JP2015088731A - リードタイプの電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザーマーキングによる熱的な悪影響を抑制することができるリードタイプの電子部品を提供する【解決手段】パッド部を有する複数のリード端子と、電子部品デバイス4とを有し、前記複数のリード端子の一部と電子部品デバイスとを覆う樹脂パッケージ部5が形成されたリードタイプの電子部品であって、前記複数のパッド部の一主面側と、前記電子部品デバイスの外部電極とが導電性接合材Hにより電気的機械的に接合されており、前記樹脂パッケージ部のうち、前記複数のパッド部の一主面側とは反対面である他主面側52にはマーキング領域Mが設定され、当該マーキング領域のみにレーザーマーキングが施されたことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、外部電極を備えた電子デバイスと、当該電子デバイスの各外部電極が導電性接合材で電気的機械的に接続された複数のパッド部と、いずれか一つのパッド部と一体形成され電気的に接続された複数のリード端子と、前記電子デバイス及びパッド部を樹脂封止する樹脂パッケージ部とを備えてなるリードタイプの電子部品に関するものである。
従来のリードタイプの電子部品デバイスの一例としては、特許文献1に開示されているようなものがある。つまり、ここではリードタイプの電子部品として半導体を例にしており、リード端子にはんだ等の導電性接合材を用いて機械的に接合するとともに、金属細線により電気的に接合されたものを、さらに樹脂材によりモールド被覆したもの(樹脂パッケージ部を具備)が開示されている。
また、特許文献1では、リードタイプの電子部品における樹脂パッケージ部の一主面にレーザーマーキングしたものにおいて、そのコントラスト性能を高めるための内容が開示されている。
実開昭60−129143号公報
しかしながら、特許文献1のリードタイプの電子部品では、レーザーマーキングした際の熱的な悪影響について何ら考慮されていない。つまり、マーキングのために照射したレーザーの熱や振動が内部に格納されたリード端子や電子部品デバイスに伝わることがあり、導電性接合材の再溶融を引き起こし接続性の低下される要因となったり、電子部品デバイスそのものに熱や振動による的なダメージを与え電気的特性に悪影響を生じさせる要因となることがあった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、レーザーマーキングによる熱や振動による的な悪影響を抑制することができるリードタイプの電子部品を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の特許請求項1に示すように、複数のリード端子と、電子部品デバイスとを有し、前記複数のリード端子の一部と電子部品デバイスとを覆う樹脂パッケージ部が形成されたリードタイプの電子部品であって、前記複数のリード端子は、その一端部にそれぞれ設けられた複数のパッド部が形成され、当該パッド部は表裏主面を有する板状に形成されており、前記電子部品デバイスは、電子部品素子と当該電子部品素子を収納する筐体とを有し、当該筐体の表面には外部電極が形成され、前記複数のパッド部の表裏主面のうちの一主面側と、前記電子部品デバイスの外部電極とが導電性接合材により電気的機械的に接合されており、前記樹脂パッケージ部は、前記複数のパッド部、導電性接合材、および電子部品デバイスとを覆った状態で樹脂封止しており、前記樹脂パッケージ部のうち、前記複数のパッド部の一主面側とは反対面である他主面側にはマーキング領域が設定され、当該マーキング領域のみにレーザーマーキングが施されたことを特徴とするリードタイプの電子部品。
上記構成により、リード端子の主面に電子部品デバイスが存在しない樹脂パッケージ部の他主面側にマーキング領域が設定され、当該マーキング領域の樹脂パッケージ部にレーザーマーキングを形成されているので、マーキングのために照射したレーザーの熱や振動が内部に格納された電子部品デバイスに伝わりにくくできるため、熱や振動による的なダメージが与えられることがなくなり、導電性接合材の部分にも熱や振動による的な伝導が生じにくくなる。
