JP2015094421A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの構成部品の組立性及びパイプとの接続作業性を向上させることができるようにする。
【解決手段】チェッカー2をコネクタ本体1の外面に嵌合させることで、相互の係合関係が単純化されている。また、チェッカー2をパイプ挿入孔11の軸方向後方(他端側)に押し込んで移動させることで、コネクタ本体1の周りにチェッカー2を把持して移動させるためのスペースをほとんど必要としない。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料用配管などの配管接続に用いられ、パイプ接続が完全になされているかどうかを外部から確認するためのチェック機能を有するコネクタに関する。
上記したチェック機能を有するコネクタとして、例えば特許文献1に記載のコネクタがある。特許文献1に記載のコネクタは、コネクタ本体10と、ホルダー30と、チェッカー50と、リテーナ70とを備えている(特許文献1の図1,4,5,8〜14などを参照)。ここで、このコネクタが備えるリテーナ70は、コネクタ本体10に配管Pが正規深さまで挿入される前は、チェッカー50のチェッカー主部51にリテーナ70のロック爪部73が係合することで操作前位置に保持され、コネクタ本体10に配管Pが正規深さまで挿入されると、配管Pのバルジ部Pvによってチェッカー50が軸方向に押されてチェッカー主部51に対するロック爪部73の係合が解除されることで操作後位置に移動可能となる。
特許第4421454号明細書
しかしながら、特許文献1のコネクタにおいては、コネクタ本体10の外周面にホルダー30、チェッカー50、リテーナ70が三重に嵌っており、相互の係合関係が複雑なために、コネクタの構成部品の組立性が悪いという問題がある。
また、配管P(パイプ)との接続作業は、通常、コネクタの周りに多くの部品が配置された状態において、限られたスペースで行うことが多い。しかしながら、特許文献1のコネクタにおいては、コネクタ本体10の側方からリテーナ70を把持して軸方向前方へ移動させる構成であるため、コネクタ本体10の周りにリテーナ70を把持して移動させるためのスペースが必要となり、パイプとの接続作業性が悪い。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、コネクタの構成部品の組立性及びパイプとの接続作業性を向上させることが可能な、パイプ接続が完全になされているかどうかを外部から確認するためのチェック機能を有するコネクタを提供することである。
本発明は、端部外周に環状凸部が設けられたパイプと接続されるコネクタであって、前記パイプが挿入されるパイプ挿入孔が一端に形成されたコネクタ本体と、前記コネクタ本体の一端側において前記コネクタ本体の外面に嵌合されて前記パイプ挿入孔に連通する開口部を有し、一端側の仮止め位置と他端側のロック位置との間で前記パイプ挿入孔の軸方向に移動可能なチェッカーと、を備えている。前記コネクタ本体は、外面に設けられた仮止め溝を有し、前記チェッカーは、他端側に向かって延びて、前記開口部の径方向に弾性変形可能な検知脚と、前記検知脚の他端から前記コネクタ本体に向かって突出し、前記仮止め位置において前記コネクタ本体に前記パイプが正規深さまで挿入される前、前記仮止め溝に嵌まる爪部と、前記検知脚の中程から前記コネクタ本体に向かって突出した突起部と、を有している。前記爪部は、前記仮止め位置において前記コネクタ本体に前記パイプが正規深さまで挿入された際に、前記突起部が前記環状凸部によって前記開口部の径方向外方に移動されることで、前記開口部の径方向外方に移動されて前記仮止め溝から外れ、前記チェッカーは、前記爪部が前記仮止め溝から外れることで、前記仮止め位置から前記ロック位置に向かって移動可能になる。
