JP2003306372A - 良質コンクリート - Google Patents

良質コンクリート

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JP2003306372A
JP2003306372A JP2002107694A JP2002107694A JP2003306372A JP 2003306372 A JP2003306372 A JP 2003306372A JP 2002107694 A JP2002107694 A JP 2002107694A JP 2002107694 A JP2002107694 A JP 2002107694A JP 2003306372 A JP2003306372 A JP 2003306372A
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Masato Kamata
政人 鎌田
Yuichi Sato
勇一 佐藤
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KAMADA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来使用不可能とされてきた「無害でない」
と判定された骨材を使用可能なものとすることができ、
海砂,川砂の採取による問題を回避でき、また早い工期
が要求される建築用コンクリートにも十分適合でき、さ
らにコスト増大をほとんど来すこともない良質コンクリ
ートを提供する。 【解決手段】 アルカリシリカ反応性の試験法(JIS
A5308付属書7及び付属書8)に基づいてアルカリ
骨材反応に関して無害でないと判定された骨材と、該骨
材のアルカリ骨材反応を抑制するアルカリ骨材反応抑制
物質と、セメント硬化剤とを含む良質コンクリート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨材とセメント硬
化体よりなるコンクリートに関し、詳細にはアルカリ骨
材反応に関して無害でないと判定される骨材を使用可能
とした良質コンクリートに関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートは骨材とセメント硬化体よ
りなる複合材料であるが、骨材の特性如何によりいわゆ
るアルカリ骨材反応が生じるという問題がある。このア
ルカリ骨材反応とは、コンクリートを構成する材料中に
含まれるアルカリ(主にセメント中のアルカリ)と反応
性の高い骨材(岩石,砂)とが反応してコンクリートに
異常な膨張を引き起すという現象である。
【0003】上記アルカリ骨材反応を避ける方法とし
て、従来、アルカリシリカ反応性の試験法(JISA5
308付属書7及び付属書8)に基づいてアルカリ骨材
反応に関して「無害でない」と判定された骨材を使用し
ない、つまり「無害である」と判定された骨材のみを使
用することが原則とされている。
【0004】上記「無害でない」と判定された骨材を使
用する場合は、従来、JIS A 5308付属書6 に記載されて
いる方法、即ち(1)高炉セメントやフライアッシュセ
メントを使用する、(2)低アルカリセメントを使用す
る、等が主として採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記「無害でない」と
判定された骨材を使用しない方法による場合には、海
砂,川砂等が主に使用されることとなるが、最近では、
海砂採取による地形の変化や底生生物の固体数の減少,
及び濁りの拡散という環境破壊の問題があり、さらに漁
獲量の減少といった問題もある。そのため今後海砂の採
取には大きな制約が生じると考えられる。
【0006】一方、上記高炉セメントやフライアッシュ
セメントを用いる方法では、コンクリートが最高強度に
達するまでに長時間を要し、早い工期が要求される建築
用コンクリートには適合しないといった問題がある。
【0007】また、上記低アルカリセメントを用いる方
法は、セメントそのものが高価なこと、アルカリの低減
量がわずかでしかないこと、からほとんど実用には供せ
られないものであった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、従来使用不可能とされてきた「無害で
ない」と判定された骨材を使用可能なものとすることが
でき、海砂,川砂の採取による問題を回避でき、また早
い工期が要求される建築用コンクリートにも十分適合で
き、さらにコスト増大をほとんど来すこともない良質コ
ンクリートを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルカリシリ
カ反応性の試験法(JISA5308付属書7及び付属
書8)に基づいてアルカリ骨材反応に関して無害でない
と判定された骨材と、該骨材のアルカリ骨材反応を抑制
するアルカリ骨材反応抑制物質と、セメント硬化剤とを
含むことを特徴とする良質コンクリートである。
【0010】ここで本発明におけるアルカリ骨材反応抑
制物質には、例えばゼオライト、活性炭等の高いイオン
交換能や吸着能を有する物質又は石炭の微粉の少なくと
