JP2015088135A - 行動管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】施設内の人の行動を低コストで把握できる行動管理システムを提供する。
【解決手段】光源部10は、通路スペースおよび通路スペースに面して物品を陳列し得るように設けられた陳列スペースを照明する。第1検知部21は、通路スペースで人の存否を検知する。第2検知部22は、通路スペースで人が通過しているか停止しているかを検知する。第1制御部30は、第1検知部21及び第2検知部22の検知結果に基づいて光源部10を制御する。第1記憶部31は、第1検知部21及び第2検知部22の検知結果の履歴を記憶する。第1制御部30は、第1記憶部31に記憶されている第1検知部21及び第2検知部22の検知結果の履歴を、第1通信部32から外部の管理装置2A,2Bに出力させるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、行動管理システムに関し、より詳細には、複数の物品が陳列された施設内での人の行動を管理する行動管理システムに関する。
従来、陳列室内を照明する照明灯と、照明灯を制御する制御装置とを備えたショーケースが提案されていた(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載されたショーケースでは、顧客の接近を検知していない場合は陳列室内の照度を下げ、顧客の接近を検知した場合は陳列室内の照度を上げるように、制御装置が照明灯の点灯状態を制御していた。
特開2006−266645号公報
上記特許文献1のショーケースでは、顧客の動きに合わせて陳列室内の照度を制御しているが、ショーケースが置かれた空間全体で人がどのように行動しているかを把握することはできなかった。
本発明は上記課題に鑑みて為され、施設内の人の行動を低コストで把握できる行動管理システムを提供することを目的とする。
本発明の行動管理システムは、光源部、第1検知部、第2検知部、制御部、記憶部及び出力部を備えた照明システムを有する。前記光源部は、通路スペースおよび前記通路スペースに面して物品を陳列し得るように設けられた陳列スペースを照明する。前記第1検知部は、前記通路スペースで人の存否を検知する。前記第2検知部は、前記通路スペースで人が通過しているか停止しているかを検知する。前記制御部は、前記第1検知部及び前記第2検知部の検知結果に基づいて前記光源部を制御する。前記記憶部は、前記第1検知部及び前記第2検知部の検知結果の履歴を記憶する。前記出力部は、前記記憶部に記憶されている前記第1検知部及び前記第2検知部の検知結果の履歴を、外部の管理装置に出力するように構成される。
この行動管理システムにおいて、前記照明システムが、前記通路スペースに対して前記物品に近い側に設定された検知領域において人の存否を検知する第3検知部を備えることも好ましい。前記記憶部は、前記第3検知部の検知結果の履歴をさらに記憶するように構成される。前記出力部は、前記記憶部に記憶されている前記第3検知部の検知結果の履歴を、前記第1検知部及び前記第2検知部の検知結果の履歴と共に前記管理装置に出力するように構成される。
この行動管理システムにおいて、前記出力部から出力された検知結果の履歴が入力される入力部、及び、前記入力部に入力された検知結果の履歴に基づいた報知を行う報知部を有する前記管理装置を備えることも好ましい。
この行動管理システムにおいて、以下のような構成を備えることも好ましい。前記報知部は、前記通路スペース及び前記陳列スペースの位置を図示した配置図において、前記入力部に入力された検知結果の履歴に基づいた報知内容を、検知場所に対応した位置に表示する画像を作成し、作成した前記画像を報知するように構成される。
本発明によれば、照明システムは、光源部の光出力を制御するために、通路スペースで人の存否を検知する第1検知部と、通路スペースで人が通過しているか停止しているかを検知する第2検知部を備えている。行動管理システムは、照明システムから第1検知部及び第2検知部による検知結果の履歴を出力させており、照明システムから入力される検知結果の履歴をもとに通路スペースにおける人の行動を管理することができる。したがって、行動管理システムは、人の行動を検出するために、新たにセンサを設置する必要が無く、照明システムが備える第1検知部及び第2検知部を利用することで、施設内の人の行動を低コストで把握することができる。
本実施形態の行動管理システムの概略的なブロック図である。 (a)(b)は本実施形態の行動管理システムが適用された店舗の概略的な説明図、(c)は光源部の断面図である。 本実施形態の行動管理システムが備える照明器具の外観図である。 本実施形態の行動管理システムが備える管理装置に表示される報知画面の説明図である。 本実施形態の行動管理システムが備える管理装置に表示される報知画面の他の例を示す説明図である。
