JP2015088964A - 振動子、発振器、電子機器及び移動体 - Google Patents
振動子、発振器、電子機器及び移動体 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】振動子1は、基部10、平面視で基部10から延出されている一対の振動腕12、及び平面視で基部10から延出され、電極パッド22,24が表面に設けられている支持腕16、を含む振動片2と、電極パッド22,24がバンプ56,58を介して取り付けられているベース基板と、を含み、電極パッド22.24の外縁に沿って溝30が設けられている。
【選択図】図1
Description
<第1実施形態>
先ず、本発明の第1実施形態に係る振動子の一例として、音叉型振動片を有する振動子を挙げ、図1(a),(b)と図2を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動子1の構成を示す概略図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)に示すA−A線の断面図である。なお、図1(a)において、振動子1の内部の構成を説明する便宜上、蓋部材54を取り外した状態を図示している。図2は、図1(b)のS部の拡大図である。また、各図では、説明の便宜上、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸及びZ軸を図示している。更に、説明の便宜上、Z軸方向から見たときの平面視において、+Z軸方向の面を上面、−Z軸方向の面を下面として説明する。
振動片2を実装する振動子1の製造方法はフリップチップ実装と言われる方法であり、振動片2を吸着するコレットを用いて、ベース基板上に設けられたバンプ56,58と接合する。
その後、振動片2の吸着を解除し、コレットをパッケージ本体40側から上昇させることで、振動片2のフリップチップ実装が完了する。
次に、本発明の第2実施形態に係る振動子の支持腕の構造について、図3を参照して説明する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る振動子1aの支持腕16aの概略図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)に示すB−B線の断面図である。
以下、第2実施形態に係る支持腕16aの構造について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の構成や事項については、同符号を付してその説明を省略する。
次に、図4(a),(b)は、変形例1に係る振動子であり、振動子の支持腕の構造のバリエーションの例を示す概略平面図である。
振動片2bの電極パッド24bの形状が略円形であっても、バンプによる接合面積を一定に保つことができるため、不要なスプリアスとの結合を低減することができ、安定な振動特性を有する振動子1bを提供することができるという効果がある。なお、本実施形態では、溝30bの形状が略円形の例を示し説明したが、電極パッド24bと接しない外周部の形状を四角形状あるいは矩形としても良い。
振動片2cの電極パッド24cの形状が略円形であり、周辺に貫通孔32cが形成されているため、バンプによる接合面積を一定に保つことができ、不要なスプリアスとの結合を低減し、安定な振動特性を有する振動子1cを提供することができるという効果がある。なお、本実施形態では、貫通孔32cの外周形状が四角形の例を示し説明したが、矩形や図4(a)に示すように、電極パッド24bの形状と同様に略円形としても良い。
次に、図5(a)〜(c)は、変形例2に係る振動子であり、振動片の構造のバリエーションの例を示す概略平面図である。なお、電極は省略してある。また、図における電極パッド及び溝は四角形で説明しているが、それぞれ略円形であっても良く、それぞれが四角形状や矩形や略円形の組み合わせでも良い。
次に、本発明の振動子1を適用した発振器3について説明する。
図6は、本発明に係る発振器3の構造を示す概略断面図である。
発振器3は、振動片2と、振動片2を収納するパッケージ本体70と、振動片2を駆動するための発振回路を有するICチップ(チップ部品)72と、ガラス、セラミック、金属等からなる蓋部材54等で構成されている。なお、振動片2を収容するキャビティー60内はほぼ真空の減圧空間となっている。
次いで、本発明の一実施形態に係る電子部品としての振動子1を適用した電子機器について、図7(a),(b)、図8に基づき説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係る振動子1を備える電子機器を示す概略図であり、図7(a)はモバイル型(又はノート型)のパーソナルコンピューター1100の構成を示す斜視図、図7(b)は携帯電話機1200(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。
デジタルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
デジタルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部1000が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行なう構成になっており、表示部1000は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCD等を含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部1000に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このデジタルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1330が、データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1340が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1330や、パーソナルコンピューター1340に出力される構成になっている。このようなデジタルカメラ1300には、フィルター、共振器、角速度センサー等として機能する電子部品としての振動子1が内蔵されている。
次いで、本発明の一実施形態に係る振動子1を適用した移動体について、図9に基づき説明する。
図9は、本発明の一実施形態に係る振動子1を備える移動体としての自動車1400の構成を示す斜視図である。
自動車1400には本発明に係る振動子1を含んで構成されたジャイロセンサーが搭載されている。例えば、同図に示すように、移動体としての自動車1400には、タイヤ1401を制御する該ジャイロセンサーを内蔵した電子制御ユニット1402が搭載されている。また、他の例としては、振動子1は、キーレスエントリー、イモビライザー、カーナビゲーションシステム、カーエアコン、アンチロックブレーキシステム(ABS)、エアバック、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)、エンジンコントロール、ハイブリッド自動車や電気自動車の電池モニター、車体姿勢制御システム等の電子制御ユニット(ECU:electronic control unit)に広く適用できる。
Claims (8)
- 基部、平面視で前記基部から延出されている一対の振動腕、及び平面視で前記基部から延出され、電極パッドが表面に設けられている支持腕、を含む振動片と、
前記電極パッドがバンプを介して取り付けられているベース基板と、
を含み、
前記電極パッドの外縁に沿って溝が設けられていることを特徴とする振動子。 - 請求項1において、
前記電極パッドは、平面視で四角形状であり、
辺の長さが、50μm以下であることを特徴とする振動子。 - 請求項1又は2において、
前記溝は、貫通孔であり、
前記電極パッドは、前記貫通孔の内壁に設けられている導電膜を介して、前記表面とは反対側の裏面に設けられている電極パターンに接続されていることを特徴とする振動子。 - 請求項1乃至3のいずれか一項において、
前記バンプが金を含むことを特徴とする振動子。 - 請求項1乃至4のいずれか一項において、
前記支持腕は、前記一対の振動腕の間に配置されていることを特徴とする振動子。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の振動子と、
回路と、を含むことを特徴とする発振器。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の振動子を備えていることを特徴とする電子機器。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の振動子を備えていることを特徴とする移動体。
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