JP2015088525A - 蓋体開閉機構、電子機器収容ケース - Google Patents

蓋体開閉機構、電子機器収容ケース Download PDF

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Abstract

【課題】ケース本体に対して蓋体がスライドおよび回動可能な収容ケースにおいて、蓋体の動きを許容し、かつ少ない設置空間で設置可能な、ケース本体と蓋体との間に配された配線ケーブルを備える蓋体開閉機構、および電子機器収容ケースを提供する。【解決手段】本発明の蓋体開閉機構20は、第一部材21、第二部材31から構成されている。これら第一部材21、第二部材31に沿うように、配線ケーブルが屈曲されつつ保持される。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器を収容する収容ケースのケース本体に、蓋体を開閉可能に取り付ける蓋体開閉機構、およびこれを備えた電子機器収容ケースに関する。
屋外や高湿度の環境下などに設置するための電子機器の収容ケースは、内部に収容された電子機器が水分の影響を受けないように、ケース本体の開口面を蓋体によって密閉できる構造となっている。
従来、こうした内部を密閉可能な電子機器の収容ケースとして、例えば、特許文献1に示すケース開閉機構が挙げられる。特許文献1によれば、蓋体をケース本体に対して水平方向に平行に移動させてから、ヒンジ軸を中心にして蓋体を回動させる構造によって、蓋体とケース本体とを密着でき、ケース本体の内部に外気や水分が侵入することを防止できる構造とされている。
一方、電子機器の収容ケースのうち、ケース本体に収容された電子機器に接続するためのコネクタや、電子機器の表示パネル、操作パネルをなどを蓋体の外面に設ける場合、ケース本体と蓋体との間に、蓋体の開閉を許容できるように配線ケーブルを設ける必要がある。このような、ケース本体と蓋体との間に配線ケーブルを設けた電子機器の収容ケースとして、例えば、特許文献2に示す電子機器の取付装置が挙げられる。特許文献2によれば、本体と取付台とをヒンジ部材によって回動可能にするとともに、本体内の電子機器と取付台の配線接続部との間を接続リードによって接続している。接続リードは、電子機器と取付台との回動を許容するために、電子機器と取付台との間で垂れ下がるように余長をもって配されている。
特開2011−249638号公報 特開平08−222861号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示されたケース開閉機構では、蓋体とケース本体との間に配線ケーブルを設ける構成は想定されておらず、ケース本体に対して平行移動と回動とを行う蓋体の動きを許容する、配線ケーブルの設置は全く開示されていない。
一方、特許文献2に開示された電子機器の取付装置では、本体と取付台との間に接続リードが配されているものの、本体は取付台に対して回動するだけであり、本体と取付台とが平行移動する構成については全く開示されていない。
また、接続リードは、電子機器と取付台との間で垂れ下がるように配されているため、電子機器の操作を行う際に接続リードが作業の妨げになるなど、作業性に課題があった。また、接続リードを本体と取付台との間で垂れ下がるように設けるために、接続リードを収容する空間を大きく確保する必要があり、取付装置の小型化が困難であった。更に、接続リードの垂れ下がった余長部分は、ケーブル保護用のスリーブやケーブルベア(登録商標)などを設ける必要があり、構成部品の増加による製造コストの増大という課題もある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ケース本体に対して蓋体がスライドおよび回動可能な収容ケースにおいて、蓋体の動きを許容し、少ない設置空間で設置可能であり、蓋体を開放して電子機器を操作する際の作業性を向上させることが可能な、ケース本体と蓋体との間に配された配線ケーブルを備える蓋体開閉機構、および電子機器収容ケースを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の蓋体開閉機構は、ケース本体の開口部に蓋体を開閉可能に取り付けるとともに、該ケース本体と該蓋体との間を電気的に接続する配線ケーブルを保持する蓋体開閉機構であって、