本発明の行動管理システムを、コンビニエンスストアやドラッグストアやスーパーマーケットのように、商品を陳列するための陳列棚が店舗内に複数配置された小売店に適用した実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
図2(a)(b)は陳列棚50が店舗内に置かれた状態を示している。図示する陳列棚50は壁から離して配置されており、2個の陳列棚50を背中合わせに配置することで、陳列棚50の両側を通路スペースとしている。
個々の陳列棚50は、陳列棚50の長手方向に間隔を開けて配置される複数の柱部材51と、柱部材51からそれぞれ前側に向かって突出する複数の桁部材52と、同じ高さ位置に設けられた桁部材52に架け渡すように取り付けられた複数段の棚板53とを備える。なお、柱部材51の間には背板(図示せず)が取り付けられている。
陳列棚50は、食料品や衣料品や文具などの物品70を陳列するために使用され、棚板53の上に物品70が陳列される。すなわち、複数段の棚板53の上面が物品70を陳列する陳列スペース61となる。
図2の配置例では、背中合わせに配置された2個で1組の陳列棚50が、長手方向が平行するように所定の間隔を開けて2組配置されており、各々の陳列棚50の前側にある開放スペースが、人の通行する通路スペース62となる。したがって、物品70が配置される陳列スペース61は、通路スペース62に面して設けられている。
なお、物品70を陳列し得る陳列棚50の構成は、図1に示す構成に限定されるものではなく、陳列棚50を構成する部材の種類、材料、色調、大きさなどは適宜変更が可能であり、例えば棚板53が導光板で構成されていてもよい。また、本実施形態では棚板53の上に物品70を載せているが、物品70の陳列形態は本実施形態に限定されない。物品70をフックに引っ掛ける陳列形態でもよいし、物品70を上方から吊り下げるような陳列形態でもよく、陳列形態に合わせた什器を用意すればよい。
図1は、照明システムを利用した行動管理システムの概略構成を示す。行動管理システムは照明システム1を備え、本実施形態では管理装置2A,2Bをさらに備えている。照明システム1は、光源部10と、第1検知部21と、第2検知部22と、第1制御部30と、第1通信部32(出力部)を備える。また本実施形態の照明システム1は上記の構成に加えて第3検知部23を備え、さらに第1点灯回路13と第2点灯回路14と第1記憶部31を備えている。
光源部10は、陳列スペース61及び通路スペース62を照明するために設けられている。本実施形態では、光源部10は、陳列スペース61を主に照明する第1光源部11と、通路スペース62を主に照明する第2光源部12を備えている。
第1光源部11は、複数個の発光ダイオードが直線上に配置されたライン状の光源であり、陳列棚50の長手方向に沿って配置されている。第1光源部11の照明領域A1(図2(b)参照)は陳列スペース61の前側(通路スペース62側)の領域に設定されている。通路スペース62にいる人を陳列スペース61の物品70に注目させるためには、物品70の鉛直面照度を高める必要があり、物品70の前側(通路スペース62にいる人から見える部位)が下側から上側まで均一な照度で照明されることが好ましい。また第1光源部11は、物品70に注目している人の目に出力光が直接入らないように、第1光源部11の配光が設定されていることが好ましい。そこで、第1光源部11は、陳列棚50に陳列された物品70に描かれている文字や図柄、或いは、物品70そのものを、陳列棚50の前側にいる人が認識しやすいように、物品70の前側に斜め上側から光を照射する。また、第1光源部11には発光ダイオードが用いられているが、高色温度で演色性の高い光を発光する光源を用いることが好ましく、エレクトロルミネッセンス(EL:Electro Luminescence)素子や蛍光ランプでもよい。
第2光源部12は、複数個の発光ダイオードが直線上に配置されたライン状の光源であり、陳列棚50の長手方向に沿って配置されている。第2光源部12の照明領域A2(図2(b)参照)は通路スペース62の一部の領域(陳列スペース61に近い領域)に設定されている。なお通路スペース62の幅が狭い場合は、通路スペース62の全体を第2光源部12の照明領域A2としてもよい。陳列棚50に陳列された物品70を通路スペース62にいる人が手にとった場合、手元の物品70を人が認識しやすくするためには、物品70の水平面照度を高める必要がある。そこで、第2光源部12は、陳列棚50に陳列された物品70に通路スペース62にいる人が手を伸ばした場合に、手に取った物品70に描かれている文字や図柄、或いは、物品70そのものを認識しやすいように、物品70に上側から光を照射する。第2光源部12には発光ダイオードが用いられているが、高色温度で演色性の高い光を発光する光源を用いることが好ましく、エレクトロルミネッセンス素子や蛍光ランプでもよい。
