JP2003100471A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JP2003100471A
JP2003100471A JP2001294617A JP2001294617A JP2003100471A JP 2003100471 A JP2003100471 A JP 2003100471A JP 2001294617 A JP2001294617 A JP 2001294617A JP 2001294617 A JP2001294617 A JP 2001294617A JP 2003100471 A JP2003100471 A JP 2003100471A
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Yoshimasa Takahashi
好正 高橋
Hiroyuki Morikawa
宏之 森川
Keiichi Shimizu
恵一 清水
Takashi Ichijo
隆 一条
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗に設置される照明装置を有効に活用し、
客の購買行動を適切に調査できる照明制御システムを提
供するものである。 【解決手段】 カメラ13から店舗の商品売り場の一部
を被照明範囲として撮影し画像として取り込み、照明制
御部18は、カメラ13で取り込んだ画像と基準画像記
憶部20に予め設定された調光制御の基準画像との被照
明範囲の照度差に基づいて調光信号を演算し照明器具1
2を調光制御する。一方、移動軌跡検出部23はカメラ
13で取り込んだ画像中の客の移動軌跡を時刻データと
共に検出し、移動軌跡記憶部24に記憶する。これによ
り、カメラ13を用いた照明装置に一体化して照明制御
を行うと共に客の移動軌跡を検出できる。従って、シス
テムの設置スペースが小さくなる。また、客の移動軌跡
を時刻データと共に記憶するので客の購買行動の分析に
有効に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラを用いて店
舗の商品売り場の画像を検出して照明器具の調光制御を
すると共に、カメラで検出した画像に基づいて客の挙動
を調査する照明制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、店舗の商品売り場の照明装置
は、天井面に被照明範囲の明るさを検出するセンサを設
け、この検出出力に基づき照明制御するようにしてい
る。図5は、そのような従来の照明装置の構成図であ
る。店舗の天井面にセンサ11が設けられ、このセンサ
11での検出範囲Aの照度が所定値になるように調光信
号を出力して照明器具12を調光制御するようにしてい
る。
【0003】また、カメラを用いて被照射範囲の明るさ
の分布を画像として取り込み、このデータを用いて調光
制御するようにした照明装置もある。図6は、そのよう
な従来の照明装置の構成図である。カメラ13で撮影さ
れた被照射範囲の画像は制御装置14に入力され、被照
射範囲の画像の明るさの分布が基準画像の明るさの分布
と同じになるように調光信号を演算し、照明器具12を
調光制御する。
【0004】この場合、制御装置14は、制御目標であ
る基準画像の取り込みを予め行い、その基準画像とカメ
ラから随時取り込まれる画像とを比較して光出力の制御
データである調光信号を生成し、その調光信号を伝送路
を経由して照明器具12に送信することとなる。
【0005】また、店舗では、照明器具以外の装置とし
てキャッシュレジスタが設置され、客の購入商品や支払
金額、年齢層や性別などの情報をレジ担当者がPOSデ
ータとして入力している。また、遠隔操作装置としての
CCDカメラや音声伝送機器が設置され、例えば支店の
店舗内の画像をCCDカメラで撮影して本店に送信した
り、本店からの指示を音声伝送機器に出力したりするこ
とが行われている。さらには、FAXや電話も設置さ
れ、特にコンビニエンスストアなどの店舗では、FAX
や電話で店舗と連絡を取り、自宅にいながら商品を購入
することができるサービスも行っている。
【0006】一方、店舗では動体検出装置が設置される
ことがある。店舗では売上を向上させるための分析デー
タとして、来店客の店内購買行動を重視している。通
常、購買行動を調べるには、ターゲットの客に調査員が
追跡調査をして、その移動ルートや立ち止まった場所、
さらには立ち止まった時間などをつぶさにメモをして調
査し、動線(人が移動した軌跡)データから購買行動を
分析する。調査員を使わずに自動で客の行動範囲を調査
する際に動体検出装置を設置することになる。この動体
検出装置は、単眼カメラで撮影した画像から客を検知
し、これを追尾して客の行動データを得るものである。
一般に、購買行動分析には、次のような基礎計算式が用
いられる。
【0007】 客単価=商品単価*立ち寄り率*買上率*買上個数*動線長 …(1) ここで、買上率=商品を買った人数/売場に立ち寄った
人数 立ち寄り率=売場に立ち寄った人数/売場を通過した人
数 動線長:人が移動した軌跡の長さ 従って、顧客の購買単価に影響する「立ち寄り率」、
「買上率」、「動線長」などを調査することが基本であ
り、この調査は調査員の追跡記録から求められるのが一
般的である(参考文献:陳列と販促の教科書、鈴木邦夫
著、食品商業9月号別冊、(株)商業界、平成7年
