JP2015091730A - ガイドローラ、フィルム搬送装置およびシート成形機 - Google Patents

ガイドローラ、フィルム搬送装置およびシート成形機 Download PDF

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Abstract

【課題】ガイドローラの外周面の形状を動的に調整する。【解決手段】ガイドローラ10は、軸AX1を有するアウターロール12と、軸AX1に重なる軸AX2を有してアウターロール12に収められるインナーロール14とを備える。アウターロール12は、外周面PR11に形成された複数のスリットSL1〜SL3を有する。インナーロール14は、径方向から眺めて複数のスリットSL1〜SL3を避ける位置で外周面PR21から中空部に通じる複数の孔HL1a〜HL3a,HL1b〜HL3bを有する。複数の孔HL1a〜HL3a,HL1b〜HL3bは、環状溝GR1a〜GR3a,GR1b〜GR3bによって囲まれる。複数のスリットSL1〜SL3は、環状溝GR1a〜GR3a,GR1b〜GR3bの外側に形成される。アウターロール12の外周面PR11はガイドすべき被搬送物に当接される。【選択図】図2

Description

この発明は、ガイドローラ、フィルム搬送装置およびシート成形機に関する。
特許文献1の図1には、エクストルージョン型のシート成形機が記載されている。このシート成形機は、帯状のキャリアフィルムを搬送するフィルム搬送装置と、搬送されたキャリアフィルムの表面にスラリーを塗布する塗工装置(ダイヘッド)と、塗布されたスラリーを乾燥する乾燥装置と、を備える。フィルム搬送装置は、支持体ロールからキャリアフィルムを供給する巻出部と、キャリアフィルムを搬送する搬送部と、キャリアフィルムをロール状に巻き取る巻取部と、を備える。キャリアフィルムの搬送路には、ダイヘッドの吐出口にキャリアフィルムを案内する一対のガイドローラがある。キャリアフィルムは、ガイドローラのガイド面(ロール面)に当接しながら搬送される。ダイヘッドの吐出口からスラリーが押し出されることにより、キャリアフィルムとダイヘッドの吐出口との距離(ギャップ)は所定範囲に保たれる。ここで、キャリアフィルムの幅方向に対して、ガイドローラのガイド面(ロール面)が平坦に形成されると、キャリアフィルムに塗工されたスラリーの膜厚が幅方向において均一にならない場合が多い。つまり、多くの場合、キャリアフィルムの幅方向における中央部ほど塗工膜厚が増大し、塗工膜がいわゆる中高形状をなす。
特開平11−60006号公報
この対策としては、ガイド面を機械的にクラウン形状に加工して、幅方向における塗工膜厚を均一化することが考えられる。しかし、キャリアフィルムの幅方向における膜厚特性は塗工作業の途中で変化するところ、機械的にクラウン形状に加工されたガイドローラでは膜厚特性の変化に対応できず、所望の膜厚精度が得られない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ガイド面の形状を動的に調整することができる、ガイドローラ、ガイドローラを用いたフィルム搬送装置およびフィルム搬送装置を含むシート成形機を提供することである。
この発明に従うガイドローラ(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、第1軸(AX1)を有する第1円筒体(12)と、第1軸に重なる第2軸(AX2)を有して第1円筒体に収められた第2円筒体(14)と、を備えるガイドローラ(10)であって、第1円筒体は第1円筒体の外周面(PR11)に複数のスリット(SL1~SL3)を有し、第2円筒体は第2円筒体の径方向から眺めて複数のスリットを避ける位置で、第2円筒体の外周面(PR21)から第2円筒体の中空部(MD2)に通じる複数の孔(HL1a~HL3a, HL1b~HL3b)を有する。
好ましくは、複数のスリットの各々は、第1円筒体の全長よりも短い長さを有して、第1軸の軸方向および/または周方向の互いに異なる位置に第1軸に沿って形成される。
好ましくは、第2円筒体は複数の孔をそれぞれ囲むように第2円筒体の外周面に形成された複数の環状溝(GR1a~GR3a, GR1b~GR3b)をさらに有し、複数の環状溝にそれぞれ嵌合する複数のリング部材(16, 16,…)がさらに備えられる。