第1点灯回路13は、第1光源部11に電力を供給して、第1光源部11を点灯させる。
第2点灯回路14は、第2光源部12に電力を供給して、第2光源部12を点灯させる。
人検知部20は、熱画像センサ24から入力される熱画像をもとに人を検知するものであり、第1検知部21と第2検知部22と第3検知部23の機能を備える。熱画像センサ24は、撮像領域における温度分布を計測した結果を熱画像として出力するセンサであり、陳列スペース61及び通路スペース62を含む床側の領域を上方から所定の撮影間隔で撮像し、熱画像のデータを人検知部20に出力する。熱画像センサ24は、人の存否を検知したい領域を人体よりも高い場所から撮像可能であれば、照明器具の本体に収納されていてもよいし、天井、壁、或いは陳列棚50に取り付けられていてもよい。
第1検知部21は、陳列スペース61に面した通路スペース62を検知領域とし、すれ違い通行が可能な幅の通路スペース62の場合は通路スペース62において陳列棚50に近い側を検知領域B2(図2(a)参照)とする。第1検知部21は、熱画像センサ24によって撮像された熱画像をもとに、検知領域B2において人の存否を検知する。
第2検知部22は、熱画像センサ24によって撮像された熱画像をもとに、第1検知部21と同じ検知領域B2において、人が停止しているか、通過しているかを検知する。
第3検知部23は、熱画像センサ24によって撮像された熱画像をもとに、通路スペース62に対して物品70に近い側に設定された検知領域B1(図2(a)参照)において人の存否を検知する。第3検知部23は、通路スペース62を人が通行している場合に、この人物を検知しないように検知領域B1が設定されている。
第1制御部30は、人検知部20(第1検知部21、第2検知部22、第3検知部)の検知結果に基づいて、第1点灯回路13及び第2点灯回路14の出力を制御することによって、第1光源部11及び第2光源部12の光出力を制御する。
なお、第1制御部30及び人検知部20は、マイクロコンピュータが組み込みのプログラムを実行することによって、マイクロコンピュータの演算機能によって実現されている。
第1通信部32は、外部の管理装置2A,2Bとの間で通信を行う。管理装置2Aは店舗内に設置され、店舗スタッフなどが顧客の行動を管理するために使用される。第1通信部32と店舗内にある管理装置2Aとはイントラネット3Aを介して接続され、有線LAN、無線LAN、或いは、電力線搬送通信方式で相互にデータ通信を行う。管理装置2Bは、店舗外に設置され、複数の店舗に設けられた照明システムに接続されて、複数の店舗において顧客の行動を管理するために用いられる。例えばフランチャイズの加盟店(フランチャイジー)に適用される場合、店舗毎に顧客の行動を管理するための管理装置2Aが設置され、本部(フランチャイザー)側にも複数の店舗での顧客の行動を管理するために管理装置2Bが設置される。第1通信部32と店舗外の管理装置2Bとはインターネット3Bを介して通信を行っている。
本実施形態では、光源部10と、人検知部20と、第1制御部30と、第1点灯回路13と、第2点灯回路14とを、陳列棚50の上部に取り付けられる器具本体40Aに収納してある。ここにおいて、光源部10と、第1検知部21及び第2検知部22と、第1制御部30と、これらを収納する器具本体40Aとで照明器具が構成される。
器具本体40Aは、図2及び図3に示すように、陳列棚50の上側に取り付けられて使用される。図3は器具本体40Aを下側から見た外観図であり、基部41と、一対のアーム42と、灯体43を備える。
基部41は、両端に位置する柱部材51の上端部の間に架け渡すようにして取り付けられている。
一対のアーム42のうち、一方のアーム42は基部41の長手方向における一端側から上向きに突出し、他方のアーム42も基部41の長手方向における他端側から上向きに突出している。一対のアーム42は、陳列棚50の長手方向から見た形状が同じ形状に形成されており、基部41から遠ざかるにつれて前側に突出するように湾曲している。一対のアーム42の先端はそれぞれ灯体43に連結されており、灯体43はアーム42を介して基部41に支持されている。
灯体43は、下側面が開口した長尺のケース43aと、ケース43aの開口を塞ぐ透光性のカバー43bとを備える。ケース43aの内部には、長尺の回路基板44,45が収納されている。回路基板44の下面には、第1光源部11をなす複数個の発光ダイオードが長手方向に等間隔に並ぶように実装されている。回路基板45の下面には、第2光源部12をなす複数個の発光ダイオードが長手方向に等間隔に並ぶように実装されている。第2光源部12が実装された回路基板45は、第2光源部12の発光を下向きにするために、発光面を下側に向け、器具本体40Aが陳列棚50に取り付けられた状態で回路基板45が水平となるようにケース43a内に収納されている。第1光源部11が実装された回路基板44は、第1光源部11の発光を斜め下向きとするために、発光面を下側に向け、器具本体40Aが陳列棚50に取り付けられた状態で回路基板44が水平面に対して斜めに傾斜するように、ケース43a内に収納されている。第1光源部11及び第2光源部12は照射方向を下側に向けているので、第1光源部11及び第2光源部12の発光が人の目に直接入りにくくなり、グレアを防止できるとともに、店舗空間の雰囲気に与える影響を低減できる。
