JP2015089665A - 液体吐出ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力室および空気室を高密度に形成する。【解決手段】本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する吐出口に連通し、吐出口から吐出される液体を貯留する圧力室と、圧力室の周りに形成された空気室とを備える液体吐出ヘッドであって、積層された複数の圧電体プレートを有し、複数の圧電体プレートの表面および裏面には、同じ方向に延びる複数の溝が形成され、複数の圧電体プレートは、対向する一方の圧電体プレートに形成された溝の側壁が、他方の圧電体プレートに形成された溝の側壁と接することなく、他方の圧電体プレートに形成された溝に入り込むように積層され、一方の圧電体プレートに形成された溝と他方の圧電体プレートに形成された溝とで囲まれる空間が圧力室または空気室とされる。【選択図】図1

Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドおよびその製造方法に関する。
インクなどの液体を吐出して記録媒体に画像を記録する液体吐出装置には、一般的に、液体を吐出する液体吐出ヘッドが搭載されている。
液体吐出ヘッドから液体を吐出させる機構として、圧電素子によって容積が収縮可能な圧力室を利用する機構が知られている。この機構では、圧電素子に電圧を印加することで圧電素子を変形させ、圧電素子の変形により圧力室が収縮することによって、圧力室内の液体を圧力室の一端に形成された吐出口から吐出させる。
圧電素子を利用して液体を吐出する機構を有する液体吐出ヘッドの一つとして、圧力室の1つまたは2つの内壁面が圧電素子で形成された、いわゆるシェアモードタイプと呼ばれる液体吐出ヘッドが知られている。
シェアモードタイプの液体吐出ヘッドでは、圧電素子に電圧を印加することで、圧電素子を伸長変形および収縮変形させるのではなく、せん断変形させることにより、圧力室を収縮させる。
工業用途の液体吐出装置では、高粘度の液体の使用が求められる。高粘度の液体を吐出するためには、より大きな液体の吐出力が液体吐出ヘッドに要求される。この要求に対して、断面形状が円形や矩形の筒形状の圧電部材で圧力室が形成された、いわゆるグールドタイプと呼ばれる液体吐出ヘッドが提案されている。
グールドタイプの液体吐出ヘッドでは、圧電部材を圧力室の中心に対して内外方向(径方向)に伸長変形および収縮変形させることで、圧力室を膨張または収縮させる。グールドタイプの液体吐出ヘッドによれば、圧力室の壁面が全て変形し、その変形が液体の吐出力に寄与するため、シェアモードタイプの液体吐出ヘッドと比較して、大きな液体の吐出力を得ることができる。
ところで、液体吐出装置を用いて、より高い解像度で画像を記録するためには、複数の吐出口を高密度に配置する必要がある。複数の吐出口を高密度に配置するためには、各吐出口に対応する圧力室も高密度に形成する必要がある。
特許文献1(特開2012−144038号公報)には、圧力室を高密度に形成可能なグールドタイプの液体吐出ヘッドの製造方法が開示されている。
特許文献1に開示されている製造方法では、溝が形成された平板状の圧電体プレートを積層することで圧力室と空気室とが形成される。具体的には、圧電体プレートに形成された溝と、溝を覆う形態で積層される他の圧電体プレートの底面により圧力室と空気室とが形成される。
特許文献1に開示されている製造方法では、第1の圧電体プレートの一面に、所定の方向に延びる複数の第1の溝を所定の間隔で形成し、第1の溝と同じ方向に延びる第2の溝を、第1の溝の間に形成する。また、第2のプレートの一面に、第1の溝と同じ方向に延びる第3の溝を、第1の溝に対応する位置に形成する。
次に、第1のプレートと第2のプレートとを、溝を形成した一面が同じ方向を向き、溝の方向が揃うように、交互に複数積層することで、圧電ブロック体を形成する。この圧電ブロック体において、第1の溝と第2の圧電体プレートの底面とで囲まれる空間が圧力室となる。また、第2の溝と第2の圧電体プレートの底面とで囲まれる空間、および、第3の溝と第1の圧電体プレートの底面とで囲まれる空間が空気室となる。
圧電ブロック体の背面には、プリント配線基板および後方絞りプレートが接続され、圧電体ブロックの前面にはノズルプレートが接続されることで、液体吐出ヘッドが作製される。
上述したように、第2の溝は第1の溝の間に形成され、第3の溝は第1の溝に対応する位置に形成されている。そのため、特許文献1に開示されている製造方法によれば、圧力室の周囲に空気室が形成されるので、圧力室の剛性を高めることができる。また、この製造方法によれば、圧力室および空気室がマトリックス状に形成されるので、圧力室および空気室を高密度に形成することができる。また、圧電体プレートに孔を開けるよりも、圧電体プレートに溝を形成するほうが加工しやすいため、この製造方法によれば、高い精度で圧力室を形成することができる。
