JP2015091757A - 低クリンカー含有コンクリート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】4500〜9500cm2/gのブレーン比表面積を有し、プレミックス全質量に対するクリンカーの質量百分率での最小量が下記式(1)で表される、ポルトランドクリンカーと、飛散灰と、プレミックスにおけるNa2O当量が飛散灰の質量に対して質量百分率で5%以上である、少なくとも1つのアルカリ硫酸塩と、プレミックスにおけるSO3の量がポルトランドクリンカーの質量に対して質量百分率で2%以上である、少なくとも1つのSO3源と、ライムストーンパウダー、焼成シェル、メタカオリン、シリカフィラー、シリカパウダー、ポゾラン、スラッグ、飛散灰、及び、これらの混合物から選択される、200μm以下のDv90を備える補添材と、を有する乾燥バインダ‐プレミックス
(BSSKは、cm2/gで与えられるクリンカーのブレーン比表面積)
【選択図】なし
Description
の調製方法、及び、この方法の実施に有益な組成物に関する。
−1標準では、少なくとも25MPaにて16×32cmシリンダーにおける測定、及び
、少なくとも30MPaにて15×15cmキューブにおける測定によれば、混合後の典
型的な圧縮強度は28日材齢である)では、又は、C20/25タイプのコンクリート(
EN206−1標準では、少なくとも20MPaにて16×32cmシリンダーにおける
測定、及び、少なくとも25MPaにて15×15cmキューブにおける測定によれば、
混合後の典型的な圧縮強度は28日材齢である)では、セメントの量は典型的には1m3
のコンクリートあたり260〜360kgである。現在の欧州の標準では、通常の構造物
コンクリートでは260kg/m3以下のセメントが使用される。
の原因となる。実際のところクリンカーの粒が生産されると下記を要する。
a)特にライムストーン及びクレイである生原料を研磨することによって得られる生粉の
予熱及び脱炭酸;及び
b)急冷の後、1450〜1550℃の温度での材料の燃焼又はクリンカー化
これらの二つの工程では二酸化炭素が排出される。一方では脱炭酸の直接的な排出物で
、他方では温度上昇させるための燃焼工程にて実行される燃焼の結果物として排出される
。
に典型的に使用されるバインダーの場合、バインダー1トンあたり約560kgの二酸化
炭素に到達する(クリンカー1トンあたり850kgの二酸化炭素の平均排出を基にする
)。
主たる環境問題を構成し、経済的罰則にもなる。
械的特性を備えるコンクリートを製造でき、二酸化炭素の排出を減少させたコンクリート
の製造方法が強く要求される。
EN12390−2標準に準拠した、EN12390−3に従った測定では、混合後20
℃で24時間後、算術平均で6MPa以上、好ましくは7MPa以上の圧縮強度を備える
。
な作業性を有しており、混合後2時間でも混合バッチの堅さは取り扱いにおいて最適であ
る。
4500〜9500cm2/g、好ましくは5500〜8000cm2/gのブレーン
比表面積を有し、プレミックス全質量に対するクリンカーの質量百分率での最小量が下記
式(1)で表される、ポルトランドクリンカーと、
飛散灰と、
プレミックスにおけるNa2O当量が飛散灰の質量に対して質量百分率で5%以上であ
る、少なくとも1つのアルカリ硫酸塩と、
プレミックスにおけるSO3の量がポルトランドクリンカーの質量に対して質量百分率
で2%以上である、少なくとも1つのSO3源と、
ライムストーンパウダー、焼成シェル、メタカオリン、シリカフィラー、シリカパウダ
ー、ポゾラン、スラッグ、飛散灰、及び、これらの混合物から選択される、200μm以
下のDv90を備える補添材と、を有し、
クリンカーの量と飛散灰の量との合計は、プレミックス全質量に対して質量百分率で、
75%以上であり、好ましくは78%以上であり、
前記プレミックスにおけるクリンカーの合計量は、プレミックス全質量に対して質量百
分率で60%以下である。
する。
リウム、硫酸リチウム、及びこれらの混合物の中から選択される。好ましくは、本発明に
係るプレミックスのアルカリ硫酸塩は、硫酸ナトリウムである。
混合物から選択される。
ましくは0.1〜0.8%で、好ましくはポリカルボン酸塩タイプの可塑剤をも含有する
ことが可能である。
イムストーンパウダーである。
、空気連行剤、及び/又は、増粘剤、及び/又は、抑制剤、及び/又は、粘土不活性剤、
及び/又は、可塑剤、又はこれらの混合物を含有する。
も関する。即ち、
少なくとも10%の上述したプレミックスと、
90%までの骨材と、を有する。
砂利の量に対する砂の量の質量比は1.5/1〜1/1.8、好ましくは1.25/1〜
1/1.4、更に好ましくは1.2/1〜1/1.2である。
、更に、
少なくとも10%の上述のプレミックスと、
90%までの骨材と、を有し、ここで前記質量百分率は全乾燥質量に対するものである
。
の質量比は1.5/1〜1/1.8、好ましくは1.25/1〜1/1.4、更に好まし
くは1.2/1〜1/1.2である。
0L/m3であり、好ましくは150〜180L/m3である(EN206−1標準、パ
ラグラフ3.1.30参照)。
ートである。
℃で24時間後、算術平均で6MPa以上の圧縮強度を備える。
日で、25MPa以上の圧縮強度特性を備える。
後28日で、20MPa以上の圧縮強度特性を備える。
0℃で28日後では、算術平均で25MPa以上の圧縮強度を備える。
0℃で28日後では、算術平均で30MPa以上の圧縮強度を備える。
C230標準コーンを使用して、1分45秒での間隔の後(そのうち30秒間は50Hz
の周波数及び0.5mmの振幅での振動の存在下である。)、180〜270mm、好ま