ここで、通路スペース62にいる人P1が手にとった物品70を第2光源部12が近くから照明できるよう、成人の平均身長を考慮して、第2光源部12を含めた光源部10は床100から約200cmの高さに設置されている。光源部10を収納した灯体43は陳列棚50の上側に取り付けられるので、高さが3m以上の天井101に光源部10が設置される場合に比べて、物品70と光源部10との距離が短くなり、光源部10の光束を低下させることができるから、消費エネルギーを低減できる。本実施形態では光源部10を収納した灯体43が陳列棚50の上方に位置しているが、陳列棚50の背が高い場合には、床100からの高さが200cm以下で、平均身長よりも高い位置にある棚板53に光源部10が設置されていてもよい。
この形態の照明システムによる制御動作について以下に説明する。先ず、この照明システムが動作を開始する初期状態において、熱画像センサ24から人検知部20に熱画像が入力されると、人検知部20は、初期状態の熱画像を背景画像として内部メモリ又は外部メモリに記憶させる。初期状態では陳列スペース61及び通路スペース62に人が存在しないと判断され、人検知部20は、熱画像に予め設定した第1領域および第2領域に存在する人の数を「0」とする。ここで、第2領域は、通路スペース62において人の存否を検知したい領域であり、第1領域は、第2領域に対して陳列スペース61に陳列される物品70側に設定された領域である。
初期状態において、人検知部20が、第1領域および第2領域の両方に人がいないと判断すると、第1制御部30は、人検知部20の検知結果に基づいて、第1光源部11及び第2光源部12を、人が存在する場合に比べて減光した状態で点灯させる。人がいない状態では、第1光源部11及び第2光源部12を所定の調光レベルで減光点灯させることで、消費電力を低減することができる。
その後、人検知部20は、熱画像センサ24から熱画像を定期的に取り込み、熱画像センサ24から取り込んだ熱画像と、メモリに記憶された背景画像との差分画像を演算により求め、差分画像を所定の閾値で二値化して、白又は黒の二値化画像を生成する。熱画像センサ24の設置場所や撮影角度、人の平均的な体格などの条件をもとに、熱画像に人体が写った場合の大きさの上限値及び下限値が予め求められ、この上限値及び下限値が人検知部20に予め設定されている。そして、人検知部20は、二値化画像から背景と異なる画素の集まりである画素領域を抽出し、画素領域の大きさが下限値以上且つ上限値以下であれば、人が存在すると判断する。人検知部20は、人が存在すると判断した場合、人と判断された画素領域が第1領域及び第2領域の何れか一方、或いは、第1領域及び第2領域の両方に存在するのかを判断し、第2領域に存在する場合は、人の存在を連続して検出する検出時間を計測する。尚、背景画像は、人が存在しない初期状態に撮影したものを使用し続けてもよいし、定期的に背景画像を更新するようにしてもよい。
通路スペース62に人が入ってくると、第1検知部21が、第2領域で人を検知して、第1制御部30に検知信号を出力する。第1制御部30は、第1検知部21から検知信号が入力されると、内蔵する計時機能(図示せず)から得た日時情報と、第1検知部21の検知信号と、陳列棚50に付与された識別番号とを対応付けて第1記憶部31に記憶させる。
通路スペース62で人P1が停止した場合、第2検知部22は、第2領域で停止している人を検知し、且つ、人の検出時間が所定の基準値(例えば5秒)以上になると、第2領域で人が停止していると判断し、その検知信号を第1制御部30に出力する。第1制御部30は、第2検知部22から検知信号が入力されると、第1光源部11の光出力を増光させる制御信号を第1点灯回路13に出力する。この制御信号が第1点灯回路13に入力されると、第1点灯回路13は第1光源部11に供給する電力を増やして、第1光源部11の光出力を増光させる。第1光源部11の光出力が増光すると、陳列スペース61に陳列された物品70が明るく照明されるから、通路スペース62にいる人が物品70に注目しやすくなる。また、第1制御部30は、第2検知部22から検知信号が入力されると、内蔵する計時機能から得た日時情報と、第2検知部22の検知信号と、陳列棚50に付与された識別番号とを対応付けて第1記憶部31に記憶させる。なお、第1制御部30は、第1光源部11の光出力を増光させる際に、色温度を低色温度から高色温度に変化させながら、光出力を増光させてもよい。