も1つを含むものが採用可能である。
【0011】また本発明におけるアルカリ骨材反応抑制
物質としては、粉末状のものが望ましく、例えば5nm〜
5mmの粒径を有するゼオライト微粉、具体的には天然ゼ
オライト、人工ゼオライト、又は合成ゼオライトの何れ
か1つ又は2つ以上からなるものが採用可能であり、ま
たこれらのアルカリ骨材反応抑制物質の添加量は所定範
囲内にあることがが望ましく、例えばセメント比0.1wt%
〜10wt% とされる。
【0012】ここで天然ゼオライト等の粒径を5nm〜5
mmとしたのは以下の理由による。粒径が5nm未満のゼオ
ライト微粉であってもアルカリ反応抑制作用の点では効
果があるものの、現実の製品として生産する場合にはゼ
オライト微粉の製造コストが異常に増大し、結局工業的
(経済的)に実現不可能となる。また5mmを越えるとゼ
オライトの上記アルカリ反応抑制作用以外の特性が顕在
化し、結果的に上記アルカリ反応抑制作用に不具合が生
じるといった問題がある。
【0013】また天然ゼオライト等の添加量をセメント
比0.1wt%〜10wt% としたのは以下の理由による。添加量
が0.1wt%未満では、上記アルカリ骨材反応抑制効果がほ
とんど出現しない。一方、添加量が10wt% を越えると、
上記アルカリ骨材反応抑制効果が頭打ちとなるととも
に、上記粒径が上限を越えた場合と同様に、ゼオライト
自体の特性が顕在化し、例えばコンクリートの打設作業
性に悪影響を与えるといった問題がある。またコンクリ
ートとしてコスト高となり経済的でなくなるといった問
題もある。
【0014】また本発明におけるアルカリ骨材反応物質
としては、スメクタイト、セピオライト、バーミキュラ
イト、アロフェンを代表とするイオン交換容量の大きい
粘土鉱物の少なくとも1つとその酸処理鉱物からなるも
のが採用可能である。
【0015】また本発明におけるアルカリ骨材反応物質
としては、1nm 〜5mm の粒径を有する活性炭,酸添着活
性炭,又はカーボンブラック粉の何れかからなるものが
採用可能であり、その添加量は例えばセメント比0.1wt%
〜25wt% とされる。
【0016】ここで活性炭等の粒径を1nm〜5mmとした
のは、以下の理由による。粒径が1nm未満の活性炭等の
微粉は、上記ゼオライト微粉の場合と同様に、コスト高
で工業的(経済的)に実現不可能である。また5mmを越
えると、活性炭等の上記アルカリ反応抑制作用以外の特
性が顕在化し、結果的に上記アルカリ反応抑制作用に不
具合が生じるといった問題がある。
【0017】また活性炭等の添加量をセメント比0.1wt%
〜25wt% としたのは、以下の理由による。添加量が0.1w
t%未満では、上記ゼオライトと同様にアルカリ骨材反応
抑制効果がほとんど出現せず、また25wt% を越えると、
上記アルカリ骨材反応抑制効果が頭打ちとなるととも
に、上記粒径が上限を越えた場合と同様に、活性炭自体
の特性が顕在化し、例えばコンクリートの打設作業性に
悪影響を与えるといった問題がある。またコンクリート
としてコスト高となり経済的でなくなるといった問題も
ある。
【0018】また本発明におけるアルカリ骨材反応抑制
物質としては、10nm〜5mm の粒径を有する石炭の微粉が
採用可能であり、その添加量は例えばセメント比0.1wt%
〜25wt% とされる。
【0019】ここで石炭微粉の粒径を10nm〜5mmとした
のは、以下の理由による。粒径が10nm未満の石炭等の微
粉は、上記ゼオライト微粉の場合と同様に、コスト高で
工業的(経済的)に実現不可能である。また5mmを越え
ると、石炭微粉の上記アルカリ骨材反応抑制作用以外の
特性が顕在化し、結果的に上記アルカリ骨材反応抑制作
用に不具合が生じるといった問題がある。
【0020】また石炭等の添加量をセメント比0.1wt%〜
25wt% としたのは、以下の理由による。添加量が0.1wt%
未満では、上記ゼオライト等と同様にアルカリ骨材反応
抑制効果がほとんど出現せず、また25wt% を越えると、
上記アルカリ骨材反応抑制効果が頭打ちとなるととも
に、石炭自体の特性が顕在化し、例えばコンクリートの
打設作業性に悪影響を与えるといった問題がある。
【0021】また本発明におけるアルカリ骨材反応抑制
物質としての石炭の微粉としては、例えば無煙炭あるい
は瀝青炭の微粉を採用することが望ましい。
【0022】本発明のアルカリ骨材反応抑制物質とし
て、例えば石炭をスルフォン化又はニトロ化することに
よってアルカリ吸収能力を高めた石炭の微粉が採用可能
である。
【0023】本発明における骨材としては、例えばしら
す砂,火山灰砂,火山岩の何れか1つ又は2つ以上を含
むものが採用可能である。ここで、本発明におけるしら
す砂とは、九州南部,鹿児島湾周辺に広く分布する火山
灰質の堆積物からなる砂であって、土木学標準粗さに入
る様に微粉末及び軽石を除去したものである。この場
合、例えば火山灰砂に同量のしらす砂を混合したものが
特に望ましい。その理由は、火山灰砂のみの場合には比
重が大きいことからコンクリート打設後においてやや分
離する部分が見られる傾向があるが、しらす砂を混合す
ることによりこの分離部分の発生を回避でき、より一層
良質なコンクリートとすることができる。
