JP2015093595A - 前窓のガイドレール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転室前面の窓用開口部を閉じる閉位置と運転室天井部に収納されて窓用開口部を開く開位置とに開閉自在な前窓が設けられた作業用車両において、前窓を閉めたときの衝撃を小さくする。
【解決手段】前窓3の上部に取付けられた上側ローラ4を移動自在にガイドする上側ガイドレール部8Aのローラガイド溝8Aaに溝内に突出する減速用突部11を設け、該減速用突部11により前窓3が閉位置に達する前の段階で上側ローラ4の閉位置側への移動に抵抗を付与して前窓の閉鎖速度を減速させる構成にした。
【選択図】図4

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業用車両の運転室に設けられる前窓のガイドレール構造の技術分野に関するものである。
一般に、油圧ショベル等の作業用車両の運転室に設けられる前窓のなかには、運転室前面の窓用開口部を閉じる閉位置と、運転室天井部に収納されて窓用開口部を開く開位置とに開閉自在に構成されたものがある。このものにおいて、前窓の開閉移動をガイドする左右一対のガイドレールは、通常、運転室天井面に沿って前後方向に延びるように配され、前窓の上部に取付けられた上側ローラを移動自在にガイドするローラガイド溝を有した上側ガイドレール部と、運転室前面に沿って上下方向に延びるように配され、前窓の下部に取り付けられた下側ローラを移動自在にガイドするローラガイド溝を有した前側ガイドレール部とを備えて構成されているが、この様に上側ガイドレール部と前側ガイドレール部とを備えたガイドレールとして、従来、上側、前側の両ガイドレール部のローラガイド溝がコーナー部を介して連続する構成のもの(例えば、特許文献1参照。)や、両ガイドレール部のローラガイド溝が連続しない構成のもの(例えば、特許文献2参照。)が知られている。
特開2000−274135号公報 特開2009−173228号公報
ところで、例えば油圧ショベルのキャブ(運転室)に設けられる前窓は、オペレータの視界を広く確保するためになるべく大きくすることが要求されるが、大きい前窓は重量も重く、このため前窓を閉めた際に衝撃が生じる。特に、上側ガイドレール部と前側ガイドレール部のローラガイド溝が連続しない構成のガイドレールの場合、前窓の閉鎖時に下側ローラが前側ガイドレール部の下端部に達するのと同時的に上側ローラが上側ガイドレール部の前端部に達するため、前窓の上下部に衝撃が働いてしまうことになるが、前窓を閉める際の衝撃が大きいと、飛び石などで生じた傷を起点として窓ガラスが破損してしまう惧れがあり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、運転室前面の窓用開口部を閉じる閉位置と運転室天井部に収納されて窓用開口部を開く開位置とに開閉自在な前窓を設けてなる作業用車両において、前記前窓の開閉をガイドする左右一対のガイドレールを、運転室天井面に沿って前後方向に延びるように配され、前窓の上部に取付けられた上側ローラを移動自在にガイドするローラガイド溝を有した上側ガイドレール部と、運転室前面に沿って上下方向に延びるように配され、前窓の下部に取付けられた下側ローラを移動自在にガイドするローラガイド溝を有した前側ガイドレール部とを備えて形成するにあたり、前記上側ガイドレール部または/および前側ガイドレール部のローラガイド溝に、閉鎖途中において前窓が閉位置に達する前の段階で上側ローラまたは/および下側ローラの閉位置側への移動に抵抗を付与して前窓の閉鎖速度を減速するべくローラガイド溝内に突出した減速用突部を設けたことを特徴とする前窓のガイドレール構造である。
請求項2の発明は、請求項1において、減速用突部は、ローラガイド溝内への突出量が最も大きくなる最突出部を境として、該最突出部よりも開位置側の部分は最突出部に至る傾斜を急にして、上側ローラまたは/および下側ローラの閉位置側への移動に抵抗を付与する一方、最突出部よりも閉位置側の部分は最突出部に至る傾斜を緩くして、上側ローラまたは/および下側ローラの開位置側への移動の抵抗を少なくしたことを特徴とする前窓のガイドレール構造である。
請求項3の発明は、請求項1または2において、上側ガイドレール部のローラガイド溝に減速用突部を設けるにあたり、上側ローラの荷重がかからない溝上面部に減速用突部を形成したことを特徴とする前窓のガイドレール構造である。