通路スペース62にいる人P1が、棚板53に陳列された物品70に手を伸ばすと、第1領域に人体の一部が入る。第3検知部23は、第1領域に人体の一部が入ったことを検知すると、検知信号を第1制御部30に出力する。第1制御部30は、第3検知部23から検知信号が入力されると、人P1が陳列スペース61に手を伸ばして物品70を取ろうとしていると判断し、第2光源部12の光出力を増光させるように、第2点灯回路14の出力を制御する。この場合、第1光源部11及び第2光源部12の光出力が、非検知時に比べて増光した状態となり、照明領域A1,A2が明るく照明される。したがって、人P1が手に取った物品70が第2光源部12の発光によって明るく照明されるから、手元の物品70が見えやすくなる。また、第1制御部30は、第3検知部23から検知信号が入力されると、内蔵する計時機能から得た日時情報と、第3検知部23の検知信号と、陳列棚50に付与された識別番号とを対応付けて第1記憶部31に記憶させる。なお、第1制御部30は、第2光源部12の光出力を増光させる際に、色温度を低色温度から高色温度に変化させながら、光出力を増光させてもよい。
第1制御部30は、第3検知部23から検知信号が入力されなくなった時点から所定時間が経過すると、第2光源部12の光出力を減光させるように、第2点灯回路14の出力を制御する。なお、第1制御部30は、第2光源部12の光出力を減光させる際に、店舗内の雰囲気を崩さないように、人に気付かれない程度のスピードで徐々に光出力を変化させることも好ましい。
その後、通路スペース62にいた人P1が検知領域B2の外に移動すると、第1検知部21と第2検知部22と第3検知部23は全て人を検知しない状態となり、人検知部20から第1制御部30に検知信号が入力されなくなる。第1制御部30は、人検知部20から検知信号が入力されなくなると、その時点から所定時間が経過した時点で、第1光源部11の光出力を減光させるように第1点灯回路13の出力を制御する。ここで、第1制御部30は、第1光源部11の光出力を第2調光レベルから第1調光レベルに減光させる際に、店舗内の雰囲気を崩さないように、人に気付かれない程度のスピードで徐々に光出力を変化させることも好ましい。なお、第1制御部30は、第1光源部11の光出力を減光させる際に、色温度を高色温度から低色温度に変化させながら、光出力を減光させてもよい。
以上のように、第1制御部30は、第1検知部21、第2検知部22、又は第3検知部23から検知信号が入力されると、光源部10の光出力を制御し、検知信号と日時情報と陳列棚50に付与された識別番号とを対応付けて第1記憶部31に記憶させる。
第1記憶部31には人検知部20による検知結果の履歴が記憶されており、第1制御部30は、所定の時間間隔(例えば10分間隔)で、第1記憶部31に記憶されている検知結果の履歴を第1通信部32から外部の管理装置2A,2Bに送信させる。
ここで、所定の時間間隔で、人検知部20が、第2領域で人を検知したが、立ち止まらずに通過し、第1領域で人を検知しなかった場合、第1検知部21の検知回数は1回、第2検知部22及び第3検知部23の検知回数は共に0回となる。
また、所定の時間間隔で、人検知部20が、第2領域で所定の基準値以上の時間継続して人を検知し、且つ、第1領域で人を検知した場合、第1検知部21、第2検知部22、第3検知部23の検知回数は全て1回となる。
また、所定の時間間隔で、人検知部20が、第2領域で人を3回検知し、そのうちの1回は停止と判断し、且つ、第1領域で人を1回検知した場合、第1検知部21の検知回数は3回、第2検知部22及び第3検知部23の検知回数は共に1回となる。
管理装置2Aは、第2制御部80と、第2通信部81と、第2記憶部82と、報知部83とを備える。尚、管理装置2Bは、管理装置2Aと同様の構成を備えているので、その説明は省略する。
第2制御部80はマイクロコンピュータからなり、管理装置2Aの全般的な制御を行う。
第2通信部81(入力部)は、イントラネット3Aを介して照明システム1の第1通信部32とデータ通信を行っており、照明システム1の第1通信部32から出力された検知結果の履歴のデータが入力される。
第2記憶部82は、第2制御部80によってデータの読み出し及び書き込みが制御され、第2通信部81が照明システム1から受信した検知結果の履歴(検知信号、人を検知した日時情報、人が検知された陳列棚50の識別番号)を記憶する。店舗内には複数の陳列棚50が配置されており、商品(物品70)の種類に応じて陳列場所が決められているので、第2記憶部82には、陳列棚50の識別番号と商品(物品70)の分類(商品分類)の識別番号及び名称が対応付けて登録されている。また、第2記憶部82には、店舗内の陳列棚50の配置図が予め登録されており、配置図に記載された陳列棚50の位置と、陳列棚50の識別番号と、陳列棚50に陳列される物品70の商品分類(商品分類の識別番号及び名称)とが対応付けて記憶されている。
