口321を開くように切替部材81を制御する(図12C参照)。
S2 第2センサ
Sn 第nセンサ
1 遊技機島
2 本体
3 島上タンク
4 ベース
5 支柱
7 下部タンク
8 アウト球投入樋
8a アウト球誘導樋
9 島上樋
10 揚送研磨装置
11 加湿手段
12 湿度センサ
13 制御手段
14 検知手段
15 送受信手段
20 液体供給手段
21 ノズル
22 ポンプ
23 タンク
24 液量センサ
25 液量調整手段
26 開閉器
27 ファン
28 超音波発生器
30 筒体
40 移送手段
42 モータ
50 分離手段
51 簀の子
53 分離用通路
54 研磨材ストック
55 収集ホース
56 集塵ノズル
57 集塵装置
60 戻し通路
80 入口切替手段
81 切替部材
90 出口切替手段
91 シャッター部材
100 フレーム
200 遊技機
310 第1のタンク
320 第2のタンク
311、321 入口
312、322 出口
Claims (5)
- 複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる揚送研磨装置において、
前記遊技機島内および/または前記遊技機島に隣接する遊技機島内のいずれかの前記遊技機における遊技状態が大当たりを含む特別遊技状態であることを検知する検知手段と、
前記検知手段により前記特別遊技状態が検出されたとき、第1の香り成分が付加された第1の液体により研磨材を湿らせる第1の付与状態と、前記検知手段により前記特別遊技状態が検出されないとき、前記第1の香り成分より刺激が比較的に弱い第2の香り成分が付加された第2の液体により研磨材を湿らせる第2の付与状態とに切り替えられるように構成された液体供給手段と、
前記遊技機島に立設される筒体と、
前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記湿らせた前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方に移送することにより、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、
前記排出された遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、
前記研磨材を前記分離手段から前記液体供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、
を有する
ことを特徴とする揚送研磨装置。 - 複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる揚送研磨装置において、
第1の香り成分が付加された第1の液体により研磨材を湿らせる第1の付与状態と、前記第1の香り成分より刺激が比較的に弱い第2の香り成分が付加された第2の液体により研磨材を湿らせる第2の付与状態とに切り替えられるように構成された液体供給手段と、
前記遊技機島に立設される筒体と、
前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記湿らせた前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方に移送することにより、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、
前記排出された遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、
前記研磨材を前記分離手段から前記液体供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、
第1の出口を備え、前記第1の液体により湿らされた研磨材により研磨され、前記筒体の上部から排出された遊技媒体を貯留する第1のタンクと、
第2の出口を備え、前記第2の液体により湿らされた研磨材により研磨され、前記筒体の上部から排出された遊技媒体を貯留する第2のタンクと、
前記遊技機島内および/または前記遊技機島に隣接する遊技機島内のいずれかの前記遊技機における遊技状態が大当たりを含む特別遊技状態であることを検知する検知手段と、
前記検知手段により前記特別遊技状態が検出されたとき、前記第1の出口を開き、かつ、前記第2の出口を閉じ、前記検知手段により前記特別遊技状態が検出されないとき、前記第1の出口を閉じ、かつ、前記第2の出口を開くことで、各遊技機へ供給する遊技媒体を切り替える貯留部とを有することを特徴とする揚送研磨装置。 - 前記特別遊技状態が発生してからの経過時間を計測するタイマーをさらに有し、
前記タイマーにより計測された前記経過時間が所定時間を超えたとき、前記第1の出口が開かれ、かつ、前記第2の出口が閉じられるように前記第1のタンクおよび前記第2のタンクが構成されることを特徴とする請求項2に記載の揚送研磨装置。 - 前記液体供給手段は、前記戻し通路内の前記研磨材に前記液体を噴霧し、または、滴下することにより、前記研磨材を湿らせることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の揚送研磨装置。
- 前記液体供給手段は、前記戻し通路内を加湿状態にすることにより、前記研磨材を湿らせることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の揚送研磨装置。
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