度)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、店舗では照
明装置、キャッシュレジスタ、遠隔操作装置としてのC
CDカメラや音声伝送機器、FAXや電話、さらには、
自動で来店客の店内購買行動を調査する際には動体検出
装置を設けているので、設備が重複することになる。特
に、照明装置ではカメラを用いることによって広範囲に
精度良く照明制御をしているが、自動で来店客の店内購
買行動を調査するには、別途カメラを有した動体検出装
置を設けることになり設備が重複している。
【0009】また、設備が重複しているだけでなく、各
々の設備はそれぞれ独自の用途に使用されるので、機能
が限定されると共にその設備の用途以外に使用すること
ができない。例えば、キャッシュレジスタは購入商品や
支払金額のPOSデータを集計するには適しているが、
年齢層や性別などの情報はレジ担当者が主観で入力する
ことがほとんどではあるので、客の特徴を示す情報とし
ては価値が下がる。また、レジを通らなかった商品、例
えば客が購入しようと手に取ったが実際は買わなかった
商品や、客の立ち寄り時間が長かったが実際は買わなか
った商品などは、はデータとして残らない。
【0010】一方、動体検出装置を設けた場合には客の
移動軌跡を記録するができるが、複数の客の移動軌跡を
記録するには複数台の動体検出装置が必要となる。購買
行動の調査においては、顧客の購買単価に影響する「立
ち寄り率」、「買上率」、「動線長」などを調査するこ
とが基本であるが、動体検出装置は客の移動軌跡を記録
することを目的としているので、「立ち寄り率」、「買
上率」、「動線長」などを調査することはできない。そ
こで、調査員による調査を行うことになるが、その場合
には、客の数だけ調査員が必要になり、調査時間や費用
の関係からデータ量は制限される。
【0011】また、遠隔操作装置としてのCCDカメラ
や音声伝送機器は、画像を見ながら画像空間にいる人物
への遠隔地からのリアルタイムの指示は可能であるが、
その空間に人がいない場合には、呼び出しの操作が必要
になる。従って、呼び出しの間の待機時間などが必要と
なり円滑な情報伝達が行えない。
【0012】また、FAXや電話で店舗と連絡を取り、
自宅にいながら商品を購入することができるサービスで
は、店内に並ぶ最新の商品情報がよくわからないため、
いつもと同じ商品を頼む事態が生じる。
【0013】本発明の目的は、店舗に設置される照明装
置を有効に活用し、客の購買行動を適切に調査できる照
明制御システムを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
照明制御システムは、店舗の商品売り場の一部を被照明
範囲として撮影し画像として取り込むカメラと;前記被
照明範囲に対して予め設定された調光制御の基準画像を
記憶した基準画像記憶部と;前記カメラで取り込んだ画
像と前記基準画像との被照明範囲の照度差に基づいて調
光信号を演算し照明器具を調光制御する照明制御部と;
前記カメラで取り込んだ画像中の客の移動軌跡を時刻デ
ータと共に検出する移動軌跡検出部と;前記移動軌跡検
出部で検出した客の移動軌跡を時刻データと共に記憶す
る移動軌跡記憶部と;を備えたことを特徴とする。
【0015】本発明及び以下の発明において、特に指定
しない限り用語の定義及び技術的意味は以下による。
【0016】照明制御システムは、カメラからの店舗の
商品売り場の画像が予め設定した基準画面となるように
照明器具の調光制御をする照明装置としての機能と、カ
メラで検出した画像に基づいて客の挙動を調査する購買
行動検出装置としての機能とを有する。
【0017】カメラは例えばCCDカメラであり、店舗
の商品売り場の一部を被照明範囲として撮影し画像とし
て取り込むものである。カメラは店舗に対して複数台設
置され、店舗の区分されたエリアを分担して撮影する。
撮影する被照明範囲の境界部分は隣接して配置されたカ
メラの被照明範囲と一部重複する。これにより、区分さ
れたエリアを漏れなく撮影する。
【0018】基準画像記憶部には、各々のカメラの被照
明範囲に対して予め設定された調光制御の基準画像が記
憶される。基準画像は、被照明範囲における調光制御の
基準とするポイントの照度に基づいて予め設定される。
例えば、画像中の壁面や床面を調光制御の基準ポイント
として、その位置の照度が所定値である画像が基準画像
として設定される。照明制御部は、カメラで取り込んだ
画像と基準画像との被照明範囲における基準ポイントの
照度差に基づいて調光信号を演算し照明器具を調光制御
する。
【0019】移動軌跡検出部は、カメラで取り込んだ画
像中の客の移動軌跡を時刻データと共に検出するもので
ある。時点の異なる2枚の画像から差分分析で単体ある
いは複数の客を検知する。カメラで撮影する画像は店舗
の平面寸法とリンクさせておくので、客の位置や軌跡を
平面上に示すことができる。これにより、時刻ごとに客
の位置座標がデータとして検出され、客の移動軌跡が時
刻データと共に移動軌跡記憶部に記憶される。
【0020】本発明によれば、カメラを用いているので
客の移動軌跡を検出でき、また、客の移動軌跡を時刻デ
ータと共に記憶するので客の購買行動の分析に有効に使
用できる。
【0021】請求項2の発明に係わる照明制御システム
は、請求項1の発明において、前記カメラで取り込んだ