前記ケース本体の取付面に沿ってスライド可能に取り付けられる第一部材と、一端側が該第一部材に対して回動可能に取り付けられ、他端側が前記蓋体に固着される第二部材とを備え、前記配線ケーブルを、前記第一部材および前記第二部材に沿って屈曲させて保持することを特徴とする。
前記第一部材と前記第二部材とは一体の板状部材からなり、前記第一部材と前記第二部材との境界部分は、厚みを減じた薄肉部が形成されていることを特徴とする。
前記第一部材および前記第二部材に対向して配された、前記配線ケーブルを保持するためのケーブル保持部材を備え、該ケーブル保持部材は、前記第一部材および前記第二部材との間に、前記配線ケーブルの収容空間を形成することを特徴とする。
前記ケーブル保持部材は、前記第一部材に固着される第一部位と、該第一部位に対して回動可能に係合する第二部位と、を設けたことを特徴とする。
前記第一部材と、前記ケーブル保持部材に設けた前記第一部位とは、一体の部材であることを特徴とする。
前記蓋体には、前記ケーブル保持部材に設けた前記第二部位を、前記第二部材に対してスライド可能に追従させる押え部材が取り付けられることを特徴とする。
前記ケーブル保持部材は、前記配線ケーブルの屈曲部に沿って前記配線ケーブルを案内する案内部材であることを特徴とする。
前記配線ケーブルは、前記第一部材および前記第二部材に沿って略S字型に保持されることを特徴とする。
前記ケース本体の取付面と前記第一部材には、該第一部材のスライド範囲を規制するストッパー部材が形成されていることを特徴とする。
前記第一部材、前記第二部材、および前記ケーブル保持部材は、全体が樹脂によって一体成型されてなることを特徴とする。
本発明の電子機器収容ケースは、前記各項記載の蓋体開閉機構と、前記ケース本体と前記蓋体とを備えたことを特徴とする。
本発明の蓋体開閉機構、電子機器収容ケースによれば、ケース本体の取付面に沿ってスライド可能に取り付けられる第一部材、および、一端側が第一部材に対して回動可能に取り付けられ、他端側が蓋体に固着される第二部材に沿って、配線ケーブルを屈曲させて保持させた。これによって、蓋体開閉機構は、蓋体のスライド、および回動を許容しつつ、少ない設置空間で設置可能であり、蓋体を開放して電子機器を操作する際の作業性を向上させることが可能となる。
ケース体を示す斜視図である。 本発明の蓋体開閉機構の一実施形態を示す斜視図である。 本発明の蓋体開閉機構の一実施形態を示す分解斜視図である。 本発明の蓋体開閉機構を一方の面から見た時の平面図(a)、他方の面から見た時の平面図(b)、厚み方向に沿った側面図(c)、および上面図(d)である。 ケーブル保持部材の形態を示す斜視図である。 本発明の電子機器収容ケースおよび蓋体開閉機構を示す斜視図である。 本発明の電子機器収容ケースおよび蓋体開閉機構を示す斜視図である。 本発明の電子機器収容ケースおよび蓋体開閉機構を示す斜視図である。 ケーブル保持部材の動きを示す説明図である。 本発明の蓋体開閉機構の他の実施形態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の蓋体開閉機構、電子機器収容ケースについて説明する。なお、本実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。また、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、便宜上、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
図1は、本発明の蓋体開閉機構が取り付けられるケース体を示す斜視図である。図2は、本発明の蓋体開閉機構の使用前の状態を示す斜視図である。図3は、本発明の蓋体開閉機構の使用時の状態を示す分解斜視図である。図4は、蓋体開閉機構の平面図である。なお、図4(a)は、蓋体開閉機構を一方の面から見た時の平面図、図4(b)は、他方の面から見た時の平面図、図4(c)は、側面図、図4(d)は、上面図である。
ケース体11は、ケース本体12と、蓋体13とからなる。ケース本体12は、例えば直方体形状の中空な箱体であり、一面が開口部12aとなっている。
蓋体13は、ケース本体12の開口部12aを密閉可能な構造であり、蓋体開閉機構20を介してケース本体12に接続される。なお、ケース本体12の開口部12aと蓋体13との間には、更にパッキンなど防水性のシール部材19が設けられていてもよい。