特開2012−144038号公報
特許文献1に開示されている液体吐出ヘッドの製造方法では、ダイシングにより圧電体プレートに溝が形成される。ここで、ダイシングにより形成可能な溝の幅には限界があり、一般的には、その限界は50μm程度とされている。
特許文献1に開示されている液体吐出ヘッドの製造方法では、圧電体プレートの一面に形成された溝と他の圧電体プレートの底面とで囲まれた空間に、圧力室あるいは空気室が形成される。したがって、圧力室および空気室の幅は、ダイシングにより形成される溝の幅に依存する。そのため、特許文献1に開示されている技術においては、圧力室および空気室の幅をダイシングにより形成可能な溝の幅よりも小さくできず、圧力室および空気室の更なる高密度形成は困難であるという問題がある。
本発明の目的は、圧力室および空気室をより高密度に形成することができる液体吐出ヘッドおよびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の液体吐出ヘッドは、
液体を吐出する吐出口に連通し、前記吐出口から吐出される液体を貯留する圧力室と、前記圧力室の周りに形成された空気室とを備える液体吐出ヘッドであって、
積層された複数の圧電体プレートを有し、
前記複数の圧電体プレートの表面および裏面には、同じ方向に延びる複数の溝が形成され、
前記複数の圧電体プレートは、対向する一方の圧電体プレートに形成された溝の側壁が、他方の圧電体プレートに形成された溝の側壁と接することなく、前記他方の圧電体プレートに形成された溝に入り込むように積層され、
前記一方の圧電体プレートに形成された溝と、前記他方の圧電体プレートに形成された溝とで囲まれる空間が前記圧力室または前記空気室とされる。
上記目的を達成するために、本発明の液体吐出ヘッドの製造方法は、
液体を吐出する吐出口に連通し、前記吐出口から吐出される液体を貯留する、内壁面に第1の電極が形成された圧力室と、前記圧力室の周囲に配置され、内壁面に前記第1の電極と接しない第2の電極が形成された空気室とを備える液体吐出ヘッドの製造方法であって、
圧電体プレートの表面および裏面にそれぞれ、同じ方向に延びる複数の溝を形成する溝形成工程と、
前記溝の一方の側壁および該溝の底面であって、前記一方の側壁近傍の領域の少なくとも一部に、前記第1の電極を形成し、前記溝の他方の側壁および該溝の底面であって、前記他方の側壁近傍の領域の少なくとも一部に、前記第2の電極を形成する電極形成工程と、
対向する一方の圧電体プレートに形成された溝の側壁が、他方の圧電体プレートに形成された溝の側壁と接することなく、前記他方の圧電体プレートに形成された溝に入り込むように、前記複数の圧電体プレートを積層する積層工程と、を含む。
本発明によれば、液体吐出ヘッドは、表面および裏面にそれぞれ、同じ方向に延びる複数の溝が形成された圧電体プレートを複数積層して構成される。複数の圧電体プレートは、対向する一方の圧電体プレートに形成された溝の内壁面が、他方の圧電体プレートに形成された溝の側壁に接することなく、その溝に入り込むように積層される。
そのため、圧電体プレートに形成された各溝は、各溝に入り込む他の圧電体プレートに形成された溝の側壁により複数の空間に隔てられる。この空間が、圧力室または空気室とされることにより、圧力室および空気室の幅を圧電体プレートに形成可能な溝の幅に依存しないものとし、溝の幅よりも小さくすることができるので、圧力室および空気室をより高密度に形成することができる。
本発明によれば、圧力室および空気室をより高密度に形成することができる。
本発明の一実施形態の液体吐出ヘッドの外観を示す斜視図である。 図1に示す圧力室および空気室の拡大正面図である。 図1に示す圧電体プレートの分極状態を示す図である。 (a)は、本発明の第1の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における溝形成工程を示す斜視図であり、(b)は、(a)に示すA−A線に沿った断面図であり、(c)は、(a)に示すB−B線に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第1の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における電極形成工程を示す斜視図であり、(b)は、(a)に示すC−C線に沿った断面であり、(c)は、(a)に示すD−D線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における分極処理工程を示す斜視図である。 (a)は、本発明の第1の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における切断工程前の斜視図であり、(b),(c)は、切断工程後の斜視図である。 本発明の第1の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における積層工程を示す斜視図である。 (a)は、本発明の第1の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における積層体切断工程前の斜視図であり、(b)は、積層体切断工程後の斜視図である。 (a)は、本発明の第1の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における支持基板積層工程前の斜視図であり、(b)は、支持基板積層工程後を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における溝形成工程を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における電極形成工程を示す斜視図である。 (a),(b)は、本発明の第2の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における圧電体プレートの斜視図であり、(c)は、(a),(b)に示す圧電体プレートの積層状態を示す図である。 本発明の第2の実施例の液体吐出ヘッドの製造方法における圧電体プレートの積層体を示す斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の液体吐出ヘッド12の外観を示す斜視図である。
図1に示す液体吐出ヘッド12は、インクプールプレート8と、後方絞りプレート7と、配線プレート6と、圧電ブロック体11と、ノズルプレート9と、を有する。
圧電ブロック体11の前面には、ノズルプレート9が接合されている。図1においては、圧電ブロック体11の構造の明確化のために、圧電ブロック体11とノズルプレート9とを分離して示している。ノズルプレート9には、円形貫通孔からなる複数の吐出口10が形成されている。複数の吐出口10は、所定の間隔で二次元に配置されている。
圧電ブロック体11の背面には、配線プレート6と、後方絞りプレート7と、インクプールプレート8とが接合されている。
圧電ブロック体11は、複数の圧電体プレート14を積層した積層体の上下に支持基板55を接合して構成されている。
圧電体プレート14の表面および裏面にはそれぞれ、所定の深さで同じ方向に延びる複数の溝16が所定の間隔で形成されている。
複数の圧電体プレート14は、対向する一方の圧電体プレート14に形成された溝16の側壁が、他方の圧電体プレート14に形成された溝16の側壁に接することなく、他方の圧電体プレート14に形成された溝16に入り込むように積層されている。このように圧電体プレート14を積層することで、圧電体プレート14に形成された各溝16は、その溝16に入り込む他の圧電体プレート14に形成された溝16の側壁により、2つの空間に隔てられる。
各溝16が2つに隔てられた空間に、吐出口10と連通し、吐出口10から吐出される液体を貯留する圧力室3と、空気室4とが交互に形成されている。圧力室3および空気室4は、圧電ブロック体11を貫通するように延びている。
図2は、圧力室3および空気室4の拡大正面図である。
図2に示すように、圧電体プレート14は、一面に形成された溝16の側壁が、他の圧電体プレート14に形成された溝16の側壁に接することなく、その溝16に入り込むように積層されている。そのため、各溝16は、各溝16に入り込む他の圧電体プレート14に形成された溝16の側壁により、幅方向(左右)に並ぶ2つの空間3a,4aに隔てられる。
各溝16が2つに隔てられた空間3a,4aに、圧力室3と空気室4とが交互に形成されている。具体的には、左側の空間4aには、空気室4が形成され、右側の空間3aには、圧力室3が形成されている。
溝16が2つに隔てられた空間3a,4aのうち、空間3aに圧力室3が形成され、空間4aに空気室が形成されるため、圧力室3の幅および空気室4の幅は共に、溝16の幅よりも小さい。そのため、圧力室3および空気室4の幅を、圧電体プレートに形成可能な溝16の幅よりも小さくし、圧力室3および空気室4を高密度に形成することができる。なお、圧力室3の幅は、空気室4の幅よりも大きい。
また、圧電体プレート14の両面に溝16を形成し、両面に形成された各溝16に圧力室3および空気室4を形成するので、圧電体プレート14の積層枚数を削減することができる。