報知部83は、管理装置2Aに設けられたディスプレイ装置(図示せず)に文字又は画像で報知内容を表示させたり、管理装置2Aに設けられたスピーカ(図示せず)から音声で報知内容を出力させる。また報知部83は、陳列棚50に取り付けられたタブレット端末等の端末90に報知させる内容を第2通信部81からイントラネット3Aを介して端末90に送信させ、端末90に文字又は画像で報知内容を表示させたり、端末90から音声で報知内容を出力させる。
照明システム1の第1通信部32から検知結果の履歴が所定の時間間隔で送信され、この検知結果の履歴を第2通信部81が受信すると、第2制御部80は、第2通信部81が受信した検知結果の履歴を第2記憶部82に記憶させる。第2記憶部82には、個々の陳列棚50に対して記憶領域が割り当てられており、個々の陳列棚50について、検知結果の履歴が、日時情報の古い順番で記憶されている。例えば管理者が管理装置2Aを操作して表示期間を入力すると、第2制御部80は、第2記憶部82から表示期間における検知結果の履歴を読み出して報知部83に出力する。報知部83は、表示期間における検知結果の履歴をもとに、例えば個々の陳列棚50について、第1検知部21の検知回数の和、第2検知部22の検知回数の和、第3検知部23の検知回数の和をそれぞれ演算した表(図4参照)を作成する。報知部83は、作成した表を管理装置2Aのディスプレイ装置や端末90に表示させる。なお、報知部83は、検知結果の履歴をもとに、表示期間における第1検知部21の検知回数の和、第2検知部22の検知回数の和、第3検知部23の検知回数の和をそれぞれ求めているが、検知結果の合計を求める以外の演算を行ってもよい。例えば報知部83は、所定の期間(時間単位、日単位、月単位)における検知回数の和を求めて他の期間と比較したり、別の店舗の検知回数と比較するような画像を作成して、管理装置2Aのディスプレイ装置や端末90に表示させてもよい。また報知部83は、店舗内のエリア毎に検知回数を比較するような画像を作成して、管理装置2Aのディスプレイ装置や端末90に表示させてもよい。
このように、管理装置2Aや端末90からは、個々の陳列棚50について、表示期間における第1検知部21、第2検知部22、第3検知部23の検知結果の履歴に基づいた報知内容が出力されるから、店舗のスタッフはこの報知内容から顧客の行動を把握できる。例えば、第1検知部21の検知回数が多い陳列棚50は、顧客が立ち寄る頻度が高いので、店舗空間の動線上、視認性が優れていて、回遊性の高まる配置にあると判断できる。第2検知部22の検知回数が多い陳列棚50は、陳列棚50の前で顧客が滞在(停止)する回数が多いので、この陳列棚50に陳列されている物品70が、顧客の関心が高い物品であると判断できる。第3検知部23の検知回数が多い陳列棚50は、この陳列棚50に陳列されている物品70に顧客が手を伸ばした回数が多いので、この物品70は購買率が高い可能性がある。以上のように、店舗スタッフは、表示期間における検知結果の履歴を示した表から、店舗内の状況をモニタリングすることができ、陳列棚50に陳列されている物品70への顧客の関心度を把握したり、顧客の行動を分析したりすることができる。また、店舗スタッフは、人検知部20の検知結果をもとに顧客の行動について客観的なデータを収集でき、このデータを分析することで、レイアウト(棚割り、POP、陳列棚ごとの照明演出等)の改善を検討できる。また、店舗スタッフは、同じ商業圏内にある他の店舗と客観的に比較することで、店舗レイアウトの改善を図ることができる。
また、店舗外に設けられた管理装置2Bでも、店舗に設けられた管理装置2Aと同様に、各店舗の照明システム1から送信された検知結果の履歴に基づいた報知を行っている。本部側のスタッフは、個々の店舗について検知結果の履歴を表示した結果を検討したり、他の店舗と比較することで、個々の店舗について店舗レイアウトの見直しや、店舗に供給する物品70の見直しをすることができる。
また、報知部83は、第2記憶部82から読み出した店舗内の配置図において、検知結果の履歴に基づいた報知内容を、検知場所に対応した位置に表示する画像を作成し、この画像を管理装置2Aのディスプレイ装置や端末90に表示させてもよい。図5は端末90に表示させる画像の一例であり、陳列棚50の配置図(平面図)において、個々の陳列棚50を示す枠内には、陳列棚50に個別に割り当てられた識別番号が四角で囲んで表示されている。また図5において、個々の陳列棚50を示す枠内に表示された丸付き数字は、第3検知部23の検知回数を示しており、検知回数を囲む丸は検知回数が多いほど半径が大きくなってるので、第3検知部23による検知回数が多い場所を視覚的に把握することができる。