【0024】
【発明の作用効果】本発明は、上述のアルカリ骨材反応
に関して「無害でない」と判定された骨材を除外するの
ではなく、アルカリ骨材反応の一方の担い手であるアル
カリの量を低減すること、及びコンクリート細孔を微粉
により埋めることによって良質なコンクリートを製造し
ようとするものである。上記したイオン交換能や吸着能
の高い物質は、他のコンクリート構成部材と混合される
と、部材が当初持っていたアルカリ量を等価的に減じる
といった作用を果たし、その結果、アルカリ骨材反応が
抑制されるのである。
【0025】このように本発明では、いわゆる「無害で
ない」と判定された骨材に、該骨材のアルカリ骨材反応
を抑制するアルカリ骨材反応抑制物質を添加したので、
今まで使用不可能とされてきた「無害でない」と判定さ
れた骨材を使用可能とすることができ、骨材不足を解消
したいとする昨今の社会的要請に応えることができる。
より具体的には、 i)従来、アルカリシリカ反応が起るとして使用不可とさ
れて来た如何なる種類の砂、礫および岩石(石灰石は除
く)でも、コンクリート用骨材として使用可能となるこ
とから安価なコンクリートが製造可能となる。
【0026】ii) 特にしらす砂や火山灰砂、火山岩等が
骨材として利用可能になることから、無用の自然廃棄物
を有用な資源へと転換でき、自然環境保全コストや社会
コストについても低減可能となる。
【0027】iii)また、火山灰砂や火山岩等は現在広く
骨材として使用されている砂岩よりも強度が強いことか
ら、高強度のコンクリートの製造が可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を説明す
る。本発明は、上述のように、「無害でない」と判定さ
れた骨材にアルカリ骨材反応抑制物質を添加することに
より、アルカリ骨材反応の一方の担い手であるアルカリ
の量を低減すること、およびコンクリート細孔を微粉に
より埋めることによって良質なコンクリートを製造しよ
うとするものである。本実施形態では、上記各種のアル
カリ骨材反応抑制物質の添加によりアルカリ骨材反応の
抑制効果を確認するための実験を行なった。
【0029】図1は、骨材として火山灰砂を、セメント
としてポルトランドセメントをそれぞれ使い、人工ゼオ
ライトの微粉(JIS Z 8801で規定する150 μのふるいを
通過したもの)をセメント比0 〜8wt% 添加した供試体
を作製し、その膨張量をJISA 1804による方法で測定し
た結果を示す。
【0030】図2は、骨材として火山灰砂を、セメント
としてポルトランドセメントをそれぞれ使い、添着活性
炭の微粉(JIS Z 8801で規定する150 μのふるいを通過
したもの)をセメント比0 〜8wt% 添加した供試体を作
製し、その膨張量をJIS A 1804による方法で測定した結
果を示す。
【0031】図3は、骨材として火山灰砂を、セメント
としてポルトランドセメントをそれぞれ使い、瀝青炭の
微粉(JIS Z 8801で規定する150 μのふるいを通過した
もの)をセメント比0 〜8wt% 添加した供試体を作製
し、その膨張量をJIS A 1804による方法で測定した結果
を示す。
【0032】上記図1〜図3から、いずれの粉末もコン
クリート供試体の膨張量(長さ変化率)を抑制する効果
を持っていることが判る。
【0033】特に図1から判るように、アルカリ骨材反
応抑制物質として人工ゼオライト微粉を添加した場合に
は、添加量の増加に伴って膨張量が急激に減少し、セメ
ント比8wt%を添加すると約0.05%と膨張は極めて小さ
いと言える。
【0034】また図3から判るように、アルカリ骨材反
応抑制物質として瀝青炭の微粉を添加した場合は、コン
クリート供試体の膨張量は人工ゼオライトの場合よりも
若干大きいものの、瀝青炭の微粉が大量にかつ低コスト
で入手し易い物質である点で有利である。
【0035】上述のJIS A 1804は、骨材そのものの良否
を判定するもので、非常に過酷なテストである。実際は
アルカリ量が20% 程度抑制されれば実用上問題はないと
判断されることから、上記人工ゼオライト微粉,添着活
性炭微粉,無煙炭微粉を添加した三つのケースでは、そ
れぞれセメント比1wt%、2wt% 、4wt %程度添加するだ
けで良質なコンクリートが得られた。
【0036】また、JIS A 1132により上記三つのケース
について標準供試体をつくり、試験法JIS A 1108で各供
試体の圧縮強度を測定したところ、いずれも骨材として
「無害」と判定される川砂を用いたケースと比べその圧
縮強度に遜色はなかった。
【0037】図4は、骨材として火山灰砂としらす砂を
1:1(容積比)で混合したものを、セメントとしてポ
ルトランドセメントをそれぞれ使い、瀝青炭の微粉(JI
S Z8801で規定する150 μのふるいを通過したもの)を
セメント比0 〜6 wt% 添加した供試体を作製し、その膨
張量をJIS A 1804による方法で測定した結果を示す。
【0038】ここで図4に示すように火山灰砂としらす
砂とを混合したのは以下の理由による。一般に火山灰
砂,火山岩は比重が2.6 〜2.7g/cm3と重く、打設後のコ
ンクリートの中で分離して沈下する部分がやや見られる