圧力室3の内壁面には、第1の電極20が形成され、空気室4の内壁面には、第1の電極20と接続していない、第2の電極21が形成されている。第1の電極20および第2の電極21はそれぞれ配線プレート6と接続されている。
なお、図2においては、圧電体プレート14を3層積層した状態を示している。
圧電体プレート14を3層以上積層させることで、圧力室4に隣接して、溝16の幅方向および幅方向と直交する、圧電体プレート14の積層方向に空気室4を形成することができる。このように、圧力室3の周囲に空気室4を形成することで、圧力室の剛性を高めることができる。
圧電体プレート14は、圧力室3を伸長変形および収縮変形させるために、分極されている。
図3は、圧電体プレート14の分極状態を示す図である。
図3に示すように、圧力室3の内壁面に形成された第1の電極20から、その内壁面に対向する空気室4の内壁面に形成された第2の電極21に向かう方向に、圧電体プレート14は分極されている。図3に示す分極状態で、第1の電極20に正の電圧を印加し、第2の電極21を接地することで、圧力室3は収縮変形する。圧力室3の収縮変形により、インクプールプレート8から圧力室3に導入されたインクが、吐出口10から吐出される。
次に、液体吐出ヘッド12の製造方法について説明する。
(第1の実施例)
図4から図10を参照して、本発明の第1の実施例の液体吐出ヘッド12の製造方法について説明する。
まず、図4(a)〜(c)を参照して、圧電体プレート14の元となる圧電体プレート114に溝を形成する溝形成工程について説明する。
図4(a)は、圧電体プレート114の斜視図である。
圧電体プレート114の外形寸法は、幅80mm奥行80mm厚さ420μmである。
図4(a)に示すように、圧電体プレート114の表面および裏面に、奥行方向に延びる複数の溝16が所定の間隔で形成される。また、溝16と同じ方向に延びるアライメント溝60が形成される。これらの溝は、幅が230μmのダイシングブレードを用いたダイシングにより形成される。
溝16の形成について、図4(b)を参照して説明する。図4(b)は、図4(a)に示すA−A線に沿った断面図であり、表面および裏面に溝16が形成される位置の断面図である。
まず、圧電体プレート114の奥行方向の一端から所定距離だけ離れた位置をダイシングの始点とし、その始点からダイシングブレードを奥行方向に移動させながら徐々に引き下げていく。こうすることで、溝16は、始点から奥行方向に向かって徐々に深くなる。
溝16が所定の深さになると、ダイシングブレードを圧電体プレート114に対して平行に移動させる。こうすることで、溝16は、所定の深さで奥行方向に延びていく。
次に、圧電体プレート114の奥行方向の他端から所定距離だけ離れた位置をダイシングの終点とし、その終点に向かってダイシングブレードを徐々に引き上げていく。こうすることで、溝16は、終点に向かって徐々に浅くなる。
上述したダイシングにより、図4(b)に示すように、徐々に深さが減少または増加する斜面部と、深さが一定の平坦部とからなる溝16が形成される。
溝16の深さ(平坦部の深さ)は120μmであり、溝16の幅は、ダイシングブレードの幅と同じ、230μmである。
圧電体プレート114の表面の溝16と裏面の溝16とは、所定の距離だけずらして形成されている。例えば、吐出口10の密度を1200dpiとする場合には、表面に形成された溝16と裏面に形成された溝16とは、65.6μmずらして形成される。
上述したように、溝16の深さは120μmである。そのため、表面および裏面に溝16が形成された部分の圧電体プレート114の厚さは、180μmとなる。溝16の深さを圧電体プレート114の厚さの1/3以下とすることで、圧電体プレート114の強度を確保することができる。
アライメント溝60は、溝16と同じ方向に延び、圧電体プレート114を貫通するように形成されている。アライメント溝60は、圧電体プレート14の裏面に溝16を形成する際の形成位置のアライメントに用いられる。具体的には、アライメント溝60の長手方向のエッジを基準として、溝16の形成位置のアライメントが行われる。
アライメント溝60の形成について、図4(c)を参照して説明する。図4(c)は、図4(a)に示すB−B線に沿った断面図であり、アライメント溝60が形成された位置の断面図である。
まず、ダイシングの始点からダイシングブレードを奥行方向に移動させながら徐々に引き下げていく。こうすることで、アライメント溝60は、始点から奥行方向に向かって徐々に深くなる。
ダイシングブレードが圧電体プレート114を貫通すると、そのまま平行に移動させる。こうすることで、アライメント溝60は、奥行方向に延びていく。