本発明によれば、コネクタ本体にパイプを正規深さまで挿入すると、チェッカーの移動が可能となる。よって、パイプの挿入深さが正規深さよりも浅ければ、チェッカーを移動させることができないので、パイプが確実に挿入されたかどうかを、チェッカーの移動によりチェックすることができる。また、仮止め位置においてコネクタ本体にパイプが正規深さまで挿入されるまでは、爪部は仮止め溝に嵌っているので、チェッカーは移動できない。そして、仮止め位置においてコネクタ本体にパイプが正規深さまで挿入されると、爪部は開口部の径方向外方に移動されて仮止め溝から外れるので、チェッカーは移動可能となる。これにより、仮止め位置においてコネクタ本体にパイプが正規深さまで挿入されるまで、チェッカーを仮止めしておくことができる。
そして、チェッカーをコネクタ本体の外面に嵌合する構成であるので、相互の係合関係が単純である。よって、コネクタの構成部品の組み立てを簡単に行うことができる。また、チェッカーをパイプ挿入孔の軸方向後方に押し込んで移動させる構成であるので、コネクタ本体の周りにチェッカーを把持して移動させるためのスペースをほとんど必要としない。よって、限られたスペースであってもパイプとの接続作業を好適に行うことができる。これにより、コネクタの構成部品の組立性及びパイプとの接続作業性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図1に示すコネクタ本体の側面図である。 図2に示すコネクタ基部の単品図である。 図2に示すブッシュの単品図である。 図2に示すリテーナの単品図である。 図1に示すチェッカーの単品図である。 図6(b)のA−A断面図、B−B断面図、および、C−C断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(コネクタの構成)
図1に示すように、本発明の一実施形態であるコネクタ100は、コネクタ本体1と、チェッカー2とで構成される。このコネクタ100は、燃料用配管などの配管接続に用いられる配管継手である。
<コネクタ本体>
図1〜図5を参照しつつコネクタ本体1について説明する。コネクタ本体1は、コネクタ100の主要部品であって、図1に示すように、パイプ挿入部4と、パイプ挿入部4から延在するホース接続部5とを備えている。本実施形態のコネクタ本体1において、パイプ挿入部4とホース接続部5とは一軸上に配置されている。なお、パイプ挿入部4の軸方向とホース接続部5の軸方向との関係は、一軸上に限定されるものではなく、例えば、コネクタ本体1はL字状にされていてもよい。即ち、パイプ挿入部4の軸方向と、ホース接続部5の軸方向とが直交するように配置されていてもよい。コネクタ本体1の内部には、図示しない流体通路が貫通して形成されている。コネクタ本体1の材質は、例えば樹脂である。
パイプ挿入部4は、円柱状であって、その前面には、パイプ50が挿入されるパイプ挿入孔11が設けられている。ここで、パイプ挿入孔11の直径は、パイプ50の直径よりもわずかに大きい。ホース接続部5には、図示を省略するホースが外挿される。以下、パイプ挿入孔11が設けられている側を一端側、ホース接続部5が設けられている側を他端側という。パイプ50は、一端側から他端側に向かってパイプ挿入部4に挿入されることとなる。
ここで、パイプ50は、アルミニウム等の金属製、または合成樹脂製であり、図1に示すように、端部外周にはスプール部(環状凸部)51が設けられている。
なお、図示を省略しているが、パイプ挿入部4内には、Oリングなどのシール部材が入れられている。そのため、パイプ挿入部4に挿入されたパイプ50の先端部とパイプ挿入部4の外壁との間には、Oリングなどのシール部材が位置することになる。このシール部材により燃料などの液体が漏れないようにされている。
側面図である図2に示すように、コネクタ本体1は、コネクタ基部12と、ブッシュ13と、リテーナ14とからなる。以下、コネクタ基部12、ブッシュ13、および、リテーナ14を順番に説明する。なお、コネクタ基部12とリテーナ14とは一体であってもよい。
<コネクタ基部>
