JP2015096072A - 身体活動促進剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、高活性で安全に摂取できる身体活動促進剤を提供することを目的とする。
【解決手段】ルテインを強化(添加)した乳を有効成分として含有する身体活動促進剤、より具体的には、ルテインを200μg以上/kgで含有する乳を有効成分とする身体活動促進剤により、前記の課題は解決される。この身体活動促進剤は、生体の身体活動を促進して、身体活動量を増加させることから、生活習慣病の予防剤や治療剤に適用できる。
【選択図】なし

Description

本発明は、新規な身体活動促進剤及びその利用に関するものであり、より詳細には、ルテインを強化した乳を有効成分として含有する、身体活動促進剤及びその利用に関するものである。
ルテインは植物の葉、花、果実や卵黄などに存在するカロテノイドの一種である。ルテインは以前から着色用の食品添加物として使用されているが、抗酸化作用に基づく眼精疲労や白内障・加齢性黄班変性の抑制などの効果を有することから、近年では機能性食品素材としても注目を集めている。例えば、特許文献1には、ルテインを配合した眼精疲労用組成物が開示されている。特許文献2には、ルテインを配合した黄斑変性を処置するための栄養補助剤が開示されている。
一方、近年では生活習慣病への対策の一つとして、身体活動量を増加させる試みが注目されている。非特許文献1によると、身体活動とは、骨格筋の収縮を伴い、安静時よりも多くのエネルギー消費を伴う身体の状態であり、日常生活における労働、家事などの生活活動と、体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施する運動の2つに分けられることが記載されている。
身体活動量を増加させることで、生活習慣病を予防・治療することを目的として、様々な技術の開発が進められている。特許文献3や特許文献4には、身体活動量を簡易に測定することで、個人の活動意欲を向上させる装置及びシステムが開示されている。特許文献5には、身体活動を維持する骨格筋の能力を促進する栄養補助食品として、プロピオニル-L-カルニチンまたはその塩の1つ、コエンザイムQ10、ニコチンアミド、リボフラビン、パントテン酸を含む栄養補助食品が開示されている。これは、生理活性物質を摂取することで、身体活動量を増加させる技術である。また、特許文献6には、持久力増強のための(−)−エピガロカテキンガレートの使用が開示されている。
さらに、ルテインと同じカロテノイド類であるアスタキサンチンにより運動持久力が向上されることが知られている。特許文献7には、哺乳類の筋肉機能の持続時間を改善し、また筋肉障害等を治療する技術として、アスタキサンチンを有効成分とする医薬品が開示されている。また、非特許文献2によると、アスタキサンチンを投与したマウスにおいて遊泳持久力の向上が認められたことが記載されている。
一方、これまで、ルテインでは、上記のような身体活動に対する効果は明らかになっておらず、むしろ運動によって生じる酸化傷害や疲労には効果がないとする報告もあった。
ところで、乳(牛乳など)は離乳前の哺乳類の個体にとって重要な栄養源であり、蛋白質、脂質、糖質をバランス良く含有する食品である。そして、近年では、乳の身体活動への効果が報告されている。例えば、特許文献8、特許文献9、非特許文献3などには、乳中の蛋白質であるカゼインやホエイに、筋肉の損傷を軽減したり、筋肉の肥大を促す働き(作用)のあることが報告されている。
しかしながら、乳が生体の脂質代謝に及ぼす影響や、ルテインのような抗酸化性物質と乳とを同時に摂取した場合に生じる生理活性などは明らかにされていない。
特開2007−308396号公報 特表2004−520436号公報 特開2008−104758号公報 特開2005−204918号公報 特表2009−512430号公報 特表2008−545766号公報 特表2001−514215号公報 特開2002−65212号公報 特表2009−507044号公報
運動所要量・運動指針の策定検討会、健康づくりのための運動基準2006〜身体活動・運動・体力 報告書、平成18年7月発行 Ikeuchi M et al.,Biol. Pharm. Bull.,29(10),2106−2110(2006) Roy BD et al.,J. Int. Soc. Sports Nutr.,5:15(2008)