次に、ダイシングの終点に向かってダイシングブレードを徐々に引き上げていく。こうすることで、アライメント溝60は、終点に向かって徐々に浅くなる。
なお、以下では、溝16およびアライメント溝16のダイシングの始点および終点はそれぞれ、圧電体プレート114の奥行方向の端部から10mm離れた位置であるとする。
したがって、本実施例においては、圧電体プレート114の奥行方向の両端から10mmまでの領域は、溝が形成されていない未加工部分となる。また、本実施例においては、圧電体プレート114の幅方向の両端から10mmまでの領域も、溝が形成されない未加工部分であるとする。
溝形成工程後、圧電体プレート114に第1の電極20および第2の電極21を形成する電極形成工程が行われる。
電極形成工程について図5(a)〜(c)を参照して説明する。
図5(a)は、圧電体プレート114の斜視図である。図5(b)は、図5(a)に示すC−C線に沿った断面図であり、溝16の一方の側壁近傍の位置の断面図である。図5(c)は、図5(a)に示すD−D線に沿った断面図であり、溝16の他方の側壁近傍の位置の断面図である。
第1の電極20は、図5(a),(b)に示すように、図5(a)の紙面奥側の圧電体プレート114の側面、および、紙面奥側の未加工部分を覆うように形成されている。また、第1の電極20は、紙面奥側の未加工部分から紙面手前側に向かって延び、溝16の一方の側壁、および、底面の一部であって、溝16の一方の側壁の近傍を覆うように形成されている。なお、第1の電極20は、図5(b)に示すように、紙面奥側の斜面部および平坦部に形成されている。
第2の電極21は、図5(a),(c)に示すように、図5(a)の紙面手前側の圧電体プレート114の側面、および、紙面手前側の未加工部分を覆うように形成されている。また、第2の電極21は、紙面手前側の未加工部分から紙面奥側に向かって延び、溝16の他方の側壁、および、底面の一部であって、溝16の他方の側壁の近傍を覆うように形成されている。なお、第2の電極21は、図5(c)に示すように、紙面手前側の斜面部および平坦部に、第1の電極20に接することなく、形成されている。
第1の電極20および第2の電極21は、以下のようにして形成される。
まず、シード層となるPd/Cr層を成膜する。次に、スプレーコータにより圧電体プレート114の表面および裏面にレジストを塗布する。次に、フォーカス調整が可能な露光機により、溝16内にフォーカスを合わせて、露光処理を行う。露光処理後、現像処理を行って切断するシード層を露出する。現像処理後に、シード層であるPd/Cr層をエッチング除去し、レジスト剥離処理を行う。レジスト剥離処理後には、パターニングされたPd/Cr層が形成され、メッキ処理を行うことで、電極が形成される。
なお、第1の電極20および第2の電極21は、汎用的な方法、例えば、スパッタリング法、蒸着法などを用いて形成してもよい。
電極形成工程後、圧電体プレート114を分極する分極処理工程が行われる。
分極処理工程について、図6に示す斜視図を参照して説明する。
図6に示すように、容器23内の200℃のシリコンオイル19に圧電体プレート114を浸す。次に、圧電体プレート114の紙面奥側の未加工部分に形成された第1の電極20と、圧電体プレート114の紙面手前側の未加工部分に形成された第2の電極21との間に、電源25により2kV/mmの電界を印加する。
上述した分極処理により、図3に示すように圧電体プレート114を分極させることができる。
分極処理工程後、圧電体プレート114を切断する切断工程が行われる。
切断工程について、図7(a)〜(c)を参照して説明する。
図7(a)は、切断工程前の斜視図であり、(b),(c)は、切断工程後の斜視図である。
圧電体プレート114は、図7(a)に示すように、奥行方向の略中央で幅方向に延びるXダイシングライン30に沿って切断される。また、圧電体プレート114は、奥行方向に延びるYダイシングライン31a,31bに沿って切断される。Yダイシングライン31aは、左端に形成された溝16内に位置し、Yダイシングライン31bは、アライメント溝60内に位置する。
圧電体プレート114は、各ダイシングラインに沿った切断により、図7(b)に示す未加工部分に第1の電極20が形成された圧電体プレート14aと、図7(c)に示す未加工部分に第2の電極が形成された圧電体プレート14bとに分離される。なお、ダイシングラインは、圧電ブロック体11の大きさに応じて、任意の位置に設定することができる。
上述した溝形成工程、電極形成工程および切断工程により、同一形状の圧電体プレート14aおよび圧電体プレート14bを複数作製する。
次に、圧電体プレート14a、14bのうち、いずれか一方を圧電体プレート14として積層させる積層工程が行われる。以下では、圧電体プレート14aを積層する例を用いて説明するが、圧電体プレート14bを圧電体プレート14として積層してもよい。