コネクタ基部12は、側面図および正面図である図3に示すように、一端に設けられてブッシュ13が接続される接続口15を有している。接続口15の径方向外方には、ブッシュ13の後述する凸部24が嵌合する凹部16が周方向に180°間隔で2つ設けられている。接続口15の中心は、パイプ挿入孔11の中心に一致している。
また、コネクタ基部12は、接続口15よりも他端側に設けられてパイプ挿入孔11に連通し、パイプ挿入孔11から挿入されたパイプ50の先端部を収容する収容穴17を有している。収容穴17の直径は、パイプ50の直径よりもわずかに大きく、スプール部51の直径よりも小さい。また、収容穴17の中心は、パイプ挿入孔11の中心に一致している。
また、コネクタ基部12は、パイプ挿入部4の外面に設けられた仮止め溝18と、仮止め溝18よりも他端側においてパイプ挿入部4の外面に設けられたロック溝19と、を有している。仮止め溝18およびロック溝19は、接続口15の周方向に180°間隔で2つずつ設けられている。チェッカー2が仮止め位置に位置してパイプ挿入部4にパイプ50が正規深さまで挿入されるまでは、チェッカー2の後述する爪部44が仮止め溝18に嵌り、チェッカー2がロック位置に位置した際には、爪部44がロック溝19に嵌ることとなる。仮止め溝18に爪部44が嵌ることで、チェッカー2が仮止めされる。また、ロック溝19に爪部44が嵌ることで、チェッカー2の移動がロックされる。
また、コネクタ基部12は、パイプ挿入部4の外面に設けられた第2仮止め溝20と、第2仮止め溝20よりも他端側においてパイプ挿入部4の外面に設けられた第2ロック溝21と、第2仮止め溝20から第2ロック溝21に向かって接続口15(パイプ挿入孔11)の径方向外方に傾斜する傾斜面22と、を有している。第2仮止め溝20および第2ロック溝21は、接続口15の周方向に180°間隔で2つずつ設けられている。ここで、第2仮止め溝20と仮止め溝18とは、接続口15(パイプ挿入孔11)の周方向に位置が異なっている。そのため、第2ロック溝21とロック溝19とは、接続口15(パイプ挿入孔11)の周方向に位置が異なっている。チェッカー2が仮止め位置に位置する際には、チェッカー2の後述する係止爪48が第2仮止め溝20に嵌り、チェッカー2がロック位置に位置した際には、係止爪48が第2ロック溝21に嵌ることとなる。第2仮止め溝20に係止爪48が嵌ることで、チェッカー2が一端側に抜けることがない。また、第2ロック溝21に係止爪48が嵌ることで、チェッカー2の移動がロックされる。
ここで、第2仮止め溝20に嵌る係止爪48は、傾斜面22を摺動して他端側に移動可能である。仮止め位置に位置するチェッカー2がロック位置に向かって移動される際には、係止爪48は第2仮止め溝20から傾斜面22を摺動して第2ロック溝21まで移動することとなる。
また、コネクタ基部12は、パイプ挿入部4の外面に設けられた接続溝23を有している。接続溝23は、接続口15の周方向に180°間隔で2つ設けられている。ここで、接続溝23と仮止め溝18および第2仮止め溝20とは、接続口15(パイプ挿入孔11)の周方向に位置が異なっている。この接続溝23には、リテーナ14の後述する接続爪33が嵌合される。
<ブッシュ>
ブッシュ13は、側面図および正面図である図4に示すように、円筒状であって、一端にはパイプ挿入孔11が開口している。ブッシュ13の側面には、コネクタ基部12の凹部16に嵌合する凸部24が周方向に180°間隔で2つ設けられている。コネクタ本体1の組立時に、コネクタ基部12の接続口15から図示しないOリングがコネクタ基部12内に挿入された後に、コネクタ基部12の凹部16に凸部24を嵌合させながらコネクタ基部12にブッシュ13が接続される。凹部16に凸部24を嵌合させることで、コネクタ基部12に対してブッシュ13が位置決めされる。
また、ブッシュ13は、一端から他端側に向かって切り欠かれた切欠き部25を周方向に180°間隔で2つ有している。チェッカー2がロック位置に位置した際には、切欠き部25の内側にチェッカー2の後述する突起部45が位置することとなる。