本発明は、上記の従来技術の課題点を鑑みてなされたものであり、高活性で安全に摂取できる、身体活動促進剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記の課題に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、単独成分では十分に機能を発揮しなかったルテインと乳を同時に摂取することにより、高活性の身体活動促進作用が発揮されるという知見を見出し、本発明を完成するに至った。このとき、ルテインと乳を同時に摂取することにより、生体の身体活動が促進されて、身体活動量を増加させることから、内臓脂肪量低減作用が発揮され、生活習慣病の予防剤や治療剤に適用できるという知見を同時に見出した。
さらに、妊娠や授乳状態にある母親がルテインを摂取することにより、その母親のみならず、その子供にも高活性の身体活動促進作用が発揮されることから、母親用の子供の身体活動の促進剤や増強剤に適用できるという知見を見出した。
すなわち、本発明は、以下からなる。
[1] ルテインを強化した乳を有効成分として含有する身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤。
[2] ルテインを強化した乳がルテインを添加した乳である、前記[1]に記載の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤。
[3] ルテインを強化した乳がルテインを摂取した哺乳動物が分泌した乳である、前記[1]に記載の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤。
[4] ルテインを強化した乳がルテインを200μg/kg以上で含有する、前記[1] ないし[3]に記載の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤。
[5] 前記[1]ないし[4]に記載の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤を含有する飲食品、飼料、医薬品。
[6] 前記[3]に記載のルテインを強化した乳を分泌する哺乳動物に摂取させるための、ルテインを含有する飲食品、飼料、医薬品。
[7] ルテインを有効成分とする、乳の身体活動促進作用増強剤及び/又は内臓脂肪量低減作用増強剤。
[8] ルテインを200μg/kg以上で含有する、前記[7]に記載の乳の身体活動促進作用増強剤及び/又は内臓脂肪量低減作用増強剤。
本発明によれば、高活性で安全に摂取できる、身体活動促進剤を提供できる。また、本発明によれば、生体の身体活動を促進して、身体活動量を増加させる、内臓脂肪量低減剤と、生活習慣病の予防剤や治療剤を提供できる。
さらに、本発明によれば、妊娠や授乳状態にある母親のみならず、その子供にも高活性の身体活動促進作用を発揮させることから、母親用の子供の身体活動の促進剤や増強剤を提供できる。
実施例1のルテイン強化乳を摂取したラットの走行量への影響を示す図である。上図は、1時間あたりの走行量、下図は、1日あたりの総走行量を表している。 実施例1のルテイン強化乳を摂取したラットの内臓脂肪量への影響を示す図である。縦軸は、体重100gあたりの内臓脂肪量を示す。各群で2本の棒グラフでは、左側が運動群、右側が非運動群を表している。 実施例1のルテイン強化乳を摂取したラットの腓腹筋重量への影響を示す図である。縦軸は、体重100gあたりの腓腹筋重量を示す。各群で2本の棒グラフでは、左側が運動群、右側が非運動群を表している。 実施例2のルテイン強化飼料を摂取した母親のマウスから生まれた、仔マウスの不安行動を示す図である。縦軸は、暗バーに入った回数を表している。
本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤は、ルテインを強化した乳を有効成分として含有する。そして、本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤は、ルテインを添加した乳を有効成分として含有する。一方、本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤は、ルテインを強化した乳がルテインを摂取した哺乳動物が分泌した乳を有効成分として含有する。
ここで、ルテインを強化した乳(ルテイン強化乳ともいう)とは、通常の乳にルテインを添加して、通常の乳よりもルテインの含有する量を増加させた乳を意味する。ところで、通常の牛乳でルテインの含有量は、乳脂肪あたり多くても60g/kg程度であり(Calderon et al.,J. Dairy. Sci.,90,2335−2346(2007))、これは、乳あたり120μg/kg程度に相当する。また、通常の人乳(母乳)でルテインの含有量は、乳あたり多くても30μg/kg程度である(特表2009−513641号公報)。
