JP2015089725A - 緊急時暴走抑制装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】追加する部品点数を抑えるとともに、運転者の異常によって起こる車両の暴走を防ぎ、交通事故を確実に防ぐ装置を提供する。【解決手段】車両1を自動的に制動する自動制動部18と、エンジン4の出力トルクを制御するエンジントルク制御部19と、車両1のアクセル開度を検出するアクセル開度検出部20と、運転者の異常による緊急状態か否かを判定する乗員緊急判定部21と、乗員緊急判定部21の判定結果とアクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度とに基づいて車両1が暴走状態か否かを判定する車両暴走判定部22と、を備え、車両暴走判定部22によって車両1が暴走状態であると判定された場合に、自動制動部18によって車両1を停止させるように制動させ、エンジントルク制御部19によってエンジン4の出力トルクを減少させる。【選択図】図1

Description

この発明は緊急時暴走抑制装置に係り、特に、運転者に身体的な異常が起こった時の車両の暴走を抑える緊急時暴走抑制装置に関する。
車両の運転中において、運転者に持病の発症等の異常が起こり、車両の操縦が不可能になることによる交通事故が発生している。
このような運転者が運転不可能になることによる交通事故を防ぐために、特許文献1では、運転者に異常が起こった場合に、車内と車外に運転者の異常を報知し、車両に制動力を加えることで車両を停止する緊急停止装置が提案されている。
特開2011−057134号公報
前記特許文献1では、運転者の異常を検出した場合に自動的に制動力を加えているが、運転者がアクセルペダルの操作中に運転不可能となった場合、アクセルペダルが踏み込まれた状態からアクセル戻し操作ができなくなるため、車両が意図しない動作を行う可能性がある。
また、前記特許文献1では、専用の検出手段として、運転者の視線及び顔向きを検出する画像センサと、運転席のシート圧を検出するシート圧センサと、ステアリングに加わる運転者の握力を検出するステアリング握力センサと、を追加する必要があるため、部品点数の増加によってコストの上昇を招いている。
この発明は、車両の運転中に運転者に異常が起こった場合に、追加する部品点数を抑えるとともに、運転者の異常によって起こる車両の暴走を防ぎ、交通事故を確実に防ぐ緊急時暴走抑制装置を提供することを目的とする。
この発明は、車両を自動的に制動する自動制動部と、エンジンの出力トルクを制御するエンジントルク制御部と、前記車両のアクセル開度を検出するアクセル開度検出部と、運転者の異常による緊急状態か否かを判定する乗員緊急判定部と、前記乗員緊急判定部の判定結果と前記アクセル開度検出部によって検出された前記アクセル開度とに基づいて前記車両が暴走状態か否かを判定する車両暴走判定部と、を備え、前記車両暴走判定部によって前記車両が暴走状態であると判定された場合に、前記自動制動部によって前記車両を停止させるように制動させ、前記エンジントルク制御部によって前記エンジンの出力トルクを減少させることを特徴とする。
この発明は、車両が暴走状態であると判定された場合に、車両を制動してエンジンの出力トルクを減少させるため、車両の走行速度を低下させることができ、車両の暴走によって起こる交通事故を防ぐことができる。
図1は緊急時暴走抑制装置を備えた車両の構成図である。(実施例1) 図2は緊急時暴走抑制装置のシステム構成図である。(実施例1) 図3は暴走抑制のフローチャートである。(実施例1) 図4は緊急状態判定のフローチャートである。(実施例1) 図5は緊急時暴走抑制装置を備えた車両の構成図である。(実施例2) 図6は緊急時暴走抑制装置のシステム構成図である。(実施例2) 図7は暴走抑制のフローチャートである。(実施例2) 図8は緊急状態判定のフローチャートである。(実施例2)
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1〜図4は、この発明の実施例1を示すものである。図1において、車両1は、前輪2及び後輪3を備え、搭載したエンジン4により前輪2を駆動して走行する。エンジン4は、アクセルペダル5の踏み込み量に応じて燃料供給部6により供給される燃料量を調整され、出力トルクを調整される。前輪2及び後輪3には、それぞれ前輪制動機構7及び後輪制動機構8を備えている。前輪制動機構7及び後輪制動機構8は、ブレーキペダル9の踏み込み量に応じてブレーキマスタシリンダ10から増幅されたブレーキ液圧を供給され、前輪2及び後輪3の回転を制動する。
前記車両1は、運転者が着座する運転席11の前側にステアリングホイール12を備えている。ステアリングホイール12には、ホーンスイッチ(警笛押圧部)13を備えている。ホーンスイッチ13は、押圧操作によりホーン(警笛)14を鳴動させる。また、ステアリングホイール12の近傍には、ハザードスイッチ15を備えている。ハザードスイッチ15は、ハザードランプ(非常点滅表示灯)16を点滅させる。