蓋体開閉機構20を取り付けるケース本体12の取付面12bの上端および下端には、この取付面12bに沿って蓋体開閉機構20をスライド可能に係合させる取付溝14が形成されている。また、ケース本体12の取付面12bには、蓋体開閉機構20のスライド範囲を規制するためのストッパー部材を構成する摺動溝15が形成されている。
蓋体13の内面13aには、後述するケーブル保持部材41の第二部位41bを第二部材31に追従するように回動させる押え部材17が形成されている。この押え部材17は、第二部位41bを、第二部材31に対してスライド可能に追従させることによって、結果として、第二部材31が回動するとこれに追従して第二部位41bも回動するように動作させる部材である。
本発明の蓋体開閉機構20は、第一部材21、第二部材31、およびケーブル保持部材41から構成されている。これら第一部材21、第二部材31、およびケーブル保持部材41は、例えば、樹脂によって一体の部材として成型されている。蓋体開閉機構20全体を樹脂によって一体に射出成型すれば、低コストで容易に製造できる。
第一部材21は、平板状の部材であり、一端側21aに第二部材31が、他端側21bにケーブル保持部材41が、それぞれ接続されている。第一部材21の上端および下端には、ケース本体12の取付面12bに形成された取付溝14に嵌合する突条22が形成されている。また、第一部材21がケース本体12の取付面12bと対向する一面側21cには、ケース本体12の取付面12bに形成された摺動溝15に嵌合する摺動突起23が形成されている。
蓋体開閉機構20は、取付溝14と突条22とが摺動可能に嵌合することによって、ケース本体12の取付面12bに沿ってスライド可能となる。また、摺動溝15とこれに嵌合する摺動突起23を備えるストッパー部材によって、蓋体開閉機構20のスライド範囲は、摺動溝15の長さ範囲に規制され、蓋体開閉機構20がケース本体12から脱落することを防止する。
また、第一部材21の他面側21dには、後述するケーブル保持部材41に形成された係合穴45と係合する係合突起24が形成されている。
なお、突条22、摺動突起23、係合突起24は、第一部材21の一部として一体に形成されていればよい。
第二部材31は、第一部材21と一体に形成された板状部材であり、その一端側31aが第一部材21の一端側21aに対して回動可能に取り付けられている。第二部材31と第一部材21との境界部分には、板状部材の上下方向Cに沿って延びる有底の溝が形成され、この溝の底部が第二部材31や第一部材21の他の部分よりも厚みの薄い薄肉部52となっている。
こうした、薄肉部52によって、第二部材31は、上下方向Cを回動軸して第一部材21に対して回動可能にされている。第二部材31と第一部材21との境界部分(回動部分)に形成する溝としては、例えば、断面V字型の溝、断面U字型の溝などが挙げられる。
第二部材31の他端側31bには、取付部32が一体に形成され、この取付部32に蓋体13が固着される。第二部材31は、例えば、蓋体13の内面13aに対して垂直に取り付けられる。第二部材31と蓋体13との固着は、例えば、第二部材31の取付部32にネジ穴を設け、このネジ穴を介して取付部32と蓋体13とをネジ止めすればよい。こうした取付部32は、第二部材31との間に溝を形成してなる薄肉部39によって、第二部材31の一面に対して直角に屈曲できる形状であればよい。
第二部材31の上端側には、後述する配線ケーブルの屈曲部に沿った案内部材33が一体に形成されている。こうした案内部材33は、配線ケーブルが予期せぬ方向に屈曲して蓋体開閉機構20から大きく逸脱することを防止する。
ケーブル保持部材41は、第一部材21と一体に形成された、第一部位41aと、第二部位41bを備えた板状部材であり、その一端側41cの上端部分、および下端部分で第一部材21の他端側21bに取り付けられている。こうしたケーブル保持部材41と第一部材21との接続部分38は、例えば、ケーブル保持部材41の他の部分よりも厚みが薄く、かつ幅が狭くなるように形成されている。これにより、ケーブル保持部材41は、第一部材21と一面上で並列した状態(図2参照)から、第一部材21の他面側21dに対して対向する位置(図3参照)まで回動させる(折り返す)ことができる。
