JP2015094754A - 中間生成物貯蔵方法および中間生成物製造装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、近年、湿式プロセスと乾式プロセスとを組み合わせた複合プロセスにより、使用済み軽水炉燃料から、プルトニウムを単独で分離せずに、高純度の軽水炉燃料と金属製高速炉燃料とを生成するハイブリッド再処理プロセスが提案されている。
この理由は次の通りである。すなわち、アクアパイロプロセスで生成され乾式プロセスの出発物質であるPuおよびMAを含む酸化物は、FPを5質量%程度含むため崩壊熱が高い。これに対し、この酸化物に電解精製を行って得られるインゴット等の金属製中間生成物は、前記5質量%程度のFPのうち80%程度のFPが除去されて崩壊熱が低くなっているため、貯蔵時に崩壊熱等の管理が容易になるからである。また、金属製中間生成物は、熱伝導率が高く冷却しやすいために、崩壊熱等の管理が容易であるという利点もある。
すなわち、従来の金属製高速炉燃料を生成する乾式プロセスにおける金属製中間生成物の中間貯蔵には、冷却装置や、雰囲気管理システムが必要であるという課題があった。
以下、図面を参照して本発明の中間生成物貯蔵方法の実施の形態について説明する。
図1は、中間生成物貯蔵方法の第1の実施形態を示す概略図である。
中間生成物貯蔵方法の第1の実施形態は、図1に示されたハイブリッド再処理プロセス1の金属製中間生成物を貯蔵する中間生成物貯蔵方法である。
ハイブリッド再処理プロセス1は、湿式プロセス100が軽水炉燃料の再処理サイクルに対応し、乾式プロセス300が高速炉燃料の再処理サイクルに対応する。また、ハイブリッド再処理プロセス1中のアクアパイロプロセス200は、湿式プロセス100で生成された中間体を乾式プロセス300で用いるようにするための処理を行う。
湿式プロセス100は、使用済み軽水炉燃料から軽水炉燃料(軽水炉FL)を生成するプロセスである。
湿式プロセス100では、はじめに、使用済み軽水炉燃料(軽水炉SFL)を準備する(ステップS101)。使用済み軽水炉燃料は、通常、酸化物であり、ウラン(U)、プルトニウム(Pu)、マイナーアクチニド(MA)、核分裂生成物(FP)等を含む。MAとは、UおよびPu以外の重元素であり、たとえば、ネプツニウム(Np)、アメリシウム(Am)、キュリウム(Cu)等である。
ステップS101で準備される使用済み軽水炉燃料は、燃料ペレットのみからなるものであってもよいし、被覆管を含む燃料棒であってもよい。
イオン価数が調整されたU、Pu等の元素を含む硝酸溶液は、遠心抽出によりUが抽出され、抽出後に得られるウラン抽出残液にはPu、MAおよびFPが含まれる(ステップS105)。
逆抽出後の溶液は、Uが精製され、脱硝されることにより(ステップS108)、酸化物からなる高純度の軽水炉燃料(軽水炉FL)が得られる(ステップS109)。軽水炉燃料が被覆管に装入されると軽水炉用燃料棒が得られる。
ウラン抽出残液は、Pu、MAおよびFPを含み、大きな崩壊熱が発生する。このため、ウラン抽出残液を貯蔵する場合には、貯蔵施設の大型化や、除熱のための換気システムの高性能化が要求され、コストが高くなりやすい。本発明では、ウラン抽出残液をアクアパイロプロセス200で処理することにより、ウラン抽出残液を中間貯蔵しないため、ウラン抽出残液の貯蔵の問題が実質的に生じない。
アクアパイロプロセス200は、湿式プロセス100の途中で生成されるウラン抽出残液からプルトニウム(Pu)およびマイナーアクチニド(MA)を含む酸化物を生成するプロセスである。
アクアパイロプロセス200は、はじめに、湿式プロセス100の遠心抽出(ステップS105)後に得られる、Pu、MAおよびFPを含むウラン抽出残液に、シュウ酸を加えて、PuおよびMAを含むシュウ酸塩を沈殿させる(シュウ酸塩沈殿工程、ステップS201)。FPのうち白金族元素のFPは、沈殿せず、溶液中に残留する。白金族元素以外の元素のFPの大部分は、シュウ酸塩中に共沈する。
乾式プロセス300は、アクアパイロプロセス200で得られた少なくともPuおよびMAを含む酸化物を電解還元して得られた金属製還元物、または使用済み高速炉燃料を、電解精製して金属製精製物を生成し、蒸留し、最終的に金属製高速炉燃料を生成するためのプロセスである。
電解精製工程(ステップS302)で得られた金属製精製物は、蒸留されて高速炉用インゴットが成型される(蒸留工程、ステップS303)。この蒸留工程は、金属製精製物に付着したCdや塩を除去し、U、PuおよびMAを含む高速炉用インゴットを成型する工程である。