しくは215〜235mmの拡がりを有する。
してのスランプ(又はスランプ値)は0〜250mm、好ましくは100〜240mmで
ある。
140〜220L/m3の有効水で、上述した混合物を混合し、
140〜220L/m3の有効水と骨材とで、上述したプレミックスを混合する。
カルシウムの存在下にてなされる。
4500〜9500cm2/g、好ましくは5500〜8000cm2/gのブレーン
比表面積を有し、クリンカーの最小量がkg/m3で下記式(II)で表される、ポルト
ランドクリンカーと、
eefは、L/m3での有効水の量であり、
飛散灰と、
プレミックスにおけるNa2O当量が飛散灰の質量に対して質量百分率で5%以上であ
る、少なくとも1つのアルカリ硫酸塩と、
バインダーにおけるSO3の量がポルトランドクリンカーの質量に対して質量百分率で
2%以上である、少なくとも1つのSO3源と、
ライムストーンパウダー、焼成シェル、メタカオリン、シリカフィラー、シリカパウダ
ー、ポゾラン、スラッグ、飛散灰、及び、これらの混合物から選択される、200μm以
下のDv90を備え、kg/m3で下記式(III)で表される、補添材と、
可塑剤と、
選択的に加えられる、促進剤、及び/又は、空気連行剤、及び/又は、増粘剤、及び/
又は、抑制剤、及び/又は、粘土不活性剤と、
140〜220L/m3の有効水と、を混合する工程を備え、
湿潤コンクリートにおけるクリンカーの合計量が200kg/m3以下であり、
クリンカーの量と飛散灰の量との合計が240kg/m3以上である。
び/又は、飛散灰、及び/又は、補添材は、上述したように定義される。
水の量は140〜200L/m3であり、好ましくは150〜180L/m3である。
上述した湿潤コンクリート組成物、又は、上述した方法にて得られる湿潤コンクリート
組成物を投込する工程である。
上述した湿潤コンクリート組成物、又は、上述した投入された湿潤コンクリート組成物
、又は、上述した方法にて得られた湿潤コンクリート組成物を硬化する工程である。
リート組成物、又は、本発明に係る方法において、飛散灰を活性化するため、少なくとも
1つのアルカリ硫酸塩及び選択的な少なくとも1つのカルシウム源の使用にも関する。
性に答えることを可能にする。実際、本発明の範疇内で使用されるセメントの量(及び特
にクリンカーの量)は、通常必要とされるものと比較して少ない。より正確には、二酸化
炭素の誘起排出は、C25/30又はC20/25タイプのコンクリートを提供する一方
で、50〜60%減少される。更に、湿潤コンクリート組成物のレオロジーは、標準コン
クリートの組成物のものと同じオーダーのままである。更に、本発明によれば、クリンカ
ーの含有量が極めて少ないにもかかわらず、標準量のクリンカーを有して得られるものと
同様のオーダーの初期強度を保持することが可能となる。
本発明に係る乾燥バインダープレミックスのコストは、典型的なC25/30又はC2
0/25コンクリートを製造するのに使用される乾燥バインダープレミックスのコストよ
りも7〜10%少なくなる。
特に下記によって得られる。
化を許容する);
セメント水和物の《接着点》による混合物のトポロジー、即ち、砂及び/又は骨材の粒
子の間の界面接着の空間における増大性及び均一性の最適化(特に通常のポルトランドセ
メントよりも約10倍細かいクリンカー粒子を使用することにより);
《時間的設計》の探索、即ち、短期間の機械的強度の獲得を保証するため、クリンカー
の最小量の使用(機械的強度の増加においてある程度はクリンカーのための中継として働
く);
圧縮強度が最大となるように、相対的に低い合計水量となる材料(特に低多孔度)を選
択することによる合計の水量の調製;
パウダー分散及びパッキングの最適化による、異なる混合物、特に水の還元を最大にす
る可塑剤(超可塑剤)の最適化;
本発明では、EN197−1標準のパラグラフ5.2.1に定義されるように、《クリ
ンカー》はポルトランドクリンカーとして理解される。
標準に記載されているセメントの間から得られる。例えばCEM I又はCEM II
52.5N又はR又はPM(海構造−NFP15−317標準)セメント又はPMESセ
メント(海構造、硫酸化水−NF P 15−319標準)を用いることが可能である。
セメントはHISタイプ(高初期強度)である。
ーによって構成されない。CEM IIタイプのポルトランドセメントは少なくとも1つ
の添加材(ポゾラン、飛散灰、焼成シェル、ライムストーン、・・・)が質量百分率で3
7%まで混合されている。そのため、使用されているクリンカーがこのようなセメント由
来の場合、添加材は飛散灰の間又は上述した《補添材》(この補添材が、200μm以下
のDv90、好ましくは200μm以下のDv97の粒子形態での材料の場合)の間にて
カウントされる。
6標準、パラグラフ4によれば、4500〜9500cm2/g、好ましくは5500〜
8000cm2/gのブレーン比表面積、を付与するために、磨り潰されか及び/又はカ
ット(空気圧式分類による)される。
mill(登録商標)タイプ、振り子若しくはボールミル若しくはエアジェットミルタイプか
らなる仕上げ粉砕を備えた垂直タイプを有する粉砕プラントによって例えば磨り潰される
。第2、第3の生産、又は、高効率の空気圧式セレクター若しくは分類器を使用すること
も可能である。
クスの均一性を最大化するためにセメント粒の拡散距離を最大化することが意図される。
飛散灰は、NF EN197−1標準、パラグラフ5.2.4又はASTM C618
標準にて定義される。
とも可能である。
中に勘案される。
アルカリ硫酸塩は、好ましくは、硫酸ナトリウム(Na2SO4)、硫酸カリウム(K