画像中から商品の料金支払所で料金を支払う客の画像を
時刻データと共に検出する客画像検出部と;前記客画像
検出部で検出した客の画像を時刻データと共に記憶する
客画像記憶部と;前記料金支払所のキャッシュレジスタ
から入力された購入商品や支払い金額に時刻データを付
加したPOSデータを記憶するPOSデータ記憶部と;
を備えたことを特徴とする。
【0022】本発明は、店舗内を移動して商品の料金支
払所(いわゆるレジ)で料金を支払う客とPOSデータ
とを対応付けるために、料金支払所で料金を支払った客
の画像を時刻データと共に収集し、一方、料金支払所の
キャッシュレジスタから入力された購入商品や支払い金
額に時刻データを付加して収集するようにしたものであ
る。
【0023】カメラは商品の料金支払のエリアを被照明
範囲とするカメラであり、客画像検出部は、そのカメラ
で取り込んだ画像中から商品の料金支払所で料金を支払
う客の画像を時刻データと共に検出する。そして、それ
らのデータを客画像記憶部に記憶する。一方、POSデ
ータ記憶部には、料金支払所のキャッシュレジスタから
入力された購入商品や支払い金額に時刻データを付加し
たPOSデータを記憶する。
【0024】本発明によれば、時刻データを基に料金を
支払う客とPOSデータとの対応付けが可能となり、客
の購買行動の分析に有効に使用できる。
【0025】請求項3の発明に係わる照明制御システム
は、請求項2の発明において、前記POSデータ記憶部
に記憶されたPOSデータ、前記移動軌跡記憶部に記憶
された客の移動軌跡、前記客画像記憶部に記憶された客
の画像および時刻データを呼び出し、同一客の前記PO
Sデータと前記移動軌跡とを関連付ける入出力装置と;
前記入出力装置で関連付けられたデータを客データとし
て記憶する客データ記憶部と;を備えたことを特徴とす
る。
【0026】本発明は、店舗内を移動して商品の料金支
払所(いわゆるレジ)で料金を支払う客とPOSデータ
とを手動で対応付けるようにしたものである。入出力装
置は、POSデータ記憶部に記憶されたPOSデータ、
移動軌跡記憶部に記憶された客の移動軌跡、客画像記憶
部に記憶された客の画像および時刻データを呼び出し、
同一客のPOSデータと移動軌跡とを関連付ける。入出
力装置で関連付けられたデータは客データとして客デー
タ記憶部に記憶される。
【0027】本発明によれば、客の画像データ、POS
データおよび移動軌跡をリンクさせるので、客の購買行
動の分析に有効に使用できる。また、客の移動軌跡には
時刻データが付加されていることから特定の売り場の滞
在時間などを知ることができる。
【0028】請求項4の発明に係わる照明制御システム
は、請求項2の発明において、前記POSデータ記憶部
に記憶されたPOSデータ、前記移動軌跡記憶部に記憶
された客の移動軌跡、前記客画像記憶部に記憶された客
の画像および時刻データに基づいて、同一客の前記PO
Sデータと前記移動軌跡とを関連付け、商品を購買した
客の客データを編集するデータ編集部と;前記データ編
集部で編集された客データを記憶する客データ記憶部
と;を備えたことを特徴とする。
【0029】本発明は、店舗内を移動して商品の料金支
払所(いわゆるレジ)で料金を支払う客とPOSデータ
との対応付けをデータ編集部により自動で行うようにし
たものである。データ編集部は、POSデータ記憶部に
記憶されたPOSデータ、移動軌跡記憶部に記憶された
客の移動軌跡、客画像記憶部に記憶された客の画像およ
び時刻データに基づいて、同一客のPOSデータと移動
軌跡とを関連付け、商品を購買した客の客データを編集
する。その編集された客データは客データ記憶部に記憶
される。
【0030】データ編集部は、所定の時刻または所定の
時間間隔で料金を支払う客とPOSデータとの対応付け
を行う。この場合、POSデータ、客の移動軌跡、客の
画像に付加された時刻データに基づき対応付けを行う。
【0031】本発明によれば、客の画像データ、POS
データおよび移動軌跡を自動でリンクさせるので、対応
付けのための作業が軽減される。また、客の移動軌跡に
は時刻データが付加されていることから特定の売り場の
滞在時間などを知ることができ、客の購買行動の分析に
有効に使用できる。
【0032】請求項5の発明に係わる照明制御システム
は、請求項3または4の発明において、前記客データ記
憶部に記憶された客データに基づいて商品の購買行動分
析を行うデータ分析部と;前記データ分析部の分析結果
を記憶する分析データ記憶部と;を備えたことを特徴と
する。
【0033】本発明は、客データ記憶部に記憶された客
データに基づいて商品の購買行動分析を行うようにした
ものである。データ分析部は、客データ記憶部に記憶さ
れた客データ、つまり、店舗内を移動し料金を支払った
客のPOSデータと客の移動軌跡とを対応付けたデータ
に基づいて商品の購買行動分析を行う。
【0034】本発明によれば、料金を支払った客のPO
Sデータと客の移動軌跡とを対応付けたデータに基づい
て各種の購買行動分析を行うので、必要な分析結果が適
正に得られる。
【0035】請求項6の発明に係わる照明制御システム
は、請求項5の発明において、前記データ分析部は、客
の移動軌跡に基づいて動線長を算出することを特徴とす
る。
【0036】本発明は、客の購買単価に影響する動線長
を移動軌跡に基づいて算出するようにしたものである。
動線長は客が移動した軌跡の長さであり、(1)式に示