なお、本実施形態においては、ケーブル保持部材41は、接続部分38を介して第一部材21と一体に形成した例を挙げているが、ケーブル保持部材41を第一部材21とは別に成型して、第一部位41aや第二部位41bに対向するように取り付ける構成であってもよい。
蓋体開閉機構20は、形成時(製造時)には、ケーブル保持部材41が第一部材21と一面上で並列した状態で一体に形成されている。そして、蓋体開閉機構20の使用時には、図5(a)に示すように、第一部材21に対してケーブル保持部材41を折り曲げるように回動させる。
そして、図5(b)に示すように、ケーブル保持部材41の一面側41aと、第一部材21の他面側21dとを対向させて重ね合わせ、第一部材21の係合突起24を第一部位41aに形成された係合穴45に係合させた状態にする。係合突起24は、その先端部分が係合穴45の開口径よりも僅かに大きく膨らんだキノコ型に形成されており、構成部材である樹脂の弾性によって、係合穴45に嵌まり込んで固定される。
こうした係合突起24と係合穴45との嵌合によって、ケーブル保持部材41の第一部位41aは、第一部材21に固着された状態になるとともに、ケーブル保持部材41と第一部材21との間には、後述する配線ケーブルを収容する配線ダクトとなるケーブル収容空間Sが形成される。
ケーブル保持部材41を構成する第二部位41bは、第一部位41aよりも厚みが薄くなるように形成され、第一部位41aとの境界部分を回動軸して第一部位41aに対して回動可能にされている。
ケーブル保持部材41を構成する第二部位41bは、その一端側が蓋体13の内面13aに形成された押え部材17に係合し、蓋体13を回動させた際に、第二部位41bはこの押え部材17によって第二部材31に追従するように回動する。即ち、押え部材17は、第二部位41bを、第二部材31に対してスライド可能に追従させることによって、結果として、第二部材31が回動するとこれに追従して第二部位41bも回動するように動作させる部材である。
図6は、蓋体開閉機構を備えた電子機器収容ケースと、蓋体開閉機構に収容される配線ケーブルの状態を示す斜視図である。
図6(a)に示すように、電子機器収容ケース10は、ケース体11と、蓋体開閉機構20とから構成されている。そして、ケース体11を構成するケース本体12と、蓋体13には、電子機器、例えば、回路基板52、53がそれぞれ設けられている。
ケース本体12に配された回路基板52は、例えば、電子機器の主要な本体部であり、蓋体13に配された回路基板53は、例えば、電子機器をケース体11の外部から操作するための操作盤や、電子機器の状態を蓋体13の外部に示す表示部の制御回路であればよい。こうしたケース本体12に配された回路基板52のコネクタ52aと、蓋体13に配された回路基板53のコネクタ53aとは、配線ケーブル55によって電気的に接続されている。
図6(b)に示すように、配線ケーブル55は複数本の細線を並列に配し、全体が柔軟に屈曲可能な材料から構成されている。配線ケーブル55は、コネクタ52aとコネクタ53aとの間を屈曲された状態で、蓋体開閉機構20のケーブル収容空間Sに収容される。例えば、配線ケーブル55は、蓋体開閉機構20の第一部材21および第二部材31に沿って、略S字型に屈曲され、余長を持った状態で配線される。配線ケーブル55は、屈曲部分が案内部材33に沿うように配され、また、ケーブル保持部材41によって、第一部材21および第二部材31から大きく離間しないように規制される。
即ち、配線ケーブル55は、第一部材21および第二部材31と、これに対面するケーブル保持部材41との間に形成された狭い幅のケーブル収容空間Sの内部を、案内部材33によって第一部材21および第二部材31に沿うように、略S字型に屈曲されて配線されている。配線ケーブル55のコネクタ52aとコネクタ53aとの間の長さは、蓋体13の開閉に伴って生じる回路基板52と回路基板53との離間距離の変動分の長さと、蓋体13の解放後も配線ケーブル55が屈曲した状態を維持できる程度の長さとを、余長として備えた程度であればよい。
以上のような構成の蓋体開閉機構を備えた電子機器収容ケースの作用を説明する。なお、以下の説明では、図6に示す、電子機器収容ケースの蓋体が閉じられた状態から、図7に示す、蓋体がスライドされて引き出された状態を経て、図8に示す、蓋体が回動されて完全に開かれた状態に至るまでの蓋体開閉機構の動作を述べる。