図8は、積層工程を示す斜視図である。
圧電体プレート14aは、隣り合う溝間に設けられた側壁上面接着層41と、他の圧電体プレート14aの溝16の底面に設けられた溝底部接着層42とが接着するように積層接合される。
なお、圧電体プレート14aの積層時には、未加工部分に形成された間隔支持部材40により上下の圧電体プレート14aを支持する。こうすることで、積層によるたわみを防止することができる。
圧電体プレート14aは、一面に形成された溝16の側壁が、他の圧電体プレート14aに形成された溝16の側壁に接することなく、その溝16に入り込むように積層される。そのため、圧電体プレート14aに形成された各溝16は、各溝16に入り込む他の圧電体プレート14aに形成された溝16の側壁により複数の(2つの)空間に隔てられる。各溝16が2つに分割された空間に圧力室3と空気室4とを形成する。
電極形成工程においては、圧力室3の内壁面に相当する溝16の側壁および底面の少なくとも一部に第1の電極20を形成する。また、空気室4の内壁面に相当する溝16の側壁および底面の少なくとも一部に第2の電極21を形成する。
なお、下側の圧電体プレート14aの側壁エッジ部の長手方向を用いて平行引き出しを行い、空気室側側壁のエッジが164μmずれるように積層する。こうすることで、圧力室3の幅は120μmとなり、空気室4の幅が10μmとなる。
以下では、圧電体プレート14aを6層に積層するものとする。したがって、圧力室3は、5段に配置された構造となる。なお、本実施例では、同一形状を有する複数の圧電体プレート14aあるいは圧電体プレート14bを圧電体プレート14として積層させるため、形状の異なる圧電体プレートを積層させる場合と比べて、製造工程を簡易化することができる。
圧電体プレート14aの積層後、圧電体プレート14aの積層体を切断する積層体切断工程が行われる。
積層体切断工程について、図9(a),(b)を参照して説明する。
図9(a)は、積層体切断工程前の斜視図であり、(b)は、積層体切断工程後の斜視図である。
図9(a)に示す圧電体プレート14aの積層体11aは、ワイヤーソーにより、切断ライン50a,50bに沿って切断される。切断ライン50a,50bはそれぞれ、溝16の平坦部で、圧電体プレート14aの幅方向に延びている。なお、切断ライン50a,50bの間の距離は、圧電ブロック体11の大きさに応じて、任意の位置に設定することができる。
切断ライン50a,50bに沿った切断により、図9(b)に示すように、未加工部分および溝16の斜面部が切り落とされた、圧電体プレート14aの積層体11bが形成される。
積層体切断工程後、圧電体プレート14aの積層体11bに支持基板55を積層させる支持基板積層工程が行われる。
支持基板積層工程について、図10(a),(b)を参照して説明する。
図10(a)に示すように、圧電体プレート14aの積層体11bの上下に配置され、支持基板55が積層接合される。
具体的には、図10(b)に示すように、支持基板55は、支持基板55に対向する圧電体プレート14aの隣り合う溝間に設けられた支持基板接着層56を介して、圧電体プレー14aに積層接合される。
圧電体プレート14aの積層体11bの上下に支持基板55が積層接合されることで、図10(b)に示すように、圧電ブロック体11が形成される。
図10(b)に示す圧電ブロック体11の前面にノズルプレート9が接合される。また、圧電ブロック体11の背面に配線プレート6と、後方絞りプレート7と、インクプール8とが接合される。こうすることで、図1に示す液体吐出ヘッド12が作製される。
なお、本実施例においては、圧電体プレート14の積層工程前に分極処理工程を行っているが、これに限られず、圧電体プレート14の積層工程後に、分極処理工程を行ってもよい。
(第2の実施例)
次に、本発明の第2の実施例の液体吐出ヘッド12の製造方法について、図11から図14を参照して説明する。なお、第1の実施例と同様の工程については説明を省略する。
まず、溝形成工程について、図11を参照して説明する。なお、本実施例における溝16の深さ、幅および溝16の形成間隔は、第1の実施例と同じである。
第1の実施例においては、圧電体プレート114の奥行方向の両端からそれぞれ10mm離れた位置をダイシングの始点および終点とし、ダイシングブレードを、始点から徐々に引き下げ、また、終点に向かって徐々に引き上げていた。そのため、圧電体プレート114の奥行方向の両端から10mmまでの領域は溝が形成されない未加工部分となっていた。また、ダイシングブレードを引き上げおよび引き下げることにより、溝16には斜面部が形成されていた。また、圧電体プレート114の幅方向の両端にも未加工部分が設けられていた。