した客単価を向上させるための重要な要因の一つであ
る。
【0037】本発明によれば、客単価を向上させるため
の重要な要因の一つである動線長を算出して記憶するの
で、客単価の算出の精度が向上する。
【0038】請求項7の発明に係わる照明制御システム
は、請求項5または6の発明において、前記データ分析
部は、客の移動軌跡および時刻データに基づいて売り場
立ち寄り人数および売り場通過人数を算出し、さらに、
商品買入人数および売り場立ち寄り人数に基づいて買上
率を算出すると共に、売り場立ち寄り人数および売り場
通過人数に基づいて立ち寄り率を算出することを特徴と
する。
【0039】本発明は、客の購買単価に影響する買上率
および立ち寄り率を算出するようにしたものである。買
上率は商品買入人数および売り場立ち寄り人数に基づい
て算出され、立ち寄り率は売り場立ち寄り人数および売
り場通過人数に基づいて算出される。売り場立ち寄り人
数および売り場通過人数は、客の移動軌跡および時刻デ
ータに基づいてを算出される。
【0040】本発明によれば、客単価を向上させるため
の重要な要因の一つである買上率および立ち寄り率を算
出して記憶するので、客単価の算出の精度が向上する。
【0041】請求項8の発明に係わる照明制御システム
は、請求項1ないし7のいずれか一発明において、従業
員に対する音声情報が記憶された音声記憶部と;前記カ
メラから入力した画像中から従業員の画像を検出する従
業員画像検出部と;前記従業員画像検出部が従業員を検
出したとき前記音声記憶部に記憶した音声を再生する音
声制御部と;を備えたことを特徴とする。
【0042】本発明は、照明装置のカメラから取り込ん
だ画像を基に店舗空間内の商品などの情報を遠隔地の本
店で見られるようにすると共に、本店からの指示を音声
出力できるようにしたものである。
【0043】音声記憶部には、本店からの従業員に対す
る音声情報が記憶され、カメラから入力した画像中から
従業員の画像を従業員画像検出部が検出したときは、音
声記憶部に記憶した音声を再生して、本店からの従業員
に対する指示を伝達する。
【0044】本発明によれば、カメラの画像により店舗
の売り場の状況をいつでも確認できる。また、遠隔地の
本店はこの際に気づいたことや指示したいことを音声情
報として音声記憶装置に記憶しておくことができるの
で、後にその売り場に特定の人物(従業員)がやって来
てたとき、本店からの音声による指示が聞き出せる。
【0045】請求項9の発明に係わる照明制御システム
は、請求項1ないし8のいずれか一の発明において、店
舗から離れた場所に居る顧客からの商品購入依頼を受け
付ける顧客受付部と;前記顧客受付部で顧客からの依頼
を受けたとき商品売り場を撮影した画像を顧客に送信す
る携帯カメラと;を備えたことを特徴とする。
【0046】本発明は、携帯カメラを用いて固定カメラ
では撮影できない詳細な店舗内の画像を遠隔地の顧客に
送るようにしたものである。
【0047】店舗から離れた場所に居る顧客からの商品
購入依頼は顧客受付部で受け付けられる。顧客受付部で
顧客からの依頼を受けたとき、従業員は携帯カメラを携
帯して顧客の要望に従い、商品売り場を撮影した画像を
顧客に送信する。
【0048】本発明によれば、カメラの画像により店舗
空間の最新の商品などをいつでも確認できるので、例え
ば在宅しながら購入したい物が買える。さらに、商品を
より詳しく見たい場合は、従業員への要望により携帯カ
メラの画像の角度や大きさを変化させて貰うことができ
るので、より詳細な商品情報を得ることができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる照明制
御システムのブロック構成図である。
【0050】店舗の商品売り場には複数台のカメラ13
が設置され、それぞれ店舗の一部エリアを被照明範囲と
して撮影している。カメラ13は例えばCCDカメラで
あり被照明範囲を画像として取り込む。各々のカメラ1
3が分担して撮影する店舗エリアの境界部分は、隣接し
て配置されたカメラの被照明範囲と一部重複するように
設定される。これにより、区分されたエリアを漏れなく
撮影する。
【0051】カメラ13で撮影された画像は、画像処理
部の15の画像入力部16に入力され、演算制御部17
の照明制御部18に入力される。一方、照明制御部18
には記憶部19の基準画像記憶部20に記憶された基準
画像が入力され、カメラ13で取り込んだ画像と基準画
像とが比較される。
【0052】基準画像記憶部19には、各々のカメラの
被照明範囲に対して予め設定された調光制御の基準画像
が記憶される。この基準画像は設計照度時に撮影した基
準画像であり、例えば、画像中の壁面や床面を調光制御
の基準ポイントとして、その位置の照度が所定値である
画像が基準画像として設定される。
【0053】照明制御部18は、カメラ13で取り込ん
だ画像と基準画像との被照明範囲における基準ポイント
の照度差に基づいて調光信号を演算し、伝送部21を介
して照明器具12に送信する。これにより、照明器具1
2は基準画像で設定された基準ポイントが所定の照度に
なるように調光制御される。
【0054】一方、カメラ13で取り込んだ画像は、画
像入力部16を介して移動軌跡検出部23に入力され、
カメラ13で取り込んだ画像中の客を検出し、その客の
移動軌跡を検出する。これは、時点の異なる2枚の画像