さらに好ましくは、リング部材の各々は、第2円筒体の径方向から眺めて第1円筒体の複数のスリットを避ける位置に配置される。
この発明に従うフィルム搬送装置(40)は、帯状のキャリアフィルム(36)を供給する巻出部(42)と、キャリアフィルムを搬送する搬送部(44)と、キャリアフィルムをロール状に巻き取る巻取部(46)と、を備えるフィルム搬送装置であって、搬送部は、上述のガイドローラと、ガイドローラの第1円筒体および第2円筒体の両端に取り付けられる一対のジャーナル(18, 20)と、ガイドローラが第1の軸を中心に回転可能となるように一対のジャーナルを支持する支持機構(24, 26)と、一対のジャーナルのうちの少なくとも一方を介してガイドローラの第2の円筒体の中空部に流体を供給または排気する流体給排機構(28)と、を有する。
好ましくは、一対のジャーナルのうちの少なくとも一方は、ガイドローラの第2の円筒体の中空部に連通する給排通路(AS1)を有する。
この発明に従うシート成形機(30)は、帯状のキャリアフィルム(36)の表面にシートを成形するためのシート成形機であって、上述したフィルム搬送装置(40)に加え、搬送されたキャリアフィルムの表面にスラリー(34)を塗布する塗工装置(50)と、キャリアフィルムに塗布されたスラリーを乾燥する乾燥装置(60)と、を備える。
第2円筒体は第1円筒体に収められ、第1円筒体の外周面には複数のスリットが形成され、第2円筒体には径方向から眺めて複数のスリットを避ける位置でその外周面からその中空部に通じる複数の孔が形成される。したがって、第2円筒体の中空部における流体圧力が変化すると、第1円筒体の外周面が径方向に変形する。第2円筒体の中空部における流体圧力を制御することで、ガイド面の形状を動的に調整することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明のガイドローラの一例を示す斜視図である。 (A)はガイドローラを構成するアウターロールの一例を示す斜視図であり、(B)はアウターロールの中空部に収められるインナーロールの一例を示す斜視図である。 (A)はインナーロールの外周面に形成された複数の環状溝の各々に嵌合されるOリングの一例を示す平面図であり、(B)はOリングの嵌合状態の一例を示す図解図である。 (A)はアウターロールおよびインナーロールの一方端に取り付けられるジャーナルの一例を示す斜視図であり、(B)はアウターロールおよびインナーロールの他方端に取り付けられる別のジャーナルの一例を示す斜視図であり、(C)は一方のジャーナルに取り付けられる回転継手の一例を示す斜視図である。 図1に示すガイドローラのA−A断面図である。 (A)はインナーロールに設けられた中空部の気圧を大気圧に合わせたときのアウターロールの形状を示す断面図であり、(B)はインナーロールに設けられた中空部の気圧を大気圧よりも高くしたときのアウターロールの形状を示す断面図である。 図1に示すガイドローラを採用したシート成形機の要部を示す図解図である。 図1に示すガイドローラを支持機構によって支持し、かつガイドローラに流体給排機構を接続した構造の一例を示す図解図である。 図1に示すガイドローラが実装されたフィルム搬送装置と塗工装置の構成の一例を示す図解図である。
この実施例のガイドローラ10の外観を図1に示す。このガイドローラ10は、図2(A)および図2(B)にそれぞれ示すアウターロール12およびインナーロール14により構成される。インナーロール14には、図3(A)に示すOリング16が取り付けられる。ガイドローラ10には,図4(A)〜図4(C)にそれぞれ示すジャーナル18,20および回転継手22が取り付けられる。アウターロール12およびインナーロール14はジャーナル18,20によってそれぞれ固定され、周方向に共に回転する。
図2(A)を参照して、アウターロール12は、軸AX1に沿った円筒状の形状をしている。アウターロール12は、例えば、ステンレス,アルミ,鉄または樹脂を素材としている。アウターロール12の全長は数百mmであり、アウターロール12の肉厚の厚みは数mm〜数十mmの範囲である。アウターロール12の外径はアウターロール12の外周面PR11によって規定され、アウターロール12の内径はアウターロールの内周面PR12によって規定される。内周面PR12より内側は中空部MD1である。なお、アウターロール12に対して外力が加わらない状態では、アウターロール12の外径は単一の値を示し、アウターロール12の内径も単一の値を示す。このとき、外周面PR11および内周面PR12はいずれも平坦面であり、軸方向に対して平行である。
