JP2015093655A - モデル予測制御装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】モデル予測制御装置、方法及びプログラムにおいて、モデル予測制御問題の計算量を抑えることを目的とする。【解決手段】エンジンで発電した電気でモータを駆動し、前記エンジンで発電した電気のうち、前記モータの駆動に利用されない電気は蓄電池を充電することで蓄積されるシステムのモデル予測制御装置は、目標パワーPd、前記モータの回転数Pm及び前記蓄電池の状態SoCに基づいて、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成する充放電計画作成手段と、前記充放電計画P(k)及び前記目標パワーPdに基づいて、エンジン発電計画Pe(k)を作成して前記エンジンに供給するエンジン発電計画作成手段を備えるように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、モデル予測制御装置、方法及びプログラムに関する。
ハイブリッド電気自動車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)では、例えばガソリンエンジンで発電し、エンジンで発電した電気でモータを駆動する。発電した電気のうち、モータの駆動に利用されない余った電気は蓄電池を充電することで蓄積される。例えばエンジン出力が足りない時には、蓄電池でモータを駆動することで、HEVの燃費の向上を図る。
蓄電池には、例えばリチウムイオン電池が使用される。しかし、リチウムイオン電池は、電池の状態(SoC:State of Charge)を示す充電率が高くなりすぎた過充電状態になると電池が劣化すると共に、充電率が低くなりすぎた過放電状態になると電池が劣化することが知られている。そこで、リチウムイオン電池の劣化を防止して寿命を延ばすには、過充電状態または過放電状態にならないようにリチウムイオン電池を使用することが望ましい。
従来の蓄電池監視型制御の一例を説明する。この例では、目標電力(以下、「目標パワー」と言う)Pを例えばHEVのモータの回転数Pから決定し、充放電計画作成器は、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成する。下記のモデル予測制御問題において、Qは燃費関数を示し、P(k−1)は時刻k−1におけるモータの回転数を示す。
minΣQ(P,P(k−1),P(k))
劣化防止補正器は、蓄電池からのSoCに基づき、計画した充放電計画P(k)に基づくと過充電または過放電になる場合には、過充電とならないように充電を止めたり、過放電とならないように放電を止めたりする補正を行う。エンジン発電計画器は、補正後の充放電計画P(k)に基づき、エンジン発電計画P(k)を作成し、エンジンに供給する。補正後の充放電計画P(k)は、蓄電池にも供給される。ここで、P(k)は、時刻kにおけるモータの回転数を示す。
(k)=P−P(k)
この蓄電池監視型制御の例では、SoCが0〜100%であるという入力の制約や、状態の制約、即ち、OCV(Open Circuit Voltage)の安全制約などが考慮されていない。また、SoCが過放電状態であると放電を止め、SoCが過充電状態であると充電を止めるため、過度に放電を止めたり過度に充電を止めたりしてしまう可能性がある。過度に放電を止めたり過度に充電を止めたりしてしまうと、結果としてエンジン出力が足りずに過放電または過充電になってしまったり、過放電または過充電を避けるためにHEVの燃費が低下してしまう場合がある。
一方、制御モデルの状態量に、SoCに加え、過充電状態になった回数、過放電状態になった回数、及び過放電状態と過充電状態を行き来した回数を設けることで、過充電及び過放電という制約を考慮して一定期間のHEVの燃費を向上させるシステムが提案されている(例えば、非特許文献1)。この提案システムにおいて、過充放電の行き来回数をN、蓄電池に流入した電流と蓄電池から流出した電流を積算するクーロンカウンタのカウント値をi、状態をx(k)=[P,SoC,i,N]、入力をu(k)=[P(k),Pe(k)]、回数計測のための補助パラメータをδ、x(k+1)=Ax(k)+Bu(k)+Bδ(k)、A,B,Bを変数とすると、燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))はx,uの2次式で定義できる。従って、モデル予測制御問題は、次のように表すことができ、上記従来の蓄電池監視型制御の一例と同様であるが、制約条件はumin≦u(k)≦umax,xmin≦x(k)≦xmaxである。
minΣQ(P,P(k−1),P(k))
従って、上記提案システムでは、離散状態を扱うため、組み合わせ最適化問題を解くことになり、モデル予測制御問題の計算量が増加してしまう。モデル予測制御問題の計算量が増加すると、計算を実行するために高性能で高価なECU(Engine Control Unit)などの計算機が必要となり、システム全体のコストも増大する。
向井正和, 川邊武俊、「電機自動車バッテリーシステムのモデル予測制御に関する一考察」、第11回制御部門大会、2011年3月16日〜18日