から差分分析で単体あるいは複数の客を検知し、客を検
出した時刻データと共に移動軌跡記憶部24に記憶す
る。
【0055】カメラ13で撮影する画像は店舗の平面寸
法とリンクさせておくので、客の位置や軌跡を平面上に
示すことができる。従って、時刻ごとに客の位置座標が
データとして検出され、客の移動軌跡が時刻データと共
に移動軌跡記憶部24に記憶される。
【0056】また、商品の料金支払所(レジ)のエリア
を被照明範囲とするカメラ13で取り込まれた画像は、
画像入力部16を介して客画像検出部25に入力され、
商品の料金支払所で料金を支払う客の画像を時刻データ
と共に検出する。客画像検出部24で検出された客の画
像は、その検出時刻データと共に客画像記憶部26に記
憶される。これにより、料金支払所で料金を支払った客
の画像が時刻データと共に記憶されるので、店舗内を移
動した客のうち料金支払所を通った客を特定することが
できる。
【0057】料金支払所では従業員がキャッシュレジス
タ27により、購入商品や支払い金額に加え客の年齢や
性別等を入力する。この場合にも、これら入力したPO
Sデータに時刻データを付加する。このPOSデータは
POSデータ記憶部28に記憶される。これにより、時
刻データを基に料金を支払う客とPOSデータとの対応
付けが可能となり、客の購買行動の分析に有効に使用で
きる。
【0058】次に、データ編集部29は店舗内を移動し
て商品の料金支払所(レジ)で料金を支払う客とPOS
データとの対応付け行うものであり、POSデータ記憶
部28に記憶されたPOSデータ、移動軌跡記憶部24
に記憶された客の移動軌跡、客画像記憶部26に記憶さ
れた客の画像およびそれらの時刻データに基づいて、同
一客のPOSデータと移動軌跡とを関連付け、商品を購
買した客の客データを編集する。その編集された客デー
タは客データ記憶部30に記憶される。
【0059】データ編集部29は、所定の時刻または所
定の時間間隔で自動で料金を支払う客とPOSデータと
の対応付けを行う。例えば、客の移動軌跡を時刻データ
で検索し料金支払所に向かった移動軌跡の時刻データ
と、料金支払所で料金を支払った客画像をと対応させ、
さらに、その時刻のPOSデータを検索して、同一人の
POSデータ、客の移動軌跡、客の画像を対応付けた各
データを編集し、客データ記憶部30に記憶する。
【0060】以上の説明では、データ編集部29で自動
で客データを編集する場合であるが、入出力装置31か
ら入出力部32を介して手動で行うことも可能である。
手動でPOSデータと移動軌跡や客画像を対応付ける場
合には、入出力装置31に対して、POSデータ記憶部
28に記憶されたPOSデータ、移動軌跡記憶部24に
記憶された客の移動軌跡、客画像記憶部16に記憶され
た客の画像およびそれらの時刻データを呼び出し、人間
の判断により時刻データを判断して同一客のPOSデー
タと移動軌跡や客画像を関連付ける。関連付けられた客
データは入出力装置31から客データ記憶部30に記憶
される。なお、入出力装置31は、液晶表示装置、キー
ボード、マウス等である。
【0061】このように、客の画像、POSデータおよ
び移動軌跡をリンクさせ、同一人の一連のデータが関連
付けて記憶されるので、客の購買行動の分析に有効に使
用できる。また、客の移動軌跡には時刻データが付加さ
れていることから特定の売り場の滞在時間などを知るこ
とができる。
【0062】以上述べたように、第1の実施の形態によ
れば、カメラ13を用いた照明装置に一体化して客の移
動軌跡を検出できるようにしたので、設備を効率的に使
用できる。また、データ編集部29で時刻データを基
に、客の画像データ、POSデータおよび移動軌跡をリ
ンクさせた客データを編集するので、客の購買行動の分
析に有効に使用できる。さらに、客の移動軌跡には時刻
データが付加されていることから特定の売り場の滞在時
間や立ち寄った客の数などを知ることができる。
【0063】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図2は本発明の第2の実施の形態に係わる照明制御
システムの構成図である。この第2の実施の形態は、図
1に示した第1の実施の形態に対し、客データ記憶部3
0に記憶された客データに基づいて商品の購買行動分析
を行うデータ分析部33と、データ分析部33の分析結
果を記憶する分析データ記憶部34とを追加して設けた
ものである。その他の構成は、図1に示した第1の実施
の形態と同一であるので、同一要素には同一符号を付し
重複する記載は省略する。
【0064】客データ記憶部30には、店舗内を移動し
料金を支払った客のPOSデータと客の移動軌跡とが対
応付けた客データが記憶されており、データ分析部33
は、この客データ記憶部30に記憶された客データに基
づいて商品の購買行動分析を行い、その演算結果を分析
データ記憶部34に記憶する。
【0065】データ分析部33は、客データの内の客の
移動軌跡を積分して動線長を算出する。動線長は、
(1)式に示すように客単価を向上させるための重要な
要因の一つであり、動線長の大きな客は客単価を向上さ
せる客である。算出した動線長は分析データ記憶部34
に記憶される。
【0066】また、データ分析部33は、客の移動軌跡
および時刻データに基づいて売り場立ち寄り人数および
売り場通過人数を算出する。売り場立ち寄り人数を計算
する場合、まず、立ち寄った人をカウントすることにな