アウターロール12には、軸方向の中央部にゾーンSZ1が割り当てられ、一方端部側にゾーンSZ2が割り当てられ、他方端部側にゾーンSZ3が割り当てられる。ここで、ゾーンSZ1は、ゾーンSZ2およびSZ3の各々と部分的に重なる。ゾーンSZ1は、アウターロール12の軸方向中央を基準として対称であることが好ましい。また、ゾーンSZ2は、アウターロール12の軸方向中央を基準としてゾーンSZ3に対して対称の位置にあることが好ましい。
ゾーンSZ1における外周面PR11には軸AX1に沿って延びる6つのスリットSL1が設けられ、ゾーンSZ2における外周面PR11には軸AX1に沿って延びる6つのスリットSL2が設けられ、ゾーンSZ3における外周面PR11には軸AX1に沿って延びる6つのスリットSL3が設けられる。スリットSL1、SL2、SL3の各々の長さは、アウターロール12の全長よりも短い。スリットSL1、SL2、SL3の各々の幅は、例えば0.03mm〜2mmのうちの適切な値に設定される。以下、スリットSL1、SL2、SL3を総称して「スリットSL」と呼ぶ。
アウターロール12の軸方向からスリットSLを透視したとき、スリットSLは軸AX1に対して放射状に設けられる。具体的には、スリットSL1は60°毎に同じ角度間隔で設けられ、スリットSL2も60°毎に同じ角度間隔で設けられ、さらにスリットSL3も60°毎に同じ角度間隔で設けられる。ただし、スリットSL1の形成位置とスリットSL2の形成位置との間には30°のオフセットが確保され、スリットSL1の形成位置とスリットSL3の形成位置との間にも30°のオフセットが確保される。つまり、軸AX1を中心として、スリットSL1とスリットSL2は30°の角度差をもって形成され、スリットSL1とスリットSL3も30°の角度差をもって形成される。
したがって、ゾーンSZ1〜SZ3の部分的な重複にも関わらず、スリットSLは互いに接触することなく外周面PR11に形成される。つまり、スリットSLは、軸AX1の軸方向および/または周方向の互いに異なる位置に配置される。また、アウターロール12を径方向から眺めたとき、スリットSLの各々は、後述する環状溝GRと重ならない位置に形成される。
これらのスリットSLの長さ、幅、深さ、または周方向のスリットSLの数を適宜設計することにより、ガイドローラ10のガイド面の形状が調整可能となる。
図2(B)を参照して、インナーロール14は、軸AX2に沿った円筒状の形状をしている。インナーロール14は、例えば、ステンレス,アルミ,鉄または樹脂を素材としている。インナーロール14の全長はアウターロール12の全長と同じであり、インナーロール14の肉厚の厚みは数mm〜数十mmの範囲である。ただし、インナーロール14の外径はアウターロール12の内径よりも数mm小さい。
インナーロール14の外径はインナーロール14の外周面PR21によって規定され、インナーロール14の内径はインナーロール14の内周面PR22によって規定される。なお、インナーロール14の外径および内径の各々もまた単一の値を示し、外周面PR21および内周面PR22はいずれも平坦面であり、軸方向に対して平行である。
インナーロール14には、軸方向の中央部にゾーンHZ1が割り当てられ、一方端部側にゾーンHZ2が割り当てられ、他方端部側にゾーンHZ3が割り当てられる。ゾーンHZ1は、インナーロール14の軸方向中央を基準として対称であることが好ましい。また、ゾーンHZ2は、インナーロール14の軸方向中央を基準としてゾーンHZ3に対して対称の位置にあることが好ましい。軸AX2が軸AX1と重なるようにインナーロール14をアウターロール12の中空部MD1に収め、インナーロール14の両端をアウターロール12の両端に合わせると、径方向から眺めたとき、ゾーンHZ1〜HZ3はそれぞれゾーンSZ1〜SZ3と重なる。具体的には、ゾーンHZ1はゾーンSZ1によって完全に覆われ、ゾーンHZ2はゾーンSZ2によって完全に覆われ、ゾーンHZ3はゾーンSZ3によって完全に覆われる。