上記非特許文献1のように、過充電及び過放電という制約を考慮して一定期間のHEVの燃費を向上させるシステムでは、モデル予測制御問題の計算量が増加してしまう。
そこで、1つの側面では、本発明は、モデル予測制御問題の計算量を抑えることが可能なモデル予測制御装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
1つの実施形態では、エンジンで発電した電気でモータを駆動し、前記エンジンで発電した電気のうち、前記モータの駆動に利用されない電気は蓄電池を充電することで蓄積されるシステムのモデル予測制御装置であって、目標パワーP、前記モータの回転数P及び前記蓄電池の状態SoCに基づいて、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成する充放電計画作成手段と、前記充放電計画P(k)及び前記目標パワーPに基づいて、エンジン発電計画P(k)を作成して前記エンジンに供給するエンジン発電計画作成手段を備えたモデル予測制御装置が提供される。
モデル予測制御問題の計算量を抑えることができる。
一実施例におけるHEVの制御システムの一例を示すブロック図である。 充放電計画作成器の一例を示すブロック図である。 エンジン発電計画器の一例を示すブロック図である。 ペナルティ関数の一例を説明する図である。 ペナルティ関数の他の例を説明する図である。 一実施例におけるモデル予測制御装置の一例を示すブロック図である。 モデル予測制御装置の処理の一例を説明するフローチャートである。
実施例におけるモデル予測制御装置、方法及びプログラムでは、目標パワーP、モータの回転数P及び蓄電池の状態SoCに基づいて、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成する。また、充放電計画P(k)及び目標パワーPに基づいて、エンジン発電計画P(k)を作成してエンジンに供給する。エンジンで発電した電気でモータを駆動し、エンジンで発電した電気のうち、モータの駆動に利用されない電気は蓄電池を充電することで蓄積される。
以下に、発明の実施例としてモデル予測制御装置、方法及びプログラムの各実施例を図面と共に説明する。
図1は、一実施例におけるHEVの制御システムの一例を示すブロック図である。図1において、HEVの制御システム1は、充放電計画作成器11、エンジン発電計画器12、蓄電池13、エンジン14及びモータ15を有する。蓄電池13は、例えばリチウムイオン電池である。エンジン14は、ガソリンエンジンに限定されず、ディーゼルエンジン、液化ガスエンジンなどであっても良い。
制御システム1は、目標パワーPを例えばHEVのモータ15の回転数Pから決定し、充放電計画作成器11は、目標パワーP、蓄電池13からのSoC及びモータ15からの回転数Pに基づいて、過充電のレベル及び過放電のレベルを考慮した過充電の制限及び過放電の制限、即ち、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成する。目標パワーPは、例えば後述するECUが決定しても良い。充放電計画P(k)は、エンジン発電計画器12及び蓄電池13に供給される。目標パワーPは、エンジン発電計画器12にも供給される。エンジン発電計画器12は、充放電計画P(k)及び目標パワーPに基づいて、エンジン発電計画P(k)を作成してエンジン14に供給する。エンジン14で発電し、エンジン14で発電した電気でモータ15を駆動する。エンジン14で発電した電気のうち、モータ15の駆動に利用されない余った電気は蓄電池13を充電することで蓄積される。例えばエンジン14の出力が足りない時には、蓄電池13でモータ15を駆動することで、HEVの燃費の向上を図る。
充放電計画作成器11は、充放電計画P(k)を作成する充放電計画作成処理を実行する充放電計画作成手段の一例である。エンジン発電計画器12は、エンジン発電計画P(k)を作成するエンジン発電計画作成処理を実行するエンジン発電計画作成手段の一例である。充放電計画作成器11及びエンジン発電計画器12は、モデル予測制御装置の一例を形成する。充放電計画作成器11及びエンジン発電計画器12の機能は、後述するように、HEVのエンジン14を制御するECU(図示せず)により実現するようにしても良い。
図2は、充放電計画作成器の一例を示すブロック図である。図2において、充放電計画作成器11は、燃費関数生成部21、制約条件生成部22、ペナルティ関数生成部23、最適化問題生成部24及び最適化問題求解部(または、最適化問題ソルバ)25を有する。
充放電計画作成器11内で蓄電池13に流入した電流と蓄電池13から流出した電流を積算するクーロンカウンタのカウント値をi、状態をx(k)=[P,SoC,i]、入力をu(k)=[P(k),Pe(k)]、x(k+1)=Ax(k)+Bu(k)、A,Bを変数とすると、燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))はx,uの2次式で定義できる。燃費関数生成部21は、目標パワーP及びモータ15の回転数Pに基づいて、燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))を生成する。制約条件生成部22は、目標パワーP及びモータ15の回転数Pに基づいて、umin≦u(k)≦umaxを満たす制約条件umin,umaxを生成する。ペナルティ関数生成部23は、蓄電池13からのSoCに基づいて、ペナルティ関数p(x(k))を生成する。ペナルティ関数p(x(k))は、SoCが過放電の下限値未満の場合にどの程度まで許容するか、及び、SoCが過充電の上限値を超える場合にどの程度まで許容するかを表す関数であれば、特に限定されない。