以上説明したように、本実施形態の行動管理システムは照明システム1を有し、この照明システム1は、光源部10と、第1検知部21と、第2検知部22と、第1制御部30(制御部)と、第1記憶部31(記憶部)と、第1通信部32(出力部)を備える。光源部10は、通路スペース62および通路スペース62に面して物品70を陳列し得るように設けられた陳列スペース61を照明する。第1検知部21は、通路スペース62で人の存否を検知する。第2検知部22は、通路スペース62で人が通過しているか停止しているかを検知する。第1制御部30は、第1検知部21及び第2検知部22の検知結果に基づいて光源部10を制御する。第1記憶部31は、第1検知部21及び第2検知部22の検知結果の履歴を記憶する。第1通信部32は、第1記憶部31に記憶されている第1検知部21及び第2検知部22の検知結果の履歴を、外部の管理装置2A,2Bに出力するように構成される。
照明システム1は、光源部10の光出力を制御するために、通路スペース62で人の存否を検知する第1検知部21と、通路スペース62で人が通過しているか停止しているかを検知する第2検知部22を備えている。行動管理システムは、照明システム1から第1検知部21及び第2検知部22による検知結果の履歴を出力させており、照明システム1から入力される検知結果の履歴をもとに通路スペースにおける人の行動を管理することができる。したがって、行動管理システムは、人の行動を検出するために、新たにセンサを設置する必要が無く、照明システムが備える第1検知部及び第2検知部を利用することで、施設内の人の行動を低コストで把握することができる。
また行動管理システムにおいて、照明システム1が、通路スペース62に対して物品70に近い側に設定された検知領域において人の存否を検知する第3検知部23を備えることも好ましい。第1記憶部31は、第3検知部23の検知結果の履歴をさらに記憶するように構成される。第1通信部32は、第1記憶部31に記憶されている第3検知部23の検知結果の履歴を、第1検知部21及び第2検知部22の検知結果の履歴と共に管理装置2A,2Bに出力するように構成される。
第3検知部23は、通路スペース62にいる人が、陳列スペース61に陳列されている物品70に手を伸ばす行動を検出しており、管理装置2A,2Bでは、第3検知部23の検知結果から、通路スペース62にいる人が物品70に手を伸ばす行動を把握できる。
また行動管理システムにおいて、管理装置2A,2Bが、第1通信部32から出力された検知結果の履歴が入力される第2通信部81(入力部)、及び、第2通信部81に入力された検知結果の履歴に基づいた報知を行う報知部83を備えることも好ましい。
管理装置2A,2Bの報知部83から報知された報知内容に基づいて施設内での人の行動を把握することができ、施設内のレイアウト変更などに活用できる。
また行動管理システムにおいて、管理装置2A,2Bの報知部83は、通路スペース62及び陳列スペース61の位置を図示した配置図において、第2通信部81に入力された検知結果の履歴に基づいた報知内容を、検知場所に対応した位置に表示してもよい。
このように、通路スペース62及び陳列スペース61の位置を図示した配置図に報知内容を表示することで、報知内容がどの位置の陳列スペース61或いは通路スペース62に関する情報かを視覚的に把握することができる。
また、本実施形態の顧客データ管理システムは、陳列スペース61に配置されて、陳列スペース61に陳列される物品70に関する情報を報知する端末90をさらに備えている。端末90は例えばタブレット端末からなり、端末90が設置されている陳列棚50の位置情報や、陳列棚50に陳列され得る物品70の情報や、この物品70に関連する他の物品70の情報を記憶している。第2検知部22が、通路スペース62で停止している人を検知すると、検知信号を第1制御部30に出力する。第1制御部30は、第2検知部22から検知信号が入力されると、第1通信部32から対応する端末90に報知動作を開始させる制御信号を送信する。第1通信部32及び端末90はイントラネット3Aに接続されており、第1通信部32はイントラネット3Aを介して端末90に制御信号を送信する。端末90は、第1通信部32から送信された制御信号を受信すると、この制御信号に基づいて陳列棚50に陳列されている物品70や、この物品70に関連する他の物品の情報を映像や音声で報知する動作を開始する。これにより、通路スペース62で立ち止まっている人に物品70に関する情報を提供することができる。端末90は、制御信号が入力されてから所定時間が経過すると、報知動作を自動的に停止しており、消費電力を低減できる。端末90は、報知動作を停止する際に、人が気付かない程度のゆっくりとしたスピードで、例えば音量を徐々に小さくするようなフェードアウト動作を行うことも好ましく、店舗内にいる客が違和感を抱きにくくなる。
端末90が、通路スペース62で立ち止まっている人に、陳列されている物品70の情報や、この物品70に関連した他の物品の情報を提供しているので、顧客の購買意欲を高めることができる。