ゾーンHZ1には、6つの孔HL1aと6つの孔HL1bとが設けられる。孔HL1aおよび孔HL1bは、外周面PR21と中空部MD2とを貫通するように設けられる。以下、孔HL1a、HL1bを総称して「孔HL1」と呼ぶ。
インナーロール14の軸方向から孔HL1を透視したとき、孔HL1は軸AX2に対して放射状に設けられる。具体的には、孔HL1aは60°毎に同じ角度間隔で設けられ、孔HL1bも60°毎に同じ角度間隔で設けられる。また、孔HL1aの形成位置と孔HL1bの形成位置との間のオフセットは0°とされる。つまり、軸AX2を中心として、孔HL1aと孔HL1bとの角度差は0°である。
各々の孔HL1aは各々の環状溝GR1aによって囲まれ、各々の孔HL1bも各々の環状溝GR1bによって囲まれる。軸方向に隣り合う2つの孔HL1aおよび孔HL1bは、適度に距離を隔てて設けられ、軸方向に隣り合う2つの環状溝GR1aおよび環状溝GR1bも互いに重ならない位置に設けられる。
また、軸AX2の周方向における環状溝GR1aの両端が軸AX2に対してなす角度は60°より小さく、軸AX2の周方向における環状溝GR1bの両端が軸AX2に対してなす角度も60°より小さい。したがって、軸AX2の周方向において隣り合う2つの環状溝GR1aが互いに重なることはなく、軸AX2の周方向において隣り合う2つの環状溝GR1bが互いに重なることもない。以下、環状溝GR1a、GR1bを総称して「GR1」と呼ぶ。
ゾーンHZ2には、6つの孔HL2aと6つの孔HL2bとが設けられる。孔HL2aおよび孔HL2bは、外周面PR21と中空部MD2とを貫通するように設けられる。孔HL2aおよび孔HL2bは、軸方向に並んで配置される。以下、孔HL2a、HL2bを総称して「孔HL2」と呼ぶ。
インナーロール14の軸方向から孔HL2を透視したとき、孔HL2は軸AX2に対して放射状に設けられる。具体的には、孔HL2aは60°毎に同じ角度間隔で設けられ、孔HL2bも60°毎に同じ角度間隔で設けられる。また、孔HL2aの形成位置と孔HL2bの形成位置との間のオフセットは0°とされる。つまり、軸AX2を中心として、孔HL2aと孔HL2bとの角度差は0°である。
各々の孔HL2aは各々の環状溝GR2aによって囲まれ、各々の孔HL2bも各々の環状溝GR2bによって囲まれる。軸方向に隣り合う2つの孔HL2aおよび孔HL2bは、適度に距離を隔てて設けられ、軸方向に隣り合う2つの環状溝GR2aおよび環状溝GR2bも互いに重ならない位置に設けられる。
また、軸AX2の周方向における環状溝GR2aの両端が軸AX2に対してなす角度は60°より小さく、軸AX2の周方向における環状溝GR2bの両端が軸AX2に対してなす角度も60°より小さい。したがって、軸AX2の周方向において隣り合う2つの環状溝GR2aが互いに重なることはなく、軸AX2の周方向において隣り合う2つの環状溝GR2bが互いに重なることもない。以下、環状溝GR2a、GR2bを総称して「GR2」と呼ぶ。
ゾーンHZ3には、6つの孔HL3aと6つの孔HL3bとが設けられる。孔HL3aおよび孔HL3bは、外周面PR21と中空部MD2とを貫通するように設けられる。孔HL3aおよび孔HL3bは、軸方向に並んで配置される。以下、孔HL3a、HL3bを総称して「孔HL3」と呼び、孔HL1、HL2、HL3を総称して「孔HL」と呼ぶ。
インナーロール14の軸方向から孔HL3を透視したとき、孔HL3は軸AX2に対して放射状に設けられる。具体的には、孔HL3aは60°毎に同じ角度間隔で設けられ、孔HL3bも60°毎に同じ角度間隔で設けられる。また、孔HL3aの形成位置と孔HL3bの形成位置との間のオフセットは0°とされる。つまり、軸AX2を中心として、孔HL3aと孔HL3bとの角度差は0°である。
孔HL3aの各々は環状溝GR3aによって囲まれ、孔HL3bの各々も環状溝GR3bによって囲まれる。軸方向に隣り合う2つの孔HL3aおよび孔HL3bは、適度に距離を隔てて設けられ、軸方向に隣り合う2つの環状溝GR3aおよび環状溝GR3bも互いに重ならない位置に設けられる。