最適化問題生成部24は、燃費関数生成部21からの燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))、制約条件生成部22からの制約条件umin,umax及びペナルティ関数生成部23からのペナルティ関数p(x(k))に基づいて、最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を生成する。最適化問題求解部25は、上記の最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を求解し、充放電計画P(k)を出力する。
燃費関数生成部21は、燃費関数Qを生成する燃費関数生成処理を実行する燃費関数生成手段の一例である。制約条件生成部22は、制約条件umin,umaxを生成する制約条件生成処理を実行する制約条件生成手段の一例である。ペナルティ関数生成部23は、ペナルティ関数p(x(k))を生成するペナルティ関数生成処理を実行するペナルティ関数生成手段の一例である。最適化問題生成部24は、最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を生成する最適化問題生成処理を実行する最適化問題生成手段の一例である。最適化問題求解部25は、一定期間について最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を求解する最適化問題求解処理を実行し、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を求める最適化問題求解手段の一例である。
図3は、エンジン発電計画器の一例を示すブロック図である。図3において、エンジン発電計画器12は、エンジン発電計画作成部31を有する。エンジン発電計画作成部31は、目標パワーP及び充放電計画作成器11からの充放電計画P(k)に基づいて、エンジン発電計画P(k)を作成する。この例では、エンジン発電計画作成部31は、P−P(k)=P(k)を計算する。
図4は、ペナルティ関数の一例を説明する図である。図4において、縦軸はペナルティ関数p(x(k))を示し、横軸(即ち、x軸)はSoC(%)を示す。図4に示すペナルティ関数p(x(k))は、次式で表すことができる。ここで、rは任意の関数を示す。
Figure 2015093655
図4中、一点鎖線は、SoCが0,20%,80%,100%の場合を示し、例えば上記の非特許文献1においてはSoCが0〜20%の範囲及び80%〜100%の範囲では過放電及び過充電が止められてしまう。これに対し、図4に示すペナルティ関数p(x(k))を用いた最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を求解して充放電計画P(k)を求めた場合、実線で示すように、SoCが0〜20%の範囲の場合はSoCが小さくなるにつれてペナルティ関数p(x(k))が大きくなり、80%〜100%の範囲の場合はSoCが大きくなるにつれてペナルティ関数p(x(k))が大きくなるので、例えば数回程度であれば許容できる下限(20%)未満の過放電及び上限(80%)を超える過充電を許容することができる。
図5は、ペナルティ関数の他の例を説明する図である。図5において、縦軸はペナルティ関数p(x(k))を示し、横軸(即ち、x軸)はSoC(%)を示す。図5に示すペナルティ関数p(x(k))は、指数関数を含む次式で表すことができる。ここで、r,rは夫々任意の関数を示す。
Figure 2015093655
図5中、一点鎖線は、SoCが0,20%,80%,100%の場合を示し、例えば上記の非特許文献1においてはSoCが0〜20%の範囲及び80%〜100%の範囲では過放電及び過充電が止められてしまう。これに対し、図5に示すペナルティ関数p(x(k))を用いた最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を求解して充放電計画P(k)を求めた場合、実線で示すように、SoCが0〜20%の範囲の場合はSoCが小さくなるにつれてペナルティ関数p(x(k))が大きくなり、80%〜100%の範囲の場合はSoCが大きくなるにつれてペナルティ関数p(x(k))が大きくなるので、例えば数回程度であれば許容できる下限(20%)未満の過放電及び上限(80%)を超える過充電を許容することができる。
なお、蓄電池13に対する過充電の上限及び過放電の下限は、上記のSoC値に限定されるものではなく、蓄電池13に応じて適切に設定可能である。また、ペナルティ関数p(x(k))も、蓄電池13に応じて適切に設定可能であり、特定の関数に限定されるものではない。