高速炉用インゴットは、中間生成物製造装置としての蒸留容器内に金属製精製物を配置し、蒸留処理することにより作製される。
図2(A)は、中間生成物製造装置としての蒸留容器の平面図であり、図2(B)は、図2(A)のA−A線に沿った蒸留容器の縦断面図である。
図2に示される蒸留容器10は、高導電性材料からなる有底筒状の外殻体20と、この外殻体20内に収容され、耐熱材料からなり、金属製精製物を収容して高速炉用インゴットを成型するインゴット成型用空間35を有する内装体30と、を備える。
内装体30は、耐熱材料で化学的に安定な物質である、イットリア、セリア、ジルコニア、アルミナ、マグネシア、およびカルシアより選ばれる1種以上の無機酸化物粉体の圧粉体である。
無機酸化物粉体31は、無機酸化物粉体の圧粉体からなる内装体30の原料粉体である。無機酸化物粉体31としては、内装体30と同様の物資が用いられ、たとえば、イットリア、セリア、ジルコニア、アルミナ、マグネシア、およびカルシアより選ばれる1種以上の無機酸化物粉体が用いられる。
また、圧縮用金型40の金型柱状部43が無機酸化物粉体31を押圧することにより、無機酸化物粉体31から、内装体30のクラスタ状のインゴット柱状部成型用空間35bを構成するインゴット柱状部成形部33が成型される。
蒸留容器10では、インゴット基部成型用空間35aが円柱状、インゴット柱状部成型用空間35bが、円柱状に形成されている例を示した。しかし、本発明の中間生成物貯蔵方法で用いられる蒸留容器10は、インゴット基部成型用空間35aおよびインゴット柱状部成型用空間35bが、それぞれ、円柱状以外の形状に形成されていてもよい。
たとえば、インゴット基部成型用空間35aおよびインゴット柱状部成型用空間35bを、それぞれ、四角柱状、五角柱状、六角柱状等の多角柱状に形成してもよい。
また、蒸留容器10は、圧粉体からなる内装体30が、高速炉用インゴット50を取り出した後に粉砕され、内装体30を作製する原料である無機酸化物粉体31として再利用されるようにしてもよい。
内装体30は、高速炉用インゴット50を取り出す際に破壊されやすいが、粉砕して無機酸化物粉体31にすることにより内装体30としての再利用が可能になる。
このように高速炉用インゴット50を取り出した後の内装体30を無機酸化物粉体31として再利用すると、廃棄物の発生量を大幅に減らすことができる。
中間生成物製造装置としての蒸留容器10によれば、金属製中間生成物であるとともに崩壊熱の放出量が大きい複雑な形状の高速炉用インゴット50を容易に作製することができる。
また、内装体30を圧粉体とした蒸留容器10によれば、内装体30の破壊が容易であることから、崩壊熱の放出量が大きい複雑な形状の高速炉用インゴット50を作製することが可能であるとともに、蒸留容器10から容易に高速炉用インゴット50を取り出すことができる。
さらに、圧縮用金型40の形状や大きさを変えて作製した蒸留容器10によれば、作製される高速炉用インゴット50の形状や大きさを変えることにより高速炉用インゴット50の発熱量を容易に調整することができる。
蒸留工程(ステップS303)で作製された高速炉用インゴット50は、中間貯蔵工程で中間貯蔵される(中間貯蔵工程、ステップS331)。
第1の実施形態に係る中間生成物貯蔵方法では、貯蔵対象である高速炉用インゴット50が、蒸留工程(ステップS303)より前の処理により、崩壊熱の大きいFP等の不純物の大部分が除去された後のものになっているとともに、金属であるため、熱導電性が高くかつ低容量化されている。
このため、第1の実施形態に係る中間生成物貯蔵方法によれば、低容量化した金属製中間生成物を温度管理や雰囲気管理を全くまたはほとんど行わずに中間貯蔵することができる。
さらに、第1の実施形態に係る中間生成物貯蔵方法で得られた高速炉用インゴット50は、アクアパイロプロセス200を用いて酸化物に転換された後、軽水炉燃料(軽水炉FL)と混合されることにより軽水炉用のMOX燃料を生成することができる。この方法については第3の実施形態で説明する。
第2の実施形態について説明する。
図5は、中間生成物貯蔵方法の第2の実施形態を示す概略図である。
中間生成物貯蔵方法の第2の実施形態は、図5に示されたハイブリッド再処理プロセス1Aの金属製中間生成物を貯蔵する中間生成物貯蔵方法である。
ハイブリッド再処理プロセス1Aは、図1に示されたハイブリッド再処理プロセス1において、乾式プロセス300を乾式プロセス300Aに代えたものである。
このため、以下、第2の実施形態が実施されるハイブリッド再処理プロセス1Aと、ハイブリッド再処理プロセス1とで同じ工程に同じ符号を付して説明を省略または簡略化するとともに、主に乾式プロセス300Aについて説明する。