本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤は、ルテインについて通常の乳で含有する量よりも多く、身体活動を促進する効果を発揮する量である限り任意に設定できるため、ルテインを含有する量として、200μg/kg以上(1kgあたり200μg以上)が好ましく、2mg/kg以上(1kgあたり2mg以上)がより好ましく、20mg/kg以上(1kgあたり20mg以上)がさらに好ましく、50mg/kg以上(1kgあたり50mg以上)が特に好ましい。このとき、ルテインを含有する量として、上限値は特に設定しないが、例えば、5g/kg以下が好ましく、1g/kg以下がより好ましく、500mg/kg以下がさらに好ましく、200mg/kg以下が特に好ましい。
ここで、本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤は、前記のような観点から、ルテインを添加(強化)する量として、ルテインを含有する量と同等である限り任意に設定できるため、80〜100μg/kg以上が好ましく、2mg/kg以上がより好ましく、20mg/kg以上がさらに好ましく、50mg/kg以上が特に好ましい。このとき、ルテインを添加(強化)する量として、例えば、5g/kg以下が好ましく、1g/kg以下がより好ましく、500mg/kg以下がさらに好ましく、200mg/kg以下が特に好ましい。
本発明の飲食品、飼料、医薬品は、前記の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤を含有する。本発明の飲食品、飼料、医薬品は、ルテインを強化した乳を分泌する哺乳動物に摂取させるための、ルテインを含有する。
本発明の乳の身体活動促進作用増強剤及び/又は内臓脂肪量低減作用増強剤は、ルテインを有効成分とする。ここで、乳の身体活動促進作用増強剤とは、ルテインを乳へ強化することで、ルテインが乳本来の持つ身体活動促進作用を増強することを意味する。また、同様に、乳の内臓脂肪量低減作用増強剤とは、ルテインを乳へ強化することで、ルテインが乳本来の持つ内臓脂肪量低減作用を増強することを意味する。すなわち、乳とルテインとを組み合わせることにより、ルテインが乳本来の持つ身体活動促進作用及び/又は内臓脂肪量低減作用という機能性を増強(促進)して、顕著な効果を発揮できる訳である。
本発明の乳の身体活動促進作用増強剤及び/又は内臓脂肪量低減作用増強剤は、本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤と同等の観点から、ルテインを含有する量として、200μg/kg以上が好ましく、2mg/kg以上がより好ましく、20mg/kg以上がさらに好ましく、50mg/kg以上が特に好ましい。このとき、ルテインを含有する量として、例えば、5g/kg以下が好ましく、1g/kg以下がより好ましく、500mg/kg以下がさらに好ましく、200mg/kg以下が特に好ましい。
ここで、本発明の乳の身体活動促進作用増強剤及び/又は内臓脂肪量低減作用増強剤は、前記のような観点から、ルテインを添加(強化)する量として、ルテインを含有する量と同等である限り任意に設定できるため、80〜100μg/kg以上が好ましく、2mg/kg以上がより好ましく、20mg/kg以上がさらに好ましく、50mg/kg以上が特に好ましい。このとき、ルテインを添加(強化)する量として、例えば、5g/kg以下が好ましく、1g/kg以下がより好ましく、500mg/kg以下がさらに好ましく、200mg/kg以下が特に好ましい。
本発明におけるルテイン強化乳は、生乳でも加熱処理乳(殺菌乳)でも良く、乳に何らかで加工処理して製造される、バター、クリーム、アイスクリーム、チーズ、ヨーグルト、乳酸菌飲料などの乳製品でも良い。そして、このルテイン強化乳では、乳として哺乳動物の乳であれば制限なく適用できるが、人が食品として通常で摂取している人乳、牛乳、ヤギ乳などであることが好ましい。また、このルテイン強化乳では、ルテインとしてトウモロコシやマリーゴールドのような植物や卵黄などの天然物をそのまま使用できるし、それらを抽出処理や濃縮処理してから使用しても良い。また、ルテインとして食品添加物などの市販品も使用でき、ルテインの形態として遊離ルテイン、ルテインエステル、ルテイン塩などの何れであっても良い。これらのルテインをそのまま生乳に添加したり、加工前の原料乳、加工工程の殺菌乳、加工後の乳製品などの何れかに添加することで、ルテイン強化乳を調製できる。
一方、ルテインを哺乳動物に摂取させ、その動物の乳を採取することで、ルテイン強化乳を調製できる。哺乳動物として種類には制限なく、人が食品として通常で摂取している乳を分泌する人、牛、ヤギなどであることが好ましい。そして、前記のような観点から、ルテインとしてルテインを含有する天然物(例えば、ルテインを高濃度で含有する牧草)、天然物由来の抽出物や濃縮物、市販品を使用でき、ルテインの形態として遊離ルテイン、ルテインエステル、ルテイン塩などの何れであっても良い。