上記実施例によれば、入力u(k)に対してumin≦u(k)≦umaxを満たす制約条件umin,umaxを用い、xmin≦x(k)≦xmaxのようなx(k)に対する制約条件を用いないので、例えば上記非特許文献1の提案システムと比較すると、モデル予測制御問題の計算量を抑えることができる。このため、モデル予測制御問題の計算を実行するために高性能で高価なECUなどの計算機を使用しなくても良く、システム全体のコストの増大を抑制できる。
また、リチウムイオン電池の過充電の上限が例えば80%であり、過放電の下限が例えば20%の場合、80%を超える過充電は避けることが望ましいが、例えば数回程度81%の過充電が発生しても、リチウムイオン電池が直ちに劣化することはない。また、20%を下回る過放電は避けることが望ましいが、例えば数回程度19%の過放電が発生しても、リチウムイオン電池が直ちに劣化することはない。一方、例えば98%の過充電が発生したり、2%の過放電が発生した場合、たとえ1回の過充電または過放電であっても、リチウムイオン電池が劣化してしまう。
例えば上記非特許文献1の提案システムでは、過充電のレベル(即ち、程度)を考慮していないため、過充電の上限が80%であれば、81%の過充電も98%の過充電もリチウムイオン電池に同様の劣化をもたらすものとして扱われてしまう。同様に、過放電のレベルを考慮していないため、例えば過放電の下限が20%であれば、19%の過放電も2%の過放電もリチウムイオン電池に同様の劣化をもたらすものとして扱われてしまう。このため、この例では81%の過充電または19%の過放電といった、例えば数回程度であれば許容し得るレベルの過充電または過放電までもが制限されるので、リチウムイオン電池の劣化を防止するために充電及び放電が過度に制限されてしまうことがあるため、上記非特許文献1の提案システムではHEVの燃費をさらに向上することは難しい。
これに対し、上記実施例によれば、過充電のレベル及び過放電のレベルを考慮した過充電の制限及び過放電の制限が可能となるため、上記の例の場合、81%の過充電または19%の過放電といった、例えば数回程度であれば許容し得るレベルの過充電または過放電は許容することで、HEVの燃費をさらに向上することが可能となる。
図6は、一実施例におけるモデル予測制御装置の一例を示すブロック図である。図6中、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図6において、モデル予測制御装置41は、エンジン14を制御するECU(Engine Control Unit)51及びメモリ52を有する。ECU51は、図1に示す充放電計画作成器11及びエンジン発電計画器12の機能を実現するコンピュータ、プロセッサなどの計算機の一例である。メモリ52は、ECU51が実行するプログラム、ECU51が実行する演算などの中間結果、各種パラメータ、ペナルティ関数などを記憶する記憶手段の一例である。メモリ52は、ECU51にモデル予測制御処理を実行させるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体の一例を形成しても良い。コンピュータ読取可能な記憶媒体は、例えばCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの可搬型記録媒体、フラッシュメモリなどの半導体メモリ、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)などの記憶装置により形成可能である。
ECU51は、目標パワーPを例えばHEVのモータ15の回転数Pから決定する目標パワー決定手段として機能でき、目標パワーP、蓄電池13からのSoC及びモータ15からの回転数Pに基づいて、過充電のレベル及び過放電のレベルを考慮した過充電の制限及び過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成して蓄電池13に供給する充放電計画作成手段として機能できる。また、ECU51は、充放電計画P(k)及び目標パワーPに基づいて、エンジン発電計画P(k)を作成してエンジン14に供給するエンジン発電計画手段として機能できる。これにより、エンジン14で発電し、エンジン14で発電した電気でモータ15を駆動する。エンジン14で発電した電気のうち、モータ15の駆動に利用されない余った電気は蓄電池13を充電することで蓄積される。例えばエンジン14の出力が足りない時には、蓄電池13でモータ15を駆動することで、HEVの燃費の向上を図る。
図7は、モデル予測制御装置の処理の一例を説明するフローチャートである。図7に示す処理は、図6のECU51により実行できる。図7において、ステップS1では目標パワー決定処理が実行され、ステップS2〜S6では充放電計画作成処理が実行され、ステップS7ではエンジン発電計画作成処理が実行される。充放電計画作成処理及びエンジン発電計画作成処理は、モデル予測制御処理に含まれる。目標パワー決定処理は、モデル予測制御処理に含まれても良い。
図7において、ステップS1では、ECU51が目標パワー決定処理を実行し、目標パワーPを例えばHEVのモータ15の回転数Pから決定してメモリ52に記憶する。