また、本発明の特許請求項2に示すように、上述の構成に加え、前記リード端子のパッド部には、パッド部が存在しない空隙部が形成され、前記樹脂パッケージ部のマーキング領域と前記空隙部とは、前記パッド部の厚み方向に少なくとも一部が重畳していることを特徴とする。
上記構成により、上述の作用効果に加えて、前記リード端子のパッド部には、パッド部が存在しない空隙部が形成され、前記樹脂パッケージ部のマーキング領域と前記空隙部とは、前記パッド部の厚み方向に少なくとも一部が重畳しているため、マーキングのために照射したレーザーの熱や振動を空隙部へ逃すことができる。結果として、内部に格納された電子部品デバイスに対してさらに熱や振動が伝わりにくくできるだけでなく、リード端子にも熱や振動が伝わりにくくできる。
以上のように、本発明は、レーザーマーキングによる熱や振動による的な悪影響を抑制することができるより信頼性の高いリードタイプの電子部品を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電子部品を配線基板に実装した状態を示した概略構成図である。 本発明の実施形態に係る電子部品の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る電子デバイスの概略構成図である。 本発明の実施形態に係る図2のX−Xに沿った概略断面図である。
以下、本発明のリードタイプの電子部品の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るリードタイプの電子部品100(以下、単に電子部品と称する)を配線基板6に実装した状態を示した概略構成図であり、電子部品100は、配線基板6に半田(図示省略)を用いて実装される。配線基板6には、配線パターン(不図示)と、スルーホール61、スルーホール62及びスルーホール63(スルーホール61〜63)とが形成されている。スルーホール61〜63は、内壁にめっき層(不図示)が設けられ、配線基板6の両主面を貫通する貫通孔である。
図2は、本発明の実施形態に係る電子部品100の概略構成図であり、複数のパッド部としての第1パッド部7、第2パッド部8及び第3パッド部9(以下、パッド部7〜9とする)と、パッド部7〜9からそれぞれ同一方向(本実施形態では−Y軸方向)に延設された複数のリード端子としての第1リード端子1、第2リード端子2及び第3リード端子3(以下、リード端子1〜3とする)を備えている。パッド部7〜9それぞれの搭載面(本実施形態では、搭載面をX軸とX軸に直交したY軸とからなるX−Y平面とする)には、電子デバイス4が搭載され、パッド部7〜9と電子デバイス4とがはんだ等の導電性接合材Hにより電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、リード端子1の両端のうち、パッド部7側の一端を基端とし、他端を先端とする。リード端子2の両端のうち、パッド部8側の一端を基端とし、他端を先端とする。リード端子3の両端のうち、パッド部9側の一端を基端とし、他端を先端とする。なお、本実施形態では、リード端子の母材としてCu(銅)や42アロイ(Ni(ニッケル)合金)等が用いられ、前記母材の表面には、Ni等の下地めっきが施された後、さらにAg(銀)めっきやAu(金)めっき等が施されている。
また、パッド部7〜9は、電子デバイス4が接合される部位及びその周辺の部位であり(領域D0で示す部位)、パッド部7〜9における幅(X軸方向(+X軸方向及び−X軸方向)における寸法)は、リード端子1〜3の幅(X軸方向(+X軸方向及び−X軸方向)における寸法)W0よりも広く、板状に形成されている。
この電子部品100では、パッド部7〜9及び電子デバイス4が、絶縁性樹脂を用いて形成された樹脂パッケージ部5により樹脂封止されている。樹脂材料としては、エポキシ系の樹脂材であり、金属材料からなる前記リード端子より熱伝導率の低いものを用いている。ここでは、リード端子1〜3それぞれの基端側の一部分も樹脂パッケージ部5により樹脂封止されている。なお、本形態では、樹脂パッケージ部5の形状をリード端子のパッド部の主面に沿った直方体形状としているが、これに限定されるものではなく、パッド部7〜9と電子デバイス4とを樹脂封止できれば、他の形状としてもよい。