一方、本実施例においては、図11に示すように、未加工部分を設けず、圧電体プレート114の表面および裏面の全面に、奥行方向に延びる、深さが120μmの溝16を形成する。なお、本実施例では、圧電体プレート114の外形寸法は、幅80mm奥行80mm厚さ460μmである。
溝形成工程後、第1の電極20および第2の電極21を形成する電極形成工程が行われる。
図12は、本実施例の製造方法における電極形成工程を示す斜視図である。
第1の電極20は、溝16の一方の側壁(図12においては、左側の側壁)、および、底面の一部であって、溝16の一方の側壁の近傍を覆うように形成されている。また、第2の電極21は、溝16の他方の側壁(図12においては、右側の側壁)、および、底面の一部であって溝16の他方の側壁の近傍を覆うように形成されている。
次に、圧電体プレート114を分極させる分極処理工程により、図3に示すように分極した圧電体プレート14cを作製する。
上述した溝形成工程、電極形成工程および分極処理工程により、同一形状の圧電体プレート14cを複数作製する。
次に、圧電体プレート14cを圧電体プレート14として積層させる積層工程が行われる。
積層工程について、図13(a)〜(c)を参照して説明する。
図13(a)は、分極処理後の圧電体プレート14cの斜視図である。また、図13(b)は、分極処理後に、平面方向で180度回転させた圧電体プレート14cの斜視図である。
本実施例においては、図13(c)に示すように、図13(a)に示す圧電体プレート14cと、図13(b)に示す圧電体プレート14cとを交互に積層させる。すなわち、本実施例においては、分極処理後の圧電体プレート14cを、1層ごとに、平面方向で180度回転させて積層接合する。
具体的には、圧電体プレート14cを、隣り合う溝間に設けられた側壁上面接着層141と、他の圧電体プレート14cに形成された溝16の底面に設けられた溝底部接着層142とが接着するように積層接合する。
本実施例では、圧電体プレート14cを6層積層するものとする。
図14は、圧電体プレート14cを6層積層させた積層体11bの斜視図である。
圧電体プレート14cが6層に積層されるため、圧力室3は、5段に配置された構造となる。なお、本実施例においても、第1の実施例と同様に、空気室側側壁のエッジが164μmずれるように圧電体プレート14cが積層される。
積層工程の終了後、圧電体プレート14cの積層体11bの上下に支持基板55を積層させる支持基板積層工程が行われ、圧電ブロック体11が作製される。支持基板積層工程は、第1の実施例と同様であるため、説明を省略する。
なお、本実施例においては、第1の実施例のように、圧電体プレートの積層体を切断する積層体切断工程を行わない。そのため、圧電ブロック体11の前面および背面の平面度が悪いことがある。そこで、本実施例においては、支持基板積層工程後に、圧電ブロック体11の前面および背面を研磨する端面研磨工程が行われる。
端面研磨工程では、圧電ブロック体11の前面および背面を、研磨砥粒を含むスラリーおよび研磨盤を用いて研磨する。スラリーに含まれる研磨砥粒としては、例えば、粒径9.5μmのチタンアルミの砥粒が用いられ、このスラリーを用いて、銅の研磨盤上にて研磨される。
端面研磨工程では、圧電ブロック体11の前面と背面との平行度が測定され、その平行度が、例えば、20μm以下となるように、研磨と測定とが繰り返される。
なお、本実施例では、研磨により、圧電ブロック体11の前面および背面の平面度を向上させ、また、圧電ブロック体11の前面と背面との平行度を所定値以下としているが、これに限られるものではない。例えば、ワイヤーソーを用いた圧電ブロック体11の前面および背面の切断といった、汎用的な方法を用いてもよい。
端面研磨工程を経て、圧電ブロック体11が完成する。圧電ブロック体11の前面にノズルプレート9が接合される。また、圧電ブロック体11の背面に配線プレート6と、後方絞りプレート7と、インクプール8とが接合される。こうすることで、図1に示す液体吐出ヘッド12が作製される。
このように、本実施形態によれば、液体吐出ヘッド12は、表面および裏面にそれぞれ、同じ深さで同じ方向に延びる複数の溝16が形成された複数の圧電体プレート14を積層して構成される。複数の圧電体プレート14は、対向する一方の圧電体プレート14に形成された溝16の側壁が、他方の圧電体プレート14に形成された溝16の側壁と接することなく、その溝16に入り込むように積層される。
そのため、圧電体プレート14に形成された各溝16は、その溝16に入り込む他の圧電体プレート14に形成された溝16の側壁により複数の空間に隔てられる。各溝16が複数に隔てられた領域に、圧力室3と空気室4とを交互に形成することにより、圧力室3および空気室4の幅を溝16の幅よりも小さくすることができるので、圧力室3および空気室4をより高密度に形成することができる。