前記車両1は、緊急時暴走抑制装置17を備えている。緊急時暴走抑制装置17には、燃料供給部6と、ブレーキマスタシリンダ10と、ホーンスイッチ13と、ホーン14と、ハザードランプ16とが接続されている。緊急時暴走抑制装置17は、図2に示すように、自動制動部18と、エンジントルク制御部19と、アクセル開度検出部20と、乗員緊急判定部21と、車両暴走判定部22と、警告部23と、を備えている。
前記自動制動部18は、ブレーキマスタシリンダ10のブレーキ液圧を上昇させて前輪制動機構7及び後輪制動機構8を作動させ、車両1を自動的に制動する。
前記エンジントルク制御部19は、燃料供給部6がエンジン4に供給する燃料量を調整することで、エンジン4の出力トルクを制御する。具体的には、アクセルペダル5の操作量にかかわらず、燃料供給部6によってエンジン4に供給する燃料量を抑制し、出力トルクを減少させるように制御する。
前記アクセル開度検出部20は、車両1のアクセル開度(アクセルペダル5の踏み込み量)を検出する。
前記乗員緊急判定部21は、運転者の異常による緊急状態か否かを判定する。具体的には、ホーン14を鳴動させるために、ホーンスイッチ13が所定時間内に所定回数以上、押圧操作された場合に、運転者の異常による緊急状態であると判定する。
前記車両暴走判定部22は、乗員緊急判定部21の判定結果と、アクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度とに基づいて、車両1が暴走状態か否かを判定する。具体的には、乗員緊急判定部21によって緊急状態であると判定され、かつアクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度が所定値以上である場合に、車両1が暴走状態であると判定する。
前記緊急時暴走抑制装置17は、車両暴走判定部22によって車両1が暴走状態であると判定された場合に、自動制動部18によって車両1を停止させるように制動させ、エンジントルク制御部19によってエンジン4の出力トルクを減少させる。
前記警告部23は、ホーン14やハザードランプ16により車両1の周辺に警告を行う。緊急時暴走抑制装置17は、車両暴走判定部22によって車両1が暴走状態であると判定された場合に、警告部23によって車両1の周辺に向けて、ホーン14の鳴動やハザードランプ16の点滅で警告を行う。
次に作用を説明する。
図3に示すように、緊急時暴走抑制装置17は、暴走抑制の制御がスタートすると(S01)、緊急状態判定を実施し(S02)、乗員緊急判定部21により運転者の異常による緊急状態であるか否かを判断する(S03)。
緊急状態の判断(S03)は、図4に示すように、判定がスタートすると(S11)、ホーンスイッチ(警笛押圧部)13が所定時間内に所定回数以上操作されたか否かを判断する(S12)。
この判断(S12)がYESの場合は、運転者の異常による緊急状態であると判定し(S13)、緊急状態の判断(S03)に戻る(S14)。この判断(S12)がNOの場合は、運転者の異常による緊急状態でないと判定し(S15)、緊急状態の判断(S03)に戻る(S14)。
前記判断(S03)がNO(運転者の異常による緊急状態でない)の場合は、制御をエンドにする(S09)。前記判断(S03)がYES(運転者の異常による緊急状態である)の場合は、アクセル開度検出部20により検出されたアクセル開度が所定値以上であるか否かを判断する(S04)。
この判断(S04)がNOの場合は、制御をエンドにする(S09)。この判断(S04)がYESの場合は、乗員緊急判定部21によって緊急状態であると判定され、かつアクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度が所定値以上であるので、車両暴走判定部22によって車両1が暴走状態であると判定される(S05)。
暴走状態であるとの判定(S05)で、自動制動部18により車両1を自動的に制動し(S06)、エンジントルク制御部19によりエンジン4の出力トルクを減少させ(S07)、警告部23によって車両1の周辺に向けて、ホーン14の鳴動やハザードランプ16の点滅で警告を行い(S08)、制御をエンドにする(S09)。
このように、緊急時暴走抑制装置17は、車両1が暴走状態であると判定された場合に、車両1を制動してエンジン4の出力トルクを減少させるため、車両1の走行速度を低下させることができ、車両1の暴走によって起こる交通事故を防ぐことができる。
また、緊急時暴走抑制装置17は、車両1が暴走状態であると判定された場合に、警告部23によって車両1の周辺に向けて警告するため、車両周辺の他車両に緊急停止することを知らせることができ、追突事故などの交通事故を防ぐことができる。
さらに、緊急時暴走抑制装置17は、ホーンスイッチ13を所定時間内に所定回数以上操作した場合、運転者の異常による緊急状態であると判定するため、追加される部品点数が少なく、コスト増加を抑えることができる。また、ホーンスイッチ13を操作した場合に、運転者の異常による緊急状態であると判定するため、車両周辺の他車両に緊急停止することを知らせることができ、追突事故などの交通事故を防ぐことができる。
また、緊急時暴走抑制装置17は、緊急状態であり、かつアクセル開度が所定値以上である場合に、車両が暴走状態であると判定するため、運転者に異常が起こった場合の車両が暴走するか否かを確実に判定することができる。