2SO4)、硫酸リチウム(Li2SO4)、硫酸水素ナトリウム(NaHSO4)、硫
酸水素カリウム(KHSO4)、硫酸水素リチウム(LiaHSO4)、及びこれらの混
合物の中から選択される。好ましくは、アルカリ硫酸塩は、硫酸ナトリウム、硫酸カリウ
ム、硫酸リチウム、及びこれらの混合物から選択される。更に好ましくは、アルカリ硫酸
塩は硫酸ナトリウムである。
体でのアルカリ硫酸塩の使用は、本発明に係るプレミックス及び本発明に係る乾燥バイン
ダー混合物において特に適切である。反対に、液体でのアルカリ硫酸塩の使用は、本発明
に係る湿潤コンクリート組成物及びそれを得るために行われる方法において特に適切であ
る。
カルシウム源+補添材)におけるNa2O当量を定める式は、質量百分率で、以下に式(
IV)で示される。
散灰+アルカリ硫酸塩+SO3源+選択的なカルシウム源+補添材)におけるNa2O、
K2O及びLi2Oの質量百分率である。バインダー中におけるNa2O、K2O及びL
i2Oの質量百分率は、例えばX線蛍光によって、バインダー中に存在するNa、K及び
Liの量から決定できる。Na2O(バインダー)当量を求める場合、この値にバインダ
ーの質量を掛け算し、そして飛散灰の質量にて割り算を行うことにより、飛散灰の質量に
対するNa2O当量が得られる。
好ましくは7%以上であり、より好ましくは9%以上である。
カルシウム源は、カルシウム塩及びこれらの混合物から選択される。好ましくはカルシ
ウム塩は、臭化物、塩化物、ギ酸化物、酸化物、水和物、ニトロ化物、ニトリル化物、硫
酸化物、及びこれらの混合物から選択される。好ましくは、カルシウム源は、硫酸カルシ
ウム、水酸化カルシウム、塩化カルシウム、臭化カルシウム、及びこれらの混合物である
。好ましくは、カルシウム源は硫酸カルシウムである。
ある。硫酸カルシウムは、好ましくは、石膏、半水和物、無水和物、又はこれらの混合物
である。
でのカルシウム源の使用は、本発明に係るプレミックス及び本発明に係る乾燥バインダー
混合物において特に適切である。反対に、液体でのカルシウム源の使用は、本発明に係る
湿潤コンクリート組成物及びそれを得るために行われる方法において特に適切である。
活性化により、混合から24時間後及び混合から28日後における、目的となる機械的強
度を得ることが可能となる。
SO3は、本発明(プレミックス、乾燥バインダー混合物、又は、湿潤コンクリート)
に係る組成物の異なる構成によって得られるが、クリンカーに硫酸化物を加えるのに典型
的に使用される硫酸カルシウム(EN197−1標準、パラグラフ5.4参照)によって
も得られる。
れる。硫酸カルシウムは、自然界に存在するか、又は、所定の工業工程の副産物の形態で
工業的に得られる。
最適化するために、例えば既存の方法にて調製される。好ましくは、EN196−2標準
、パラグラフ8に記載されている方法に従って定められる硫酸カルシウムの量は、混合物
(クリンカー+飛散灰+アルカリ硫酸塩+補添材+硫酸カルシウム)の質量に対する硫化
物(SO3)の質量百分率で2.0〜3.5%である。
て定められる。
《補添材》は、200μm以下のDv90、好ましくは200μm以下のDv97の粒
体の形態の材料として理解される。
きなその他の材料の間の間隙に充填される。
、補添材の性質は、本発明の本質的要素ではない。従って、28日後又は24時間後の得
られたコンクリートの強度を妥協することなく、例えば下記にリストされているように、
種々のタイプの補添材を添加することが可能である。特に、不活性な補添材は、機械的強
度の観点から最も好ましくない場合である。結果として、不活性ではない補添材により、
24時間後又は28日後のいずれにせよ、不活性補添材を含有する発明による同じ条件の
ものと比較して、得られたコンクリートの機械的強度を向上させることが可能となる。
対する最適化(特にコストの観点)は、不活性フィラー、即ち非バインディング材料(水
力的又はポゾラン的活性無し)である補添材を優先することになる。
とが可能である。焼成シェル、メタカオリン、シリカフィラー又はシリカパウダー、ポゾ
ラン、スラッグ、飛散灰、及びこれらの混合物を使用することが可能である。好ましくは
、補添材は、EN197−1標準、パラグラフ5.2.2〜5.2.7に記載されたもの
である。好ましくは、補添材はライムストーンパウダーである。
v97よりも小さい粒径を有し、3%の粒子がDv97よりも大きい粒径を有する。同様
に、Dv90は、粒径分布の90パーセントに対応し、即ち、90%の粒子がDv90よ
りも小さい粒径を有し、10%の粒子がDv90よりも大きい粒径を有する。同様に、D
v50は、粒径分布の50パーセントに対応し、即ち、50%の粒子がDv50よりも小
さい粒径を有し、50%の粒子がDv50よりも大きい粒径を有する。
及び同様のタイプのその他の値は、200μmよりも小さい粒径のためのレーザー粒径測
定器、又は、200μmよりも大きい粒径のためのふるいによって測定される。
定することが好ましいが、レーザー回折粒度分布測定によって測定される見かけ上の粒径
は実際の粒径よりも大きいので解釈を間違えやすい。
コンクリートは、異なるカテゴリーの水を含有する。まず最初に、有効水はコンクリー
トの内側の水であり、骨材、クリンカー、スラッグ、及び補添材によって形成される固体
骨格の粒体の間に位置する。有効水は水和に必要な水を示すものであり、堅さと機械的強
度を得るために必要である。一方で、コンクリートは、骨材、飛散灰、及び補添材の多孔
によって保持される水を含有する。この水は有効水には換算されない。それは捕らえられ
ており、セメントの水和又は堅さを得るための粒子ではない。合計の水は混合物における