ステップS2では、ECU51が燃費関数生成処理を実行し、目標パワーP及びモータ15の回転数Pに基づいて、燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))を生成してメモリ52に記憶する。ステップS3では、ECU51が制約条件生成処理を実行し、目標パワーP及びモータ15の回転数Pに基づいて、umin≦u(k)≦umaxを満たす制約条件umin,umaxを生成してメモリ52に記憶する。ステップS4では、ECU51がペナルティ関数生成処理を実行し、蓄電池13からのSoCに基づいて、ペナルティ関数p(x(k))を生成してメモリ52に記憶する。ステップS2,S3,S4の実行順序は特に限定されず、少なくとも一部が並行に実行されても良い。
ステップS5では、ECU51が最適化問題生成処理を実行し、メモリ52に記憶された燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))、制約条件umin,umax及びペナルティ関数p(x(k))に基づいて、最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を生成してメモリ52に記憶する。ステップS6では、ECU51が最適化問題求解処理を実行し、メモリ52に記憶された最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を求解し、充放電計画P(k)を出力する。
ステップS7では、ECU51がエンジン発電計画作成処理を実行し、メモリ52に記憶された目標パワーP及び充放電計画P(k)に基づいて、エンジン発電計画P(k)を作成してメモリ52に記憶する。この例では、エンジン発電計画作成処理では、P−P(k)=P(k)が計算され、エンジン14に供給される。
上記実施例によれば、リチウムイオン電池の劣化を防止するために充電及び放電が過度に制限されてしまうことがなく、モデル予測制御問題の計算量を抑えることができる。また、上記実施例によれば、リチウムイオン電池の劣化を抑制するようにHEVのエンジンによる発電量とリチウムイオン電池の充放電量を決定することができる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
エンジンで発電した電気でモータを駆動し、前記エンジンで発電した電気のうち、前記モータの駆動に利用されない電気は蓄電池を充電することで蓄積されるシステムのモデル予測制御装置であって、
目標パワーP、前記モータの回転数P及び前記蓄電池の状態SoCに基づいて、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成する充放電計画作成手段と、
前記充放電計画P(k)及び前記目標パワーPに基づいて、エンジン発電計画P(k)を作成して前記エンジンに供給するエンジン発電計画作成手段
を備えたことを特徴とする、モデル予測制御装置。
(付記2)
前記充放電計画作成手段は、
前記蓄電池に流入した電流と前記蓄電池から流出した電流を積算するクーロンカウンタのカウント値をi、状態をx(k)=[P,SoC,i]、入力をu(k)=[P(k),Pe(k)]、x(k+1)=Ax(k)+Bu(k)、A,Bを変数とすると、前記目標パワーP及び前記回転数Pに基づいて、x,uの2次式で定義される燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))を生成する燃費関数生成部と、
前記目標パワーP及び前記回転数Pに基づいて、umin≦u(k)≦umaxを満たす制約条件umin,umaxを生成する制約条件生成部と、
前記蓄電池からの前記蓄電池の状態SoCに基づいて、前記蓄電池の状態SoCが過放電の下限値未満の場合にどの程度まで許容するかと、過充電の上限値を超える場合にどの程度まで許容するかとを表すペナルティ関数p(x(k))を生成するペナルティ関数生成部と、
前記燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))、前記制約条件umin,umax及び前記ペナルティ関数p(x(k))に基づいて、最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を生成する最適化問題生成部と、
前記最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を求解し、充放電計画P(k)を出力する最適化問題求解部
を有することを特徴とする、付記1記載のモデル予測制御装置。
(付記3)
前記エンジン発電計画作成手段は、前記目標パワーP及び前記充放電計画P(k)に基づいて、P−P(k)=P(k)なるエンジン発電計画P(k)を作成するエンジン発電計画作成部を有することを特徴とする、付記1または2記載のモデル予測制御装置。
(付記4)
前記回転数Pから前記目標パワーPを決定する目標パワー決定手段を更に備えたことを特徴とする、付記1乃至3のいずれか1項記載のモデル予測制御装置。
(付記5)