図5〜図8は、この発明の実施例2を示すものである。この実施例2の車両1は、図1に示す車両1と同様に構成されているので、図1の符号を引用して説明する。図5において、車両1は、前輪2及び後輪3を備え、搭載したエンジン4により前輪2を駆動して走行する。エンジン4は、アクセルペダル5の踏み込み量に応じて燃料供給部6により供給される燃料量を調整され、出力トルクを調整される。前輪2及び後輪3には、それぞれ前輪制動機構7及び後輪制動機構8を備えている。前輪制動機構7及び後輪制動機構8は、ブレーキペダル9の踏み込み量に応じてブレーキマスタシリンダ10から増幅されたブレーキ液圧を供給され、前輪2及び後輪3の回転を制動する。
前記車両1は、運転者が着座する運転席11の前側にステアリングホイール12を備えている。ステアリングホイール12には、ホーンスイッチ(警笛押圧部)13を備えている。ホーンスイッチ13は、押圧操作によりホーン(警笛)14を鳴動させる。また、ステアリングホイール12の近傍には、ハザードスイッチ15を備えている。ハザードスイッチ15は、ハザードランプ(非常点滅表示灯)16を点滅させる。
前記車両1は、緊急時暴走抑制装置17を備えている。緊急時暴走抑制装置17には、燃料供給部6と、ブレーキマスタシリンダ10と、ホーンスイッチ13と、ホーン14と、ハザードランプ16とが接続されている。緊急時暴走抑制装置17は、図6に示すように、自動制動部18と、エンジントルク制御部19と、アクセル開度検出部20と、乗員緊急判定部21と、車両暴走判定部22と、警告部23と、障害物検出部24と、を備えている。
前記自動制動部18は、ブレーキマスタシリンダ10のブレーキ液圧を上昇させて前輪制動機構7及び後輪制動機構8を作動させ、車両1を自動的に制動する。
前記エンジントルク制御部19は、燃料供給部6がエンジン4に供給する燃料量を調整することで、エンジン4の出力トルクを制御する。具体的には、アクセルペダル5の操作量にかかわらず、燃料供給部6によってエンジン4に供給する燃料量を抑制し、出力トルクを減少させるように制御する。
前記アクセル開度検出部20は、車両1のアクセル開度(アクセルペダル5の踏み込み量)を検出する。
前記障害物検出部24は、例えば電波を使用したレーダ等からなり、車両1と衝突する可能性がある障害物を検出する。
前記乗員緊急判定部21は、障害物検出部24の検出結果とアクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度とに基づいて、運転者の異常による緊急状態か否かを判定する。具体的には、障害物検出部24によって障害物が検出され、かつアクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度が所定値以上である場合に、運転者の異常による緊急状態であると判定する。
前記車両暴走判定部22は、乗員緊急判定部21の判定結果と、アクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度とに基づいて、車両1が暴走状態か否かを判定する。具体的には、乗員緊急判定部21によって緊急状態であると判定され、かつアクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度が所定値以上である場合に、車両1が暴走状態であると判定する。
前記緊急時暴走抑制装置17は、車両暴走判定部22によって車両1が暴走状態であると判定された場合に、自動制動部18によって車両1を停止させるように制動させ、エンジントルク制御部19によってエンジン4の出力トルクを減少させる。
前記警告部23は、ホーン14やハザードランプ16により車両1の周辺に警告を行う。緊急時暴走抑制装置17は、車両暴走判定部22によって車両1が暴走状態であると判定された場合に、警告部23によって車両1の周辺に向けて、ホーン14の鳴動やハザードランプ16の点滅で警告を行う。
次に作用を説明する。
図7に示すように、緊急時暴走抑制装置17は、暴走抑制の制御がスタートすると(S21)、緊急状態判定を実施し(S22)、乗員緊急判定部21により運転者の異常による緊急状態であるか否かを判断する(S23)。
緊急状態の判断(S23)は、図8に示すように、判定がスタートすると(S31)、障害物検出部24によって障害物が検出されたか否かを判断する(S32)。
この判断(S32)がYESの場合は、アクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度が所定値以上であるか否かを判断する(S33)。
この判断(S33)がYESの場合は、運転者の異常による緊急状態であると判定し(S34)、緊急状態の判断(S23)に戻る(S35)。
前記判断(S32)がNOの場合、また、前記判断(S33)がNOの場合は、運転者の異常による緊急状態でないと判定し(S36)、緊急状態の判断(S23)に戻る(S35)。