図6(a)に示すように、電子機器収容ケース10の蓋体13が閉じられた状態(ケース本体12の開口部12aを蓋体13が覆った状態)においては、蓋体開閉機構20の第一部材21および第二部材31は、互いに同一面上に並んだ状態である。そして、図6(b)に示すように、ケーブル収容空間Sに収容される配線ケーブル55は、第一部材21および第二部材31に沿って、略S字型に大きく屈曲された状態となっている。配線ケーブル55の屈曲部分における最外周部分は、案内部材33によって略S字型を保つように保持される。
こうした蓋体の閉じ位置から、蓋体13を開放する場合には、まず、図7(a)に示すように、蓋体13をケース本体12から引き出すようにスライドさせる。蓋体13のスライドに伴い、ケース本体12の取付面12bに形成された取付溝14に沿って、第一部材21に形成された突条22が摺動する(図1、図2参照)。なお、蓋体13のスライド範囲は、第一部材21に形成された摺動突起23が、ケース本体12の取付面12bに形成された摺動溝15に嵌合しつつ摺動できる範囲に規制されるので(図1、図2参照)、蓋体13のスライド時に、蓋体13がケース本体12から脱落することは無い。
蓋体13をケース本体12から引き出すようにスライドさせると、図7(b)に示すように、配線ケーブル55のコネクタ52aとコネクタ53aとの距離が広がる。これに伴い、配線ケーブル55の余長である屈曲部分が引き伸ばされ、屈曲部分の曲率半径が変化する。しかしながら、配線ケーブル55の余長は、蓋体13がケース本体12から完全に引き出された状態においても、配線ケーブル55の屈曲状態が維持される程度に長く形成されており、曲率半径を変化させつつ屈曲状態が保たれた状態で、第一部材21および第二部材31に沿って保持される。
次に、図8(a)に示すように、蓋体13をケース本体12に対して回動させ、ケース本体12の開口部12aを露出させる。蓋体13を回動させると、蓋体開閉機構20の第二部材31と第一部材21との境界部分に形成された溝の底面である薄肉部52(図2参照)を回動軸として、第一部材21に対して第二部材31が屈曲する。
この時、図9に示すように、第二部材31に対向するケーブル保持部材41の第二部位41bが、第二部材31の回動に追従して回動する。これは、第一部材21に固着された第一部位41aに対して、第二部位41bが回動自在に形成され、かつ、蓋体13の内面13aに形成された押え部材17に第二部位41b端部を係合させた構成による。即ち、蓋体13が回動すると、ケーブル保持部材41の第二部位41bと係合する押え部材17によって、この第二部位41bも押え部材17に対して摺動しながら回動する。
こうした機構によって、蓋体開閉機構20は、第一部材21と第二部材31とが、いずれの位置にあってもケーブル保持部材41によって覆われる。例えば、図8(a)に示す蓋体13の解放位置では、ケーブル収容空間Sは、第一部材21に対する第二部材31の屈折形状に沿って曲がった形状となる。
蓋体13を回動させると、図8(b)に示すように、配線ケーブル55は、ケーブル収容空間S内において、第一部材21から屈曲した第二部材31に沿って屈曲した形状となる。こうした配線ケーブル55が屈曲した状態においても、第一部材21および第二部材31はケーブル保持部材41によって覆われるため(図9参照)、配線ケーブル55が蓋体開閉機構20から大きく浮き上がることがなく、第一部材21および第二部材31に沿った状態が保持される。
以上のように、本発明の蓋体開閉機構20およびこれを備えた電子機器収容ケース10によれば、蓋体13をスライドおよび回動させる際に、配線ケーブル55をヒンジである第一部材21および第二部材31に沿って重ねた状態で蓋体開閉機構20の動きに追従できる。これにより、配線ケーブル55を蓋体開閉機構20の内部にスペース的に効率よく収納し、電子機器収容ケース10の内部スペースを有効活用できる。また、こうした蓋体開閉機構20は、全体を樹脂によって一括成型することが可能であるから、構成部品が少なく低コストで、配線ケーブルを有する蓋体開閉機構を実現することができる。
上述した実施形態は、本発明の蓋体開閉機構の一実施形態であり、特に言及がない限り、各部分の構成は限定されるものでは無い。
図10は、本発明の蓋体開閉機構の他の実施形態を示す平面図である。