請求項1の発明とすることにより、閉鎖途中において前窓が閉位置に達する前の段階で、ローラガイド溝内に突出形成された減速用突部によって前窓の閉鎖速度が減速されることになり、この結果、前窓を閉めたときの衝撃を小さくすることができて、閉鎖時の衝撃により飛び石などで生じた傷を起点として窓ガラスが破損してしまうような不具合を回避することができる。
請求項2の発明とすることにより、減速用突部が前窓を開けるときの操作の妨げになることなく、スムーズに前窓を開けることができる。
請求項3の発明とすることにより、上側ローラは、乗り越え衝撃の無い状態で減速用突部を通過することができる。
キャブの側面図である。 前窓が閉位置に位置しているときの状態を示す図である。 前窓が開閉途中のときの状態を示す図である。 (A)は減速用突部の形成部分を示す図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は(A)のC−C断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図において、1は油圧ショベル等の作業用車両に設けられるキャブ(本発明の運転室に相当する)であって、本実施の形態では略直方体形状をしているが、該キャブ1の前面2には、窓用開口部2aが開設されている。3は該窓用開口部2aを開閉する前窓であって、該前窓3は、上下左右の窓枠にガラス板等の透明板を組付けて構成されているが、該前窓3の左右両側の上下部には、左右一対の上側ローラ4、下側ローラ5がそれぞれブラケット6、7を介して回転自在に取付けられている。そして、これら上側ローラ4、下側ローラ5が後述する左右一対のガイドレール8にガイドされることによって、前窓3は、窓用開口部2aを閉じる閉位置と、キャブ1の天井部に収納されて窓用開口部2aを開く開位置とに開閉移動する構成になっている。尚、閉位置、開位置の前窓3は、図示しないロック装置によって各位置にロックされるようになっている。また、図示しないが、前窓3には、該前窓3を開閉するときにオペレータが把持する把手が設けられている。
前記ガイドレール8は、キャブ1の天井面9に沿って前後方向に延びるように配される上側ガイドレール部8Aと、キャブ1の前面2に沿って上下方向に延びるように配される前側ガイドレール部8Bと、キャブ1の前面2と天井面9とのコーナー部に配されるR状のコーナーガイドレール部8Cとから形成されている。
前記上側ガイドレール部8A、前側ガイドレール部8B、コーナーガイドレール部8Cは、何れも、上側ローラ4或いは下側ローラ5が移動自在に嵌合される断面コ字形状のローラガイド溝8Aa、8Ba、8Caを有しているが、前側ガイドレール部8Bのローラガイド溝8Baとコーナーガイドレール部8Cのローラガイド溝8Caとは連続している一方、上側ガイドレール部8Aのローラガイド溝8Aaは、コーナーガイドレール部8Cのローラガイド溝8Caの上側に位置していて、前側ガイドレール部8B、コーナーガイドレール部8Cのローラガイド溝8Ba、8Caとは連続しないように構成されている。そして、連続している前側ガイドレール部8B、コーナーガイドレール部8Cのローラガイド溝8Ba、8Caには、下側ローラ5が移動自在にガイドされる構成になっていると共に、該下側ローラ5は、前窓3が閉位置のときには前側ガイドレール部8Bのローラガイド溝8Baの下端部に位置し、前窓3が開位置のときにはコーナーガイドレール部8Cのローラガイド溝8Caの後端部に位置するように設定されている。
また、上側ガイドレール部8Aのローラガイド溝8Aaには、上側ローラ4がガイドされる構成になっていると共に、該上側ガイドレール部8Aのローラガイド溝8Aaの前部は、コーナーガイドレール部8Cのローラガイド溝8Caよりもキャブ前面2に向けて直線状に延長されており、該延長部分8AaEによって、上側ローラ4を、キャブ前面2に向けて直線的にガイドすることができるようになっている。そして、上側ローラ4は、前窓3が閉位置のときには上側ガイドレール部8Aのローラガイド溝8Aaの前端部(延長部分8AaEの前端部)に位置し、前窓3が開位置のときにはローラガイド溝8Aaの後端部に位置するように設定されているが、前窓3を閉位置にするときに上側ローラ4が前記延長部分8AaEによってキャブ前面2に向けて直線的にガイドされることで、窓用開口部2aの周縁部に装着された雨水浸入防止用のシール部材10に対して前窓3を略垂直に押付けることができるようになっている。