全ての水を示す(混合時において)。
パラグラフ3.1.30に示されている。有効水の水位は、フレッシュコンクリートに含
まれる合計の水の量と骨材によって吸収可能な水の量との間にて差があり、吸収可能な水
の量は、NF EN1097−6標準、第5頁、パラグラフ3.6及び巻末Bによって計
測される骨材の吸収係数から推論される。
本発明に係る乾燥バインダープレミックスは、質量比で、下記を有する。
比表面積を有し、プレミックス全質量に対するクリンカーの質量百分率での最小量が下記
式(I)で表される、ポルトランドクリンカーと、
飛散灰と、
プレミックスにおけるNa2O当量が飛散灰の質量に対して質量百分率で5%以上である
、少なくとも1つのアルカリ硫酸塩と、
プレミックスにおけるSO3の量がポルトランドクリンカーの質量に対して質量百分率
で2%以上である、少なくとも1つのSO3源と、
ライムストーンパウダー、焼成シェル、メタカオリン、シリカフィラー、シリカパウダ
ー、ポゾラン、スラッグ、飛散灰、及び、これらの混合物から選択される、200μm以
下のDv90を備える補添材と、を有し、
クリンカーの量と飛散灰の量との合計は、プレミックス全質量に対して質量百分率で、
75%以上であり、好ましくは78%以上であり、
前記プレミックスにおけるクリンカーの合計量は、プレミックス全質量に対して質量百
分率で厳密に60%以下である。
式(Ibis)によって示される。
上述した式(I)及び(Ibis)は、後述する式(II)、(IIbis)及び(IIter
)同様に、経験的なアプローチによって得られ、即ち、幾つかのパラメータ(特に、クリ
ンカーの量、クリンカーのブレーン比表面積、及び有効水の量)を変更し、これらの異な
るパラメータの間の経験上の関係を探索することで得られる。このようにして得られた式
は経験則に基づくものであり、これは《理論的な言及をすることなく、経験的な出来事を
検証する法則である》。この定義はウェブサイトのhttp://fr.wikipedia.org/wiki/Loi_e
mpirique(更に、経験則の発見の問題、A.A.Petrosjan,Voprosy Filosofii Moskva,1983,
n12,第71-79頁を参照)に由来する。従って、式における定数によって異なるユニットは
バランスを保たれている。式における定数値は、経験データと与えられた式との間のエラ
ーを最小化する当業者に公知の方法である例えば最小二乗法を用いることにより調製され
る(インターネットウェブサイトのDec Formations: www.decformations.com/mathematiq
ues/moindres_carres.php, or the book Methodes statistiques Volume 2 - Methodes d
’analyse de regression lineaire simple et de regression multiple - Analyse de c
orrelation lineaire simple, Gerald Baillargeon, Editions SMGを参照)。
クリンカーのブレーン比表面積及び明細書中に示されたユニットにおける有効水の量(c
m2/g又はL/m3)を置き換えることによって用いられる。式(II)の計算の具体
例は明細書の次の部分によって与えられる。
分率は+/−5%である。
ン比表面積によって、下記に示す表を使用することにより得られる(式(I)及び(Ibi
s)の使用を置き換え)。
を形成するように、クリンカー、スラッグ、及び補添材は好ましくは上記に比例して結合
して用いられる。
ープレミックスに用いられる。即ち、促進剤、及び/又は、空気連行剤、及び/又は、増
粘剤、及び/又は、抑制剤、及び/又は、粘土不活性剤、及び/又は可塑剤である。特に
、ポリカルボキシレートタイプの可塑剤(超可塑剤)を質量百分率で0.05〜1.5%
、好ましくは0.1〜0.8%含有することが有益である。
させる能力を有する全ての分子として理解される。特に国際特許出願のWO2006/0
32785及びWO2006/032786の書類に記載されているような粘土不活性剤
を用いることが可能である。
骨材は、XPP18−545標準にて定義されるように自然タイプのものであり、最大
サイズDmaxが32mm以下の骨材である。骨材は、砂(EN12620標準にて定義
されるように、最大サイズDmaxが4mmより小さい粒体)、及び/又は、砂利(EN
12620標準にて定義されるように、最小サイズDminが2mm以上の骨材)を含有
する。
細かさにおいて大きな部分を有する。砂の業界にて用いられる言語によれば、63μmよ
りも小さい粒体(ふるいを通過する)がきめ細かいとされる。
砂(63μmより小さい分率)に存在する微粒子の量に等しい量によって上述された《補
添材》の量を減少することにより、砂によって供給される微粒子の量を考慮にいれること
が必要である。
れるとコンクリートの加工性に悪い影響を及ぼす。
は1.25/1〜1/1.4、更に好ましくは1.2/1〜1/1.2、理想的には1/
1に等しいか近い。
骨材、クリンカー、飛散灰、補添材、アルカリ硫酸塩、選択的な混合物(特に可塑剤)
は乾燥バインダー混合物(水は添加されていない)中にて組み合わされることが可能であ
る。このような乾燥バインダー混合物は、上記のプレミックスを骨材と混合するか、又は
、直接的に異なる構成物混合するかのいずれかによって調製される。
少なくとも10%の上述したプレミックスと、
90%までの骨材と、である。
に水にて混合することで使用可能となる。
する質量比は、下記のように定義される。即ち、