図10に示す蓋体開閉機構70では、配線ケーブル71として、複数の配線が収容された1本の円筒形のケーブルを採用している。そして、この配線ケーブル71を、第一部材21および第二部材31に沿って、余長部分を略U字型に屈曲させて配線している。このように、配線ケーブルの形状やその本数は限定されるものでは無く、蓋体開閉機構のスライドや屈曲に追従可能な柔軟な材料から構成されるものであれば、限定されるものでは無い。また、配線ケーブルの余長部分の屈曲形態も、第一部材や第二部材に沿って屈曲される形態であれば、屈曲形状は限定されるものでは無い。
上述した実施形態では、第一部材や第二部材は、板状部材から構成されているが、例えば、枠状の部材などを用いて更に軽量化、低コスト化を図ることも好ましい。
上述した実施形態では、ケーブル保持部材は、第一部材や第二部材と対向する板状部材から構成されているが、第一部材や第二部材の一部に、配線ケーブルの摺動を許容しつつ、第一部材や第二部材から大きく浮き上がることを規制する線状の支持体などを設けた構成であってもよい。
上述した実施形態では、第一部材と第二部材との回動部分は、溝による薄肉部の形成によって実現しているが、例えば、回転軸と軸受からなる蝶番などを用いてもよい。
上述した実施形態では、蓋体開閉機構は、樹脂材料による一体成型によって製造しているが、例えば、金属材料や、複数種の材料を組み合わせて製造してもよい。
10…電子機器収容ケース、12…ケース本体、13…蓋体、20…蓋体開閉機構、21…第一部材、31…第二部材、41…ケーブル保持部材、55…配線ケーブル、S…ケーブル収容空間。

Claims (11)

  1. ケース本体の開口部に蓋体を開閉可能に取り付けるとともに、該ケース本体と該蓋体との間を電気的に接続する配線ケーブルを保持する蓋体開閉機構であって、
    前記ケース本体の取付面に沿ってスライド可能に取り付けられる第一部材と、一端側が該第一部材に対して回動可能に取り付けられ、他端側が前記蓋体に固着される第二部材とを備え、前記配線ケーブルを、前記第一部材および前記第二部材に沿って屈曲させて保持することを特徴とする蓋体開閉機構。
  2. 前記第一部材と前記第二部材とは一体の板状部材からなり、前記第一部材と前記第二部材との境界部分は、厚みを減じた薄肉部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の蓋体開閉機構。
  3. 前記第一部材および前記第二部材に対向して配された、前記配線ケーブルを保持するためのケーブル保持部材を備え、該ケーブル保持部材は、前記第一部材および前記第二部材との間に、前記配線ケーブルの収容空間を形成することを特徴とする請求項1または2記載の蓋体開閉機構。
  4. 前記ケーブル保持部材は、前記第一部材に固着される第一部位と、該第一部位に対して回動可能に係合する第二部位と、を設けたことを特徴とする請求項3記載の蓋体開閉機構。
  5. 前記第一部材と、前記ケーブル保持部材に設けた前記第一部位とは、一体の部材であることを特徴とする請求項4記載の蓋体開閉機構。
  6. 前記蓋体には、前記ケーブル保持部材に設けた前記第二部位を、前記第二部材に対してスライド可能に追従させる押え部材が取り付けられることを特徴とする請求項4または5記載の蓋体開閉機構。
  7. 前記ケーブル保持部材は、前記配線ケーブルの屈曲部に沿って前記配線ケーブルを案内する案内部材であることを特徴とする請求項3ないし6いずれか1項記載の蓋体開閉機構。
  8. 前記配線ケーブルは、前記第一部材および前記第二部材に沿って略S字型に保持されることを特徴とする請求項1ないし7いずれか1項記載の蓋体開閉機構。
  9. 前記ケース本体の取付面と前記第一部材には、該第一部材のスライド範囲を規制するストッパー部材が形成されていることを特徴とする請求項1ないし8いずれか1項記載の蓋体開閉機構。
  10. 前記第一部材、前記第二部材、および前記ケーブル保持部材は、全体が樹脂によって一体成型されてなることを特徴とする請求項3ないし7いずれか1項記載の蓋体開閉機構。
  11. 請求項1ないし10に記載の蓋体開閉機構と、前記ケース本体と前記蓋体とを備えたことを特徴とする電子機器収容ケース。
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