るが、この「立ち寄った人」は、例えば、その売り場で
3秒以上立ち止まった人、またはその売り場の商品を手
に取った人などであり、予め店舗により定めておくこと
になる。
【0067】また、売り場通過人数の計算は、例えば、
その売り場で立ち止まったが3秒未満の立ち止まりであ
った人、またはその売り場には来たが商品を手に取らな
かった人などである。
【0068】そして、実際に商品の料金支払所(レジ)
でその商品を購入した人数をPOSデータから求め、そ
の商品を購入した人数をその売り場に立ち寄った立ち寄
り人数で除算して買上率を算出する。同様に、売り場立
ち寄り人数を売り場通過人数で除算して立ち寄り率を算
出する。算出された買上率や売り場立ち寄り率は分析デ
ータとして分析データ記憶部34に記憶される。
【0069】また、データ分析部33は、必要に応じて
分析データ記憶部34に記憶されたこれらのデータ、す
なわち、動線長、買上率、売り場立ち寄り率を読み出
し、(1)式により客単価を計算し、その計算結果を分
析データ記憶部34に記憶する。また、必要に応じて入
出力部32を介して入出力装置31に出力する。
【0070】以上述べたように、第2の実施の形態によ
れば、客単価を向上させるための重要な要因の一つであ
る動線長、買上率、売り場立ち寄り率を算出し記憶する
ので、各種の購買行動分析が可能となり、例えば客単価
の算出の精度が向上する。
【0071】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第3の実施の形態に係わる照明制御
システムの構成図である。この第3の実施の形態は、図
2に示した第2の実施の形態に対し、伝送部21を介し
て本店35と通信回線で接続し、カメラ13で撮影した
店舗内の画像を本店35に送信したり、本店35からの
指示を店内の従業員に伝達するようにしたものである。
【0072】すなわち、店舗の商品売り場に設けられ本
店35からの店舗の従業員に対する指示の音声情報や店
舗の従業員からの返答した音声情報を入出力する音声入
出力装置36と、店舗の従業員が音声入出力装置36の
近傍にいないときは本店35からの店舗の従業員に対す
る指示の音声情報を記憶する音声記憶部37と、カメラ
13から入力した画像中から従業員の画像を検出する従
業員画像検出部38と、従業員画像検出部38が従業員
を検出したとき音声記憶部37に記憶した音声を音声入
出力装置36に再生する音声制御部39とが追加して設
けられている。その他の構成は、図2に示した第2の実
施の形態と同一であるので、同一要素には同一符号を付
し重複する記載は省略する。
【0073】例えば、店舗がフランチャイズ加盟店であ
るような場合には、店舗内の状況を本店35に送信し、
例えば商品の陳列や配列についての指示を受けることが
ある。そこで、各々の商品売り場をエリアとする照明装
置のカメラ13から取り込んだ画像を伝送部21を介し
て遠隔地の本店35に送信する。これにより、本店35
では店舗空間内の商品などの情報を見られるようにな
る。
【0074】そして、本店35からの指示は、その画像
内に居る従業員に対して音声出力で行う。すなわち、従
業員画像検出部38により画像内に居る従業員を識別
し、画像内に従業員が居るときは、音声制御部39は本
店35からの音声情報をその表人売り場の近傍の音声入
出力装置36に出力し、本店35からの指示を従業員に
伝達する。また、その際に音声入出力装置36から入力
された従業員からの返答を本店35に送信する。
【0075】一方、画像内に従業員が居ない場合には音
声記憶部37に本店35からの音声情報を記憶する。そ
して、従業員画像検出部38が画像内に従業員を検出し
たときに、音声制御部39は音声記憶部37に記憶され
た本店からの従業員に対する音声情報を音声入出力装置
36から出力する。逆に、従業員が本店35に対して音
声情報を伝送する際に、伝送部21が本店35と接続さ
れていないときは、従業員の音声情報は音声記憶部37
に記憶される。本店35では、伝送部21を介して店舗
と接続されたときに音声記憶部37に記憶された従業員
の音声情報を聞くことになる。
【0076】このように、音声記憶部37には、本店3
5からの従業員に対する音声情報や従業員からの音声情
報が記憶され、カメラ13から入力した画像中に従業員
が居る場合に、音声記憶部37に記憶した音声を再生し
て本店35からの従業員に対する指示を伝達すると共
に、本店35では店舗と接続されたときに音声記憶部3
7に記憶された従業員の音声情報を聞くことになる。
【0077】以上述べたように、第3の実施の形態によ
れば、遠隔地の本店35に店舗内の状況を画像で伝送で
きるので、本店35では店舗内の商品売り場の状況がよ
く分かった上で詳細な指示が店舗の従業員に与えること
ができる。本店35から店舗の従業員にメッセージを送
りたい場合に、その売り場に従業員が居ない場合には、
音声記憶部37に事前に音声情報を記録できるので、従
業員がその商品売り場に立ち寄った際に再生することが
できる。このため、指示伝達の忘れを防止でき音声情報
の伝達が円滑に行える。
【0078】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第4の実施の形態に係わる聡明画像
処理装置の構成図である。この第4の実施の形態は、図
1に示した第1の実施の形態に対し、店舗から離れた場