哺乳動物にルテインを摂取させる方法として、哺乳動物への負担軽減の観点から、経口摂取が好ましく、ルテインやルテイン強化乳を含有する食品、飼料、医薬品を摂取させる方法が特に好ましい。このとき、哺乳動物がルテイン強化乳を分泌する限り、これら食品、飼料、医薬品として種類などには制限なく、公知のものを使用できる。
本発明におけるルテイン強化乳では、ルテインを含有する量について公知の方法で測定できる。具体的には、まずルテイン強化乳そのまま、又は必要に応じて、遠心分離や溶媒抽出などで精製処理して、ルテインを含有する画分を取得する。その後に、高速液体クロマトグラフィーなどの分画方法と、紫外光や可視光の吸光度、質量分析などの定量方法を組み合わせることで、ルテイン強化乳のルテインの含有量を測定できる。これにより、ルテイン強化乳が本発明の効果を発揮するのに必要なルテインの含有量を確認できる。
身体活動では、骨格筋の主要なエネルギー源は、グルコースやグリコーゲンといった糖質と脂肪酸である。脂質代謝が増強されて、脂質の分解が促進されると、エネルギー源として活用できる脂肪酸量が増加し、その結果として持久力が向上し、身体活動量が増加することが知られている。本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤を摂取すると、脂質代謝の増強作用やその他の身体活動の支援作用が生体内に生じ、その結果として、身体活動が促進される。
なお、本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤を摂取すると、全く意外なことに、生活習慣病の予防剤や治療剤として有効であることの他に、例えば、ストレス条件下などの身体活動が亢進や抑制された状態でも、身体活動の促進効果を発揮することが確認されている。
近年では「突然に切れる」、「衝動的に行動する」といった事件が多発しており、その社会背景として、生活習慣の多様化が進み、夜間の就労や睡眠不足、夜間に暗くしても眠れないなどの事例が関連している可能性が考えられる。本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤を摂取すると、このような事例に対しても、身体活動を正常化させる効果を発揮して、ストレス条件化(状態)からの回復を促せる。また、本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤を摂取すると、それを摂取した母親の個体自身に対してのみならず、それを摂取した個体の子供に対しても、母親の個体が分泌した乳を介して効果を発揮する。したがって、本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤は、子供の身体活動促進を目的とした母親用の医薬品、食品、飼料としても利用できる。
本発明におけるルテイン強化乳では、身体活動量について様々な公知の方法で測定できる。例えば、非特許文献1に記載された運動強度指数であるメッツ(MET:metabolic equivalent)や、メッツに運動時間を掛けたメッツ・時という指標を用いて、身体活動の時間やその内容から身体活動量を簡易に測定できる。また、特許文献3や特許文献4に記載された装置を用いて、身体活動量を測定できる。これらの方法で身体活動量を測定することで、本発明の効果を評価と確認できる。
本発明におけるルテイン強化乳は、そのまま身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤として利用できる他に、一般的な賦形剤と組み合わせることで組成物として使用でき、さらに皮膚外用剤、内服剤、注射剤、その他の一般的な剤型に製剤化しても使用できる。この製剤化で使用する賦形剤として、例えば、錠剤やカプセルなどの経口固形剤、水性液剤や懸濁液剤などの内服液剤、軟膏、貼付剤、ローション、クリーム、スプレー、座剤などがあり、その他の剤型毎に広く知られ、また実際に使用している成分を適宜組み合わせても良い。
上記の組成物や各種の剤型としてルテイン強化乳の他に、必要に応じて、ビタミン、ミネラル、アスタキサンチンなどの抗酸化物質、その他の医薬品を有効成分として配合することにより、医薬品や医薬部外品の形態としても良い。上記の組成物や各種の剤型としてルテイン強化乳の配合量は、特に限定や規定されず、その剤形の種類や品質、実際に期待する効果の程度によって若干異なるが、組成物や製剤の全量中に乾燥固形分として1%〜99重量%が好ましく、10〜99重量%がより好ましく、50〜99重量%がさらに好ましく、80〜99重量%が特に好ましい。