少なくとも10%の上述したプレミックスと、
90%までの砂利と、である。
する質量比は、下記のように定義される。即ち、
少なくとも10%の上述したプレミックスと、
90%までの砂と、である。
本発明においては、《湿潤コンクリート》は、フレッシュコンクリートとして理解され
る(EN206−1標準、パラグラフ3.1.2参照)。
少なくとも10%の上述したプレミックスと、
90%までの骨材と、
140〜220L/m3の有効水と、である。
を混合することによっても調製される。
調製される。本発明に係る湿潤コンクリート組成物の調製方法は、下記を混合する工程を
有する。即ち、
4500〜9500cm2/g、好ましくは5500〜8000cm2/gのブレーン
比表面積を有し、クリンカーの最小量がkg/m3で下記式(II)で表される、ポルト
ランドクリンカーと、
eefは、L/m3での有効水の量であり、
飛散灰と、
プレミックスにおけるNa2O当量が飛散灰の質量に対して質量百分率で5%以上であ
る、少なくとも1つのアルカリ硫酸塩と、
バインダーにおけるSO3の量がポルトランドクリンカーの質量に対して質量百分率で
2%以上である、少なくとも1つのSO3源と、
ライムストーンパウダー、焼成シェル、メタカオリン、シリカフィラー、シリカパウダ
ー、ポゾラン、スラッグ、飛散灰、及び、これらの混合物から選択される、200μm以
下のDv90を備え、kg/m3で下記式(III)で表される、補添材と、
可塑剤と、
選択的に加えられる、促進剤、及び/又は、空気連行剤、及び/又は、増粘剤、及び/
又は、抑制剤、及び/又は、粘土不活性剤と、
140〜220L/m3の有効水と、を混合し、
湿潤コンクリートにおけるクリンカーの合計量が200kg/m3以下であり、
クリンカーの量と飛散灰の量との合計が240kg/m3以上である。好ましくは、補
添材はライムストーンパウダーである。
eefは、L/m3での有効水の量である。
eefは、L/m3での有効水の量である。
/m3よりも大きい場合、このクリンカーから製造される湿潤コンクリート組成物は、低
含有量のクリンカーのコンクリートである本発明には含まれない。
で、単純にクリンカーのブレーン比表面積及び明細書中に示されたユニットにおける有効
水の量(cm2/g又はL/m3)を置き換えることによって用いられる。例えば、式(
II)に実施例FA1−1の値を適用すると、クリンカーのブレーン比表面積が7041
cm2/gであり、有効水の量が165.1L/m3であり、クリンカーの最小量は下記
となる。
)及び(IIter)での置き換えで使用)に対し、本発明に係るコンクリートにおけるク
リンカーの最小量は、下記の表から得られる。
ライムストーンパウダー、焼成シェル、メタカオリン、シリカフィラー、シリカパウダ
ー、ポゾラン、スラッグ、飛散灰、及び、これらの混合物から選択される、200μm以
下のDv90を備える補添材の最小量は、kg/m3で、以下の式(IIIbis)にて決
定される。
、これは上述した性能を得るために、補添材を添加する必要がないことを意味する。
ば、《可塑剤》は、NF EN934−2標準による減水可塑剤又は高減水の超可塑剤と
して理解される。
として理解される。
は150kg/m3より小さく、更に好ましくは120kg/m3である。
水の量は140〜200L/m3であり、好ましくは150〜180L/m3である。そ
のため、ある実施形態では、有効水のこの量は典型的なコンクリートと比較して減少する
。
1〜1/1.8、好ましくは1.25/1〜1/1.4、更に好ましくは1.2/1〜1
/1.2であり、理想的には1/1に等しいか近い。
ックスに対して、上述したものと同じ特性を有する。
通常のミキサー、又は、ドラムトラックミキサーにて直接的になされる。
くは標準C25/30タイプのコンクリートよりも優れた性質を有し、特に16時間後及
び28日後における機械的強度及びレオロジーの観点において優れた性質を有する。
Pa以上であり、好ましくは7MPa以上であり、混合から28日後で25MPa以上で
あり、好ましくは28MPa以上である。
0−2欧州標準によってなされた測定では、エイブラムズコーンを使用してのスランプ(
又はスランプ値)は0〜250mm、好ましくは100〜240mmである。
230標準コーンを使用して、1分後の拡がりは50〜140mmであり、好ましくは8
5〜105mmである。
230標準コーンを使用して、1分後の拡がりは180〜270mmであり、好ましくは
215〜235mmであり、これは以下の実施例6に示される。
リートと等価なレオロジーの性質を有する。
るために、正のエネルギー(例えば、せん断力、振動又は衝撃)の供給を要する(湿潤)
コンクリートとして理解される。反対に、非閾値コンクリートは、外部からのエネルギー
の供給なしで、自身で流れる。このように閾値コンクリートは、エネルギー閾値の下では
変形可能な弾性固体のように、このエネルギー閾値の上では粘性流体のように、本質的な
挙動を行う。
/30又はC20/25コンクリートを調製するために必要とされる量と比較して格段に
少なく、これにより二酸化炭素の排出を大幅に減少させることができる。95kg/m3
のライムストーンと257kg/m3のセメントを含有する対照となるC25/30と比
較して、例えば100〜120kg/m3のクリンカーを含有する本発明に係るコンクリ
ートは、50〜60%の範囲で二酸化炭素の排出を抑制できる。
れたコンクリート物が、構成要素、構造要素又はその他として得られる。
異なるパウダーの粒度分布曲線は、マルヴァーンMS2000レーザー粒度分析装置を
用いて得られる。測定は、湿式の方法(水性媒体)によって行われ、粒子のサイズが0.