エンジンで発電した電気でモータを駆動し、前記エンジンで発電した電気のうち、前記モータの駆動に利用されない電気は蓄電池を充電することで蓄積されるシステムのモデル予測制御方法であって、
前記エンジンを制御する計算機が、
目標パワーP、前記モータの回転数P及び前記蓄電池の状態SoCに基づいて、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成し、
前記充放電計画P(k)及び前記目標パワーPに基づいて、前記エンジンに供給するエンジン発電計画P(k)を作成する
処理を実行することを特徴とする、モデルの予測制御方法。
(付記6)
前記充放電計画P(k)の作成は、
前記蓄電池に流入した電流と前記蓄電池から流出した電流を積算するクーロンカウンタのカウント値をi、状態をx(k)=[P,SoC,i]、入力をu(k)=[P(k),Pe(k)]、x(k+1)=Ax(k)+Bu(k)、A,Bを変数とすると、前記目標パワーP及び前記回転数Pに基づいて、x,uの2次式で定義される燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))を生成する燃費関数生成処理と、
前記目標パワーP及び前記回転数Pに基づいて、umin≦u(k)≦umaxを満たす制約条件umin,umaxを生成する制約条件生成処理と、
前記蓄電池からの前記蓄電池の状態SoCに基づいて、前記蓄電池の状態SoCが過放電の下限値未満の場合にどの程度まで許容するかと、過充電の上限値を超える場合にどの程度まで許容するかとを表すペナルティ関数p(x(k))を生成するペナルティ関数生成処理と、
前記燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))、前記制約条件umin,umax及び前記ペナルティ関数p(x(k))に基づいて、最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を生成する最適化問題生成処理と、
前記最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を求解し、充放電計画P(k)を出力する最適化問題求解処理
を含むことを特徴とする、付記5記載のモデル予測制御方法。
(付記7)
前記エンジン発電計画P(k)の作成は、前記目標パワーP及び前記充放電計画P(k)に基づいて、P−P(k)=P(k)なるエンジン発電計画P(k)を作成するエンジン発電計画作成処理を含むことを特徴とする、付記5または6記載のモデル予測制御方法。
(付記8)
前記計算機が、前記回転数Pから前記目標パワーPを決定する処理をさらに実行することを特徴とする、付記5乃至7のいずれか1項記載のモデル予測制御方法。
(付記9)
エンジンで発電した電気でモータを駆動し、前記エンジンで発電した電気のうち、前記モータの駆動に利用されない電気は蓄電池を充電することで蓄積されるシステムのモデル予測制御処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
目標パワーP、前記モータの回転数P及び前記蓄電池の状態SoCに基づいて、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成し、
前記充放電計画P(k)及び前記目標パワーPに基づいて、前記エンジンに供給するエンジン発電計画P(k)を作成する
前記モデル予測制御処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、プログラム。
(付記10)
前記充放電計画P(k)の作成は、
前記蓄電池に流入した電流と前記蓄電池から流出した電流を積算するクーロンカウンタのカウント値をi、状態をx(k)=[P,SoC,i]、入力をu(k)=[P(k),Pe(k)]、x(k+1)=Ax(k)+Bu(k)、A,Bを変数とすると、前記目標パワーP及び前記回転数Pに基づいて、x,uの2次式で定義される燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))を生成する燃費関数生成処理と、
前記目標パワーP及び前記回転数Pに基づいて、umin≦u(k)≦umaxを満たす制約条件umin,umaxを生成する制約条件生成処理と、
前記蓄電池からの前記蓄電池の状態SoCに基づいて、前記蓄電池の状態SoCが過放電の下限値未満の場合にどの程度まで許容するかと、過充電の上限値を超える場合にどの程度まで許容するかとを表すペナルティ関数p(x(k))を生成するペナルティ関数生成処理と、
前記燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))、前記制約条件umin,umax及び前記ペナルティ関数p(x(k))に基づいて、最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を生成する最適化問題生成処理と、
前記最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を求解し、充放電計画P(k)を出力する最適化問題求解処理
を含むことを特徴とする、付記9記載のプログラム。