本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤は、そのまま飲食品の形態で使用しても良いが、適当な飲食品の成分と組み合わせた形態で使用しても良く、具体的には、乳飲料やジュースなどの飲料、アイスクリーム、チーズ、ヨーグルト、スープ、ゼリー、ジャム、菓子、パン類などの食品の形態としても良く、健康食品やサプリメントの形態としても良い。また、成人のみならず、母乳を摂取した乳幼児でも本発明の効果が促進されることから、乳児用の調製粉乳などの乳児用食品の形態としても良い。
本発明の身体活動促進剤及び/又は内臓脂肪量低減剤は、そのまま飼料の形態で使用しても良いが、適当な飼料の成分と組み合わせた形態で使用しても良く、具体的には、牛、ヤギ、豚、鶏などの家畜用飼料、魚類などの養殖用飼料、犬、猫などのペット用飼料の形態としても良い。
本発明におけるルテイン強化乳では、食品を原料としているため、上記の飲食品や飼料などの形態とした場合に、それらの摂取量は特段に規定や制限されないが、人に対して一般に食品として使用される範囲に設定することが望ましく、具体的には、ルテイン強化乳に換算して1回につき、1〜1000gが好ましく、10〜500gがより好ましく、50〜250gがさらに好ましく、1日あたりの総摂取量では、3〜3000gが好ましく、30〜1500gがより好ましく、50〜1000gがさらに好ましい。
以下、実施例を示して、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、かかる実施例に限定的に解釈されるものではない。
<実施例1>
ルテインを20重量%で含有するマリーゴールド色素(ルテイン20、株式会社 協和ウエルネス)を、市販の牛乳(明治おいしい牛乳、明治乳業株式会社)に0.05重量%で添加し、ルテインを0.01重量%で含有する、ルテインを強化した乳(ルテイン強化乳)を製造した。
<実施例2>
実施例1のマリーゴールド色素を、実験動物用精製飼料であるAIN−93Gに0.2重量%で添加し、ルテインを強化した乳(ルテイン強化乳)を分泌する母親マウスの摂取用のルテインを強化した飼料(ルテイン強化飼料)を製造した。
<比較例1>
実施例1のマリーゴールド色素を、レシチン水溶液(レシチン濃度:0.01重量%)に0.05重量%で添加し、ルテインを0.01重量%で含有する、ルテインを添加したレシチン水溶液(ルテイン強化水)を製造した。
<試験例1>
F344ラット雄性の3週令について48匹を用いて、1週間で予備飼育した後に、自発回転走行ケージと通常ケージで飼育する2群に分けた。さらに、水(対照)、比較例1のルテイン強化水(ルテイン濃度:0.01重量%)、牛乳(明治おいしい牛乳、明治乳業株式会社)、実施例1のルテイン強化乳(ルテイン濃度:0.01重量%)を試験試料として、各々に10mL/kg−体重で経口投与する4群に分けて、計8群に組み分けた。試験飼育期間は、毎日17時から翌朝5時まで暗期とし、11時から5時まで食餌を抜いて絶食とし、明期には回転ケージへの移動を阻止して、安静とした。暗期の直前に試験試料をフィーディングチューブで経口投与した後に、新しい餌を与え、30分後から自発回転走行量を測定した。毎日運動量、体重、摂食量を測定し、試験の9週間後に、腹部大動脈から採血し、肝臓、腓腹筋、脂肪組織重量を測定した。血中と肝臓中の中性脂肪、総コレステロール量、被覆筋中のグリコーゲン含量を測定した。さらに、肝臓とヒラメ筋中のAMPK、cpt1、 PPARα、PPARδ、TNFα、FAS、IRS1、IGF1、Glut4などのmRNA発現量をReal-time PCRを用いて測定した。
試験の8週目における走行量の比較結果を図1に示した。牛乳摂取群とルテイン強化乳摂取群の2群では、試験試料を投与した後に、2時間の走行量が対照群と比較して有意に高値を示し、さらに実施例1のルテイン強化乳群では、一日当たりの総運動量も有意に高値を示した。ルテイン単独の投与である比較例1のルテイン強化水摂取群では、運動量の増加は見られなかった。なお、Real-time PCRを用いて各遺伝子の発現量を調べたところ、肝臓とヒラメ筋中のAMPK発現量が運動と牛乳摂取によって高値を示した。
解剖時の体重100gあたりの内臓脂肪量の比較結果を図2に示した。運動を負荷しない群間で比較した場合、牛乳摂取群は、対照群、実施例1のルテイン強化乳摂取群、比較例1のルテイン強化水摂取群と比べ、内臓脂肪量の平均値が小さかった。運動を負荷した群間で比較した場合、実施例1のルテイン強化乳摂取群は、対照群、比較例1のルテイン強化水摂取群、牛乳摂取群と比べ、内臓脂肪量の平均値が小さかった。なお、血中と肝臓中の中性脂肪と総コレステロールでは、いずれも運動を負荷しながら、牛乳を摂取することによって有意に低値を示した。
腓腹筋重量の比較結果を図3に示した。運動を負荷した群間で比較した場合、牛乳摂取群は、対照群、実施例1のルテイン強化乳摂取群、比較例1のルテイン強化水摂取群と比べ、腓腹筋重量の平均値が高かった。なお、腓腹筋中のグリコーゲン含量では、運動を負荷しながら、牛乳を摂取することによって有意に高値を示した。また、最終体重には全群間に差は見られなかった。