前記判断(S23)がNO(運転者の異常による緊急状態でない)の場合は、制御をエンドにする(S28)。前記判断(S23)がYES(運転者の異常による緊急状態である)の場合は、乗員緊急判定部21によって緊急状態であると判定され、かつアクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度が所定値以上である(S33:YES)ので、車両暴走判定部22によって車両1が暴走状態であると判定される(S24)。
暴走状態であるとの判定(S24)で、自動制動部18により車両1を自動的に制動し(S25)、エンジントルク制御部19によりエンジン4の出力トルクを減少させ(S26)、警告部23によって車両1の周辺に向けて、ホーン14の鳴動やハザードランプ16の点滅で警告を行い(S27)、制御をエンドにする(S28)。
このように、緊急時暴走抑制装置17は、緊急状態であり、かつアクセル開度が所定値以上であり、車両1が暴走状態であると判定された場合に、車両1を制動してエンジン4の出力トルクを減少させるため、車両1の走行速度を低下させることができ、車両1の暴走によって起こる交通事故を防ぐことができる。
また、緊急時暴走抑制装置17は、車両と衝突する可能性がある障害物を検出する障害物検出部24の検出結果とアクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度とに基づいて、運転者の異常による緊急状態か否かを判定するため、運転者のみ乗車している単独運転の場合でも、運転者の異常を検知することができる
さらに、緊急時暴走抑制装置17は、障害物検出部24によって障害物が検出され、かつアクセル開度検出部20によって検出されたアクセル開度が所定値以上である場合に、運転者の異常による緊急状態であると判定するため、追加される部品点数の増加を抑えつつも運転者の異常を確実に判定することができる。
また、緊急時暴走抑制装置17は、車両1が暴走状態であると判定された場合に、警告部23によって車両1の周辺に向けて警告するため、車両周辺の他車両に緊急停止することを知らせることができ、追突事故などの交通事故を防ぐことができる。
この発明は、追加する部品点数を抑えるとともに、運転者の異常によって起こる車両の暴走を防ぎ、交通事故を確実に防ぐことができるものであり、あらゆる車両に適用することができる。
1 車両
4 エンジン
6 燃料供給部
7 前輪制動機構
8 後輪制動機構
10 ブレーキマスタシリンダ
13 ホーンスイッチ(警笛押圧部)
14 ホーン(警笛)
15 ハザードスイッチ
16 ハザードランプ(非常点滅表示灯)
17 緊急時暴走抑制装置
18 自動制動部
19 エンジントルク制御部
20 アクセル開度検出部
21 乗員緊急判定部
22 車両暴走判定部
23 警告部
24 障害物検出部

Claims (6)

  1. 車両を自動的に制動する自動制動部と、エンジンの出力トルクを制御するエンジントルク制御部と、前記車両のアクセル開度を検出するアクセル開度検出部と、運転者の異常による緊急状態か否かを判定する乗員緊急判定部と、前記乗員緊急判定部の判定結果と前記アクセル開度検出部によって検出された前記アクセル開度とに基づいて前記車両が暴走状態か否かを判定する車両暴走判定部と、を備え、前記車両暴走判定部によって前記車両が暴走状態であると判定された場合に、前記自動制動部によって前記車両を停止させるように制動させ、前記エンジントルク制御部によって前記エンジンの出力トルクを減少させることを特徴とする緊急時暴走抑制装置。
  2. 前記車両の周辺に警告を行う警告部を備え、前記車両暴走判定部によって前記車両が暴走状態であると判定された場合に、前記警告部によって前記車両の周辺に向けて警告することを特徴とする請求項1に記載の緊急時暴走抑制装置。
  3. 警笛を鳴動させる警笛押圧部を備え、前記乗員緊急判定部は、前記警笛押圧部が所定時間内に所定回数以上操作された場合に、前記運転者の異常による緊急状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の緊急時暴走抑制装置。
  4. 前記車両暴走判定部は、前記乗員緊急判定部によって前記緊急状態であると判定され、かつ前記アクセル開度検出部によって検出された前記アクセル開度が所定値以上である場合に、前記車両が暴走状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の緊急時暴走抑制装置。
  5. 前記車両と衝突する可能性がある障害物を検出する障害物検出部を備え、前記乗員緊急判定部は、前記障害物検出部の検出結果と前記アクセル開度検出部によって検出された前記アクセル開度とに基づいて運転者の異常による緊急状態か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の緊急時暴走抑制装置。
  6. 前記乗員緊急判定部は、前記障害物検出部によって前記障害物が検出され、かつ前記アクセル開度検出部によって検出された前記アクセル開度が所定値以上である場合に運転者の異常による緊急状態であると判定することを特徴とする請求項5に記載の緊急時暴走抑制装置。
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