02μm〜2mmでなければならない。光源は、赤いヘリウムネオンレーザー(632n
m)と青いダイオード(466nm)による。光モデルはフラウンホーファーのもので、
算出マトリックスは多分散系のタイプである。
プ速度、800回転数/分の攪拌器速度及び10秒のノイズ測定で最初に行われる。レー
ザーの強度は少なくとも80%同等でないと、バックグラウンド・ノイズの指数関数の減
少は得られない。さもなくばレンズを掃除しなければならない。
800回転数/分、超音波の欠如につき測定される。サンプルは10〜20%の遮蔽を有
するために導入される。《遮蔽》はエミッタと中心センサ(比濁計)との間に循環する懸
濁剤によるレーザー信号の消滅と分かる。100%の遮蔽は信号の完全な消滅と分かる。
反対に、0%の遮蔽は、いかなる粒子の存在もなく純粋な透過流体を意味する。遮蔽は、
懸濁液中の固体濃度と流体の屈折率に依存する。遮蔽の安定後、測定は、浸漬と10秒間
測定との間の固定期間にて行われる。測定の継続は30秒である(30000の回折像分
析)。得られた顆粒グラムにおいてパウダーの一部が塊になることは考慮しなければなら
ない。
は2500回転数/分で、攪拌速度は1000回転数/分で、超音波は100%(30ワ
ット)で照射される。これらの状況は、3分間維持され、そして、最初のパラメータが復
活し、ポンプ速度は2000回転数/分に、攪拌速度は800回転数/分に、超音波はな
くなる。10秒の経過後(空気の泡の可能性を取り除く)、測定は30秒間(30000
の画像分析がされる)行われる。第2の測定は、超音波分散により凝集されていないパウ
ダーである。
前に、装置は、粒度分布曲線が公知である標準サンプル(Sifraco C10 シリカ)によって
調整される。本明細書にて与えられた測定及び示した範囲は、超音波にて得られた値であ
る。
異なるパウダーの比表面積は以下のようにして測定される。パウダーの試料は以下の質
量である。即ち、30m2/gより大きい推定比表面積では0.1〜0.2g、10〜3
0m2/gの推定比表面積では0.3g、3〜10m2/gの推定比表面積では1g、2
〜3m2/gの推定比表面積では1.5g、1.5〜2m2/gの推定比表面積では2g
、1〜1.5m2/gの推定比表面積では3gである。
スロッド)の重量が測定される。そして、サンプルがセルに加えられる。生成物は、セル
の首の頂点から1mm未満である。一体物の重量(セル+グラスロッド+試料)が測定さ
れる。測定セルが、ガスを排除しているユニットに置かれ、試料からガスが排除される。
ガスを除去するパラメータは、ポルトランドセメント、石膏、ポゾランでは30分/45
℃であり、スラグ、シリカヒューム、飛散灰、アルミニウムセメント、ライムストーンで
は3時間/200℃であり、対照のアルミナでは4時間/300℃である。セルは、ガス
を除去した後、ストッパーで速やかに閉じられる。そして、一体物の質量が計測され、結
果が記録される。全ての質量の測定はストッパー無しにて行われる。サンプルの質量は、
セルの質量とガス抜きした試料の質量との合計から、セルの質量を減算して求められる。
SA3100である。測定は、所定温度にて、試料による窒素の吸着に基づき、液体窒素
の温度の場合は−196℃である。装置は、その吸着質が飽和蒸気圧にある参照セルの圧
力と、公知の体積の吸着質が注入された試料のセルの圧力とを測定する。これらの測定の
結果として生じるカーブが吸着等温線である。測定の過程では、セルのデッドスペースを
認識する必要があり、即ちこの体積の測定は分析前にヘリウムにて行われる。
た曲線から線形回帰によってソフトウエアで測定される。21.4m2/gの比表面積を
有する二酸化ケイ素に対する10回の測定から得られた再現値の標準偏差は0.07であ
る。0.9m2/gの比表面積を有するセメントに対する10回の測定から得られた再現
値の標準偏差は0.02である。参照の生成物に対し、2週間に1回、対照が実行される
。当業者によって製造された対照アルミナにて、1年に2回、対照が実行される。
ブレーン比表面積は、EN196−6標準、パラグラフ4で決定される。
原料は下記に示されるように用いられる。
CPA CEMI 52.5Rセメントが用いられる(ラファージセメント製 Saint-P
ierre la Cour セメント工場,≪SPLC≫と称される)。このセメントは、典型的には、9
0〜95%のクリンカーと、0.5〜3%のライムストーンと、2〜5%の石膏+半水和
物+無水和物と、選択的な研磨試薬及び/又は六価クロム還元剤とを含有する。そのため
このセメントは少なくとも90%のクリンカーを含有する。このセメントは、エアジェッ
トミルに対向するAlpine Hosokawa AFG200を使用して微細化される。タービンの
回転速度を適宜選択することにより、所望の微細さ(16又は19μm)が得られる。実
施例では2つのバッチが用いられる。dv97にて微細さが定められる≪SPLC-dv97=16
μm≫と称される最初のバッチは、16μmである。そして、dv97にて微細さが定め
られる≪SPLC-dv97=19μm≫と称される第2のバッチは、19μmである。
)が、対照コンクリート(参照C25/30)として使用される。
ラファージュ製の磨り潰された無水石膏が使用される−Mazan quarry,Vaucluse。
4つの飛散灰が使用される。即ち、
−《サンダンス》、アルバータ、カナダに位置するトランスアルタの火力発電所からの
クラスCの飛散灰(ASTM C618);
−《ル・アーブル》、フランスに位置するEDF火力発電所からのクラスVの飛散灰(
NF EN197−1);
−《ポピオル》、ポーランドに位置する火力発電所からのクラスVの飛散灰(NF E
N197−1);及び
−Termoelektrarna Sostanj、スロベニアに位置する火力発電所からのクラスWの飛散
灰(EN450−1)である。この飛散灰は《TES》と称される。
以下に示すライムストーンフィラーが使用される。
チレンブルー値MBFが0.3g/100gであるBL200(供給者 オミヤ)
実施例において使用される異なる構成物の特性は、以下の表に記載される。
1.VWR-Prolaboによって販売されたパワー硫酸ナトリウム(Na2SO4)。製品は
、最小で99%純度であり、142.040g/モルのモル質量である。43.6%のN
a2O及び56.4%のSO3を含有する。