所に居る顧客40からの商品購入依頼を受け付ける顧客
受付部41と、顧客受付部41で顧客40からの依頼を
受けたとき商品売り場を撮影した画像を顧客に送信する
携帯カメラ42とを追加して設けたものである。その他
の構成は、図1に示した第1の実施の形態と同一である
ので、同一要素には同一符号を付し重複する記載は省略
する。
【0079】店舗から離れた場所に居る顧客40は、例
えばインターネット等の通信回線を介して商品購入依頼
を行う。通信回線を介して入力された商品購入依頼は伝
送部21を介して顧客受付部41に入力される。顧客受
付部41は顧客40からの商品購入依頼を入力すると、
店舗内の従業員が携帯する携帯カメラ42にその旨を通
知する。携帯カメラには音声入出力装置が装備されてお
り、この音声入出力装置に音声情報が出力される。
【0080】この音声入出力装置を介して遠隔地の顧客
40と対話を行い、顧客40の要望により、携帯カメラ
42を用いて固定カメラでは撮影できない詳細な店舗内
の画像を遠隔地の顧客40に送信する。これにより、店
舗から離れた場所であっても、例えば、店舗に並ぶ最新
の商品を大まかに把握でき、家に居ながらにして生鮮品
や旬の食材などを含む生活必需品の購入が可能となる。
【0081】以上の説明では、第1の実施の形態に対し
て、顧客受付部41および携帯カメラ42を追加して場
合について説明したが、第2の実施の形態および第3の
実施の形態に対しても同様に顧客受付部41および携帯
カメラ42を追加して設けても良い。
【0082】この第4の実施の形態によれば、カメラ1
3の画像により店舗空間の最新の商品などをいつでも確
認できるので、例えば在宅しながら購入したい物が買え
る。さらに、商品をより詳しく見たい場合は、従業員へ
の要望により携帯カメラ42の画像の角度や大きさを変
化させて貰うことができるので、より詳細な商品情報を
得ることができる。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、カメラを用いているので客の移動軌跡を検出で
き、また、客の移動軌跡を時刻データと共に記憶するの
で客の購買行動の分析に有効に使用できる。
【0084】請求項2の発明によれば、時刻データを基
に料金を支払う客とPOSデータとの対応付けが可能と
なり、客の購買行動の分析に有効に使用できる。
【0085】請求項3の発明によれば、客の画像デー
タ、POSデータおよび移動軌跡をリンクさせるので、
客の購買行動の分析に有効に使用できる。また、客の移
動軌跡には時刻データが付加されていることから特定の
売り場の滞在時間などを知ることができる。
【0086】請求項4の発明によれば、客の画像デー
タ、POSデータおよび移動軌跡を自動でリンクさせる
ので、対応付けのための作業が軽減される。また、客の
移動軌跡には時刻データが付加されていることから特定
の売り場の滞在時間などを知ることができ、客の購買行
動の分析に有効に使用できる。
【0087】請求項5の発明によれば、料金を支払った
客のPOSデータと客の移動軌跡とを対応付けたデータ
に基づいて各種の購買行動分析を行うので、必要な分析
結果が適正に得られる。
【0088】請求項6の発明によれば、客単価を向上さ
せるための重要な要因の一つである動線長を算出して記
憶するので、客単価の算出の精度が向上する。
【0089】請求項7の発明によれば、客単価を向上さ
せるための重要な要因の一つである買上率および立ち寄
り率を算出して記憶するので、客単価の算出の精度が向
上する。
【0090】請求項8の発明によれば、カメラの画像に
より店舗の売り場の状況をいつでも確認できる。また、
遠隔地の本店はこの際に気づいたことや指示したいこと
を音声情報として音声記憶装置に記憶しておくことがで
きるので、後にその売り場に特定の人物(従業員)がや
って来てたとき、本店からの音声による指示が聞き出せ
る。
【0091】請求項9の発明によれば、カメラの画像に
より店舗空間の最新の商品などをいつでも確認できるの
で、例えば在宅しながら購入したい物が買える。さら
に、商品をより詳しく見たい場合は、従業員への要望に
より携帯カメラの画像の角度や大きさを変化させて貰う
ことができるので、より詳細な商品情報を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる照明制御シ
ステムの構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わる照明制御シ
ステムの構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わる照明制御シ
ステムの構成図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係わる照明制御シ
ステムの構成図。
【図5】センサにより照度を検出する従来の照明装置の
構成図。
【図6】カメラの画像により照度を検出する従来の照明
装置の構成図。
【符号の説明】
11…センサ、12…照明器具、13…カメラ、14…
制御装置、15…画像処理部、16…画像入力部、17
…演算制御部、18…照明制御部、19…記憶部、20
…基準画像記憶部、21…伝送部、23…移動軌跡検出
部、24…移動軌跡記憶部、25…客画像検出部、26
…客画像記憶部、27…キャッシュレジスタ、28…P
OSデータ記憶部、29…データ編集部、30…客デー