(付記11)
前記エンジン発電計画P(k)の作成は、前記目標パワーP及び前記充放電計画P(k)に基づいて、P−P(k)=P(k)なるエンジン発電計画P(k)を作成するエンジン発電計画作成処理を含むことを特徴とする、付記9または10記載のプログラム。
(付記12)
前記プログラムは、前記回転数Pから前記目標パワーPを決定する処理を前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする、付記9乃至11のいずれか1項記載のモデル予測制御方法。
以上、開示のモデル予測制御装置、方法及びプログラムを実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
1 制御システム
11 充放電計画作成器
12 エンジン発電計画器
13 蓄電池
14 エンジン
15 モータ
41 モデル予測制御装置
51 ECU
52 メモリ

Claims (5)

  1. エンジンで発電した電気でモータを駆動し、前記エンジンで発電した電気のうち、前記モータの駆動に利用されない電気は蓄電池を充電することで蓄積されるシステムのモデル予測制御装置であって、
    目標パワーP、前記モータの回転数P及び前記蓄電池の状態SoCに基づいて、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成する充放電計画作成手段と、
    前記充放電計画P(k)及び前記目標パワーPに基づいて、エンジン発電計画P(k)を作成して前記エンジンに供給するエンジン発電計画作成手段
    を備えたことを特徴とする、モデル予測制御装置。
  2. 前記充放電計画作成手段は、
    前記蓄電池に流入した電流と前記蓄電池から流出した電流を積算するクーロンカウンタのカウント値をi、状態をx(k)=[P,SoC,i]、入力をu(k)=[P(k),Pe(k)]、x(k+1)=Ax(k)+Bu(k)、A,Bを変数とすると、前記目標パワーP及び前記回転数Pに基づいて、x,uの2次式で定義される燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))を生成する燃費関数生成部と、
    前記目標パワーP及び前記回転数Pに基づいて、umin≦u(k)≦umaxを満たす制約条件umin,umaxを生成する制約条件生成部と、
    前記蓄電池からの前記蓄電池の状態SoCに基づいて、前記蓄電池の状態SoCが過放電の下限値未満の場合にどの程度まで許容するかと、過充電の上限値を超える場合にどの程度まで許容するかとを表すペナルティ関数p(x(k))を生成するペナルティ関数生成部と、
    前記燃費関数Q(P,P(k−1),P(k))、前記制約条件umin,umax及び前記ペナルティ関数p(x(k))に基づいて、最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を生成する最適化問題生成部と、
    前記最適化問題minΣQ(P,P(k−1),P(k))+p(x(k))を求解し、充放電計画P(k)を出力する最適化問題求解部
    を有することを特徴とする、請求項1記載のモデル予測制御装置。
  3. 前記エンジン発電計画作成手段は、前記目標パワーP及び前記充放電計画P(k)に基づいて、P−P(k)=P(k)なるエンジン発電計画P(k)を作成するエンジン発電計画作成部を有することを特徴とする、請求項1または2記載のモデル予測制御装置。
  4. エンジンで発電した電気でモータを駆動し、前記エンジンで発電した電気のうち、前記モータの駆動に利用されない電気は蓄電池を充電することで蓄積されるシステムのモデル予測制御方法であって、
    前記エンジンを制御する計算機が、
    目標パワーP、前記モータの回転数P及び前記蓄電池の状態SoCに基づいて、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成し、
    前記充放電計画P(k)及び前記目標パワーPに基づいて、前記エンジンに供給するエンジン発電計画P(k)を作成する
    処理を実行することを特徴とする、モデルの予測制御方法。
  5. エンジンで発電した電気でモータを駆動し、前記エンジンで発電した電気のうち、前記モータの駆動に利用されない電気は蓄電池を充電することで蓄積されるシステムのモデル予測制御処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    目標パワーP、前記モータの回転数P及び前記蓄電池の状態SoCに基づいて、過充電のレベルに応じた過充電の制限及び過放電のレベルに応じた過放電の制限を含み、且つ、一定期間の燃費が最小となる充放電計画P(k)を作成し、
    前記充放電計画P(k)及び前記目標パワーPに基づいて、前記エンジンに供給するエンジン発電計画P(k)を作成する
    前記モデル予測制御処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、プログラム。
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