乾式プロセス300Aは、図1に示されたハイブリッド再処理プロセス1の乾式プロセス300と同様に、アクアパイロプロセス200で得られた少なくともPuおよびMAを含む酸化物を電解還元して得られた金属製還元物、または使用済み高速炉燃料S311を、電解精製して金属製精製物を生成し、蒸留し、最終的に金属製高速炉燃料を生成するためのプロセスである。
上記の蒸留工程(ステップS303)で作製された高速炉用インゴット50は、被覆管との共晶温度を上昇させるためのZr等が添加された後、射出成形(鋳造)されることにより、ピン状の貯蔵用燃料スラグが作製される(射出成形工程、ステップS341)。このハイブリッド再処理プロセス1Aの射出成形工程(ステップS341)は、第1の実施形態が実施されるハイブリッド再処理プロセス1の射出成形工程(ステップS304)と異なり、ピン状の金属製高速炉燃料(高速炉FL)である金属燃料スラグを作製するための中間体である貯蔵用燃料スラグを作製する工程である。
射出成形工程(ステップS341)で作製された貯蔵用燃料スラグは、中間貯蔵工程で中間貯蔵される(中間貯蔵工程、ステップS342)。
第2の実施形態に係る中間生成物貯蔵方法によれば、貯蔵対象である貯蔵用燃料スラグが、蒸留工程(ステップS303)より前の処理により、崩壊熱の大きいFP等の不純物の大部分が除去された後のものになっているとともに、金属であるため、熱導電性が高くかつ低容量化が可能である。このため、貯蔵用燃料スラグの中間貯蔵施設を小型化することができるとともに、除熱のための換気システムも簡略化することができる。
第3の実施形態について説明する。
図6は、中間生成物貯蔵方法の第3の実施形態を示す概略図である。
中間生成物貯蔵方法の第3の実施形態は、図6に示されたハイブリッド再処理プロセス1Bで中間貯蔵された金属製中間生成物を用いてMOX燃料を調製する中間生成物貯蔵方法である。
ハイブリッド再処理プロセス1Bは、図1に示されたハイブリッド再処理プロセス1において、湿式プロセス100に代えて湿式プロセス100Bを、アクアパイロプロセス200に代えてアクアパイロプロセス200Bを、乾式プロセス300に代えて乾式プロセス300Bを、それぞれ用いたものである。
湿式プロセス100Bは、図1に示されたハイブリッド再処理プロセス1の湿式プロセス100と同様に使用済み軽水炉燃料から軽水炉燃料(軽水炉FL)を生成するプロセスである。
具体的には、湿式プロセス100Bは、得られた軽水炉燃料(軽水炉FL)を、矢印53に示すように、アクアパイロプロセス200Bの混合調整工程(ステップS221)の原料として用いる点が湿式プロセス100と異なる。湿式プロセス100Bのその他の工程は、図1に示された湿式プロセス100と同じであるため説明を省略する。
乾式プロセス300Bは、図1に示されたハイブリッド再処理プロセス1の乾式プロセス300と同様にアクアパイロプロセス200Bで得られた少なくともPuおよびMAを含む酸化物を電解還元して得られた金属製還元物、または使用済み高速炉燃料を、電解精製して金属製精製物を生成し、蒸留し、最終的に金属製高速炉燃料を生成するためのプロセスである。
具体的には、乾式プロセス300Bは、中間貯蔵された高速炉用インゴット50(ステップS331)の一部または全部を、矢印51に示すようにアクアパイロプロセス200Bの酸化物転換工程(ステップS202)に供給する点が乾式プロセス300と異なる。乾式プロセス300Bのその他の工程は、図1に示された乾式プロセス300と同じであるため説明を省略する。
アクアパイロプロセス200Bは、湿式プロセス100の途中で生成されるウラン抽出残液と乾式プロセス300Bで中間貯蔵された高速炉用インゴット50とからプルトニウムおよびマイナーアクチニドを含む酸化物を生成するとともに、この酸化物と湿式プロセス100で得られた軽水炉燃料(軽水炉FL)とを混合調整して軽水炉用のMOX燃料を生成するプロセスである。
この酸化物転換工程(ステップS202)では、シュウ酸塩沈殿工程(ステップS201)で得られたPuおよびMAを含むシュウ酸塩の濾過・洗浄物が加熱されて酸化物に転換されるとともに、乾式プロセス300Bで中間貯蔵されていた高速炉用インゴット50も加熱されて酸化物に転換される(酸化物転換工程、ステップS202)。
第3の実施形態に係る中間生成物貯蔵方法によれば、第1の実施形態に係る中間生成物貯蔵方法と同様の効果を奏する上、高速炉用インゴット50からMOX燃料を生成することができるため、エネルギー需要の変化に柔軟に対応することが可能になる。
10 蒸留容器
20 外殻体
30 内装体
31 無機酸化物粉体
32 インゴット基部成形部