また、軸AX2の周方向における環状溝GR3aの両端が軸AX2に対してなす角度は60°より小さく、軸AX2の周方向における環状溝GR3bの両端が軸AX2に対してなす角度も60°より小さい。したがって、軸AX2の周方向において隣り合う2つの環状溝GR3aが互いに重なることはなく、軸AX2の周方向において隣り合う2つの環状溝GR3bが互いに重なることもない。以下、環状溝GR3a、GR3bを総称して「GR3」と呼ぶ。
孔HL1の形成位置と孔HL2の形成位置との間には、30°のオフセットが確保される。同様に、孔HL1の形成位置と孔HL3の形成位置との間にも、30°のオフセットが確保される。つまり、軸AX2を中心として、孔HL1と孔HL2は30°の角度差をもって形成され、孔HL1と孔HL3も30°の角度差をもって形成される。
したがって、アウターロール12に設けられた中空部MD1にインナーロール14を収めた状態でアウターロール12の外周面PR11を径方向から眺めると、スリットSL1は環状溝GR1を避ける位置にあり、スリットSL2は環状溝GR2を避ける位置にあり、スリットSL3は環状溝GR3を避ける位置にある。また、スリットSL1は環状溝GR2および環状溝GR3を避ける位置にあり、スリットSL2およびスリットSL3は環状溝GR1を避ける位置にある。なお、ここでは環状溝GR3a、GR3bを総称して「環状溝GR3」と呼び、環状溝GR1、GR2、GR3を総称して「環状溝GR」と呼ぶ。
インナーロール14に形成された環状溝GRの各々には、図3(A)に示すOリング16が嵌合される。Oリング16は弾性の樹脂を素材とし、Oリング16をなす環の直径は環状溝GRの各々をなす環の直径と一致する。ただし、環状溝GRの各々の深さは、Oリング16の厚みより小さい。
したがって、Oリング16を環状溝GRの各々に嵌合させると、図3(B)に示すように、Oリング16が外周面PR21から部分的に突出する。環状溝GRの各々の深さおよびOリング16の厚みは、Oリング16の突出部の高さがアウターロール12の内径とインナーロール14の外径との差分を上回るように調整される。
インナーロール14は、Oリング16が装着された状態でアウターロール12の中空部MD1に収められる。このとき、軸AX2は軸AX1と重なり、Oリング16はアウターロール14の内周面PR12からの押圧力によって縮小変形する(図6(A)参照)。
図4(A)に示すジャーナル18は、アウターロール12およびインナーロール14の軸方向の一方端にねじ等により装着される。また、図4(B)に示すジャーナル20は、アウターロール12およびインナーロール14の軸方向の他方端にねじ等により装着される。なお、アウターロール12の両端には環状のキャップ17が取り付けられており、ジャーナル18、20はこのキャップ17を介してアウターロール12に装着される。さらに、図4(C)に示す回転継手22は、ジャーナル18の先端に設けられる。図8に示すように、ジャーナル18、20はベアリングを有する支持機構24、26によって支持され、ガイドローラ10は軸AX1および軸AX2の周方向において回転可能となる。
図5および図8に示すように、ジャーナル18には、流体給排機構28が取り付けられる。流体給排機構28は、配管28a、圧力調整弁28bおよび流体源28cによって構成される。インナーロール14の軸方向の一方端には、中空部MD2に通じる開口OP1がある。また、ジャーナル18および回転継手22には、開口OP1に通じる給排通路AS1、AS2がある。これに対して、インナーロール14の軸方向の他方端は閉口され、また、ジャーナル20は中実とされる。
給排通路AS2、AS1を通してインナーロール14に圧縮空気を供給すると、中空部MD2の気圧が上昇する。その際、中空部MD2の圧力は、例えば0.01MPa〜1MPaのうちの適切な値に設定される。供給された空気の一部は、孔HLを経てインナーロール14の外部に排出される。ただし、孔HLの各々の周辺はアウターロール12の内周面PR12とOリング16とによって密閉されているため、排出された空気はこの密閉空間に留まり、アウターロール12は密閉空間内の空気の圧力によって径方向に拡大変形する。アウターロール12の直径の拡大変形量は、例えば0.0001mm〜2mmである。このとき、Oリング16は、アウターロール12の拡大変形に伴って復元する方向に変形する。