リード端子1〜3は、+X軸方向に沿って順に隣接して配置されている。リード端子1はパッド部7から−Y軸方向に延設され、リード端子2はパッド部8から−Y軸方向に延設され、リード端子3はパッド部9から−Y軸方向に延設されている。すなわち、これらリード端子1〜3は、パッド部7〜9から同一方向である−Y軸方向へ延設されている。なお、本実施形態では、リード端子1は電源電圧を入力するためのリード端子であり、リード端子2は接地用のアース端子であり、リード端子3は出力周波数信号を取り出すためのリード端子である。なお、本実施形態に示すリード端子1〜3とパッド部7〜9との組み合わせ(延設状態)は一例に過ぎず、電子部品100の仕様等に応じて任意に変更可能である。
また、スルーホール61〜63内壁のめっき層とリード端子1〜3とは、図示していないが、半田等を用いてそれぞれ電気的に接続されている。
電子部品デバイス4としては、表面実装型のものを用いることができる。例えば、表面実装型の圧電振動デバイスであり、水晶発振器、水晶振動子、水晶フィルタ、または弾性表面波デバイス等からなる。このような表面実装型の電子部品デバイスを電子部品デバイス4として用いた場合、表面実装型の電子部品デバイスをリードタイプの電子部品として汎用することができ、電子部品の製造コストを削減することができる。
本実施形態では、電子部品デバイス4として、水晶振動片54からなる電子部品素子を備えた表面実装型の水晶発振器を用いた場合について説明を行う。図3は、本発明の実施形態に係る電子デバイス4の実施例を示す断面図であり、セラミック多層基板からなる絶縁性のベース34と、段付き凹部341の開口部位を覆う蓋24とから構成された筐体14を備えている。
この電子デバイス4では、ベース34と蓋24との当接部位(外周縁部)は、封止用接合材(不図示)によって接合され、この接合により筐体14内部(キャビティ)が気密封止されている。
蓋24は、金属等の導電性を有する材料を用いて形成され、接地用のリード端子2に一体形成されたパッド部8に電気的に接続され、ノイズを除去することができる。なお、蓋24は導電性を有する材料に限らずセラミック等の絶縁性を有する材料を用いて形成されていてもよい。また、蓋24とパッド部8とは、図示していないが、筐体14に形成された配線パターンまたはワイヤ等を介して電気的に接続されていることが好ましい。
ベース34には、一表面(紙面上側(以下、上側とする)の表面)にキャビティとしての段付き凹部341が設けられている。
段付き凹部341内には、2段の段差が設けられている。段付き凹部341の上段部(段付き凹部341の開口部位に最も近い側の段差部)342には、両主面に一対の励振電極(不図示)が形成された水晶振動片54が載置され、水晶振動片54の端部は上段部342の少なくとも一部に支持されている。
段付き凹部341の上段部342に複数の電極パッド(不図示)が設けられ、複数の電極パッドに、水晶振動片54の各励振電極が導電性接合材741及び導電性接合材742を用いて接合されている。なお、2つの導電性接合材741,742は、図3に示す断面視同一位置に配置され、紙面手前側(以下、手前側とする)と紙面奥側(以下、奥側とする)とに配されている。なお、導電性接合材741,742として、樹脂性接着剤、金属バンプ、またはめっきバンプ等を用いてもよい。
段付き凹部341の底面343には、増幅回路を含む集積回路素子64が載置されている。集積回路素子64は複数の外部電極(不図示)を備えており、集積回路素子64の前記複数の外部電極は、段付き凹部341の下段部(前記上段部342よりも底面343側に設けられた段差部)344に設けられた複数の電極パッド(不図示)に、複数のワイヤ84を介してそれぞれワイヤボンドされている。なお、ワイヤ84を用いたワイヤボンドの代わりに、金属バンプによるフリップチップ接合(Flip Chip Bonding(FCB))を用いてもよい。