また、ブッシュ13は、パイプ挿入孔11の周りに設けられた当接壁26を有している。パイプ挿入部4にパイプが正規深さまで挿入された際に、この当接壁26には、スプール部51の他端側の面51a(図1参照)が当接することとなる。
<リテーナ>
リテーナ14は、上面図、側面図および正面図である図5に示すように、貫通口27が中央に開口するリング状のリテーナ本体28を有している。貫通口27の中心は、パイプ挿入孔11の中心に一致しており、この貫通口27をブッシュ13が貫通する。貫通口27の径方向外方には、ブッシュ13の凸部24が嵌る凹部29が周方向に180°間隔で2つ設けられている。凹部29に凸部24を嵌合させることで、ブッシュ13に対して、ひいてはコネクタ基部12に対して、リテーナ14が位置決めされる。
また、リテーナ14は、貫通口27の径方向外方においてリテーナ本体28の一端側の面に設けられた抜止脚30を有している。この抜止脚30は、貫通口27の周方向に180°間隔で2つ設けられている。抜止脚30は、リテーナ本体28と一体に形成されており、一端側に向かって延びて、貫通口27(パイプ挿入孔11)の径方向に弾性変形可能にされている。
また、リテーナ14は、抜止脚30の一端から貫通口27(パイプ挿入孔11)の中心に向かって突出した抜止爪31を有している。この抜止爪31は、パイプ挿入部4にパイプ50が正規深さまで挿入された際に、スプール部51の一端側の面51b(図1参照)に対向することとなる。
また、リテーナ14は、貫通口27の径方向外方においてリテーナ本体28の他端側の面に設けられた接続脚32を有している。この接続脚32は、貫通口27の周方向に180°間隔で2つ設けられている。接続脚32は、リテーナ本体28と一体に形成されており、他端側に向かって延びている。
また、リテーナ14は、接続脚32の他端から貫通口27の中心に向かって突出した接続爪33を有している。この接続爪33は、コネクタ基部12の接続溝23に嵌合される。
<チェッカー>
次に、図1,図6を参照しつつチェッカー2について説明する。チェッカー2は、コネクタ本体1へのパイプ50の接続が完全になされているかどうかを外部から確認するための役割を有する部品であって、図1に示すように、コネクタ本体1の一端側においてパイプ挿入部4の外面に嵌合されてパイプ挿入孔11に連通する開口部41を有している。そして、チェッカー2は、一端側の仮止め位置と他端側のロック位置との間でパイプ挿入孔11の軸方向に移動可能にされている。チェッカー2の材質は、例えば樹脂または金属である。
チェッカー2は、側面図および正面図である図6に示すように、パイプ挿入孔11に連通する開口部41が中央に設けられたリング状の壁部42を有している。ここで、開口部41の直径は、スプール部51の直径よりもわずかに大きい。
また、チェッカー2は、図6(b)のB−B断面図である図7(b)にも示すように、壁部42の他端側の面から他端側に向かって延びる検知脚43を有している。この検知脚43は、壁部42と一体に形成されており、開口部41の周方向に180°間隔で2つ設けられている。そして、開口部41の周方向に沿った幅が壁部42の外周の1/18程度に狭くされて剛性が低くされることで、開口部41の径方向に弾性変形可能にされている。
また、チェッカー2は、検知脚43の他端からパイプ挿入部4に向かって突出した爪部44を有している。この爪部44は、仮止め位置においてパイプ挿入部4にパイプ50が正規深さまで挿入されるまでは仮止め溝18に嵌る一方、ロック位置ではロック溝19に嵌ることとなる。
また、チェッカー2は、検知脚43の中程からパイプ挿入部4に向かって突出した突起部45を有している。この突起部45は、仮止め位置においてパイプ挿入部4にパイプ50が正規深さまで挿入された際に、スプール部51によって開口部41の径方向外方に移動されることで、爪部44を開口部41の径方向外方に移動させることとなる。爪部44が開口部41の径方向外方に移動されて仮止め溝18から外れることで、チェッカー2は仮止め位置からロック位置に向かって移動可能になる。