なお、上述した各形態の照明システムでは、個々の陳列棚50に設けられた照明器具に人検知部20と第1制御部30とが設けられているが、1つの第1制御部30で複数台の照明器具を制御してもよい。また、第1検知部21と第2検知部22と第3検知部23が複数台の陳列棚50の陳列スペース61及び通路スペース62を検知領域としてもよい。第2検知部22が通路スペース62で停止している人を検知すると、第1制御部30は、人の検知場所に面した陳列棚50の陳列スペース61を照明する第1光源部11の光出力を増光させる。また、第3検知部23が陳列スペース61で人を検知すると、第1制御部30は、人の検知場所に面した通路スペース62を照明する第2光源部12の光出力を増光させる。この場合、第1制御部30には、第1光源部11及び第2光源部12のアドレス情報と設置場所とが対応付けて記憶されている。
また、人検知部20は、熱画像センサ24によって撮像された熱画像をもとに人の存否を検知し、さらに通路スペース62で人が停止しているか否かを検知しているが、人を検知するためのセンサは熱画像センサ24に限定されない。例えば、可視光画像を撮像する画像センサを用い、画像センサで撮像された画像から人の存否と、人が停止しているか否かを検知してもよい。なお、可視光画像を撮像する画像センサとしては、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどのイメージセンサがある。熱画像センサ24や画像センサの個数は1個でも、複数個でもよく、検知対象の領域を撮像するのに必要な個数であればよい。
また、人検知部20は、第1領域及び第2領域をそれぞれ検知領域とする焦電型の赤外線検出素子の検出結果をもとに、第1領域及び第2領域における人の存否、並びに、第2領域で人が通過しているか停止しているかを検知してもよい。また、人検知部20は、赤外線検出素子に代えて、超音波式、マイクロ電波式或いは音響式のセンサの検出結果をもとに、第1領域及び第2領域における人の存否、並びに、第2領域で人が通過しているか停止しているかを検知してもよい。
また、上述の各形態の照明システムは、コンビニエンスストアなどの照明用途に適用されているが、図書館や書店などで書架に陳列された書籍を照明する用途や、美術館や博物館などで展示品を照明する用途に適用されてもよい。美術館や博物館では、展示品の近くにガイド音声を再生させるためのスイッチが設置されている場合があり、このスイッチを操作する動きを第3検知部23で検知すればよい。
1 照明システム
2A,2B 管理装置
10 光源部
20 人検知部
21 第1検知部
22 第2検知部
23 第3検知部
30 第1制御部(制御部)
31 第1記憶部
32 第1通信部(出力部)
61 陳列スペース
62 通路スペース
70 物品
80 第2制御部
81 第2通信部(入力部)
82 第2記憶部(記憶部)
83 報知部
90 端末

Claims (4)

  1. 通路スペースおよび前記通路スペースに面して物品を陳列し得るように設けられた陳列スペースを照明する光源部、前記通路スペースで人の存否を検知する第1検知部、前記通路スペースで人が通過しているか停止しているかを検知する第2検知部、前記第1検知部及び前記第2検知部の検知結果に基づいて前記光源部を制御する制御部、前記第1検知部及び前記第2検知部の検知結果の履歴を記憶する記憶部、外部の管理装置にデータを出力する出力部を備えた照明システムを有し、
    前記出力部は、前記記憶部に記憶されている前記第1検知部及び前記第2検知部の検知結果の履歴を前記管理装置に出力するように構成されたことを特徴とする行動管理システム。
  2. 前記照明システムは、前記通路スペースに対して前記物品に近い側に設定された検知領域において人の存否を検知する第3検知部を備え、
    前記記憶部は、前記第3検知部の検知結果の履歴をさらに記憶するように構成され、
    前記出力部は、前記記憶部に記憶されている前記第3検知部の検知結果の履歴を、前記第1検知部及び前記第2検知部の検知結果の履歴と共に前記管理装置に出力するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の行動管理システム。
  3. 前記出力部から出力された検知結果の履歴が入力される入力部、及び、前記入力部に入力された検知結果の履歴に基づいた報知を行う報知部を有する前記管理装置を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の行動管理システム。
  4. 前記報知部は、前記通路スペース及び前記陳列スペースの位置を図示した配置図において、前記入力部に入力された検知結果の履歴に基づいた報知内容を、検知場所に対応した位置に表示する画像を作成し、作成した前記画像を報知するように構成されたことを特徴とする請求項3記載の行動管理システム。
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