さらに、上側ガイドレール部8Aのローラガイド溝8Aaの溝上面部8AaTには、ローラガイド溝8Aaの前端からローラガイド溝8Aaの前後長さ1/4程度の部位に、ローラガイド溝8Aa内に突出する減速用突部11が形成されている。該減速用突部11は、前窓3の閉鎖途中において前窓3が閉位置に達する前の段階で、上側ローラ4の閉位置側への移動に抵抗を付与して前窓3の閉鎖速度を減速させるためのものであって、図4(A)に示す如く、ローラガイド溝8Aa内への突出量が最も大きくなる最突出部11aを境として、該最突出部11aよりも開位置側(ローラガイド溝8Aaの後端部側)の部分11bは最突出部11aに至る傾斜を急にして、上側ローラ4の閉位置側(ローラガイド溝8Aaの前端部側)への移動に抵抗を付与する一方、最突出部11aよりも閉位置側(ローラガイド溝8Aaの前端部側)の部分11cは最突出部11aに至る傾斜を緩くして、上側ローラ4の開位置側(ローラガイド溝8Aaの後端部側)への移動の抵抗を少なくするように形成されている。そして、該減速用突部11によって上側ローラ4の閉位置側への移動に抵抗が付与されることで、前窓3が閉位置に達する前の段階で前窓3の閉鎖速度が減速され、これにより前窓3が閉位置に達したときの衝撃力を弱くすることができるようになっている。
ここで、前記減速用突部11は、縦断面視において、図4(C)に示す如く、ローラガイド溝8Aaの溝開口側では溝内への突出量が小さく、溝底側ほど突出量が大きくなるように傾斜状に形成されている。一方、上側ローラ4は、樹脂成型により形成されるが、成型上の抜け勾配のために、溝開口側の外径寸法Xが溝底側の外径寸法よりも僅かに大径になるように外周面が傾斜している(図4(B)、(C)においては、判りやすくするため、上側ローラ4の外周面の傾斜をオーバーに記載してある)。そして、減速用突部11が形成されていない部分のローラガイド溝8Aaの溝幅(上下高さ)Y1は、溝開口側から溝底に至るまで上側ローラ4の溝開口側の外径寸法Xよりも大きい(図4(B)参照)が、減速用突部11が形成されている部分のローラガイド溝8Aaの溝幅(上下高さ)Y2は、溝開口側では上側ローラ4の溝開口側の外径寸法Xよりも大きいが、溝底側ほど狭くなって溝底に至るまでの中途部で上側ローラ4の溝開口側の外径寸法Xよりも小さくなるように設定されている(図4(C)参照)。而して、上側ローラ4が減速用突部11を通過する際に、減速用突部11および上側ローラ4の双方の傾斜により上側ローラ4は横方向および下方向に押され、これにより上側ローラ4の移動に抵抗が付与されて移動速度が減速されるようになっている。
また、前記減速用突部11は、上側ガイドレール部8A自体を加工して、或いは、樹脂等により形成された減速用突部11を後付けすることで、上側ガイドレール部8Aのローラガイド溝8Aaに形成されるが、この場合に、上側ローラ4の荷重がかからないローラガイド溝8Aaの溝上面部8AaTに形成されており、これにより、上側ローラ4が減速用突部11を通過するときに、乗り越えの衝撃が無い状態で通過することができるようになっている。
一方、12はアシストケーブルであって、該アシストケーブル12の先端側は、リンク13を介して前窓3の下部に連結されている。一方、アシストケーブル12の基端側は、前記前側ガイドレール部8B、コーナーガイドレール部8C、上側ガイドレール部8Aにローラガイド溝8Ba、8Ca、8Aaと並設する状態で設けられたケーブルガイド溝8Bb、8Cb、8Abにガイドされる状態でキャブ1の天井後部に至り、該天井後部に配設された巻取装置14に連結されていると共に、該巻取装置14には、アシストケーブル12を常に巻取り側に付勢する巻取りバネ(図示せず)が内装されている。そして、該巻取りバネの付勢力がアシストケーブル12を介して前窓3に作用することによって、オペレータが前窓3を開閉するときの労力を軽減できる構成になっている。
叙述の如く構成された本形態において、作業用車両のキャブ1には、キャブ前面2の窓用開口部2aを閉じる閉位置とキャブ天井部に収納されて窓用開口部2aを開く開位置とに開閉自在な前窓3が設けられており、そして、該前窓3の開閉をガイドする左右一対のガイドレール8は、キャブ天井面9に沿って前後方向に延びるように配され、前窓3の上部に取付けられた上側ローラ4を移動自在にガイドするローラガイド溝8Aaを有した上側ガイドレール部8Aと、キャブ前面2に沿って上下方向に延びるように配され、前窓3の下部に取付けられた下側ローラ5を移動自在にガイドするローラガイド溝8Baを有した前側ガイドレール部8Bとを備えて形成されているが、このものにおいて、前記上側ガイドレール部8Aのローラガイド溝8Aaには、閉鎖途中において前窓3が閉位置に達する前の段階で上側ローラ4の閉位置側への移動に抵抗を付与して前窓3の閉鎖速度を減速するべく、ローラガイド溝8Aa内に突出した減速用突部11が設けられている。