33 インゴット柱状部成形部
35 インゴット成型用空間
35a インゴット基部成型用空間
35b インゴット柱状部成型用空間
40 圧縮用金型
41 金型鍔部
42 金型基部
43 金型柱状部
50 高速炉用インゴット
52 インゴット基部
53 インゴット柱状部
100、100B 湿式プロセス
200、200B アクアパイロプロセス
300、300A、300B 乾式プロセス
Claims (10)
- 使用済み軽水炉燃料から高純度の軽水炉燃料を生成する湿式プロセスと、
この湿式プロセスの途中で生成されるウラン抽出残液からプルトニウムおよびマイナーアクチニドを含む酸化物を生成するアクアパイロプロセスと、
前記酸化物を電解還元して得られた金属製還元物、または使用済み高速炉燃料を、電解精製して金属製精製物を生成し、蒸留し、最終的に金属製高速炉燃料を生成するための乾式プロセスと、
を備えたハイブリッド再処理プロセスの金属製中間生成物を貯蔵する中間生成物貯蔵方法において、
前記金属製中間生成物は、前記金属製精製物を蒸留して成型された高速炉用インゴット、またはピン状の前記金属製高速炉燃料である金属燃料スラグと同じ組成かつ同様のピン状に射出成形された貯蔵用燃料スラグであることを特徴とする中間生成物貯蔵方法。 - 前記貯蔵用燃料スラグは、前記金属燃料スラグより直径が大きいことを特徴とする請求項1記載の中間生成物貯蔵方法。
- 前記乾式プロセスで金属製精製物を蒸留処理して高速炉用インゴットを成型する蒸留容器は、
高導電性材料からなる有底筒状の外殻体と、
この外殻体内に収容され、耐熱材料からなり、前記金属製精製物を収容して前記高速炉用インゴットを成型するインゴット成型用空間を有する内装体と、
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の中間生成物貯蔵方法。 - 前記高速炉用インゴットは、基部とこの基部から突設された複数個の柱状部とを有し、
前記内装体のインゴット成型用空間は、前記高速炉用インゴットの基部を形成するインゴット基部成型用空間と、このインゴット基部成型用空間に連続して形成され前記高速炉用インゴットの柱状部を形成するインゴット柱状部成型用空間とからなることを特徴とする請求項3記載の中間生成物貯蔵方法。 - 前記蒸留容器の外殻体は、金属または炭素製であり、
前記内装体は、イットリア、セリア、ジルコニア、アルミナ、マグネシア、およびカルシアより選ばれる1種以上の無機酸化物粉体の圧粉体であることを特徴とする請求項3または4に記載の中間生成物貯蔵方法。 - 前記内装体のインゴット成型用空間は、前記外殻体内に配置された前記無機酸化物粉体を圧縮する圧縮用金型を用いて形成されることを特徴とする請求項4または5に記載の中間生成物貯蔵方法。
- 前記圧縮用金型の形状を、作製される高速炉用インゴットの発熱量に応じて変えることを特徴とする請求項6に記載の中間生成物貯蔵方法。
- 前記圧粉体からなる内装体は、前記高速炉用インゴットを取り出した後に粉砕され、前記圧粉体を作製する原料として再利用されることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の中間生成物貯蔵方法。
- 前記高速炉用インゴットは、前記アクアパイロプロセスを用いて酸化物に転換された後、前記軽水炉燃料と混合されることによりMOX燃料を生成することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の中間生成物貯蔵方法。
- 使用済み軽水炉燃料から高純度の軽水炉燃料を生成する湿式プロセスと、
この湿式プロセスの途中で生成されるウラン抽出残液からプルトニウムおよびマイナーアクチニドを含む酸化物を生成するアクアパイロプロセスと、
前記酸化物または使用済み高速炉燃料を電解還元して得られた金属製還元物を電解精製し、得られた金属製精製物を蒸留し、最終的に金属製高速炉燃料を生成する乾式プロセスと、
を備えたハイブリッド再処理プロセスの金属製中間生成物を製造する中間生成物製造装置において、
前記金属製中間生成物は、前記金属製精製物を蒸留して成型された高速炉用インゴットであり、
前記中間生成物製造装置は、前記高速炉用インゴットを成型する蒸留容器であり、この蒸留容器は、
高導電性材料からなる有底筒状の外殻体と、
この外殻体内に収容され、耐熱材料からなり、前記金属製精製物を収容して前記高速炉用インゴットを成型するインゴット成型用空間を有する内装体と、
を備えることを特徴とする中間生成物製造装置。
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