ので、比重が2.2 〜2.4g/cm3と軽いしらす砂を同量だけ
混合することにより比重を両砂の平均値とした。これに
より粒径の分布が良くなり、図4の膨張量測定結果から
判るように、無煙炭微粉を 4wt%程度添加することによ
り、膨張量はJIS の規制値(0.1%) 以下となっている。
またJIS A 1132により上記火山灰砂としらす砂とを混
合したものについて標準供試体をつくり、試験法JIS A
1108で該供試体の圧縮強度を測定したところ、骨材とし
て「無害」と判定される川砂を用いたケースと比べその
圧縮強度に遜色はなかった。
【0039】なお、本発明におけるアルカリ骨材反応抑
制物質を、上述の試験法に基づいてアルカリ骨材反応に
関して「無害である」と判定された骨材に添加すること
も可能である。このようにした場合には、より一層膨張
量の少ないコンクリートを製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルカリ骨材反応抑制効果を確認する
ための実験結果を示す人工ゼオライト微粉−供試体膨張
量特性図である。
【図2】本発明のアルカリ骨材反応抑制効果を確認する
ための実験結果を示す添着活性炭微粉−供試体膨張量特
性図である。
【図3】本発明のアルカリ骨材反応抑制効果を確認する
ための実験結果を示す無煙炭微粉−供試体膨張量特性図
である。
【図4】本発明のアルカリ骨材反応抑制効果を確認する
ための、火山灰砂にしらす砂を混合した場合の、実験結
果を示す瀝青炭微粉−供試体膨張量特性図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 22/02 C04B 22/02 22/08 22/08 A 24/36 24/36 // C04B 103:60 103:60 111:20 111:20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリシリカ反応性の試験法(JIS
    A5308付属書7及び付属書8)に基づいてアルカリ
    骨材反応に関して無害でないと判定された骨材と、該骨
    材のアルカリ骨材反応を抑制するアルカリ骨材反応抑制
    物質と、セメント硬化剤とを含むことを特徴とする良質
    コンクリート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、アルカリ骨材反応抑
    制物質が、ゼオライト、活性炭等の高いイオン交換能や
    吸着能を有する物質又は石炭の微粉の少なくとも1つを
    含むものであることを特徴とする良質コンクリート。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記アルカリ骨材反
    応抑制物質が、5nm〜5mm の粒径を有する天然ゼオライ
    ト、人工ゼオライト、または合成ゼオライトの何れか1
    つからなり、セメント比0.1wt%〜10wt% 添加されている
    ことを特徴とする良質コンクリート。
  4. 【請求項4】 請求項2において、上記アルカリ骨材反
    応物質が、スメクタイト、セピオライト、バーミキュラ
    イト、アロフェンを代表とするイオン交換容量の大きい
    粘土鉱物の少なくとも1つとその酸処理鉱物からなるこ
    とを特徴とする良質コンクリート。
  5. 【請求項5】 請求項2において、上記アルカリ骨材反
    応物質が、1nm 〜5mm の粒径を有する活性炭,酸添着活
    性炭,又はカーボンブラック粉の何れかからなり、セメ
    ント比0.1wt%〜25wt% 添加されていることを特徴とする
    良質コンクリート。
  6. 【請求項6】 請求項2において、上記アルカリ骨材反
    応抑制物質が、10nm〜5mm の粒径を有する石炭の微粉で
    あり、セメント比0.1wt%〜25wt% 添加されていることを
    特徴とする良質コンクリート。
  7. 【請求項7】 請求項6において、上記石炭の微粉が、
    瀝青炭あるいは無煙炭の微粉であることを特徴とする良
    質コンクリート。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7において、上記アルカリ
    骨材反応抑制物質が、石炭をスルフォン化又はニトロ化
    することによってアルカリ吸収能力を高めた石炭の微粉
    であることを特徴とする良質コンクリート。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8の何れにおいて、上記
    骨材が、しらす砂,火山灰砂,火山岩の何れか1つ又は
    2以上を含むものであることを特徴とする良質コンクリ
    ート。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105801038A (zh) * 2016-03-07 2016-07-27 华北水利水电大学 植生型生态混凝土性能试验方法

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