つまり、中空部MD2の気圧が大気圧と等しければ、アウターロール12は本来の形状つまり図6(A)に示す形状を維持する。これに対して、中空部MD2の気圧が上昇すると、アウターロール12は図6(B)に示すように拡大変形する。なお、拡大変形したアウターロール12は、中空部MD2の気圧を大気圧に戻すことで本来の形状に復元する。
また、この実施例では、空気圧によってアウターロール12を変形させるようにしているが、油圧などの他の流体圧力によってアウターロール12を変更させてもよい。
さらに、この実施例では、アウターロール12を拡大変形させることを想定しているが、中空部MD2の圧力を減少させることでアウターロール12を縮小変形させてもよい。その際、中空部MD2の圧力は、例えば−0.1MPa〜−0.01MPaのうちの適切な値に設定される。
あるいは、アウターロール12に対して外力が加わらない状態で、アウターロール12の端部より中央部の外径が小さくなるように形成しておき、中空部MD2の気圧を上昇させることで外径を軸方向に対して平行に変形させてもよい。この場合、中空部MD2の気圧を大気圧に戻すことで中央部の外径が縮小変形することになる。
また、アウターロール12のスリットSLの位置を一方端部側と他方端部側とで異ならせることにより、両端の外径が異なるガイドローラ10を形成できる。
さらに、この実施例では、インナーロール14に単一の中空部MD2を形成するようにしているが、中空部MD2を隔壁によって2つの中空部に分割し、かつインナーロール14の軸方向の他方端およびジャーナル20に開口および給排通路を形成することで、2つの中空部の気圧を個別に制御するようにしてもよい。これによって、アウターロール12の形状をより複雑に制御することができる。
また、アウターロール12の外周面PR11をラバーチューブまたは樹脂コーティング層により覆うこともできる。すなわち、ガイドローラ10は、外周面PR11に設けられたラバーチューブまたは樹脂コーティング層を介してキャリアフィルム36を案内してもよい。
このような構造を有するガイドローラ10は、図7および図9に示すシート成形機30に適用される。シート成形機30は、帯状のキャリアフィルム36を搬送するフィルム搬送装置40と、搬送されたキャリアフィルム36にスラリー34を塗布する塗工装置50と、塗布されたスラリー34を乾燥する乾燥装置60と、を備える。フィルム搬送装置40は、支持体ロールからキャリアフィルム36を供給する巻出部42と、キャリアフィルム36を搬送する搬送部44と、キャリアフィルム36をロール状に巻き取る巻取部46と、を備える。キャリアフィルム36の搬送路には、塗工装置50のダイヘッド32の吐出口にキャリアフィルム36を案内する一対のガイドローラ10がある。このガイドローラ10の少なくとも一方、又は両方に本願発明を適用する。なお、乾燥装置60、巻出部42および巻取部46は、公知の技術により構成されており、詳しい説明を省略する。
図7によれば、ガイドローラ10は、キャリアフィルム36を搬送する搬送路の上流および下流の各々に設けられる。ガイドローラ10をなすアウターロール12の外周面PR11はキャリアフィルム36の一方主面に当接される。2つのガイドローラ10が時計回り方向(矢印の方向)に回転し、キャリアフィルム36は搬送路を上流から下流に搬送される。
スラリー34を吐出するダイヘッド32は、2つのガイドローラ10の間に設けられる。ダイヘッド32の先端はキャリアフィルム36の他方主面に近接し、これによってスラリー34がキャリアフィルム36の他方主面に塗工される。
塗工膜厚はキャリアフィルム36の幅方向において不均一となる可能性があるところ、アウターロール12はインナーロール14に設けられた中空部MD2の気圧に応じて変形し、これに応じて搬送路を搬送されるキャリアフィルム36の主面にも波状の変形が生じる。本実施例において、スラリー34は、こうして変形したキャリアフィルム36に塗工される。したがって、中空部MD2の気圧を制御することで、キャリアフィルム36の主面の形状を動的に調整することができ、ひいてはキャリアフィルム36の幅方向における塗工膜厚を動的に調整することができる。