3 圧力室
4 空気室
6 配線プレート
7 後方絞りプレート
8 インクプールプレート
9 ノズルプレート
10 吐出口
11 圧電ブロック体
11a,11b 圧電体プレートの積層体
12 液体吐出ヘッド
14,14a,14b,14c 圧電体プレート
16 溝
19 シリコンオイル
23 容器
25 電源
20 第1の電極
21 第2の電極
30,31a,31b ダイシングライン
40 間隔支持部材
41,141 側壁上面接着層
42,142 溝底面接着層
50a,50b 切断ライン
55 支持基板
56 支持基板接着層
60 アライメント溝
114 圧電体プレート

Claims (8)

  1. 液体を吐出する吐出口に連通し、前記吐出口から吐出される液体を貯留する圧力室と、前記圧力室の周りに形成された空気室とを備える液体吐出ヘッドであって、
    積層された複数の圧電体プレートを有し、
    前記複数の圧電体プレートの表面および裏面には、同じ方向に延びる複数の溝が形成され、
    前記複数の圧電体プレートは、対向する一方の圧電体プレートに形成された溝の側壁が、他方の圧電体プレートに形成された溝の側壁と接することなく、前記他方の圧電体プレートに形成された溝に入り込むように積層され、
    前記一方の圧電体プレートに形成された溝と、前記他方の圧電体プレートに形成された溝とで囲まれる空間が前記圧力室または前記空気室とされることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 請求項1記載の液体吐出ヘッドにおいて、
    前記複数の圧電体プレートは、3層以上積層され、
    前記空気室は、前記圧力室に対して、前記溝の幅方向、および、該幅方向と直交する前記複数の圧電体プレートの積層方向にそれぞれ隣接するように形成されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  3. 請求項1または2記載の液体吐出ヘッドにおいて、
    前記複数の圧電体プレートは同一形状であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
    前記圧力室の内壁面の少なくとも一部に第1の電極が形成され、前記空気室の内壁面の少なくとも一部に前記第1の電極と接続しない第2の電極が形成されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
    前記溝の深さは、前記圧電体プレートの厚さの1/3以下であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  6. 液体を吐出する吐出口に連通し、前記吐出口から吐出される液体を貯留する、内壁面に第1の電極が形成された圧力室と、前記圧力室の周囲に配置され、内壁面に前記第1の電極と接しない第2の電極が形成された空気室とを備える液体吐出ヘッドの製造方法であって、
    圧電体プレートの表面および裏面にそれぞれ、同じ方向に延びる複数の溝を形成する溝形成工程と、
    前記溝の一方の側壁および該溝の底面であって、前記一方の側壁近傍の領域の少なくとも一部に、前記第1の電極を形成し、前記溝の他方の側壁および該溝の底面であって、前記他方の側壁近傍の領域の少なくとも一部に、前記第2の電極を形成する電極形成工程と、
    対向する一方の圧電体プレートに形成された溝の側壁が、他方の圧電体プレートに形成された溝の側壁と接することなく、前記他方の圧電体プレートに形成された溝に入り込むように、前記複数の圧電体プレートを積層する積層工程と、を含むことを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。
  7. 請求項6記載の液体吐出ヘッドの製造方法において、
    前記電極形成工程後、前記積層工程の前に、前記圧電体プレートを前記第1の電極および第2の電極を用いて分極させる分極処理工程をさらに有することを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。
  8. 請求項6記載の液体吐出ヘッドの製造方法において、
    前記積層工程後に、前記圧電体プレートを前記第1の電極および第2の電極を用いて分極させる分極処理工程をさらに有することを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。
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