、最小で98%純度であり、109.94g/モルのモル質量である。27.1%のLi
2O及び72.9%のSO3を含有する。
最小で98%純度であり、174.26g/モルのモル質量である。35.6%のK2O
及び46.0%のSO3を含有する。
製品は、57%のLiOHを含有しており、そのうち74.0%がLi2Oである。
は、最小で99.0%純度であり、105.99g/モルのモル質量である。58.5%
のNa2Oを含有する。
純度を有し、58.44g/モルのモル質量である。53.0%のNa2Oを含有する。
最小で99.5%純度である。36.5%のNa2Oを含有する。
実施例で使用された製品は以下に示される。
ン酸塩タイプであり、34.4%の乾燥成分と1.15の密度を有する。
イプであり、13.7%の乾燥成分と1.03の密度を有する。
以下にリストされた材料が使用される。
ージュ);
−最大直径が5mm以下(0/5R)であるSt Bonnet砂(alluvial川砂、供給者Jean
Lefebvre);
−Cassisからの最大直径が6.3〜10(6.3/10R)である骨材(粉砕された微
細砂利、供給者ラファージュ);
〔実施例1〕
以下には、対照であるC25/30とFA1−3及びFA4−3の配合を除く、本発明
に係るコンクリート組成物の調合の配合比を示す。用いられる材料は、上述と同様である
。各々の数字は、水が1m3のコンクリートに対してリットルにて与えられることを除い
て、1m3のコンクリートを調製するために使用された材料の質量(kg)に対応する。
カシス骨材6.3/10 900
オンフルール砂0/4R 900
Le TeilからのCEMI 52.5NHTSセメント 257
BL200充填材 95
CHRYSOPLAST 209混合物 0.54
全水量 189
有効水量(Weff) 173
下記は、Le Hevreからの飛散灰を有する試料についての第1試験である。
本発明に係るコンクリートの性能が、圧縮強度及びレオロジーについて評価された。
れらをNF P18−406標準に対して訂正し、そして崩壊するまで応力下にさらすこ
とにより、測定された。荷重の掛け方は、各々の試料を2又は3重にてセロファンラップ
で覆い、中心型板(NF P18−411及び412標準に従った、3000kN容量の
荷重制御機械的試験装置)を使用するプレス板の中心に載置し、1Ma/sで荷重を制御
し、NF P18−406標準に従って崩壊まで応力をかけ、崩壊時の応力値を記録する
ものである。続いて、標本断面にて応力が分散されて強度が減少する。
0MPaより大きい数値である。
3−0及びFA4−0)の添加無しで4つの試験された飛散灰にて、28日後の強度は指
標に合致しなかった。活性剤無しでの28日後の圧縮強度は各々23.3MPa、23.
0MPa、28.7MPa、及び25.3MPaであった。反対に、活性剤が使用される
と、Na2O当量は、飛散灰の質量に対して質量百分率で5%以上であり、28日後の強
度は向上し指標に合致した。本発明では、28日後の圧縮強度は、FA2−1での31.
1MPaからFA3−2での39.6MPaである。最適条件に到達するまで、活性剤に
よりこれらの強度が増加した。
ことにより、異なる構成物の最適量を見いだすことが可能である。
は、Na2O当量は、飛散灰の質量に対して質量百分率で5%より少ない。これら処方で
は、28日後の圧縮機械強度は30MPaよりも小さい(FA1−3では28.6MPa
であり、FA4−3では29.1MPaである)。従って、活性剤の添加は、必ずしも前
述の性能に到達するための十分な条件ではない。Na2O当量が、飛散灰の質量に対して
質量百分率で5%以上であることが必要である。
である。
静的”及び“振動”測定が下記のように行われた。
、600mm×600mmの四角形プレートを備える振動電磁気SINEX TS100
テーブル(周波数50Hz、振幅0.5mm)に配置された。拡散測定が乾燥表面にて行
われた。拡がりは、3つの方向にて測定され、平均値は5mmまで四捨五入されて記録さ
れた。
0秒間混合された。混合を停止し、水と液体混合物の合計量が導入され、低速で2分間混
合された。混合が終わった後、即ち水が加えられてから2分後(T=2分)、コーンは一
定まで充填されて、その後コーンは持ち上げられた。
25/30コンクリートと比較して勝るとも劣らない良好な性能を備えていることが示さ
れる。対照コンクリート(C25/30)の振動拡散は225mmであったが、本発明に
おいては、振動拡散はFA1−1での203mmからFAV3−4での228mmまでで
ある。
最初の3つの表(活性剤1〜3)は、活性剤が入っていない対照であるA0処方を除い
て、本発明に係るC20/25タイプの処方である。表12は硫酸ナトリウム(Na2S
O4)であり、表13は硫酸リチウム(Li2SO4)であり、表14は硫酸カリウム(
K2SO4)である。次の4つの表(活性剤4〜7)は、本発明にて使用されている活性
剤に対しての比較例である。表15は水酸化リチウム(LiOH.H2O)であり、表1
6は炭酸ナトリウム(Na2CO3)であり、表17は塩化ナトリウム(NaCl)であ
り、表18は硝酸ナトリウム(NaNO3)である。使用されている材料は、実施例の最
初の部分にて上述したものである。各々の数字は、1m3のコンクリートを調製するのに
使用される材料の質量(kg)に対応する。可塑剤(Prelom 300)の量は、各々の処方が
目的となるレオロジーの範囲内、即ち振動拡散が210mm以上、にあるように調製され
た。
た。
である。
度は不十分であった。
、Li2SO4、又はK2SO4のようなアルカリ硫酸塩の添加は、28日における強度
を著しく向上させることが可能となった。
ムの添加により、28日における圧縮強度が20.1MPaから27.7MPaへ向上し
た。飛散灰の質量に対する8.5%Na2O当量のレベルとして生じた硫酸ナトリウムの
添加により、28日における圧縮強度は29.1MPaに到達した。この飛散灰の質量に
対する12.4%Na2O当量のレベルとして生じる硫酸ナトリウムの添加により、28
日の圧縮強度は8.5%で得られた圧縮強度よりもわずかに小さく、27.8MPaに到
達した。従って、硫酸ナトリウムの量のレベルが最適化された。
ムの添加により、28日における圧縮強度が20.1MPaから25.4MPaへ向上し
た。飛散灰の質量に対する8.3%Na2O当量のレベルとして生じた硫酸リチウムの添