また、チェッカー2は、図6(b)のA−A断面図である図7(a)にも示すように、一端側に設けられて、壁部42の他端側の面から他端側に突出したロック片46を有している。このロック片46は、壁部42と一体に形成されており、検知脚43とは開口部41の周方向に異なる位置において、開口部41の周方向に180°間隔で2つ設けられている。ロック片46は、チェッカー2がロック位置に位置した際に、開口部41(パイプ挿入孔11)の径方向において抜止爪31の外側に位置することとなる。これにより、抜止爪31はパイプ挿入孔11の径方向外方に移動できなくなる。
また、チェッカー2は、図6(b)のC−C断面図である図7(c)にも示すように、壁部42の他端側の面から他端側に向かって延びる係止脚47を有している。この係止脚47は、壁部42と一体に形成されており、検知脚43およびロック片46とは開口部41の周方向に異なる位置において、開口部41の周方向に180°間隔で2つ設けられている。そして、開口部41の周方向に沿った幅が壁部42の外周の1/9程度にされることで、検知脚43の幅よりも広くされており、開口部41の径方向にわずかに弾性変形可能にされている。
また、チェッカー2は、係止脚47の他端からパイプ挿入部4に向かって突出した係止爪48を有している。この係止爪48は、仮止め位置では第2仮止め溝20に嵌る一方、ロック位置では第2ロック溝21に嵌ることとなる。そして、係止爪48は、チェッカー2が仮止め位置からロック位置に向かって移動されるのに伴って、第2仮止め溝20から傾斜面22を摺動して第2ロック溝21まで移動されることとなる。
(コネクタにパイプを接続するときのコネクタの各構成部品の動き)
次に、図1のA−A断面図である図8、図1のB−B断面図である図9、および、図1のC−C断面図である図10を用いて、コネクタ100にパイプ50を接続するときのコネクタ100の各構成部品の動きについて説明する。なお、図1のA−A断面は、図6(b)のA−A断面に対応しており、図1のB−B断面は、図6(b)のB−B断面に対応しており、図1のC−C断面は、図6(b)のC−C断面に対応している。
<パイプ挿入前>
パイプ挿入部4にパイプ50が挿入される前においては、図9(a)に示すように、チェッカー2は仮止め位置に位置しており、チェッカー2の爪部44は、仮止め溝18に嵌っている。また、図10(a)に示すように、チェッカー2の係止爪48は、第2仮止め溝20に嵌っている。爪部44が仮止め溝18に嵌っている間は、チェッカー2は移動できないので、仮止め位置においてパイプ挿入部4にパイプ50が正規深さまで挿入されるまで、チェッカー2を仮止めしておくことができる。
<パイプ挿入>
チェッカー2が仮止め位置に位置した状態で、パイプ50をパイプ挿入孔11からパイプ挿入部4内に挿入する。パイプ50の挿入深さが正規深さに達すると、図8(b)に示すように、スプール部51の他端側の面51aが当接壁26に当接することで、パイプ50の挿入が停止される。また、抜止爪31がスプール部51の一端側の面51bに対向する。
また、図9(b)に示すように、突起部45にスプール部51が当接して、突起部45を開口部41の径方向外方に移動させることで、検知脚43が弾性変形し、爪部44が開口部41の径方向外方に移動して仮止め溝18から外れる。これにより、チェッカー2のロック位置への移動が可能となる。
このように、仮止め位置においてパイプ挿入部4にパイプ50を正規深さまで挿入すると、チェッカー2の移動が可能となる。よって、パイプ50の挿入深さが正規深さよりも浅ければ、チェッカー2を移動させることができないので、パイプ50が確実に正規深さまで挿入されたかどうかを、チェッカー2の移動によりチェックすることができる。