而して、閉鎖途中において前窓3が閉位置に達する前の段階で、ローラガイド溝8Aa内に突出した減速用突部11によって、上側ローラ4の閉位置側への移動に抵抗が付与されて前窓3の閉鎖速度が減速されることになり、この結果、前窓3を閉めたときの衝撃を小さくすることができて、閉鎖時の衝撃により飛び石などで生じた傷を起点として窓ガラスが破損してしまうような不具合を回避することができる。
しかも、前記減速用突部11は、ローラガイド溝8Aa内への突出量が最も大きくなる最突出部11aを境として、該最突出部11aよりも開位置側の部分11bは最突出部11aに至る傾斜が急になっていて、上側ローラ4の閉位置側への移動に抵抗が付与される一方、最突出部11aよりも閉位置側の部分11cは最突出部11aに至る傾斜が緩くなっていて、上側ローラ4の開位置側への移動の抵抗が少なくなるように構成されているから、前窓3の閉鎖速度を減速するべくローラガイド溝8Aa内に減速用突部11が突出形成されていても、該減速用突部11が前窓3を開けるときの操作の妨げになることなく、スムーズに前窓3を開けることができる。
さらに、前記減速用突部11は、上側ガイドレール部8Aのローラガイド溝8Aaに形成されているが、この場合に、上側ローラ4の荷重がかからない溝上面部8AaTに形成されているから、上側ローラ4が減速用突部11を通過するときに乗り越えの衝撃が無い状態で通過できることになり、而して、前窓3の閉鎖速度を減速するべくローラガイド溝8Aa内に減速用突部11が突出形成されていても、上側ローラ4は該減速用突部11を乗り越え衝撃のない状態で通過することができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論であって、上記実施の形態において、減速用突部は上側ガイドレール部のローラガイド溝に設けられているが、前側ガイドレール部のローラガイド溝に減速用突部を設けて、下側ローラの閉位置側への移動に抵抗を付与して前窓の閉鎖速度を減速させる構成にすることもできる。さらに、上側ガイドレール部、前側ガイドレール部の両方のガイドレール部のローラガイド溝に減速用突部を設ける構成にすることもできる。
また、上記実施の形態のガイドレールは、上側ガイドレール部のローラガイド溝と前側ガイドレール部のローラガイド溝とが連続していない構成になっているが、上側ガイドレール部のローラガイド溝と前側ガイドレール部のローラガイド溝とが連続している構成のガイドレールにおいても、本発明を実施できることは勿論である。
本発明は、油圧ショベル等の作業用機械において、運転室に開閉自在な前窓を設ける場合に利用することができる。
1 キャブ
3 前窓
4 上側ローラ
5 下側ローラ
8 ガイドレール
8A 上側ガイドレール部
8Aa ローラガイド溝
8AaT 溝上面部
8B 前側ガイドレール部
8Ba ローラガイド溝
11 減速用突部

Claims (3)

  1. 運転室前面の窓用開口部を閉じる閉位置と運転室天井部に収納されて窓用開口部を開く開位置とに開閉自在な前窓を設けてなる作業用車両において、前記前窓の開閉をガイドする左右一対のガイドレールを、運転室天井面に沿って前後方向に延びるように配され、前窓の上部に取付けられた上側ローラを移動自在にガイドするローラガイド溝を有した上側ガイドレール部と、運転室前面に沿って上下方向に延びるように配され、前窓の下部に取付けられた下側ローラを移動自在にガイドするローラガイド溝を有した前側ガイドレール部とを備えて形成するにあたり、前記上側ガイドレール部または/および前側ガイドレール部のローラガイド溝に、閉鎖途中において前窓が閉位置に達する前の段階で上側ローラまたは/および下側ローラの閉位置側への移動に抵抗を付与して前窓の閉鎖速度を減速するべくローラガイド溝内に突出した減速用突部を設けたことを特徴とする前窓のガイドレール構造。
  2. 請求項1において、減速用突部は、ローラガイド溝内への突出量が最も大きくなる最突出部を境として、該最突出部よりも開位置側の部分は最突出部に至る傾斜を急にして、上側ローラまたは/および下側ローラの閉位置側への移動に抵抗を付与する一方、最突出部よりも閉位置側の部分は最突出部に至る傾斜を緩くして、上側ローラまたは/および下側ローラの開位置側への移動の抵抗を少なくしたことを特徴とする前窓のガイドレール構造。
  3. 請求項1または2において、上側ガイドレール部のローラガイド溝に減速用突部を設けるにあたり、上側ローラの荷重がかからない溝上面部に減速用突部を形成したことを特徴とする前窓のガイドレール構造。
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