加により、28日における圧縮強度は31.0MPaに到達した。この飛散灰の質量に対
する11.9%Na2O当量のレベルとして生じる硫酸リチウムの添加により、28日の
圧縮強度は8.3%で得られた圧縮強度よりもわずかに小さく、26.2MPaに到達し
た。従って、硫酸リチウムの量のレベルが最適化された。
リウムの添加により、28日における圧縮強度が20.1MPaから25.6MPaへ向
上した。
ウムの添加により、28日における圧縮強度について20.1MPaから20.7MPa
へ増加するという非常に限定された効果が得られた。水酸化リチウムの投与を増加するこ
とは不可能であった。試験された投与量を超えると、レオロジー性能があまりにも劣化し
、可塑剤(Prelom 300)を投与してももはや回復するものではなかった。
ウムの添加により、28日における圧縮強度が20.1MPaから16.4MPaへ減少
した。飛散灰の質量に対し5.0%Na2O当量の閾値を超えるために炭酸カルシウムを
使用することは不可能であり、レオロジー性能があまりにも劣化し、可塑剤(Prelom 300
)を投与してももはや回復するものではなかった。
ウムの添加により、28日における圧縮強度について20.1MPaから22.1MPa
へ増加するという非常に限定された効果が得られた。塩化ナトリウムの投与を増加すると
、強度が減少し、活性剤なしの処方以下になる。
ウムの添加により、28日における圧縮強度について20.1MPaから22.6MPa
へ増加するという非常に限定された効果が得られた。硝酸ナトリウムの投与を増加すると
、強度が減少し、活性剤なしの処方以下になる。
性剤は、アルカリ硫酸塩である。
Claims (15)
- 質量比にて下記を含有する乾燥バインダープレミックスであって、
4500〜9500cm2/gのブレーン比表面積を有し、プレミックス全質量に対するクリンカーの質量百分率での最小量が下記式(1)で表される、ポルトランドクリンカーと、
ここで、BSSKは、cm2/gで与えられるクリンカーのブレーン比表面積であり、
飛散灰と、
プレミックスにおけるNa2O当量が飛散灰の質量に対して質量百分率で5%以上である、少なくとも1つのアルカリ硫酸塩と、
プレミックスにおけるSO3の量がポルトランドクリンカーの質量に対して質量百分率で2%以上である、少なくとも1つのSO3源と、
ライムストーンパウダー、焼成シェル、メタカオリン、シリカフィラー、シリカパウダー、ポゾラン、スラッグ、及び、これらの混合物から選択される、200μm以下のDv90を備える補添材と、を有し、
クリンカーの量と飛散灰の量との合計は、プレミックス全質量に対して質量百分率で、
75%以上であり、
前記プレミックスにおけるクリンカーの合計量は、プレミックス全質量に対して質量百分率で60%以下である。 - 更に、少なくとも1つのカルシウム源を有する請求項1に記載のプレミックス。
- 前記アルカリ硫酸塩は、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸リチウム、及びこれらの混合物の中から選択される請求項1又は2に記載のプレミックス。
- 前記アルカリ硫酸塩は、硫酸ナトリウムである請求項1乃至3の何れか1項に記載のプレミックス。
- カルシウム源は、カルシウム塩及びこれらの混合物から選択される請求項2に記載のプレミックス。
- 混合物の全質量に対して質量比にて下記を含有する乾燥バインダー混合物であって、
少なくとも10%の請求項1乃至5の何れか1つに記載のプレミックスと、
90%までの骨材と、を有する。 - 140〜220L/m3の有効水を備え、下記を含有する湿潤コンクリート組成物であって、
少なくとも10%の請求項1乃至5の何れか1つに記載のプレミックスと、
90%までの骨材と、を有し、前記質量百分率は全乾燥質量に対するものである。 - 請求項7に係る組成物で形成される硬質コンクリート物。
- 湿潤コンクリート組成物の調製方法であって、
140〜220L/m3の有効水で、請求項6記載の混合物を混合し、
140〜220L/m3の有効水と骨材とで、請求項1乃至5の何れか1項に記載のプレミックスを混合する。 - 4500〜9500cm2/gのブレーン比表面積を有し、クリンカーの最小量がkg/m3で下記式(II)で表される、ポルトランドクリンカーと、
ここで、BSSKは、cm2/gで与えられるクリンカーのブレーン比表面積であり、Weefは、L/m3での有効水の量であり、
飛散灰と、
プレミックスにおけるNa2O当量が飛散灰の質量に対して質量百分率で5%以上であ
る、少なくとも1つのアルカリ硫酸塩と、
バインダーにおけるSO3の量がポルトランドクリンカーの質量に対して質量百分率で2%以上である、少なくとも1つのSO3源と、
ライムストーンパウダー、焼成シェル、メタカオリン、シリカフィラー、シリカパウダー、ポゾラン、スラッグ、及び、これらの混合物から選択される、200μm以下のDv90を備え、kg/m3で下記式(III)で表される、補添材と、
1500〜2200kg/m3の骨材と、
可塑剤と、
140〜220L/m3の有効水と、を混合する工程を備え、
湿潤コンクリートにおけるクリンカーの合計量が200kg/m3以下であり、
クリンカーの量と飛散灰の量との合計が240kg/m3以上である、請求項9に記載の湿潤コンクリート組成物の調製方法。 - 請求項7に記載の湿潤コンクリート組成物、又は、請求項9又は10に記載の方法によって得られた湿潤コンクリート組成物を投込する工程を有するキャスト湿潤コンクリートの調製方法。
- 請求項7に記載の湿潤コンクリート組成物、請求項9又は10に記載の方法によって得られた湿潤コンクリート組成物、又は、請求項11に記載の湿潤コンクリート組成物を硬化する工程を有するコンクリート物の製造方法。
- 請求項1乃至5におけるプレミックス、請求項6に記載の混合物、又は請求項7に記載の湿潤コンクリート組成物において、飛散灰を活性化するため、少なくとも1つのアルカリ硫酸塩の使用。
- 促進剤、及び/又は、空気連行剤、及び/又は、増粘剤、及び/又は、抑制剤、及び/又は、粘土不活性剤が加えられる請求項10に記載の湿潤コンクリートの調製方法。
- 更に少なくとも1つのカルシウム源を使用する、請求項13に記載のアルカリ硫酸塩の使用。
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