この状態から、図9(c)に示すように、チェッカー2をロック位置まで移動させる。チェッカー2をロック位置まで移動させると、図8(c)に示すように、パイプ挿入孔11の径方向においてロック片46が抜止爪31の外側に位置することで、抜止爪31がパイプ挿入孔11の径方向外方に移動できなくなる。これにより、スプール部51の一端側の面51bと抜止爪31との対向状態が維持されるので、パイプ挿入部4からパイプ50が抜けないようにすることができる。
また、チェッカー2をロック位置まで移動させると、図9(c)に示すように、爪部44がロック溝19に嵌る。また、図10(c)に示すように、係止爪48が第2ロック溝21に嵌る。これにより、チェッカー2の移動がロックされるので、パイプ50をパイプ挿入部4内に抜け止め状態で保持することができる。
ここで、上述したように、検知脚43の幅は狭いため、検知脚43の先端の爪部44のみでチェッカー2のロックを行う構成では、パイプ挿入部4に対してチェッカー2が不安定になる。そこで、検知脚43とは別に係止脚47を設けて、係止脚47の先端から突出した係止爪48でも、チェッカー2のロックを行う構成としている。これにより、パイプ挿入部4に対してチェッカー2を安定させることができる。
また、係止爪48は第2仮止め溝20から傾斜面22を摺動して第2ロック溝21まで移動する。このとき、係止脚47は開口部41の径方向にわずかに弾性変形すればよいので、係止脚47の剛性を下げる必要はなく、係止脚47の幅を検知脚43の幅よりも広くすることができる。これにより、パイプ挿入部4に対してチェッカー2をより安定させることができる。
ここで、本実施形態のコネクタ100は、チェッカー2をパイプ挿入部4の外面に嵌合する構成であるので、相互の係合関係が単純である。よって、コネクタ100の各構成部品の組み立てを簡単に行うことができる。また、チェッカー2をパイプ挿入孔11の軸方向後方に押し込んで移動させる構成であるので、パイプ挿入部4の周りにチェッカー2を把持して移動させるためのスペースをほとんど必要としない。よって、限られたスペースであってもパイプ50との接続作業を好適に行うことができる。これにより、コネクタ100の各構成部品の組立性及びパイプ50との接続作業性を向上させることができる。
なお、メンテナンス等により、パイプ50をパイプ挿入部4から取り外す際には、工具などをロック溝19に挿入して爪部44をロック溝19から外すとともに、工具などを第2ロック溝21に挿入して係止爪48を第2ロック溝21から外す。そして、仮止め位置までチェッカー2を移動させると、爪部44が仮止め溝18に嵌るとともに、係止爪48が第2仮止め溝20に嵌る。これにより、チェッカー2が仮止めされる。そして、チェッカー2が仮止めされた状態(仮止め位置)では、図8(b)に示すように、ロック片46が抜止脚30から離隔しており、抜止爪31がパイプ挿入孔11の径方向外方に移動できるようになるので、パイプ50をパイプ挿入部4から引き抜くことが可能となる。
(作用・効果)
本発明の一実施形態に係るコネクタ100の構成およびその各構成部品の動きを説明したことからわかるように、本発明によると、仮止め位置においてパイプ挿入部4にパイプ50を正規深さまで挿入すると、チェッカー2の移動が可能となる。よって、パイプ50の挿入深さが正規深さよりも浅ければ、チェッカー2を移動させることができないので、パイプ50が確実に正規深さまで挿入されたかどうかを、チェッカー2の移動によりチェックすることができる。
また、仮止め位置においてパイプ挿入部4にパイプ50が正規深さまで挿入されるまでは、爪部44は仮止め溝18に嵌っているので、チェッカー2は移動できない。そして、仮止め位置においてパイプ挿入部4にパイプ50が正規深さまで挿入されると、爪部44は開口部41の径方向外方に移動されて仮止め溝18から外れるので、チェッカー2は移動可能となる。これにより、仮止め位置においてパイプ挿入部4にパイプ50が正規深さまで挿入されるまで、チェッカー2を仮止めしておくことができる。