なお、図3に示す電子デバイス4は、複数の外部電極としての、第1外部電極41、第2外部電極42、第3外部電極43及び第4外部電極44(以下、外部電極41〜44とする)を備えている(図2参照)。これら外部電極41〜44は、ベース34の外側(紙面下側(以下、下側とする))の表面に形成されている。例えば、外部電極41は、集積回路素子64の電源電圧を入力するための外部電極に電気的に接続され、外部電極42は、集積回路素子64の出力をコントロールするための外部電極に電気的に接続され、外部電極43は、集積回路素子64の接地用の外部電極と電気的に接続され、外部電極44は、集積回路素子64の出力信号を取り出すための外部電極に電気的に接続されている。なお、図3において、外部電極41及び外部電極42は手前側と奥側とで重なりあった状態で図示され、外部電極43及び外部電極44は手前側と奥側とで重なりあった状態で図示されている。
上記した段付き凹部341の上段部342に載置された水晶振動片54の前記励振電極の少なくとも一部と、段付き凹部341の下段部343に載置された集積回路素子64の前記外部電極の少なくとも一部とは、電子デバイス4の仕様に応じた電気的接続がされている。
図2に示す電子部品100では、パッド部7〜9の搭載面(表裏主面のうちの一主面側)に対して電子デバイス4の外部電極41〜44が対面(対向)した状態で搭載されている。このような状態において、電子部品100では、パッド部7表面に外部電極41及び外部電極42が、パッド部8表面に外部電極43が、パッド部9に外部電極44が、はんだ等の導電性接合材Hを用いてそれぞれ固定され接続されている。
本形態のリード端子では、パッド部7は、後述する電子デバイス4の外部電極41と外部電極42と接合される部位の間には、一条の切欠部71が形成されている。さらに、パッド部8とパッド部9とは、後述する電子デバイス4の外部電極43と外部電極44とにそれぞれ接合され、これら2つのパッド部8,9の間には、一条の隙間部89が形成されている。この際、切欠部72と隙間部89とが、リード端子のパッド部が存在しない一条の空隙部を構成している。
なお、図1に示す電子部品100では、電源電圧入力時に電子デバイス4を常にオン状態にする目的で、パッド部7表面に外部電極41のみならず外部電極42も接続して外部電極42にも電源電圧を入力している。但し、本発明において、前記パッド部の数、前記リード端子の数、及びパッド部7〜9と外部電極41〜44との間の接続状態は、図2に示すものに限定されず、電子部品100の仕様に応じて適宜変更可能である。また、パッド部7〜9と外部電極41〜44との接続には、前記はんだの代わりに、導電性接着剤を用いてもよく、Auバンプを用いたFCBであってもよい。また、電子デバイス4は、パッド部7〜9の搭載面に対して電子デバイス4の外部電極41〜44が背向した状態で搭載されていてもよく、この場合には前記半田の代わりにワイヤを用いた接続を行う。
リード端子1〜3は、図2に示すように、隣り合うリード端子間のピッチが狭い狭ピッチ部位(図中、領域D1で示す部位)と、隣り合うリード端子間のピッチが広い広ピッチ部位(図中、領域D3で示す部位)とをそれぞれ備えている。前記狭ピッチ部位は、前記広ピッチ部位よりもリード端子1〜3それぞれの基端側(パッド部7〜9側)に配されている。図1に示す電子部品100では、前記狭ピッチ部位と前記広ピッチ部位とを設けるために、リード端子1及びリード端子3において、前記狭ピッチ部位と前記広ピッチ部位との間に配された部位(図中、領域D2で示す部位)が、基端側から先端側へ向かうに従ってそれぞれリード端子2から離間する斜行部で構成されている。
なお、リード端子1〜3のピッチ(X軸方向におけるリード端子1〜3間の間隙部の寸法)は、パッド部7〜9に搭載される電子デバイス4の仕様(例えば、外形や外部電極等の寸法)や、配線基板6の仕様(例えば、各スルーホール61〜63間の間隔等)に従って、適宜設定される。
以上のように構成された電子部品100の外部表面にはレーザーマーキングM1が施されているが、次のような特徴点を有している。つまり、図4に示すように、電子部品の樹脂パッケージ部5の外部表面うち、電子デバイス4が搭載されるリード端子のパッド部7〜9の搭載面側を、電子部品の樹脂パッケージ部の一主面側51とした場合、これとは反対面である他主面側52(+Z軸方向)にのみマーキング領域Mを設定している。そして、このマーキング領域Mのみにレーザーを照射することで樹脂パッケージ部5の表面を焼きつけ、レーザーマーキングM1を形成している。レーザーとしては、例えば炭酸ガスレーザーや半導体レーザー、YAGレーザーなどを用いている。