以上の結果から、ルテイン強化乳は、脂質代謝を増強して、身体活動量を増加させることが明らかになった。すなわち、ルテインは、乳(牛乳)の脂質代謝効果を増強すること、乳(牛乳)の身体活動促進作用を増強することなどが明らかとなった。
<試験例2>
プラグ確認を0日として妊娠14日目のC57blck/6Jマウスについて、10匹を5匹ずつ恒光群(LL群)と明暗群(DL群)に分け、さらに、各群の3匹には、対照の精製飼料(AIN93)を与え(LL-cont群、LL-cont群)、各群の残りの2匹には、実施例2のルテイン強化飼料を与えた(LL-lutein群、DL-lutein群)。食餌量を制限せずに、飲水ともに自由摂食させた。DL群では、夕方6時半から明朝8時半までを暗期とした。恒光群では、妊娠14日目から、出生日を0日として出生後22日目まで連続して恒光条件下で飼養した。離乳後には、両群とも明暗周期を夕方6時半から明朝6時半までを暗期とする通常の飼養条件とした。
このようにして飼養した生後9週齢のメス仔について、各個体へ5分間ずつ高架式プラスメイズ試験を実施した(n=6〜8)。各試験の合間には、走行路を消毒用エタノールで清拭し、前のマウスの残存臭を除くようにした。なお、高架式プラスメイズ試験とは、十字型に交互に設置された、両壁で覆われた暗バーと壁のない明バーとの動物の行き来を観察することによって、不安の程度を検定する方法であり、実験小動物の不安行動を測定する方法として一般的に用いられている。実験小動物は明るい開放空間を苦手とすることから、暗バーへの滞在時間が長ければ不安行動が亢進しており、滞在時間が短ければ不安行動が減少していると評価される。
高架式プラスメイズ試験について、暗バーに入った(逃げ込んだ)回数の比較結果を図4に示した。ルテインを無添加の対照飼料摂取群の場合、暗バーに入った回数は、LL-cont群では、DL-cont群に比べて有意に多かった(p=0.0237)。この試験結果は、後期胎児期から哺乳期間中に恒光ストレスを負荷されたマウスでは、通常の明暗条件下で飼養されたマウスに比べて、成長後に不安行動が増大することを示している。
恒光ストレスのないDL群の場合、暗バーに入った回数は、対照飼料を摂取したDL-cont群と、ルテイン強化飼料を摂取したDL-lutein群とで同程度であった。一方、恒光ストレスのあるLL群の場合、暗バーに入った回数は、ルテイン強化飼料を摂取したLL-lutein群では、対照飼料を摂取したLL-cont群に比べて有意に少なかった(p=0.0019)。
なお、明バーに出た回数や時間は、群間で有意な差違を認められなかったものの、LL-cont群では最も少なく(短く)、明バーに一度も出てこられないマウスが2例で認められたのに対して、LL-lutein群では、DL-cont群とDL-lutein群と同程度に多く(長く)、全てのマウスで、明バーへ二度以上で出てくることが観察された。
以上の結果から、ルテイン強化(ルテイン添加)飼料を摂取した母マウスから生まれた仔マウスでは、恒光ストレスの負荷による不安行動が抑制され、身体活動が正常化されることが明らかになった。すなわち、ルテインを十分に摂取した母親から生まれた子供では、精神的な落ち着き(精神安定性)が増強されること、身体活動促進作用が増強されることなどが明らかとなった。

Claims (12)

  1. ルテインを乳に添加することにより、不安行動抑制作用を乳に付与又は増強する方法。
  2. ルテインを乳に添加することにより、身体活動正常化効果を乳に付与する方法。
  3. 身体活動正常化効果がストレス条件下での効果である、請求項2に記載の方法。
  4. ルテインを乳に添加することにより、身体活動促進効果を乳に付与又は増強する方法。
  5. ルテインを乳に添加することにより、さらに、内臓脂肪量低減効果を乳に付与又は増強する、請求項4に記載の方法。
  6. 80μg/kg以上でルテインを乳に添加する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 不安行動抑制作用が付与又は増強された乳を製造するためのルテインの使用。
  8. 身体活動正常化効果が付与された乳を製造するためのルテインの使用。
  9. 身体活動正常化効果がストレス条件下での効果である、請求項8に記載の使用。
  10. 身体活動促進効果が付与又は増強された乳を製造するためのルテインの使用。
  11. さらに、内臓脂肪量低減効果が付与又は増強された前記乳を製造するための請求項10に記載の使用。
  12. 80μg/kg以上でルテインを乳に添加する、請求項7〜11のいずれか1項に記載の使用。
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