そして、チェッカー2をパイプ挿入部4の外面に嵌合する構成であるので、相互の係合関係が単純である。よって、コネクタ100の各構成部品の組み立てを簡単に行うことができる。また、チェッカー2をパイプ挿入孔11の軸方向後方に押し込んで移動させる構成であるので、パイプ挿入部4の周りにチェッカー2を把持して移動させるためのスペースをほとんど必要としない。よって、限られたスペースであってもパイプ50との接続作業を好適に行うことができる。これにより、コネクタ100の各構成部品の組立性及びパイプ50との接続作業性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、チェッカー2が仮止め位置からロック位置まで移動されると、パイプ挿入孔11の径方向においてロック片46が抜止爪31の外側に位置することで、抜止爪31がパイプ挿入孔11の径方向外方に移動できなくなるようにされている。
この構成によると、チェッカー2をロック位置まで移動させると、スプール部51の一端側の面51bに対向する抜止爪31がパイプ挿入孔11の径方向外方に移動できなくなり、スプール部51の一端側の面51bと抜止爪31との対向状態が維持されるので、パイプ挿入部4からパイプ50が抜けないようにすることができる。
また、本実施形態において、パイプ挿入部4は、仮止め溝18の他端側においてパイプ挿入部4の外面に設けられたロック溝19を有し、爪部44は、ロック位置においてロック溝19に嵌るようにされている。
この構成によると、チェッカー2をロック位置まで移動させると、爪部44がロック溝19に嵌るので、チェッカー2の移動をロックすることができる。
また、本実施形態においては、ロック溝19とはパイプ挿入孔11の周方向に異なる位置において、パイプ挿入部4の外面に設けられた第2ロック溝21と、検知脚43とは開口部41の周方向に異なる位置においてチェッカー2に設けられて、他端側に向かって延びる係止脚47と、係止脚47の他端からパイプ挿入部4に向かって突出し、ロック位置において第2ロック溝21に嵌る係止爪48と、をさらに有するようにされている。
この構成によると、チェッカー2をロック位置まで移動させると、爪部44がロック溝19に嵌るとともに、係止爪48が第2ロック溝21に嵌ることで、チェッカー2の移動がロックされる。ここで、先端に爪部44が突出した検知脚43を開口部41の径方向に弾性変形しやすくするためには、検知脚43の幅を狭くして剛性を下げる必要がある。しかし、検知脚43の幅を狭くすると、検知脚43の先端の爪部44の幅も狭くなるため、爪部44のみでチェッカー2のロックを行う構成では、パイプ挿入部4に対してチェッカー2が不安定になる。そこで、検知脚43とは別に係止脚47を設けて、係止脚47の先端から突出した係止爪48でも、チェッカー2のロックを行う構成としている。これにより、パイプ挿入部4に対してチェッカー2を安定させることができる。
さらに、本実施形態において、係止爪48は、仮止め位置において第2仮止め溝20に嵌り、チェッカー2が仮止め位置からロック位置に向かって移動されるのに伴って、第2仮止め溝20から傾斜面22を摺動して第2ロック溝21まで移動されて、ロック位置において第2ロック溝21に嵌るようにされている。
この構成によると、係止爪48は第2仮止め溝20から傾斜面22を摺動して第2ロック溝21まで移動する。このとき、係止脚47は開口部41の径方向にわずかに弾性変形すればよいので、係止脚47の剛性を下げる必要はなく、係止脚47の幅を検知脚43の幅よりも広くすることができる。これにより、パイプ挿入部4に対してチェッカー2をより安定させることができる。
(本実施形態の変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 コネクタ本体
2 チェッカー
4 パイプ挿入部
5 ホース接続部
11 パイプ挿入孔
12 コネクタ基部
13 ブッシュ
14 リテーナ
15 接続口
16 凹部
17 収容穴
18 仮止め溝
19 ロック溝
20 第2仮止め溝
21 第2ロック溝
22 傾斜面
23 接続溝
24 凸部
25 切欠き部
26 当接壁
27 貫通口
28 リテーナ本体
29 凹部