なお、一対のガイドローラ10の両方に本願発明を適用する場合、ガイドローラ10ごとに中空部MD2の気圧を異ならせることで、キャリアフィルム36の主面に生じる変形を複雑に制御することができる。さらに、一対のガイドローラ10として、異なる仕様のガイドローラ10を用いれば、キャリアフィルム36の主面に生じる変形をより複雑に制御することができる。
また、シート成形機30でガイドローラ10を駆動する際に、塗工膜厚をリアルタイムで測定して、ガイドローラ10の変形度合いをリアルタイムで制御するようにしてもよい。
なお、この実施例では、ガイドローラ10をシート成形機30に適用するようにしている。しかし、印刷物,光学フィルム,磁気テープ,金属薄膜などのウェブの生産工程において、これらのウェブを搬送し、搬送途中の処理工程を経て最終的に巻き取るフィルム搬送装置40にも、この実施例のガイドローラ10を適用することができる。
例えば、両端の外径を異ならせるように制御できるガイドローラ10を適用することで、キャリアフィルム36の蛇行に対応して搬送位置を調整することができる。
10 …ガイドローラ
12 …アウターロール(第1円筒体)
14 …インナーロール(第2円筒体)
16 …Oリング(リング部材)
18、20 …ジャーナル
30 …シート成形機
32 …ダイヘッド
34 …スラリー
36 …キャリアフィルム(被搬送物)
40 …フィルム搬送装置
AX1 …第1の軸
AX2 …第2の軸
SL、SL1〜SL3 …スリット
HL、HL1〜HL3、HL1a〜HL3a,HL1b〜HL3b …孔
PR11 …アウターロールの外周面
PR21 …インナーロールの外周面
MD1 …アウターロールの中空部
MD2 …インナーロールの中空部
GR、GR1〜GR3、GR1a〜GR3a,GR1b〜GR3 …環状溝

Claims (7)

  1. 第1軸を有する第1円筒体と、前記第1軸に重なる第2軸を有して前記第1円筒体に収められた第2円筒体と、を備えるガイドローラであって、
    前記第1円筒体は、前記第1円筒体の外周面に複数のスリットを有し、
    前記第2円筒体は、前記第2円筒体の径方向から眺めて前記複数のスリットを避ける位置で、前記第2円筒体の外周面から前記第2円筒体の中空部に通じる複数の孔を有する、ガイドローラ。
  2. 前記複数のスリットの各々は、前記第1円筒体の全長よりも短い長さを有して、前記第1軸の軸方向および/または周方向の互いに異なる位置に前記第1軸に沿って形成される、請求項1記載のガイドローラ。
  3. 前記第2円筒体は、前記複数の孔をそれぞれ囲むように前記第2円筒体の外周面に形成された複数の環状溝をさらに有し、
    前記複数の環状溝にそれぞれ嵌合する複数のリング部材をさらに備える、請求項1または2記載のガイドローラ。
  4. 前記複数のリング部材の各々は、前記第2円筒体の径方向から眺めて前記第1円筒体の前記複数のスリットを避ける位置に配置される、請求項3記載のガイドローラ。
  5. 帯状のキャリアフィルムを供給する巻出部と、キャリアフィルムを搬送する搬送部と、キャリアフィルムをロール状に巻き取る巻取部と、を備えるフィルム搬送装置であって、
    前記搬送部は、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のガイドローラと、
    ガイドローラの前記第1円筒体および前記第2円筒体の両端に取り付けられる一対のジャーナルと、
    ガイドローラが前記第1の軸を中心に回転可能となるように前記一対のジャーナルを支持する支持機構と、
    前記一対のジャーナルのうちの少なくとも一方を介してガイドローラの前記第2の円筒体の中空部に流体を供給または排気する流体給排機構と、
    を有するフィルム搬送装置。
  6. 前記一対のジャーナルのうちの少なくとも一方は、ガイドローラの前記第2の円筒体の中空部に連通する給排通路を有する、請求項5記載のフィルム搬送装置。
  7. 帯状のキャリアフィルムの表面にシートを成形するためのシート成形機であって、
    請求項5または6に記載されたフィルム搬送装置に加え、
    搬送されたキャリアフィルムの表面にスラリーを塗布する塗工装置と、
    キャリアフィルムに塗布されたスラリーを乾燥する乾燥装置と、
    を備えるシート成形機。
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