タ記憶部、31…入出力装置、32…入出力部、33…
データ分析部、34…分析データ記憶部、35…本店、
36…音声入出力装置、37…音声記憶部、38…従業
員画像検出部、39…音声制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 恵一 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 一条 隆 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 3E042 AA01 CB07 CD02 CD04 EA01 3K073 AA02 AA14 AA62 BA00 CE06 CE10 CF00 CH01 CH21 5B057 AA02 AA19 BA02 DA06 DA13 DB02 DB09 DC33 5L096 AA06 BA02 CA02 DA02 FA52 GA08 HA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗の商品売り場の一部を被照明範囲と
    して撮影し画像として取り込むカメラと;前記被照明範
    囲に対して予め設定された調光制御の基準画像を記憶し
    た基準画像記憶部と;前記カメラで取り込んだ画像と前
    記基準画像との被照明範囲の照度差に基づいて調光信号
    を演算し照明器具を調光制御する照明制御部と;前記カ
    メラで取り込んだ画像中の客の移動軌跡を時刻データと
    共に検出する移動軌跡検出部と;前記移動軌跡検出部で
    検出した客の移動軌跡を時刻データと共に記憶する移動
    軌跡記憶部と;を備えたことを特徴とする照明制御シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記カメラで取り込んだ画像中から商品
    の料金支払所で料金を支払う客の画像を時刻データと共
    に検出する客画像検出部と;前記客画像検出部で検出し
    た客の画像を時刻データと共に記憶する客画像記憶部
    と;前記料金支払所のキャッシュレジスタから入力され
    た購入商品や支払い金額に時刻データを付加したPOS
    データを記憶するPOSデータ記憶部と;を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
  3. 【請求項3】 前記POSデータ記憶部に記憶されたP
    OSデータ、前記移動軌跡記憶部に記憶された客の移動
    軌跡、前記客画像記憶部に記憶された客の画像および時
    刻データを呼び出し、同一客の前記POSデータと前記
    移動軌跡とを関連付ける入出力装置と;前記入出力装置
    で関連付けられたデータを客データとして記憶する客デ
    ータ記憶部と;を備えたことを特徴とする請求項2記載
    の照明制御システム。
  4. 【請求項4】 前記POSデータ記憶部に記憶されたP
    OSデータ、前記移動軌跡記憶部に記憶された客の移動
    軌跡、前記客画像記憶部に記憶された客の画像および時
    刻データに基づいて、同一客の前記POSデータと前記
    移動軌跡とを関連付け、商品を購買した客の客データを
    編集するデータ編集部と;前記データ編集部で編集され
    た客データを記憶する客データ記憶部と;を備えたこと
    を特徴とする請求項2記載の照明制御システム。
  5. 【請求項5】 前記客データ記憶部に記憶された客デー
    タに基づいて商品の購買行動分析を行うデータ分析部
    と;前記データ分析部の分析結果を記憶する分析データ
    記憶部と;を備えたことを特徴とする請求項3または4
    記載の照明制御システム。
  6. 【請求項6】 前記データ分析部は、客の移動軌跡に基
    づいて動線長を算出することを特徴とする請求項5記載
    の照明制御システム。
  7. 【請求項7】 前記データ分析部は、客の移動軌跡およ
    び時刻データに基づいて売り場立ち寄り人数および売り
    場通過人数を算出し、さらに、商品買入人数および売り
    場立ち寄り人数に基づいて買上率を算出すると共に、売
    り場立ち寄り人数および売り場通過人数に基づいて立ち
    寄り率を算出することを特徴とする請求項5または6記
    載の照明制御システム。
  8. 【請求項8】 従業員に対する音声情報が記憶された音
    声記憶部と;前記カメラから入力した画像中から従業員
    の画像を検出する従業員画像検出部と;前記従業員画像
    検出部が従業員を検出したとき前記音声記憶部に記憶し
    た音声を再生する音声制御部と;を備えたことを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれか一記載の照明制御シス
    テム。
  9. 【請求項9】 店舗から離れた場所に居る顧客からの商
    品購入依頼を受け付ける顧客受付部と;前記顧客受付部
    で顧客からの依頼を受けたとき商品売り場を撮影した画
    像を顧客に送信する携帯カメラと;を備えたことを特徴
    とする請求項1ないし8のいずれか一に記載の照明制御
    システム。
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