30 抜止脚
31 抜止爪
32 接続脚
33 接続爪
41 開口部
42 壁部
43 検知脚
44 爪部
45 突起部
46 ロック片
47 係止脚
48 係止爪
50 パイプ
51 スプール部(環状凸部)
100 コネクタ

Claims (5)

  1. 端部外周に環状凸部が設けられたパイプと接続されるコネクタであって、
    前記パイプが挿入されるパイプ挿入孔が一端に形成されたコネクタ本体と、
    前記コネクタ本体の一端側において前記コネクタ本体の外面に嵌合されて前記パイプ挿入孔に連通する開口部を有し、一端側の仮止め位置と他端側のロック位置との間で前記パイプ挿入孔の軸方向に移動可能なチェッカーと、
    を備え、
    前記コネクタ本体は、外面に設けられた仮止め溝を有し、
    前記チェッカーは、
    他端側に向かって延びて、前記開口部の径方向に弾性変形可能な検知脚と、
    前記検知脚の他端から前記コネクタ本体に向かって突出し、前記仮止め位置において前記コネクタ本体に前記パイプが正規深さまで挿入される前、前記仮止め溝に嵌まる爪部と、
    前記検知脚の中程から前記コネクタ本体に向かって突出した突起部と、
    を有し、
    前記爪部は、前記仮止め位置において前記コネクタ本体に前記パイプが正規深さまで挿入された際に、前記突起部が前記環状凸部によって前記開口部の径方向外方に移動されることで、前記開口部の径方向外方に移動されて前記仮止め溝から外れ、
    前記チェッカーは、前記爪部が前記仮止め溝から外れることで、前記仮止め位置から前記ロック位置に向かって移動可能になることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタ本体は、前記コネクタ本体に前記パイプが正規深さまで挿入された際に、 前記環状凸部の一端側の面に対向する抜止爪を有し、
    前記チェッカーは、一端側に設けられて他端側に突出したロック片を有し、
    前記チェッカーが前記仮止め位置から前記ロック位置まで移動されると、前記パイプ挿入孔の径方向において前記ロック片が前記抜止爪の外側に位置することで、前記抜止爪が前記パイプ挿入孔の径方向外方に移動できなくなることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記コネクタ本体は、前記仮止め溝の他端側において前記コネクタ本体の外面に設けられたロック溝を有し、
    前記爪部は、前記ロック位置において前記ロック溝に嵌ることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記ロック溝とは前記パイプ挿入孔の周方向に異なる位置において、前記コネクタ本体の外面に設けられた第2ロック溝と、
    前記検知脚とは前記開口部の周方向に異なる位置において前記チェッカーに設けられて、他端側に向かって延びる係止脚と、
    前記係止脚の他端から前記コネクタ本体に向かって突出し、前記ロック位置において前記第2ロック溝に嵌る係止爪と、
    をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記コネクタ本体は、
    前記第2ロック溝の一端側において前記コネクタ本体の外面に設けられた第2仮止め溝と、
    前記第2仮止め溝から前記第2ロック溝に向かって前記パイプ挿入孔の径方向外方に傾斜する傾斜面と、
    を有し、
    前記係止爪は、前記仮止め位置において前記第2仮止め溝に嵌り、前記チェッカーが前記仮止め位置から前記ロック位置に向かって移動されるのに伴って、前記第2仮止め溝から前記傾斜面を摺動して前記第2ロック溝まで移動されて、前記ロック位置において前記第2ロック溝に嵌ることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。

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