本発明の実施形態により、マーキングのために照射したレーザーの熱や振動が内部に格納された電子部品デバイス4に伝わりにくくできるため、熱や振動による的なダメージが与えられることがなくなり、リード端子と電子部品デバイスを接合する導電性接合材Hの部分にも熱的な伝導が生じにくくなる。結果として、レーザーマーキングM1による熱や振動による的な悪影響を抑制することができる、より信頼性の高いリードタイプの電子部品100を提供することができる。
また、リード端子のパッド部7〜9には、パッド部が存在しない空隙部としての切欠部72と隙間部89が形成されている。樹脂パッケージ部5のマーキング領域Mと前記空隙部とは、リード端子のパッド部7〜9の厚み方向に少なくとも一部が重畳している。つまり、図4に示すように、電子部品の樹脂パッケージ部5のマーキング領域Mからリード端子のパッド部7〜9の存在する垂直方向(リード端子パッド部の厚み方向)に透過させて透過領域Tを設定した場合に、リード端子のパッド部7〜9のうち、透過領域Tと重畳する少なくとも一部の領域T2には、リード端子のパッド部が存在しない空隙部としての切欠部72と隙間部89が形成されている。一般的に樹脂材は金属からなるリード端子に比べて熱伝導率が低い。この空隙部としての切欠部72と隙間部89の部分では、樹脂封止された後は、リード端子より熱伝導率が低い封止樹脂のみが充填されるので、伝熱性を下げることができる。このため、マーキングのために照射したレーザーの熱や振動を前記空隙部(樹脂充填部分)へ逃すことができる。結果として、内部に格納された電子部品デバイス4に対してさらに熱や振動が伝わりにくくできるだけでなく、リード端子にも熱や振動が伝わりにくくできる。なお、本形態ではマーキング領域Mの面積よりも空隙部(樹脂充填部分である透過領域T2)の面積を若干小さいものを開示しているが、マーキング領域Mの面積よりも空隙部(透過領域T2)の面積を同一以上に形成することで、レーザーマーキングによる照射熱や振動を逃すうえでより望ましい形態となる。
なお、本発明は、その精神や主旨または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、表面実装型電子部品デバイスをリードタイプの電子部品として適用できる。
1 第1リード端子
2 第2リード端子
3 第3リード端子
4 電子デバイス
41 第1外部電極
42 第2外部電極
43 第3外部電極
44 第4外部電極
5 樹脂パッケージ部
6 配線基板
7 第1パッド部
71 切欠部
8 第2パッド部
9 第3パッド部
89 隙間部
100 電子部品

Claims (2)

  1. 複数のリード端子と、電子部品デバイスとを有し、前記複数のリード端子の一部と電子部品デバイスとを覆う樹脂パッケージ部が形成されたリードタイプの電子部品であって、
    前記複数のリード端子は、その一端部にそれぞれ設けられた複数のパッド部が形成され、当該パッド部は表裏主面を有する板状に形成されており、
    前記電子部品デバイスは、電子部品素子と当該電子部品素子を収納する筐体とを有し、当該筐体の表面には外部電極が形成され、
    前記複数のパッド部の表裏主面のうちの一主面側と、前記電子部品デバイスの外部電極とが導電性接合材により電気的機械的に接合されており、
    前記樹脂パッケージ部は、前記複数のパッド部、導電性接合材、および電子部品デバイスとを覆った状態で樹脂封止しており、
    前記樹脂パッケージ部のうち、前記複数のパッド部の一主面側とは反対面である他主面側にはマーキング領域が設定され、当該マーキング領域のみにレーザーマーキングが施されたことを特徴とするリードタイプの電子部品。
  2. 請求項1記載のリードタイプの電子部品であって、
    前記リード端子のパッド部には、パッド部が存在しない空隙部が形成され、
    前記樹脂パッケージ部のマーキング領域と前記空隙部とは、前記パッド部の厚み方向に少なくとも一部が重畳していることを特徴とするリードタイプの電子部品。
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